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水上置換

索引 水上置換

水上置換(すいじょうちかん)とは、気体の捕集法の1つである。主に水に溶けにくい気体の捕集に用いられる。しかし、少し水溶性があっても、気体の毒性や引火性が高い場合はこの方法を用いることもある。水槽などに水を入れ、気体の発生口をその中に入れる。はじめに発生口から出る気体は、気体を発生させる装置内の空気なので、しばらく待ってから気体を容器に集める。このとき容器の中は水で満たしておく。この方法では空気の混入も少なく、気体の捕集量の計測にも使われる。厳密には蒸気圧に応じて、多少の水蒸気が混入してしまうが、他の気体の捕集法に比べて純度の高い気体が得られるので、実験室レベルでは好んで用いられる。 これは、イギリスの生理学者スティーヴン・ヘールズが考案した。.

6 関係: 上方置換下方置換一酸化炭素フロギストン説スティーヴン・ヘールズ気体

上方置換

上方置換(じょうほうちかん)とは、気体の捕集法の1つである。主に水に溶けやすく空気より軽い気体の捕集に用いられる。 気体の発生口を容器の奥の方に入れる。そして発生口から出る気体を容器に集める。このとき容器の口は下に向けておく。この方法では空気の混入があるため、容器の口から気体が出てくるまで集める。また、気体の捕集量も分かりにくい。毒性の強い気体は吸引の可能性があるのでこの方法はあまり用いられない。 気体が塩基性や酸性などと分かる場合、容器の口の辺りに水で湿らせたリトマス試験紙を近づけると気体が容器を満たしているかどうかわかるので基本的にこの方法を用いる。この方法で集めた気体はあまり純粋でないので精密な実験には使わない。.

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下方置換

下方置換(かほうちかん)とは、気体の捕集法の1つである。主に水に溶けやすく空気より重い気体の捕集に用いられる。気体の発生口を容器の奥のほうに入れる。そして発生口から出る気体を容器に集める。このとき容器の口は上に向けておく。この方法では空気の混入があるため、容器の口から気体が出てくるまであつめることで空気の混入割合を少なくするが、空気の混入は避けられない。また、気体の捕集量も分かりにくい。.

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一酸化炭素

一酸化炭素(いっさんかたんそ、carbon monoxide)は、炭素の酸化物の1種であり、常温・常圧で無色・無臭・可燃性の気体である。一酸化炭素中毒の原因となる。化学式は CO と表される。.

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フロギストン説

フロギストン説(フロギストンせつ、phlogiston theory 、Phlogistontheorie )とは、『「燃焼」はフロギストンという物質の放出の過程である』という科学史上の一つの考え方である。フロギストンは燃素(ねんそ)と和訳される事があり、「燃素説」とも呼ばれる。この説そのものは決して非科学な考察から生まれたものでなく、その当時知られていた科学的知見を元に提唱された学説であるが、後により現象を有効に説明する酸素説が提唱されたことで、忘れ去られていった。.

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スティーヴン・ヘールズ

ティーヴン・ヘールズ(英語: Stephen Hales、1677年9月17日 - 1761年1月4日)は、イングランド共和国ケント出身の生理学者、化学者、物理学者、発明家。本職は牧師であった。.

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気体

気体(きたい、gas)とは、物質の状態のひとつであり岩波書店『広辞苑』 第6版 「気体」、一定の形と体積を持たず、自由に流動し圧力の増減で体積が容易に変化する状態のこと。 「ガス体」とも。.

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水上置換法

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