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かみのけ座超銀河団

索引 かみのけ座超銀河団

かみのけ座超銀河団(かみのけざちょうぎんがだん、Coma Supercluster)とは、地球から見てかみのけ座の方向に約3億光年離れた位置にある超銀河団である。初めて発見された宇宙の大規模構造である。.

24 関係: おとめ座銀河団おとめ座超銀河団かみのけ座かみのけ座銀河団南ローカル・スーパーボイド宇宙の大規模構造地球北ローカル・スーパーボイドペルセウス座・うお座超銀河団ヘルクレス座超銀河団グレートウォール光年銀河銀河クラウド銀河系銀河群超空洞超銀河団赤方偏移J2000.0NGC 48891978年1987年1989年

おとめ座銀河団

おとめ座銀河団(おとめざぎんがだん、Virgo cluster )は、銀河系の近傍にある銀河団。.

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おとめ座超銀河団

おとめ座超銀河団(おとめざちょうぎんがだん、Virgo Supercluster)は、銀河系(天の川銀河)、アンドロメダ銀河、大マゼラン雲などからなる局部銀河群を含む超銀河団である。局部超銀河団とも呼ばれる。.

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かみのけ座

かみのけ座(髪座、Comae Berenices)は星座の1つ。.

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かみのけ座銀河団

かみのけ座銀河団(かみのけざぎんがだん、英:Coma Cluster、別名:Abell 1656)は、確認されただけで1000個以上の銀河を含む大きな銀河団である。しし座銀河団(Abell 1367)と共に、かみのけ座超銀河団を構成する、2つの主要な銀河団の一方である。 銀河団の地球からの平均距離は99Mパーセク(3.21億光年)である。中央の領域は、2つの巨大楕円銀河、NGC 4874とNGC 4889により支配されている。星野では銀河座標の北極付近の数度の範囲に見える。銀河団の中央部分に存在する銀河のほとんどは、楕円銀河である。矮小銀河も巨大楕円銀河と同様に、大量に銀河団の中で見出される。 空間密度の高い銀河団の例にもれず、構成銀河は圧倒的に楕円銀河とレンズ状銀河(S0銀河)である。ごく少数の形成年代の若い渦巻銀河も存在するが、それらの大部分は銀河団の周辺近くにある。.

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南ローカル・スーパーボイド

南ローカル・スーパーボイド(みなみローカル・スーパーボイド、英 )は、超空洞(ボイド)として知られている、銀河をほとんど含まない驚異的に大きい空虚な宇宙の領域の一つである。われわれの天の川銀河を含む局部超銀河団(Local supercluster ; おとめ座超銀河団の別名)の隣に位置している。 このボイドの中心は地球から96メガパーセク(約3.1億光年)離れており、最短径は112メガパーセク(約3.7億光年)である 。.

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宇宙の大規模構造

宇宙の大規模構造(うちゅうのだいきぼこうぞう、)は、宇宙の中で銀河の分布が示す巨大な泡のような構造である。宇宙の泡構造と呼ばれることもある。.

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地球

地球(ちきゅう、Terra、Earth)とは、人類など多くの生命体が生存する天体である広辞苑 第五版 p. 1706.。太陽系にある惑星の1つ。太陽から3番目に近く、表面に水、空気中に酸素を大量に蓄え、多様な生物が生存することを特徴とする惑星である。.

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北ローカル・スーパーボイド

北ローカル・スーパーボイド(きたローカル・スーパーボイド、英 )は、超空洞(ボイド)として知られている、銀河をほとんど含まない驚異的に大きい空虚な宇宙の領域の一つであり、局部超銀河団(Local supercluster ; おとめ座超銀河団の別名)、かみのけ座超銀河団(Coma supercluster)およびヘルクレス座超銀河団(Hercules supercluster)に囲まれた位置にある。少数の銀河と銀河団を含むが、それ以外はほとんど空虚な空間である。 このボイドの中心は地球から61メガパーセク(約2億光年)離れており、最短径は104メガパーセク(約3.4億光年)である 。.

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ペルセウス座・うお座超銀河団

ペルセウス座・うお座超銀河団(ペルセウスざ・うおざちょうぎんがだん、英: Perseus-Pisces Supercluster)は、現在知られている、最大の宇宙の大規模構造の一つ(超銀河団)である。2.5 億光年の距離にありながら、この銀河団のチェーンは、北天の冬空で 40°以上の広がり持つ。ペルセウス座・うお座超銀河団は、近傍の宇宙(3 億光年以内)において、 局部超銀河団(おとめ座超銀河団の別名)の両サイドに位置する、2つの支配的な銀河の密集域の一つであり、銀河系の銀河面の近くに見える。 ペルセウス座・うお座超銀河団を構成する主な銀河団は、 Abell 262、 Abell 347 および Abell 426 である。.

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ヘルクレス座超銀河団

は、へびつかい座に位置する超銀河団。.

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グレートウォール

レートウォール(The Great Wall)は、宇宙の中でこれまでに知られている最も大きな構造の一つである。グレートウォールは地球から約2億光年離れた位置にあり、5億光年以上の長さと約3億光年の幅を持つ、膨大な数の銀河からなる「壁」である。「壁」の厚さは約1500万光年しかない。1989年にハーバード・スミソニアン天体物理学センターのマーガレット・ゲラーとジョン・ハクラらによる銀河の赤方偏移サーベイ観測(CfA赤方偏移サーベイ)によって発見され、中国の万里の長城(英語では )にちなんでこの名が付けられた。 このグレートウォールがどこまで続いているかは明らかになっていない。我々の銀河系のガスや塵が遠方の銀河からの光を遮るため、銀河面に重なっている部分については銀河の分布を観測することができないためである。 グレートウォールの起源については、現在の仮説ではフィラメント状に分布するダークマターの濃い部分に沿って銀河が存在するためにこのような構造ができたものと考えられている。宇宙で最も大きなスケールでは、構造形成を支配するのはこのようなダークマターである。ダークマターは重力によって通常の物質(バリオン)を引き寄せるため、この通常物質でできた天体が長くて薄い超銀河団の壁を形作っているのを見ることになる。 なお、現在では CfA サーベイよりも遠方の銀河を調べるさらに大規模なサーベイ観測プロジェクトがいくつか行われ、その結果同様のフィラメント構造が数多く発見されているため、ゲラーとハクラが発見した構造以外についても一般名詞的にグレートウォールと呼ぶことがある(その場合、ゲラーとハクラが発見した構造は「CfA2グレートウォール」などと呼ぶ)。.

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光年

光年(こうねん、light-year、Lichtjahr、記号 ly)は、主として天文学で用いられる距離(長さ)の単位であり、正確に 、約9.5兆キロメートルである。1981年まではSI併用単位であった。.

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銀河

銀河(ぎんが、galaxy)は、恒星やコンパクト星、ガス状の星間物質や宇宙塵、そして重要な働きをするが正体が詳しく分かっていない暗黒物質(ダークマター)などが重力によって拘束された巨大な天体である。英語「galaxy」は、ギリシア語でミルクを意味する「gála、γᾰ́λᾰ」から派生した「galaxias、γαλαξίας」を語源とする。英語で天の川を指す「Milky Way」はラテン語「Via Lactea」の翻訳借用であるが、このラテン語もギリシア語の「galaxías kýklos、γαλαξίας κύκλος」から来ている。 1,000万 (107) 程度の星々で成り立つ矮小銀河から、100兆 (1014) 個の星々を持つ巨大なものまであり、これら星々は恒星系、星団などを作り、その間には星間物質や宇宙塵が集まる星間雲、宇宙線が満ちており、質量の約90%を暗黒物質が占めるものがほとんどである。観測結果によれば、すべてではなくともほとんどの銀河の中心には超大質量ブラックホールが存在すると考えられている。これは、いくつかの銀河で見つかる活動銀河の根源的な動力と考えられ、銀河系もこの一例に当たると思われる。 歴史上、その具体的な形状を元に分類され、視覚的な形態論を以って考察されてきたが、一般的な形態は、楕円形の光の輪郭を持つ楕円銀河である。ほかに渦巻銀河(細かな粒が集まった、曲がった腕を持つ)や不規則銀河(不規則でまれな形状を持ち、近くの銀河から引力の影響を受けて形を崩したもの)等に分類される。近接する銀河の間に働く相互作用は、時に星形成を盛んに誘発しながらスターバースト銀河へと発達し、最終的に合体する場合もある。特定の構造を持たない小規模な銀河は不規則銀河に分類される。 観測可能な宇宙の範囲だけでも、少なくとも1,700億個が存在すると考えられている。大部分の直径は1,000から100,000パーセクであり、中には数百万パーセクにもなるような巨大なものもある。は、13当たり平均1個未満の原子が存在するに過ぎない非常に希薄なガス領域である。ほとんどは階層的な集団を形成し、これらは銀河団やさらに多くが集まった超銀河団として知られている。さらに大規模な構造では、銀河団は超空洞と呼ばれる銀河が存在しない領域を取り囲む銀河フィラメントを形成する。.

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銀河クラウド

銀河クラウド(Galaxy cloud)は、銀河団の集まりで、超銀河団の一部分である。超銀河団の中で、銀河団や銀河の密度の高い領域をクラウドという。約50メガパーセクという特徴的な大きさを持ち、全銀河の約25%はクラウドに属する。 銀河系がその中に含まれるおとめ座超銀河団は、おとめ座銀河団、りょうけん座クラウド、おとめ座IIクラウドの3つのクラウドを含む。.

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銀河系

銀河系(ぎんがけい、the Galaxy)または天の川銀河(あまのがわぎんが、Milky Way Galaxy)は太陽系を含む銀河の名称である。地球から見えるその帯状の姿は天の川と呼ばれる。 1000億の恒星が含まれる棒渦巻銀河とされ、局部銀河群に属している。.

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銀河群

銀河群(ぎんがぐん、Galaxy group, group of galaxies, GrG)は、各々がそれぞれ銀河系程度の明るさを持つ、50個程度かそれ以下の銀河が重力的に結びついた集合体である。これよりも銀河の数が多いと銀河団と呼ばれる。また、銀河群や銀河団が集まったものは超銀河団と呼ばれる。 銀河系は、局部銀河群と呼ばれる銀河群の一部である。.

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超空洞

超空洞(ちょうくうどう)は、現在観測されている宇宙の大規模構造において、泡沫状に分布する超銀河団領域がちょうど膜のようなかたちとなって包含している、何も存在しない空間を指す。そのまま英語でボイドまたはヴォイド とも言う。 銀河団の分布を石鹸泡に喩えれば、ボイドは泡の中の空洞にあたる。.

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超銀河団

超銀河団(ちょうぎんがだん、supercluster、supercluster of galaxy)とは、宇宙において、銀河群や銀河団が集まり形成されている銀河の大規模な集団であり、1億光年以上の広がりをもつものもある。 超銀河団が連なりさらに大きな構造(銀河フィラメント)を形作り、その間にはほとんど銀河の見られない超空洞(ボイド)があることもわかってきた。.

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赤方偏移

赤方偏移(せきほうへんい、redshift)とは、主に天文学において、観測対象からの光(可視光だけでなく全ての波長の電磁波を含む)のスペクトルが長波長側(可視光で言うと赤に近い方)にずれる現象を指す。 波長λのスペクトルがΔλだけずれている場合、赤方偏移の量 z を と定義する。.

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J2000.0

J2000.0またはJ2000とは、天文学または測量学でいう元期のひとつであり、地球時の西暦2000年1月1.5日(1月1日12:00、正午)を指す。この時刻は、協定世界時では2000年1月1日11:58:55.816 UTC、日本標準時では、2000年1月1日20:58:55.816 に当たる。なお、地球時(TT)は、過去の暦表時と連続していて、閏秒のない時刻系で、世界時(UT)より約1分進んでいる。 J2000.0元期を使う状況では、以前にはB1950.0元期が使われていた。 特に、J2000.0分点の赤道座標を指す。1992年1月1日から、B1950.0分点のものに代わり使用されている。.

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NGC 4889

NGC 4889(Caldwell 35)は、かみのけ座にあるクラス4の超巨大楕円銀河である。視等級は11.3等で、かみのけ座銀河団の中で最も明るい。近くには裸眼で見えるG型主系列星かみのけ座β星や同じ銀河団のNGC 4874、銀河北極がある。地球からは約3億800万光年離れている。銀河団の大部分は約7,000km/sで後退しているが、NGC 4889自体は6,495km/sで後退している。 NGC 4889内には、2011年12月時点で直接観測された最も大きいブラックホールが存在する。このブラックホールの質量は、太陽質量の60億から370億倍、恐らく約210億倍と推定されている。これはOJ 287の180億倍よりも重いが、それと比べると数値の幅が大きい。 誤ってNGC 4884としても2重に登録されている。.

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1978年

記載なし。

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1987年

この項目では、国際的な視点に基づいた1987年について記載する。.

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1989年

この項目では、国際的な視点に基づいた1989年について記載する。.

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