10 関係: ユーカラ、アイヌラックル、アイヌ語、知里幸恵、金田一京助、金成マツ、1920年、1923年、2008年、6月7日。
ユーカラ
ユーカラは、アイヌ民族に伝わる叙事詩の総称。アイヌ語で「叙事詩」を意味する。カナ表記は統一されていないが、カタカナを用いる場合、萱野茂は「ユカラ」とした方がより忠実としている。またラテン文字表記 (yukar) は知里真志保の表記法による。「ユカラ」ではなく「ユーカラ」と表記されるのはアイヌ語学者金田一京助の影響が大きいと思われる。金田一は第1音節の高アクセントに対応する日本語の表記として長音表記をえらんだ。.
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アイヌラックル
アイヌラックルは、アイヌ民話における神。地上で誕生した初めての神であり、地上と人間の平和を守る神とされる。また、エピソードを通じて人々の日常生活を支える多くの品々の起源が語られることから、アイヌ神話の上での文化英雄の役割を持つ。オイナカムイ、オキクルミなどの別名でも伝えられている。.
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アイヌ語
アイヌ語(アイヌご、Aynu itak、アイヌ語仮名表記:アイヌ・イタㇰ)は、現在、北海道島や本州島北東地域やロシア極東地域等に居住するアイヌ民族(アイヌ)の言語である。 話者は、アイヌ民族の主たる居住地域である北海道、樺太、千島列島に分布していたが、現在ではアイヌの移住に伴い日本の他の地方(主に首都圏)にも拡散している。言語学では「孤立した言語」である。国際連合教育科学文化機関によって、2009年2月に「極めて深刻」な消滅の危機にあると分類された、危機に瀕する言語である。危険な状況にある日本の8言語のうち唯一最悪の「極めて深刻」に分類された。.
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知里幸恵
知里 幸恵(ちり ゆきえ、1903年(明治36年)6月8日 - 1922年(大正11年)9月18日)は、北海道登別市出身のアイヌ人女性。19年という短い生涯ではあったが、その著書『アイヌ神謡集』の出版が、絶滅の危機に追い込まれていたアイヌ民族・アイヌ伝統文化の復権復活へ重大な転機をもたらしたことで知られる。 近年、マスコミや各地のセミナー等でその再評価の声が高まっており、また幸恵への感謝から「知里幸恵」記念館の建設運動が活発化している。2008年10月には、NHKの『その時歴史が動いた』で幸恵が詳細に取り上げられ、インターネット書店「アマゾン」の「本のベストセラー」トップ10に『アイヌ神謡集』が入った。また、『アイヌ神謡集』は、フランス語・英語・ロシア語にも翻訳されており、2006年1月には、フランス人作家ル・クレジオが、そのフランス語版の出版報告に幸恵の墓を訪れている。 なお、弟に言語学者でアイヌ人初の北海道大学教授となった知里真志保がおり、幸恵の『アイヌ神謡集』の出版以降、大正末期から昭和にかけて、新聞・雑誌などからはこの姉弟を世俗的表現ながらも「アイヌの天才姉弟」と評された。他の弟の知里高央(真志保の長兄)も、教師をつとめながらちりアイヌ語の語彙研究に従事した。.
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金田一京助
金田一 京助(きんだいち きょうすけ、1882年(明治15年)5月5日 - 1971年(昭和46年)11月14日)は、日本の言語学者、民俗学者。日本のアイヌ語研究の本格的創始者として知られる。國學院大學教授を経て東京帝国大学教授、國學院大學名誉教授。日本学士院会員。日本言語学会会長(二代目)。東京帝国大学より文学博士。栄典は従三位・勲一等・瑞宝章・文化勲章。盛岡市名誉市民。歌人・石川啄木の親友であったことでも有名。 長男の春彦、孫の真澄や秀穂も言語学者。.
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金成マツ
金成 マツ(かんなり まつ、1875年11月10日 - 1961年4月6日)は北海道幌別郡オカシペッ(現:登別市千歳町)出身のアイヌ女性。正しい和名は金成 广知(まち)。アイヌ名はイメカヌまたは、イメカノ。ユーカラの伝承者として高名である。.
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1920年
記載なし。
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1923年
記載なし。
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2008年
この項目では、国際的な視点に基づいた2008年について記載する。.
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6月7日
6月7日(ろくがつなのか)は、グレゴリオ暦で年始から158日目(閏年では159日目)にあたり、年末まであと207日ある。誕生花はイワカガミ、カルセオラリア。.
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