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石鼓文

索引 石鼓文

石鼓文(せっこぶん)とは、唐初期に鳳翔府天興県(今の陝西省鳳翔県)で出土した10基の花崗岩の石碑、またはそれに刻まれた文字をいう。現存する中国の石刻文字資料としては最古のもので、出土した当時から珍重され、現在は北京故宮博物院に展示されている。 通称の「石鼓文」は、詩人の韋応物や韓愈がこの石碑を称えて「石鼓歌」を編んで広まった。 狩猟を描写した詩が刻まれており、当時の狩猟をはじめとする王の暮らしがわかる文献資料の一つに位置づけられる。字体は始皇帝の文字統一以前に用いられた「大篆」の例として書家に愛好され、呉昌碩の臨書など作品のモデルとなっている。 また、戦乱のたびに亡失と再発見を繰り返し、亡失のたびに破壊されており、再発見のたびに判読できる字数がチェックされ、戦乱による被害状況も克明に表されている。 その一部が、岩波書店刊行の『漱石全集』の装丁に用いられた。.

14 関係: 史籀篇中国の筆跡一覧中国の書家一覧中国の書道史京港澳高速道路広津雲仙呉昌碩前川虚舟篆書体紀元前4世紀赤塚忠金石文楊沂孫書道

史籀篇

『史籀篇』(しちゅうへん)は、中国古代の漢字学習書。漢字を暗記に便利なように羅列した書物と考えられるが、現存しない。 『史籀篇』に使われていた文字を大篆または籀文と呼ぶ。これらがどういう文字であるかについては議論がある。.

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中国の筆跡一覧

中国の筆跡一覧(ちゅうごくのひっせきいちらん)では、有史以来、清代までの中国の筆跡の一覧を示す。時代ごとに名称・年代・筆者・書体・所蔵場所などを記す。.

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中国の書家一覧

中国の書家一覧(ちゅうごくのしょかいちらん)は、中国の能書家を時代別に分類した一覧である。現存する書家は掲載しない。.

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中国の書道史

『蘭亭序』(部分)王羲之 中秋帖』王献之書 中国の書道史(ちゅうごくのしょどうし)では、有史以来、清代までの中国における書の歴史について、その背景・書体の変遷・書風・筆跡・書人・書論など書に関連した事跡を記す。.

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京港澳高速道路

京港澳高速道路(けいこうおう-こうそくどうろ)は中華人民共和国の主要幹線道路網の一部である。北京市を起点に、河北省、河南省、湖北省、湖南省、広東省を経由し、香港・マカオに至る全長2283km。別称に北京-港澳高速道路、中国国家高速G4。主な経由都市は、北京市、保定市、石家荘市、邢台市、邯鄲市、安陽市、鶴壁市、新郷市、鄭州市、許昌市、漯河市、駐馬店市、信陽市、孝感市、武漢市、咸寧市、岳陽市、長沙市、湘潭市、株洲市、衡陽市、郴州市、韶関市、広州市、中山市、マカオ(広州市、深圳市、香港)。.

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広津雲仙

廣津 雲仙(ひろつ うんせん、1910年(明治43年)10月1日 - 1989年(平成元年)9月19日)は、昭和期に活躍し、日展内閣総理大臣賞や日本芸術院賞を受賞した書家。日展の要職を歴任し常務理事を務めたほか、日本書芸院の設立、読売書法会の創立に尽力した。また、書道雑誌『墨滴』を刊行すると同時に、墨滴会を主宰し、後進の育成に力を注いだ。長崎県北高来郡高来町出身(現、諫早市高来町)で、本名は廣津 四郎(ひろつ しろう)。雅号の「雲仙」は、長崎県の雲仙岳に由来する。.

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呉昌碩

呉 昌碩(ご しょうせき 、1844年9月12日 - 1927年11月29日)は中国の清朝末期から近代にかけて活躍した画家、書家、篆刻家。清代最後の文人といわれ、詩・書・画・篆刻ともに精通し、「四絶」と称賛され、中国近代でもっとも優れた芸術家と評価が高い。 初めの名は俊(しゅん)、のちに俊卿(しゅんけい)、字をはじめ香圃。1912年(中華民国元年)、69歳から昌碩とする。別字に蒼石、倉石、倉碩。号に缶廬(フロ)、苦鉄、破荷、大聾、老蒼、石尊者、石人子、石敢当、破荷亭長、蕪青亭長、五湖印丐など。.

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前川虚舟

前川 虚舟(まえかわ きょしゅう、男性、生卒年不詳)は、江戸時代後期の日本の篆刻家である。 名は利渉、虚舟は字。号は石鼓館。通称一右衛門または清三郎。浪華の人。生卒年不詳であるが享保末年(1735年)頃に生誕し66歳まで生存が確認されている。.

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篆書体

書体(てんしょたい)は漢字の書体の一種。「篆書」「篆文」ともいう。 広義には秦代より前に使用されていた書体全てを指すが、一般的には周末の金文を起源として、戦国時代に発達して整理され、公式書体とされた小篆とそれに関係する書体を指す。 公式書体としての歴史は極めて短かったが、現在でも印章などに用いられることが多く、「古代文字」に分類される書体の中では最も息が長い。.

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紀元前4世紀

National Archaeological Museum, Naples蔵)。 マケドニアの勃興。アレクサンドロス大王の父フィリッポス2世の時代からマケドニアは財力と軍事力によって周辺諸国を圧倒し始めた。画像はマケドニアの首都であったペラに残る「ディオニュソスの館」の遺跡。 プラトンのアカデメイア学園。アカデメイア学園は古典古代を通じて教育機関の模範と見なされ、後世「アカデミー」の語源ともなった。画像はローマ時代のポンペイのモザイク壁画(ナポリ国立考古学博物館蔵)。 アリストテレス。『形而上学』を初めとする諸学に通じ、「万学の祖」として後世の学問に多大な影響を与えるとともに、アレクサンドロス大王の家庭教師を務めたことでも知られる。画像はローマ国立博物館所蔵の胸像。 アスクレピオスの聖地でもあったエピダウロスの劇場はそれらの中でも最も保存状態が良く、この世紀に作られて以来、現在でも劇場として用いられている。 アッピア街道。「全ての道はローマに通ず」という言葉があるように、支配地域を拡大した都市国家ローマにとって軍事や運搬のための道路整備は不可欠だった。画像はクアルト・ミグリオ(Quarto Miglio)付近の街道の風景。 「エルチェの貴婦人」。フェニキア人の入植活動が盛んになる以前にイベリア半島にいた先住民イベリア人は独特な文化を発達させていた。イベリア人の文化を代表するこの貴婦人像はスペインのマドリッド国立考古学博物館に所蔵されている。 アケメネス朝の残照。大英博物館所蔵の「オクサスの遺宝」はマケドニアに滅ぼされたアケメネス朝の工芸の巧緻さを示すものとして名高い。画像はグリフォンをかたどった黄金の腕輪で紀元前5世紀から紀元前4世紀のもの。 チャンドラグプタがジャイナ教の師(スワミ)バドラバーフに帰依したことを記録した碑文で聖地シュラバナベラゴラに置かれているもの。 サクの王墓と大量の埋葬品が出土した。画像は出土した銀象嵌双翼神獣像。 紀元前4世紀(きげんぜんよんせいき)は、西暦による紀元前400年から紀元前301年までの100年間を指す世紀。.

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赤塚忠

赤塚 忠(あかつか きよし、1913年〈大正2年〉4月9日 - 1983年〈昭和58年〉11月28日)は、東京大学名誉教授、専門は中国古代思想。文学博士(東京大学、1962年)(学位論文「周代文化の研究」)。 茨城県出身。1936年東京帝国大学支那哲学科卒業、二度応召して中国大陸に赴き、陸軍大尉として敗戦を迎える。その間神戸商業大学予科に勤務、戦後1955年東京大学文学部助教授、1964年教授、1974年定年退官。1983年11月28日死去。叙正四位、叙勲三等授旭日中綬章。 加藤常賢の後任として甲骨・金石文を研究、『古代中国の宗教と文化』(1977年)を主著とする。著作集全7巻がある。.

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金石文

金石文(きんせきぶん)は、金属や石などに記された文字資料のこと。紙、布などに筆で書かれた文字に対し、刀剣、銅鏡、青銅器、仏像、石碑、墓碑などに刻出・鋳出・象嵌などの方法で表された文字を指す。土器や甲骨などの類に刻まれたものを含む場合もある。 ここでは主として記念性、永遠性を持った碑文、銘文などについて述べる。ここでは、碑文(ひぶん)は石碑に記した文、銘文(めいぶん)はそれ以外の金石に記した文と考えて用いる。.

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楊沂孫

楊 沂孫(よう ぎそん、Yang Yisun、1813年 - 1881年)。字は泳春、号は子輿、晩号は豪叟。清の学者・能書家。 江蘇省常熟出身。若い時は李兆洛に学問を学び、『管子』『荘子』に精通した。1843年に挙人となり、官職は安徽省鳳陽の知府に至った。書は最初は鄧石如の影響を受けていたが、後に金文・石鼓文・漢碑篆書や唐の李陽冰の要素を吸収し、独自の書風を確立した。.

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書道

京都・東寺蔵 『蘭亭序』(部分)王羲之 書道(しょどう)または書(しょ)とは、書くことで文字の美しさを表そうとする東洋の造形芸術である。カリグラフィーの一種。中国が起源であるが、日本語圏においては漢字から派生した仮名、ベトナム語圏では同じく漢字から派生したチュノムやローマンアルファベットを使用するクォック・グーなどでも創作活動が行われている。2009年に中国の書道が、ユネスコの無形文化遺産に登録された。 本項では主に中国語圏及び日本語圏の書道について述べる。その他の文字・地域における書道は他の文字による書道を参照。.

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