ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
インストール
ブラウザよりも高速アクセス!
 

アンテナ

索引 アンテナ

アンテナ(antenna)とは、高周波エネルギーを電波(電磁波)として空間に放射(送信)したり、逆に空間の電波(電磁波)を高周波エネルギーへ相互に変換(受信)する装置のことで、日本語だと空中線と呼ばれ、英語における本来の意味だと昆虫の触角を意味している。  アンテナは、その用途から送信用と受信用に分けられるが、可逆性を備えている物なら送受信の兼用が可能である。.

103 関係: AWXアンテナ原田工業垂直偏光古河電気工業可逆双ループアンテナ受信機同軸ケーブル定在波比対数周期アンテナ三菱電機平面平行伝播住友電気工業微小ループアンテナマイクロストリップアンテナマクスウェルの方程式マスプロ電工バーアンテナバイコニカル・アンテナヨコオループアンテナレクテナロンビックアンテナロングワイヤーアンテナヘリカルアンテナヘンテナパナソニックパラボラアンテナパラスタックアンテナビバレージアンテナツェップアンテナディスコーン・アンテナデシベルホーンアンテナダイポールアンテナ利得 (電気工学)列車無線アンテナアマチュア無線アレイアンテナアンテナ技研エネルギーカセグレンアンテナグランドプレーンアンテナグリエルモ・マルコーニグレゴリアンアンテナグローバル・ポジショニング・システム...コンデンサコーリニアアレイアンテナスリーブアンテナスロットアンテナスーパーターンスタイルアンテナターンバックル八木・宇田アンテナ空間給電線無線工学DXアンテナETC衛星放送装置触角高周波自己補対アンテナ電場電子工学電磁気学電磁波電気工学電気伝導体電気興業電波電波の周波数による分類電波工学通信衛星送信機送信所逆L型アンテナ逆V型アンテナG5RVHB9CVHYSエンジニアリングサービスT2FDU型アドコックアンテナ折返しダイポールアンテナ接地東芝楕円昆虫日立国際電気日立製作所日本の地上デジタルテレビ放送日本の放送送信所一覧日本アンテナ日本無線日本電気支線 (建築)放射整合性8JKビーム・アンテナ インデックスを展開 (53 もっと) »

AWXアンテナ

変形 AWX アンテナ。アマチュア無線家が設計・製作し、アマチュア無線局で使われているもの。VHF / UHF 用で、主に 144 MHz 帯と 430 MHz 帯用。 AWXアンテナ(えーだぶりゅーえっくすあんてな)とは、アンテナの一種である。All Wave(全部の電波)に使えるX型のアンテナ、の意味である。 2つのダイポールアンテナのエレメントを直線状ではなく折れ曲がった「く」の字型にしてX字形に対向させ、給電点で並列に接続したアンテナである。折れ曲がりの角度は60~90度で使用する場合が多く、輻射抵抗は200Ω程度である。通常はX字のエレメントを垂直面内に展開する。 ダイポールアンテナよりも利得が高く、非常に広い周波数帯域で使用可能である。ただし十分な性能を得るためには、地上高を高く取り、地表面の影響を受けなくする必要がある。 主に短波帯においてアマチュア無線、軍用無線や海上移動業務等で多くの周波数帯での運用に対応する必要がある場合にいられる。 AWX アンテナの代表的な給電方法(a) 垂直偏波、不平衡給電(b) (主に)水平偏波、平衡給電 Category:アンテナ.

新しい!!: アンテナとAWXアンテナ · 続きを見る »

原田工業

原田工業株式会社(はらだこうぎょう、英:HARADA INDUSTRY CO., LTD.)は、東京都品川区に本社を置く、車載アンテナメーカーである。.

新しい!!: アンテナと原田工業 · 続きを見る »

垂直

初等幾何学において、垂直(すいちょく、perpendicular)であること、すなわち垂直性 は直角に交わる二つの直線の間の関係性を言う。この性質は関連するほかの幾何学的対象に対しても拡張される。 垂線 に関連して垂線の「足」() という術語がしばしば用いられる。考える図形の向きは如何様にも変えることができるから、足と謂えどもそれが必ずしも図形の下方にあるわけではない。 垂直性はより一般の数学概念である直交性の特別の場合と考えられる。すなわち、垂直性とは古典的な幾何学的対象に関する直交性を言うものである。ゆえに、より進んだ数学において、より複雑な幾何学的直交性(例えば曲面とその法線の関係など)に対して「垂直」あるいは「垂線」のような語を用いることもある。.

新しい!!: アンテナと垂直 · 続きを見る »

偏光

偏光(へんこう、polarization)は、電場および磁場が特定の(振動方向が規則的な)方向にのみ振動する光のこと。電磁波の場合は偏波(へんぱ)と呼ぶ。光波の偏光に規則性がなく、直交している電界成分の位相関係がでたらめな場合を非偏光あるいは自然光と呼ぶ。 光電界の振幅は直交する2方向の振動成分に分解できることが分かっている。普通の光は、あらゆる方向に振動している光が混合しており、偏光と自然光の中間の状態(部分偏光)にある。このような光は一部の結晶や光学フィルターを通すことによって偏光を得ることができる。.

新しい!!: アンテナと偏光 · 続きを見る »

古河電気工業

古河電気工業株式会社(ふるかわでんきこうぎょう、英文社名 Furukawa Electric Co., Ltd.)は、古河グループの光ファイバー・電線・ワイヤーハーネス等の製造を行なう非鉄金属メーカーである。 電線御三家(古河電工・住友電工・フジクラ)の一角。光ファイバーでは米コーニング、伊プリズミアンに次いで世界3位、電線では世界5位。自動車エアバッグ用ステアリング・ロール・コネクター(SRC)/世界首位。リチウムイオン電池材料/世界首位。ハードディスク用アルミ基板/世界首位。ETC用アンテナ/国内首位。最近では世界最高電圧の超電導線を開発した。 古河機械金属(旧・古河鉱業)、富士電機、富士通とともに古河グループの中核企業である。.

新しい!!: アンテナと古河電気工業 · 続きを見る »

可逆

ある系の状態が別の状態に変化したとき、外部と系との間でやり取りした熱と仕事を元に戻して、外部に何ら変化を残さずに系を元の状態に戻すことができることを可逆(reversible)と言い、このような変化(過程)を可逆過程(reversible process)と言う。系および外部が元の状態に戻りさえすれば、元に戻す変化の経路は問わない。 可逆過程であるためには、変化の途中において、系内および系と周囲との間で熱平衡、力学的平衡、化学的平衡が保たれていることが必要であり、このような理想化した状態変化を準静的過程と言う。可逆過程は常に準静的だが、準静的過程であっても可逆でないものは存在する.

新しい!!: アンテナと可逆 · 続きを見る »

双ループアンテナ

4L形双ループアンテナの素子 双ループアンテナ(そうループアンテナ、twin loop antenna)は、無線通信用アンテナの一種である。超短波から極超短波の周波数において用いられる。 構造は、複数(一般に2組~6組)のループアンテナをそれぞれ逆向きに配置したものである。ループは円弧ではなく、しゃもじのような形をしていることが多い。ループを上下方向に配置すると、高周波電流の垂直成分による放射が打ち消されるため、水平偏波アンテナとして動作する。ループアンテナの長所を生かしながら、偏波面を特定の方向に設定できるため、高い利得が得られる。 0.25~0.3波長離れた位置に反射板を設けることによって、さらに高い利得を得ることができる。単独で用いられることは少なく、縦続接続して利得を稼いだり、鉄塔の側面に多数配置(少なくとも90°間隔に4面設置。さらに72°間隔に5面、60°間隔に6面など面数が多くなるほど指向性が小さくなる。)又はスキュー配列して無指向性に近い特性にしたりするものがある。 また、送信アンテナをティルトさせて使用する場合もある。下向きにティルトさせるケースとして麓に電波を届けたりスピルオーバーを抑制する目的など、逆に上向きにティルトさせるケースとして送信アンテナより高い場所へ電波を届けたり山岳回折を利用して遠方へ電波を届けるためなどである。.

新しい!!: アンテナと双ループアンテナ · 続きを見る »

受信機

受信機の一例(AMラジオ) 受信機(じゅしんき)は通信機の内、信号を受け取り、復調して情報を復元する装置のことである。また、信号の送り出し側は送信機である。ラジオ受信機、レシーバー、チューナー、RXとも呼ばれる。 「Bluetooth受信機」や一般製品として販売されている「受信機」などは送信も行っている場合もあるが、一般的には受信機と呼ばれる。 ふつう「レシーバー」の訳が「受信機」だが、レシーバーと言うとスピーカーなど音声再生装置まで含んで、日本語では「ラジオ」に相当することも多い(英語radioにもラジオ放送の受信機という意味はある)。受信機につなぐヘッドフォンを指してレシーバーと言うことさえある。一方受信機と言った場合スピーカーなどを含まない「チューナー」のような意味であることがあり、またラジオより本格的な装置、一般のラジオ放送以外の電波を受ける装置、を指していることが多い。 ラジオ#受信機も参照。.

新しい!!: アンテナと受信機 · 続きを見る »

同軸ケーブル

同軸ケーブル(どうじくケーブル、Coaxial cable)とは、電気通信に使われる被覆電線の一種。略称はcoax。断面は同心円を何層にも重ねたような形状である。主に高周波信号の伝送用ケーブルとして無線通信機器や放送機器、ネットワーク機器、電子計測器などに用いられている。.

