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南西スオミ

索引 南西スオミ

南西スオミ、もしくは南西スオミ州 (Varsinais-Suomi、Egentliga Finland、Ducatus Finlandiae Meridionalis)は、フィンランドの伝統州。また、英名のFinland Properから、正統フィンランド、正統フィンランド州とも呼ばれる。現在のフィンランドの南西の地域であり、トゥルク (Turku、Åbo)と、トゥルク城 (Turun linna、Åbo slott)を中心としていた。北から東にかけて、サタクンタ、ハメ、ウーシマーの各伝統州と接しており、西には、バルト海を隔ててオーランドが位置していた。現在、南西スオミだった地域には、同名の県、南西スオミ県が存在している。.

12 関係: 南西スオミ県北方十字軍マンミネヴァ川の戦いハメトゥルク・ポリ州フィンランドの地方行政区画ウーシマースウェーデンの国旗サタクンタサタクンタ県西スオミ州

南西スオミ県

南西スオミ県 (Varsinais-Suomi、Egentliga Finland)はフィンランドの行政区。英語名の一つ(Finland Proper)から正統フィンランド県とも書かれる。 北にサタクンタ県、北東にカンタ=ハメ県、東にウーシマー県と接し、対岸にはオーランド諸島を望む。 1万平方キロメートル程度の地域に45万人が住んでいる。県庁所在地はトゥルク。トゥルクは、13世紀から1812年までフィンランドの首都として発展した。 南西スオミ県はスウェーデン統治時代の13世紀にトゥルクとその城下街を中心としてフィンランド南西部に南西スオミとして作られた地域。地理的にスウェーデン、欧州大陸に近いためスウェーデンや欧州の文化圏に組み込まれることになった。現在でも多くの歴史的痕跡がこの地域に残っている。.

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北方十字軍

北方十字軍(ほっぽうじゅうじぐん)あるいはバルト十字軍は、カトリック教徒の王であるデンマーク、スウェーデン、ポーランド、そしてリヴォニア帯剣騎士団、ドイツ騎士団によって開始された十字軍のことで、北ヨーロッパおよびバルト海沿岸南東の異教徒に対して行われたカトリック教会諸国の同盟による遠征である。 スウェーデンとドイツによるフィンランド南部、ラップランド、カレリアとルーシ(ノヴゴロド共和国)の正教会地域に対する遠征もまた「北方十字軍」の一部と考えられている。エリック・クリスチャンセン著『北方十字軍』ニューヨーク: ペンギン・ブックス 1997年 ISBN 0140266534.

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マンミ

マンミ(Mämmi)は、復活祭のデザートとして供される伝統的なフィンランド料理である。ライ麦粉やライ麦の麦芽粉を練って焼いた食べ物で、形状は餡に似た黒いペーストだが味は全く異なっている。スウェーデンでは「メンマ」 (Memma) と呼ばれている。 作り方はライ麦粉、ライ麦麦芽粉を湯で練り上げ、塩、糖蜜、オレンジピールで味を調えたらオーブンで3~4時間ほど焼き上げる。焼き上がったマンミは冷蔵し冷ましたものを供する。伝統的には樹皮のついたシラカバの箱に入れて貯蔵されていたが、市販品でも段ボール箱に白樺の樹皮をプリントして伝統を演出している商品もある。 味はライ麦の感触が残り、ほのかに甘酸っぱい。牛乳やクリームの中に落とし、砂糖やバニラクリームをかけて食べるのが一般的である。.

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ネヴァ川の戦い

ネヴァ川の戦い (ネヴァがわのたたかい、ロシア語: Невская битва  、スウェーデン語: slaget vid Neva、フィンランド語: Nevan taistelu)は、1240年7月15日、ロシアのネヴァ川河畔(現在のウスチ・イジョラ付近) において、ノヴゴロド公国(共和国)と第二次スウェーデン十字軍(スウェーデン人、ノルウェー人、フィンランド人(スオミ、タヴァスティア))の間で行われたスウェーデン・ノヴゴロド戦争における戦闘。ロシア史上ではアレクサンドル・ネフスキーによる民族的勝利として位置づけられているが、その他の国では記録がなく、その規模や存在そのものを疑問視する説もある。 第二次スウェーデン十字軍の侵攻の目的はおそらく、100年以上ノヴゴロドが握ってきたネヴァ川やラドガ湖の水運の奪取、ひいてはヴァリャーグからギリシャへの道におけるロシア勢力による独占を崩すことであった。.

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ハメ

ハメ、もしくはハメ州 (Häme、Tavastland、Tavastia、ロシア語ラテン文字転写:又は)は、フィンランドの伝統州。また、英名のTavastiaから、タヴァスティア、タヴァスティア州とも呼ばれる。フィンランド南部の中央に位置する内陸の伝統州である。南西から時計回りに、南西スオミ、サタクンタ、ポフヤンマー、サヴォ、カルヤラ、ウーシマーの各伝統州と接している。現在、ハメだった地域は、主に中央スオミ県、パイヤト=ハメ県、カンタ=ハメ県、キュメンラークソ県の県域となっている。またこの他に、ピルカンマー県の南部、南西スオミ県の東部、南サヴォ県の南西部、北サヴォ県の西部の一部地域がハメの地域を県域としている。.

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トゥルク・ポリ州

トゥルク・ポリ州、トゥルク及びポリ州 (Turun ja Porin lääni、Åbo och Björneborgs län)は、かつて存在したフィンランドの州。1634年から1997年まで存在した。フィンランドの最初期の州であり、州域は変遷しつつも存続し、20世紀末まで約360年もの間存続した。フィンランドの州の中で最も長い間存在した州であった。スウェーデン統治時代は、スウェーデン語でオーボ・ビョルネボリ県、オーボ及びビョルネボリ県という名前だった。 1634年にスウェーデン統治下のフィンランドで成立した。州名は、州内の都市、トゥルク (Turku、スウェーデン語名:オーボ (Åbo))とポリ (Pori、スウェーデン語名:ビョルネボリ (Björneborg))にちなむ。 オーランド諸島もこの州 (県)に含まれていたが、1918年に別州として分離し、1922年にオーランド自治州が確立した。 1994年に、州下に南西スオミ県とサタクンタ県が設立された。 1997年9月1日、州の大規模再編に伴って、ヴァーサ州、中央スオミ州、ハメ州北部と合併して消滅。合併後は、西スオミ州となった。西スオミ州はその後、2010年1月1日に他州と共に廃止され、フィンランドの州の歴史は幕を閉じた。.

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フィンランドの地方行政区画

フィンランドの地方行政区画には最上位自治体である県 (maakunta、landskap、region)、またその下に郡 (seutukunta、ekonomisk region、sub-region)、更にその下に市町村などの区分がある。2009年末までは、県の上に州 (lääni、län、province)が存在した。また、行政上の機能はないが、伝統州 (historialliset maakunta、historiska landskap、historical province)という区分も存在する。.

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ウーシマー

ウーシマー、もしくはウーシマー州 (Uusimaa、Nyland)は、フィンランドの伝統州。西から東に向かって反時計回りに、南西スオミ、ハメ、サヴォ、カルヤラの各伝統州と接している。州名のUusimaa及びNylandは、双方とも「新しい土地」を意味する。中世から1809年までは、現在のフィンランドの大部分は、隣国スウェーデンの支配下に置かれていた。ウーシマーも他地域と同様にスウェーデンの支配下に置かれていた。.

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スウェーデンの国旗

ウェーデンの国旗(Sveriges flagga)には、青地に金のスカンディナヴィア十字が描かれている。金十字旗とも呼ばれる。 このデザインと色使いは1442年に制定されたスウェーデンの国章に由来するものであると考えられている。この国章では、青字が金色のクロスパティーで4つに区切られており、デンマークの国旗に倣ったものであるとされる。ただし、青と黄色の色使い自体は、少なくとも1275年に制定されたスウェーデン王・マグヌス3世の王室の紋章で既に使われている。この国旗に使われた色については、青は澄んだ空、金はキリスト教・自由・独立を表すとも言われる。.

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サタクンタ

タクンタ、もしくはサタクンタ州 (Satakunta、Satakunda、Finnia Septentrionalis or Satagundia)は、フィンランドの伝統州。北でポフヤンマー、東でハメ、南で南西スオミの各伝統州と接しており、西には、バルト海が位置している。現在、サタクンタだった地域の大半は、同名の県、サタクンタ県と、ピルカンマー県の県域に含まれる。ただし、サタクンタの北東の一部地域は、現在南ポフヤンマー県と中央スオミ県の県域に、南の一部地域が南西スオミ県の県域に含まれている。.

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サタクンタ県

タクンタ県 (Satakunta、Satakunda、Finnia Septentrionalis or Satagundia)はフィンランドの行政区。南に南西スオミ県、南東にカンタ=ハメ県、東にピルカンマー県、北東に南ポフヤンマー県、北にポフヤンマー県に接している。県庁所在地はポリ。8289平方キロメートルの面積であり、人口は23万5千人ほど。 県の名前は100を表す言葉であり、歴史的にはピルカンマー県の地域も含めた地域を覆うサタクンタ州であった。.

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西スオミ州

西スオミ州 (フィンランド語: Länsi-Suomen lääni、スウェーデン語: Västra Finlands län) あるいは西フィンランド州はかつて存在したフィンランドの州のひとつ。1997年9月1日にトゥルク・ポリ州、ヴァーサ州、中央スオミ州、ハメ州の北部が合併して発足した。2010年1月1日、他の州と同じく廃止された。オウル州、東スオミ州、南スオミ州に隣接していた。州都はトゥルク。ボスニア湾に面した平坦な地形であり、ネシ湖、パイエンネ湖などの湖が点在する。.

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