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データ操作言語

索引 データ操作言語

データ操作言語(データそうさげんご、Data Manipulation Language, DML)は、データベース利用者あるいはアプリケーションソフトウェアが、コンピュータのデータベースに対してデータの検索・新規登録・削除・更新を行うための、データベース言語もしくはデータベース言語要素である。 2007年現在、最も普及しているデータ操作言語はSQLのデータ操作言語である。 SQLは、関係データベースに対して検索や更新などのデータ操作を行うために使われる。 他のデータ操作言語としては、IMS/DL1のデータ操作言語や、CODASYLデータベース (IDMSなど) のデータ操作言語などがある。 データ操作言語は当初はアプリケーションソフトウェアによって使われるにとどまっていたが、(SQLの出現にともない) データベース利用者によっても使われるようになっていった。 データ操作言語は文の最初の単語によって示される機能をもつ。 データ操作言語における文の最初の単語は、ほとんどの場合は動詞である。 SQLの場合はこのような動詞は次のとおりである。.

21 関係: 例示による問い合わせデータ定義言語データベーストリガデータベース管理システムデータベース言語データ制御言語アップデートオブジェクトデータベースBerkeley DBCODASYLDELETE (SQL)DML関係データベース管理システムINSERT (SQL)PL/SQLPostgreSQLSAP IQSELECT (SQL)SQLUPDATE (SQL)WHERE (SQL)

例示による問い合わせ

例示による問い合わせ (れいじによるといあわせ、QBE、英: Query by Example) は、関係データベース (リレーショナルデータベース) 向けの問い合わせ言語の一つである。 QBEは、1970年代半ばにアメリカ合衆国ニューヨーク州ヨークタウンのIBM研究センターで、別の問い合わせ言語SQLの開発と並行して、モシェ・ズルーフが考案した。 QBEは、最初の視覚的な問い合わせ言語である。 QBEでは関係の視覚的表現として表を使い、利用者は表に対して命令、例示、および条件を入力する。 現在、データベース向けの多くの視覚的なフロントエンドは、QBEを源流とする創意工夫を採用している。 QBEはもともとは、機能をデータ検索のみに限定していた。 しかし後に挿入、削除、および更新、さらに一時表の生成など、検索以外のデータ操作もできるように拡張された。 QBEが開発された背景には、利用者の操作をSQLなどのデータ操作言語 (DML) の文にソフトウェアで変換したいという事情があった。 QBEの舞台裏では、こうして変換されたDML文が実行されている。 QBEを採用した良質で包括的な視覚的フロントエンドを使うことにより、利用者はSQLなどの非視覚的なDMLの詳細を思い出す負担を、最小化することができる。 また、表と列を視覚的に選択するという操作は、非視覚的なDDLで表や列の名称を入力するよりも、利用者にとって (および場合によってはプログラマにとってさえ) 、より操作が簡単で生産性が高い。 情報検索の文脈では、QBEはまた別の意味をもつ。 QBEを採用した文書データベースの利用者は、文書を登録し、「類似した」文書を検索することができる。 類似性検索は、文書ベクトル比較に基づいている (ベクトル空間モデルを参照) 。 QBEの開発は、エンドユーザ開発 (EUD) において強く影響を及ぼした業績であり、エンドユーザ開発の初期の例として研究論文で頻繁に引用されている。 現在QBEは、いくつかの関係データベース管理システム (RDBMS) のフロントエンドでサポートされている。 Paradox、Microsoft Access では、QBEをサポートしている。 QBEはまた、いくつかのオブジェクトデータベース管理システム (ODBMS) でも実装されている (例: db4o)。.

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データ定義言語

データ定義言語(データていぎげんご、)は、コンピュータ利用者あるいはアプリケーションソフトウェアが、コンピュータのデータを定義するコンピュータ言語もしくはコンピュータ言語要素である。 Document Type Definition (DTD) は、純粋なデータ定義言語の例である(DTDはXMLの文脈において使われる)。 データ定義言語の別の例としては、データベース言語SQLの命令群の部分集合が挙げられる。 SQLのデータ定義言語の文は関係データベースの構造を定義する。 SQLにより定義される関係データベースの構造は、組(行) 、属性(列) 、関係(表、テーブル) 、索引(インデクス) 、ファイル位置などデータベース固有の特性を含む。 SQLのデータ定義言語の文の集合は関係データベース管理システム (RDBMS) の一部であり、SQLの方言により多くの相違点がある。 SQLのデータ定義言語の主な命令は次のとおりである。.

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データベーストリガ

データベーストリガは、表に対するイベントに反応して自動的に実行される操作を意味する。トリガはデータ操作言語によるデータ状態の管理を自動化するために用いられる。トリガを利用することで、データ操作の限定、操作の記録、変更操作の監査などを行うことができる。.

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データベース管理システム

right データベース管理システム(データベースかんりシステム、DBMS; )とは、コンピュータのデータベースを構築するために必要なデータベース運用、管理のためのシステム、およびそのソフトウェアのことである。データベースマネジメントシステムとも呼ばれる。.

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データベース言語

データベース言語(データベースげんご、database language)は、コンピュータのデータベースを扱うためのコンピュータ言語である。 データベース言語を使うことにより、データベース利用者やアプリケーションソフトウェアは、データベースにアクセスすることができる。 データベースを扱う機能のうち検索 (問い合わせ) が重要であるため、通例は (データベース) 問い合わせ言語とも呼ばれる。 ただしデータベース言語と問い合わせ言語は、概念的に重なる部分もあるが、同義ではない (後述) 。 2008年現在、最も普及しているデータベース言語は関係データベースのデータベース言語SQLである。.

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データ制御言語

データ制御言語 (データせいぎょげんご、DCL; 英: Data Control Language) は、コンピュータのデータベースにおいてデータに対するアクセス制御を行うためのデータベース言語もしくはデータベース言語要素である。 SQLの主なデータ制御言語は次のとおりである。.

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アップデート

アップデート(update または updates).

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オブジェクトデータベース

ブジェクトデータベースは、オブジェクト指向プログラミングで使うオブジェクトの形式で表現されるデータを格納するデータベースである。 オブジェクト指向データベースともいう。オブジェクト指向プログラミングにおいて、オブジェクトをデータベースに格納(永続化)する方法の一つである。オブジェクトデータベースは、オブジェクト指向プログラミング言語と密接に連携する。 オブジェクトデータベースのデータベース管理システム (DBMS) を、.

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Berkeley DB

Berkeley DBは、アプリケーション組み込み型のデータベースライブラリである。現在はオラクルの製品であり、またオープンソースとして公開されている。.

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CODASYL

CODASYL(conference/committee on data systems languages)は主として多くのコンピュータで利用できる標準プログラミング言語の開発を推進することを目的として組織され、COBOLの標準規格のメンテナンスと、関係データベース以前のデータベースのモデリングなどといった活動を行ったデータ処理業界の団体である。日本語では「コダシル」と読む。.

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DELETE (SQL)

DELETE(デリート)ステートメントは、1つもしくは複数のレコードを削除する、SQLにおけるデータ操作言語 (DML)ステートメントの1つである。すべてのレコードを一括削除するかまたは、条件式を満たす一部のレコードだけを削除することができる。.

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DML

DML.

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関係データベース管理システム

関係データベース管理システム(かんけいデータベースかんりシステム)、リレーショナルデータベースマネジメントシステム(relational database management system、略称:RDBMS)は、関係データベースの管理システムである。2007年の時点では、広く知られていてまた広く使われているデータベースのほとんどは関係データベースであったが、その後NoSQLが発展したため必ずしもそうとは言えなくなっている。 一定の人々は、関係モデルを煩雑であるなどとみなしているためか、RDBMSの簡単な定義として、「データを表の形式で永続化し、かつデータ間の関連もまた表の形式で永続化できるDBMS」と考えているようである。 関係データベースをオブジェクトデータベースと融合させたオブジェクト関係データベースなどといったものもある。その管理システムはオブジェクト関係データベース管理システムなどと呼ばれる (ORDBMS) 。 関係データベースの、標準の問い合わせ言語として SQL がある。 商用の RDBMS としては Oracle Database や IBM DB2 などが、オープンソースの RDBMS としては MySQL や PostgreSQL などが、広く知られている。ただし、これらの DBMS を 真のRDBMS と呼んで良いのかどうかについては、後述のとおり、議論の対象となっている。.

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INSERT (SQL)

INSERT(インサート)ステートメントは、行を追加する、コンピュータのデータベース言語 SQL におけるデータ操作言語(DML)ステートメントの1つである。1度に1行を追加するだけではなく、問い合わせの結果としての複数行を追加することもできる。なお、ユーザーはそのテーブル(関係)に対してINSERT権限を持っている必要がある。また、WHERE句で指定したテーブル全てに対してSELECT権限を持っている必要がある。.

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PL/SQL

PL/SQL(ピーエル・エスキューエル)は、Oracle社が、Oracle Databaseのためにコンピュータのデータベース言語SQLを独自に拡張したプログラミング言語である。 もともと非手続き型言語であるSQLを手続き型言語 (Procedural Language) に拡張するところから「PL/SQL」と命名された経緯を持つ。PL/SQLを使用すると、手続き型言語で埋め込みSQLによる処理と同様に、変数の利用やif、for、loopなどの制御構造を記述して業務ロジックをデータベース内に実装することができ、問い合わせ結果の行を一件ずつ処理する場合には、カーソルによるFETCHループでの処理を行うことが出来る。.

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PostgreSQL

PostgreSQL(ぽすとぐれすきゅーえる: )はオープンソースのオブジェクト関係データベース管理システム (ORDBMS) である。その名称は Ingres の後継を意味する「Post-Ingres」に由来している。「Postgres」や「ポスグレ」と呼ばれることも多い。.

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SAP IQ

SAP IQ はSybaseが開発した、ビジネスインテリジェンスやデータウェアハウスに用いられる関係データベースシステムである。元々はSybase IQという名前であったが、2010年にヨーロッパ最大級のソフトウェア企業SAPがSybaseを買収したのに伴い、「SAP IQ」に名称が変更になった。.

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SELECT (SQL)

SELECTステートメントは、1つもしくは複数のテーブルからデータを抽出する、SQLにおけるデータ操作言語 (DML)ステートメントの1つである。 これは、データベースの1つもしくは複数のテーブルからデータを抽出するための命令で、データ操作言語 (DML)の中では最もよく使用される。プログラマはどのような結果を欲しいのかをSQL文で記述する必要はあるが、その結果を取得するためにどのような物理的な操作が実行されるのかを指示する必要はなく、データベースシステム(クエリオプティマイザ)がそのSQL文から最適なクエリプラン(実行計画)を作成する。 これらは、ANSI(米国規格協会)によってある程度は標準化されているが、それ以外に製品固有の命令文が多数存在するため、使用するには各種DBMSの仕様とバージョンを確認する必要がある。 なお、「テーブル」は「表」、「行」は「レコード」、「列」は「項目」と呼ぶこともある。.

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SQL

SQL(エスキューエルよりデジタル大辞泉、IT用語がわかる辞典を参照、シークェル、シーケルよりDBM用語辞典を参照)は、関係データベース管理システム (RDBMS) において、データの操作や定義を行うためのデータベース言語(問い合わせ言語)、ドメイン固有言語である。エドガー・F・コッドによって考案された関係データベースの関係モデルにおける演算体系である、関係代数と関係論理(関係計算)にある程度基づいている。 データベース言語の国際標準としてのSQLは何かの略語ではない。 SQLは、シークェル と読まれることもある。これは、SQLの元となったデータベース言語が、IBMが開発したRDBMSの実験実装であるSystem Rの操作言語「SEQUEL (Structured English Query Language)」であったことが由来である。 SQLに対しては、関係代数と関係論理に忠実に準拠していないとして批判する意見がある(The Third Manifesto - クリス・デイト、ヒュー・ダーウェン)。.

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UPDATE (SQL)

UPDATEステートメントは、SQL におけるデータ操作言語 (DML) のステートメントの1つで、テーブル内の1つもしくは複数のレコードのデータを更新する。WHERE句が省略されている場合はすべてのレコードが、指定されている場合はその条件式を満たす一部のレコードだけが、一括して更新される。.

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WHERE (SQL)

WHERE句は、SQLにおける予約語の1つである。データ操作言語 (DML) と共に使用し、DMLが操作する行を限定する役割を持つ。 WHERE句の指定は必須ではないが、データを操作する命令と一緒に使用することで対象を限定することができる。 具体的には、SELECT, INSERT, UPDATE, DELETE の各命令で操作対象の行を限定することができる。.

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