ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
インストール
ブラウザよりも高速アクセス!
 

縞状鉄鉱床

索引 縞状鉄鉱床

21億年前の縞状鉄鉱床から採掘された鉄鉱石、幅3m高さ2m 縞状鉄鉱床(しまじょうてっこうしょう、Banded Iron Formation、BIF)あるいは縞状鉄鉱鉱床(しまじょうてっこうこうしょう)『学術用語集 地学編』(文部省編、1984年、ISBN 4-8181-8401-2、)の表記は「しま状鉄鉱鉱床」。は、写真のように縞模様が特徴的な鉄鉱石の鉱床である。一般に非常に大規模な鉱床を形成しており、現在工業的に使われる鉄鉱石の大半がこの縞状鉄鉱床から採掘されている。縞状鉄鉱層とも呼ばれる。.

20 関係: 原生代堆積始生代地球史年表地球科学に関する記事の一覧地質図地質時代カリジニ国立公園シデリアンスノーボールアースストロマトライト先カンブリア時代BIF赤鉄鉱藍藻酸素鉱床学鉄鉱石気候

原生代

原生代(げんせいだい、Proterozoic)とは、地質時代の区分(累代)のひとつ。真核単細胞生物から硬い骨格を持った多細胞生物の化石が多数現れるまでの約25億年前〜約5億4,200万年前を指す。元々は、先カンブリア時代以前の全ての時代を指していた。冥王代、始生代、原生代をまとめて先カンブリア時代と呼ぶこともある。始生代の次の時代で、古生代(カンブリア紀)の前の時代である。 シアノバクテリアの活動によって大気中に酸素の放出が始まり、オゾン層ができて紫外線が地表に届かなくなった。また、古細菌類から原始真核生物が分岐し、さらにαプロテオバクテリア(後のミトコンドリア)が共生することで現在の真核生物が成立した。後期には多細胞生物も出現した。.

新しい!!: 縞状鉄鉱床と原生代 · 続きを見る »

堆積

堆積によってできた地層 氷河に運ばれる岩石 堆積(たいせき、sedimentation、deposition)とは、堆積物(地層)を形成するに至るまでの過程の総称をいう。 常温常圧のもとで、既存の岩石の風化・侵食によって生成された砕屑物(粘土・シルト・砂・礫)や、火山砕屑物、生物遺骸などが、流水・氷河・風、火山活動などの作用と重さによりふるい分けられて集積される過程、及び化学的作用により水溶液中から沈殿し集積される過程を示す。 集積した構成物が岩石の風化・侵食などから、分解、運搬、ふるい分けられて集積される作用を堆積作用という。この作用には機械的作用によるものの他、化学的作用(沈積)や、生物学的作用によるものを含み、それぞれ多様な堆積物の層(地層)を形成する。.

新しい!!: 縞状鉄鉱床と堆積 · 続きを見る »

始生代

始生代(しせいだい、Archean eon)とは、地質時代の分類のひとつ。40億年前(または38億年前)から25億年前までの間を指す。最初の生命が誕生したと考えられる冥王代の次の時代であり、原核生物から真核単細胞生物が現れるまでで原生代の前の時代である。なお始生代(Archeozoic)という呼び方はzoic(動物)を基準にした用語であり、国際的にはArchean太古代と呼ばれる。.

新しい!!: 縞状鉄鉱床と始生代 · 続きを見る »

地球史年表

地球史年表(ちきゅうしねんぴょう)では、地球の歴史に関する簡潔な年表を掲げる。.

新しい!!: 縞状鉄鉱床と地球史年表 · 続きを見る »

地球科学に関する記事の一覧

地球科学に関する記事の一覧(ちきゅうかがくにかんするきじのいちらん)。 以下の項目は、地質学・鉱物学の諸分野(岩石学・古生物学など)、地球物理学の諸分野(地震学・気象学・測地学など)、地理学の自然地理的分野(自然地理学、地域地理学など)、海洋学、惑星科学を含む。.

新しい!!: 縞状鉄鉱床と地球科学に関する記事の一覧 · 続きを見る »

地質図

地質図(ちしつず、geological map)とは、地表付近の各種地質体(地層)を、その種類、堆積ないし形成年代、岩相等により分類し、その分布や累重関係、断層や褶曲等の地質構造を表現した地図のことである。 厳密な定義では、地質図とは後述の地質平面図のことを指すが、地質調査総合センター刊行の地質図幅のように、地質断面図や地質柱状図も併記されるのが一般的である。.

新しい!!: 縞状鉄鉱床と地質図 · 続きを見る »

地質時代

地質時代(ちしつじだい、)とは、約46億年前の地球の誕生から現在までの内、直近数千年の記録の残っている有史時代(歴史時代)以前のことである。 地球の年齢46億年超の内、有史時代(数千年間)は100万分の1であり、地球の年齢の99.9999%は地質時代である。なお、人類の誕生以降における有史時代以前のことは先史時代とも呼ばれる。また、地質時代区分において有史時代(現在を含む)は新生代/第四紀/完新世に含まれる。.

新しい!!: 縞状鉄鉱床と地質時代 · 続きを見る »

カリジニ国立公園

リジニ国立公園(カリニジこくりつこうえん、Karijini National Park)は、オーストラリアの西オーストラリア州北西、ピルバラ地域ハマーズリー山地の中心部にある国立公園である。州都パースからおよそ 北方の南回帰線付近に位置する。以前は、ハマースリー山地国立公園として知られ、1991年に改名した。の面積は、西オーストラリア州内においてカーラミリー国立公園に次いで2番目の大きさがある。 カリジニ国立公園は、マランドー鉄鉱石鉱山から伸びるローブ・リバー鉄道によって南北半分に分断されている。公園から西には、ソロモン空港がある。.

新しい!!: 縞状鉄鉱床とカリジニ国立公園 · 続きを見る »

シデリアン

デリアン(Siderian; PP1)は地質時代の古原生代の最初の紀。新始生代の終わりからリィアキアンの始まりまでの25億〜23億年前にあたる。層位学的にではなく時間計測的に定義された。紀名はギリシャ語で「鉄」を意味するsiderosに因む。日本語名は決定されていないが中国語の漢字表記では「成铁纪」(成鉄紀)となる。.

新しい!!: 縞状鉄鉱床とシデリアン · 続きを見る »

スノーボールアース

ノーボールアース(、雪球地球(せっきゅうちきゅう)、全球凍結(ぜんきゅうとうけつ)、全地球凍結(ぜんちきゅうとうけつ))とは、地球全体が赤道付近も含め完全に氷床や海氷に覆われた状態である。スノーボールアース現象とも呼ばれる。.

新しい!!: 縞状鉄鉱床とスノーボールアース · 続きを見る »

ストロマトライト

こぶのように見える先カンブリア紀のストロマトライトの化石。Siyeh層中にあるものを撮影(米国モンタナ州グレイシャー国立公園) ストロマトライト(カナダバンフ国立公園) ストロマトライト()は、藍藻(シアノバクテリア)類の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石のことである。特に、内部の断面が層状になっているものを指す。.

新しい!!: 縞状鉄鉱床とストロマトライト · 続きを見る »

先カンブリア時代

先カンブリア時代(せんカンブリアじだい、Precambrian (age))とは、地球が誕生した約46億年前以降、肉眼で見える大きさで硬い殻を持った生物の化石が初めて産出する5億4,200万年前以前の期間(約40億年)を指す地質時代であり、冥王代(Hadean)、始生代(Archeozoic)、原生代(Proterozoic)の三つに分け、これらの時代区分は生物の進化史を元にしている。 先カンブリア時代に関しては詳しいことがあまり分かっておらず、現在知られていることもほとんどはここ数十年で解明されてきたことである。 先カンブリア代 (Precambrian eon(s)) とも呼ばれる。また、古生代、中生代、新生代を表す顕生代に対して、隠生代 化石に乏しいことから陰生代と呼ぶ(池谷仙之・北里洋著『地球生物学 ー地球と生命の進化ー』)東京大学出版会 2004年 82ページ)(Cryptozoic eon(s)) と呼ぶ。まれに先カンブリア紀 (Precambrian period)と呼ばれることがあるが、紀は累代および代より小さい時代区分なので、これは正しくない。.

新しい!!: 縞状鉄鉱床と先カンブリア時代 · 続きを見る »

BIF

BIF.

新しい!!: 縞状鉄鉱床とBIF · 続きを見る »

赤鉄鉱

赤鉄鉱(せきてっこう、、、ヘマタイト)は、酸化鉱物の一種。化学組成は Fe2O3(酸化鉄(III))、結晶系は三方晶系。赤鉄鉱グループの鉱物。 赤鉄鉱の形状はさまざまで、産状によって、鏡鉄鉱(きょうてっこう、)、雲母鉄鉱(うんもてっこう、)、腎臓状赤鉄鉱、血石、アイアンローズ()、マータイト()、レインボーヘマタイト、およびチタノヘマタイトと呼ばれるものがある。.

新しい!!: 縞状鉄鉱床と赤鉄鉱 · 続きを見る »

藍藻

藍藻(らんそう、blue-green algae)は、藍色細菌(らんしょくさいきん、cyanobacteria)の旧名である。藍色細菌は、シアノバクテリア、ラン色細菌とも呼ばれる細菌の1群であり、光合成によって酸素を生み出す酸素発生型光合成細菌である。単細胞で浮遊するもの、少数細胞の集団を作るもの、糸状に細胞が並んだ構造を持つものなどがある。また、ネンジュモなどの一部のものは寒天質に包まれて肉眼的な集団を形成する。.

新しい!!: 縞状鉄鉱床と藍藻 · 続きを見る »

酸素

酸素(さんそ、oxygen)は原子番号8、原子量16.00の非金属元素である。元素記号は O。周期表では第16族元素(カルコゲン)および第2周期元素に属し、電気陰性度が大きいため反応性に富み、他のほとんどの元素と化合物(特に酸化物)を作る。標準状態では2個の酸素原子が二重結合した無味無臭無色透明の二原子分子である酸素分子 O として存在する。宇宙では水素、ヘリウムに次いで3番目に多くの質量を占めEmsley (2001).

新しい!!: 縞状鉄鉱床と酸素 · 続きを見る »

鉱床学

鉱床学(こうしょうがく、、)は、鉱床がどのようにして形成されたかを解明し、人類にとって有用な資源を得る方法を検討する学問。 資源工学の一部でも鉱床学を扱っている。.

新しい!!: 縞状鉄鉱床と鉱床学 · 続きを見る »

鉄鉱石

赤鉄鉱 (Fe2O3) 鉄鉱石(てっこうせき)とは、製鉄原料となる鉱石である。.

新しい!!: 縞状鉄鉱床と鉄鉱石 · 続きを見る »

気候

title.

新しい!!: 縞状鉄鉱床と気候 · 続きを見る »

海(うみ)は、地球の地殻表面のうち陸地以外の部分で、海水に満たされた、一つながりの水域である。海洋とも言う。 海 海は地表の70.8%を占め、面積は約3億6106万km2で、陸地(約1億4889万km2)の2.42倍である。平均的な深さは3729m。海水の総量は約13億4993万立方キロメートルにのぼる理科年表地学部。ほとんどの海面は大気に露出しているが、極地の一部では海水は氷(海氷や棚氷)の下にある。 陸地の一部にも、川や湖沼、人工の貯水施設といった水面がある。これらは河口や砂州の切れ目、水路で海とつながっていたり、淡水でなく塩水を湛えた塩湖であったりしても、海には含めない。 海は微生物から大型の魚類やクジラ、海獣まで膨大な種類・数の生物が棲息する。水循環や漁業により、人類を含めた陸上の生き物を支える役割も果たしている。 天体の表面を覆う液体の層のことを「海」と呼ぶこともある。以下では主に、地球の海について述べる。.

新しい!!: 縞状鉄鉱床と海 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

しま状鉄鉱鉱床縞状鉄鉱層縞状鉄鉱鉱床

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »