ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

ニコラス・ポッペ

索引 ニコラス・ポッペ

ニコラス・ポッペ(Николас Поппе、ラテン文字転写の例:Nicholas Poppe、またはニコライ・ニコラエヴィチ・ポッペ Николай Николаевич Поппе、1897年8月8日 - 1991年6月)は、ロシアの言語学者。名はドイツ語に由来するニコラウス (Nikolaus) と表記されることもある。学術出版物の引用では N.N. Poppe として表記されることがある。 モンゴル語における先駆的な専門家であり、言語学者にはモンゴル諸語・テュルク諸語およびツングース諸語を包括するアルタイ諸語が専門であったと評価されることが多い。韓国語にも関心をもっていたが、アルタイ諸語の類縁関係としては韓国語はアルタイ諸語のモンゴル諸語・テュルク諸語・ツングース諸語に比べて強くないと捉えていた。.

20 関係: 契丹岡田英弘常設国際アルタイ学会モンゴル系民族モンゴル文字ワルター・ハイシッヒボリス・ヤコヴレヴィチ・ウラジーミルツォフブルカン・カルドゥンフン族アラン・ゴアアルタイ諸語アントワーヌ・モスタールトエフゲニー・ポリワーノフグスターフ・ラムステッドケサル王伝煙台市村山七郎日本語の起源1897年8月8日

契丹

宋代に描かれた契丹人の絵 契丹(きったん、キタン、キタイ、)は、4世紀から14世紀にかけて、満州から中央アジアの地域に存在した半農半牧の民族。10世紀初頭に現在の中華人民共和国に相当する地域の北部に帝国を建国し、国号を遼と号した。しかし12世紀に入り次第に勢力を強める女真が宋と結び南下し、挟撃された遼は1125年に滅ぼされた。契丹人の多くは女真に取り込まれ、一部は中央アジアに逃れて西遼(カラ・キタイ)を建てた。.

新しい!!: ニコラス・ポッペと契丹 · 続きを見る »

岡田英弘

岡田 英弘(おかだ ひでひろ、1931年1月24日 - 2017年5月25日)は、日本の東洋史学者。東京外国語大学名誉教授。東洋文庫専任研究員。 専攻は満洲史、モンゴル史であるが、中国・日本史論についても多くの著作がある。.

新しい!!: ニコラス・ポッペと岡田英弘 · 続きを見る »

常設国際アルタイ学会

常設国際アルタイ学会(じょうせつこくさいアルタイがっかい)は、1957年当時の西ドイツ、ミュンヘンで開催中の第24回国際東方学者会議(International Congress of Orientalist、ICO)の最中、ボン大学教授のモンゴル学者ヴァルター・ハイシヒ(Walther Heissig)の提言により、10名余のヨーロッパ人学者によって創設された。翌1958年マインツで第1回会議が開催され、その後毎年、世界各地で開催されてきた。英語名は、Permanent International Altaisitic Conference、略称「PIAC」。.

新しい!!: ニコラス・ポッペと常設国際アルタイ学会 · 続きを見る »

モンゴル系民族

モンゴル系民族(Mongols、モンゴル文字: Mongɣul、キリル文字:Монгол)は、モンゴル高原(現在のモンゴル国と中華人民共和国の内モンゴル自治区を合わせたものにほぼ一致する地域)にバイカル湖~興安嶺の一帯とバイカル湖~アルタイ山脈の一帯を合わせた地域(中央ユーラシア)に居住するモンゴル諸語を母語とする民族。 大雑把な人口の内訳は、モンゴル国に200万、中国・内モンゴル自治区に400万、ロシア・ブリヤート共和国に20万である。詳細に見るとモンゴル国では人口約253万3100人のうち95%(約241万人)がモンゴル族(2004年統計年鑑)であり、中国には約1000万人(内モンゴル自治区に約400〜500万、それ以外の中国内に約500〜600万)のモンゴル族がいる。.

新しい!!: ニコラス・ポッペとモンゴル系民族 · 続きを見る »

モンゴル文字

ンの勅…」とある モンゴル文字(モンゴルもじ、蒙古文字〔もうこもじ〕/モンゴル語キリル文字表記:、モンゴル文字:、モンゴル文字ローマ字(ラテン文字)転写:)は、13世紀ごろウイグル文字から派生した文字で、主にモンゴル語を表記する。フドゥム、胡都木とも。専ら縦書きされ、行は左から右へ綴られる(左縦書き)。 現在は主に中華人民共和国内モンゴル自治区で使われているが、モンゴル国では 1994 年以降義務教育化され、歴史と伝統・文化の象徴として書道やクラフトアートをはじめとした芸術作品に活用されている。.

新しい!!: ニコラス・ポッペとモンゴル文字 · 続きを見る »

ワルター・ハイシッヒ

ワルター・ハイシッヒ は、オーストリア出身のモンゴル研究者。多数のモンゴル語史料を発見・紹介し、それまで外国語史料を中心に用いていたモンゴル史研究を発展させたことで知られる。.

新しい!!: ニコラス・ポッペとワルター・ハイシッヒ · 続きを見る »

ボリス・ヤコヴレヴィチ・ウラジーミルツォフ

ボリス・ヤコヴレヴィチ・ウラジーミルツォフ (Борис Яковлевич Владимирцов)とは、ソ連の言語学者、歴史学者。主にアルタイ諸語の研究やモンゴル史の研究に功績を挙げた。.

新しい!!: ニコラス・ポッペとボリス・ヤコヴレヴィチ・ウラジーミルツォフ · 続きを見る »

ブルカン・カルドゥン

ブルカン・カルドゥン(蒙古文語: Burqan qaldun 、現代モンゴル語:Бурхан Халдун ボルハン・ハルドン、ブルカン山、ブルカン岳、ブルカン嶽とも)はモンゴル国ヘンティー県にあるヘンティー山脈の山。『元朝秘史』では不児中罕 中合勒敦 Burqan Qaldun 、『集史』でも بورقان قالدون Būrqān Qāldūn と書かれる。モンゴル族発祥の聖地であり、チンギス・カンの故郷にして墓所であるといわれ、神聖視される。山名の「ブルカン」 Burχan〜Burqan とは、本来「仏陀」が(古代)ウイグル語などのテュルク語化したものが、さらにモンゴル語化した形であり、「仏」や「神」を意味する。また「カルドゥン」 qaldun とは、一般にモンゴル語で「孤嶺」を意味するが、アルタイ語研究のニコラス・ポッペよると、ダフール語では「ポプラの茂みに覆われた山」を意味すると言う。ブルカン・カルドゥンとは、おおよそ「神の山/丘」を意味する。.

新しい!!: ニコラス・ポッペとブルカン・カルドゥン · 続きを見る »

フン族

フン族(フンぞく、Hun)は北アジアの遊牧騎馬民族。中央アジアのステップ地帯が出拠と考えられるが、民族自体の出自についてはかなり以前より「フン」=「匈奴」説などがあるものの、いまだ定説となっていない。言語学的にはテュルク語族に属すると考えられているテュルクの音写として丁零が知られており、中国の秦から漢の時代に匈奴と覇権を争っていたことがわかっている。モンゴル諸語はテュルク諸語、ツングース諸語とともにアルタイ語族にまとめられているが、まだ弱い相関しか知られておらず系統接続ははっきりしていない。。 4世紀中頃から西に移動を始め、これが当時の東ゴート族、西ゴート族を圧迫して、ゲルマン民族大移動を誘発、さらには西ローマ帝国崩壊の遠因ともなった。5世紀中頃のアッティラの時代に統一帝国を築いて最盛期を迎えたが、453年に王の死去、翌年には帝国は瓦解、急速に衰退した。 同じ名称の後裔または後継者がおおよそ4世紀から6世紀に東ヨーロッパと中央アジアの一部に住んでいたと記録されている。フン族の末裔が8世紀前半にカフカスで記録されている。.

新しい!!: ニコラス・ポッペとフン族 · 続きを見る »

アラン・ゴア

アラン・ゴアは、モンゴルの始祖説話に登場する架空の人物。ドブン・メルゲンの寡婦。アラン・コア、アラン・ゴワとも表記する。.

新しい!!: ニコラス・ポッペとアラン・ゴア · 続きを見る »

アルタイ諸語

アルタイ諸語(アルタイしょご、)は、比較言語学上たがいに関係が深いとされる言語のグループのひとつ。 北東アジアから中央アジア、アナトリアから東欧にかけての広い範囲で話されている諸言語である。 これらの諸言語間の共通性は、たとえばインド・ヨーロッパ語族のように定論が確立している語族と比較すると極めて小さいと言わざるを得ない。そこで、多少存在する類似性は言語接触の結果であり、アルタイ諸語にはそもそも言語的親戚関係は存在しないとする見解と、これらの言語は一つの祖語をもつアルタイ語族というグループを構成するとする見解が対立しており、仮にアルタイ語族という説が成立するとしても、具体的にどの言語をアルタイ語族に含めるかに関して様々な見解が存在する。 「アルタイ諸語」の名は、中央アジアのアルタイ山脈(阿爾泰山脈)にちなみ命名されたもの。.

新しい!!: ニコラス・ポッペとアルタイ諸語 · 続きを見る »

アントワーヌ・モスタールト

アントワーヌ・モスタールト (Antoine Mostaert)とは、ベルギー出身の伝道師、歴史学者。1906年から1925年にかけて内モンゴルオルドス地方において伝道活動を行う傍ら、オルドス・モンゴル人に対する研究を行ったことで知られる。 宣教師であったことから、モスタールト神父、モスタールト師とも称される。.

新しい!!: ニコラス・ポッペとアントワーヌ・モスタールト · 続きを見る »

エフゲニー・ポリワーノフ

フゲニー・ポリワーノフ エフゲニー・ドミトリエヴィッチ・ポリヴァーノフ(Евге́ний Дми́триевич Полива́нов、Yevgeny Dmitrievich Polivanov、1891年 - 1938年1月25日)は、ロシアの言語学者。.

新しい!!: ニコラス・ポッペとエフゲニー・ポリワーノフ · 続きを見る »

グスターフ・ラムステッド

ターフ・ヨーン・ラムステッド(Gustaf John Ramstedt、1873年10月22日、フィンランドのウーシマー県エケネース - 1950年11月25日、ヘルシンキ)は、フィンランドの東洋語学者で、アルタイ比較言語学の権威。また、フィンランドの初代駐日公使を務めた。エスペランティストでもある。.

新しい!!: ニコラス・ポッペとグスターフ・ラムステッド · 続きを見る »

ケサル王伝

ル王伝(ケサルおうでん、གེ་སར་རྒྱལ་པོ་ 、Гэсэр Хаан、格薩爾王傳 / 格萨尔王传)あるいはゲセル・ハーン物語(ゲセル・ハーンものがたり)は、チベットおよび中央アジアにおける主要な叙事詩である。現在でも140名あまりのケサル吟遊詩人 (チベット人、モンゴル人、ブリヤート人、トゥ族など)によって歌われており、現存する数少ない叙事詩のひとつとしても価値が高い。この叙事詩は約1,000年前のものと推定され、勇胆の王ケサルと彼が治めたという伝説の国家リン王国 (、発音:Ling)について語られている。なお、ケサルとゲセルはそれぞれこの物語の主人公名のチベット語読みとモンゴル語読みである。 この叙事詩は、現存するものの中では世界最長の文学作品と考えられている。現在のところ最終稿と呼べるものはないが、仮に最終稿が完成した場合、話数は約120編、韻文詩の数は100万以上、単語数は2,000万語以上という膨大なものになると推定されている。これは、140ページあたりに単語が5万語入ると仮定すると、全体では5万6千ページとなる計算である。.

新しい!!: ニコラス・ポッペとケサル王伝 · 続きを見る »

煙台市

煙台市(えんたい-し、中国語:烟台市、英語:Yantai)は中華人民共和国山東省に位置する地級市。山東半島東部に位置する港湾都市である。山東半島の北海岸を占め渤海湾に面し、東は威海に、南と西は青島にそれぞれ接する。 山東省最大の漁港であり、なおかつ最初期に対外経済開放された沿岸都市の一つで、産業都市としても急発展している。現在は環境のよさ、景観のよさ、投資環境のよさが中国でも指折りと評価されている。海岸線に沿って広がる砂浜や断崖は、観光地として全中国から人が集まる。 かつて西洋人にはチーフー(Chefoo)の名で知られたが、これは伝統的に煙台の行政中心であった市の東寄りにある「芝罘」(チーフー、Zhifu)という陸繋島に由来する。今日の「煙台」という名は明の洪武帝の治世だった1398年(洪武31年)に初出する。この年、倭寇対策のために奇山北麓に城が築かれ、その北の山に倭寇襲撃時に警報の狼煙を上げる塔が建設された。これが簡単に「煙台」とよばれるようになった。.

新しい!!: ニコラス・ポッペと煙台市 · 続きを見る »

村山七郎

村山 七郎(むらやま しちろう、1908年12月25日 - 1995年5月13日)は、日本の言語学者。茨城県生まれ。順天堂大学教授、ルール大学(旧西ドイツ)客員教授、九州大学教授を経て京都産業大学教授。 日本語の起源が、アルタイ諸語(特にツングース諸語)とオーストロネシア諸語(w:Austronesian languages)の混合言語に起源するという説を展開した。.

新しい!!: ニコラス・ポッペと村山七郎 · 続きを見る »

日本語の起源

日本語の起源(にほんごのきげん)は、現在日本語(日本語族)として同定される言語体系の起源のことで、言語学上の論点のひとつである。言語学では日本語系統論とも言う。.

新しい!!: ニコラス・ポッペと日本語の起源 · 続きを見る »

1897年

記載なし。

新しい!!: ニコラス・ポッペと1897年 · 続きを見る »

8月8日

8月8日(はちがつようか)はグレゴリオ暦で年始から220日目(閏年では221日目)にあたり、年末まではあと145日ある。.

新しい!!: ニコラス・ポッペと8月8日 · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »