ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
インストール
ブラウザよりも高速アクセス!
 

ウインドミル (投球法)

索引 ウインドミル (投球法)

ウインドミルは、ソフトボールの投手の投球法。投球腕の回る様が風車 (windmil) に似ていことからこの名前がついた。最も打者に対する効果が大きく、現在はほとんどの投手がこの投法で投球する。 代表的な投げ方は、まず投手板の上に両手でボールを持って両足で立ち、自由足を前に踏み出しながら投球腕を身体の前から頭の上、そして身体の後ろ側を通して体側へ、そして軸足が投手板を蹴る勢いで球をリリースする(この時腕を2回以上回したり、肘から手首の間が体側から離れるのは違反である)。球をリリースする時に投球腕の肘から手首の間の部分を腰骨から太ももの間に擦り当てることによって手首のひねりにスピードを加え、より強い力を球に与えることができる。また、この手首のひねり方によってライズボールやドロップなどの変化球を投げることも出来る。 このようにして投げられたボールは、トップクラスの投手が投げた場合、塁間の近さもあって打者にとっては野球の投球の 160Km/hに相当する体感速度になる。 なお、野球(ベースボール)の投球においては、ウインドミルは投法としては用いられない。ウインドミルは腕を大きく振り回す投球動作の都合上、自由足を軸足の後ろに引く動作が必須となる事、(ウインドミルのモーションの性質上当たり前の事であるが)自由足を振り出す間に両腕を完全に静止したまま投げる事が不可能な事から、セットポジションでの投球が事実上不可能で、塁上に走者を置いた際に一般の投法と比較して非常に不利になるためである。自由足と軸足の位置関係や両腕の静止といった制約がないワインドアップポジションからであれば、公認野球規則上は「一度目の腕の振り出しで必ず投球しなければならない」といった規定は存在しないので、一応ウインドミルで投球する事自体は可能である。しかし、同規則のボークの規定上、一周目の腕を回す動作が牽制球の細目で禁止されている「本塁に対する偽投」とされる可能性が高く、球審の裁量次第でボークが宣告される危険性が大きいことから、投法としてウインドミルを用いる者はほとんどいない。 category:ソフトボール Category:スポーツ用語.

11 関係: 審判員 (野球)ライズボールボークベースボールソフトボール公認野球規則牽制球風車野球投球投手

審判員 (野球)

メジャーリーグの球審(:en:Gary Darling)。ボール袋、顔面保護用のマスクを装備している。 野球において審判員(しんぱんいん)または、アンパイア (umpire(s)) は、試合の進行と判定を行う者である。.

新しい!!: ウインドミル (投球法)と審判員 (野球) · 続きを見る »

ライズボール

ライズボール (Riseball) は、ソフトボール(ファストピッチルール)特有の変化球でボールが打者の手元で浮き上がるように変化する。ライジングボール、ライザーとも呼ばれる。 野球のように高いマウンドから投げ下ろすのではなく、平地でしかも腰から下のリリースと相まって打者の手元で浮き上がるように感じる。実際にボールが浮き上がる事は無いが強い上向きの回転がかけられているので、マグヌス効果によって重力に逆らうようにフワッと延びてくる。そのため打者はストレートと思って打ちに出るとボールの下を空振りさせられるか、芯を外され凡フライに打ち取られる。ただ、このボールも狙い打ちされると長打になりやすい欠点もある。回転をつけるために球速がやや落ちるのと上向きの回転がかかっているので、バットの芯に当たると軽く遠くへ弾かれる。 野球においてもアンダースローであれば、ライズボールの応用で特有の浮き上がるような感覚のボールを投げることは可能であるが、ソフトボールと比べてボールのサイズが小さいため回転から十分な空力が得られないことと、マウンドからホームベースまでの距離が長い分失速しやすいことから、打者に対しては浮き上がるかのような錯覚を与えるものの、最終的には落ちる軌道となる。.

新しい!!: ウインドミル (投球法)とライズボール · 続きを見る »

ボーク

ボーク(英:Balk)とは、野球において投手の投球や塁への送球における反則行為である。このルールの目的は、投手が不当に打者や走者に不利になるような行為をすることにより盗塁やヒットエンドラン、単純なヒットなどを阻もうとするのを防ぐことにある。.

新しい!!: ウインドミル (投球法)とボーク · 続きを見る »

ベースボール

ベースボール (baseball).

新しい!!: ウインドミル (投球法)とベースボール · 続きを見る »

ソフトボール

フトボール(Softball)は、野球から派生した球技で、野球と基本形は同じだがグラウンドサイズ、使用球などルールが幾分異なっている。野球に比べ、狭い土地でも行うことができ、ボールも大きく安全性が高いため、老若男女を問わずに楽しむことができる。塁球(るいきゅう)ともいう。 世界では北アメリカのアメリカ合衆国・カナダ、オセアニアのニュージーランド、オーストラリア、パプアニューギニア、アフリカのボツワナ、そして日本などで行われている。特にアメリカ合衆国においてはレクリエーション・スポーツとして非常に一般的で、どこの街中にも(あるいは国外の米軍基地内においても)ソフトボール専用のフィールドが多数存在し、日本における軟式野球のような位置づけとして親しまれている。.

新しい!!: ウインドミル (投球法)とソフトボール · 続きを見る »

公認野球規則

公認野球規則(こうにんやきゅうきそく)とは、日本における野球の公式ルールを定めた文書であり、また、その文書を編纂した書籍のことをいう。現在日本で行われている野球の公式戦はすべてこの規則に則って行われる。.

新しい!!: ウインドミル (投球法)と公認野球規則 · 続きを見る »

牽制球

牽制球を投げようとする投手一塁走者は塁を大きく離れ、一塁手は捕球体勢に入っている 牽制球を捕球する一塁手と、帰塁する一塁走者 牽制球(けんせいきゅう、pickoff attempt)とは、野球やソフトボールにおける守備行為の一つである。略して牽制(けんせい)と言われることが多い。「牽」の字が常用漢字に含まれていないことから、新聞などでは「けん制球」と表記されることが多い。.

新しい!!: ウインドミル (投球法)と牽制球 · 続きを見る »

風車

車(ふうしゃ、かざぐるま)は羽根車に風を受けて回転し、主に原動力を得るための装置。発電・製粉・風速計などに使われる。「かざぐるま」と読むと、羽根車に柄を付け、風の力で回して遊ぶ玩具も含まれる(風車 (玩具)参照)。 英語では windmill だが、mill(原義は碾き臼)でわかるとおり、windmill は本来は製粉の動力に使われるものを指す。また、風力発電などに使われる現代風の風車(風力原動機)は wind turbine とよばれるが、日本語ではこれらを含めて風車と呼ばれることが多い。.

新しい!!: ウインドミル (投球法)と風車 · 続きを見る »

野球

本塁に突入する走者と阻もうとする捕手 野球(やきゅう)は、フィールドと呼ばれる屋外球技場(もしくはそれを模した屋内球技場)で行われる集団球技のスポーツである。 「野球」と言う言葉は、明治期に日本で中馬庚が作った和製漢語である。英語のベースボール (baseball) を指す。.

新しい!!: ウインドミル (投球法)と野球 · 続きを見る »

投球

投球(とうきゅう、英:pitch)とは、野球、ソフトボール、クリケットにおいて投手が打者と対戦するためにボールを投げること、または投げられたボールのこと。投手の試合全体における成績や立振舞い様を表すこともある。.

新しい!!: ウインドミル (投球法)と投球 · 続きを見る »

投手

投手(とうしゅ)とは、野球やソフトボールにおいて打者にボールを投げる役割の選手である。英語からピッチャー (pitcher) とも呼ぶ。 野球における守備番号は1。また、英略字はP(Pitcherから)。クリケットの投手はボウラー(bowler)と呼ぶ。 投球の速度(球速)を表示する単位として一般に日本ではキロメートル毎時 (km/h)、アメリカ合衆国ではマイル毎時 (mph) が使われる。これは日本が国際単位系であるメートル法を採用しているのに対し、アメリカではヤード・ポンド法を導入しているため。.

新しい!!: ウインドミル (投球法)と投手 · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »