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イツァムナー

索引 イツァムナー

イツァムナー(Itzamna)は、マヤ神話に登場する神。 完全なる善意を司る存在とされ、温厚で恵み深い存在。人々に文字・カレンダー学・薬学の他、トウモロコシやカカオの栽培方法を伝授した。主神「イツァムナー・ガブル」、太陽神「イツァムナー・キニチ・アハウ」、豊穣神「イツァムナー・カウイル」、雨神「イツァムナー・トル」という4つの名と役割を持つ。イシュ・チェルの夫で、バカブの父。ア・プチに敵対する。フナブ・クー(もしくはキニチ・アハウ)の息子。双頭のイグアナの姿などで登場し、蛇などとも関係が深い。ククルカンやシュピヤコックとも同一視される一方、最も古い時代の神・「D神」と同一の存在とも推測されている。その名はマヤ語で、世界が巨大な爬虫類の体でできているというマヤ人の思想に由来する「イグアナの家」を意味している。.

10 関係: マヤ神話マヤ語族バカブヘビフナブ・クーア・プチイシュ・チェルキニチ・アハウククルカングリーンイグアナ

マヤ神話

マヤ神話(マヤしんわ)とは、一般に、マヤ文明の広範囲に派生した固有の宗教的神話のことを指す。 この神話はメソアメリカ人によって約三千年以上前から9世紀にかけて信仰されてきた。他の神話の例に漏れず、世界の誕生、神々が人間を創造する話などが伝わっている。この神話には方角、色、数字、星、カレンダー、食物の収穫等についての重要性が示されている。大半はスペインによる征服の歴史の中で消失したため、現在明らかにされているマヤ神話は断片的である。いけにえの人間から心臓をえぐり出し、祭壇に供え、後に神官がいけにえから剥ぎ取った皮を着用して舞踏する儀式が有名。.

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マヤ語族

マヤ語族(マヤごぞく)またはマヤ諸語は、アメリカ・インディアン諸語のうち、マヤ人によって過去(マヤ文明など)および現在使われている一群の言語である。ペヌート大語族に分類されることもある。ユカタン半島を中心に、メキシコ南東部から、ベリーズ、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルなどに広がる。現代ではこの地域はスペイン語が公用語(ベリーズは英語)になっているが、今もマヤ諸語の話者は約300万人いる。1996年にはグアテマラは21のマヤ系言語を認めている。メキシコの国立先住民言語研究所(INALI)は11の語族に及ぶ68の言語を認めているが、うち20言語がマヤ語族に属する。.

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バカブ

バカブ (Bacab) は、マヤ神話において、イツァムナーとイシュ・チェルの息子達で世界四方の天空を支える四柱のマヤ神の総称。 方角・色がそれぞれの神に与えられていて、北・白・ムラク(Mulac)、東・黄・カン(Kan)(後にチャク (Chac) とも)。南・赤・カウアク(Cauac)、西・黒・イシュ(Ix)である。方角及びその色は確信的だが、その名についてはそれぞれ様々である。因みにチャクの四方角・色の対応と同様。.

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ヘビ

ヘビ(蛇)は、爬虫綱有鱗目ヘビ亜目(Serpentes)に分類される爬虫類の総称。体が細長く、四肢がないのが特徴。ただし、同様の形の動物は他群にも存在。.

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フナブ・クー

フナブ・クー(Hunabu Ku)は、マヤ神話において至高の創造神。その名は「唯一なる神」を意味する。 マヤ神話ではフナブ・クー以外にも創造神はいるが、それら全てを凌ぐ存在とされる。 自然の力、または運命や偶然といったもの全てを表し、そのため無形とされている。 形のない神であるため、彫像や絵画で表されることはほとんどないが、マヤの絵文書の中で、まれに猟師の姿であらわされるという。.

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ア・プチ

ア・プチ ア・プチ(Ah Puch)とは、マヤ神話の神。地下砦の九冥神・ボロンティク(Bolontiku)を総轄している者といわれている。この塔のミトナル(Mitnal)、最深層の支配者。その姿は死のイメージをもって描かれる。鈴を身につけた骸骨の姿をとっていたり、黒い紋の散らばる腐った皮膚をもった姿であったりする。現地では不吉とされるフクロウなどの生き物を従えている。アフ・プチとも呼ばれる。 イツァムナーに敵対する。ユン・シミル、フン・アハウ、フン・ハウなどとも呼ばれる。.

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イシュ・チェル

イシュ・チェル イシュ・チェル(イシュチェルとも。Ix Chel)は、マヤ神話において、洪水・虹・出産等を司る女神である加藤 (2013)、83頁。ミラー&タウベ,武井訳 (2000)、58頁。。イツァムナーの妻で桂 (2000)、50頁。人間に対する破壊神としての面も持つ。.

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キニチ・アハウ

ニチ・アハウ(Kinich Ahau)は、マヤ神話に伝わる太陽神。 日没になると、ジャガーに変身して地下世界を闊歩するとされる。 そのため、キニチ・アハウはジャガーの姿で現されることもあるという。 キニチ・アハウはイツァムナーに似た姿で現されることが多い。しかし、イツァムナーが老人の姿で現される場合が多いのに対し、キニチ・アハウは若者の姿で現される場合が多い。そのため、キニチ・アハウはイツァムナーの昼の側面であるとも考えられている。 イシュ・チェルの夫ともいわれる。.

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ククルカン

ルカン(Kukulcan、Kukulkan)とは、マヤ神話の至高神、創造神。 グアテマラ高地の神で、グクマッツ(Gukumatz「羽毛もつ蛇」)とも呼ばれ、アステカでいうケツァルコアトルと同一。イシュムカネーとイシュピヤコック、フラカンとともに、3回にわたる人類の創造に関わっている。人に文明を授けたと伝えられる。ククルカンが祀られているチチェン・イッツァのピラミッド(カスティヨ)は、「ククルカンの神殿」という別名でも呼ばれている。 彼は四元素、即ち火・水・大地・空気(風)を司り、蜥蜴(lizard)・魚(fish)・玉蜀黍(maize)・禿鷲(vulture)がそれぞれに対応している。.

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グリーンイグアナ

リーンイグアナ(Iguana iguana)は、爬虫綱有鱗目イグアナ科イグアナ属に分類されるトカゲ。グリーンイグアナ属の模式種。単にイグアナと呼ばれることもある。.

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