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アッタカター

索引 アッタカター

アッタカター(Aṭṭhakathā、説明あるいは注釈の意)は、上座部仏教のパーリ語経典に対する注釈からなる文献であり、原始仏教において経典がどのように解釈されていたかを示す資料である。紀元前1世紀ごろ、経典と同時期に成立したシンハラ語による注釈集があり (現在は失われている)、これを元にパーリ語に翻案されたものがアッタカターであると見られている。アッタカターの内容の一部が上座部仏教以外の宗派の経典にも見られることも、元になった古い文献の存在を示唆している。.

13 関係: 宗派導論上座部仏教トーマス・ウィリアム・リス・デイヴィッズブッダゴーサパリッタパーリ仏典ティーカーダンマパーラシンハラ語タイ王国波羅提木叉清浄道論

宗派

宗派(しゅうは)は、教義・信仰対象などの違いや歴史的経緯により生じた分派である。主に仏教において用いられる。実際にどんな仏教の宗派があるかについては、十三宗五十六派および:Category:仏教の宗派を参照。.

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導論

『導論』(どうろん、Netti-pakaraṇa、ネッティパカラナ)とは、パーリ仏典経蔵小部の中の経典。略して『ネッティ』 - 佐藤良純(Netti)、あるいは『指導論』(しどうろん)等とも。題名通り教理書としての体裁を持つ文献だが、『蔵釈』同様その内容には他の文献では見られない特異な面がある。伝承ではマハーカッチャーナの作とされる。 基本的にはビルマで経典扱い、タイやスリランカでは蔵外扱いとなり易いが、場合によって異なり、一概には言えない。.

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上座部仏教

上座部仏教(じょうざぶぶっきょう、Theravāda、Sthaviravāda、เถรวาท, 、Theravada Buddhism)は、仏教の分類のひとつ。上座仏教、テーラワーダ仏教、テーラヴァーダ仏教とも。「上座」 (thera) とはサンガ内で尊敬される比丘のことで、「長老」とも漢訳される。 スリランカ、ミャンマー、タイ、カンボジア、ラオスに広まり、パーリ語仏典を受持する上座部仏教は、南伝仏教とも呼ばれ、パーリ語の三蔵を伝えていることからパーリ仏教ともいう。東アジア、チベット、ベトナムへ伝わった大乗仏教(北伝仏教)とは異なる歴史経過をたどった。小乗仏教と呼ばれることもあるが、南伝仏教側の自称ではなく、そのように呼称するのは不適切とされる。.

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トーマス・ウィリアム・リス・デイヴィッズ

トーマス・ウィリアム・リス・デイヴィッズ(Thomas William Rhys Davids、1843年5月12日 - 1922年12月27日)は、イギリスの東洋学者。パーリ語と上座部仏教の研究で知られる。.

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ブッダゴーサ

ブッダゴーサ(Buddhaghosa、仏音、覚音、覚鳴、5世紀頃)とは、上座部仏教の代表的な注釈者であり、仏教学者。 バラモンの家に生まれるが、仏教に帰依し、三蔵研究のためにスリランカに渡る。 三蔵(パーリ語経典)の全般に亘るパーリ語の注釈を書いた。また、『清浄道論』(Visuddhimagga、ヴィスッディマッガ)という著書も残している。.

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パリッタ

パリッタ(Paritta)とは、上座部仏教において、日常的に読誦される経典類の総称。 パリッタは、元々パーリ語で「防御」を意味するが、そこから転じてこうした意味に用いられるようになった。日本語では「護呪」と表現したりもする。.

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パーリ仏典

パーリ仏典(パーリ語仏典、パーリ聖典、)、あるいはパーリ三蔵(Tipiṭaka, ティピタカ、三蔵のこと)は、南伝の上座部仏教に伝わるパーリ語で書かれた仏典である。北伝の大乗仏教に伝わる漢語・チベット語の仏典と並ぶ三大仏典群の1つ。 パーリ経典(パーリ語経典)とも呼ばれることがあるが、これだと仏典よりも狭い限定的な意味のニュアンスを持った表現となる。 日本でも戦前に輸入・翻訳され、漢訳大蔵経(北伝大蔵経)、チベット大蔵経に対して、『南伝大蔵経』『パーリ大蔵経』(パーリ語大蔵経)などとしても知られる。.

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ティーカー

ティーカー(パーリ語: ṭīkā)とは、上座部仏教において、パーリ語経典に対する注釈である「アッタカター」に次ぐ注釈文献のこと。「複注釈(書)」「復注釈(書)」などと訳される。.

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ダンマパーラ

ダンマパーラ(Dhammapāla, 護法、5世紀後半頃?)とは、上座部仏教の代表的な注釈者の一人。南インドのカーンチープラに生まれる。南インドの東南海岸地方、ナーガパッタナで修行する。パーリ語経典小部に含まれる7つの経典に、注釈を残している。ブッダゴーサの清浄道論に対する復注(マハーティーカー、mahāṭīkā)を著した。.

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シンハラ語

ンハラ語(シンハラご、シンハラ文字: 、 または )とは、スリランカで話されているシンハラ人の言葉。インドヨーロッパ語族インド・イラン語派インド語派に属する。。 -->シンハラ語とタミル語はスリランカの公用語である。.

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タイ王国

タイ王国(タイおうこく、ราชอาณาจักรไทย )、通称タイ(ประเทศไทย )は、東南アジアに位置する君主制国家。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国、通貨はバーツ、人口6,718万人、首都はバンコク。 国土は、インドシナ半島中央部とマレー半島北部を占める。南はマレーシア、東はカンボジア、北はラオス、西はミャンマーと国境を接する。マレー半島北部の西はアンダマン海、東はタイランド湾に面する。 2014年にプラユット将軍率いる国軍が軍事クーデターを起こし、従来の憲法(2007年憲法)と議会を廃止し実権掌握以降、軍事独裁政権が継続している。 2016年10月13日にプーミポン・アドゥンラヤデート(プミポン)国王が崩御。 同年12月1日にワチラーロンコーンが国王に即位した。 2017年4月7日に新憲法が公布され、同日施行された。.

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波羅提木叉

波羅提木叉(はらだいもくしゃ、prātimokṣa:プラーティモークシャ、pātimokkha:パーティモッカ)は、仏教僧の集団である僧伽における規則となる戒律、あるいは、それを記した典籍(戒本)のこと。いわゆる具足戒のこと。別解脱戒とも。僧伽とは、仏教の出家者である比丘・比丘尼の集団である。比丘は男性出家者、比丘尼は女性。.

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清浄道論

『清浄道論』(しょうじょうどうろん、パーリ語:Visuddhimagga, ヴィスッディ・マッガ、「清浄-道」)は、5世紀頃に書かれた上座部仏教の代表的な注釈者であるブッダゴーサ(仏音)の主著であり、上座部仏教圏における最高権威の実践綱要書。大寺(マハーヴィハーラ)派であるブッダゴーサが、2-3世紀に成立した無畏山寺(アバヤギリ・ヴィハーラ)派の実践綱要書『解脱道論』を底本にしつつ、諸典籍を参照しながらまとめ上げたものとされる。.

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