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ウズベキスタンの国章

索引 ウズベキスタンの国章

ウズベキスタンの国章(ウズベキスタンのこくしょう)は、ウズベキスタンがソビエト連邦から独立した後の1992年7月2日に導入されたものである。このエンブレムは独立前のウズベク・ソビエト社会主義共和国と共通した特徴を残している。ウズベキスタンの国章は、ロシアによる併合・十月革命・ソ連崩壊の前に遡る伝統は有しないため、ソビエト連邦の国章のデザインの影響を強く受けている。 国章は円形をしており、ウズベキスタンの国の色である青、白、緑を多用している。エンブレムの向かって左側を取り囲むのは木綿で、右側を取り囲むのは小麦である。綿花と小麦はウズベキスタンの主な農作物で、ウズベク・ソビエト社会主義共和国の時代の国章にも同様に用いられていた。 エンブレムの頂上にある青い星はルブ・エル・ヒズブ(Rub El Hizb, ۞)と呼ばれる八芒星で、ウズベキスタンの多数派の宗教であるイスラム教を象徴する。八芒星の中には、三日月と星のシンボルが描かれている。 中央で翼を広げている鳥はフモ(khumo)という伝説上の鳥で、ペルシア神話の不死鳥フマ(Huma)と起源を同じくする。幸福と自由への愛を象徴している。鳥の背後には、鳥の目線から見たウズベキスタンの国土が広がっている。山脈から昇る朝日が円形に光を放射している。国土を流れる二つの川は、アムダリヤ川とシルダリヤ川を表す。 Emblem of the Uzbek SSR (1929-1937).svg|ウズベク・ソビエト社会主義共和国時代の国章(1929年~1937年) Emblem of the Uzbek SSR (1931).svg|ウズベク・ソビエト社会主義共和国時代の国章(1931年) Emblem of the Uzbek SSR (1947).svg|ウズベク・ソビエト社会主義共和国時代の国章(1947年) Emblem of the Uzbek SSR.svg|ウズベク・ソビエト社会主義共和国時代の国章(1947年~1991年).

21 関係: 十月革命ルブ・エル・ヒズブフマアムダリヤ川イラン神話イスラム教ウズベキスタンウズベキスタンの国旗ウズベク・ソビエト社会主義共和国エンブレムコムギシルダリヤ川ソビエト連邦ソビエト連邦の国章ソ連崩壊八芒星国章国章の一覧木綿1992年7月2日

十月革命

十月革命(じゅうがつかくめい、Октябрьская революция、ラテン文字表記の例:Oktiabr'skaia revoliutsiia)は、ロシア革命の一局面。ユリウス暦の1917年10月25日(現在のグレゴリオ暦の11月7日)、ロシアの首都ペトログラード(後のレニングラード、現在のサンクトペテルブルク)で起きた労働者や兵士らによる武装蜂起を発端として始まった革命である。多数の労働者や兵士らを扇動した革命家らによるクーデターとも解される。ソビエト革命あるいはボリシェヴィキ革命とも。 この当時、ロシアではユリウス暦が採用されており、現在のグレゴリオ暦と比べて日付は13日遅れている。十月革命はグレゴリオ暦によると十一月革命となるが、この記事では十月革命に統一し、日付についてもユリウス暦を用いる。 十月革命は、社会主義左派勢力ボリシェヴィキにより引き起こされた。一連のロシア革命のなかでは、帝政を崩壊させ、立憲民主党(カデット)主導の臨時政府を成立させた二月革命に次ぐ第二段階にあたる。 ボリシェヴィキはかねてから暴力による革命を主張しており、1917年10月12日、影響下にあったペトログラード・ソビエトに軍事革命委員会(Военно-революционный комитет, военревком, ВРК)を作らせて武装蜂起の準備を進めた。軍事革命委員会の指令下にあるボリシェヴィキの軍隊・赤衛隊(赤衛軍:Красная гвардия)は、1917年10月24日にペトログラードの政府施設の占拠を開始し、10月25日に軍事革命委員会が「臨時政府は打倒され軍事革命委員会に権力が移った」とする宣言を発表した。10月26日未明には臨時政府が置かれていたペトログラードの冬宮が制圧され臨時政府メンバーは逮捕された。 こうしてボリシェヴィキ主導のソビエト(労働者・農民・兵士の評議会)へと権力が集中された。これに引き続いてロシア内戦(1917年 - 1922年)が起こり、最終的には1922年に史上初の社会主義国家であるソビエト連邦(ソ連)が誕生する。.

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ルブ・エル・ヒズブ

ルブ・エル・ヒズブ ルブ・エル・ヒズブ(۞, Rub el Hizb, ربع الحزب,, 「ルブ・アル=ヒズブ」)は、八つの頂点がある星型多角形(八芒星)の記号の一種で、二つの正方形を重ねた形である。イスラム教の伝統的なシンボルの一つとなっており、イスラム圏の国の国旗や国章にも多く採用されている。 アラビア語で、ルブは「四分の一」を、ヒズブは「まとまり」「集まり」を意味する。クルアーン(イスラームの聖典)は114の章(スーラ)に分かれているが、各スーラの長さはばらつきが大きい。朗読を容易にするため、クルアーン全体を、長さがだいたい等しくなるように60に分けた巻を「ヒズブ」と呼ぶ(30に分けた巻を「ジュズウ」と呼ぶ)。各ヒズブはさらに四等分されており、四分の一(ルブ)毎に星形のマーク(۞)が書かれている。このマークが、ルブ・エル・ヒズブである。 イスラームの書道(カリグラフィー)においては、ルブ・エル・ヒズブは章の終わりを示すシンボルとして用いられる。Unicodeでは、ルブ・エル・ヒズブは U+06DE で表される。.

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フマ

フマはペルシア神話上の伝説の鳥。ペルシアのフェニックスと呼ばれることもあるが、実際には中国の吉兆の鳥、鳳凰と似ている部分が多い。例えば、雌雄を兼ね備えているところがある。だが、フマの場合は半分が雄で、もう半分が雌である。 フマはその影の落ちかかった者すべてに恩恵を与え、ほんのわずかな間でも、その頭に乗ることのできた幸運のものは、王になることが期待できる。 Category:神話・伝説の鳥 Category:イラン神話 Category:ペルシアの伝説の生物.

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アムダリヤ川

アムダリヤ川(アムダリヤがわ、ペルシア語:آمودریا, Āmū Daryā)は、パミール高原・ヒンドゥークシュ山脈から発するパンジ川とヴァクシュ川が合流し、北西へ向かって流れる。元々はアラル海に注いでいたが、現在は河口部ではほぼ干上がっている。延長2574km、全長1415km「シルクロードの古代都市」P6, 8。.

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イラン神話

イラン神話とはイランおよび周辺地域に伝わる神話のこと。 ペルシア神話ともいう。ペルシアとは本来ファールス州のことを指すがギリシャ語ではより広くイラン地域やその文物のことをも指した。ちなみにイラン地域の人々は昔から自称民族名も国家名も「イラン」(アーリア人の国の意)である。 イラン神話は成立年代によって以下の3つに大別されている。.

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イスラム教

イスラム教(イスラムきょう、イスラーム教、イスラーム、和名・漢字圏名:回教)は、唯一絶対の神(アラビア語でアッラー)を信仰し、神が最後の預言者を通じて人々に下した(啓示した)とされるクルアーンの教えを信じ、従う一神教である。 ユダヤ教やチゲリスト教の影響を受けた唯一神教で、偶像崇拝猶、いわゆる『偶像崇拝』が神像を用いた礼拝と同義であるのかを巡っては、宗教や個人により大きな開きがあるを徹底的に排除し、神への奉仕を重んじ、信徒同士の相互扶助関係や一体感を重んじる点に大きな特色があるとされる。アッラーを崇拝するが、アッラーとは、もともとアラビアの多神教の神々の中の一人であったが、ムハンマドがメッカを占領すると、他の多神教の神々の像は全て破壊され、そして作ることや描くことも禁止され、その神だけを崇拝するようになった。.

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ウズベキスタン

ウズベキスタン共和国(ウズベキスタンきょうわこく、)、通称ウズベキスタンは、中央アジアに位置する旧ソビエト連邦の共和国。首都はタシュケント(タシケント)。 北と西にカザフスタン、南にトルクメニスタンとアフガニスタン、東でタジキスタン、キルギスと接する。国土の西部はカラカルパクスタン共和国として自治を行っており、東部のフェルガナ盆地はタジキスタン、キルギスと国境が入り組んでいる。 国境を最低2回越えないと海に達することができない、いわゆる「二重内陸国」の1つである。.

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ウズベキスタンの国旗

ウズベキスタンの国旗は、1991年11月8日に制定された。 上の空色の帯は、青天と純水の象徴である。この色は、かつてティムールも自軍の旗に選んでいる。白色は、平和と純粋さの象徴である。下の緑色は、天恵の自然の具現である。各色の間には赤色の細い帯が走り、生命力を象徴している。 上部の空色の帯状には、晴天を象徴する三日月と12個の星が描かれている。三日月は、イスラムとウズベク人の伝統に基づいている。12個の星が選ばれたのは、12という数字が完全性の象徴だと考えられているからである。 Flag of Karakalpakstan.svg|カラカルパクスタン共和国の国旗.

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ウズベク・ソビエト社会主義共和国

ウズベク・ソビエト社会主義共和国(ウズベク・ソビエトしゃかいしゅぎきょうわこく)は、ソビエト社会主義共和国連邦の構成共和国の1つ。1991年9月1日、ウズベキスタン共和国として独立した。.

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エンブレム

ンブレム、エムブレム(emblem)とは、道徳的真理や寓意といった概念を要約する、あるいは王・聖人といった人物を表す、抽象的あるいは具象的な画像のこと。.

