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フォークナー (駆逐艦・2代)

索引 フォークナー (駆逐艦・2代)

フォークナー (HMS Faulknor, H62) はイギリス海軍の駆逐艦。F級 (嚮導艦)。艦名は18世紀のイギリス海軍軍人であったにちなむ。 フォークナーは第二次世界大戦において、北極海、北海、地中海の各戦域で広範かつ目覚ましい活躍を残したことから「艦隊で最も懸命に働いた駆逐艦」(The hardest worked destroyer in the Fleet)として知られた。最終的にフォークナーは、第二次世界大戦中のイギリス海軍艦艇において4番目に多い合計11個の戦闘名誉章(Battle Honor)を獲得した。.

16 関係: ハリー作戦ハッツ作戦ヴァシリッサ・オルガ (駆逐艦)トレイサー作戦フォークナー (曖昧さ回避)フォアサイト (駆逐艦)ドデカネス諸島の戦いホワイト作戦アンソン (戦艦)イギリス海軍艦艇一覧ウィンチ作戦シリアス (軽巡洋艦)ジャーヴィス (J級駆逐艦)スパルティヴェント岬沖海戦F級駆逐艦 (2代)PQ18船団

ハリー作戦

ハリー作戦 (Operation Hurry) とは、第二次世界大戦中のイギリス軍の作戦の一つで、マルタの守備を強化するために戦闘機を送るというものである。1940年8月に実行された。同時にサルデーニャ島のカリャリ空襲(クラッシュ作戦)も実行された。.

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ハッツ作戦

ハッツ作戦 (Operation Hats) は、第二次世界大戦中の1940年8月から9月に地中海で実行されたイギリス軍の作戦。この作戦では地中海艦隊への増援がジブラルタルから地中海を通って送られ、アレクサンドリアからはマルタへの補給物資を乗せたMF2船団が出航したほか、サルデーニャ島カリャリに対する空爆などが行われた。これらと同時に戦車を運ぶ船団も地中海を通ってエジプトへ向かわせることが考えられたが、この船団は喜望峰周りへと変更された。 地中海艦隊への増援は戦艦「ヴァリアント」、航空母艦「イラストリアス」、防空巡洋艦「カルカッタ」、「コヴェントリー」、駆逐艦「ヌビアン」、「モホーク」、「ヒーロー」、「ジェイナス」であった。これに駆逐艦「ギャラント」、「グリフィン」、「グレイハウンド」、「ホットスパー」が加わったF部隊と、巡洋戦艦「レナウン」、航空母艦「アーク・ロイヤル」、軽巡洋艦「シェフィールド」、駆逐艦「フォークナー」、「フォーチュン」、「フュリー」、「フォアサイト」、「ファイアドレイク」、「フォレスター」、「エンカウンター」、「ウィシャート」、「ヴェロックス」からなるH部隊がジェームズ・サマヴィルに指揮され1940年8月30日にジブラルタルから出撃した。 31日21時50分、バレアレス諸島の北で電波発信することでイタリア軍に艦隊の位置を誤認させることなどを目的としてW部隊(駆逐艦「ウィシャート」、「ヴェロックス」)が分派された(スクォーク作戦 Operation Squawk)。9月1日、アーク・ロイヤルから9機のソードフィッシュが発進し、カリャリを攻撃した。損害は無く、ソードフィッシュは全機帰還した。同日夕方、スケルキバンク北東で、マルタへ向かうF部隊とジブラルタルへ戻るH部隊は分かれた。9月2日、再びアーク・ロイヤルのソードフィッシュ9機によるカリャリ攻撃がおこなわれたが、霧のため不成功に終わった。ソードフィッシュに損害は無かった。H部隊は9月3日11時にジブラルタルに帰投した。 一方、地中海東部では8月29日にアンドルー・カニンガムが指揮する地中海艦隊の戦艦「ウォースパイト」、「マレーヤ」、航空母艦「イーグル」、重巡洋艦「ケント」、軽巡洋艦「グロスター」、「リヴァプール」、「オライオン」、「シドニー」、駆逐艦12隻と、プラムリーフ (Plumleaf)、ヴォロ (Volo)、コーンウォール (Cornwall) の3隻からなるMF2船団、その護衛の駆逐艦「ジェーヴィス」、「ジュノー」、「ダインティ」、「ダイアモンド」が出撃した。8月31日、船団が爆撃を受け、貨物船「コーンウォール」が被弾損傷した。9月2日、船団の3隻の船とその護衛の駆逐艦がマルタに到着した。同日、カニンガムの艦隊はマルタ南西沖でF部隊と出会った。マルタへの物資を載せていた「ヴァリアント」、「カルカッタ」、「コヴェントリー」と燃料補給の必要のある駆逐艦はマルタへ入港し、他はマルタ周辺に留まった。この間、「イーグル」などが爆撃を受けたが損害は無かった。 F部隊と合流した地中海艦隊のアレクサンドリアへの帰路にはドデカネス諸島への攻撃がおこなわれた。艦隊はE部隊(「マレーヤ」、「イーグル」、「コヴェントリー」、巡洋艦3隻、駆逐艦8隻)、I部隊(「ウォースパイト」、「ヴァリアント」、「イラストリアス」、「カルカッタ」、巡洋艦2隻、駆逐艦9隻)に分けられた。さらにE部隊から第3巡洋艦戦隊(「ケント」、「グロスター」、「リバプール」)駆逐艦「ヌビアン」、「モホーク」が船団護衛にために分離された。また、I部隊から第7巡洋艦戦隊(「オライオン」、「シドニー」)、駆逐艦「アイレックス」、「デコイ」が別れ、9月4日にドデカネス諸島のスカルパント島を攻撃した。この際、アイレックスとデコイがイタリアの魚雷艇MAS536、MAS537と交戦し、MAS537を沈めた。同日、イーグルとイラストリアス搭載機によりロドス島空襲が行われた。艦隊は9月5日にアレクサンドリアに到着し、船団護衛に向かった艦艇も船団と共に9月6日にアレクサンドリアに着いた。 地中海艦隊の出撃に対して、作戦中の8月31日にイタリア軍が戦艦4隻、巡洋艦13隻、駆逐艦39隻からなる艦隊を出撃させた。これはイーグル搭載機によって発見されたが、カニンガムはイタリア艦隊に向かおうとはせず、イタリア艦隊も夜には後退したため、海戦は発生しなかった。.

