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アジ科

索引 アジ科

アジ科 はスズキ目の下位分類群の一つ。和名にあるアジ類の他にも、ブリ、コバンアジ、イケカツオ等、約30属150種が所属する。全てが海生で、遊泳力の高い中型から大型の肉食魚である。.

64 関係: 側系統群側線単系統群多毛類底生生物ナンヨウカイワリミヤカミヒラアジマブタシマアジマブタシマアジ属マテアジマアジムロアジヨロイアジヨロイアジ属ロウニンアジブリブリ属ブリモドキプランクトンヒラマサヒシカイワリツムブリ分子系統学アジインド太平洋イトヒラアジイトヒキアジウマヅラアジオニヒラアジオニアジカンパチカッポレカイワリカスミアジギンガメアジギンガメアジ属クラカケヒラアジ属クラゲクロボシヒラアジクロヒラアジクロアジモドキクボアジクサヤモロコバンザメ科コガネアジコガネシマアジシマアジシロガネアジシイラ属シガテラ...スギ (魚)スズキ目サンゴ礁回遊個体群紡錘甲殻類頭足類檜山義夫汽水域河口濾過摂食 インデックスを展開 (14 もっと) »

側系統群

側系統群(そくけいとうぐん)とは、生物の分類群のうち、単一の進化的系統からその中の特定の単一系統を除いたすべてをまとめた群をいう。系統樹でいえば、1つの枝の中からいくつかの小さい枝を除き、残りをまとめたものに当たる。 それに対し、単一の系統全体からなる分類群を単系統群といい、全く異なる系統をまとめた群を多系統群という。.

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側線

側線(そくせん)とは魚類が水中で水圧や水流の変化を感じとるための器官である。魚の体の側面にあり、1対が普通だが2対以上持つ種類もある。側線鱗と呼ばれる鱗に覆われており、側線鱗の孔によって種を区別することが可能である。 また、甲殻類や頭足類も類似の器官を有する。 Category:魚類.

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単系統群

単系統群(たんけいとうぐん)とは、生物の分類群のうち、単一の進化的系統からなり、しかもその系統に属する生物すべてを含むものをいう。つまり1つの仮想的な共通祖先とその子孫すべてを合わせた群である。系統樹でいえば、1つの枝の全体に当たる。身近な例では、哺乳類全体、脊椎動物全体、種子植物全体などがこれであると考えられている。 単系統群内では、系統が分岐したときの共通祖先が持っていた形質が(二次的に失われた場合を除いて)共有されており、これを共有派生形質と呼ぶ。.

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多毛類

多毛類(たもうるい)とは、環形動物門多毛綱(学名: )に属する動物の総称である。ゴカイ、イバラカンザシなどが含まれる非常に多様性の高い分類群である。一般にはゴカイ類と呼ばれることが多い。 種数も非常に多く、既知の種だけで約8000種、このほかにも大量に未記載種がいるものと考えられている。釣り餌としてよく知られているように、魚類、甲殻類、鳥類などの重要な餌である。また、底質の環境指標生物としても注目されている。.

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底生生物

底生生物(ていせいせいぶつ)とは水域に生息する生物の中でも底質に生息する生物の総称でありベントス(Benthos)ともいう。生態学ではこのベントスという語を使用するほうが一般的である。 この場合の底質とは水域の底に当たる岩石や砂地、泥地からコンクリートなどの人工建造物によって形成されている底及びそこに付着する海藻やサンゴのような固着生物などの生物も含む。したがって、底生生物は、水底の岩、砂、泥にすむもの、及びそこに生活するサンゴや海藻などにすむものをも含む。また、その表面を徘徊するもの、表面に固着するもの、表面から潜り込んで生活するものが含まれる。それらの表面から離れて生活するものは、ネクトンかプランクトンに分類されるが、実際にはその表面から余り離れずに生活するものもあり(ネクトベントス、プランクトベントスともいう)、それらはベントスにまとめられることもある。基質中に潜り込んでいるものをエンドベントスと言い、自ら穴を掘って潜るものを潜行性、基質粒子のすき間を利用するものを間隙性という。硬い基質に穴を開けて潜るものを穿孔性という。 日本において「底生生物」という語は「benthos」の訳語として用いられているが本来ベントスはネクトン(Nekton)、プランクトン(Plankton)に対応する生活型の分類の一つである。.

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ナンヨウカイワリ

ナンヨウカイワリ(学名:Carangoides orthogrammus)は広い生息域をもつアジ科の外洋性海水魚である。インド洋から太平洋の熱帯域に広く分布し、分布域は西はインド洋西部のモザンビークやセーシェル、東はハワイやレビジャヒヘド諸島といった太平洋の東部、中央部にまで広がっている。大陸棚でみられるのは稀で、外洋の島のラグーンや岩礁、サンゴ礁でみられる。比較的大型の種で、最大で全長75cm、体重6.6kgに達した記録がある。細かい解剖学的特徴のほか、黄色の斑点などで他種から区別することができる。しばしば小さな群れをつくり、様々な小魚や甲殻類を捕食する。漁業における重要性は生息域の全域においてそれほど高くはないが、トロール漁や延縄漁、その他様々な方法による沿岸漁業で漁獲され、鮮魚や塩漬けとして販売される。.

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ミヤカミヒラアジ

ミヤカミヒラアジ(学名:Alepes kleinii)はアジ科に属し熱帯の海に生息する小型の魚類である。西はパキスタン、東はオーストラリアや日本までを含むインド太平洋の沿岸域に生息し、しばしば岩礁やサンゴ礁などでみられる。本種の分類をめぐる過程は複雑であり、最近まで本種がマブタシマアジ属に分類されることには異論があったが、分子系統学の研究によってその分類の正当性が立証された。同属他種と非常に良く似るが、独特な歯の形状により他種と区別することができる。ミヤカミヒラアジは肉食魚であり、様々な種の甲殻類、エビなどを捕食する。本種の繁殖と発生についてはインドにおいて集中的に研究が行われ、本種が1月から9月までの期間内に一度産卵を行うことが分かっている。本種は熱帯域で行われる漁業においてよく捕獲され、干物、あるいは鮮魚として販売される。.

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マブタシマアジ

マブタシマアジ(学名:Alepes vari)は、アジ科に属する熱帯の海でよくみられる魚類の一種である。本種はインド太平洋沿岸部の表層海域に生息し、様々な種類の甲殻類や小魚を捕食する。本種はマブタシマアジ属の中でも最大の種であり、記録されている最大体長は56cmである。マブタシマアジは、同属他種からはアジ亜科に独特の鱗であるが数多く小さいことや、第一鰓弓の鰓篩の数によって区別される。生息域のほとんどにおいて、漁獲対象として重要ではない。.

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マブタシマアジ属

マブタシマアジ属(Alepes)は、アジ科に属し熱帯の海に住む現存5種を含む属である。体は楕円形で、インド洋と西太平洋の沿岸域でみられる。.

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マテアジ

マテアジ(学名:Atule mate)はアジ科に属する小型の海水魚である。本種は西はアフリカ東部、東はハワイ、北は日本、南はオーストラリアまでのインド太平洋に広く分布する。マテアジ属を構成する唯一の種であり、脂瞼(瞼状の膜)がよく発達していることや、背鰭と臀鰭の最後の軟条が伸長していることなどによって近縁他種と区別することができる。本種は湾やサンゴ礁などの沿岸海域に生息し、小型の魚類や甲殻類を捕食する。産卵についてはハワイにおいて研究が進んでおり、3月から10月までの間に湾の中に入り、そこで一度に最大で約161,000個の卵を産卵することがわかっている。本種は生息域のほぼ全域において漁業の対象となっており、様々な漁法により漁獲される。本種が食品として高い価値をもつ地域もあり、様々な方法によって調理・保存される。.

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マアジ

マアジ(真鯵、真鰺、学名 Trachurus japonicus) は、スズキ目アジ科に分類される魚の一種。北西太平洋の沿岸域に分布する海水魚である。日本では重要な食用魚の一つで、単に「アジ」と言えば通常は本種を指す。.

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ムロアジ

''D. koheru'' ムロアジ(室鯵、鰘)は、狭義にはスズキ目・アジ科の海水魚の一種 を指すが、広義にはムロアジ属 に属する魚の総称として使われる。 全世界の熱帯・温帯海域に約10種が知られる。ただしマルアジ D. maruadsi はマアジ Trachurus japonicus によく似ていて、ムロアジ類とはまた別に扱うことも多い。.

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ヨロイアジ

ヨロイアジ(学名:Carangoides armatus )はアジ科に属する沿岸性の海水魚である。インド太平洋の熱帯・亜熱帯域でよくみられ、その生息域は西は南アフリカ、東は日本まで広がっている。ふつう岩礁やサンゴ礁、湾などでみられる。背鰭と臀鰭の前方部が伸長する事、背鰭の軟条がフィラメント状に伸長すること、胸部に無鱗域があることなどで他種と区別できる。漂泳性の肉食魚で、様々な種類の小魚や頭足類、甲殻類等を捕食する。性成熟には全長21cmで達する。記録されている最大体長は全長で57cm、最大体重は3.5kgである。本種の分類をめぐる歴史は複雑であり、現在でも同属種のC. ciliarius を本種と同種とみなすべきかについては見解が分かれている。漁業においてはそれほど重要な種ではないが、食用としては美味とされ、釣りの対象となることもある。.

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ヨロイアジ属

ヨロイアジ属(学名 )は、スズキ目アジ科に分類される海水魚の一属。大西洋・インド洋・太平洋の熱帯・亜熱帯海域に分布するアジで、食用に漁獲される。海岸、岩礁、湾岸、三角江や沖合いにかけて広く生息する。.

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ロウニンアジ

ウニンアジの分布図 ロウニンアジ(浪人鯵、学名 Caranx ignobilis )は、スズキ目アジ科に属する海水魚の一種。インド太平洋の熱帯・亜熱帯海域に分布する大型肉食魚である。 アジ類の最大種でもあり、釣りの対象として人気が高い。.

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ブリ

モジャコ」) ブリ(鰤、Amberjack、学名 Seriola quinqueradiata )は、スズキ目アジ科に分類される海水魚の一種。北西太平洋に生息する回遊性の大型肉食魚である。日本では重要な食用魚であり、各地の文化や産業に深く関わる。.

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ブリ属

ブリ属()は、スズキ目アジ科の属の一つである。全世界の亜熱帯・温帯海域に分布する回遊性の大型肉食魚類で、食用魚として扱われる。.

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ブリモドキ

ヨゴレ(サメの一種)の周囲を取り巻くブリモドキの群れ ブリモドキ(鰤擬、学名 Naucrates ductor) は、スズキ目アジ科に分類される魚の一種。全世界の暖海に広く分布する海水魚である。一種のみでブリモドキ属 Naucrates を構成する - Froese, R. and D. Pauly.

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プランクトン

プランクトン(Plankton、浮遊生物)とは、水中や水面を漂って生活する生物の総称。様々な分類群に属する生物を含む。微小なものが多く、生態系では生態ピラミッドの下層を構成する重要なものである。.

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ヒラマサ

ヒラマサの姿造り ヒラマサ(平政、学名 Seriola lalandi )は、スズキ目アジ科に分類される海水魚の一種。アジ科魚類の最大種で、全世界の亜熱帯・温帯海域に分布する。食用になる。日本での地方名はマサ(東京)、ヒラス(大阪・高知・九州)、ヒラサ(瀬戸内海の一部)、ヒラソ(山陰)、テンコツ、ヒラソウジ(九州)等がある檜山義夫監修『野外観察図鑑4 魚』1985年初版・1998年改訂版 旺文社 ISBN 4010724242石川皓章『釣った魚が必ずわかるカラー図鑑』2004年 永岡書店 ISBN 4522213727。.

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ヒシカイワリ

ヒシカイワリ(学名:Ulua mentalis)はアジ科に属する海水魚である。インド洋、太平洋の熱帯、亜熱帯域に広く分布し、生息域は西はモザンビークやマダガスカル、東は日本やオーストラリア北部にまで広がっている。最大で全長1mに達した記録のある大型種である。突き出ている下あごや、鰓篩が伸長すること、舌上に絨毛状歯がみられないことなどで他種と区別することができる。沿岸性の種であり、岩礁やサンゴ礁、エスチュアリーなどでみられる。主に魚や甲殻類を捕食する。繁殖や成長の過程についてはほとんど分かっていない。漁業における重要性は高くないが、エビや魚を狙ったトロール漁でしばしば混獲される。釣り人によって釣られることもある。.

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ツムブリ

ツムブリ(錘鰤、学名 Elagatis bipinnulata) は、スズキ目アジ科に分類される海水魚の一種。ブリに似た大型魚で、全世界の熱帯・亜熱帯海域に分布する。食用や釣りの対象としても利用される。アジ科の分類上では1種のみでツムブリ属 Elagatis に分類されている。 日本での地方名はスギ(伊豆諸島)、オキブリ(三重・和歌山)、マルバマチ(和歌山)、キツネ(高知)、ウメキチ、メキチ、ツンブイ、チョカキン(鹿児島)、トリカジマワシ(鹿児島県甑島)、ヤマトナガイユ(沖縄)等がある蒲原稔治著・岡村収補訂『エコロン自然シリーズ 魚』1966年初版・1996年改訂 保育社 ISBN 4586321091檜山義夫監修『野外観察図鑑4 魚』1985年初版・1998年改訂版 旺文社 ISBN 4010724242岡村収・尼岡邦夫監修『山渓カラー名鑑 日本の海水魚』(解説: 木村清志)1997年 ISBN 4635090272井田齋 他『新装版 詳細図鑑 さかなの見分け方』2002年 講談社 ISBN 4062112809石川皓章『釣った魚が必ずわかるカラー図鑑』2004年 永岡書店 ISBN 4522213727本村浩之監修 いおワールドかごしま水族館『鹿児島の定置網の魚たち』2008年。.

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分子系統学

分子系統学(ぶんしけいとうがく、英語:molecular phylogenetics)とは、系統学のサブジャンルのひとつであり、生物のもつタンパク質のアミノ酸配列や遺伝子の塩基配列を用いて系統解析を行い、生物が進化してきた道筋(系統)を理解しようとする学問である。 従来の系統学は形態、発生、化学・生化学的性質といった表現型の比較に基づいていたのに対し、分子系統学はそれらの根本にある遺伝子型に基づく方法であり、より直接的に生物の進化を推定できると期待される。計算機や理論の発達に加え、20世紀末に遺伝子解析が容易になったことから大いに発展し、進化生物学の重要な柱となっている。.

