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ホスファチジルエタノールアミン

索引 ホスファチジルエタノールアミン

ホスファチジルエタノールアミン(phosphatidylethanolamine, PE)は、グリセロリン脂質のうち頭部のアルコールとしてエタノールアミンがリン酸エステル結合しており、グリセロール骨格に2つの脂肪酸がエステル結合しているリン脂質の総称。脂肪酸の組み合わが多数あることからホスファチジルエタノールアミンに属するリン脂質は複数存在している。.

10 関係: リン脂質ホスファチジルエタノールアミン-N-メチルトランスフェラーゼホスファチジルセリンホスファチジルセリンデカルボキシラーゼアナンダミドアミノ酸の代謝分解アラキドン酸コハク酸デヒドロゲナーゼシチジン三リン酸肥料の三要素

リン脂質

リン脂質(リンししつ、Phospholipid)は、構造中にリン酸エステル部位をもつ脂質の総称。両親媒性を持ち、脂質二重層を形成して糖脂質やコレステロールと共に細胞膜の主要な構成成分となるほか、生体内でのシグナル伝達にも関わる。 コリンが複合した構造をもつ。.

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ホスファチジルエタノールアミン-N-メチルトランスフェラーゼ

ホスファチジルエタノールアミン-N-メチルトランスフェラーゼ(phosphatidylethanolamine N-methyltransferase)は、グリセロリン脂質代謝酵素の一つで、次の化学反応を触媒する酵素である。 この酵素の基質は''S''-アデノシル-L-メチオニンとホスファチジルエタノールアミンで、生成物は''S''-アデノシル-L-ホモシステインとホスファチジル-N-メチルエタノールアミンである。 この酵素は転移酵素の一つで、特に一炭素基を転移させるメチルトランスフェラーゼである。組織名はS-adenosyl-L-methionine:phosphatidylethanolamine N-methyltransferaseで、別名にPEMT、LMTase、lipid methyl transferase、phosphatidylethanolamine methyltransferase、phosphatidylethanolamine-N-methylase、phosphatidylethanolamine-S-adenosylmethionine methyltransferaseがある。.

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ホスファチジルセリン

ホスファチジルセリン(Phosphatidylserine、略称: Ptd-L-SerあるいはPS)は、リン脂質の成分であり、通常はフリッパーゼと呼ばれる酵素によって細胞膜の内葉(細胞質側)に留められている。細胞にアポトーシスが起こる時、ホスファチジルセリンは細胞膜の細胞質側にもはや制限されず、細胞の表面に露出するようになる。後述される効用のためアメリカでは広くサプリメントとして普及している。.

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ホスファチジルセリンデカルボキシラーゼ

ホスファチジルセリンデカルボキシラーゼ(Phosphatidylserine decarboxylase、)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。 従って、この酵素の基質は、ホスファチジルセリンのみ、生成物は、ホスファチジルエタノールアミンと二酸化炭素の2つである。 この酵素はリアーゼ、特に炭素-炭素結合を切断するカルボキシリアーゼに分類される。系統名は、ホスファチジル-L-セリン カルボキシリアーゼ (ホスファチジルエタノールアミン形成)(phosphatidyl-L-serine carboxy-lyase (phosphatidylethanolamine-forming))である。他に、PS decarboxylase、phosphatidyl-L-serine carboxy-lyase等とも呼ばれる。この酵素は、グリシン、セリン、トレオニンの代謝、またグリセロリン脂質の代謝に関与している。補酵素として、ピリドキサールリン酸とピルビン酸の2つを必要とする。.

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アナンダミド

アナンダミド (anandamide) またはアナンダマイドは、アラキドノイルエタノールアミド (arachidonoylethanolamide, AEA) とも呼ばれる、神経伝達物質あるいは脂質メディエーターの一種で、内因性のカンナビノイド受容体リガンド(内因性カンナビノイド)として最初に発見された物質である。動物体内にあり、特に脳に多い。快感などに関係する脳内麻薬物質の一つとも考えられるが、中枢神経系および末梢で多様な機能を持っている。構造的にはアラキドン酸に由来するエイコサノイドの一種である。またN-アシルエタノールアミンと見ることもできる。 1992年、ヘブライ大学のRaphael Mechoulamの研究室において、チェコの分析化学者Lumír Ondřej Hanušアメリカの分子薬理学者William Anthony Devaneによって分離・構造決定が行われ、命名された。アナンダミドとは、サンスクリットのアーナンダ(法悦、歓喜の意)とアミドを合わせた造語である。.

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アミノ酸の代謝分解

'''クエン酸回路'''(TCA回路)。アミノ酸は分解されるとクエン酸回路上の各物質またはその前駆体になる。 アミノ酸の代謝分解(アミノさんのたいしゃぶんかい)とは、タンパク質を構成する個々のアミノ酸が分解され、クエン酸回路のおのおのの物質に転換されるまでの代謝経路である。 アミノ酸は最終的に二酸化炭素と水に分解されるか、糖新生に使用される。動物の代謝では、アミノ酸からのエネルギー供給は全体の10~15%である。.

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アラキドン酸

アラキドン酸(アラキドンさん、Arachidonic acid、数値表現 20:4(n-6)または20:4(Δ5,8,11,14))は、不飽和脂肪酸のひとつ。分子式 C20H32O2、示性式 CH3(CH2)4(CH.

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コハク酸デヒドロゲナーゼ

ハク酸デヒドロゲナーゼ (succinate dehydrogenase, SDH)は、コハク酸をフマル酸へ酸化する酸化還元酵素である。コハク酸脱水素酵素とも。このとき同時にユビキノンなどのキノンを還元することから、コハク酸キノンレダクターゼ(succinate-quinone reductase, SQR)とも呼ばれる。クエン酸回路の8段階目の反応を担い、また呼吸鎖においては複合体II(Complex II)と呼ばれている。真核生物ではミトコンドリア内膜に、原核生物では細胞膜に固定されている酵素複合体である。。.

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シチジン三リン酸

チジン三リン酸(シチジンさんりんさん、Cytidine triphosphate)は、ピリミジンヌクレオチド の一つである。CTPはRNA合成の基質の一つでもある。 通常は5'位に三リン酸を持つシチジン‐5'‐三リン酸を指す。生合成的には酵素によりUTPがアミノ化されて産生される。 CTPは ATP,と同様に高エネルギー結合を持つがATPのような生体での際立った役割は持たない。CTPはエネルギー源として使用され、レシチンやホスファチジルエタノールアミンなとグリセロリン脂質合成やたんぱく質のグリコシル化などの代謝反応に際して担体や活性体として働いている。また,ホスホコリンやホスホエタノールアミンは酵素的にシチジン三リン酸と反応して、シチジン二リン酸コリン(CDP-choline)やシチジン二リン酸エタノールアミンを生成する。.

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肥料の三要素

肥料の三要素(ひりょうのさんようそ)とは、植物栄養素としての窒素、リン酸、カリウムのことである。これらは、植物がその成長のために多量に要求し、かつ、植物体を大きく生育させるため、農業上特に肥料として多く与えることが望ましい。.

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