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ヴァシリッサ・オルガ (駆逐艦)

ヴァシリッサ・オルガ(ギリシャ語:Βασίλισσα Όλγα)は、ギリシャ海軍のヴァシレフス・ゲオルギオス級の駆逐艦である。イギリスのヤーロー社で建造された。同型艦にヴァシレフス・ゲオルギオス(Vasilefs Georgios)がある。.

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トレイサー作戦

トレイサー作戦 (Operation Tracer) とは、1941年6月13日から15日にイギリス海軍のH部隊により実行されたマルタへのハリケーン戦闘機の輸送作戦。 参加艦艇は以下の通りである.

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フォークナー (曖昧さ回避)

フォークナー(Faulkner, Falkner または Faulknor)は、英語圏の姓、また地名。ファルコナー(Falconer)の異形である。;人名.

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フォアサイト (駆逐艦)

フォアサイト (HMS Foresight, H68) は、イギリス海軍の駆逐艦。F級駆逐艦の1隻。 第二次世界大戦時は掃海艇として活動したが、1942年のペデスタル作戦において航空機の攻撃により沈没した。.

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ドデカネス諸島の戦い

ドデカネス諸島の戦い(ドデカネスしょとうのたたかい:Μάχη της Δωδεκανήσου; Dodekanes-Feldzug)は、1943年9月8日から11月22日にかけてエーゲ海東部のドデカネス諸島を巡って行われた一連の戦闘である。 イタリア降伏後の1943年9月、イギリス軍を中心とした連合軍はドデカネス諸島を攻略し、ドイツ占領下のバルカン半島に対する連合軍の反攻拠点として使用しようとしたために開始された。しかし、この連合軍の作戦は失敗に終わったため、ドデカネス諸島全島は2ヶ月以内にドイツ軍の手に落ち、連合軍は人員や艦船に大きな被害を受けた。またこの戦いは、戦争中最後の大きなドイツ軍の勝利であった。.

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ホワイト作戦

ホワイト作戦 (Operation White) は第二次世界大戦中のイギリス軍の作戦の一つ。内容はマルタへの戦闘機輸送で、1940年11月にH部隊によって実行された。 11月15日、マルタへ送るハリケーン戦闘機を載せた空母アーガスが空母アーク・ロイヤル、巡洋戦艦レナウン、軽巡洋艦シェフィールド、デスパッチ、駆逐艦フォークナー、フュリー、フォーチュン、フォレスター、ファイアドレイク、フォックスハウンド、ダンカン、ウィシャートと共にジブラルタルを出撃した。タラント空襲の直後であったが、イタリア海軍がナポリから戦艦を含む艦隊を出撃させたため戦闘機の発進時刻が早められ、17日の6時15分と7時15分にハリケーン6機とスクア1機がそれぞれ発進した。予定よりは発進場所がマルタから遠いとはいっても十分航続距離内であったのだが、強風の影響や誘導の失敗などにより9機が失われ、マルタに到着できたのはハリケーン4機とスクア1機のみであった。H部隊は19日にジブラルタルに帰投した。 ほわいとさくせん.

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アンソン (戦艦)

アンソン (HMS Anson, 79) は、イギリス海軍のキング・ジョージ5世級戦艦。艦名はジョージ・アンソン提督に因む。.

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イギリス海軍艦艇一覧

イギリス海軍艦艇一覧は、イギリス海軍 (Royal Navy) が過去保有した、または現在保有する、または将来保有する予定の、未完成・計画中止を含めた歴代艦艇一覧である。 '凡例.

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ウィンチ作戦

ウィンチ作戦 (Operation Winch) は、イギリス軍が第二次世界大戦中に行ったマルタへの戦闘機輸送作戦の一つ。1941年4月に実行され、空母アーク・ロイヤルにより12機のハリケーン戦闘機が運ばれた。 作戦参加艦艇は空母アーク・ロイヤル、巡洋戦艦レナウン、駆逐艦フォークナー、フィアレス、フォアサイト、フュリー、フォーチュンであり、4月1日にジブラルタルから出撃した。4月3日にハリケーンがアーク・ロイヤルから発進し、全機マルタに着いた。4月4日にジブラルタル帰投。.

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シリアス (軽巡洋艦)

リアス (HMS Sirius, 82) は、1940年進水のイギリス海軍の軽巡洋艦である。ダイドー級である。.

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ジャーヴィス (J級駆逐艦)

ャーヴィス (HMS Jervis, F00) は、イギリス海軍の駆逐艦。J級(嚮導艦)。艦名はナポレオン戦争時の海軍大臣、初代セント・ヴィンセント伯爵ジョン・ジャーヴィスにちなむ。 ジャーヴィスは第二次世界大戦において、軽巡洋艦オライオン及び駆逐艦ヌビアンと共に戦艦ウォースパイトの14個に次ぐ13個の戦闘名誉章 (Battle honor) を受章した武勲めでたい艦として知られる。戦争期間中主要な戦いの多くに参加したにもかかわらず、一人も戦死者を出さなかった幸運と活躍から「ラッキー・ジャーヴィス(Lucky Jervis)」の渾名で呼ばれた。.

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スパルティヴェント岬沖海戦

パルティヴェント岬沖海戦、またはテウラダ岬沖海戦は、第二次世界大戦中の海戦の一つ。1940年11月27日にイギリス海軍とイタリア海軍が交戦した戦いで、イギリス海軍がイタリア海軍を撃退したともみられるが、双方1隻が損害を出すのみで決定的な勝敗は付かなかった。.

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F級駆逐艦 (2代)

F級駆逐艦()は、イギリス海軍の駆逐艦の艦級。E級の小改正型として、1932-3年度計画で9隻が建造された。「フィアレス」をネームシップとして、フィアレス級()と称することもある。.

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PQ18船団

モー PQ18船団(ピーキュー18せんだん、Convoy PQ-18)は、第二次世界大戦中にナチス・ドイツと戦争中だったソビエト連邦に送られた連合国軍の援助物資輸送船団のうちの一つである。船団は1942年9月2日にスコットランドのロッホ・ユーを出発し、1942年9月21日にアルハンゲリスクに到着した。 PQ17船団の壊滅的な損害をうけ、船団を運航するイギリス海軍は船団に空からの援護をつけることを決断した。護衛空母アヴェンジャーがアメリカから供与され、護衛部隊の中核となった。船団の出発は当初の予定より遅れたが、これはイギリス海軍の艦艇の多くが、8月に行われた、地中海のマルタ島に対する重要な船団に対する護衛作戦、ペデスタル作戦に参加したためである。.

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