ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

ウェード式

索引 ウェード式

ウェード式(ウェードしき)は、中国語をラテン文字によって表記する方法の一つ。19世紀後半にイギリスの中国駐在公使を経てケンブリッジ大学教授となったトーマス・ウェードが使ったローマ字表記法で、その著書『語言自邇集』といった中国語教科書で用いられた。その後ハーバート・ジャイルズが『中英辞書』(1892年上海、1912年ロンドン)の発音表記に用いたことで広く普及した。このため「ウェード・ジャイルズ式 (Wade-Giles)」と称することもある。 ウェードの教科書はもともとイギリスの外交官の通訳教育のためのものであったが、かつては日本を含む世界中で広く用いられ、ウェード式のローマ字は中国国外で広く普及した。1906年の制定から1958年に漢語拼音方案が制定されるまで中国で地名表記に使われた郵政式は、ウェード・ジャイルズ式を元に有気音の記号や声調表記・ダイアクリティカルマークを除くなど簡略化し、一部既に慣用になっていた綴りや方言音に基づいた綴りを採り入れたものであった。 中華人民共和国では1958年以来拼音が用いられ、1980年代からは国外でも拼音が主に使われるようになったが、現在でもウェード式は台湾の主要都市の地名表記や、英語新聞の記事、人名のラテン字での表記に使われている(例:高雄 Kaohsiung、丁光訓 K.H. Tingなど)。 拼音と比べた場合のウェード式の大きな特徴として、有気音と無気音の区別に「ʻ」(シングルクォートの始まりに似た記号、アポストロフィで代用されることが多い)を用いることが挙げられる。.

68 関係: そり舌音台湾名刺声調声母大漢和辞典子音専門紙丁光訓両唇音両唇鼻音中国語中国語入力方法中華人民共和国引用符北京語ハーバート・ジャイルズラテン文字トーマス・ウェードピン音ダイアクリティカルマークアポストロフィーアルファベットケンブリッジ大学唇歯音国際音声記号国語ローマ字四呼破裂音破擦音綴り字無声そり舌破擦音無声そり舌摩擦音無声両唇破裂音無声唇歯摩擦音無声音無声軟口蓋破裂音無声軟口蓋摩擦音無声歯茎破裂音無声歯茎破擦音無声歯茎硬口蓋破擦音無声歯茎硬口蓋摩擦音無声歯茎摩擦音特命全権公使音節韻母道路標識高雄市ʻ軟口蓋音...軽声鼻音近代デジタルライブラリー郵政式接近音歯茎側面接近音歯茎硬口蓋音歯茎音歯茎鼻音注音符号有声そり舌摩擦音有声音有気音流音摩擦音1906年1958年19世紀 インデックスを展開 (18 もっと) »

そり舌音

そり舌音の舌の位置(南インドの言語) そり舌音(そりじたおん、retroflex)は、舌尖または下部舌端を後部歯茎から硬口蓋の前部までの部分に接触・接近させて作られる子音。.

新しい!!: ウェード式とそり舌音 · 続きを見る »

台湾

台湾(タイワン、臺灣 / 台灣、台: Tâi-oân)は、東アジアの国である。 1945年に当時中国大陸を本拠地とした中華民国の統治下に入り、1949年に中華民国政府が台湾に移転した。1955年以降、中華民国は台湾本島以外にも澎湖諸島、金門島、馬祖島、東沙諸島、南沙諸島の太平島を実効支配しているが、全体の面積に占める台湾(本島)の割合は99%以上になる。そのため、中華民国の通称として「台湾」と表記される(詳細は定義参照)。近隣諸国としては、東及び北東に日本、南にフィリピンがある。事実上の首都は台北市である。台北県が直轄市となったことにより成立した新北市は、台北市及びその外港である基隆市を囲む大都市圏を包含し、2018年時点では同島で人口最多の都市である。.

新しい!!: ウェード式と台湾 · 続きを見る »

名刺

弁護士の肖像入り名刺(1895年、アメリカ) ゲーテの名刺 小田急・新宿駅) 名刺の表裏(2008年、ベトナム) 名刺(めいし、、、、の表記も)は、本人が自らの名前と所属・連絡先等を示すために他人に渡すことを目的としたカードである。.

新しい!!: ウェード式と名刺 · 続きを見る »

声調

声調(せいちょう)、またはトーン(英語 Tone)とは、言語において意味の区別に用いる音の高低のパターンである。声調を用いる言語を声調言語(トーン言語)という。.

新しい!!: ウェード式と声調 · 続きを見る »

声母

声母(せいぼ)は、中国語の漢字音の構成要素の一。音節の最初の部分。音声学上の頭子音であるが、音韻学では韻母のみで存在する漢字音は無いものと考え、ゼロ声母を設定する。 現代の普通話にはゼロ声母を含めて22個の声母が設定されている。このうち3個は異音と見なすことができる。詳しくは同記事の声母の項を参照のこと。 古代の中国語の賦・古詩等では声母を一致させて複数の音節をつなげる「畳声」という表現技法も用いられたが、近体詩では韻母が重視される。 中古音において声母は五音三十六字母によって表された。現在では51の声母があったと言われている。 せいほ en:Syllable#Onset.

新しい!!: ウェード式と声母 · 続きを見る »

大漢和辞典

『大漢和辭典』(だいかんわじてん)は、大修館書店で出版されている世界最大の漢和辞典。諸橋轍次を代表とし、数十年に及ぶ歳月(鈴木一平の依頼があった1925年から補巻が刊行された2000年までだと75年)を費やし完成。諸橋大漢和と称されることもある。.

新しい!!: ウェード式と大漢和辞典 · 続きを見る »

子音

子音(しいん、consonant)は、音声、即ち人が発声器官を使って発する音の一種。舌、歯、唇または声門で息の通り道を、完全にまたは部分的に、かつ瞬間的に閉鎖して発音する。無声音と有声音とがある。息の通り道を狭くすることによる摩擦音もある。 母音の対立概念であり、英語の consonant から C と略して表されることがある。 この記事では、音声学に準拠して、一般的・客観的な記述をする。ただし、音韻論では、子音を特定言語の話者が弁別する最小の音声単位である音素によって分類・定義する。音韻論の方法は個別の言語に依存することになり、話者・研究者によって見解が大きく異なることがある。 なお、以下で用いる「音(おと)」という記述は、「音声」、「音声要素」または「単音」を指す。単音は、音声学における最小の音声単位であり、特定言語を母語とする話者が弁別するか否かとは無関係に定義される。.

新しい!!: ウェード式と子音 · 続きを見る »

専門紙

専門紙(せんもんし)とは、特定産業・業界の話題に特化した記事を掲載している新聞。専門新聞(せんもんしんぶん)や業界紙(ぎょうかいし)とも呼ばれる。対概念は一般紙。.

新しい!!: ウェード式と専門紙 · 続きを見る »

丁光訓

丁 光訓(てい こうくん、ティン・クアンシュン、、、ウェード式:Ting Kuang Hsun、英文:K.H. Ting、1915年9月20日 - 2012年11月22日)は、中国の宗教家。 もと中華聖公会主教(上海)で、中国の合同プロテスタント教会組織である中国基督教協会および中国基督教三自愛国運動委員会の会長を長らく務め(1981-1996年)、後に名誉会長となる。全国政治協商会議の副主席も務めた。 中国のプロテスタント教会を代表する人として、国内はもとより、海外でも「Bishop Ting」(ティン主教)としてよく知られている。 以下はWikipedia中国語版をもとに作り、Wikipedia英語版その他も参考にした。.

新しい!!: ウェード式と丁光訓 · 続きを見る »

両唇音

両唇音の発声 両唇音(りょうしんおん、りょうくちびるおん、bilabial)とは、上下両方の唇を使って調音される子音。中国音韻学では双唇音(旧名・重唇音)と呼ぶ。 国際音声記号 (IPA) による両唇音の表記は以下のとおり。 category:子音.

新しい!!: ウェード式と両唇音 · 続きを見る »

両唇鼻音

両唇鼻音(りょうしんびおん)とは子音の類型の一つ。下唇と上唇で閉鎖を作り、口蓋帆を下げて呼気を鼻へも通すことによって生じる音。国際音声字母でと記述される。.

新しい!!: ウェード式と両唇鼻音 · 続きを見る »

中国語

記載なし。

新しい!!: ウェード式と中国語 · 続きを見る »

中国語入力方法

中国語入力方法(ちゅうごくごにゅうりょくほうほう)はコンピュータ、携帯電話などへ中国大陸では簡体字、香港・台湾では繁体字の中国語文字入力に使われ、さまざまな方法が開発・使用されてきた。 北京語だけでなく、方言(広東語など)の入力も整いつつある。なお、中国語の「輸入」は日本語の「入力」のことである。.

新しい!!: ウェード式と中国語入力方法 · 続きを見る »

中華人民共和国

中華人民共和国(ちゅうかじんみんきょうわこく、中华人民共和国、中華人民共和國、People's Republic of China, PRC)、通称中国(ちゅうごく、China)は、東アジアに位置する主権国家である。 中華人民共和国は、13億8千万人以上の人口で世界一人口が多い国である。中華人民共和国は、首都北京市を政庁所在地とする中国共産党により統治されるヘゲモニー政党制である。.

新しい!!: ウェード式と中華人民共和国 · 続きを見る »

引用符

引用符(いんようふ)は、約物の一つ。文中において、他の文や語を引用していることを示す役割を果たす記号で、多くの場合一対で引用部分を囲む。コーテーションマーク、クォーテーションマーク、クオーテーションマーク、引用符号ともいう。.

新しい!!: ウェード式と引用符 · 続きを見る »

北京語

北京語(ペキンご)は、中国の北京で話される中国語の方言。中華民国では北平語などと呼ばれたこともある。北方方言に属する。 普通話、国語、華語などと呼ばれる現代標準中国語は北京の発音を基本としており、これを俗に北京語と呼ぶ場合もあるが、方言としての北京語とは完全に同じではない。普通話は文言(漢文)の語彙語法を取り込んだ教養ある知識人の北京語(官話)を基準にしており、北京の街角で話される日常語とは違いがある。日本語の標準語(共通語)と東京方言(山の手言葉、江戸弁)のような関係にあると考えるとわかりやすいであろう。.

新しい!!: ウェード式と北京語 · 続きを見る »

ハーバート・ジャイルズ

ハーバート・アレン・ジャイルズ(Herbert Allen Giles, 1845年12月18日 - 1935年2月13日)は、イギリスの外交官、中国学者。『華英辞書』の編纂によって特に知られる。中国名は()。.

新しい!!: ウェード式とハーバート・ジャイルズ · 続きを見る »

ラテン文字

ラテン文字(ラテンもじ、abecedarium Latinum、Latin alphabet、ラテンアルファベット)は、表音文字(音素文字・アルファベット)の一つである。ローマ文字、ローマ字(alfabeto Romano、Roman alphabet)とも呼ばれる。 文字を右書きで横に並べることで単語を表記し、単語間を分かち書きで区切って並べることで文章を構成する。それぞれの文字は子音か母音を表す。 今日、人類社会で最も解読者人口が多い文字である。 元来ラテン語の文字で、古くから西欧・中欧の諸言語で使われているが、近代以降はこれら以外にも使用言語が多い。ただし発音の文字への表記方法は各言語ごとに異なっており、同じ綴りでも言語によって違う発音をすることはラテン文字においては全く珍しくない。英語など、古い時代に表記法が定められた言語においては表記と発音の間の乖離も大きなものとなってきている。.

新しい!!: ウェード式とラテン文字 · 続きを見る »

トーマス・ウェード

トーマス・ウェード サー・トーマス・フランシス・ウェード(Sir Thomas Francis Wade、1818年8月25日 - 1895年7月31日)は、イギリスの外交官、中国語と中国学の研究者。中国名は威妥瑪。.

新しい!!: ウェード式とトーマス・ウェード · 続きを見る »

ピン音

(ピンイン)は、中国語で音節を音素文字に分け、ラテン文字化して表記する発音表記体系を指す。一般的な場合この語は、(かんごピンイン、Hànyǔ Pīnyīn)と呼ばれる1958年に中華人民共和国が制定したという表記法、またはそれに基づくという文字を指す。 のように中国大陸とは異なる「」もあり、ウェード式などの他のラテン文字による表記法も中国語ではと称することがある。の名称は、それらと特に区別する必要がある場合用いられる。 は、当初は将来的に漢字に代わる文字として中国で位置づけられていたが、現在では中国語の発音記号として使用されている。.

新しい!!: ウェード式とピン音 · 続きを見る »

ダイアクリティカルマーク

ダイアクリティカルマーク()または発音区別符号(はつおんくべつふごう)は、ラテン文字等の文字で、同じ字形の文字であるが、発音が区別されるべき場合に文字に付される記号のこと。あえて日本語の文字で似た概念を探せば、濁点と半濁点に相当するであろう。満州文字における圏点もこれに類似したものといえる。.

新しい!!: ウェード式とダイアクリティカルマーク · 続きを見る »

アポストロフィー

アポストロフィー (apostrophe) は、アポストロフィ、アポストロフ(Apostroph、apostrophe)とも呼び、欧文の約物の一つで、単語中(冒頭、途中、最後)で使われる記号である。コンマと同形であるが、コンマがベースライン上に打たれるのに対し、アポストロフィーは文字の上端に打たれる。また、英語のシングルクォーテーションの特に閉じ形と同形とするフォントもある。類似の記号としてプライム、アキュート・アクセントなどがあるが、それぞれ別のものである。.

