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アンティル海流

索引 アンティル海流

アンティル海流(アンティルかいりゅう、)とは大西洋の北赤道海流がアンティル諸島の東側で二分するうちの、アンティル諸島の東側に沿って北流する海流のことである。バハマ諸島の北方でフロリダ海流に合流する。この海流の強さは顕著な季節変化があるため、流量はフロリダ海流の約半分の毎秒1200万トンに過ぎないが、ハッテラス岬沖の湾流に顕著な季節変化を生ずるひとつの原因といわれている。.

8 関係: 大西洋北赤道海流ハッテラス岬バハマ諸島メキシコ湾流フロリダ海流アンティル諸島海流

大西洋

大西洋(たいせいよう、Atlantic Ocean、Oceanus Atlanticus)は、ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸、アメリカ大陸の間にある海である。なお、大西洋は、南大西洋と北大西洋とに分けて考えることもある。おおまかに言うと、南大西洋はアフリカ大陸と南アメリカ大陸の分裂によって誕生した海洋であり、北大西洋は北アメリカ大陸とユーラシア大陸の分裂によって誕生した海洋である。これらの大陸の分裂は、ほぼ同時期に発生したと考えられており、したがって南大西洋と北大西洋もほぼ同時期に誕生したとされる。.

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北赤道海流

北赤道海流(きたせきどうかいりゅう、)とは、北半球の熱帯海域を西に向かう海流。表層で北に、下層で南に向かう弱い循環流を伴う。北東貿易風によって形成され、大洋大循環の主要な要素。太平洋、大西洋では北緯10度から25度の貿易風帯に存在するが、インド洋では南西季節風の強い夏には現れない。太平洋の北赤道海流は中央アメリカ沖合でカリフォルニア海流と赤道反流の一部が合流してその源となるが、西に向かうとともに北側から海水を取り込み、流量がしだいに増大して、毎秒4500万tにも達する。西端のフィリピン沖で北上して黒潮へつながるが、一部は南下して赤道反流となり東流する。大西洋における北赤道海流も太平洋と同じく、北半球における亜熱帯循環を形成している。その東端はカナリア海流に源を発し,西側ではアンティル海流とフロリダ海流につながっている。レプトケファルスが見られる。.

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ハッテラス岬

ハッテラス岬(ハッテラスみさき、英語:Cape Hatteras)はアメリカ合衆国ノースカロライナ州の一番東端に当り、大西洋に突き出たアウターバンクスと呼ばれる砂州にある。付近は北からのラブラドル海流と南からのフロリダ海流が出会うところで、航海の難所でもある。全米で最も高いが同地にあったが、灯台建設当時よりも海岸線が後退したため、1999年7月にハッテラス島のより内陸部へ移設された。 ライト兄弟が初飛行を繰り返したキティーホークおよびキル・デヴィル・ヒルズにも近い。.

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バハマ諸島

バハマ諸島(バハマしょとう)は、フロリダ半島の東から南東、大アンティル諸島の北側に位置する、北大西洋上の島々。西インド諸島の一部。 大部分をバハマが占める。南東部のタークス・カイコス諸島はイギリスの海外領土である。.

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メキシコ湾流

図下側から北赤道海流→'''メキシコ湾流'''→北大西洋海流→北上し東グリーンランド海流・東進しノルウェー海流 メキシコ湾流(メキシコわんりゅう、)とは、北大西洋の亜熱帯循環の西端に形成される狭く強い海流で、黒潮と並ぶ世界最大の海流である。単に湾流、またはカタカナでガルフストリームとも記される。.

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フロリダ海流

フロリダ海流(フロリダかいりゅう、)とはユカタン海峡からフロリダ海峡を経て、アメリカ東南岸の陸棚崖に沿って北上し、ハッテラス岬東沖から陸岸を離れるまでの海流をいう。フロリダ海流の最狭部は80km、最深約800mに過ぎないので最大流速は4ノットにも達する。フロリダ側には冷たく重い海水が、キューバ側には暖かく軽い海水が存在し、キューバ側の平均海面のほうがおよそ45cm高い。フロリダ海峡における流量は毎秒約2600万トンであるが、海峡より下流では、バハマ諸島北方でアンティル海流やサルガッソ海からの海水が合流するので、下流ほど流量が増加しハッテラス岬沖では5500万トンに達する。この海流は古くから多数の調査が行われていたので比較的よく知られた海流である。この海流には半日周期の潮汐に関連した短期変動から大きな季節的変化、ならびに長年の変動があることもわかっている。海流の強さは一定ではなく、予想外に大きな変動が比較的短期間に起こる。は注目に値する。.

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アンティル諸島

アンティル諸島(アンティルしょとう、英語・フランス語: Antilles、Antillas、Antillen)は、中央アメリカに位置し、西インド諸島の主要部を構成する諸島。フロリダ南方から南米大陸近海まで3200キロメートルにわたり伸び、カリブ海を大西洋・メキシコ湾から分けている。.

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海流

世界の海流図(暖流は赤、寒流は緑)、1943年アメリカ陸軍による 世界の海流図(暖流は赤、寒流は黒)、2004年 海流(かいりゅう)は、地球規模でおきる海水の水平方向の流れの総称。似た現象に潮汐による潮汐流(潮流とも)があるが、潮汐流は時間の経過に伴って流れが変化し、短い周期性を持つ。海流はほぼ一定方向に長時間流れる。また海の中は鉛直方向にも恒常的な流れが存在する海域もあるが、その流速はひじょうに小さいので、通常は海流とは呼ばない。海流はその性質により、暖流と寒流の2種類に大別される。 海流が発生する原因は諸説あるが、大きく分けて表層循環と深層循環がある。表層循環と深層循環の意味は、メカニズム的に論じるか現象的に論じるかで違ってくる。メカニズム的に言えば、海面での風(卓越風)によって起こされる摩擦運動がもとになってできる「風成循環」が表層循環、温度あるいは塩分の不均一による密度の不均一で起こる「熱塩循環」が深層循環である。この二つを総称して、海洋循環と呼ぶ。「海流」が海水の流れを重視した呼び方であるのに対して、「海洋循環」は特に地球規模での海水の巡り、循環を重視した呼び方であり、これらを使い分けることが多い。 なお日本語では、潮流と言った場合はふつう潮汐流のことだが、黒潮、親潮、潮境などのように「潮」を潮汐の意味でなく海流の意味で使うことも多く、また、海水浴場における遊泳上の注意など、潮汐流のことを指して「海流」と言う場合もあり、まれに逆もあるので注意。 黒潮とメキシコ湾流を二大海流といい、これらは流量が多く、流速も速い。.

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