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インドの山岳鉄道群

索引 インドの山岳鉄道群

インドの山岳鉄道群とはユネスコの世界遺産登録物件のひとつである。インドの山岳部を走る鉄道を対象とするものであるが、1999年に「ダージリン・ヒマラヤ鉄道」の名で登録された段階ではその名の通りダージリン・ヒマラヤ鉄道のみが対象とされていた。2005年にニルギリ山岳鉄道が登録対象に加えられた際に、現在の名称に変更された。その後、2008年にはカールカー=シムラー鉄道が拡大登録された。 2008年現在運行しているインドの山岳鉄道は、あとまだ1つマテラン登山鉄道 (Matheran Hill Railway) が存在する。インド政府はこれも拡大登録されることを目指し暫定リストに加えられたが、2010年の第34回世界遺産委員会でICOMOSは不登録を勧告し、これ以上インドの山岳鉄道群を拡大登録しないように要請した。これによりインド政府は推薦を辞退した。.

15 関係: 世界遺産マテラン登山鉄道ヘクタールニルギリ山岳鉄道ダージリン・ヒマラヤ鉄道インドインドの鉄道カールカー=シムラー鉄道国際記念物遺跡会議国際連合教育科学文化機関第34回世界遺産委員会鉄道1999年2005年2008年

世界遺産

世界遺産(せかいいさん、World Heritage Site)は、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて世界遺産リスト(世界遺産一覧表)に登録された、文化財、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件のことで、移動が不可能な不動産が対象となっている。なお、慣例的な用法として、その中の文化遺産を世界文化遺産、自然遺産を世界自然遺産と呼ぶことがある。 なお、世界遺産の制度では正式な文書は英語とフランス語で示され、日本語文献では英語が併記されることがしばしばある一方、フランス語が併記されることは普通ないため、以下では参照しやすさを考慮して、などに依拠して、主たる用語には英語を併記しておく。.

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マテラン登山鉄道

マテラン登山鉄道(-とざんてつどう、英語:Matheran Hill Railway)とは、インド西海岸の都市ムンバイ郊外のインド国鉄(インド中部鉄道)広軌線ネーラル駅から保養地マテランを結ぶ観光鉄道である。名称の日本語表記には揺れがあり、マーテーラーン登山鉄道、マテラン丘陵鉄道とも表記される。.

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ヘクタール

ヘクタール(hectare、記号:ha)は、メートル法における面積の単位のひとつであり、10 000 平方メートルである。 SI単位ではなく、「SI単位と併用される'''非SI単位'''」である「SI単位と併用される非SI単位」には、他に、時間の分・時・日、リットル、トンなどがある。。.

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ニルギリ山岳鉄道

急勾配を登るニルギリ山岳鉄道の列車(2005年2月28日) ニルギリ山岳鉄道(ニルギリさんがくてつどう)とはタミル・ナードゥ州ニーラギリ県(ニルギリ県)に敷設された鉄道で、インド最古の山岳鉄道のひとつである。2005年からはダージリン・ヒマラヤ鉄道とともに、世界遺産「インドの山岳鉄道群」を構成している。 1845年に計画が持ち上がり最終的にはイギリスの手で敷設が行われ、1899年6月にマドラス鉄道会社の経営で一般向けのものとなった。この鉄道はメットゥパラヤムとウダカマンダラムを結んでおり、山岳部の駅は標高 2,200 m にある。この鉄道はインドで稼動している最後の蒸気機関車鉄道のひとつである。 ニルギリ山岳鉄道の軌間は 1,000 mm のナローゲージである。メットゥパラヤム - クーヌール (Coonool) 間では、車両は急勾配を登るためにラック式の蒸気機関車(スイスのスイス・ロコモティブ・アンド・マシン・ワークス(Schweizerische Lokomotiven und Maschinenfabrik)社製)に押されたり曳かれたりする。この区間の斜面の最大傾斜は12対1 (83 ‰) 、平均傾斜は24.5対1 (41‰) である。登るときには蒸気機関車は最後尾に連結され、列車を押し上げる。下るときには先頭に連結され、スピードを制御する。 クーヌール - ウダカマンダラム間は、列車はラック式でないレールの上をディーゼル機関車に牽かれて走行する。 この鉄道の走行区間は 45.88 km で208のカーブ、16のトンネル、250の橋が含まれている。メットゥパラヤムとウダカマンダラムの間にはクーヌール、ヒルグローヴ (Hillgrove) 、ウェリントン (Wellington) 、アラヴァンガドゥ (Aravangadu) 、ケッティ (Ketti) 、ラヴデイル (Lovedale) の各駅がある。ニルギリ山岳鉄道を管理するパラガット県管区 (division) は、およそ100万ドルの年間赤字を計上している。 Category:インドの鉄道路線 Category:登山鉄道 Category:インドの世界遺産 Category:世界遺産 な行 category:鉄道の世界遺産 Category:イギリス領インド Category:タミル・ナードゥ.

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ダージリン・ヒマラヤ鉄道

ダージリン・ヒマラヤ鉄道(ダージリン・ヒマラヤてつどう、Darjeeling Himalayan Railway、दार्जिलिंग-हिमालय रेलवे)とは、インドの東北部に位置し紅茶で有名なダージリン地方を走る鉄道である。登山鉄道として知られる(最高点は標高 2143 m)。現地や英語圏の観光ガイドブック等ではダージリン・トイ・トレイン(Darjeeling Toy Train)という愛称で表記される場合も多い。 世界最古の山岳鉄道である。 本路線の建設が開始された1879年当時、インドはイギリス(大英帝国)の植民地であった。この路線は紅茶の輸送と避暑客の便宜を図るために建設が開始された。開通を急ぐイギリスは、現場に既に存在していた山道や地形を流用し易いよう、本路線に用いるレール幅を軌間 610 mm のナローゲージとし、機関車には小回りが利く小型のタンク機関車を採用した。本線は1881年7月3日に開通した。1999年11月には、オーストリアのゼメリング鉄道についで世界で2番目の鉄道における世界遺産に登録された。2005年にはニルギリ山岳鉄道、2008年にはカールカー=シムラー鉄道も遺産に加えられ、「インドの山岳鉄道群」として拡大登録された。.

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インド

インドは、南アジアに位置し、インド洋の大半とインド亜大陸を領有する連邦共和制国家である。ヒンディー語の正式名称भारत गणराज्य(ラテン文字転写: Bhārat Gaṇarājya、バーラト・ガナラージヤ、Republic of India)を日本語訳したインド共和国とも呼ばれる。 西から時計回りにパキスタン、中華人民共和国、ネパール、ブータン、バングラデシュ、ミャンマー、スリランカ、モルディブ、インドネシアに接しており、アラビア海とベンガル湾の二つの海湾に挟まれて、国内にガンジス川が流れている。首都はニューデリー、最大都市はムンバイ。 1947年にイギリスから独立。インダス文明に遡る古い歴史、世界第二位の人口を持つ。国花は蓮、国樹は印度菩提樹、国獣はベンガルトラ、国鳥はインドクジャク、国の遺産動物はインドゾウである。.

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インドの鉄道

インドの鉄道(いんどのてつどう)では、インドにおける鉄道について記す。.

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カールカー=シムラー鉄道

ールカー.

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国際記念物遺跡会議

国際記念物遺跡会議(こくさいきねんぶついせきかいぎ、International Council on Monuments and Sites、略称 ICOMOS、イコモス)は、世界の歴史的な記念物(あるいは歴史的建造物)および遺跡の保存に関わる専門家の国際的な非政府組織であり、ユネスコの記念物および遺跡の保護に関する諮問機関である。 1965年設立。『記念物および遺跡の保存修復憲章』(通称:ヴェニス憲章、1964年)によって設立される。 専門的な対話フォーラムおよびコレクションの輸送、評価、また保存理念、保存技術、方針などに関する情報発信をすすめる。 ICOMOSは世界遺産条約に基づき世界遺産リストに収録される物件の指定を世界遺産委員会および国際連合教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)に対し答申する。 現在107か国を超える国々に国内委員会がある。.

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国際連合教育科学文化機関

フランス、パリのユネスコ本部庁舎と平和の庭園(日本庭園) 日本ユネスコ国内委員会が入居する東京都の霞が関コモンゲート東館(右側) 国際連合教育科学文化機関(こくさいれんごうきょういくかがくぶんかきかん、Organisation des Nations unies pour l'éducation, la science et la culture、United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization, UNESCO ユネスコ)は、国際連合の経済社会理事会の下におかれた、教育、科学、文化の発展と推進を目的とした専門機関である。 1945年11月に44カ国の代表が集い、イギリス・ロンドンで開催された国連会議 "United Nations Conference for the establishment of an educational and cultural organization" (ECO/CONF)において11月16日に採択された 「国際連合教育科学文化機関憲章」(ユネスコ憲章)に基づいて1946年11月4日に設立された。 分担金(2016年現在)の最大の拠出国はアメリカ合衆国(22%)、2位は日本(9%)である(米国は拠出金支払いを全額停止しているため、実質的に最大の拠出国は日本であるなおアメリカは2018年12月31日付でのユネスコ脱退を表明している。)。.

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第34回世界遺産委員会

34回世界遺産委員会は、2010年7月25日より8月3日までブラジルの首都・ブラジリアで開催された。15件の文化遺産、5件の自然遺産、1件の複合遺産が登録された。.

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鉄道

鉄道(てつどう、railway railroad)とは、等間隔に設置された2本の鉄製の軌条(レール)またはそれに代わる物を案内路として車輪を有する車両が走行する交通機関である。線路・停車場などの施設、旅客や貨物を輸送する列車、運行管理や信号保安まで様々な要素で構成される一連の体系である。 広い意味では、レール、案内軌条などの案内路に誘導されて走行する車両を用いた交通機関を指し、懸垂式・跨座式のモノレール、案内軌条式のAGT(新交通システム)、鋼索鉄道(ケーブルカー)、浮上式鉄道を含む。日本では鉄道事業法の許可、または、軌道法の特許を得て敷設される。トロリーバス(無軌条電車)は、架線が張られたルートを集電装置(トロリー)により集電した電気を動力として走行するバスであるが、鉄道事業法に基づく鉄道、または、軌道法上の「軌道に準ずる」軌道として扱われる。ロープウェイも鉄道事業法、または、軌道法の対象であるが、索道という扱いとなる。 なお、本項では鉄製レールの案内路を有する鉄道について解説する。.

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1999年

1990年代最後の年であり、1000の位が1になる最後の年でもある。 この項目では、国際的な視点に基づいた1999年について記載する。.

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2005年

この項目では、国際的な視点に基づいた2005年について記載する。.

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2008年

この項目では、国際的な視点に基づいた2008年について記載する。.

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