新しい!!: アンテナと同軸ケーブル · 続きを見る »

定在波比

定在波比 (ていざいはひ、SWR: Standing Wave Ratio) は、交流の伝送線路における進行波と反射波の関係を示す数値であり、主として高周波で有用な概念である。 電圧の比を扱うことが多く、この場合は特に電圧定在波比 (VSWR: Voltage Standing Wave Ratio) と呼ばれる。VSWRはVSと俗称されることがある。 無線通信で送信を行う際にはアンテナの定在波比の測定が必須と言える。 定在波は、周波数に対してどれだけの物理的大きさを持っているかによりその発生量が決まる。回路の大きさが相対的に大きい場合は、その位相変化が無視できなくなるためである。周波数が極端に低い(50Hzもしくは60Hz)商用電源でも伝送線路網が何千キロにもなる場合、相対的に波長に比べ線路が長くなり位相の変換が無視できなくなりVSWRが高くなる可能性がある。 本項では狭義の定在波比として、給電線と空中線 (アンテナ) の関係について解説している。 給電線を伝送線路、アンテナを電子部品に置き換えて考えてよい。SWR.

新しい!!: アンテナと定在波比 · 続きを見る »

対数周期アンテナ

LPアンテナ 2008年撮影 250–2400 MHzの対数周期アンテナ 対数周期アンテナ(たいすうしゅうきアンテナ、log-periodic antenna)は、アンテナの一種である。ログペリオディックアンテナ、ログペリ、LP、LPDA(Log-Periodic Dipole Array)とも呼ばれる。使用可能な周波数帯域が広く、鋭い指向性があり、多数のエレメントを持つアンテナである。インピーダンスと放射の特性は励起周波数の対数関数として規則的に繰り返す。併し、このアンテナの広帯域性は、対数周期形状自身によって生ずるのではなく、 自己補対アンテナの定インピーダンス性に基づいて誘導されたものである。対数周期アンテナは、自己補対アンテナに変形近似をほどこした、変形近似自己補対アンテナの一種である。 八木・宇田アンテナと似た構造ではあるが、原理は全く異なっており、隣り合うエレメント同士を逆位相に給電する。これは交差給電と呼ばれており、自己補対アンテナの折りたたみ変形による必然的な結果として得られるものである。隣り合うエレメントの長さと間隔は対数関数的に増加している。 併し、IEEEの「電気・電子用語の標準辞典」によれば、対数周期アンテナ(Log-periodic antenna)のインピーダンスと放射特性は、対数周期的に変化を繰り返すアンテナであって、ブロードバンド・アンテナにはなり得ないアンテナである。この様な状況にあるので、用語の乱用による混乱は避ける様に注意すべきである。.

新しい!!: アンテナと対数周期アンテナ · 続きを見る »

三菱電機

三菱電機株式会社(みつびしでんき、)は、日本の大手総合電機メーカーであり、三菱電機グループの中核企業。 同社は、1921年1月15日、三菱造船(後の三菱重工業)より分離独立するかたちで設立され、三菱財閥の流れを汲む三菱グループに属する。.

新しい!!: アンテナと三菱電機 · 続きを見る »

平面

平面(へいめん、plane)とは、平らな表面のことである広辞苑 第五版、p.2395「平面」。平らな面。 一般的には曲面や立体などと対比されつつ理解されている。.

新しい!!: アンテナと平面 · 続きを見る »

平行

初等幾何学、特にユークリッド幾何学における平行性(へいこうせい、parallelism)は、ユークリッド平面上の直線が互いに交わらないという関係性を抽象化するものである。三次元空間において、直線と平面や平面同士についても共有点がないことを以って平行性を考えることができる。ただし、三次元空間内の直線同士の場合には、それらが互いに平行となるためにはそれらが同一平面上にあることを要請しなければならない(交わらない二直線は、それらが同一平面上にないならばねじれの位置にあるという)。 平行線はユークリッド原論における平行線公準の主対象である。 平行性は第一義にはの性質の一つであり、ユークリッド幾何学はその種の幾何学の特別な実例である。その他の幾何学においては、例えば双曲幾何学などでは、同様の(しかしまったく同じではない)特定の性質を満たすことを「平行」と言い表す。 以下、特に言及のない限り、主にユークリッド幾何学における平行性について述べる。.

新しい!!: アンテナと平行 · 続きを見る »

伝播

デンハは伝わり広がって行くこと。広い範囲に伝わること。「稲作の―」。特に波動が広がって行くことを表す.

新しい!!: アンテナと伝播 · 続きを見る »

住友電気工業

住友電気工業株式会社(すみともでんきこうぎょう、英文社名:Sumitomo Electric Industries, Ltd)は大阪府大阪市に本社を置く日本最大手の非鉄金属メーカーである。略称はSEI。世界トップシェアの製品を多数持ち、世界五大陸40カ国以上に約390社、24万人を超える社員を擁する。.

新しい!!: アンテナと住友電気工業 · 続きを見る »

微小ループアンテナ

微小ループアンテナ(びしょうループアンテナ)とは、周囲長が波長に対して非常に短いループアンテナの一種である。スモールループアンテナ、マグネチックループアンテナとも呼ばれる。動作原理が円周長が1波長のループアンテナとは異なる。多くの場合、周囲長は1/3波長以下であり、1/10波長が磁束がそろい良いとされるが、放射抵抗が、ループを小さくすると、どんどん小さくなるために、損出抵抗をなるべく小さくする必要がある。そのためには、接触抵抗を小さくするなどの工夫が必要。狭帯域で同調し電界型のノイズの影響を受けにくい。鉄筋コンクリートの建物等に近接して取り付けると、ファラデーの電磁誘導で、近傍の導体を起震して、放射効率を上げる事が知られている。.

新しい!!: アンテナと微小ループアンテナ · 続きを見る »

地(チ、ジ、つち)とは、土、陸、場所、下などを指す。比喩、抽象、哲学などの意味で使われる場合もある。.

新しい!!: アンテナと地 · 続きを見る »

マイクロストリップアンテナ

マイクロストリップアンテナ()は、平面アンテナの一種であり、マイクロストリップラインを用いたアンテナのことである。マイクロストリップパッチアンテナ、パッチアンテナとも呼ばれる。.

新しい!!: アンテナとマイクロストリップアンテナ · 続きを見る »

マクスウェルの方程式

マクスウェルの方程式(マクスウェルのほうていしき、Maxwell's equations)は、電磁場のふるまいを記述する古典電磁気学の基礎方程式である。マイケル・ファラデーが幾何学的考察から見出した電磁力に関する法則が1864年にジェームズ・クラーク・マクスウェルによって数学的形式として整理された。マクスウェル-ヘルツの電磁方程式、電磁方程式などとも呼ばれ、マクスウェルはマックスウェルとも表記される。 真空中の電磁気学に限れば、マクスウェルの方程式の一般解は、ジェフィメンコ方程式として与えられる。 なお、電磁気学の単位系は、国際単位系に発展したMKSA単位系のほか、ガウス単位系などがあるが、以下では原則として、国際単位系を用いることとする。.

新しい!!: アンテナとマクスウェルの方程式 · 続きを見る »

マスプロ電工

マスプロ電工株式会社(マスプロでんこう、)は、テレビ用受信アンテナ等を製造・販売する日本の電気機器メーカーである。代表キャッチコピーは「親切・技術のMASPRO」、「マルチメディアのMASPRO」。.

新しい!!: アンテナとマスプロ電工 · 続きを見る »

バーアンテナ

バーアンテナとは、アンテナの一種である。.

新しい!!: アンテナとバーアンテナ · 続きを見る »

バイコニカル・アンテナ

バイコニカル・アンテナ(biconical antenna)は連続的に自己相似となる形状をしていて、2つの円錐からなるアンテナである。.

新しい!!: アンテナとバイコニカル・アンテナ · 続きを見る »

ヨコオ

株式会社ヨコオは、自動車用アンテナ製造大手メーカー。.

新しい!!: アンテナとヨコオ · 続きを見る »

ループアンテナ

ループアンテナは、エレメント(導線、導体部分)を環状(ループ)のコイルにしたアンテナである。 次の2種類の分類がある。.

新しい!!: アンテナとループアンテナ · 続きを見る »

レクテナ

レクテナ(rectenna)とは、rectifying antennaの略で、マイクロ波を直流電流に整流変換するアンテナである。主にマイクロ波送電に使用される。エレメントは格子状に配置されており、外観は多くのアンテナとは全く異なる。 最も単純なレクテナはショットキーダイオードをダイポール・アンテナの間に配置したものである。ダイオードはマイクロ波によってアンテナに誘導された電流を変換する。ショットキーダイオードは最も電圧降下が低く、最小限の消費電力で済むために用いられる。 大型のレクテナはこのような多くのダイポール素子群で構成される。 レクテナは高効率でマイクロ波のエネルギーを電流に変換する。実験室環境では80%以上もの効率が観測されているが、一般的には70%強である。 また逆レクテナのような、電流をマイクロ波に変換するいくつかの実験が行われているが、その効率は1%よりもはるかに小さい。 これらの高効率と低コストのため、レクテナは宇宙太陽発電所(システム)と呼ばれる人工衛星からのマイクロ波電力伝送に提案されている。 また最近では、電波方式のRFID整流部分にレクテナが応用され始めている。 レクテナの発明は1960年代の長距離無線送電の開発に由来する。レクテナは1964年にレクテナを装備した模型ヘリコプターを使用して地上からのマイクロ波の送電を実証したアメリカの電気技術者であるウィリアム C. ブラウン(William C. Brown)によって発明され、1969年に特許が登録された 1970年代以降、レクテナの主要な研究の動機としては宇宙空間で太陽電池を搭載した人工衛星から太陽光で発電してマイクロ波で地上に送電する目的の太陽光発電衛星からの電力を大規模なレクテナ群によって受電する事である。 提案された軍事用途は地上からのマイクロ波によって長時間滞空可能な無人偵察機である。近年、小型無線電子機器への電力源としてレクテナを使用する事に関心が高まりつつある。現在最も多いレクテナの用途は小型のレクテナ素子を電力源とするRFID タグ、非接触式ICカード(IC)等である。電子読み取り機付近に素子がある場合、読み取り機からの電波はレクテナによって受信され、ICを起動して読み取り機にデータを送信する。.

