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ウェクシッラティオ

索引 ウェクシッラティオ

ウェクシッラティオ (Vexillatio) とは、ローマ軍団の一部から編成される一時的な別動部隊。この名称はローマ軍で使われていたウェクシルムにちなんだものであり、この別働部隊も元の軍団の紋章が描かれていた。 元の軍団と関係が深いものではあるが、ウェクシッラティオはアウクシリアも含めて編成されたらしいことが分かっている。この用語が単数で描かれている場合、単数扱いであるが、往々にして複数扱いとして記録に残っており、その場でやりくりして選抜された部隊であったことがうかがえる。ウェクシッラティオはローマ国境前線の危機に応するため、内戦を戦うため、または帝国周辺への攻撃を受け持つために招集された。規模と構成はまちまちではあるが、普通は1000人の歩兵と500の騎兵で構成される。

目次

  1. 3 関係: ローマ軍団アウクシリアウェクシルム

  2. ローマ帝国の部隊と編成
  3. ローマ軍団

ローマ軍団

第14軍団ゲミナ(2004年のポーランドにおける再現イベント) ローマ軍団(ローマぐんだん、古典ラテン語:legio、レギオー)は、古代ローマにおける軍隊(excercitus)のうち陸軍の基本的な編成単位のことである。軍団はローマ市民権を有する者だけで構成されていた。 1つの軍団は、時代によっても異なるが、帝政ローマ時代では1つの軍団は10のコホルス(大隊)から構成され、騎兵200強を含めたおよそ5,000から6,000人の軍団兵がいた。古代ローマ史上を通じて名前や番号をもった通算約50個の軍団が創設されたが、それらの多くが長い歴史の間で全滅・解散されており必ずしも存続しえたわけではなかった。

見る ウェクシッラティオとローマ軍団

アウクシリア

アウクシリア(ラテン語:Auxilia)とは、帝政ローマにおいて、ローマ軍の正規部隊であるレギオ(軍団)を支援する部隊。日本語では支援軍、補助兵、翼軍などと訳される場合が多い。騎兵を主力とした。アウジリアスと記述している書物もある。

見る ウェクシッラティオとアウクシリア

ウェクシルム

プーキシン美術館蔵) 再現されたローマ騎兵隊のウェクシルム ウェクシルム (ラテン語: vexillum; pl. vexilla ウェクシラ) は、古代ローマ軍の軍旗。厳密には現在の旗に含まず、ヴェクシロイドに分類されることもある。

見る ウェクシッラティオとウェクシルム

参考情報

ローマ帝国の部隊と編成

ローマ軍団