新しい!!: ウェード式とアポストロフィー · 続きを見る »

アルファベット

アルファベット(alphabet)は、ひとつひとつの文字が原則としてひとつの子音または母音という音素をあらわす表音文字の一種であり、また、それを伝統的な配列で並べたものをいう。「アルファベット」という語は、ギリシア文字の最初の2文字 α, β の読み方である「アルファ」(ἄλφα)、「ベータ」(βήτα)に由来する。 日常語において「アルファベット」という単語は主にヨーロッパ系の言語の文字一覧を表すが、学術的には後述する定義を満たしさえすればヨーロッパ系の言語でなくともよい。また、文字一覧はどの言語習得においても初期に学ぶことであるから、「学習の初歩」を意味することもある。 なお、英語の「alphabet」という単語は日常語においてもヨーロッパ系言語に限らない文字一覧を表す。たとえばハングルはKorean alphabetと呼ばれる。 日本においては「アルファベット」の語は、世界でもっとも広く通用している代表的なアルファベットであるラテン文字(ローマ字)の代名詞としても定着しており、一方で(歴史的経緯により)「ローマ字」の語を日本語のラテン文字化に限定する用法も一般的である。 形式言語とオートマトンの理論の用語では、その対象とする文字列や文などに現れる要素(終端記号)を「アルファベット」という。これは、一般的な用語のアルファベットとだいたい同様に文字のことを指すこともあるが、文字というよりは語にあたる「トークン」のことである場合もある。詳細は、アルファベット (計算機科学) の記事を参照。.

新しい!!: ウェード式とアルファベット · 続きを見る »

ケンブリッジ大学

ンブリッジ大学(University of Cambridge)は、イギリスの大学都市ケンブリッジに所在する総合大学であり、イギリス伝統のカレッジ制を特徴とする世界屈指の名門大学である。中世に創設されて以来、英語圏ではオックスフォード大学に次ぐ古い歴史をもっており、アンシャン・ユニヴァシティーに属する。 ハーバード大学、シカゴ大学、オックスフォード大学等と並び、各種の世界大学ランキングで常にトップレベルの優秀な大学として評価されており、公式のノーベル賞受賞者は96人(2016年12月現在)と、世界の大学・研究機関で最多(内、卒業生の受賞者は65人)。総長はで、副総長は。 公式サイトでは国公立大学(Public University)と紹介している。法的根拠が国王の勅許状により設立された自治団体であること、大学財政審議会(UFC)を通じて国家から国庫補助金の配分を受けており、大学規模や文科・理科の配分比率がUFCにより決定されていること、法的性質が明らかに違うバッキンガム大学等の私立大学が近年新設されたことによる。ただし、自然発生的な創立の歴史や高度な大学自治、独自の財産と安定収入のあるカレッジの存在、日本でいう国公立大学とは解釈が異なる。 アメリカ、ヨーロッパ、アジア、アフリカ各国からの留学生も多い。2005年現在、EU外からの学生は3,000人を超え、日本からの留学生も毎年十数人~数十人規模となっている。研究者の交流も盛んで、日本からの在外訪問研究者も多い。.

新しい!!: ウェード式とケンブリッジ大学 · 続きを見る »

唇歯音

唇歯音(しんしおん、labiodental)は、下唇と上歯とを接触ないし接近させることによって調音される子音。中国音韻学では軽唇音(けいしんおん)ともいう。 国際音声記号(IPA)による唇歯音の表記は以下のとおり。 Category:子音.

新しい!!: ウェード式と唇歯音 · 続きを見る »

国際音声記号

国際音声記号 (こくさいおんせいきごう、Alphabet phonétique international (API), International Phonetic Alphabet (IPA)::aɪphiːeɪ:) は、あらゆる言語の音声を文字で表記すべく、国際音声学会が定めた音声記号である。国際音声字母(こくさいおんせいじぼ)、国際音標文字(こくさいおんぴょうもじ)とも言う。.

新しい!!: ウェード式と国際音声記号 · 続きを見る »

国語ローマ字

国語ローマ字(こくごろーまじ、、国語ローマ字:Gwoyeu Romatzyh)は、1928年に中華民国で制定された、ラテン・アルファベットによる中国語の発音記号である。現在は公式には使われていない。中国語では「国羅」、英語では「GR」と略されることもある。 記号や数字を使わずに声調を表すことのできる点に特徴がある。.

新しい!!: ウェード式と国語ローマ字 · 続きを見る »

四呼

四呼(しこ)とは中国の伝統的な学問である音韻学の術語。音韻学では明代以降の韻母(母音または母音+末子音)を韻頭・韻腹の口の形に基づき、開口呼・斉歯呼・合口呼・撮口呼の四つに分類した。.

新しい!!: ウェード式と四呼 · 続きを見る »

破裂音

裂音(はれつおん、plosive)とは、鼻腔と口腔の双方の通気を同時に完全閉鎖するように、喉頭部または声門を閉鎖するか、あるいは口蓋帆を上げて鼻腔内を通る声道を閉鎖した上、口腔内の上下の調音器官を密着させて口腔内の声道も閉鎖することによって、閉鎖位置までの気圧を高め、その閉鎖を開放することによって発生する音(子音)を指す。.

新しい!!: ウェード式と破裂音 · 続きを見る »

破擦音

擦音(はさつおん、affricate)とは、破裂音と同様の閉鎖を作るが、閉鎖を開放するときに摩擦音が発生する子音を言う。破裂音に摩擦を伴わせることは破擦化という。破裂音と摩擦音の調音点は原則として同じ(同器官的)である。但し、両唇唇歯破擦音 などの例外も存在する。 ・ のように摩擦音の部分が歯擦音であるものは世界各地の言語で広く見られる。それ以外の破擦音は分布が限られる。 摩擦音部分が側面摩擦音になることもある。例:ナワトル語 (アホロートル)・(ナワトル語)。.

新しい!!: ウェード式と破擦音 · 続きを見る »

綴り字

綴り字(つづりじ)とは、ある語を文字で表す際に、どの音や意味・文法的機能にどの字を用いるかという規則のこと。綴字(ていじ、てつじ)、スペリング(英語名詞:spelling)、スペル(英語動詞:spell)ともいう。 言語によって決められている綴り字の規則体系を綴字法、または綴り字法と呼び、正書法の最も中心的な役割を果たしている。綴字法によりある言語において同じ語は同じ綴りで書かれる。 日本語においては複数の文字体系を使うが、仮名についての綴字法のことを特に仮名遣いと呼んでいる。.

新しい!!: ウェード式と綴り字 · 続きを見る »

無声そり舌破擦音

無声そり舌破擦音(むせい・そりじた・はさつおん)は子音の種類の一つ。硬口蓋に舌をそらせて閉鎖を作ったのち、開放すると同時に隙間から生じる息の摩擦を伴う音。国際音声記号ではと記述されるが、略記してまたはとも表記される。.

新しい!!: ウェード式と無声そり舌破擦音 · 続きを見る »

無声そり舌摩擦音

無声そり舌摩擦音(むせい・そりじた・まさつおん)は、子音の一種。硬口蓋に向け舌をそらせて調音される無声摩擦音である。.

新しい!!: ウェード式と無声そり舌摩擦音 · 続きを見る »

無声両唇破裂音

無声両唇破裂音(むせいりょうしんはれつおん)とは子音の類型の一つ。下唇と上唇で閉鎖を作り、一気に開放することによって起こる破裂の音。国際音声字母でと記述される。.

新しい!!: ウェード式と無声両唇破裂音 · 続きを見る »

無声唇歯摩擦音

無声唇歯摩擦音(むせいしんしまさつおん)とは子音の類型の一つ。下唇と上歯で隙間を作って息を吹き込むことで起こる摩擦の音。国際音声字母では と記述される。.

新しい!!: ウェード式と無声唇歯摩擦音 · 続きを見る »

無声音

無声音(むせいおん)とは、言語音を調音する際、肺からの呼気が喉頭を通る時に喉頭上部にある声帯を震動させずそのまま通り抜けて出る音。国際音声記号では、 と表記する。 子音のうち、破裂音 p, p̪, t̪, t, ʈ, c, k, q 並びに摩擦音 ɸ, f, θ, s, ʃ, ʂ, ç, x, χ, ħ, h などが無声音である。.

新しい!!: ウェード式と無声音 · 続きを見る »

無声軟口蓋破裂音

無声軟口蓋破裂音(むせい・なんこうがい・はれつおん)とは子音の類型の一つ。後舌面と軟口蓋で閉鎖を作って開放することによって起こる破裂音。国際音声字母でと記述される。.

新しい!!: ウェード式と無声軟口蓋破裂音 · 続きを見る »

無声軟口蓋摩擦音

無声軟口蓋摩擦音(むせい・なんこうがい・まさつおん)は、子音のひとつである。後舌と軟口蓋で調音される無声の摩擦音で、国際音声記号では で表される。.

新しい!!: ウェード式と無声軟口蓋摩擦音 · 続きを見る »

無声歯茎破裂音

無声歯茎破裂音(むせい・しけい・はれつおん)とは子音の種類の一つ。舌端と歯茎で閉鎖を作って開放することによって起こる破裂の音。国際音声記号では と書く。.

新しい!!: ウェード式と無声歯茎破裂音 · 続きを見る »

無声歯茎破擦音

無声歯茎破擦音(むせい・しけい・はさつおん)とは舌先と歯茎で調音される無声の破擦音である。国際音声記号では t と s を並べてタイで結んだ で表記される。かつては t と s の合字 (U+02A6) を使っていた。 日本語の「つ」の子音である。舌端を上歯の歯茎にあてたあと、息を吐き出しながら舌を離し、その瞬間にできる舌先と歯茎の間にできるすき間で息の摩擦を生じさせることによる破擦音の無声音。.

新しい!!: ウェード式と無声歯茎破擦音 · 続きを見る »

無声歯茎硬口蓋破擦音

無声歯茎硬口蓋破擦音(むせい・しけい・こうこうがい・はさつおん)とは子音の類型の一つ。舌尖が下歯茎についたまま盛り上がった舌端と歯茎から硬口蓋にわたる範囲で閉鎖を作り、ゆっくりと開放することによって隙間から生じる摩擦を伴う音。国際音声字母では のように二つの記号をタイで結んで表記する。かつては (U+02A8) と合字で書いていた。.

新しい!!: ウェード式と無声歯茎硬口蓋破擦音 · 続きを見る »

無声歯茎硬口蓋摩擦音

無声歯茎硬口蓋摩擦音(むせい・しけい・こうこうがい・まさつおん)とは子音の種類の一つ。舌尖が下歯茎についたまま盛り上がった舌端と歯茎から硬口蓋にわたる範囲で隙間を作って起こる摩擦の音。国際音声字母では と書く。.

新しい!!: ウェード式と無声歯茎硬口蓋摩擦音 · 続きを見る »

無声歯茎摩擦音

無声歯茎摩擦音(むせい・しけい・まさつおん)とは子音の種類の一つ。舌端と歯茎で隙間を作って起こる摩擦の音。国際音声記号では と書く。.

新しい!!: ウェード式と無声歯茎摩擦音 · 続きを見る »

特命全権公使

特命全権公使(とくめいぜんけんこうし、)とは、外交使節団の長の上から2番目の階級であり、接受国の国家元首に対して派遣される者である(最上位は接受国の国家元首に対して派遣される特命全権大使、第3位は接受国の外務大臣に対して派遣される代理公使())。.

新しい!!: ウェード式と特命全権公使 · 続きを見る »

音節

音節(おんせつ)またはシラブル()は、連続する言語音を区切る分節単位の一種である。典型的には、1個の母音を中心に、その母音単独で、あるいはその母音の前後に1個または複数個の子音を伴って構成する音声(群)で、音声の聞こえの一種のまとまりをいう。 中国語などの声調言語(トーン言語)では、母音と子音の組合せに、さらに母音の音程の高低変化による声調を加えて一つの音節を構成する。 日本語の場合、音節とは区切り方が必ずしも一致しない「モーラ」(拍)という分節単位が重要である。.

新しい!!: ウェード式と音節 · 続きを見る »

韻母

韻母(いんぼ)とは、中国語の音節の構成要素の一つ。1音節内で声母(頭子音)の後に続き、声調を除いた母音を中心とした部分をいう(声調も韻母に含める場合がある)。 韻母は、介音(半母音)・主母音・尾音(鼻音か二重母音を構成する補助的な母音)で構成される。韻母の中における部位を表す用語としては、介音を韻頭、主母音を韻腹、尾音を韻尾と呼ぶ。 また韻文の押韻や韻書の分類には、介音を除いた韻腹と韻尾部分および音節全体にかかっている声調(四声)を区別したものが用いられ、これを韻(いん)と呼ぶ。.

新しい!!: ウェード式と韻母 · 続きを見る »

道路標識

道路標識(どうろひょうしき)は、道路の傍らに設置され、利用者に必要な情報を提供する表示板である。交通事故を未然に防ぐための規制・危険箇所への警戒喚起、指示・案内による交通の円滑化などを目的に設置される。.

新しい!!: ウェード式と道路標識 · 続きを見る »

高雄市

市(たかおし/カオションし、、)は、台湾南部に位置する都市。.

新しい!!: ウェード式と高雄市 · 続きを見る »

ʻ

ʻ は、いくつかの言語の表記体系で使われるラテン文字または記号である。Unicodeコードポイントと名称は U+02BB 。.

新しい!!: ウェード式とʻ · 続きを見る »

軟口蓋音

軟口蓋音の発声 軟口蓋音(なんこうがいおん、velar)は、後舌面を軟口蓋に接触ないし接近させ、気流を妨げることによって調音される子音。 国際音声記号(IPA)では、軟口蓋音を以下の記号によって記述する。.

新しい!!: ウェード式と軟口蓋音 · 続きを見る »

軽声

軽声(けいせい)とは中国語における連音変化の一つ。単語や文のなかで音節の声調が失われ弱く短い音になることをいう。 中国語の発音をローマ字表記したピンイン(拼音)では、声調記号をつけないことで軽声を表す。.

新しい!!: ウェード式と軽声 · 続きを見る »

鼻音

鼻音(びおん、nasal)とは子音の一種であって、口からの通気を完全に閉鎖し、鼻の通気だけを開放して出す音。ただし、口と鼻の両方の通気を同時に可能にする音(鼻音化した口(腔)音、母音も子音もある)は除く。鼻音は、口(腔)音と対立する調音である。.

新しい!!: ウェード式と鼻音 · 続きを見る »

近代デジタルライブラリー

近代デジタルライブラリー(きんだいデジタルライブラリー、Digital Library from the Meiji Era)は、国立国会図書館が明治・大正・昭和前期の資料を公開するインターネット上の電子図書館。2016年5月末をもって、「国立国会図書館デジタルコレクション」と統合された。(電子図書館事業を参照)  .

新しい!!: ウェード式と近代デジタルライブラリー · 続きを見る »

郵政式

郵政式(ゆうせいしき、中国語簡体字:邮政式拼音、漢語拼音:Yóuzhèngshì Pīnyīn)とは中国の地名をラテン文字転写する方法の一つである。清末、1906年春に上海で行われた帝国郵電聯席会議にて議決された。1912年の中華民国の成立の後も引き続いてこれが使用され、これにより20世紀前半に西洋の国々で中国の地名を表記する際に最も使われるやり方となった。中華人民共和国の成立後、中国大陸の郵政式表記は漢語拼音に漸次取って代わられた。 郵政式はウェード式を元にしているものの、郵政業務向けに、いくつかのすでに普及していた地名表記方式へ合わせてある他、いくつかは地方の方言または古い発音を元に綴る。 郵政式とウェード式の違い:.

新しい!!: ウェード式と郵政式 · 続きを見る »

接近音

接近音(せっきんおん、Approximant)は音声を調音する際、下の調音器官と上の調音器官を接近させてやや狭めの隙間を作り、そこに声帯音を共鳴させて作り出す無摩擦の子音である。隙間は摩擦音のように息の摩擦音が発生するほど狭くはない。接近音を空気が通る隙間を舌の中央部分に作る(中央的)接近音と舌の両脇に作る側面接近音(側面音)に分けて、この両者を含めて接近音ということもあるが、一般的に接近音と言えば、中央的接近音のみを指し、国際音声記号表でもそのように分類されている。 接近音は国際音声記号表では子音として扱われているが、日本語の「イ」(硬口蓋接近音)、「ウ」(軟口蓋接近音)および英語のworkの/r/(歯茎接近音)のように一定の持続時間をもつ場合は狭母音として母音に含め、日本語のや行音やわ行音の頭子音および英語のraceの/r/のように接近音‐‐‐それぞれ硬口蓋接近音、両唇接近音、歯茎接近音‐‐‐の構えから持続することなくすぐに別の母音に動いていく場合は半母音として子音に含める。なお、言語によっては母音の後の特定の短い接近音を半母音に含める場合がある。 接近音は多くが有声音であるが、アメリカ英語の や、チベット語の など、無声の接近音もある。.

新しい!!: ウェード式と接近音 · 続きを見る »

歯茎側面接近音

歯茎側面接近音(しけい・そくめん・せっきんおん)とは子音の種類の一つ。舌端と歯茎で舌の中央に閉鎖を作り、舌の両脇から空気を通すことによって生じる音。国際音声字母では と書く。.

新しい!!: ウェード式と歯茎側面接近音 · 続きを見る »

歯茎硬口蓋音

歯茎硬口蓋摩擦音 歯茎硬口蓋音(はぐき こうこうがいおん・しけい こうこうがいおん、alveolo-palatal、alveopalatal)は、歯茎から硬口蓋にかけての広い範囲で舌を接近ないし密着させることによって調音される子音。前部硬口蓋音(ぜんぶこうこうがいおん、prepalatal)ともいう。 国際音声記号(IPA)による歯茎硬口蓋音の表記は以下のとおり。 このほか、主に中国学の分野で以下のような音声記号が用いられることもある。ただし、これらは IPA には含まれていない。 はくきこうこうかいおん.

新しい!!: ウェード式と歯茎硬口蓋音 · 続きを見る »

歯茎音

歯茎音(はぐきおん、しけいおん、alveolar consonant)は、上の歯茎に舌端を接触または接近させて調音する子音。.

新しい!!: ウェード式と歯茎音 · 続きを見る »

歯茎鼻音

歯茎鼻音(しけい・びおん)とは子音の種類の一つ。舌端と歯茎で閉鎖を作り、口蓋帆を下げて呼気を鼻へも通すことによって生じる音。国際音声記号では と書く。.

新しい!!: ウェード式と歯茎鼻音 · 続きを見る »

注音符号

注音符号(ちゅういんふごう、ちゅうおんふごう)とは、中国語の発音記号の一つ。現在は主に台湾で用いられる。先頭の四文字「ㄅㄆㄇㄈ」からボポモフォ (bopomofo) とも呼ぶ。.

新しい!!: ウェード式と注音符号 · 続きを見る »

有声そり舌摩擦音

有声そり舌摩擦音(ゆうせい・そりじた・まさつおん)は、子音の一種。舌さきを硬口蓋に向けてそらせて調音(そり舌)される摩擦音である。.

新しい!!: ウェード式と有声そり舌摩擦音 · 続きを見る »

有声音

有声音(ゆうせいおん)とは、言語音を調音する際、肺からの呼気による声帯の周期的な震動(いわゆるこえ)を伴う音をいう。 母音は通常の場合、有声音であり、子音では(破裂音)、(摩擦音)、(鼻音)、(流音)などが有声音である。特に鼻音、流音(あわせて共鳴音)は多くの言語で通常有声であり、対立する無声音が音素として存在しないことが多い。 日本語や英語といった言語は、破裂音・摩擦音における有声音と無声音の差異、例えば有声音であると無声音である、有声音であると無声音であるといった差異で語の意味を区別する。一方、中国語や朝鮮語は、前述の例のような有声音と無声音の違いで意味を弁別せず、代わりに気息音の有無で弁別する言語である。それらの言語の摩擦音の多くは無声である。.

新しい!!: ウェード式と有声音 · 続きを見る »

有気音

有気音(ゆうきおん)または帯気音(たいきおん)は、破裂音、摩擦音および破擦音において、調音器官の開放より少し遅れて母音の声帯振動が始まる子音。閉鎖の開放後に息の流れる音(破擦音の場合は摩擦音)が聞こえる。対義語は無気音。.

新しい!!: ウェード式と有気音 · 続きを見る »

流音

流音(りゅうおん)は側面音、ふるえ音、はじき音などの内、ラテン文字で l や r で表される子音を総称して言う。国際音声記号で扱われる術語ではないが、伝統的によく使われる。多くは持続音である。広義では鼻音も含まれることがある。 日本語は流音音素としてら行のみが存在するため、日本語話者の耳には流音の調音方法の違いの区別が困難であり、いずれもら行の音に聞こえる。英語の l と r がその代表的なものである。日本語や中国語、朝鮮語など、主に東・東南アジア系言語を母語とする者たちが用いる流音の表記・発音を間違えた英語を Engrish と呼び、さらに流音に限らず文法や発音などを間違えた奇妙な英語全般を揶揄する言葉となった。 日本語のように流音音素の区別が存在しない言語は世界的に見ると、太平洋沿岸からアメリカ大陸に分布している。ユーラシア大陸では大半の言語が二種あるいはそれ以上の流音を持ち、とりわけ印欧系言語はその全てが l と r とを区別している。ただし、流音の区別自体はあるものの、発音の都合上、一部の l が r に変わったポルトガル語なども存在する。また、アルタイ諸語(説によっては日本語と朝鮮語を含める)のように、語頭に流音もしくは r 音が立たない言語もある。.

新しい!!: ウェード式と流音 · 続きを見る »

摩擦音

摩擦音(まさつおん、fricative)とは、調音方法による子音の分類の一種。調音する際、声道内に狭い隙間をつくり、空気がその狭めを通るときに噪音を発する。調音点の隙間がこれよりも狭いと破裂音になり、これよりも広いと接近音になる。 摩擦音は破裂音と異なり、それだけを持続して発することができる。.

新しい!!: ウェード式と摩擦音 · 続きを見る »

1906年

記載なし。

新しい!!: ウェード式と1906年 · 続きを見る »

1958年

記載なし。

新しい!!: ウェード式と1958年 · 続きを見る »

19世紀

19世紀に君臨した大英帝国。 19世紀(じゅうきゅうせいき)は、西暦1801年から西暦1900年までの100年間を指す世紀。.

新しい!!: ウェード式と19世紀 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

ウェード・ジャイルズ式

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »