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アムロド

索引 アムロド

アムロド(Amrod、第一紀? - 太陽の時代580年頃)は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『シルマリルの物語』の登場人物。もっとも偉大なエルフ、フェアノールの七人の息子の末男。アムラスとは双子。母ネアダネルを通じて赤髪(もしくは赤褐色)を継いだ。ノルドールの上級王フィンウェの孫。父、兄弟とともに「フェアノールの誓言」をなした。 アムロドの父名はクウェンヤで「小フィンウェ」を意味する、ピチャフィンウェ(Pityafinwë)であった。母名は「赤頭」を意味するアンバルッサ(Ambarussa)を双子の兄弟アムラスと分け合った。のちにアムラスの母名はアンバルトと変えられたが、双子はお互いをアンバルッサと呼んだ。.

18 関係: 中つ国 (トールキン)ノルドールネアダネルルーシエンディオルフィンロドフィンウェフェアノールフェアノールの息子たちアムラスアルダの歴史エルフ (トールキン)エルウィングクウェンヤシルマリルシルマリルの物語第一紀 (トールキン)J・R・R・トールキン

中つ国 (トールキン)

中つ国(なかつくに、)は、J・R・R・トールキンの物語作品における架空の世界で、彼のほとんどの物語が起こったとされている場所である。.

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ノルドール

ノルドール(, 単数形:ノルド、)は、J・R・R・トールキンの『指輪物語』、『シルマリルの物語』などに登場する、架空の種族。ヴァラールの呼び出しに応え、フィンウェに率いられて旅立った、エルフ(クウェンディ)。 エルダールの第二陣。アヴァリとなったものをのぞき、その全員がアマンへと渡った。多くは黒髪をもつ。ヴァンヤール、ファルマリとともに、カラクウェンディに含まれる。また、ヴァンヤール、テレリとともに、エルダールに含まれる。 ノルドールとはクウェンヤで「博識」を意味する。手の技を愛し、アウレから多くを学んだ。アウレもまたかれらをもっとも愛した。かれらの知識への渇望は激しく、ヴァリノールを広く旅した。 メルコール(モルゴス)は、フィンウェの息子フェアノールが作り出した宝玉シルマリルを奪い、中つ国へと逃げていった。フェアノールとその七人の息子たちは、「なにものであろうと、シルマリルを奪うものは許さない」との誓言(フェアノールの誓言)をし、多くのノルドールを率いてモルゴスを追い、中つ国へと旅立つ。かれらはこの誓いに縛られ、多くの勲しをたて、多くの悲劇を生み出した。 フェアノールとかれの一党は、中つ国への道を急ぐあまりアルクウァロンデのテレリから力ずくで船を奪い、数多く殺した。この同族殺しのため、ヴァラールは中つ国へ向かった全てのノルドールのアマンへの帰還を禁じた。これをマンドスの呪いという。 怒りの戦いのあとマンドスの呪いはとかれ、多くのノルドールはほかのエルダールとともにアマンへと渡っていった。中つ国に留まったエルダールも、指輪戦争でサウロンが滅びると、やはりアマンへと渡っていった。.

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ネアダネル

ネアダネル()は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『シルマリルの物語』の登場人物。 ヴァリノールのエルフ。 父はノルドールの鍛冶師マハタン。 夫にフェアノール。 息子に、「フェアノールの息子たち」として知られる七人、マイズロス、マグロール、ケレゴルム、カランシア、クルフィン、アムロド、アムラスがいる。 ネアダネルは、強い意志の持ち主であったが、夫のフェアノールほど我意は強くなく、思いやりある人物だった。フェアノールの気持ちが激しくなる時、かの女はかれをいさめた。フェアノールの意志の力はあまりにも強く、妻であるネアダネルのほかに、かれに影響を与えられるものはいなかった。しかしのちのフェアノールの行いのため、かの女の愛は冷えていった。 ネアダネルは著名な彫刻家である。かの女は、人々が本物と思うような極めて真に迫った像を作ったといわれた。 ネアダネルの父マハタンと、彼女の三人の息子マイズロス、アムロド、アムラスは、トールキンによって赤毛(赤みがかった茶色)を備えていたと描写されている。しかしネアダネル自身については、薔薇のような美しい肌と茶色の髪であったという。.

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ルーシエン

ルーシエン・ティヌーヴィエル()は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『シルマリルの物語』の登場人物。 イルーヴァタールの子らのうち、もっとも美しいといわれるエルフの乙女。 人間であるベレンとの恋の成就のため、かれとともに冥王モルゴスの居城アングバンドに入り込み、シルマリルをひとつ持ち帰った。 別名のティヌーヴィエル()は、シンダール語で「小夜啼鳥」、「薄暮の娘」を意味する。 父はシンダールの王シンゴル、母はマイアのメリアン。夫はバラヒアの息子ベレン。息子にディオルがいる。 『指輪物語』にも言及があり、「ルシエン・ティヌヴィエル」「ルシアン・ティヌヴィエル」と表記されている。.

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ディオル

ディオル・エルヒール(Dior Eluchíl、太陽の時代470年 - 505年)は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『シルマリルの物語』の登場人物。エル・シンゴルの後を継ぎドリアスの王となった。ルーシエンの死後、宝玉シルマリルを受け継ぐが、フェアノールの息子たちとの戦いで命を落とした。 「エルヒール」とは、シンダール語で「エルウェの末裔」を意味する。 父はベレン。母はルーシエン、妻はケレボルンの姪ニムロス、娘にエルウィング、息子にエルレードとエルリーン。.

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フィンロド

フィンロド・フェラグンド(Finrod Felagund、第一紀? - 太陽の時代468年)は、J・R・R・トールキンの、『シルマリルの物語』の登場人物。 ノルドールの中つ国への帰還のとき、フィナルフィンの子供たちの一党を率いてヘルカラクセを渡った。 ベレリアンドにおいては洞窟宮ナルゴスロンドを築き、王として周囲を広く支配した。 人間と深くかかわり、「信義篤きフィンロド」、「人間の友」と呼ばれた。 「フィンロド」はかれのテレリ語名フィンダラート(Findaráto)がシンダール語化したもので、おおよその意味は「フィンウェの強き末裔」である。翻訳されていない母名も含めると、フィンダラート・インゴルド(Findaráto Ingoldo)となる。「フィンダラート」のノルドールのクウェンヤ形はアルタフィンデ(Artafinde)である。 「フェラグンド」はかれの居城ナルゴスロンドの築城をたすけたドワーフがかれにあたえたエペッセで、「洞窟を切り拓くもの」を意味するドワーフ語「フェラク=グンドゥ」のシンダール語化したものである。『シルマリルの物語』では、「洞窟宮の王」とも訳されている。 かれはまたベオルとその民に、かれらの言葉で「智慧」を意味するノーム(Nóm)とも呼ばれた。ほかの敬称に「ナルゴスロンドの王」(King/Lord of Nargothrond)、「人間の友」(Friend-of-Men)がある。 父はノルドールの上級王フィンウェの三男フィナルフィン。 母はファルマリの上級王オルウェの娘エアルウェン。 弟にアングロド、アイグノール。妹にガラドリエル。 フィンロドはシリオンの山道にミナス・ティリスを築いた。かれはナルゴスロンドの王だった。 東ベレリアンドのサルゲリオンを旅していたかれは、人間と出会った最初のノルドールになった。フィンロドはかれらのもとに長く留まり、人間の言葉を学び、人間にはシンダール語を教えた。人間が近くに住むことを望まない、オッシリアンドの緑のエルフが、フィンロドに人間を去らせるように乞うと、かれは人間たちをエストラドへ導いた。 フィンロドはアングバンドの包囲の続くあいだ、たびたびアンドレスを訪れ、人間とエルフに関するさまざまな事柄について意見を交わした。ふたりの会話は書き留められ、のちに「Athrabeth Finrod ah Andreth」として知られるようになった。 ベオル家のバラヒアは、ダゴール・ブラゴラッハでフィンロドの命を救い、のちにバラヒアの指輪として知られる指輪をフィンロドからあたえられた。のちにバラヒアの息子ベレンがモルゴスからシルマリルを奪うためフィンロドの助力を願うと、フィンロドはベレンの父バラヒアへの誓言のためこれを受け入れ、かれの一族に助力を求めた。ケレゴルムとクルフィンはこれを聞くと、「フェアノールの誓言」のことを語り、フィンロドの一族を恐れさせた。そのためフィンロドはナルゴスロンドの民から見放され、わずか十人の供のものを連れて、ベレンとともに出発した。かれらはトル=イン=ガウアホスで捕らわれた。フィンロドは力競いの歌でサウロンと戦ったがついに敗れた。サウロンはかれらの使命と正体を知るためにかれらを投獄した。サウロンはかれらを一人ずつ巨狼に喰らわせたが、だれもかれらの正体を話さなかった。十人が死に絶え、巨狼がベレンを殺しに来ると、フィンロドは力をふるって縛めをとき、素手で巨狼を殺したが、自らも致命傷を負って死んだ。 『シルマリルの物語』によると、フィンロドはヴァリノールで復活をゆるされ、父フィナルフィンと再会した。 フィンロドは中つ国では結婚しなかった。かれはヴァンヤールのアマリエを愛していたが、かの女はヴァリノールを去ることを拒んだためである。レイシアンの歌によると、復活したフィンロドはかの女とともに住んでいる。.

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フィンウェ

フィンウェ(、第一紀4550年? - 4995年)は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『シルマリルの物語』の登場人物。 ノルドールの最初の上級王であり、そのためノルダラン()とあだ名されることがあった。 前妻にミーリエル。前妻との息子にフェアノール。 後妻にインディス。後妻との息子にフィンゴルフィンとフィナルフィン。娘にフィンディスとイリメ。.

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フェアノール

フェアノール(、第一紀4679年 - 4997年)は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『シルマリルの物語』の登場人物。ノルドールの上級王フィンウェの長男。もっともすぐれたエルフとされ、比類なき手わざと知性、博識によって知られた。父への愛と、自ら作ったものへの愛ゆえにメルコールの虚言にたぶらかされ、ノルドールを至福の地アマンからモルゴスの待つ中つ国へと進ませた。 父はフィンウェ。母はミーリエル。妻はネアダネル。息子にマイズロス、マグロール、ケレゴルム、カランシア、クルフィン、アムロド、アムラス。異母妹にフィンディスとイリメ。異母弟にフィンゴルフィンとフィナルフィン。.

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フェアノールの息子たち

フェアノールの息子たち(Sons of Fëanor)は、J・R・R・トールキンの作品世界、中つ国に登場する、フェアノールの七人の息子のこと。母はネアダネル。ヴァリノールに生まれたが、父とともにノルドールの叛乱を率いて中つ国へと渡り、父の死後はベレリアンドの北東にある諸王国を統治し、モルゴスと対峙した。 各項目も見よ。.

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アムラス

アムラス(、第一紀? - 4997年)は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『シルマリルの物語』の登場人物。もっとも偉大なエルフ、フェアノールの七人の息子の末男。アムロドとは双子。母ネアダネルを通じて赤髪(もしくは赤褐色)を継いだ。ノルドールの上級王フィンウェの孫。父、兄弟とともにフェアノールの誓言をなした。 アムラスの父名はクウェンヤで「最後のフィンウェ」を意味する、テルフィンウェ()であった。母名は「赤頭」を意味するアンバルッサ()を双子の兄弟アムロドと分け合った。父フェアノールが双子は別々の名を持つべしとすると、のちに母ネアダネルはアムラスを、「命運尽きたもの」を意味するウンバルト()と呼んだ。フェアノールはこれを不安に思い、アンバルト()と変えた。とはいえ当の双子はお互いをアンバルッサと呼んだ。.

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アルダの歴史

アルダの歴史(アルダのれきし)では、J・R・R・トールキンの小説『指輪物語』および『シルマリルの物語』の作中で用いられる架空の時代区分について述べる。.

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エルフ (トールキン)

ルフ(、 単数形は)は、J・R・R・トールキンの、『ホビットの冒険』、『指輪物語』『シルマリルの物語』に登場する種族。中つ国に住む自由の民のひとつ。 クウェンディ、イルーヴァタールの長子、最初に生まれたものたち、エルダール、などと呼ばれる。.

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エルウィング

白きエルウィング(Elwing the White、太陽の時代500年ごろ - )は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『シルマリルの物語』の登場人物。ドリアスの王ディオルの娘で、ドリアスの滅亡とともに宝玉シルマリルを受け継いだ。宝玉の力で夫エアレンディルとともに惑わしの島々を通り抜け、アマンの地にたどり着いた。半エルフ。 「エルウィング」とは、シンダール語とライクウェンディの言葉から成っており、「星の飛沫」を意味する。 父はドリアスの王ディオル。母はケレボルンの姪ニムロス。 兄にエルレードとエルリーン。 夫は航海者エアレンディル。 息子にエルロンドとエルロス。.

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クウェンヤ

ウェンヤ()は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした作品の中で、エルフが話す言語の一つである。共通エルダール語と呼ばれる初期の言語から、ヴァリノールに達したエルフ(かれらは、しばしば「上のエルフ」と呼ばれる)の間で発展した言語である。エルフの三王家のうち、ノルドールおよびヴァンヤールは、異なっているが、相互に理解できるクウェンヤの方言を話した。この言語はヴァラールも採用し、かれら固有の言語からいくらかの新しい要素を導入した。第三王家、テレリ、は異なっているが密接に関連づけられた言語であるテレリ語を使った。.

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シルマリル

ルマリル (Silmaril) は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説『シルマリルの物語』に登場する宝玉である。 『シルマリルの物語』の主要作品「クウェンタ・シルマリルリオン」は、このシルマリルを巡るエルフ・人間と黒き敵モルゴスの間の物語である。.

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シルマリルの物語

『シルマリルの物語』(シルマリルのものがたり、原題:The Silmarillion、シルマリルリオン)は、J・R・R・トールキンの神話物語集。トールキンの死後、息子クリストファー・トールキンによって彼の遺稿がまとめられ、編集を加えられた上で1977年に出版された。 創世から『ホビットの冒険』、『指輪物語』の時代(太陽の時代の第三紀)にいたるまでの中つ国の歴史を扱う。これら2作で断片的に現れる英雄や神々の物語が詳細に記述されており、トールキンの創り出した世界をより深く知ることができる内容となっている。 トールキンの遺稿集としては他に、『終わらざりし物語』、『(The History of Middle-earth)』全12巻などがある。.

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第一紀 (トールキン)

一紀(だいいっき、First Age; FA)は、J・R・R・トールキンの小説『指輪物語』及び『シルマリルの物語』の世界に出てくる歴史の時代区分の一つである。『シルマリルの物語』の「クウェンタ・シルマリルリオン」の話の大半はこの第一紀に入る。.

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J・R・R・トールキン

ョン・ロナルド・ロウエル・トールキン(、1892年1月3日 - 1973年9月2日)は、英国の文献学者、作家、詩人、イギリス陸軍軍人。『ホビットの冒険』と『指輪物語』の著者として知られている。.

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