ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

パーヴェル・エフドキーモフ

索引 パーヴェル・エフドキーモフ

パーヴェル・ニコライェヴィチ・エフドキーモフ(1901年8月2日 サンクトペテルブルク - 1970年9月16日 ムードン、Павел Николаевич Евдокимов; ラテン文字転写一例: Pavel Nikolayevich Evdokimov, フランス語・ルーマニア語: Paul Evdokimov)は、ロシアに生まれ、フランスに亡命しフランスで活躍した、正教の神学者であり哲学者。 ウラジーミル・ロースキイとほぼ同じ世代に属し、ロースキイと同様にフランス語で著述する一方で、フランスに帰化することなく、亡命ロシア人という立場に生涯とどまった(後述)パーウェル・エフドキーモフ著/ 古谷功訳『ロシア思想におけるキリスト』(9頁~10頁、オリヴィエ・クレマンによるエフドキーモフの紹介・序文)あかし書房 ISBN 4870138093。.

19 関係: 御子柴道夫ロシア正教会の歴史パーヴェル・フロレンスキイフョードル・ドストエフスキーニコライ・ベルジャーエフアレクサンドル・シュメーマンイリア・メリアウラジーミル・ロースキイオリヴィエ・クレマンカラマーゾフの兄弟カトリック (概念)ザドンスクのティーホンセルゲイ・ブルガーコフソビエト連邦神学者の一覧白系ロシア人聖師父学正教会悪霊 (ドストエフスキー)

御子柴道夫

御子柴 道夫(みこしば みちお、1946年2月 - )は、日本のロシア文学者、千葉大学名誉教授御子柴道夫 著『ロシア宗教思想史』281頁 - 285頁、成文社、2003年3月30日、ISBN 9784915730375。 長野県生まれ。1975年早稲田大学大学院文学研究科博士課程(ロシア文学単位取得満期退学。1981年頃から千葉大学教養部助教授、90年代に同外国語センター教授。 専門は19ー20世紀初頭のロシアにおける、ソロヴィヨフから始まり、道標派と称される思想家達、さらに「スラヴ派」と呼ばれる思想家達などであるが、既存のロシア思想史・哲学史理解に対する不満をきっかけに、ロシアに文献が登場し始めた11世紀頃からロシア思想史を考察し、著書にまとめるに至っている。また、ロシア革命と亡命ロシア人思想家についての考察も行っている。11世紀ロシア思想を追う流れの中で、ロシア革命までのロシア思想が正教を中心としていた時代背景から、必然的にその研究はロシア宗教思想史を対象とするものとなっている。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフと御子柴道夫 · 続きを見る »

ロシア正教会の歴史

ア正教会の歴史では、ロシア正教会の歴史を扱う。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフとロシア正教会の歴史 · 続きを見る »

パーヴェル・フロレンスキイ

パーヴェル・アレクサンドロヴィチ・フロレンスキイ(Па́вел Алекса́ндрович Флоре́нский, Pavel Alexandrovich Florensky、1882年 - 1937年)は、ロシア正教会の司祭、神学者、宗教学者、哲学者、歴史家、文献学者、詩人、数学者、技術者、発明家、音楽家、言語学者 - Amazon.co.jp。モスクワ神学大学の教授を務めた。 上述の、学者・芸術家としての彼に向けられる多くの称が示すように、神学・哲学のほか、理系分野理系分野のおける業績…論文『幾何学における虚偽』『電媒質の理論』、発明品として凍結しないミシン・オイルなど、芸術領域においても才能を発揮したことから、ロシアのレオナルド・ダ・ヴィンチと呼ばれる事もある。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフとパーヴェル・フロレンスキイ · 続きを見る »

フョードル・ドストエフスキー

フョードル・ドストエフスキー(ヴァシリー・グリゴリエヴィチ・ペロフ画) フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(p、1821年11月11日〔ユリウス暦10月30日〕 - 1881年2月9日〔ユリウス暦1月28日〕)は、ロシアの小説家・思想家である。代表作は『罪と罰』、『白痴』、『悪霊』、『カラマーゾフの兄弟』など。レフ・トルストイ、イワン・ツルゲーネフと並び、19世紀後半のロシア小説を代表する文豪である。 その著作は、当時広まっていた理性万能主義(社会主義)思想に影響を受けた知識階級(インテリ)の暴力的な革命を否定し、キリスト教、ことに正教に基づく魂の救済を訴えているとされる。実存主義の先駆者と評されることもある。反ユダヤ主義者としても知られる。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフとフョードル・ドストエフスキー · 続きを見る »

ニコライ・ベルジャーエフ

ニコライ・アレクサンドロヴィチ・ベルジャーエフ(、1874年3月18日(ユリウス暦3月6日) - 1948年3月23日)は、ロシアの哲学者。もとはマルキストであったが、ロシア革命を経て転向し、反共産主義者となる。神秘主義に基づき文化や歴史の問題を論じた。十月革命後にパリに亡命。1922年、レーニンの革命政府によって国外追放。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフとニコライ・ベルジャーエフ · 続きを見る »

アレクサンドル・シュメーマン

アレクサンドル・シュメーマン(Alexander Schmemann、1921年9月13日エストニア、1983年12月13日米国)は、主に米国で活躍した正教会の神学者・長司祭。現代正教神学の代表的存在の一人とされているA.シュメーマン著 松島雄一訳『世のいのちのために 正教会のサクラメントと信仰』207頁 - 210頁、新教出版社 2003/02/05 ISBN 4400321207。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフとアレクサンドル・シュメーマン · 続きを見る »

イリア・メリア

イリア・メリア神父(ილია მელია, ラテン文字転写: Ilia Melia、1915年2月20日 - 1988年)は、グルジアの正教会の司祭であり、教会史家。"Élie Mélia"とも転写される。 クタイシに生まれる。ソ連から逃れてパリに落ち着き、そこでグルジア移民社会と親密な関係となり、のち司祭となった。グルジア人のためのパリの聖ニノ管区を編成し、ロシア人学生によるキリスト教運動に参加、教会史と神学を聖セルギイ神学院で教えた。第二次世界大戦後は、ノルマンディーのColombelleにあるサロフの聖セラフィム教会で奉職した。 彼による正教会・グルジア正教会についての幾つかの著書・共著が遺されている。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフとイリア・メリア · 続きを見る »

ウラジーミル・ロースキイ

ウラジーミル・ニコラエヴィチ・ロースキイ(Влади́мир Никола́евич Ло́сский、Władimir Nikołajewicz Łosski、Vladimír Losskij、1903年5月26日1958年2月7日)は、影響力のある正教会の神学者。1903年誕生。1922年にロシアから亡命。2年後パリに落ち着き、1958年に永眠するまでそこで暮らした。パリの聖ディオニシイ神学院(St. Denys Institute)で首席学部長を務め、教義学を講じた。ロースキイはその著書『東方キリスト教の神秘思想』(The Mystical Theology of the Eastern Church、正教用語で訳せば『東方教会の機密神学』)でよく知られている。 パーヴェル・エフドキーモフとほぼ同世代の亡命ロシア人であり、フランス語で著述した事も共通している。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフとウラジーミル・ロースキイ · 続きを見る »

オリヴィエ・クレマン

リヴィエ・クレマン(Olivier Clément、1921年11月17日 - 2009年1月15日)は、正教に改宗したフランスの神学者。パリの聖セルギイ正教神学院で教鞭をとった。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフとオリヴィエ・クレマン · 続きを見る »

カラマーゾフの兄弟

『カラマーゾフの兄弟』(カラマーゾフのきょうだい、Братья Карамазовы)は、フョードル・ドストエフスキーの最後の長編小説。1879年に文芸雑誌『』(Русскій Вѣстникъ)に連載が開始され、翌1880年に単行本として出版された。『罪と罰』と並ぶドストエフスキーの最高傑作とされ、『白痴』、『悪霊』、『未成年』と併せ後期五大作品と呼ばれる。 複雑な4部構成(1〜3編、4〜6編、7〜9編、10〜12編)の長大な作品であるが、序文によれば、続編が考えられていた。信仰や死、国家と教会、貧困、児童虐待、父子・兄弟・異性関係などさまざまなテーマを含んでおり、「思想小説」「宗教小説」「推理小説」「裁判小説」「家庭小説」「恋愛小説」としても読むことができる。 三兄弟を軸に親子・兄弟・異性など複雑な人間関係が絡む中で、父親殺しの嫌疑をかけられた子の刑事裁判について三兄弟の立場で向き合うことが本筋と目されているが、この本筋からやや離れたサイドストーリーも多く盛り込まれている。無神論者のイヴァンと修道僧のアリョーシャが神と信仰をめぐって論争した際に、イヴァンがアリョーシャに語る「」(Великий инквизитор、第2部5編5章)は、イヴァンのセリフ Если Бога нет, все позволено»(神がいなければ、全てが許される) によって文学史的に特に有名な部分である。 この作品に題をとった映画や劇が数多く作られている。サマセット・モームは『世界の十大小説』の一つに挙げている。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフとカラマーゾフの兄弟 · 続きを見る »

カトリック (概念)

トリック(ギリシア語::katholikos、catholicus、katholiek、Catholic)とは、公同、普遍、普公とも訳される、キリスト教の概念の一つ。教会論の中で、豊富な歴史と、幾つかの意味がある。公同を奉じる主義思想は カトリシズムと呼ばれる。 単に「カトリック」の語彙を以てローマ・カトリック教会を指す用例も多いが、これは略称として誤りではないものの、「カトリック(普遍性)」を自認・自称する教派はローマ教皇を首長とするローマ・カトリック教会だけではない上に、「カトリック」の語彙は教派名にとどまらない概念を指し示す普通名詞・形容詞であるため、文脈によっては普通名詞・形容詞として用いられている場合に注意が必要である。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフとカトリック (概念) · 続きを見る »

ザドンスクのティーホン

ドンスクの聖ティーホン(1724年 - 1783年, Тихон Задонский)は、正教会の聖人(奇蹟者・成聖者)であり主教・神学者。 ドストエフスキーがロシア虚無主義に返答するために、『カラマーゾフの兄弟』に登場する長老ゾシマと、『悪霊』に登場する主教ティーホンのモデルとしたのは、このザドンスクのティーホンであるとされるパーヴェル・エフドキーモフ著、古谷 功訳『ロシア思想におけるキリスト』95頁 - 97頁(1983年12月 あかし書房)ISBN 4870138093。健康上の理由で早くに主教位を退いて隠遁し、膨大な著作を残した。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフとザドンスクのティーホン · 続きを見る »

セルゲイ・ブルガーコフ

ルゲイ・ブルガーコフ(Сергей Николаевич Булгаков、1871年7月16日-1944年7月12日)ロシアの正教の神学者・司祭(のち長司祭)、哲学者、経済学者。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフとセルゲイ・ブルガーコフ · 続きを見る »

ソビエト連邦

ビエト社会主義共和国連邦(ソビエトしゃかいしゅぎきょうわこくれんぽう、Союз Советских Социалистических Республик)は、1922年から1991年までの間に存在したユーラシア大陸における共和制国家である。複数のソビエト共和国により構成された連邦国家であり、マルクス・レーニン主義を掲げたソビエト連邦共産党による一党制の社会主義国家でもある。首都はモスクワ。 多数ある地方のソビエト共和国の政治および経済の統合は、高度に中央集権化されていた。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフとソビエト連邦 · 続きを見る »

神学者の一覧

学者の一覧(しんがくしゃのいちらん)は、キリスト教神学者の一覧である。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフと神学者の一覧 · 続きを見る »

白系ロシア人

白系ロシア人(はっけいロシアじん、Белоэмигрант, White Russian, White Émigré)とは、ロシア革命後、ロシア国外に脱出あるいは亡命した非ソヴィエト系旧ロシア帝国国民(ロシア人)のことである。後述のように、白人系のロシア人やベラルーシ人のことではない。 しかしながら、一般に白系ロシア人とされる人々の中には、革命に反対しなかった人間も少なくない。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフと白系ロシア人 · 続きを見る »

聖師父学

聖師父学(Πατρολογία, Патристика, Patristics or Patrology)とは、使徒時代直後(2世紀初頭頃)から、七回の全地公会議の時期に至るまでの聖師父(教父)について探求する学問領域 (中国正教会のサイト)。20世紀以降、特に正教会において盛んになった。パーヴェル・エフドキーモフ著、古谷 功訳『ロシア思想におけるキリスト』317頁 - 318頁(1983年12月 あかし書房)ISBN 4870138093。教父神学、教父学とも訳される。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフと聖師父学 · 続きを見る »

正教会

Σημειώσεις από τις παραδόσεις τού καθηγητού Ι. Δ. Ζηζιούλαより)。 正教会(せいきょうかい、Ορθόδοξη Εκκλησία、Православие、Orthodox Church)は、ギリシャ正教もしくは東方正教会(とうほうせいきょうかい、Eastern Orthodox Church)とも呼ばれる、キリスト教の教会(教派)の一つ。 日本語の「正教」、英語名の"Orthodox"(オーソドックス)は、「正しい讃美」「正しい教え」を意味するギリシャ語のオルソドクシア "ορθοδοξία" に由来する。正教会は使徒継承を自認し、自身の歴史を1世紀の初代教会にさかのぼるとしている『正教会の手引き』8頁 - 11頁。 なお「東方教会」(とうほうきょうかい)が正教会を指している場合もある。 例外はあるものの、正教会の組織は国名もしくは地域名を冠した組織を各地に形成するのが基本である。コンスタンディヌーポリ総主教庁、アレクサンドリア総主教庁、アンティオキア総主教庁、エルサレム総主教庁、ロシア正教会、セルビア正教会、ルーマニア正教会、ブルガリア正教会、グルジア正教会、ギリシャ正教会、日本正教会などは個別の組織名であって教会全体の名ではない。いずれの地域別の教会組織も、正教として同じ信仰を有している。教会全体の名はあくまで正教会であり、「ロシア正教に改宗」「ルーマニア正教に改宗」といった表現は誤りである。 なお、アルメニア使徒教会、シリア正教会、コプト正教会、エチオピア正教会なども同じく「正教会」を名乗りその正統性を自覚しているが、上に述べたギリシャ正教とも呼ばれる正教会とは別の系統に属する。英語ではこれらの教会は"Oriental Orthodox Church"とも呼ばれる。詳細は非カルケドン派正教会を参照。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフと正教会 · 続きを見る »

悪霊 (ドストエフスキー)

『悪霊』(あくりょう、Бесы)は、フョードル・ドストエフスキーの長編小説。1871年から翌年にかけて雑誌『』(Русскій Вѣстникъ)に連載され、1873年に単行本として出版された。 無政府主義、無神論、ニヒリズム、信仰、社会主義革命、ナロードニキなどをテーマにもつ深遠な作品であり著者の代表作。『罪と罰』、『白痴』、『未成年』、『カラマーゾフの兄弟』と並ぶドストエフスキーの五大長編の1つで3番目に書かれた。 題名は作品のエピグラフにも使われているプーシキンの同題の詩および新約聖書<ルカによる福音書>第八章三二-三六節からとられている。 晩年のニーチェがこの本を読み、とりわけキリーロフの人神思想に注目して抜書きなどをしていたことも知られている。.

新しい!!: パーヴェル・エフドキーモフと悪霊 (ドストエフスキー) · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

パヴェル・エフドキーモフパーウェル・エフドキーモフパウル・エヴドキモフパウル・エフドキモフパウェル・エフドキーモフエフドキーモフ

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »