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アラ (ローマ軍)

索引 アラ (ローマ軍)

アラ(ラテン語:ala, 複数形はアラエ alae)とは、古代ローマの軍における編成単位。ラテン語で ala は「翼」を意味することから、左右両翼の部隊を指し、翼軍(よくぐん)と訳されることもある。 アラは、アウクシリア(支援軍)、すなわちローマ市民権を持たない者たちで構成される支援部隊の編成単位である。その定義は長いローマの歴史において徐々に変化していったが、帝政ローマにおいてはアウクシリアの騎兵部隊を意味した。 また時代によっては「アラレス」(羅:Alares)または「アラリィ(羅:Alarii)」とも呼ばれた。.

16 関係: 古代ローマポー川ラテン語ローマ帝国ローマ市民権ローマ軍アウクシリアイタリア半島ガリアガリア戦争ガイウス・ユリウス・カエサルゲルマニア共和政ローマ騎兵軍団兵

古代ローマ

古代ローマ(こだいローマ、Roma antiqua)は、イタリア半島中部に位置した多部族からなる都市国家から始まり、領土を拡大して地中海世界の全域を支配する世界帝国までになった国家の総称である。当時の正式な国号は元老院ならびにローマ市民(Senatus Populusque Romanus)であり、共和政成立から使用されて以来滅亡まで体制が変わっても維持された。伝統的には476年のロムルス・アウグストゥルスの退位をもって古代ローマの終焉とするのが一般的であるが、ユスティニアヌス1世によってイタリア本土が再構成される554年までを古代ローマに含める場合もある。ローマ市は、帝国の滅亡後も一都市として存続し、世界帝国ローマの記憶は以後の思想や制度に様々な形で残り、今日まで影響を与えている。.

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ポー川

ポー川流域 ポー川(Po)は、イタリア北部を横断している、イタリア国内で最も長い川である。アルプス山脈などに源流を持ち、ロンバルディア平原、ポー平原を流れ、アドリア海に注ぐ。総延長は650kmを超える。 その水はポー川流域にヨーロッパ有数の農産地域を作っている。下流域では、米作が盛んなことで有名である。.

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ラテン語

ラテン語(ラテンご、lingua latina リングア・ラティーナ)は、インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派の言語の一つ。ラテン・ファリスク語群。漢字表記は拉丁語・羅甸語で、拉語・羅語と略される。.

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ローマ帝国

ーマ帝国(ローマていこく、Imperium Romanum)は、古代ローマがイタリア半島に誕生した都市国家から、地中海にまたがる領域国家へと発展した段階以降を表す言葉である。従って厳密には古代ローマの体制が共和制だった頃を含んでいる。最盛期には地中海沿岸全域に加え、ブリタンニア、ダキア、メソポタミアなど広大な領域を版図とした。シルクロードの西の起点であり、古代中国の文献では大秦の名で登場する。 帝国という訳語があてられている事から、狭義にはオクタウィアヌスがアウグストゥスの尊称を与えられた紀元前27年からの古代ローマを指す場合もある。しかし、本来の表現からすればこの場合は帝政ローマ、またはローマ帝政期とした方が正確である。.

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ローマ市民権

ーマ市民権(ローマしみんけん)は、古代ローマ市民に与えられた諸権利。 具体的には、市民集会(民会)における選挙権・被選挙権(ローマの官職に就任する権利)、婚姻権、所有権、裁判権とその控訴権(ローマ法の保護下に入る)、ローマ軍団兵となる権利など。また人頭税や属州民税(資産の10%で凡そ収穫の33%程度)も課されない。.

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ローマ軍

再現イベントにおける第14軍団ゲミナ ローマ軍(ローマぐん)は、古代ローマ(王政ローマ・共和政ローマおよび帝政ローマ)における軍隊(陸軍と海軍)の総称。ラテン語では軍隊のことを「エクセルキトゥス(exercitus)」といい、「ローマ軍」を「ローマーニー・エクセルキトゥス(Romani exercitus)」あるいは「ノステル・エクセルキトゥス(noster excercitus、我らの軍隊)」などと呼んでいた。.

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アウクシリア

アウクシリア(ラテン語:Auxilia)とは、帝政ローマにおいて、ローマ軍の正規部隊であるレギオ(軍団)を支援する部隊。日本語では支援軍、補助兵、翼軍などと訳される場合が多い。騎兵を主力とした。アウジリアスと記述している書物もある。.

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イタリア半島

イタリア半島(イタリアはんとう、Penisola italiana、Paeninsula Italica)は、ヨーロッパ大陸のアルプス山脈の南側から地中海に南東に延びた形の半島。別名アペニン半島。東側をアドリア海、南側をイオニア海、西側をティレニア海に分断している。アペニン山脈が貫いていて、半島のつけ根には北のアルプス山脈と南のアペニン山脈に囲まれるようにパダーナ平原がある。 以下の国が存在する。.

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ガリア

リア()とは、ガリア人(ケルト人の一派)が居住した地域の古代ローマ人による呼称。古典ラテン語での正確な発音は「ガッリア」。フランス語では (ゴール)。 具体的には現在のフランス・ベルギー・スイスおよびオランダとドイツの一部などにわたる。元来の「ガリア」はイタリア半島北部であったため、地域(地理上の概念)としての「ガリア」とローマの属州(行政区画)としての「ガリア」とは同一ではない。 近代にはフランスの雅称として使われるようになる。現代ギリシャ語の「ガリア」(Γαλλία) は、フランスのことである。.

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ガリア戦争

リア戦争(ガリアせんそう、ラテン語:Bellum Gallicum, ベッルム・ガッリクム/ベルルム・ガルリクム)は、紀元前58年から紀元前51年にかけて、共和政ローマのガリア地区総督ガイウス・ユリウス・カエサルがガリア(現:フランス、ベルギー、スイス等)に遠征してその全域を征服し、共和政ローマの属州とした一連の戦争を指す。.

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ガイウス・ユリウス・カエサル

イウス・ユリウス・カエサル(古典ラテン語:Gaius Iulius Caesar、紀元前100年 - 紀元前44年3月15日)は、共和政ローマ期の政治家、軍人であり、文筆家。「賽は投げられた」(alea iacta est)、「来た、見た、勝った」(veni, vidi, vici) 、「ブルータス、お前もか (et tu, Brute?)」などの特徴的な引用句でも知られる。また暦で彼の名称が使用されていた(ユリウス暦)時期が存在していた。 古代ローマで最大の野心家と言われ、マルクス・リキニウス・クラッスス及びグナエウス・ポンペイウスとの第一回三頭政治と内戦を経て、ルキウス・コルネリウス・スッラに次ぐ終身独裁官(ディクタトル)となった。.

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ゲルマニア

ゲルマニア (Germania) は、古代ローマ時代の地名。おおよそライン川の東、ドナウ川の北の地域で、現在のドイツ、ポーランド、チェコ、スロバキア、デンマークとほぼ重なる一帯を指す。なお、中世前期ゲルマニアの諸地方のうち最も広い地域を占めるのは東部のスラーヴィア地方(ポーランドを中心とした一帯)で、これは中世やそれ以前の欧州においては「ゲルマン人」はゲルマン語派の諸部族のほかゲルマニアの東部地方に住むスラヴ語派の諸部族の両方を意味していたことを示唆している。 主にゲルマン人が居住した地域で、ライン川をはさんでガリアと隣接した。ローマ帝国はライン川の西側の属州を上流と下流に分け、それぞれ高地ゲルマニア属州と低地ゲルマニア属州の名を与えていた。 紀元前55年及び紀元前53年にローマ人としては初めてガイウス・ユリウス・カエサルがこの地に侵攻した。その後初代ローマ皇帝となったアウグストゥスはゲルマニアをローマ領内に加えることを構想し、大ドルススらによって一時期ローマ領はゲルマニア奥地にまで及んだ。しかしトイトブルクの戦いでの敗北後、ローマ軍はライン川の西にまで撤退し、以後ローマから独立を守りつづけた。 Category:古代ゲルマン Category:古代ローマ.

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共和政ローマ

共和政ローマ(きょうわせいローマ)は、紀元前509年の王政打倒から、紀元前27年の帝政の開始までの期間の古代ローマを指す。 この時期のローマは、イタリア中部の都市国家から、地中海世界の全域を支配する巨大国家にまで飛躍的に成長した。帝政成立以後ではなく地中海にまたがる領域国家へと発展して以降を「ローマ帝国」と呼ぶ場合もある。また、1798年に樹立されたローマ共和国 (18世紀)、1849年に樹立されたローマ共和国 (19世紀)と区別するために「古代ローマ共和国」と呼ばれることもある。.

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メの翼。揚力を発生させる構造を見ることが出来る 翼(つばさ)は、鳥や航空機などの飛翔体が備え、空気中での飛行のために使用される構造。さらに広義の用法もある。文脈によっては「ヨク」とも読む。.

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騎兵

騎兵(きへい、cavalry, Trooper)は、兵種の一つで、馬など動物に騎乗して戦闘行動を取る兵士である。最初はロバが使用されていたが、後に馬が主流になった。最古の騎兵は動物が曳行する戦車に乗った兵士であったが、後に動物に跨る騎兵に移行していった。 騎兵は相対的に高い機動力・攻撃力を誇り、作戦の幅を広げ、偵察、伝令、警戒など後方支援でも活躍した。また、軽騎兵・重騎兵と分類されることもあり、前者は機動力を、後者は攻撃力及び防御力を重視している。現代では騎兵から派生した、装甲車やヘリコプターに搭乗する部隊も「騎兵」と呼ぶことがある。.

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軍団兵

軍団兵(古典ラテン語:Legionarius, レギオーナーリウス)は、ローマ軍団を構成する兵士。共和政ローマ中期までローマ市民は軍団兵としての義務があり、25年間、45歳までの兵役が課せられた。退役までの5年間はベテラン軍団兵として、従事する内容を軽いものなどにしてもらい、優遇をされた。編成においては彼らはトリアリイ(Triarii)(後詰の予備部隊)に組み込まれ、余程の劣勢でなければ実際に白兵戦に参加することはなかった。兵の資格としてローマ市民権を保持する市民でなければならず、これは帝政ローマになっても変わらなかった。.

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