新しい!!: アンテナとレクテナ · 続きを見る »

ロンビックアンテナ

ロンビックアンテナとは、アンテナの名称。進行波アンテナの一種。主に中波、短波に用いられる。ロンビック(rhombic)は形容詞で“菱形の”を意味する。 水平方向の電線(エレメント)を地上から数m以上離してひし形に展開する。一般に、ひし型の1辺の長さ(a)は最低使用周波数の波長の二倍以上の長さとする。従って中波、短波では1辺の長さが数100m〜1kmに達する。概ね、a/λが大きくなるほど利得が高まる。ひし形の狭角側の頂点に給電し、その反対側の頂点に終端抵抗を接続すると、この抵抗の方向に向かって極めて鋭い指向性が得られる。終端抵抗は600ないし800Ω程度が用いられ、放射効率の向上とインピーダンス特性の平坦化のために電線を数条平行に張る場合がある。なお、この抵抗を使用しない場合は指向性が双方向性になる。 非同調アンテナであり、固有の共振周波数を持たないので、広い周波数帯域で使用可能である。そのため伝播状態により周波数を適宜変更する必要がある遠距離国際通信やアマチュア無線に用いられる。非常に鋭い指向性があり、打ち上げ角も低いために遠距離通信に有利である。欠点は非常に広い敷地を必要とすること、いったん設置すると指向性を変更できないことである。 原理上は、短波以上の周波数でも使用可能であり、良好な特性が期待できるが、短波以上の周波数では目的の方向に向けてアンテナを回転させる用途、もしくは無指向性のアンテナを用いて各方向との通信を行う用途が主流であり、また他の種類の指向性アンテナでも容易に高性能を得られる為、ロンビックアンテナはほとんど使用されない。 Category:アンテナ.

新しい!!: アンテナとロンビックアンテナ · 続きを見る »

ロングワイヤーアンテナ

大和田通信所にて2008年撮影。手前に見えるのがロングワイヤーアンテナ。 ロングワイヤーアンテナは、アンテナの一種である。文字通り長い導線(ワイヤー)を張ったアンテナで、主に長波から短波において用いられる。通常は空中に張った導線と大地との間に給電するが、良好な接地が得られぬ場合にはカウンターポイズも使用される。 放射効率を高めるため、導線をLの字を逆さにした形に張ることがあり、これを特に逆L型アンテナと呼ぶ。 受信用の場合には、導線の長さはそれほど厳密に決めなくても実用に耐えうる。しかし、送信用の場合には、空中線と給電線との間でインピーダンスを整合(マッチング)させることが必要である。 インピーダンスの整合には、コイルとコンデンサを組み合わせた整合回路が用いられる場合が多い。その目的として、可変コイルと可変コンデンサを組み込んだ装置をアンテナ・カップラーまたはアンテナ・チューナーと呼ぶ(これはロングワイヤーアンテナ以外のアンテナにも使用可能である)。近年では、コンピュータ制御の自動アンテナ・カップラーを内蔵したアマチュア無線機もある。 全長が運用波長の1/4より短い場合は、放射効率を高めるためにコイルや容量環(コンデンサの働きをする金属製の網、棒など)を挿入する、あるいは導線を複数並行に展張して対地静電容量を高める場合もある。.

新しい!!: アンテナとロングワイヤーアンテナ · 続きを見る »

ヘリカルアンテナ

ヘリカルアンテナは、無線通信用アンテナの一種である。短波から極超短波の周波数において用いられる。エンドファイヤ型、サイドファイヤ型、ノーマルモード型がある。 エンドファイヤ型は、アースとして導体円板を用いた1/4波長ブラウン・アンテナの垂直エレメントを、らせん型の1波長のエレメントに置き換えた構造である。らせんの軸方向に強い放射を持つ。らせんの巻き数は3回以上、ピッチ(傾斜)角は12〜15度とする。放射される電波は円偏波である。ブラウン・アンテナよりも高い利得が得られ、扱える周波数帯域が広い。導体板の上に複数のらせん型エレメントを設けたものもある。 サイドファイヤ型は、垂直に設置した導体円管の中央に、表面を絶縁被覆した長さが2波長または3波長の導線を接続し、上下対称にらせん型に巻きつけ、さらに導線の上端と下端を導体円管に接続した構造である。上下のらせんは逆方向に巻かれているので、垂直偏波成分は打ち消し合い、水平偏波成分だけが残る。水平面内は無指向性である。ブラウン・アンテナよりも高い利得が得られ、扱える周波数帯域が広い(中心周波数の10%程度と言われている)。 ノーマルモード型は、単にのエレメントを、らせん状に巻いて小型化したものである。モノポール・アンテナと同様の偏波、指向性となる。ハンディー型(手で持って使う)トランシーバーや携帯電話のアンテナに使われている。短い全長の割に利得低下は少なく、表面をラバーなどで覆って柔軟性を持たせることができる(弾性限界を超えない限り、引っ掛けたりぶつけたりしても折れない)ため、使用に便利である。.

新しい!!: アンテナとヘリカルアンテナ · 続きを見る »

ヘンテナ

200px ヘンテナ (hentenna) とは、アンテナの種類の一つ。分類としては線状アンテナである。「変なアンテナ」と言うところからこの名前が付けられているが、アンテナの理論に沿った動作であり、変なアンテナではない。 1972年に染谷一裕 (JE1DEU) が、所属していたアマチュア無線クラブ「相模クラブ」で2エレの日の字ループを位相給電したDEUクワッドを提案し、開発が始まった。2エレメントでは良い結果が出ず、1エレメントで試作し、大久保忠 (JH1FCZ) が給電点の位置を変えてマッチングが取れる事を発見し、その後大久保忠以下多数のアマチュア無線家の手によって様々な発展形が提案されている。ヘンテナの名前は、最初のDEUクワッドから開発が進むに連れ、1エレメント化した頃はダブルクワッドとかYSTスペシャル(相模クラブの社団局コールサインJH1YSTに由来)と呼ばれ、その後種々変形しても動作する事から変な動作だとヘンテコアンテナと呼ばれていたが、中山正夫 (JA1RKK) により「ヘンテナ」と命名されて落着した。アマチュア無線家の間では世界的に有名で、アンテナ自身もヘンテナの呼称も世界共通で通用する。 標準ヘンテナは長辺が1/2波長、短辺が1/6波長の長方形のエレメントから構成され、長方形の長辺のそれぞれ1点に給電点を設ける。マッチングの調整は、給電点の位置をずらす事で行う(ヘンテナマッチ)ので、エレメントの長さを調整する必要がないというメリットがある。(ダイポールアンテナなどは、一旦切り詰めたものを伸ばすことはできないので、一般にアマチュアのアンテナ工作では、トライ&エラーでの長さの調整は面倒である。) 標準ヘンテナは縦長なループでありながら水平偏波であり、輻射方向から左右90度にあるヌル・ポイント以外、ほぼ無指向性(言い換えればサイドのキレが優れてフロントバックともブロードな指向性)である。数値解析によれば標準ヘンテナの前方利得は3.0 (dBd) とされている。 移動運用のために簡単に組み立て・分解ができるもの、テレビアンテナのポール等に取り付け外観が目立たないようにしたものなどがある。 呼称の由来にもある通り多エレメント化(MHNヘンテナが秀逸)以外にも変形しても動作するので、無指向性化とか単一指向性化更にはマルチバンド化した☓☓ヘンテナ(ヘンテナの眷属)が提案されておりアマチュア無線家により実用例が多々報告されている。 かつてはメーカー製のキットなどが販売された時代もあったが、現在は自作もしくは個人販売的なものに限られている。.

新しい!!: アンテナとヘンテナ · 続きを見る »

パナソニック

パナソニック株式会社()は、大阪府門真市に拠点を置く電機メーカー。白物家電などのエレクトロニクス分野をはじめ、住宅分野や車載分野などを手がける。国内電機業界では日立製作所、ソニーに次いで3位。.

新しい!!: アンテナとパナソニック · 続きを見る »

パラボラアンテナ

多重無線用のパラボラアンテナ 衛星通信用のパラボラアンテナ パラボラアンテナの動作原理 パラボラアンテナ(parabolic antenna, parabola antenna)は、放物曲面をした反射器(放物面反射器 parabolic reflector)を持つ凹型アンテナ。形状からディッシュアンテナ(dish:皿)ともいう。.

新しい!!: アンテナとパラボラアンテナ · 続きを見る »

パラスタックアンテナ

パラスタックアンテナとはUHF八木・宇田アンテナのうち、導波器がX状になっているアンテナである。放送区域外(地上デジタル放送はのエリア外)でUHF波を受信(遠距離受信)する際に使用する。必要に応じて受信ブースターと併用する。.

新しい!!: アンテナとパラスタックアンテナ · 続きを見る »

ビバレージアンテナ

ビバレージアンテナはロングワイヤーアンテナの一種であり、数メガヘルツ以下の電波の受信用に使用される指向性アンテナである。1920年代にHarold Beverageにより発明された。 ビバレージアンテナは良好な指向性を持つ一方で、大きな空間が要求される。強い指向性を持つが、その大きさの為に回転する事は不可能であり、指向性を変化させる為には複数を切り替える必要がある。指向性は良好だが、概して利得は低い。 少なくとも1波長の長さを持つ電線(長波では数キロメートルにもなる)を大地から数メートル離して設置する。一端にはアンテナの特性インピーダンス(標準は600Ω)に適合する終端抵抗を接続し、その他方は接地する。給電線はその反対側にインピーダンス整合のためのトランスを通して接続する。 Category:アンテナ.

新しい!!: アンテナとビバレージアンテナ · 続きを見る »

ツェップアンテナ

ツェップアンテナ(Zepp' antenna (short for Zeppelin))とは、アンテナの一種である。エンドフェッドアンテナの一種でもある。ツェッペリン飛行船に搭載されたことからこの名が付けられた。 最低使用周波数の2分の1波長の導線(エレメント)の一端から、はしごフィーダー線を用いて給電する。特性インピーダンスが600オームのフィーダー線を用いて、アンテナカップラーを通して同軸ケーブルに接続することが多い。 ツェップアンテナは、最低使用周波数の整数倍の周波数で共振する特徴がある。例えばアマチュア無線においては、3.5MHz帯または7MHz帯を最低使用周波数とすれば、14MHz帯、21MHz帯、28MHz帯の全てで使用が可能である。同軸ケーブルが普及する以前には多く利用された。しかし、使用周波数の高調波でも共振することから近隣のテレビ受信機などに電波障害を発生する可能性が高く、また現在ではツェップアンテナと同等の寸法でさらに利得の高いアンテナが開発されているため、ほとんど用いられていない。 ツェップライクアンテナ、ツェップ型アンテナなどと呼ばれ、給電部にLC回路を用い同軸ケーブルで給電する電圧給電アンテナがある。アンテナの両端が電圧の腹となる為に、タワーなどから1/8λ以上離した方が良い(性能や調整の点で)。このタイプのアンテナは、大手メーカーから販売されており自作も行われて利用者も少なくない。「J-pole antenna」にも利用されている。.

新しい!!: アンテナとツェップアンテナ · 続きを見る »

ディスコーン・アンテナ

ディスコーン・アンテナ(discone antenna)は、有限長バイコニカル・アンテナの上半分の円錐の開き角 \theta を 90°としたアンテナである。これにより上半分の円錐は円盤となる。使用可能な周波数範囲が広い特徴がある。 alt.

新しい!!: アンテナとディスコーン・アンテナ · 続きを見る »

デシベル

デシベル(、記号: dB)は、電気工学や振動・音響工学などの分野で、物理量をレベル表現により表すときに使用される単位である。SIにおいてレベル表現として表される量には次元が与えられておらず、無次元量である。 ベルの語源は、アレクサンダー・グラハム・ベルが電話における電力の伝送減衰を表わすのに最初に用いたことに由来する。.

新しい!!: アンテナとデシベル · 続きを見る »

ホーンアンテナ

ホーンアンテナは、無線通信用アンテナの一種である。形状がラッパに似ていることから、俗に電磁ラッパと呼ばれる。 導波管を用いて伝送するマイクロ波以上の周波数において用いられる。単独で用いられるほか、パラボラアンテナの1次放射器としても用いられる。 構造は、例えば断面が方形の導波管であれば、開口端の開口面積が徐々に広くなるよう、底面が開放された角錐台の形状のホーンを取り付けたものである。同様に、断面が円形の導波管においては、開口端に円錐台の形状のホーンが取り付けられた構造である。 原理としては、導波管の内部を伝送された電磁波が、開口端反射することなく、空間に放射されるための最も単純な形と言える。ホーンの長さは長ければ長いほど指向性は鋭くなる。角錐・円錐をホーンの形の基準とした場合、その頂角を中心角と呼ぶ。これは指向性を鋭くするための最適値がある。.

新しい!!: アンテナとホーンアンテナ · 続きを見る »

ダイポールアンテナ

ダイポールアンテナ(英語:dipole antenna)またはダブレットアンテナ(doublet antenna)は、ケーブルの先(給電点)に2本の直線状の導線(エレメント)を左右対称につけたアンテナである。とともに線状アンテナの基本となるアンテナであり、最も構造が簡単なアンテナである。略してDP。アマチュア無線用の自作アンテナとして広く普及している。理論上の利得は2.14dBi(2.15dBiとされる場合もある)である。導線は水平の状態で用いることが多い(水平ダイポール)。設置スペースを節約するため、および打ち上げ角を調整して遠距離通信に有利とするため、傾斜または垂直の状態(垂直ダイポール)で用いられることもある。.

新しい!!: アンテナとダイポールアンテナ · 続きを見る »

利得 (電気工学)

利得(りとく、)とは、電気回路における入力と出力の比のことである。英語のままゲインとも呼ばれる。 一般的な利得という言葉と異なり、出力の方が入力よりも小さい場合も利得と呼ぶ。その場合、利得を1より小さい値で表す。デシベルならば0dB以下となる。.

新しい!!: アンテナと利得 (電気工学) · 続きを見る »

列車無線アンテナ

列車無線アンテナ(れっしゃむせんアンテナ)は、鉄道車両に装着して列車無線の送受信に使用されるアンテナである。 屋根上、特に運転台上部に設置されるものは空間波無線による列車無線に使用されるが、簡易的な設置方法として運転台の中に取り付けられたものもある。一方、地下鉄等で主に使用される誘導無線用のアンテナは車体妻面や床下、屋根上に複数設置される。 アンテナはその車両が走行する路線の周波数に合ったものが設置されるが、直通運転をする車両には、複数の種類のアンテナが設置される。例えば、東京地下鉄の03系は、自社の誘導無線のほかに、東武鉄道用と東京急行電鉄用のそれぞれの空間波無線の計3種類のアンテナを搭載している。 逆に、直通先が自社と同一の無線システムの場合は、1つのアンテナを共用する。例えば、都営浅草線と、同線に乗り入れる京浜急行電鉄、京成電鉄、北総鉄道、芝山鉄道の各社は、2種類の周波数を乗り入れ境界駅で切り替える同一の誘導無線システムであるため、直通運転する車両には屋根上に設置された1組のアンテナを共用している(無線機も1種類)。 空間波無線の場合、通常は1本のアンテナが設置されるが、東日本旅客鉄道(JR東日本)のE231系の後期車両やE531系などの新型車両には、デジタル化対策として安定した送受信が出来るようにダイバーシティとして2本アンテナを設置している。これ以外の首都圏のJR東日本の車両には、従前のアンテナとは別に、運転台に新たにアンテナを設置してダイバーシティとしている。 ファイル:Tobu57054-SideIR.jpg|東武50050系の車体にある誘導無線アンテナ。赤枠は側面アンテナ、青枠は床下アンテナである ファイル:Tokyu8951 IR antenna.jpg|妻面に設置された棒状の誘導無線アンテナ(東急8500系)。前の東武50050系の側面アンテナと同じである ファイル:Digital antenna JRE E257.jpg|デジタル列車無線用アンテナ(JR東日本E257系).

新しい!!: アンテナと列車無線アンテナ · 続きを見る »

アマチュア無線

アマチュア無線(アマチュアむせん)とは、金銭上の利益のためではなく、無線技術に対する個人的な興味により行う、自己訓練や技術的研究のための無線通信である。 日本では、運用する為の無線従事者免許証と、電波法に基づいた無線局免許状が必要である。.

新しい!!: アンテナとアマチュア無線 · 続きを見る »

アレイアンテナ

アレイアンテナ()は、複数のアンテナ素子(放射素子)を規則的に配列し、一定の励振条件で給電するアンテナのこと。 放射素子の振幅・位相を電気的に制御できることから、アンテナ指向性の制御を容易に行えるという特徴がある。放射素子の配列法に応じ、以下のような種類がある。.

新しい!!: アンテナとアレイアンテナ · 続きを見る »

アンテナ技研

アンテナ技研株式会社は業務用アンテナおよび関連機器を開発、製造する日本のアンテナメーカー。.

新しい!!: アンテナとアンテナ技研 · 続きを見る »

エネルギー

ネルギー(、)とは、.

新しい!!: アンテナとエネルギー · 続きを見る »

カセグレンアンテナ

パラボラアンテナの種類。 カセグレンアンテナ(Cassegrain antenna)とは主、副の反射器を持つパラボラアンテナ(parabolic antenna)の一種である。.

新しい!!: アンテナとカセグレンアンテナ · 続きを見る »

グランドプレーンアンテナ

ランドプレーンアンテナ グランドプレーンアンテナ (groundplane antenna、GPアンテナ)は、アンテナの一種である。アメリカRCA社のG.Brownが警察無線のために初めて実用化したため、ブラウンアンテナとも呼ばれる。 偏波は垂直偏波である。水平面では無指向性である事から、基地局、移動局、アマチュア局等、HFからUHFにおいて不特定の無線局間の通信用アンテナとして使用される事が多い。 1/4波長の1本の垂直エレメントと、その下部から放射状に広がる数本の1/4波長の水平の放射状(ラジアル)エレメントから成る。1/4波長接地型垂直アンテナにおける大地の代用として、放射状エレメントを設置したものと考えることができる。インピーダンスが約37Ωの不平衡アンテナであり、50Ω系の同軸ケーブルを用いて直接給電できる。垂直方向にはある角度で放射が最大となり、この角度を「打ち上げ角」と呼ぶ。構造が簡単で、アンテナ自身が大地面 (groundplane) に相当するエレメントを持つため、設置の自由度が高い。 実際の指向性は各放射状エレメントの方向に若干だが向いている。したがって無指向性アンテナとしての性能(水平面に対して利得のバラつきが少ないこと。無指向性アンテナであれば本来利得は全周にわたって0dbで一定である)の良さはラジアルエレメントの数に依存する。理想は棒エレメントではなく面にしたものであるが、屋外で風雨に晒される無線アンテナでは強風時の損傷などの危険もありVHF以下ではあまり見られない。UHF以上ではよく見られ、アマチュア無線の430MHz帯以上の自作では市販のステンレス製ボウル等の利用などもある。 その他のバリエーション(の一部)について述べる。エレメントの物理的な長さを短縮コイルを用いて短縮したもの、インダクタとキャパシタの作用を利用して、いくつかの異なる周波数で共用できるものなどがある。水平エレメントを1本としたものはダイポールアンテナの中心角と向きを変えたものと解釈でき、もはや不平衡アンテナとは言えないためバランが必要となり、偏波は水平と垂直の中間になる。放射状エレメントを傾斜させて(円錐面状として)インピーダンスを50Ωにしたものもある。さらに極端に傾斜させたアンテナが市販されているが、これは、スリーブアンテナの円筒部分を線に置き換えたものと解釈できる。UHFにおいては、垂直エレメントを多段に積み重ね、利得の向上を図ることが多い(コーリニアアレイアンテナ)。まれに、八木・宇田アンテナの放射器として使われることもある。また、数本のブラウンアンテナに位相差給電することで指向性を持たせたものもあり、八木・宇田アンテナなどとは違ってアンテナ自体を回転させなくても指向特性を変えることができる。 モービルアンテナ等では、車体に電気的に接続してアース面とするものもある。自家用車等では加工を避けたいこともあるので、電気的な接続を不要としている(アンテナ単体で動作する)ノンラジアル設計の製品もある。 アマチュア局の免許申請において、工事設計書の送信空中線の型式には、移動しない局のみ28MHz以上では単一型、24MHz以下では垂直型と記入する。.

新しい!!: アンテナとグランドプレーンアンテナ · 続きを見る »

グリエルモ・マルコーニ

リエルモ・マルコーニ(Guglielmo Marconi、1874年4月25日 - 1937年7月20日)は、無線電信の開発で知られるイタリアのボローニャ生まれの発明家。 1909年、無線通信の発展に貢献したとして、ブラウンとともにノーベル物理学賞を受賞した""。1916年より短波開拓に着手し、日中でも遠距離通信が可能な「昼間波」を発見。1924年、英国郵政庁より短波公衆回線の建設を請負い、「昼間波」と「ビームアンテナ」の二刀流で短波黄金時代を切り拓いた。1933年には世界初のUHF実用回線を完成させたほか"Pope to Open New Radio Unit Today: World's First Ultra Short Wave Plant Made by Marconi" The Washington Post Feb.11,1933 p14、UHF波が曲がることを発見している。.

新しい!!: アンテナとグリエルモ・マルコーニ · 続きを見る »

グレゴリアンアンテナ

パラボラアンテナの種類。 グレゴリアンアンテナ(Gregorian antenna)とは主、副の反射器を持つパラボラアンテナ(parabolic antenna)の一種である。.

新しい!!: アンテナとグレゴリアンアンテナ · 続きを見る »

グローバル・ポジショニング・システム

船舶用GPS受信機 グローバル・ポジショニング・システム(Global Positioning System, Global Positioning Satellite, GPS、全地球測位システム)とは、アメリカ合衆国によって運用される衛星測位システム(地球上の現在位置を測定するためのシステムのこと)を指す。 ロラン-C(Loran-C: Long Range Navigation C)システムなどの後継にあたる。.

新しい!!: アンテナとグローバル・ポジショニング・システム · 続きを見る »

コンデンサ

ンデンサの形状例。この写真の中での分類としては、足のあるものが「リード形」、長方体のものが「チップ形」である 典型的なリード形電解コンデンサ コンデンサ(Kondensator、capacitor)とは、電荷(静電エネルギー)を蓄えたり、放出したりする受動素子である。キャパシタとも呼ばれる。(日本の)漢語では蓄電器(ちくでんき)などとも。 この素子のスペックの値としては、基本的な値は静電容量である。その他の特性としては印加できる電圧(耐圧)、理想的な特性からどの程度外れているかを示す、等価回路における、直列の誘導性を示す値と直列並列それぞれの抵抗値などがある。一般に国際単位系(SI)における静電容量の単位であるファラド(記号: F)で表すが、一般的な程度の容量としてはそのままのファラドは過大であり、マイクロファラド(μF.

新しい!!: アンテナとコンデンサ · 続きを見る »

コーリニアアレイアンテナ

ーリニア(コーリニヤ、コリニア)アレイアンテナ (collinear antenna array) は、無線通信用高利得アンテナの一種である。主に超短波から極超短波において用いられる。 単にコーリニアアンテナという場合、アンテナアレイが構成済みで単一のアンテナとして使用できる状態のもの(製品など)を指すことが多い。.

新しい!!: アンテナとコーリニアアレイアンテナ · 続きを見る »

スリーブアンテナ

リーブアンテナ(sleeve antenna)は、無線通信用アンテナの一種である。主に超短波から極超短波において用いられる。 構造は、上向きにした同軸ケーブルの先端を給電点として、そこから上方に向けて1/4波長の内部導線を露出させ、下方に向けて1/4波長の同軸円管(スリーブ)を外部導体の外側にかぶせたものである。同軸円管の上端は外部導体に接続する。 垂直に設置した状態で用いられ、水平面内には無指向性を有する。動作の特性はダイポールアンテナに類似している。また、ブラウンアンテナのラジアルを同軸円管に置き換えたアンテナであり、それと同じような用途に用いられる。自動車用のアンテナ(モービルアンテナ)では、車体を電気的に接続してアースとして用いることが多いが、それでは有効に機能しない場合に、スリーブアンテナの原理を用いてアースの働きを持たせることがある。150MHz帯消防無線のアンテナとして使われることが多い。 スリーブの内径と同軸ケーブル外部導体の外径の差が小さいと、スリーブから同軸ケーブル外部導体への漏洩電流が著しく大きくなり、共振しなくなる。その場合はチョークとしてスリーブをもう一段設ける。このようなスリーブアンテナは、自動車電話用トランクリッドアンテナとして使われている。 スリーブ部分を単に1本の棒状導体に置き換えたものをh型アンテナという。外観がアルファベット小文字のhに見えることからh型アンテナと呼ばれる。これも、150MHz帯消防無線のアンテナとして使われることが多い。また、構造が非常にシンプルであることから、PHSデジタルコードレス電話の家庭用親機や無線LANでの使用例もある。.

新しい!!: アンテナとスリーブアンテナ · 続きを見る »

スロットアンテナ

ットアンテナは、無線通信用アンテナの一種である。超短波以上の周波数において用いられる。導波管にスロット(細長い切り抜き)を設けた形と、金属板にスロットを設けた形がある。.

新しい!!: アンテナとスロットアンテナ · 続きを見る »

スーパーターンスタイルアンテナ

NHK総合とNHK教育の2放送を2重給電で放射。 スーパーターンスタイルアンテナ(super turn stile antenna)は広帯域で無指向性の水平偏波を放射することができるターンスタイルアンテナ(turn stile antenna)を、さらに大きな利得を得るために多段に積み重ねたアンテナのこと。超短波のテレビジョン放送用アンテナとして広く使用されている。STアンテナ。.

新しい!!: アンテナとスーパーターンスタイルアンテナ · 続きを見る »

ターンバックル

ターンバックル(片フック・片アイ型) ターンバックル(turnbuckle)とは、ロープやワイヤーやタイロッドなどの張力を調節する装置である。金属製の胴の両端にネジ山が切られていて、一方は右ネジ、もう一方は左ネジ(逆ネジ)になっている。この胴を回転させることで両端に取り付けられたボルトが締め込まれ(あるいは緩められ)、張力を調節することができる。庭のフェンスで使われる細いケーブル用の10グラムほどのものから、建物や吊り橋の構造要素用の数千キログラムのものまで、張力の調節を必要とする幅広い用途で使われている。ボトルスクリューと呼ばれることもあり、船舶の艤装や荷締めにも使われている。.

新しい!!: アンテナとターンバックル · 続きを見る »

八木・宇田アンテナ

八木・宇田アンテナ(やぎ・うだアンテナ、Yagi-Uda Antenna)は、アレイアンテナの一種。通常、ダイポールアンテナを素子としており、宇田新太郎の主導的研究によって、八木秀次との共同で発明された。一般には八木アンテナという名称で知られている(下記の歴史的経緯を参照されたい)。 主にテレビ放送、FM放送の受信用やアマチュア無線、業務無線の基地局用などに利用される。.

新しい!!: アンテナと八木・宇田アンテナ · 続きを見る »

空間

間(くうかん)とは、.

新しい!!: アンテナと空間 · 続きを見る »

給電線

給電線(きゅうでんせん)とは送信機からアンテナに高周波電力を伝送するための伝送線路(電線)である。または、アンテナで電波を捕らえて発生した高周波電力を受信機に伝送するためにも用いられる。給電線とアンテナとの接続点を給電点(feedpoint)という。.

新しい!!: アンテナと給電線 · 続きを見る »

無線工学

無線工学(むせんこうがく)は、特に無線通信に関する項目を扱う電子工学の一分野である。.

新しい!!: アンテナと無線工学 · 続きを見る »

DXアンテナ

DXアンテナ株式会社(ディーエックスアンテナ、DX ANTENNA CO.,LTD.)は、テレビ用受信アンテナ等を製造・販売する日本の電気機器メーカーである。1953年8月1日創業(有限会社関西テレビジョン研究所)、1956年9月1日会社設立。1966年1月に現社名になり、2001年に船井電機の子会社となったが、2016年11月に船井とエレコムとの間で株式の譲渡に関する合意が締結され、翌2017年3月よりエレコムの子会社となった。 本社所在地は兵庫県神戸市兵庫区浜崎通2番15号。.

新しい!!: アンテナとDXアンテナ · 続きを見る »

ETC

御殿場IC第一入口 ETCレーンを知らせる標識(通称「手形標識」) 電子料金収受システム(Electronic Toll Collection System:エレクトロニック・トール・コレクション・システム, 略称)とは、高度道路交通システムのひとつ。有料道路を利用する際に料金所で停止することなく通過できるノンストップ自動料金収受システムである。.

新しい!!: アンテナとETC · 続きを見る »

衛星放送

衛星放送(えいせいほうそう)とは、放送衛星(Broadcasting Satellite)や通信衛星(Communications Satellite)を用いて、視聴者・聴取者などの公衆に直接受信されることを目的とする、無線通信の送信の総称である。.

新しい!!: アンテナと衛星放送 · 続きを見る »

装置

装置(そうち)とは、ある一定の機能を持った機構のひとまとまりのこと。また装置するという形で動詞としてそのような機構を、備え附ける事を指す。 装置という言葉は、その物単体である程度定まった用途を持つ比較的規模の大きな構造を指す場合に用いられる。装置が土木・建築構造物や車輌や船舶などの大規模な機械類の構成要素となるとき、設備と呼ばれる。 もともとは、apparatusの訳語として、明治期に考案されたものである。.

新しい!!: アンテナと装置 · 続きを見る »

触角

触角(しょっかく)は、節足動物などの頭部から突出している対になった器官のひとつ。感覚や運動を司る。 電子顕微鏡写真.

新しい!!: アンテナと触角 · 続きを見る »

高周波

周波(こうしゅうは)とは、電波、音波など、波形を構成するスペクトラムのうち比較的周波数の高いものを指す。音波の場合は、超音波と呼ばれることが多い。 「高周波」あるいは「低周波」は周波数に関する事項ではあるが、慣習上、「周波」と言い換えている。.

新しい!!: アンテナと高周波 · 続きを見る »

自己補対アンテナ

自己補対アンテナ(じこほついアンテナ、英:Self-Complementary Antenna)は、超ブロードバンド・アンテナの基礎となっている重要なアンテナである。.

新しい!!: アンテナと自己補対アンテナ · 続きを見る »

電場

電場(でんば)または電界(でんかい)(electric field)は、電荷に力を及ぼす空間(自由電子が存在しない空間。絶縁空間)の性質の一つ。E の文字を使って表されることが多い。おもに理学系では「電場」、工学系では「電界」ということが多い。また、電束密度と明確に区別するために「電場の強さ」ともいう。時間によって変化しない電場を静電場(せいでんば)または静電界(せいでんかい)とよぶ。また、電場の強さ(電界強度)の単位はニュートン毎クーロンなので、アンテナの実効長または実効高を掛けると、アンテナの誘起電圧 になる。.

新しい!!: アンテナと電場 · 続きを見る »

電子工学

電子工学(でんしこうがく、Electronics、エレクトロニクス)は、電気工学の一部ないし隣接分野で、電気をマクロ的に扱うのではなく、またそのエネルギー的な側面よりも信号などの応用に関して、電子の(特に量子的な)働きを活用する工学である。なお、電気工学の意の英語 electrical engineering に対し、エレクトロニクス(electronics)という語には、明確に「工学」という表現が表面には無い。.

新しい!!: アンテナと電子工学 · 続きを見る »

電磁気学

電磁気学(でんじきがく、)は、物理学の分野の1つであり、電気と磁気に関する現象を扱う学問である。工学分野では、電気磁気学と呼ばれることもある。.

新しい!!: アンテナと電磁気学 · 続きを見る »

電磁波

電磁波(でんじは )は、空間の電場と磁場の変化によって形成される波(波動)である。いわゆる光(赤外線、可視光線、紫外線)や電波は電磁波の一種である。電磁放射()とも呼ばれる。現代科学において電磁波は波と粒子の性質を持つとされ、波長の違いにより様々な呼称や性質を持つ。通信から医療に至るまで数多くの分野で用いられている。 電磁波は波であるので、散乱や屈折、反射、また回折や干渉などの現象を起こし、 波長によって様々な性質を示す。このことは特に観測技術で利用されている。 微視的には、電磁波は光子と呼ばれる量子力学的な粒子であり、物体が何らかの方法でエネルギーを失うと、それが光子として放出される。また、光子を吸収することで物体はエネルギーを得る。.

新しい!!: アンテナと電磁波 · 続きを見る »

電気工学

電気工学(でんきこうがく、electrical engineering)は、電気や磁気、光(電磁波)の研究や応用を取り扱う工学分野である。電気磁気現象が広汎な応用範囲を持つ根源的な現象であるため、通信工学、電子工学をはじめ、派生した技術でそれぞれまた学問分野を形成している。電気の特徴として「エネルギーの輸送手段」としても「情報の伝達媒体」としても大変有用であることが挙げられる。この観点から、前者を「強電」、後者を「弱電」と二分される。.

新しい!!: アンテナと電気工学 · 続きを見る »

電気伝導体

電気伝導体(でんきでんどうたい)は移動可能な電荷を含み電気を通しやすい材料、すなわち電気伝導率(導電率)の高い材料である。良導体、単に導体とも呼ぶ。 電気伝導率は、物質によってとる値の範囲が広い物性値で、金属からセラミックまで20桁ほど幅がある。一般には伝導率がグラファイト(電気伝導率 106S/m)と同等以上のものが導体、106S/m以下のものを不導体(絶縁体)、その中間の値をとるものを半導体と分類する。106S/mという電気伝導率は、1mm2の断面積で1mの導体の抵抗が1Ωになる電気の通りやすさである。 銅やアルミニウムといった金属導体では、電子が移動可能な荷電粒子となっている(電流を参照)。移動可能な正の電荷としては、格子内の原子で電子が抜けている部分という形態(正孔)や電池の電解液などにイオンの形で存在する場合がある。不導体が電流を通さないのは移動可能な電荷が少ないためである。.

新しい!!: アンテナと電気伝導体 · 続きを見る »

電気興業

電気興業株式会社(でんきこうぎょう)は、高周波機器・電気通信機器の製造・販売、大型通信アンテナの製造・工事を行う企業。.

新しい!!: アンテナと電気興業 · 続きを見る »

電波

ムネイル 電波(でんぱ)とは、電磁波のうち光より周波数が低い(言い換えれば波長の長い)ものを指す。光としての性質を備える電磁波のうち最も周波数の低いものを赤外線(又は遠赤外線)と呼ぶが、それよりも周波数が低い。.

新しい!!: アンテナと電波 · 続きを見る »

電波の周波数による分類

電波の周波数による分類(でんぱのしゅうはすうによるぶんるい)では周波数帯ごとに慣用の名称や用途などを記している。.

新しい!!: アンテナと電波の周波数による分類 · 続きを見る »

電波工学

電波工学(でんぱこうがく、英語:RF engineering)は、電波を使った無線通信、電波計測・電波測位(航法無線)、電波伝播、電波障害、アンテナ・給電線、電波を使った送電など電波の工学的利用を扱う電子工学の一分野である。 電波を通信、計測等に利用するためには、電波の基本的な理論を明らかとし、電波のふるまいを理解する必要がある。このため、電波工学は、マクスウェルの方程式を出発点とした電磁気学、回路理論、変復調理論、伝送理論、空中線理論、電波伝播理論などの幅広い学問の領域を対象としている。 電波工学が対象とする電波の周波数領域は、電波の利用及び応用を目的としている点で、いわゆる電波法で規定されている周波数領域であって、中でも高周波と呼ばれる領域が主な対象となっている。この背景としては、高周波を利用・応用する装置及びアンテナの寸法規模が、我々の生活において適切である点、製品の設計・開発を比較的容易に行える点、電波伝播特性が安定している点、が挙げられる。 電波は目に見えないため、電波のふるまいを理解するためには、数式によるモデル化・定式化が必要となる。近年、計算機の高性能化にともなって、電磁界理論に基づいた計算機シミュレーションを実施する機会が増えている。現実の電波のふるまいに、より近いシミュレーション結果を得るための計算手法の開発及び改善も行われている。 電波の利用及び応用範囲としては、音声・画像などの情報伝達、位置・距離などの計測、加熱などの調理、癌などの治療、などの幅広い分野が挙げられる。 一方、電波の利用及び応用が進むことにより、電子機器間での電波干渉、電波妨害等が発生し、電子機器の誤動作が問題となっている。このため、電波障害対策も重要な課題の一つとして電波工学の対象となっている。.

新しい!!: アンテナと電波工学 · 続きを見る »

通信衛星

通信衛星(つうしんえいせい、communications satellite)とは、マイクロ波帯の電波を用いた無線通信を目的として、宇宙空間に打ち上げられた人工衛星である。CSやCOMSAT(コムサット)などと略される。その出力が大きく、使用目的が人工衛星から直接放送するものを放送衛星(BSまたはDBS)という。.

新しい!!: アンテナと通信衛星 · 続きを見る »

送信機

送信機(そうしんき)は情報を送り出す電気通信装置を意味する。日本語では電波を使った送信機を指す場合が多く、本項ではこの無線通信における送信機について記述する。.

新しい!!: アンテナと送信機 · 続きを見る »

送信所

複数放送会社の共同送信所・東京スカイツリー 送信所(そうしんじょ)とは、信号を送り出す場所や施設のことであり、無線通信分野においては広義に無線局(radio station)のことであるが、日本の電波法の範囲においては、より細かく無線局の一部、すなわち電波を送る(送信する)ための電気的設備を主として置いた施設のことを示す。以下、日本の放送局(放送業務を行う無線局)などにおけるものを中心として述べる。なお、ここでは地上波放送の送信所について説明し、衛星放送の地球局(アップリンク局)は衛星放送に譲る。.

新しい!!: アンテナと送信所 · 続きを見る »

逆L型アンテナ

鉄道車両用の逆L型アンテナ 逆L型アンテナ(ぎゃくえるがたアンテナ、)は、アンテナの一種である。接地型1/4λのエレメントの途中を、90°の角度で曲げたアンテナで、アルファベットの"L"の字を天地逆にしたように見えることから、この名前が付いた。超長波から極超短波まで広範囲に用いられる。なお、長波~短波帯のラジオ用に、1/4λの長さに限定することなく、単に逆L型にアンテナ線を展張したものも含まれる。 接地型1/4λモノポールアンテナよりも性能は落ちるが、低姿勢にできることから、長波~短波帯では建設が容易となり、超短波帯ではバスや鉄道車両の屋根など高さ制限の厳しい移動体への搭載が可能となり、極超短波帯では機器への内蔵が可能となる。 90°で曲げる部分が給電点に近づくほど性能は低下する。また、インピーダンスも50Ωから大きくずれるため、マッチングが必要である。長波~短波帯では、アンテナカプラ(アンテナ・チューナー)でマッチングを取る(但し、簡易な受信用途では省略されることが多い)。極超短波帯では、ショートスタブでマッチングを取ることが多い。これをと言う。.

新しい!!: アンテナと逆L型アンテナ · 続きを見る »

逆V型アンテナ

逆V型アンテナ(ぎゃくブイがたアンテナ、英語:inverted vee antenna)とは、2本の電線をVの字を逆さにした形になるように張ったアンテナで、ダイポールアンテナの一種。給電点が約50Ωになることと、敷設や調整が容易なことから、長波、中波、短波用によく用いられる。エレメントの角度は90°から120°になる。.

新しい!!: アンテナと逆V型アンテナ · 続きを見る »

G5RV

G5RVとは、アマチュア無線で用いられるアンテナの一種である。もっぱら短波帯において用いられる。設計者であるイギリスのアマチュア無線家、ルイス・ヴァーニー(Louis Varney、1911年6月9日 - 2000年6月28日)のコールサインがそのまま名称になっている。 ダイポールアンテナなどのアンテナは、エレメント(導線)の長さが1/4波長の奇数倍の条件を満たした場合に共振が発生し、電磁波と高周波電流の変換効率が最大になる。短波帯におけるアマチュア無線の周波数帯は3.5MHz帯、7MHz帯、14MHz帯、21MHz帯、28MHz帯と倍数関係になっているため、エレメントの長さを上手に選択すると、1本のアンテナで複数の周波数帯に共振させることができる。この考え方により作られたアンテナがG5RVである。 構造は、全長31m(104フィート)のダイポールアンテナの中央に、長さ9.45m(31フィート)のフィーダー線を接続して給電するものである。給電にはマッチングが必要である。この大きさで最低使用周波数は3.5MHz、半分の大きさで最低周波数は7MHzとなる。なお、性能は劣るものの10MHz帯、18MHz帯、24MHz帯でも使用可能である。.

新しい!!: アンテナとG5RV · 続きを見る »

HB9CV

HB9CV(エイチビーナインシーブイ)とはスイスのアマチュア無線家が開発したアンテナである。.

新しい!!: アンテナとHB9CV · 続きを見る »

HYSエンジニアリングサービス

株式会社HYSエンジニアリングサービス(英:HYS Engineering Service Inc.)は、通信・映像・放送・情報機器及びシステムの保守・修理やアンテナ及びアンテナ周辺機器の設計・開発・販売などを行う企業。日立国際電気の連結子会社である。本項では、前身法人の一つである八木アンテナ株式会社についても扱う。.

新しい!!: アンテナとHYSエンジニアリングサービス · 続きを見る »

T2FD

5-30MHzの帯域を網羅する20mのT2FD アンテナ T2FD(ティーツーエフディー)は、無線通信用アンテナの一種である。主に長波から短波の送信用に用いられる。名前はTerminated,Tilted,Folded Dipole(傾斜・折り返し式終端型ダイポール)の頭文字を取ったもの。 構造は、折返しダイポール・アンテナのエレメントの中間(給電点の反対側)に終端抵抗(ターミネーター)を設けたものである。通常、終端抵抗は給電線のインピーダンスよりも高い抵抗値が用いられるため、給電部にインピーダンス変換器を設ける。例えば50Ωの同軸ケーブルで給電する場合、1:9の変換比を持つインピーダンス変換器を通して給電し、終端抵抗を450Ωとする。 ダイポール・アンテナなど多くのアンテナは、定常波を励起させることによって動作するため、アンテナの長さ等で決まる固有の周波数に近い周波数でのみ動作する。しかし、T2FDは、定常波が生じない場合は進行波の成分を終端抵抗でジュール熱として消費するため、波長がエレメントの全長よりも長い任意の周波数で送信が可能である。ただし、熱損失があるため、効率は非常に悪く、また受信も可能であるが出力は小さい。.

新しい!!: アンテナとT2FD · 続きを見る »

U型アドコックアンテナ

U型アドコックアンテナ(ユーがたアドコックアンテナ)は、無線通信用アンテナの一種である。電波の発生源の方向を探知する受信用途に用いられる。 構造は、水平型ダイポール・アンテナのエレメントの先端を垂直上方に折り曲げ、水平部分をシールド(金属管などで覆い、アースに接続)したものである。形状は左右対称である。両端の垂直エレメントに生じた起電力の差が出力されるため、アンテナの方向と受信出力の関係を調べれば、電波の発生源の方向を知ることができる。.

新しい!!: アンテナとU型アドコックアンテナ · 続きを見る »

折返しダイポールアンテナ

折返しダイポールアンテナ(おりかえしダイポールアンテナ、folded dipole antenna )は、無線通信用のアンテナの一種である。英語名称そのままフォールデッドダイポールアンテナと呼ばれる事が多い。 全長が1/2波長のダイポールアンテナと平行に、もう1本の導線(エレメント)を設け、それぞれ両端を接続した構造である。中波から超短波において単独で用いられるほか、八木・宇田アンテナの輻射器として用いられることが多い。直流ではショート状態となるため、静電気や誘導雷による無線機の破損を防ぐことができる。全長が1/2波長の場合「自己平衡作用」があり、不平衡給電可能である。 インピーダンスはダイポールアンテナの4倍、約293Ωとなる。通常の同軸ケーブル(インピーダンスが50Ωまたは75Ω)で給電する場合には、インピーダンス変換・平衡不平衡変換器(バラン)を設ける。インピーダンスが300Ωの平行フィーダー線であればそのまま給電できる。 ダイポールアンテナと比較して、折返したエレメントと本来のダイポールアンテナ部の平行間隔など設計の自由度が高いので、指向性や周波数帯域をある程度調整できる。ループアンテナは、折返しダイポールアンテナのエレメントを円形に伸展変形したものとみなすこともできる。 家庭で用いられる代表的な製品としては、FMラジオの受信用に平行フィーダー線で作られたものや、テレビ受信用の室内アンテナとして2本のU字型エレメントの中心角を変えられるものがある。 発展型として、2本よりさらに多い数の折返しを設けたものや、2本のエレメントの太さの比を変えてインピーダンスを変えたものもある。また、グランドプレーンアンテナ(GPアンテナ)のエレメントを折返したものや、ダイポールアンテナの片側エレメントのみ折返し、バラン無しで同軸ケーブルに直接接続したものなど、様々な発展型が存在する。特に、GPアンテナに適用したものは、150MHz帯または400MHz帯の業務無線局の基地局用アンテナとして、広く普及している。.

新しい!!: アンテナと折返しダイポールアンテナ · 続きを見る »

接地

接地(せっち)とは、電気機器の筐体・電線路の中性点・電子機器の基準電位配線などを電気伝導体で基準電位点に接続すること、またその基準電位点そのものを指す。本来は基準として大地を使用するため、この名称となっているが、基準として大地を使わない場合にも拡張して使用されている。アース(earth)、グランド(グラウンド)(ground)とも呼ばれる。.

