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ななつぼし

索引 ななつぼし

ななつぼしは、イネの品種の一つ。 北海道岩見沢市にある北海道立中央農業試験場(現・北海道立総合研究機構農業研究本部中央農業試験場)が育成した。「空育163号」の系統番号で試験され、2001年に北海道の優良品種として採用された。北海道空知管内産の良食味米である。 長所としては「ほしのゆめ」並の良食味で、穂ばらみ期の耐冷性が強く、収量性はやや高い。短所は耐倒伏性に劣り、割れ籾がやや多く、いもち病抵抗性が不十分である。.

15 関係: ひとめぼれほしのゆめいもち病奨励品種岩見沢市北海道北海道立総合研究機構農業研究本部中央農業試験場マツコ・デラックスイネゆめぴりか空知総合振興局食味検査栽培品種2001年

ひとめぼれ

ひとめぼれは、イネの品種の1つ。水稲農林313号(旧系統名、東北143号)。 1981年(昭和56年)宮城県古川農業試験場において、良食味と耐冷性を併せ持つ品種の育成を目的としたコシヒカリと初星との交配から育成が開始された - 。1991年に水稲農林313号「ひとめぼれ」として命名登録され、1992年に種苗法による品種登録がなされた(登録番号 第3045号)。 1993年の大冷害で大きな打撃をうけたササニシキからの転換品種として作付け面積を伸ばし、1994年には全国作付け2位となった。食味が良いことやコシヒカリより栽培が容易なこともあり、寒冷地以外でも作付けされるようになっている。 2011年には古川農業試験場において、ササニシキとひとめぼれを交配させることでササニシキの食味とひとめぼれの耐冷性を両立させた「東北194号(ささ結)」が開発されている。.

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ほしのゆめ

ほしのゆめは、イネの品種のひとつ。2000年品種登録(登録番号第7645号)。 北海道上川管内比布町(1994年に移転)の北海道立上川農業試験場(現・北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場)により育成され、1996年に水稲農林340号「ほしのゆめ」として命名登録された良食味米品種。「上育418号」の系統番号で試験され、北海道の優良品種となった。 「ほしのゆめ」という名称は一般公募され、決定された。名称の由来としては「きらきらと輝く星のイメージがつやのあるおいしい米を連想させ、米づくりに携わる人や食べる人の夢がかなうように」という思いによる。.

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いもち病

いもち病(稲熱病)とは、イネに発生する主要な病気の1つ。単に「いもち」と呼ばれることも多い。欧米では、「イネの胴枯病(Blast of rice)」、「イネの疫病(Rice blight)」などと呼ばれる。 そもそも、「いもち」という名前が付けられていることから推察できるように、古来から稲に発生する定型的な病気であり、最も恐れられてきた。いもちが広範囲に発生した圃場では十分な登熟が期待出来なくなり、大幅な減収と共に食味の低下を招く。文書に初めて登場するのは1637年の明における記録である。その後、日本(1704年)、イタリア(1828年)でも記録された。 いもち病は、イネがカビの一種であるイネいもち病菌(学名:、シノニム:)に感染し発病することで起きる。感染のメカニズムは、まず無性世代の分生子が葉に接触すると刺激で粘着質が分泌されて葉に付着する。分生子が湿度で発芽することによって付着器となり、内部で生成されるグリセロールの圧力(80気圧にも達する)により菌糸がクチクラ層を突き破って植物体に侵入する。それとほぼ同時に細胞内部にメラニンが生成されて細胞壁の強度を高める(メラニンが生成されないと感染はできないことが立証されている)。このため、現在いもち病用に用いられている殺菌剤はいもち病菌のメラニン生成を阻害することで防除するものが多い。 イネいもち病菌のゲノム解読は2005年に達成され、その結果、いもち病菌の染色体数は7であり、DNAは酵母の3倍、ヒトの80分の1であることが判明した。 イネの品種によっても、いもち病に対する抵抗性には違いが見られ、コシヒカリやササニシキはかなり弱く、あきたこまちは並、日本晴はやや弱い程度である。.

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奨励品種

奨励品種(しょうれいひんしゅ)とは、各都道府県がその都道府県に普及すべき優良な品種として決定した品種のこと。 この対象となる農作物は、米、麦類(小麦、二条大麦、六条大麦、裸麦)、大豆の主要農作物であり、各都道府県がそれぞれ独自に定めることになっている。主要農作物以外に、都道府県により、小豆・菜豆の豆類、バレイショ及び甘ショの芋類、サトウキビ及びテンサイの糖料作物、ソバ等の雑穀類、果樹や飼料用作物などについても定められている場合がある。.

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岩見沢市

岩見沢市(いわみざわし)は、北海道空知地方にある市で、空知総合振興局の所在地。北海道内における陸上交通の要衝の一つであり、とりわけ高度経済成長期には近隣の炭鉱と北海道各地の港湾都市とを結ぶ列車の一大拠点となっていたことから、旧国鉄が全国12か所の鉄道の町の一つとして公認していた経緯がある。.

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北海道

北海道(ほっかいどう)は、日本の北部に位置する島。また、同島および付随する島を管轄する地方公共団体(道)である。島としての北海道は日本列島を構成する主要4島の一つである。地方公共団体としての北海道は47都道府県中唯一の「道」で、道庁所在地は札幌市。.

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北海道立総合研究機構農業研究本部中央農業試験場

地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部中央農業試験場(ちほうどくりつぎょうせいほうじんほっかいどうりつそうごうけんきゅうきこうのうぎょうけんきゅうほんぶちゅうおうのうぎょうしけんじょう)は、北海道内の農業に関する試験研究等を行うために設置された、地方独立行政法人北海道立総合研究機構の試験研究機関である。.

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マツコ・デラックス

マツコ・デラックス(1972年10月26日 - )は、日本のコラムニスト、エッセイスト、女装タレント、司会者である。千葉県千葉市(現・千葉市稲毛区)出身。所属事務所はナチュラルエイト。血液型はA型。.

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イネ

イネ(稲、稻、禾)は、イネ科イネ属の植物農業・生物系特定産業技術研究機構編『最新農業技術事典』農山漁村文化協会 p.105 2006年。属名Oryza は古代ギリシア語由来のラテン語で「米」または「イネ」を意味する。種小名 sativa は「栽培されている」といった意味である。収穫物は米と呼ばれ、トウモロコシやコムギとともに世界三大穀物の1つとなっている。稲禾(とうか)、禾稲(かとう)などとも呼ばれる。.

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ゆめぴりか

ゆめぴりかは、日本の北海道で育成されたイネの品種の1つ。.

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空知総合振興局

知総合振興局(そらちそうごうしんこうきょく)は、北海道の総合振興局のひとつ。振興局所在地は岩見沢市。2010年(平成22年)4月1日、空知支庁に代わって発足した。.

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米(こめ、rice)は、稲の果実である籾から外皮を取り去った粒状の穀物である。穀物の一種として米穀(べいこく)とも呼ぶ。東アジア・東南アジア・南アジア以外では一般的に主食として特別視することが希薄であり、日本語でいう「米」「稲」「飯」といった、収穫前・収穫後・調理前・調理後などによる区別がない言語が多数ある。例えば英語圏ではすべてriceという同一の単語で扱われる。.

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食味検査

食味検査(しょくみけんさ)とは、日本では主に米の食味(成分)についての検査のことを指す。同様な意味で、食味試験(しょくみしけん)という用語も用いられる。 食味検査は、官能検査と理学的検査(分析検査ともいう)の2つに分かれる。.

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栽培品種

栽培品種(さいばいひんしゅ)とは、農業や園芸利用のためにつくられた(育種)、有用な形質を保持する分類群である。栽培品種は、種より下位に位置する分類階級である。園芸品種(えんげいひんしゅ)とほぼ同じ意味で用いられる。.

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2001年

また、21世紀および3千年紀における最初の年でもある。この項目では、国際的な視点に基づいた2001年について記載する。.

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