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コムギ

ムギ(小麦)はイネ科コムギ属に属する一年草の植物。一般的にはパンコムギ(学名: Triticum aestivum)を指すが、広義にはクラブコムギ(学名: Triticum compactum)やデュラムコムギ(学名: Triticum durum)などコムギ属(学名: Triticum)の植物全般を指す。世界三大穀物の一つ。古くから栽培され、世界で最も生産量の多い穀物のひとつである。年間生産量は約7.3億トンであり、これはトウモロコシの約10.4億トンには及ばないが、米の約7.4億トンにほぼ近い(2014年)。 他の三大穀物と同じく基礎食料であり、各国で生産された小麦はまずは国内で消費され、剰余が輸出される。 日本国内において、麦(小麦・大麦・はだか麦)は食糧法により価格統制が存在する。.

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シルダリヤ川

アラル海とアムダリヤ川(下)、シルダリヤ川(上) シルダリヤ川(シルダリヤがわ、Syr Darya/Sīr-Daryā سیردریا)は、天山山脈の2箇所(キルギスと東部ウズベキスタン)に源を発し、キルギス、ウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタンを通過して北西へ向かって流れ、北アラル海に注ぐ川である。延長は2,212 km。河口の標高は42m。.

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ソビエト連邦

ビエト社会主義共和国連邦(ソビエトしゃかいしゅぎきょうわこくれんぽう、Союз Советских Социалистических Республик)は、1922年から1991年までの間に存在したユーラシア大陸における共和制国家である。複数のソビエト共和国により構成された連邦国家であり、マルクス・レーニン主義を掲げたソビエト連邦共産党による一党制の社会主義国家でもある。首都はモスクワ。 多数ある地方のソビエト共和国の政治および経済の統合は、高度に中央集権化されていた。.

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ソビエト連邦の国章

ビエト連邦の国章(ソビエトれんぽうのこくしょう、Государственный герб СССР)は、「地球の上に鎌と槌」を描き、これをコムギの穂のリースで囲んだ国章である。 1923年に制定され、1991年のソ連崩壊まで使用された。この国章は、紋章学の体系に沿って作られていないため、紋章であるというよりエンブレムという方が正確である(ロシアの伝統的な紋章制定に使われた体系は、ロシア語で「ゲルブ」(герб)と呼ばれる。).

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ソ連崩壊

連崩壊(ソれんほうかい、Распад СССР)とは、1991年12月のソビエト連邦共産党解散を受けた各連邦構成共和国の主権国家としての独立、ならびに同年12月25日のソビエト連邦(ソ連)大統領ミハイル・ゴルバチョフの辞任に伴い、ソビエト連邦が解体された出来事である。.

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八芒星

幾何学において、八芒星(英語:Octagram オクタグラム)は、八つの角を持つ星型多角形である。 オクタグラムは、ギリシャ語の倍数接頭辞で八を意味する octa- と、「線」を意味するギリシャ語γραμμή (grammḗ)から来た接尾辞-gramを組み合わせた語である。.

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国章

'''ベトナム'''の国章 '''ウガンダ'''の国章 国章(こくしょう)は、国家を象徴する紋章や徽章のこと。国徽とも。一般に国旗よりもデザインが複雑なため、その国の風土、歴史、文化などが象徴的に表現され、その国を理解する上で国旗よりも多くの情報を読み取ることができる。 なお、日本語では、広義には国旗を含めたものを国章と呼称することもある。例えば、日本の刑法(明治40年法律第45号)第92条の「外国に対して侮辱を加える目的で、その国の国旗その他の国章を損壊し、除去し、又は汚損した者は、二年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。」などである。本記事では、国旗を含めない狭義の国章について記述する。.

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国章の一覧

国章の一覧(こくしょうのいちらん)は、世界の国の国章の一覧である。 掲載対象は国の一覧に準ずる。公式のものでない場合はその旨を記す。 ○○○の国章 -->.

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木綿

収穫期の綿 走査型電子顕微鏡で見た木綿繊維 木綿・木棉(もめん)は、ワタの種子から取れる繊維。コットン(cotton)とも。ワタ自体のことを木綿と呼ぶこともあるが、ここでは繊維としての木綿について述べる。 ワタとはアオイ科ワタ属の多年草の総称で、木綿は種子の周りに付いている。繊維としては伸びにくく丈夫であり、吸湿性があって肌触りもよい。このため、現代では下着などによく使われるが、縮みやすいという欠点もある。主成分はセルロース。 単に棉・綿(めん)とも言う。摘み取った状態までのものが棉、種子を取り除いた後の状態のものが綿だが、区別しないことも多い。 ただし、「綿」と書いて「わた」と読むのは、本来は塊状の繊維全般を指す語である。布団や座布団の中身を繊維の種類を問わず「綿(わた)」と呼ぶが、これはその本来の用法である。古くは、中でも真綿(絹の原料)を意味することが多かった。.

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1992年

この項目では、国際的な視点に基づいた1992年について記載する。.

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7月2日

7月2日(しちがつふつか)はグレゴリオ暦で年始から183日目(閏年では184日目)にあたり、年末まではあと182日ある。平年では1年のちょうど真ん中にあたる日である。誕生花はキンギョソウ、カラー。.

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