新しい!!: アンテナと接地 · 続きを見る »

東芝

株式会社東芝(とうしば、TOSHIBA CORPORATION)は、日本の大手電機メーカーであり、東芝グループの中核企業である。.

新しい!!: アンテナと東芝 · 続きを見る »

楕円

楕円(だえん、橢円とも。ellipse)とは、平面上のある2定点からの距離の和が一定となるような点の集合から作られる曲線である。基準となる2定点を焦点という。円錐曲線の一種である。 2つの焦点が近いほど楕円は円に近づき、2つの焦点が一致したとき楕円はその点を中心とした円になる。そのため円は楕円の特殊な場合であると考えることもできる。 楕円の内部に2焦点を通る直線を引くとき、これを長軸という。長軸の長さを長径という。長軸と楕円との交点では2焦点からの距離の差が最大となる。また、長軸の垂直二等分線を楕円の内部に引くとき、この線分を短軸という。短軸の長さを短径という。.

新しい!!: アンテナと楕円 · 続きを見る »

昆虫

昆虫(こんちゅう)は、節足動物門汎甲殻類六脚亜門昆虫綱(学名: )の総称である。昆虫類という言葉もあるが、多少意味が曖昧で、六脚類の意味で使うこともある。なお、かつては全ての六脚虫を昆虫綱に含めていたが、分類体系が見直され、現在はトビムシなど原始的な群のいくつかが除外されることが多い。この項ではこれらにも触れてある。 昆虫は、硬い外骨格をもった節足動物の中でも、特に陸上で進化したグループである。ほとんどの種は陸上で生活し、淡水中に棲息するものは若干、海中で棲息する種は例外的である。水中で生活する昆虫は水生昆虫(水棲昆虫)とよばれ、陸上で進化した祖先から二次的に水中生活に適応したものと考えられている。 世界の様々な気候、環境に適応しており、種多様性が非常に高い。現時点で昆虫綱全体で80万種以上が知られている。現在知られている生物種に限れば、半分以上は昆虫である。.

新しい!!: アンテナと昆虫 · 続きを見る »

日立国際電気

株式会社日立国際電気(ひたちこくさいでんき、)は、日本の大手電気機器メーカー。 同社は、日立グループ内にて無線通信機器や放送・映像機器の製造販売を手がけていた、国際電気・日立電子・八木アンテナの3社が、2000年10月1日付で、旧国際電気を存続会社として合併して誕生した(八木アンテナはその後同社の100%子会社として分社化)。 旧国際電気は、国際無線電信・国際無線電話・国際海底線電話の設備建設保守を業務とする特殊会社として国策により設立された、国際電気通信(株)の狛江工場を源流とする。.

新しい!!: アンテナと日立国際電気 · 続きを見る »

日立製作所

株式会社日立製作所(ひたちせいさくしょ、Hitachi, Ltd.)は、日本の電機メーカーであり、日立グループの中核企業。国内最大の電気機器メーカー。 通称は日立やHITACHIなど。特に創業の地であり、主力工場を抱える茨城県日立市などでは、行政機関の日立市や他の日立グループ各社などと区別するため日立製作所の略称で日製(にっせい)とも呼ばれている(後述参照)。 前身は、現在の茨城県日立市にあった銅と硫化鉄鉱を産出する久原鉱業所日立鉱山である。日立鉱山を母体として久原財閥が誕生し、久原財閥の流れを受けて日産コンツェルンが形成された。また、日立鉱山で使用する機械の修理製造部門が、1910年に国産初の5馬力誘導電動機(モーター)を完成させて、日立製作所が設立された。やがて日本最大規模の総合電機メーカー、そして世界有数の大手電機メーカーとして発展することとなる。.

新しい!!: アンテナと日立製作所 · 続きを見る »

日本の地上デジタルテレビ放送

地上デジタルテレビ放送の画像イメージ(2004年11月 NHK大阪放送局施設見学会で) 中京広域圏のデジタル放送を送信する瀬戸デジタルタワー 地上アナログ放送終了のカウントダウンのイメージ。2011年7月1日(被災3県は2012年3月12日)より、常時表示 アナログテレビ放送終了時のブルーバック画面イメージその1(岩手・宮城・福島3県では2012年3月31日にアナログ放送を終了)3大都市圏(東名阪)と一部のローカル局では総務省地デジコールセンターと自局の地デジ対策窓口の電話番号を併記していた。 地デジカの看板(2011年7月23日) 日本の地上デジタルテレビ放送(にほんのちじょうデジタルテレビほうそう)とは、日本における放送局により行われる地上(陸上)のデジタル方式テレビ放送である。2003年に導入が開始され、2011年にアナログからの完全移行となった。.

新しい!!: アンテナと日本の地上デジタルテレビ放送 · 続きを見る »

日本の放送送信所一覧

この一覧は:Category:日本の放送送信所に分類されている項目のうち、主要な送信所を都道府県別に並べ替えたものである。.

新しい!!: アンテナと日本の放送送信所一覧 · 続きを見る »

日本アンテナ

日本アンテナ株式会社(にっぽん-)は、アンテナなどを製造する電気機器メーカー。 マスプロ電工やDXアンテナ・サン電子などと並んで日本を代表するテレビアンテナメーカーである。日本国内におけるテレビアンテナのシェアは業界3位。海外進出も盛んで、日本アンテナフィリピン、日本アンテナアメリカ、上海日安電子有限公司など海外に販売拠点を持つ。 生産拠点は、所沢、蕨、川里に加え、2005年に中国上海工場を開設した。.

新しい!!: アンテナと日本アンテナ · 続きを見る »

日本無線

日本無線株式会社(にほんむせん、、略称:JRC)は、東京都中野区に本社を置く老舗の大手通信メーカであり、日本最大手の無線通信メーカである。 日清紡ホールディングスの中核であるエレクトロニクス部門に属する。産業用および公共用無線通信システムを製造・販売しており、主要営業品目は、通信機器・海上機器・システム機器に大別される。.

新しい!!: アンテナと日本無線 · 続きを見る »

日本電気

日本電気株式会社(にっぽんでんき、NEC Corporation、略称:NEC(エヌ・イー・シー)、旧英社名 の略)は、東京都港区芝五丁目(元・東京都港区芝三田四国町)に本社を置く住友グループの電機メーカー。 日電(にちでん)と略されることも稀にあるが、一般的には略称の『NEC』が使われ、ロゴマークや関連会社の名前などにも「NEC」が用いられている。 住友電気工業と兄弟会社で、同社及び住友商事とともに住友新御三家の一角であるが、住友の象徴である井桁マークは使用していない。.

新しい!!: アンテナと日本電気 · 続きを見る »

支線 (建築)

建築における支線(しせん)とは、建造物を直立して保持するため、その上部と地面を接続して固定する針金などの線状のものである。 鉄塔、電柱、テントなどに用いられ、通常は異なる方向に複数の支線を設ける。張力を加えるためのターンバックルなどの部品とともに用いられることが多い。 アンテナのマストを固定するのに用いるとき、金属製の支線では長さが問題になることがある。支線がアンテナで送受信する周波数の波長の 1/2 の整数倍の長さになっていると支線が共振してしまい、アンテナから輻射される高周波エネルギーを減衰させてしまう。これを防ぐのに、波長の 1/2 にならないように支線を何本かに分け、それぞれを碍子でつないで機械的には 1 本の支線として使用するということが行われている。 また、ガラス繊維等の絶縁体製の支線を用いることもある。 Category:建築構造.

新しい!!: アンテナと支線 (建築) · 続きを見る »

放射

放射(ほうしゃ,radiation)は、粒子線(アルファ線、ベータ線など)や電磁波(光や熱なども含む)、重力波などが放出されること、または放出されたそのものをいう。かつての日本では、輻射(ふくしゃ)とされていたが、太平洋戦争後の当用漢字表に「輻」の字が含まれなかった。このため、当初はやむを得ず「ふく射」と表記されていたが、その後、「放射」と表現が変更された。なお、「輻」は現在の常用漢字にも含まれていない。.

新しい!!: アンテナと放射 · 続きを見る »

整合性

整合性.

新しい!!: アンテナと整合性 · 続きを見る »

8JKビーム・アンテナ

8JKビーム・アンテナは、アンテナの一種。フラットトップ・アンテナとも称される。 オハイオ州立大学教授でアンテナ・デザイナー、また天文学者でもあるジョン・D・クラウス(John D. Kraus、1910年-2004年7月18日)の考案によるもので、「8JK」は氏のコールサイン(W8JK)に由来する。 形式は2素子八木アンテナの派生で、これが更に発展したものがHB9CVである。 シングル・セクションの8JKビーム・アンテナは、長さが等しい2本の1/2波長ダイポール・アンテナを1/8波長から1/4波長離して平行に配置し、それぞれ逆位相に給電する。エレメントの中央から給電するタイプ、エレメントの端から給電するタイプ(エレメントが中央で交差する)、および中央給電タイプのエレメントの半分をスタブに置き換えたタイプがある。双方向ビームであり、2方向に指向性を持つ。ダイポール・アンテナと比較してビームはシャープであり、打ち上げ角は低くなる。 エレメントを2セクション(1/2波長の2倍、1波長ダイポール・アンテナで構成)以上の長さにして、利得を増大させることも可能である。 Category:アマチュア無線 Category:アンテナ.

新しい!!: アンテナと8JKビーム・アンテナ · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

チューナブルアンテナアンテナ線アクティブアンテナ屋根馬

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »