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ウツヨキ

索引 ウツヨキ

ウツヨキ(Utsjoki、イナリ・サーミ語:Uccjuuhâ、北部サーミ語:Ohcejohka、スコルト・サーミ語:Uccjokk)は、フィンランドのラッピ県にある基礎自治体(以下、本稿では便宜上「市」と表記する)。同県イナリとノルウェーに隣接する。1876年に市制施行された。人口は1246人(2016年3月末)、面積は5372平方キロメートル(このうち水域が228平方キロメートル)。人口密度は1平方キロメートルあたり0.24人である。 フィンランドの市のなかで、サーミ語話者の割合が46.6%と最も高く、フィンランド語と北部サーミ語の二言語が公用語となっている。 北極海にそそぐテノ川(ノルウェー名:タナ川)がノルウェー国境である。テノ川にはサケが多いため、釣り場として人気がある。フィンランドおよび欧州連合で最北の村であるヌオルガムには、世界最北の陸上国境が通る。 ウツヨキは、フィンランド最長の高速道路である高速4号線の北端である。欧州自動車道路のE75号線は、サーミ橋を越えてノルウェーまで伸びる。 市内には面積712平方キロメートルのケヴォ自然保護区がある。同保護区内には、ケヴォ峡谷の断崖を通過する全長63キロメートルの遊歩道がある。.

14 関係: 基礎自治体北部サーミ語北極海ノルウェーラッピ県フィンランドフィンランド語イナリ (フィンランド)イナリ・サーミ語スコルト・サーミ語タナ川 (ノルウェー)E75号線欧州自動車道路欧州連合

基礎自治体

基礎自治体(きそじちたい)は、国の行政区画の中で最小の単位で、首長や地方議会などの自治制度があるものを指す。 基礎自治体の名称は国によって異なる。日本の市町村のようにいくつかの種類に分かれている国もあれば、フランスのコミューンのように人口に関係なく同じ名称で呼ばれる国もある。.

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北部サーミ語

北部サーミ語は、ラップランドで話されている言語。.

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北極海

北極海(濃い青の部分) 北極海(ほっきょくかい、英:Arctic Ocean、羅:Oceanus Arcticusオーケアヌス・アルクティクス)は、ユーラシア大陸、グリーンランド、北アメリカ大陸などによって囲まれた海。国別で言うとアメリカ、ロシア、カナダ、デンマーク、ノルウェーの5カ国に囲まれている。北極点は北極海内にある。北氷洋(ほっぴょうよう)、北極洋(ほっきょくよう)とも呼ばれる。国際水路機関 (IHO) は北極海を大洋と認定しているが、海洋学では大西洋の一部をなす地中海と見なされる。これは北極海の海水循環が、塩分濃度差と温度差に支配され、大西洋に従属しているためである。先住民のイヌイットが生活の場としてきたところである。 高緯度に存在するため、北極点周辺は一年中、その他も冬になると氷に覆われる。ただしノルウェー沖は暖かい大西洋の海水が流れ込むので凍結しない。.

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ノルウェー

ノルウェー王国(ノルウェーおうこく、Kongeriket Norge/Noreg)、通称ノルウェーは、北ヨーロッパのスカンディナビア半島西岸に位置する立憲君主制国家である。首都は半島南端部に存在するオスロフィヨルドの奥に形成された港湾都市のオスロで、東にスウェーデン、ロシア、フィンランドと国境を接している。 国土は南北に細長く、海岸線は北大西洋の複数の海域、すなわちスカゲラック海峡、北海、ノルウェー海およびバレンツ海に面している。海岸線には、多くのフィヨルドが発達する。この他、ノルウェー本土から約1,000キロメートル (km) 離れた北大西洋上のヤン・マイエン島は固有の領土の一部として領有され、スヴァールバル条約によりバレンツ海のスヴァールバル諸島を領有している。南大西洋にブーベ島を属領として持つ。 による高負担高福祉の福祉国家として知られ、OECDの人生満足度(Life Satisfaction)ではスイスに次いで第2位となった(2014年)。.

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ラッピ県

ラッピ県(Lappi、北部サーミ語:Lappi、Lappland)は、フィンランドの行政区。フィンランド最北の県で、面積最大の県でもある。県庁所在地はロヴァニエミ。 バルト海北部のボスニア湾に面している。南で北ポフヤンマー県と県境を接する。また、西はスウェーデン・ノールボッテン県、北はノルウェー・フィンマルク県とトロムス県、東はロシア・ムルマンスク州と国境を接している。.

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フィンランド

フィンランド共和国(フィンランドきょうわこく、Suomen tasavalta、Republiken Finland)、通称フィンランドは、北ヨーロッパに位置する共和制国家。北欧諸国の一つであり、西はスウェーデン、北はノルウェー、東はロシアと隣接し、南はフィンランド湾を挟んでエストニアが位置している。 首都ヘルシンキは露仏同盟以来、ロシアの主要都市であるサンクトペテルブルク方面へ西側諸国が投資や往来をするための前線基地となってきた。同じく直近の旧領ヴィボルグはサイマー運河の出口であったが、現在はロシア領で、ノルド・ストリームの経由地となっている。ロシアと欧州諸国の間にある地政学的な重要性から、勢力争いの舞台や戦場にも度々なってきた。 中立的外交の裏では、外交・安全保障やエネルギー政策を巡り東西の綱引きが行われている。国内には原子力発電所があり、オンカロ処分場は2020年に開設されれば世界初の使用済み核燃料の最終処分場となる。情報産業も政治と関係しており、エスコ・アホという首相経験者がノキア取締役を務めている。 人口や経済規模は小さいが、一人当たりGDPなどを見ると豊かで自由な民主主義国として知られている。フィンランドはOECDレビューにおいて「世界で最も競争的であり、かつ市民は人生に満足している国の一つである」と2014年には報告された。フィンランドは収入、雇用と所得、住居、ワークライフバランス、保健状態、教育と技能、社会的結びつき、市民契約、環境の質、個人の安全、主観的幸福の各評価において、すべての点でOECD加盟国平均を上回っている。.

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フィンランド語

フィンランド語(フィンランドご、Suomen kieli / Suomi)は、ウラル語族フィン・ウゴル語派のフィン・ペルム諸語に属すバルト・フィン諸語の一言語。主にフィン人が使用する。 原語名称からスオミ語(Suomi)、またフィン語ともいう。この言語は膠着語であり、15格を有する。また同じバルト・フィン諸語にはエストニア語、サーミ語、カレリア語などが挙げられる。.

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イナリ (フィンランド)

イナリ(Inari、北部サーミ語: Anár、イナリ・サーミ語: Aanaar、スコルト・サーミ語: Aanaar)はフィンランド・ラッピ県の自治体。北ラッピ郡に属する。1876年に設立された。イヴァロ、イナリの村がこの自治体で一番大きい。人口は7,000人余りであるが、面積は17,321.32km2であり、このうち2,148.51km2は水域面積である。フィンランドで一番広い自治体である。1km2あたりの人口密度は0.5人である。 フィンランド語、イナリ・サーミ語、スコルト・サーミ語、北部サーミ語の4つの言語が公式言語になっている。 フィンランドで一番広大な国立公園である、レンメンヨキ国立公園、ウルホ・ケッコネン国立公園はこの町に位置している。 イナリ湖はこの県にある湖であり、フィンランドで3番目に大きい。面積は1,034km2。第二の湖にパイヤンネ湖がある。 原生環境保護地区がハッマストゥントゥリ(Hammastunturi), ムオトゥカットゥントゥリ(Muotkatunturi), パイストゥントゥリ(Paistunturi), カルドアヴィ(Kaldoaivi)などにある。.

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イナリ・サーミ語

イナリ・サーミ語(イナリ・サーミご、イナリ・サーミ語: anarâškielâ、)はサーミ語の一つである。話者はフィンランドのイナリ基礎自治体に居住するの人々で、大多数は中年またはそれ以上の高齢者である。その話者数は約300人である。.

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スコルト・サーミ語

ルト・サーミ語(スコルト・サーミご、スコルト・サーミ語: 、)はサーミ語の一つである。フィンランドでは、おもに(セヴェッティヤールヴィ)で話されており、その話者数は約400人である。ロシアの周辺にも約20人から30人ほど (Notozero) 方言を話す人がいる。.

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タナ川 (ノルウェー)

タナ川(Tanaelva)は、ノルウェーのフィンマルク県とフィンランドのラッピ州を流れる全長330kmの河川。タナ川はノルウェー名であり、フィンランドではテノ川となる。一帯にはサーミ人が分布するが、その「サーミ」は「大きな川」を意味する。主な支流にアナリョーカ川(フィンランド名:イナリ川)、カラショーカ川など。 上流では256kmにわたって、フィンランドのウツヨキとノルウェーのカラショーク、タナとの国境を流れる。この川はノルウェーで三番目に大きい。 フィンランドとノルウェーでも最も豊かなサケの漁場であり、1929年にはニルス・マティス・ワレが36kgのタイセイヨウサケを釣り上げ、世界記録に認定された。 冬は12月から4月まで、2本のアイスロードができる。重量制限は2トンだが、他にもいくつかの制限がある。1948年には全長195mのタナ橋が、1993年にはウツヨキにサーミ橋がそれぞれ完成した。 タナフィヨルドに注ぎ、河口はヨーロッパでも最大級の三角州になっている。.

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E75号線

E75号線(European route E75)は欧州自動車道路のAクラス幹線道路。 バレンツ海に面するノルウェーのヴァードーから、フィンランド、ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリー、セルビア、マケドニアを経由してギリシャ、地中海のクレタ島のシチアまでを結んでいる。 EUの機構の一つであるはマケドニアのE75号線の修復に寄付している。.

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欧州自動車道路

欧州自動車道路40の標識 欧州自動車道路 欧州自動車道路(おうしゅうじどうしゃどうろ)は、ヨーロッパにおける国際的な道路網。ヨーロッパハイウェイ、欧州道路や国際E-ロードネットワークとも呼ばれる。 国境をまたがって伸びており、ルートの決定は欧州経済委員会(United Nations Economic Commission for Europe 略称UNECE)によって行われている。そのため、この道路網はヨーロッパのみならず、欧州経済委員会参加国である中央アジアのカザフスタン、キルギスも含んだものになっている。 多くの国では国の道路標識の隣にヨーロッパ共通の道路標識を表示している。しかしながらスウェーデンのように、ヨーロッパ道路標識の表示に排他的な国もある。また、イギリスでは全く道標を設置しておらず、アイルランドは最近計画された道路一つのみに道標を設置している。このように道路標識の表示方法などは統一されていない。 同様の国際道路網としてはアジアハイウェイや、パンアメリカンハイウェイなどがある。.

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欧州連合

欧州連合(おうしゅうれんごう、、略称:)は、マーストリヒト条約により設立されたヨーロッパの地域統合体。 欧州連合では欧州連合条約の発効前に調印されていた単一欧州議定書によって市場統合が実現し、またシェンゲン協定により域内での国境通過にかかる手続きなどの負担を大幅に削減した。さらに欧州連合条約発効後によって外交・安全保障分野と司法・内務分野での枠組みが新たに設けられ、ユーロの導入による通貨統合が進められている。このほかにも欧州議会の直接選挙が実施されたり、欧州連合基本権憲章が採択されたりするなど、欧州連合の市民の概念が具現化されつつある。加盟国数も欧州経済共同体設立を定めたローマ条約発効時の6か国から、2013年7月のクロアチア加盟により28か国にまで増えている。.

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