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大本事件

索引 大本事件

大本事件(おおもとじけん)は、新宗教「大本」の宗教活動に対して、日本の内務省が行った統制日本神道史265-266頁『神道系新宗教に対する統制』。宗教弾圧。大本弾圧事件とも呼ばれる。1921年(大正10年)に起こった第一次大本事件と、1935年(昭和10年)に起こった第二次大本事件の2つがある。特に第二次大本事件における当局の攻撃は激しく、大本は壊滅的打撃を受けた。.

25 関係: 多神教優位論大本大本神諭天皇制廃止論天理教宗教的迫害岡本天明丸山敏雄京都府警察部広島県立日彰館高等学校亀山城 (丹波国)唐沢俊樹出口宇知麿出口和明出口王仁三郎国之常立神神秘家列伝特別高等警察相川勝六高山義三治安維持法戦前・戦中期日本の言論弾圧 (年表)明々庵新聞紙法2月12日

多神教優位論

多神教優位論(たしんきょうゆういろん)とは、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教など『アブラハムの宗教』とよばれる一神教、もしくはその他の一神教の教えに対し、神道や観音・菩薩・明王などを信仰する北伝仏教のような多神教の優位を説く論である。.

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大本

大本(おおもと)は、1892年(明治25年)、出口なおに降りた国祖・国常立尊の神示を立教の原点とする教派神道系の教団である。俗に「大本教」と呼称されることもあるが、正確には“教”を付けない。1980年からの内部分裂により、2グループが分かれ、それぞれ宗教法人・愛善苑、大本信徒連合会として各々のスタンスで正統性を主張している。愛善苑は出口王仁三郎のみを教主としている出口三平ほか『新宗教時代〈1〉』大蔵出版 55-59p島田裕巳『現代にっぽん新宗教百科』 柏書房 90-95p。.

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大本神諭

大本神諭(おおもとしんゆ)は新宗教大本の教典。お筆先とも呼ばれる。.

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天皇制廃止論

天皇制廃止論(てんのうせいはいしろん)は、日本の皇室(天皇制)を廃止すべきだとする主張。君主制廃止論の一つ。.

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天理教

天理教(てんりきょう)は、日本で江戸時代末に成立した新宗教の一つ。中山みきを教祖天理教では「教祖」と書いて「おやさま」と呼称している。とする宗教団体である。狭義には奈良県天理市に本拠地を置く包括宗教法人(宗教法人天理教)およびその傘下の被包括宗教法人(教会本部及び一般教会)を指すが、広義には中山みきが伝えた教義そのものを指す場合があり、信仰する単立の宗教法人もある。本稿では、狭義の天理教を中心に述べる。.

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宗教的迫害

宗教的迫害(しゅうきょうてきはくがい)とはある個人もしくは集団がもつ信仰を理由に、その個人や集団を差別することに始まり、社会権の制限などの軽微なものから、強制改宗・虐殺などを加えることである。迫害の対象となる信仰の内容は、諸宗教、無神論、その他の無宗教的有神論など多様で、多岐にわたっている。 近代に至って世界の各国で信教の自由が保障されるに至り、宗教的迫害は許されないものであるという合意が出来上がっているが、現在でも発展途上国、社会主義国家、イスラーム国家などでの宗教的迫害が問題になっている。近代と比較して穏健化したキリスト教諸国においても散発的に迫害が起きており、宗教的迫害の解決策は見えていない。.

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岡本天明

'''麻賀多神社'''入口正面。天明は1944年(昭和19年)6月10日に、この神社の社務所で日月神示を自動書記により書かされた。また、岐阜に移るまでの1946年(昭和21年)から1953年(昭和28年)までの約7年間をこの近くで過ごした。 岡本 天明(おかもと てんめい、1897年(明治30年)12月4日 - 1963年(昭和38年)4月7日)は画家、神道家、また、神典研究家である。岡山県倉敷市玉島出身。本名は信之、天明は「雅号」である。 信之は幼少の頃から、他人には見えないものが見えたり(霊視能力)、聞こえたり(霊聴能力)と霊能力を持っている子供だったという(岡本三典『日月神示はなぜ岡本天明に降りたか』)。また、絵が得意で17歳の頃に神戸三宮で絵の個展を開き、新聞に「天才少年画家現る」と称賛されたという。その後、上京し明治大学に学ぶ。紆余曲折を経て大本教と出会ったのは1920年(大正9年)で天明が22歳の時だった。 1944年(昭和19年)に千葉県印旛郡公津村台方(現・成田市台方)の麻賀多神社の末社である天日津久神社を参拝する。その直後、同神社の社務所で大本系の関連啓示となる『日月神示』(別名:『ひふみ神示』、『一二三神示』)を自動書記する。 この自動書記現象は約17年間にわたって続き後に全39巻(本巻38巻、補巻1巻)にまとめられた。なお、書かれた文体は漢数字と独特の記号、そして、若干のカナ文字などからなり書記した天明自身、当初はまったく読めなかったといわれる。その後、仲間の神典研究家や霊能者の協力のもと少しずつ解読が進み天明亡き後も妻の 岡本三典の研究と努力で、一部を除きかなりの巻が解読されたと言われている。一方では日月神示の読み方や解読は8通り有るといわれ、その内の1つ、2つに成功したとの認識が関係者の間では一般的である。.

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丸山敏雄

丸山 敏雄(まるやま としお、1892年5月5日 - 1951年12月14日)は、日本の教育者、社会教育家、書家。 戦後の日本において、倫理運動と呼ばれる生活改善運動を創始した。一般社団法人倫理研究所、秋津書道院、しきなみ短歌会の創立者である。.

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京都府警察部

京都府警察部(きょうとふけいさつぶ)は、戦前の内務省監督下の京都府が設置した府県警察部であり、京都府内を管轄区域とする。 1948年(昭和23年)3月6日に廃止となり、京都府警察部は国家地方警察京都府本部と京都市警察などの自治体警察に再編されることになった。.

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広島県立日彰館高等学校

広島県立日彰館高等学校(ひろしまけんりつにっしょうかんこうとうがっこう)は、広島県三次市吉舎町吉舎に所在する公立の高等学校。.

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亀山城 (丹波国)

亀山城(かめやまじょう)は、京都府亀岡市荒塚町周辺(旧丹波国桑田郡亀岡)にあった日本の城。亀岡城とも。明智光秀によって丹波統治の拠点として築城され、江戸時代初頭には近世城郭として整備された。大正時代に新宗教「大本」が購入、神殿を築いたが大本事件で日本政府により爆破・破却された。戦後再建され、大本の本部が置かれている。小説家の司馬遼太郎は明智光秀と出口王仁三郎という2人の謀叛人を出したと評した。.

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唐沢俊樹

清水寺境内) 唐沢 俊樹(からさわ としき、1891年(明治24年)2月10日 - 1967年(昭和42年)3月14日)は、昭和期の日本の内務官僚、政治家。戦前は内務次官、貴族院議員を歴任し、戦後、自由民主党の衆議院議員。第1次岸改造内閣の法務大臣を務める。勲一等瑞宝章。 自民党衆議院議員で郵政大臣、党総務会長を歴任した唐沢俊二郎は二男。東急観光元会長の唐沢勲は甥にあたる。.

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出口宇知麿

出口 宇知麿(でぐち うちまる、1903年(明治36年)1月15日 - 1973年(昭和48年)5月6日)は、日本の宗教家。大本教主補佐。教祖の出口王仁三郎の第三女・八重野の夫。本名は伊佐男で、「宇知麿」は王仁三郎に命名された宗教名。 愛媛県喜多郡大洲村(現・大洲市)の佐賀家に生まれる。1918年(大正7年)8月23日、綾部の皇道大本へ初参拝。10月に愛媛県立八幡浜商業学校(現愛媛県立八幡浜高等学校)本科1年を中退して、綾部へ移住し、大本で奉仕生活に入る。 1922年(大正11年)、王仁三郎の近侍となる。 1924年(大正13年)2月、八重野と結婚して出口家に婿入りする。同年4月、大本教主補佐に任命される。 大本エスペラント会会長、人類愛善会会長、人類愛善新聞社長、北国夕刊新聞社長、昭和青年会会長、昭和神聖会副統管など、大本の最重要職を歴任する。 1935年(昭和10年)12月8日の第二次大本事件で検挙され、投獄。王仁三郎、澄子と共に6年8か月の獄中生活を送る。 1946年(昭和21年)2月、王仁三郎は大本を「愛善苑」として新出発させる。王仁三郎は苑主となり、宇知麿は委員長に任ぜられる。 王仁三郎の昇天後、二代苑主となった澄子(王仁三郎の妻)は、世界連邦運動に積極的に取り組む。宇知麿は1950年12月、ジュネーブでの第1回世界連邦世界憲法制定会議に出席。 1952年(昭和27年)1月、文部省の宗教法人審議会委員。同年4月、大本総長(教主、教主補に次ぐ地位)に就任。 その後、世界連邦建設同盟の理事、副会長、また世界連邦世界協会の理事を務める。1965年(昭和45年)6月、サンフランシスコにおける世界連邦世界大会に日本代表団長として出席した。 1973年(昭和48年)3月、再び教主補佐に任命される。同年5月、京都府亀岡市の自宅にて昇天。.

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出口和明

出口 和明(でぐち やすあき、1930年(昭和5年)8月15日 - 2002年(平成14年)6月19日)は、日本の作家、宗教家。大本教祖・出口王仁三郎の孫。 代表作『大地の母』全12巻(出口なお・王仁三郎の伝記であり、大本初期の歴史を描いた小説)。本名以外に「野上竜」「十和田龍」というペンネームで書いた著作もある。 昭和50年代から大本の宗教改革運動に取り組み、仲間たちと共に「いづとみづの会」を設立。昭和60年代には宗教法人「愛善苑」として独立した。.

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出口王仁三郎

出口 王仁三郎(でぐち おにさぶろう、1871年8月27日(明治4年旧7月12日) - 1948年(昭和23年)1月19日)は、新宗教「大本」の二大教祖の一人。肩書きは「教主輔」、尊称は「聖師」。もう一人の教祖(肩書きは「開祖」)は、出口なお(直)。.

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国之常立神

国之常立神(くにのとこたちのかみ)は、日本神話に登場する神である。日本神話の根源神として一部神道・新宗教で重要視されている。『日本書紀』においては、初めての神とされる。.

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神秘家列伝

『神秘家列伝』(しんぴかれつでん)は、水木しげるによる日本の漫画。.

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特別高等警察

特別高等警察(とくべつこうとうけいさつ、Special Higher Police, SHP)は、国事警察として発足した高等警察から分離し、国体護持のために無政府主義者・共産主義者・社会主義者、および国家の存在を否認する者や過激な国家主義者を査察・内偵し、取り締まることを目的とした日本の政治警察である。内務省警保局保安課を総元締めとして、警視庁をはじめとする一道三府七県北海道庁警察部、警視庁、神奈川県警察部、長野県警察部、愛知県警察部、京都府警察部、大阪府警察部、兵庫県警察部、山口県警察部、福岡県警察部に設置されたが、その後、1928年に全国一律に未設置県にも設置された。略称は特高警察(とっこうけいさつ)、特高(とっこう)と言い、構成員を指しても言う。第二次世界大戦後の1945年に連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の指示により廃止された。.

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相川勝六

川 勝六(あいかわ かつろく、1891年(明治24年)12月6日 - 1973年(昭和48年)10月3日)は、日本の官僚、政治家、弁護士。佐賀県嬉野村(現:嬉野市)出身。東京帝国大学卒。宮崎・広島・愛知・愛媛各県官選知事を歴任。大政翼賛会実践局長、厚生大臣、衆議院議員。.

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高山義三

山 義三(たかやま ぎぞうコトバンク。2017年10月28日閲覧。、1892年6月15日 - 1974年12月6日)は、日本の政治家、弁護士。京都市長(第19代)。国立京都国際会館初代館長。京都自由人権協会理事長『大衆人事録 第二十三版 西日本編』た519頁。初代京都市会議長で第1回衆議院議員を務めた中村栄助の三男。.

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治安維持法

治安維持法(ちあんいじほう、昭和16年(1941年)3月10日法律第54号)は、国体(皇室)や私有財産制を否定する運動を取り締まることを目的として制定された日本の法律。当初は、1925年に大正14年4月22日法律第46号として制定され、1941年に全部改正された。 とくに共産主義革命運動の過激化を懸念したものといわれているが、やがて宗教団体や、左翼活動、自由主義、市民運動等へも対象が拡大されていった。.

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戦前・戦中期日本の言論弾圧 (年表)

戦前・戦中期日本の言論弾圧の年表(せんぜん・せんちゅうきにほんのげんろんだんあつのねんぴょう)においては、戦前の日本における、左翼勢力・自由主義者・宗教団体に対する言論弾圧・粛清事件を年表にして示す。治安当局が行った弾圧事件・粛清や、弾圧・粛清と主張される事件の年表である。.

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明々庵

明々庵(めいめいあん)は島根県松江市の塩見繩手にある松平不昧ゆかりの茶室を主とする古庵。.

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新聞紙法

新聞紙法(しんぶんしほう、明治42年5月6日法律第41号)は、戦前日本で制定された、日刊新聞および定期刊行雑誌を規制する法律。新聞紙条例を引き継ぐ形で1909年に公布・施行された。全45条と附則からなる。1949年に廃止。.

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2月12日

2月12日(にがつじゅうににち)はグレゴリオ暦で年始から43日目にあたり、年末まであと322日(閏年では323日)ある。.

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