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アジ

アジ(鯵、鰺)は、アジ科アジ亜科 Caranginae に含まれる魚の総称。日本ではその中の一種マアジ Trachurus japonicus を指すことが多いが、他にも多くの種類がある。世界各地の熱帯・温帯域で食用に漁獲されている。.

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インド太平洋

インド太平洋(インドたいへいよう)とは、生物地理学上でインド洋から太平洋(特に西太平洋)にかけての暖流域を指す用語。英語"Indo-Pacific"の訳語で、原表現に合わせて「インド-太平洋」とハイフンを入れて記すこともある。海洋学や海洋生物学などの自然科学分野でしばしば用いられる。 アフリカ東部沿岸およびマダガスカル付近から、二つの大洋の間にあるフィリピン、インドネシア周辺の海域を経て、オセアニアの東縁までの範囲で、太平洋の周辺部にあたる日本海などの極東の暖流域を含むこともある。 インド洋と太平洋に共通して分布しながら、大西洋には分布しない海洋生物は非常に多い。それらの分布などに言及する場合や、それらの生物相を総じて表現する場合に用いられる。具体的には、そのような生物の分布域を示す場合に「インド太平洋」と記したり、それらの生物種を「インド太平洋種」と呼んだりする。これらインド太平洋種には非常に多くの海洋生物が含まれる。また、海と沿岸河川を回遊する生物にも同様の分布を示すものが多い。 日本近海に見られる海洋生物の場合、寒流(親潮)要素、暖流(黒潮)要素、極東要素の3要素に大別できるが、このうち黒潮要素のものがほぼインド太平洋種に相当する。 ただし同じ太平洋でも東太平洋、すなわち南北アメリカ西岸域にはやや異なった生物相が見られ、インド洋と西太平洋ほど共通した生物は見られない。また大西洋では、生物相を含む自然環境においてインド洋や太平洋と共通するものが少ないため「インド大西洋」や「大西太平洋」といった言い方は普通はなされない。インド洋・太平洋・大西洋のすべてに共通する種の場合は、世界的に分布する陸生生物と同様に汎存種(コスモポリタン種、広汎種)などと呼ばれる。 これとは別に、言語学の分野ではジョーゼフ・グリーンバーグが1971年にインド・太平洋語族(:en:Indo-Pacific languages)というものを提唱した。この場合の「インド」は、太平洋の語と対になっていることから、インド・ヨーロッパ語族という場合のインドではなく、上記の自然科学用語と同様に「インド洋」の省略形と受け取れる。ただしこの語族は研究者らにはほとんど受け入れられていない。.

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イトヒラアジ

イトヒラアジ(学名:Carangoides dinema)は、アジ科に属する沿岸性の海水魚である。生息域はインド洋と太平洋西部の熱帯、亜熱帯域に散在し、生息域の西部では南アフリカ、東部では日本やサモア、南部ではインドネシアといった国々でみられる。背鰭の基部には特徴的な一連の黒い長方形の斑点が存在する。かなり大型の種であり、最大で全長85cm、体重2.6kgに達した記録がある。サンゴ礁や岩礁、湾、エスチュアリーなどの浅い沿岸海域でみられ、主に小型の魚や底生の甲殻類を捕食する。その他の生態や繁殖についてはまだ分かっていない。漁業においてはほとんど重要性はないが、時々トロール漁などで混獲され、食用とされる。.

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イトヒキアジ

イトヒキアジの幼魚。姫路市立水族館飼育個体 イトヒキアジ(糸引鰺、学名 )は、スズキ目アジ科に分類される海水魚の一種。全世界の熱帯・亜熱帯海域に広く分布するアジで、和名通り幼魚の背鰭と臀鰭が糸状に長く伸びる。 標準和名は神奈川県三崎での呼称に由来する。他に日本での地方名はイトヒキダイ(新潟・神奈川県鎌倉)、カンザシダイ(神奈川)、ウマヒキ(和歌山県串本)、カガミウオ(和歌山・高知)、キョウゲンウオ(長崎)、エバアジ、ヤバタ(鹿児島)等がある蒲原稔治著・岡村収補訂『エコロン自然シリーズ 魚』1966年初版・1996年改訂 保育社 ISBN 4586321091井田齋 他『新装版 詳細図鑑 さかなの見分け方』2002年 講談社 ISBN 4062112809本村浩之監修 いおワールドかごしま水族館『鹿児島の定置網の魚たち』2008年。.

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ウマヅラアジ

ウマヅラアジ(学名:Alectis indica )は、アジ科に属する大型の海水魚である。インド太平洋の熱帯域に広く分布し、分布域は東アフリカから、インド、インドネシア、日本、オーストラリアなどに広がっている。成魚は主に水深100mまでの沿岸域の岩礁やサンゴ礁に生息する一方、幼魚はエスチュアリーや海草藻場など様々な環境でみられる。同属のイトヒキアジとよく似るが、本種は頭部の輪郭がより急峻で眼の上に突出部があることなどから区別できる。最大で全長165cm、体重25kgに達することが知られている。肉食魚で、魚類や頭足類、甲殻類などを捕食する。漁業においてはそれほど重要ではないが、シンガポールでは養殖の対象になっている。.

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オニヒラアジ

ニヒラアジ(学名:Caranx papuensis)はアジ科に分類される大型の海水魚である。インド洋、西太平洋の熱帯域に広く分布し、分布域は西は南アフリカ、東はマルキーズ諸島、南はオーストラリア、北は日本まで広がっている。体色によって他種と区別することができ、側線の上下に小さな黒い斑点が散らばっているほか、尾鰭の下部が細く白色で縁取られる。記録されている最大の体長は全長で88cm、最大体重は6.4kgである。沿岸部や沖合の岩礁、サンゴ礁そしてラグーンや湾などでみられ、若魚はエスチュアリーでもみられる。単独あるいは小さな群れで行動する。肉食魚であり、小魚や時としてイカや甲殻類を捕食する。繁殖形態については不明である。漁業においてはあまり重要な種ではないが、様々な漁法により捕獲されることがある。釣りの対象魚であり、また食用としても美味とされる。.

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オニアジ

ニアジ(鬼鯵、学名 Megalaspis cordyla) は、スズキ目アジ科に分類される海水魚の一種。インド太平洋の熱帯・亜熱帯海域に分布するアジで、食用にもなる。1種のみでオニアジ属 Megalaspis に分類されている。 成魚は全長80cm・体重4kgに達するが、通常は45cm程度である。体は紡錘形で前後に細長い。尾柄が長く、第二背鰭の後ろに8-10個、臀鰭の後ろに6-8個の小離鰭がある。側線の湾曲が小さく、第一背鰭の第5棘条下以降は直走する。直走部は全体に亘って幅広い稜鱗(俗称「ぜんご」「ぜいご」)が発達している。眼には脂瞼があり、鰓蓋の上方に黒色斑がある。胸鰭は頭長の1.2倍と長く、臀鰭にも届く岡村収・尼岡邦夫監修『山渓カラー名鑑 日本の海水魚』(解説: 木村清志)1997年 ISBN 4635090272西海区水産研究所『東シナ海・黄海のさかな』 - (解説: 岸田周三) 2000年。 マアジ、ムロアジ、メアジ等に似るが、大型になること、尾柄が長く多数の小離鰭が並ぶこと、側線の直走部が長く稜鱗が幅広いことで区別できる本村浩之監修 いおワールドかごしま水族館『鹿児島の定置網の魚たち』2008年。なお英名の"Torpedo scad"は「魚雷のムロアジ」という意味である。 アフリカ東岸・南日本・オーストラリアまでのインド太平洋熱帯海域に分布する。日本近海では、黒潮の影響が強い本州南部まで分布するが、南西諸島以北では稀である。沿岸表層性で、群れを作って遊泳する。食性は肉食で、主に小魚を捕食する。 定置網、巻き網、刺し網等で漁獲され、食用になる。鹿児島県においてはマアジよりも安価で流通する。.

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カンパチ

ンパチ(間八、勘八、学名 Seriola dumerili )は、スズキ目アジ科に分類される海水魚の一種。全世界の暖海域に分布する大型肉食魚で、日本では高級魚として扱われる。.

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カッポレ

ッポレ(活惚、学名 Caranx lugubris 、Black jack)は、スズキ目アジ科に分類される海水魚の一種。全世界の暖海域に生息する大型の黒っぽいアジで、食用にもなる。.

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カイワリ

イワリ(貝割、学名 Carangoides equula )は、スズキ目アジ科に属する海水魚の一種。インド太平洋の暖海域に分布するアジで、食用に漁獲される。.

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カスミアジ

ミアジ(霞鯵、学名 Caranx melampygus )は、スズキ目アジ科に分類される海水魚の一種。インド洋・太平洋の熱帯・亜熱帯海域に分布する大型のアジである。 本種は地域や個体によってシガテラ毒をもつものがいることから、ドクヒラアジ(毒平鯵)という別名もある。他に日本での地方名はヒラアジ、メッキ(南日本各地)、ゼンメ、エバ(鹿児島)、ガーラ(沖縄)等があるが、これは本種のみを指さず扁平な体型の大型アジ類の総称として用いられる石川皓章『釣った魚が必ずわかるカラー図鑑』2004年 永岡書店 ISBN 4522213727本村浩之監修 いおワールドかごしま水族館『鹿児島の定置網の魚たち』2008年。.

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ギンガメアジ

ンガメアジの分布域 ギンガメアジ(銀紙鯵、銀亀鯵、銀河目鯵、学名 Caranx sexfasciatus )は、スズキ目アジ科に分類される魚の一種。インド洋・太平洋の熱帯・亜熱帯海域に分布する大型のアジである。海水魚だが若魚は河川の純淡水域までも侵入する。食用にもなる。.

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ギンガメアジ属

ンガメアジ属(学名 )は、スズキ目アジ科に分類される海水魚の一属。大西洋・インド洋・太平洋の熱帯・亜熱帯海域に分布する大型のアジで、食用にもなる。.

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クラカケヒラアジ属

ラカケヒラアジ属(Chloroscombrus)は、アジ科に属し現存2種の海水魚を含む属である。タイプ種はクラカケヒラアジ(C. chrysurus)。東西大西洋と東太平洋の沿岸域でみられる。腹側が丸みを帯びた特徴的な体型や、尾柄にある鞍状の暗い斑点から他属の魚類と区別できる。世界的には漁業においてそれほど重要な種は含まないが、一部地域では主要な食料となっている種もある。.

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クラゲ

ラゲ(水母、海月、水月)は、刺胞動物門に属する動物のうち、淡水または海水中に生息し浮遊生活をする種の総称。体がゼラチン質で、普通は触手を持って捕食生活をしている。また、それに似たものもそう呼ぶこともある。.

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クロボシヒラアジ

ボシヒラアジ(学名:Alepes djedaba)は熱帯の海に生息する、アジ科に属する魚類である。クロボシヒラアジはインド洋と太平洋の熱帯、亜熱帯域に広く生息し、生息域は西は南アフリカ、東はハワイ、北は日本、そして南はオーストラリアまで広がっている。近縁種と体型は類似しており、同じマブタシマアジ属の他種とは判別が難しい。最大で体長40cmになる近縁種の中では比較的大型の種であるが、ふつうみられるのはそれよりも小さいサイズの個体である。本種はしばしば大きな群れを形成し、肉食で様々な種類の甲殻類や小魚を捕食する。漁業においてそれほど重要な種ではない。.

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クロヒラアジ

ヒラアジ(学名:Carangoides ferdau)はアジ科に属し、広い分布域をもつ外洋性の海水魚である。インド洋と太平洋の熱帯、亜熱帯海域に分布し、生息域は西は南アフリカ、東はハワイまで広がっている。比較的大型の種で、最大で全長70cmに達した記録がある。第二背鰭の鰭条数や体色により他種と区別できる。水深60mほどに生息し、通常岩礁やサンゴ礁、浜辺、ラグーンなどでみつかる。肉食魚で、他の魚やエビ、カニ、軟体動物などを捕食する。漁業における重要性は地域によって異なり、漁獲量が多い地域もある。釣りの対象となり、食用としても美味である。.

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クロアジモドキ

アジモドキ(学名:Parastromateus niger)はアジ科に属する海水魚であり、クロアジモドキ属 (Parastromateus)を構成する唯一の種である。西日本の一部ではクロマナと呼ばれることもある。現在ではアジ科に属しているが、その分類を巡っては独特な形態のために長らく混乱があった。インド洋、太平洋西部の大陸棚でみられ、その分布域は西はアフリカ東海岸、東は日本やオーストラリア北部まで広がる。中型の種で、全長30cmくらいの個体がよくみられる。肉食魚であり、大きな群れをつくって行動する。漁業の対象として重要な種であり、東南アジアや中東などで刺し網、底引き網などによって漁獲される。食用魚としても美味である。.

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クボアジ

ボアジ(学名:Atropus atropos)は、アジ科に属し熱帯の海に生息する魚類である。本種は西は南アフリカ、東は日本までの、インド洋、西太平洋の沿岸域に広く生息し、しばしば表層近くでみられる。クボアジはクボアジ属を構成する唯一の種であり、腹部に溝があることなど、いくつかの形態的特徴から他属の魚類と区別が出来る。比較的小型の種であり、記録されている最大体長は26.5cmである。肉食魚で、様々な種類の小型の甲殻類や魚類を捕食する。生息域のほとんどにおいて、漁業においてそれほど重要な種ではない。.

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クサヤモロ

ヤモロ(学名:Decapterus macarellus)はアジ科に属する海水魚である。地方名として、日本の伊豆諸島でのアオムロ、和歌山でのアオサギなどがある。.

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コバンザメ科

バンザメ科 は魚類の科の一つ。コバンザメは「サメ」の名がついてはいるが、硬骨魚類(サメは軟骨魚類)である。もある。。.

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コガネアジ

ネアジ(学名:Carangoides bajad )は、アジ科に属する沿岸性の海水魚の一種である。西はマダガスカルから東は日本まで、インド太平洋の亜熱帯域でよくみられ、ふつう沿岸域の岩礁やサンゴ礁に生息する。側面に橙から黄色の斑をもつのが特徴的であるが、同様の体色をもつ近縁種と識別するには鰭条や稜鱗の数を数を調べる必要がある。強力な肉食魚であり、様々な小魚や甲殻類などを捕食する。性成熟には全長25cm前後で到達する。比較的大型の種であり、最大で全長55cmに達したことが知られている。生息域の全域において時たま漁獲されるが、一般的には混獲によるものだと考えられる。例外的にペルシャ湾南部では漁獲の大半を本種が占めている。.

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コガネシマアジ

ネシマアジ はアジ科に属する熱帯海水魚。インド太平洋の沿岸に分布する。幼魚は金色で黒い横縞があるが、成魚は銀色で縞は消える。幼魚は群れで大型魚に付いて泳ぐ。餌は底生の無脊椎動物や小魚。幼魚は観賞魚として取引される。成魚は食用として扱われる。.

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シマアジ

マアジ(縞鯵、島鯵、学名 Pseudocaranx dentex )は、スズキ目アジ科に分類される海水魚の一種。亜熱帯・温帯海域の沿岸部に生息する大型のアジである。食用にもなり、日本ではアジ類の中で最高級の食材として扱われる。.

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シロガネアジ

ネアジ(学名:Selene vomer)はアジ科に属し、大西洋に生息する海水魚である。カール・フォン・リンネによって1758年にはじめて記載された。英名からルックダウン(Lookdown)と呼ばれることもある。.

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シイラ属

イラ属(学名:)は、シイラ科の属の一つ。全世界の暖かい海に分布する。.

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シガテラ

毒素シガトキシン(Ciguatoxin 1B) シガテラ(ciguatera)とは、熱帯の海洋に生息するプランクトンが産生する毒素に汚染された魚介類を摂取することで発生する食中毒。Gambierdiscus toxicus などの有毒渦鞭毛藻が原因であることが多い。「シガテラ」の呼称は、キューバに移住したスペイン人が、この地方で「シガ」(cigua)と呼ばれる巻貝のチャウダーガイ(Cittarium pica)による食中毒の事を "ciguatera" と称したことに由来する。長い間、魚介類の毒化機構は不明であったが、1977年東北大学などの研究チームは、渦鞭毛藻類による Gambierdiscus toxicus が原因物質であることを確認し生体濃縮で毒素を蓄積した魚介類の摂食が原因であることを明らかにした。シガテラ中毒とおぼしき記述は、1774年のキャプテン・ジェームズ・クックの航海記にもみられる。.

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スギ (魚)

(須義、Rachycentron canadum)は、スズキ目に分類される海水魚。本種のみでスギ科、スギ属を構成する。.

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スズキ目

(スズキもく、Perciformes)は、条鰭綱に分類される目(もく)。魚類のみならず脊椎動物全体の中で最大の目である。食用魚、釣りの対象魚、観賞用の熱帯魚など、人間の生活と密接に関係している種も多い。.

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サンゴ礁

八重山黒島周辺のサンゴ サンゴ礁(サンゴしょう、珊瑚礁、さんご礁、Coral reef)は、造礁サンゴの群落によって作られた地形の一つ。熱帯の外洋に面した海岸によく発達する。.

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回遊

回遊(回游、洄游、かいゆう)とは、海や川に生息する動物が、成長段階や環境の変化に応じて生息場所を移動する行動を指す。また、そのような行動をしめす魚を回遊魚と呼ぶ。 1年のうちに外洋を数千km〜数万kmにわたって移動するクジラなどの回遊は、渡り鳥の渡りに相当するものでよく知られている。しかし広義の回遊ではスズキやヒラメのように沿岸の浅場と深場を往復する行動、またはウナギ、アユ、サケなどのように川と海を往復する行動も回遊に含む。このような広義の回遊をおこなう動物は多く、頻度や規模も多種多様である。 回遊はこれらの動物を漁獲し利用する人類にとっても重要な事象となる。.

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個体群

生態学における個体群(こたいぐん、population)、遺伝学における集団(しゅうだん、英訳同じ)とは、ある一定範囲に生育・生息する生物1種の個体のまとまりを表す概念である。必ずしも集まっているものを指すわけではない。.

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紡錘

紡錘の仕組み、繊維のかたまり(a)から繊維を引き出し、回転軸(b)にまきとる。その下に回転力をつけるおもり(c)がある 紡錘(ぼうすい、古語では「つむ」、はずみ車、紡錘車、スピンドル spindle、ドロップ・スピンドル drop spindle、ハンドスピンドル hand spindle)は、糸を紡ぐための道具である。こまの回転力を利用して、繊維をねじって撚りあわせ、糸にするものである。 長い木の棒の先端に回転力を強めるおもり(錘)となる円盤(紡輪、はずみ車、紡錘車)がついており、ちょうど、こまの軸が長く伸びたような形状であった。おもりの円盤は「こま」や「つむ」とも呼ばれていた。長い棒は糸を巻き取る回転軸(紡錘、スピンドル)であり、おもりと反対側の先端には糸を引っ掛けるフックがついている。紡輪のついているタイプのほかにも、筒状の形で下のほうが膨らんでおりおもりの役割を果たすものもある。.

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甲殻類

殻類(こうかくるい)は、節足動物の分類群の一つ。分類学上では甲殻亜門(こうかくあもん) Crustacea と呼ばれる。 エビ、カニ、オキアミ、フジツボ、ミジンコなどを含むグループである。深海から海岸、河川、湿地まで、あらゆる水環境に分布するが、主に海で多様化している。陸上の生活に完全に適応しているのはワラジムシ類など僅かである。 系統関係については、現在、汎甲殻類説が最も有力視されている。それによれば、甲殻類は六脚類と共に単系統を成し、甲殻類という分類群も側系統群となる。.

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頭足類

頭足類(とうそくるい、Cephalopoda)は、軟体動物門 頭足綱に属する動物の総称。イカ、タコ、オウムガイ、コウモリダコや絶滅したアンモナイト等が含まれる。体は胴・頭・足に分かれていて、足も多数に分かれている。触角はないが、軟体動物の中でも特に目や神経系、筋肉が発達していて、運動能力にすぐれる。.

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鱗(うろこ、λεπις (lepis)、squama)は、動物の体表を覆う硬質の小片状の組織である。 主な役目として、動物の体を外部環境の変化から守り、攻撃から防御する。防御のため一枚板の装甲板で体表を覆った場合、その動物の体の可動性は著しく損なわれるが、これを小片に分割し、小装甲板の間に可動性を持たせれば、かなりの防御性を維持したまま身体の可動性を得ることができる。 さまざまな分類群の動物が鱗を発達させたが、その起源、構造、組成などは異なる。.

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貝(かい)は軟体動物の総称、または特にはっきりとした貝殻を持つものの総称である。英語ではshellfish。 貝(かい)と言えばすなわち二枚貝(二枚貝綱)、巻貝(腹足綱の大部分)、ヒザラガイ(多板綱)、ツノガイ(掘足綱)やそれらの殻のことで、同じ軟体動物でも殻が退化したウミウシ類や、ナメクジ、大部分の頭足綱(イカ・タコ)、カセミミズ(溝腹綱)を貝と呼ぶことはない。 しかしながら「貝の仲間」という意味で「貝類」と呼ぶ場合、殻の有無などの見かけではなく、分類上のグループとして貝類=軟体動物とみなしていることになる。貝類図鑑などはこの例にあたり、ウミウシやナメクジや、イカやタコも貝類の一部として掲載されているのが普通である。 なお、軟体動物の以外でも、二枚貝に似た殻を持つ腕足動物や殻のあるその他の水生動物をも「貝類」と言うこともあるが、この場合はそれらを軟体動物の貝類と誤認するか、あるいは明確な分類学的概念をもたずに呼んでいることが多く、生物学的には正しい呼び方ではない。 また水産物として「魚介類」という場合の「介類」は、エビ・カニなどの甲殻類をはじめウニ、ナマコ、ホヤなどの水産物としての無脊椎動物全体を含む語で、軟体動物に限る「貝類」とは区別されるのが普通である。 貝類の中には食用のものも多く、貝殻も螺鈿など装飾品などとして用いられてきた。.

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檜山義夫

檜山 義夫(桧山 義夫、ひやま よしお、父は檜山鉄三郎,祖父は檜山金平1909年(明治42年)4月1日 - 1988年(昭和63年)7月21日)は、日本の水産学者。 東京出身。東京帝国大学農学部卒。1948年「硬骨魚の新生殖法」で東大農学博士。49年東大農学部教授。69年定年退官、名誉教授。魚類生態学、漁業学、水産資源学。核実験による水産生物の放射能汚染を調査した。釣りや外国旅行に関する著作、子供向けの著作もある。.

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汽水域

汽水域(きすいいき)とは、河川・湖沼および沿海などの水域のうち、汽水()が占める区域である。漢字の「汽」は「水気を帯びた」という意味を含み、「汽水」は淡水と海水が混在した状態の液体を指す用語である。 一般には川が海に淡水を注ぎ入れている河口部がこれにあたる。深く入り込んだ湾などでもそれに近い状態があり、干潟の陸よりの部分は汽水域に入る。.

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河口

利根川河口 河口(かこう、estuary、river mouth)とは、河川が海や湖など他の水域へ注ぎ込む部分、繋がる地点のこと。.

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濾過摂食

過摂食(ろかせっしょく、)とは、動物の餌の取り方の類型の一つで、触手や鰓などを用いて漉し取る(濾過する)ように餌をとるやり方を指す。主として水産動物に見られる。 よく発達した鰓や触手などを濾紙やザルのように用いて、それに引っ掛かる餌を食べる。この方法で餌をとる動物を濾過摂食者 という。.

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