ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
インストール
ブラウザよりも高速アクセス!
 

アストロラーベ

索引 アストロラーベ

アストロラーベ(Astrolabe )は平面アストロラーベとも呼ばれ、古代の天文学者や占星術者が用いた天体観測用の機器であり、ある種のアナログ計算機とも言える。用途は多岐にわたり、太陽、月、惑星、恒星の位置測定および予測、ある経度と現地時刻の変換、測量、三角測量に使われた。イスラムとヨーロッパの天文学では天宮図を作成するのに用いられた。アラビア文字・اصطرلاب. aṣṭurlāb استرلاب. asturlābなどと綴られるが、ペルシア語ではこれらの綴りで uṣṭurlāb/oṣṭorlāb と読み、トルコ語でも usturlâb となる。 日本語ではアラビア語に近いアストロラーブとの表記もあるが本項目ではアストロラーベに統一する。.

51 関係: 占星術天球天球儀天文学者天文時計太陽太陽系儀三角測量後ウマイヤ朝ペルシア語マンスールマーシャーアッラーバッターニーユリスナルダンラテン語トルクエタムトルコ語ヘルマヌス・コントラクトゥスヘブライ語プラネタリウムパフラヴィー語ヒュパティアヒッパルコスヒジュラ暦ホロスコープアナログ計算機アラビア文字アッバース朝カリフカレンダーキブラギリシア語シチリア王国シリア語シルウェステル2世 (ローマ教皇)ジェフリー・チョーサースペイン六分儀高さ象限儀黄銅黄道航海赤緯投影法恒星測量惑星星座早見盤...方位角 インデックスを展開 (1 もっと) »

占星術

占星術(せんせいじゅつ)または占星学(せんせいがく)は、太陽系内の太陽・月・惑星・小惑星などの天体の位置や動きなどと人間・社会のあり方を経験的に結びつけて占う(占い)。古代バビロニアを発祥とするとされ、ギリシア・インド・アラブ・ヨーロッパで発展した西洋占星術・インド占星術と、中国など東アジアで発展した東洋占星術に大別することができる。.

新しい!!: アストロラーベと占星術 · 続きを見る »

天球

天球(てんきゅう、celestial sphere)とは、惑星や恒星がその上に張り付き運動すると考えられた、地球を中心として取り巻く球体のこと。また、位置天文学において地球から見える天体の方向を表すために無限遠の距離にある仮想の球面上の点も天球と呼ぶ。.

新しい!!: アストロラーベと天球 · 続きを見る »

天球儀

天球儀(てんきゅうぎ、Armillary sphere)、またはアーミラリ天球儀、または渾天儀とは、天球を象った模型である。.

新しい!!: アストロラーベと天球儀 · 続きを見る »

天文学者

リレオ・ガリレイはしばしば近代天文学の父と呼ばれる。 天文学者(てんもんがくしゃ)とは、惑星、恒星、銀河等の天体を研究する科学者である。 歴史的に、astronomy では天空で起きる現象の分類や記述に重点を置き、astroplane ではこれらの現象の説明やそれらの間の差異を物理法則を使って説明することを試みてきた。今日では、2つの差はほとんどなくなっている。プロの天文学者は高い教育を受け、通常物理学か天文学の博士号を持っており、研究所や大学に雇用されている。多くの時間を研究に費やすが、教育、施設の建設、天文台の運営の補助等にも携わっている。アメリカ合衆国のプロの天文学者の数は少なく、北米最大の天文学者の組織であるアメリカ天文学会には7,700人が所属している。天文学者の数の中には、物理学、地学、工学等の別の分野出身で天文学に関心を持ち、深く関わっているの者も含まれている。国際天文学連合には、博士課程以上の学生を含めて89カ国から9259人が所属している。 世界中のプロの天文学者の数は小さな町の人口にも満たないが、アマチュア天文学者のコミュニティは数多くある。多くの市に、定期的に会合を開催しているアマチュア天文学者のクラブがある。太平洋天文協会は、70カ国以上からプロやアマチュアの天文学者、教育者が参加する世界最大の組織である。他の趣味と同様に、自身をアマチュア天文学者だと考える多くの人々は、月に数時間を天体観測や最新の研究成果を読むことに費やす。しかし、アマチュアは、いわゆる「アームチェア天文学者」と呼ばれる人々から、自身の天体望遠鏡を所持して野望を持ち、新しい発見をしたりプロの天文学者の研究を助けたりする者まで、幅広く存在する。.

新しい!!: アストロラーベと天文学者 · 続きを見る »

天文時計

江戸時代末期(1851年)に田中久重によって製作された万年自鳴鐘 プラハの彫像つきの天文時計 現在はミラノのレオナルドダヴィンチ科学技術博物館で展示されるジョバンニ・デ・ドンディによって製作されたアストラリウムの復元品 天文時計(てんもんどけい)とは、天文学的な情報、例えば太陽、月、十二宮の星座、時には主要な惑星の相対的な位置などを示すための特殊な装置と文字盤を備えた時計である。.

新しい!!: アストロラーベと天文時計 · 続きを見る »

太陽

太陽(たいよう、Sun、Sol)は、銀河系(天の川銀河)の恒星の一つである。人類が住む地球を含む太陽系の物理的中心尾崎、第2章太陽と太陽系、pp. 9–10であり、太陽系の全質量の99.86%を占め、太陽系の全天体に重力の影響を与えるニュートン (別2009)、2章 太陽と地球、そして月、pp. 30–31 太陽とは何か。 太陽は属している銀河系の中ではありふれた主系列星の一つで、スペクトル型はG2V(金色)である。推測年齢は約46億年で、中心部に存在する水素の50%程度を熱核融合で使用し、主系列星として存在できる期間の半分を経過しているものと考えられている尾崎、第2章太陽と太陽系、2.1太陽 2.1.1太陽の概観 pp. 10–11。 また、太陽が太陽系の中心の恒星であることから、任意の惑星系の中心の恒星を比喩的に「太陽」と呼ぶことがある。.

新しい!!: アストロラーベと太陽 · 続きを見る »

太陽系儀

太陽系儀(たいようけいぎ 英語 orrery)とは、地動説を基にした太陽系の模型である。中心に太陽を置き、歯車の回転によってアームに取り付けた惑星の模型を回転することにより、惑星相互の位置を再現する。.

新しい!!: アストロラーベと太陽系儀 · 続きを見る »

三角測量

ディアック島における三角測量 三角測量(さんかくそくりょう)は、ある基線の両端にある既知の点から測定したい点への角度をそれぞれ測定することによって、その点の位置を決定する三角法および幾何学を用いた測量方法である。その点までの距離を直接測ると対比される。既知の1辺と2か所の角度から、三角形の3番目の頂点として測定点を決定することができる。 三角測量はまた、三角網(さんかくもう)と呼ばれる非常に巨大な三角形群の正確な測量を行うことも指すことがある。これはヴィレブロルト・スネル(スネリウス)が1615年から1617年にかけて行った業績に由来している。スネルは、三つの既知の点に対する未知の点の角度を、既知の点からではなく未知の点から測定して、その点の位置を確定する方法(後方交会法)を示した。より規模の大きな三角形を最初に測定することにより、測量誤差を最小化できる。そうすれば、その三角形の内部の点は三角形に対して正確に位置を測定することができる。こうした三角測量法は、1980年代に衛星測位システムが登場するまで、大規模精密測量に用いられてきた。.

新しい!!: アストロラーベと三角測量 · 続きを見る »

後ウマイヤ朝

後ウマイヤ朝(こうウマイヤちょう、756年 - 1031年)は、イベリア半島に興ったウマイヤ朝の再興王朝。西カリフ帝国とも呼ぶ。日本での通称は後ウマイヤ朝であるが、史料や外国の研究者はアンダルスの(またはコルドバの)ウマイヤ朝とよぶ。.

新しい!!: アストロラーベと後ウマイヤ朝 · 続きを見る »

ペルシア語

ペルシア語のファールシー ペルシア語(ペルシアご、فارسی‌, پارسی‌; Fārsī, Pārsī)は、イランを中心とする中東地域で話される言語。ペルシャ語、ファールシー語、パールシー語ともいう。 言語学的にはインド・ヨーロッパ語族-インド・イラン語派-イラン語群に分類される。ペルシア語は高度な文明を持っていた古代ペルシア帝国から現在に至るまでイラン高原を中心に使われ続けてきた言語であり、文献によって非常に古くまで系統をさかのぼることができる。ただし、現在のペルシア語にはアラビア語からの借用語が非常に多く、その形態は古代ペルシア語とはかなりの断絶がある。.

新しい!!: アストロラーベとペルシア語 · 続きを見る »

マンスール

アブー・ジャアファル・アブドゥッラー・イブン・ムハンマド・アル=マンスール(ابو جعفر عبد اﷲ ابن محمد المنصور、 Abū Jaʻfar ʻAbd Allāh ibn Muḥammad al-Manṣūr、712年ラガッツ「マンスール」『世界伝記大事典 世界編』10巻、516-517頁/13年?太田「マンスール」『岩波イスラーム辞典』、940-941頁森本「マンスール」『新イスラム事典』、468頁/14年 - 775年10月7日)は、アッバース朝の第2代カリフ(在位:754年 - 775年)。即位後に用いた称号(ラカブ)の「アル=マンスール」は「勝利者小杉泰『イスラーム帝国のジハード』(興亡の世界史, 講談社, 2006年11月)、205-207頁」「神の助けを受ける者」を意味する。漢語史料での表記は「阿蒲恭払」。 アブー・ジャアファルは預言者ムハンマドの叔父アッバースの4代目の子孫にあたる。747年からのアッバース革命で戦果を挙げ、754年に異母弟サッファーフの跡を継いでカリフの地位に就き、「アル=マンスール」を称した。即位したマンスールはウマイヤ朝の官僚制度と地方行政機関を踏襲・整備し、新都バグダードを中心に国家体制を構築していく。マンスールの治世にアッバース朝の支配体制が確立され、そのために彼は王朝の実質的な創始者と見なされている。10世紀末までのアッバース朝の黄金時代の基盤はマンスールの時代に完成したとされ佐藤「マンスール」『アジア歴史事典』8巻、393-394頁、最大の功績にはアッバース朝の首都バグダードの建設が挙げられる。西アジア世界においては、孫のハールーン・アッ=ラシードとともによく知られているアッバース朝のカリフである。 マンスール以降に即位したアッバース朝のカリフは、全て彼の直系子孫であるヒッティ『アラブの歴史』、552頁前嶋『イスラム世界』、187頁。.

新しい!!: アストロラーベとマンスール · 続きを見る »

マーシャーアッラー

アルブレヒト・デューラーによる彫板画(『天体の運動の科学』(''De scientia motus orbis'' (挿絵付ラテン語版, 1504))の表紙ページより)。図像学的知見に基づくと、手に持っている作図用のコンパスは、世界を創造し設計した神に関連して、宗教としての科学を表す。 マーシャーアッラーとは:.

新しい!!: アストロラーベとマーシャーアッラー · 続きを見る »

バッターニー

アストロラーベを持つアルバテグニウス。近代の画家による想像画。 アル=バッターニー(البتّاني., al-Battānī, 850年? – 929年)は、アッバース朝時代にシリアで活躍した天文学者、数学者。著作のラテン語訳を通して、三角法の多くがヨーロッパに伝わった。また、著作の『天文表』(Kitāb az-Zīj)はコペルニクスなどの多くのヨーロッパ中世の天文学者に引用された。より詳細な名前は、アブー=アブドゥッラー・ムハンマド・イブン=ジャービル・アル=バッターニー・アル=ハッラーニー・アッ=サービー(أبو عبد اللّٰه محمد بن جابر بن سنان البَتّاني, Abū ʿAbd Allāh Muḥammad ibn Jābir ibn Sinān al-Raqqī al-Ḥarrānī al-Ṣābiʾ al-Battānī)と伝わる。また、ラテン語の文献の中では、Albategnius(アルバテグニウス), Albategni, Albatenius という名で言及される。月のクレーターなど多くの事物に名が残されている。.

新しい!!: アストロラーベとバッターニー · 続きを見る »

ユリスナルダン

ユリス・ナルダン(Ulysse Nardin )は.

新しい!!: アストロラーベとユリスナルダン · 続きを見る »

ラテン語

ラテン語(ラテンご、lingua latina リングア・ラティーナ)は、インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派の言語の一つ。ラテン・ファリスク語群。漢字表記は拉丁語・羅甸語で、拉語・羅語と略される。.

新しい!!: アストロラーベとラテン語 · 続きを見る »

トルクエタム

トルクエタム(Torquetum, Turquet)は、中世の天文学用機器であり、地平座標、赤道座標、黄道座標という3種類の座標系の測定値の相互変換に用いられた。アナログコンピュータの一種とされることもある。 世界初のトルクエタムは、12世紀から13世紀ごろジャビール・イブン・アフラが作ったといわれているが、現存する最古のものは16世紀に作られたものである。 ハンス・ホルバインの有名な肖像画『大使たち』(1533年)には、トルクエタムが描かれている。テーブルの右側、右の大使のひじの触れているあたりに置かれていて、円板上の細かい文字も見て取れる。 ファイル:Torquetum.jpg|トルクエタム ファイル:Hans Holbein d. J. 029.jpg|『大使たち』の一部.

新しい!!: アストロラーベとトルクエタム · 続きを見る »

トルコ語

トルコ語(トルコご、)は、アゼルバイジャン語やトルクメン語と同じチュルク諸語の南西語群(オグズ語群)に属する言語。.

新しい!!: アストロラーベとトルコ語 · 続きを見る »

ヘルマヌス・コントラクトゥス

ヘルマヌス・コントラクトゥス(Hermannus Contractus 、またはHermannus Augiensis、 ライヘナウのヘルマン、1013年7月18日 - 1054年9月24日)は11世紀の学者、作曲家、音楽理論の研究者でえある。 アルツハウゼン公爵家に生まれるが、病気で不具になり、一生をコンスタン湖(バーデン湖)に浮かぶ島にあるライヒェナウ修道院で過ごした。 作曲家としていくつかの宗教歌が現在まで残る他、数学や天文学に関する著作を残した。その中には当時ヨーロッパのキリスト教世界では高価であったアストロラーベに関するものが含まれる。歴史家としてはキリスト生誕以来、11世紀にいたる年代記を著した。1863年に列福された。 Category:ドイツの音楽学者 Category:11世紀の学者 Category:ドイツの学者 Category:年代記作家 Category:福者 Category:障害を持つ人物 Category:1013年生 Category:1054年没.

新しい!!: アストロラーベとヘルマヌス・コントラクトゥス · 続きを見る »

ヘブライ語

ヘブライ語(ヘブライご、עברית, Ivrit, Lingua Hebraea)は、アフロ・アジア語族のセム語派に属する北西セム語の一つ。ヘブル語とも呼ばれる。.

新しい!!: アストロラーベとヘブライ語 · 続きを見る »

プラネタリウム

ドーム内部中央に設置されたプラネタリウム本体 プラネタリウム施設の外観。ベラルーシ、ミンスク プラネタリウム(planetarium)は、投影機から発した光をドーム状の天井の内側に設置された曲面スクリーンに映し出すことで星の像およびその運動を再現する設備あるいは施設を指す。プラネタリューム、プラネタリュウム、天象儀(てんしょうぎ)ともいう。プラネと略すこともある。 惑星(planet)に由来する言葉であるが、惑星のみならず恒星を含む星空全体とその運動を再現する。また、地球上の任意の場所・時代の星空を投影したり、曲面スクリーンに投影されることを前提に撮影された映画を上映したりするなど、様々な機能を持つ。公的な機関が天文台、あるいは、科学館や博物館に併置する例がしばしば見られるが、民間企業が集客の目玉として商業施設に設置する例もある。.

新しい!!: アストロラーベとプラネタリウム · 続きを見る »

パフラヴィー語

中期ペルシア語またはパフラヴィー語は、主に3世紀から7世紀にかけてのペルシア語(主に文語)を指す呼称である。サーサーン朝ペルシアの公用語として、碑文やゾロアスター教の文献などに用いられた。また、マニ教の文献にも用いられた。.

新しい!!: アストロラーベとパフラヴィー語 · 続きを見る »

ヒュパティア

ヒュパティア(Ὑπατία, Hypatia、350年~370年頃 - 415年3月)は、ローマ帝国アエギュプトゥスの数学者・天文学者・新プラトン主義哲学者。ハイパティアともヒパティアとも呼ばれる。キリスト教徒により異教徒として虐殺された。.

新しい!!: アストロラーベとヒュパティア · 続きを見る »

ヒッパルコス

ヒッパルコス(Hipparchus、ギリシャ語綴り 、紀元前190年ごろ - 紀元前120年ごろ)は、古代ギリシアの天文学者。現代にすべてつながる46星座を決定した。 著書が現存せず、どのような説を唱えたのかははっきりしない。 クラウディオス・プトレマイオスの『アルマゲスト』で、最も引用回数の多いのがヒッパルコスであることから、天動説を含む古代の天文学の体系を成立させたのはヒッパルコスであるという説がある。これは広く支持されているが、決定的な証明がなされていない。 ヒッパルコスは、春分点歳差(precession of the equinoxes.

新しい!!: アストロラーベとヒッパルコス · 続きを見る »

ヒジュラ暦

ヒジュラ太陰暦(ヒジュラたいいんれき、)またはヒジュラ暦(、)は、主にイスラム教社会で使われている暦法。太陰暦なので太陽暦とは毎年11日ほどのズレがあり、それが積み重なるため、暦は季節を反映していない。イスラム暦(イスラムれき、、)とも呼ばれる。紀年法はヒジュラ紀元(ヒジュラきげん)と呼ばれる。ヨーロッパではを略してA.H.と表記する。.

新しい!!: アストロラーベとヒジュラ暦 · 続きを見る »

ホロスコープ

ホロスコープとは? ホロスコープ (horoscope、チャートは)占星術における各個人を占うための天体の配置図。惑星、黄道十二宮、十二室、角度の4つの要素で構成される。 1世紀頃のローマの詩人マルクス・マニリウスの著作『天文(アストロノミカ)』に十二宮の作用分野、ホロスコープの決定法などについての言及がある。.

新しい!!: アストロラーベとホロスコープ · 続きを見る »

アナログ計算機

アナログ計算機は、長さ、トルク(力)、電流・電圧などの物理量により実数値を表現し、そういった物理量を別の物理量に写像するように物理現象を組み合わせて演算を実現して、問題を解くために使用された機械、計算機である。.

新しい!!: アストロラーベとアナログ計算機 · 続きを見る »

アラビア文字

アラビア文字(アラビアもじ)は、アラビア語をはじめ、世界中のイスラム文化圏に属する諸言語を記述するのに使われる文字。ラテン文字、漢字に次いで、世界で三番目に使用者数が多い文字体系である。.

新しい!!: アストロラーベとアラビア文字 · 続きを見る »

アッバース朝

アッバース朝(الدولة العباسية al-Dawla al-‘Abbāsīya)は、中東地域を支配したイスラム帝国第2の世襲王朝(750年 - 1517年)。 イスラム教の開祖ムハンマドの叔父アッバース・イブン・アブドゥルムッタリブの子孫をカリフとし、最盛期にはその支配は西はイベリア半島から東は中央アジアまで及んだ。アッバース朝ではアラブ人の特権は否定され、すべてのムスリムに平等な権利が認められ、イスラム黄金時代を築いた。 東西交易、農業灌漑の発展によってアッバース朝は繁栄し、首都バグダードは産業革命より前における世界最大の都市となった。また、バグダードと各地の都市を結ぶ道路、水路は交易路としての機能を強め、それまで世界史上に見られなかったネットワーク上の大商業帝国となった。 アッバース朝では、エジプト、バビロニアの伝統文化を基礎にして、アラビア、ペルシア、ギリシア、インド、中国などの諸文明の融合がなされたことで、学問が著しい発展を遂げ、近代科学に多大な影響を与えた。イスラム文明は後のヨーロッパ文明の母胎になったといえる。 アッバース朝は10世紀前半には衰え、945年にはブワイフ朝がバグダードに入城したことで実質的な権力を失い、その後は有力勢力の庇護下で宗教的権威としてのみ存続していくこととなった。1055年にはブワイフ朝を滅ぼしたセルジューク朝の庇護下に入るが、1258年にモンゴル帝国によって滅ぼされてしまう。しかし、カリフ位はマムルーク朝に保護され、1518年にオスマン帝国スルタンのセリム1世によって廃位されるまで存続した。 イスラム帝国という呼称は特にこの王朝を指すことが多い。古くはヨーロッパ中心史観に基づき日本でもサラセン帝国と呼ばれたが、現在では一般的ではない。後ウマイヤ朝を西カリフ帝国、アッバース朝を東カリフ帝国と呼称する場合もある。.

新しい!!: アストロラーベとアッバース朝 · 続きを見る »

カリフ

イスラム世界で承認された最後のカリフ、アブデュルメジト2世 カリフ(Caliph)あるいはハリーファ(خليفة khalīfa) は、預言者ムハンマド亡き後のイスラーム共同体、イスラーム国家の指導者、最高権威者の称号である。.

新しい!!: アストロラーベとカリフ · 続きを見る »

カレンダー

レンダーとは、日付・曜日などを表形式などで表示し、容易に確認できるものを指す。七曜表(しちようひょう)とも言う。 なお、英語のcalendarは、毎月の最初の日を意味するラテン語のkalendaeに由来し、日本語のカレンダーはこの英語からの借用語である。ただし英語のcalendarは「暦」や「暦法」と上記の「カレンダー」とは区別されない。.

新しい!!: アストロラーベとカレンダー · 続きを見る »

キブラ

ブラ (قبلة Qibla) とは、ムスリムが1日5回サラート(礼拝)を行う方向である。現在のイスラム教では、メッカのマスジド・ハラームにあるカアバの方向である。.

新しい!!: アストロラーベとキブラ · 続きを見る »

ギリシア語

リシア語(ギリシアご、現代ギリシア語: Ελληνικά, または Ελληνική γλώσσα )はインド・ヨーロッパ語族ヘレニック語派(ギリシア語派)に属する言語。単独でヘレニック語派(ギリシア語派)を形成する。ギリシア共和国やキプロス共和国、イスタンブールのギリシア人居住区などで使用されており、話者は約1200万人。また、ラテン語とともに学名や専門用語にも使用されている。省略形は希語。.

新しい!!: アストロラーベとギリシア語 · 続きを見る »

シチリア王国

チリア王国(シチリアおうこく、Regnum Siciliae, Regno di Sicilia)は、中世から近世にかけて、シチリア島やイタリア半島南部を支配した王国。現在は、その領域はほぼイタリア共和国領の一部となっている。.

新しい!!: アストロラーベとシチリア王国 · 続きを見る »

シリア語

リア語(古典シリア語)はシリア、レバノン、トルコ、イラクを中心とする中東のキリスト教徒によって用いられている典礼言語。アフロ・アジア語族セム語派に属するアラム語の一種。.

新しい!!: アストロラーベとシリア語 · 続きを見る »

シルウェステル2世 (ローマ教皇)

ーリヤックにあるブロンズ像 シルウェステル2世(Silvester II, 950年? - 1003年5月12日)は、フランス人初のローマ教皇(在位:999年 - 1003年)。本名オーリヤックのジェルベール(仏:Gerbert d'Aurillac)、ラテン語名ゲルベルトゥス(Gerbertus)。千年紀をまたいだ教皇であり、数学者・天文学者として10世紀の西欧世界において傑出した人物である。.

新しい!!: アストロラーベとシルウェステル2世 (ローマ教皇) · 続きを見る »

ジェフリー・チョーサー

ェフリー・チョーサー(Geoffrey Chaucer, 1343年頃 - 1400年10月25日)は、イングランドの詩人である。当時の教会用語であったラテン語、当時イングランドの支配者であったノルマン人貴族の言葉であったフランス語を使わず、世俗の言葉である中英語を使って物語を執筆した最初の文人とも考えられている。 アメリカ合衆国の女優・外交官シャーリー・テンプルは末裔に当たる。.

新しい!!: アストロラーベとジェフリー・チョーサー · 続きを見る »

スペイン

ペイン王国(スペインおうこく、Reino de España)、通称スペインは、南ヨーロッパのイベリア半島に位置し、同半島の大部分を占める立憲君主制国家。西にポルトガル、南にイギリス領ジブラルタル、北東にフランス、アンドラと国境を接し、飛地のセウタ、メリリャではモロッコと陸上国境を接する。本土以外に、西地中海のバレアレス諸島や、大西洋のカナリア諸島、北アフリカのセウタとメリリャ、アルボラン海のアルボラン島を領有している。首都はマドリード。.

新しい!!: アストロラーベとスペイン · 続きを見る »

六分儀

六分儀(ろくぶんぎ、Sextant)とは天体や物標の高度、水平方向の角度を測るための道具である。弧が60°(360°の六分の一)であるところからこの名がついた。1757年に発明された。 天体の高度測定、自身の位置の割り出しなどに利用される。すなわち、大型の六分儀がおもに天体観測用に使われたのに対して、小型の六分儀は船舶の天測航法用に使用された。 また、六分儀にちなんでろくぶんぎ座という星座もある。.

新しい!!: アストロラーベと六分儀 · 続きを見る »

高さ

さ(たかさ)とは、垂直方向の長さのことである。重力が働く環境下では、重力方向の長さを指す。また、空間的な物理量としての高さ以外に、温度・比率・頻度・価格なども「高さ」で表現するのが一般的である。 高さが大きいことを高い、高さが小さいことを低いと言う。.

新しい!!: アストロラーベと高さ · 続きを見る »

象限儀

象限儀(しょうげんぎ、quadrant)とは、測量機器のひとつ。円の4分の1の扇形をしていることから四分儀(しぶんぎ)とも称される。 測量のほか航海などに使われ、円の4分の1の扇形をした目盛りのついた定規に望遠鏡がつき、天体を観測しながら現在地の緯度を割りだした。.

新しい!!: アストロラーベと象限儀 · 続きを見る »

黄銅

五円硬貨。銅60-70%、亜鉛40-30%の黄銅製。 黄銅(こうどう、おうどう、)は、銅と亜鉛の合金で、特に亜鉛が20%以上のものをいう。真鍮(しんちゅう)と呼ばれることも多い。.

新しい!!: アストロラーベと黄銅 · 続きを見る »

黄道

上図は地動説から黄道を説明したもの。地球は太陽の周りを公転しているが、地球から見ると、太陽が天球を一周しているように見える。 黄道(こうどう、Ecliptic)とは、天球上における太陽の見かけ上の通り道(大円)をいう。.

新しい!!: アストロラーベと黄道 · 続きを見る »

航海

航海(こうかい)とは船舶により海上を航行することであり、船旅である。.

新しい!!: アストロラーベと航海 · 続きを見る »

赤緯

赤緯(せきい、declination)は、天体の位置を表す値。Dec、Decl、δと略して表記される。通常、赤経と合わせて使われる。.

新しい!!: アストロラーベと赤緯 · 続きを見る »

投影法

投影法(とうえいほう)とは、もともとは「光をあてて影を映し出す」方法のことだが、ラテン語から来た用語(例えば英語: projection)で、「原義:前に投げ出す」の訳語として用いられ、“projection”の多義にしたがって、意味が広がった。.

新しい!!: アストロラーベと投影法 · 続きを見る »

恒星

恒星 恒星(こうせい)は、自ら光を発し、その質量がもたらす重力による収縮に反する圧力を内部に持ち支える、ガス体の天体の総称である。人類が住む地球から一番近い恒星は、太陽系唯一の恒星である太陽である。.

新しい!!: アストロラーベと恒星 · 続きを見る »

測量

1728年刊 "Cyclopaedia" より、測量機器と測量手法の図 測量(そくりょう)は、地球表面上の点の関係位置を決めるための技術・作業の総称。地図の作成、土地の位置・状態調査などを行う。 日本では高度の精度を必要としない測量は基本的に誰でも行うことができるが、国または地方公共団体の実施する基本測量、公共測量等は測量法に従って登録された測量士又は測量士補でなければ技術者として従事することはできず、またこうした測量は測量法に従って登録された、営業所ごとに測量士が一人以上置かれた測量業者でなければ請け負うことはできない。一方、登記を目的とした測量は土地家屋調査士でなければ行うことはできない。 測量の歴史は古く、古代エジプトの時代から行われてきた。日本では1800年に伊能忠敬が日本地図作成のため、蝦夷地(現在の北海道)で本格的な測量を行ったのが始まりとされる。.

新しい!!: アストロラーベと測量 · 続きを見る »

月(つき、Mond、Lune、Moon、Luna ルーナ)は、地球の唯一の衛星(惑星の周りを回る天体)である。太陽系の衛星中で5番目に大きい。地球から見て太陽に次いで明るい。 古くは太陽に対して太陰とも、また日輪(.

新しい!!: アストロラーベと月 · 続きを見る »

惑星

惑星(わくせい、πλανήτης、planeta、planet)とは、恒星の周りを回る天体のうち、比較的低質量のものをいう。正確には、褐色矮星の理論的下限質量(木星質量の十数倍程度)よりも質量の低いものを指す。ただし太陽の周りを回る天体については、これに加えて後述の定義を満たすものだけが惑星である。英語 planet の語源はギリシア語のプラネテス(さまよう者、放浪者などの意。IPA: /planítis/ )。 宇宙のスケールから見れば惑星が全体に影響を与える事はほとんど無く、宇宙形成論からすれば考慮の必要はほとんど無い。だが、天体の中では非常に多種多様で複雑なものである。そのため、天文学だけでなく地質学・化学・生物学などの学問分野では重要な対象となっている別冊日経サイエンス167、p.106-117、系外惑星が語る惑星系の起源、Douglas N. C.Lin。.

新しい!!: アストロラーベと惑星 · 続きを見る »

星座早見盤

星座早見盤(せいざはやみばん)とは、特定の地点での特定の時期の星空を調べるための特殊な星図。単に星座早見ともいう。.

新しい!!: アストロラーベと星座早見盤 · 続きを見る »

方位角

方位角(ほういかく、)とは、方位(方向の水平成分)の数値表現であり、基準となる方位との間の角度のことを言う。工学の分野では、磁気テープの記録・再生装置においてテープの進行方向に対するヘッドの角度のことをアジマス(azimuth)という。ただし、日本語では方位角と訳さず表音的にアジマスと呼んでいる。--> 航空分野においては、機首の方向や進行方向を示すのに用いられる。 水平座標系や天測航法、また衛星通信用地上アンテナの光軸方向を示すときには、水平方向の方位角と、垂直方向の仰角という2つの角度を用いる。 角度の単位は測量や航法などの分野においては標準的には度・分・秒が用いられる。.

新しい!!: アストロラーベと方位角 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

アストロラーブ平面アストロラーベ観象儀

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »