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アメリカ正教会

索引 アメリカ正教会

アメリカ正教会(Orthodox Church in America, 略称OCA)とはアメリカ合衆国、カナダ、メキシコを管轄する独立正教会(モスクワ総主教庁が承認、ただしコンスタンディヌーポリ総主教庁は承認せず)。 正教会は一カ国に一つの教会組織を具える事が原則であるが(アメリカ正教会以外の例としてはギリシャ正教会、ロシア正教会、日本正教会など)、これら各国ごとの正教会が異なる教義を信奉している訳では無く、同じ信仰を有している。ただしアメリカには、アメリカ正教会以外にもコンスタンディヌーポリ総主教庁系、アンティオキア総主教庁系等の教会組織が存在し、「一カ国に一つの教会組織」の例外として際立っている(後述)。.

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埋葬式

埋葬式(まいそうしき)は、正教会(ギリシャ正教)における葬儀を指す、日本正教会で用いられる正式名称。正教会の信徒が永眠すると、埋葬式はそれが行われる日の前晩にパニヒダが献じられた上で行われる。永眠者が、神から罪の赦しを得て天国に入り、神からの記憶を得て、永遠の復活の生命を与えられるように祈願するものである。なお、他教派のキリスト教の葬式も埋葬式と呼ばれる事がある。.

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単意論

単意論(たんいろん、Μονοθελητισμός, Monothelitism)もしくは単意説(たんいせつ)とは、キリストの人格にはただ1つの意志があるのみとする説。.

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受肉

受肉(じゅにく、Ενσάρκωση Ensarkōsē, Incarnatio, Incarnation, Fleischwerdung, Menschwerdung, Воплощение)とは、三位一体のうち子なる神(神の言)が、ナザレのイエスという歴史的人間性を取った事を指す、キリスト教における教理。.

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合唱聖歌コンチェルト

合唱聖歌コンチェルト(がっしょうせいか - )は、正教会における聖歌、合唱曲のジャンル。教会コンチェルト等とも呼ばれるが、西欧・西方教会におけるものと区別するため、また参考文献に則り、本記事では合唱聖歌コンチェルトの呼称を採った。 他にも「合唱コンチェルト」(Хоровой концерт)、「多声コンチェルト」(Партесный концерт)、あるいは単にコンチェルト(концерт)と呼ばれる事もある。特にロシア正教会・ウクライナ正教会等で歌われる事が多い。 音楽面では、無伴奏声楽でありつつ、複数のソロとトゥッティの組み合わせから曲が構成されているところに特徴がある。正教会聖歌は伝統的に無伴奏声楽であって器楽を用いないことが原則であるが、合唱聖歌コンチェルトも例外ではない。 正教会での位置づけとしては、歌詞は奉神礼を構成する祈祷文のテクストから採られたものではなく、奉神礼に直結する聖歌ではないが、説教に代わるものなどとして、聖体礼儀における神品の領聖時などに用いられる事がある。歌詞は多くが聖詠(詩篇)から採られたものであるが、そうでないものもある。.

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堅信

堅信(けんしん、Χρίσμα, Confirmatio, Confirmation (or Chrismation), Konfirmation, Миропомазание)とは、キリスト教の一部教派において、信者が洗礼を受けた後、一定の儀礼において聖霊の力、ないし聖霊の恵みを受けるとされる概念。 「堅信」は概念を指す名称であり、「堅信式」「堅信礼」は儀礼を指す名称である。正教会では概念については傅膏機密に相当し、聖洗礼儀が執行される儀礼の名称である。 キリスト教の教派のうち、正教会、東方諸教会、カトリック教会、聖公会、および一部のプロテスタント(ルター派教会など)で行われる『キリスト教大事典』394頁、教文館、昭和48年 改訂新版第2版。プロテスタントには堅信の概念が存在しないものも多い。.

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大聖堂の一覧

大聖堂の一覧(だいせいどうのいちらん)では、キリスト教の主要な大聖堂の一覧を示す。 カトリック教会・聖公会においては大聖堂とは、司教座聖堂あるいは主教座聖堂のこと。すなわち西方教会のうち司教(主教)制度を持つキリスト教教派において司教(主教)のカテドラ(座)が置かれている聖堂のことである。英語等で「カテドラル」というのはこのカテドラからきている。建物によっては一般の慣行として、大寺院、寺院の訳語が定着しているものもある。 一方正教会では、主教座であるかどうかに関わらず、大型の聖堂・由緒ある聖堂であれば大聖堂と呼ばれる。ギリシャ語の"ναός"、ロシア語の"собор"に大聖堂の訳語が用いられ、ギリシャ語の"Καθεδρικός"、ロシア語の"Кафедральный"に「主教座」の訳語が用いられる。 なお、司教(主教)制度を持たない教派の聖堂であっても、大聖堂という名を有するものがある。 表記は順に大聖堂(教会)名、所在地、所属教派を示す。.

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天使首ミハイル大聖堂 (アラスカ)

天使首ミハイル大聖堂(てんししゅミハイルだいせいどう、Cathedral of St.、Собор Архангела Михаила)は、アメリカ正教会アラスカ主教区の大聖堂。アラスカ州シトカのLincoln and Matsoutoff通りにある。 アラスカの聖インノケンティにより、1848年に建立された牛丸康夫『日本正教史』26頁 - 32頁、正教会、1978年。 1962年に北米におけるロシアの影響を顕著に示す物件としてアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定されたBarbara Sweetland Smith (November 29, 1985), National Park Service and 。 大聖堂は1966年に類焼のため全焼してしまったが、1976年に原型に忠実な形で再建された。 File:Saint Michaels, Sitka, 1880s.jpg|1880年代撮影 File:St Michaels Cathedral, Sitka, before 1895.jpg|1895年撮影 File:Sitka1891birdseye.jpg|1891年撮影、街の中にある大聖堂 File:Cathedral of Saint Michael Sitka.jpg|2002年撮影 File:St Michaels Cathedral - Sitka - front.JPG|2008年7月撮影、屋根の上には八端十字架。.

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婚配機密

ミトラをかぶりフェロンを着用した司祭が、新郎新婦のつながれた手にエピタラヒリを乗せようとしている場面。(プラハ、チェコ共和国) マリア・フョードロヴナの婚配機密中、戴冠礼儀の中でアナロイの周りを回る皇太子・皇太子妃と司祭を描いた絵画。かつての皇族のみならず、現代の一般の新郎新婦も同様に行う。 婚配機密(こんぱいきみつ、Γάμος, Брак (венчание), Cununie, Marriage)とは、婚姻(結婚)、および子を生み養育する事を成聖する恩寵が与えられるように祈願する、正教会における機密の一つマカリイ p.381 - p.382。 儀礼・結婚式としては、聘定式(へいていしき)と呼ばれる結婚指輪の交換を中心とする奉神礼と、新郎新婦が戴冠を行う戴冠礼儀(たいかんれいぎ)と呼ばれる奉神礼で構成される。結婚式としての式典については婚配式(こんぱいしき)とも呼ばれる。 正教徒のみが与ることが出来るため、結婚を機会に洗礼もしくは帰正を経て正教徒になる者もいる。婚配機密に正教徒のみが与るのは、正教において結婚と夫婦は、福音によって一体となって生き、ハリストス(キリスト)における永遠の結合となるものとして理解されることメイエンドルフ p.19 - p.23、婚配において新しい家庭が正教会という共同体に迎え入れられる意義があることなどが理由として挙げられる。.

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在外ロシア正教会

在外ロシア正教会のラウルス府主教(向って左)と、ロシア正教会のアレクシイ2世総主教(向って右)。2008年2月28日撮影。 在外ロシア正教会(ざいがいろしあせいきょうかい、Russian Orthodox Church outside of Russia、あるいは Russian Orthodox Church abroad, Русская Православная Церковь Заграницей)は、ロシア内戦中に白衛軍(白軍)統治下で最高教会管理局を運営した主教を中心としたメンバーによって1921年に組織された教会組織。 以来ロシア正教会モスクワ総主教庁と関係を絶ち、ソビエト連邦外で活動していたが、ソ連崩壊後、2007年にロシア正教会と和解し、モスクワ総主教庁の庇護の下、準自治教会 (Semi-autonomous) としての地位が与えられている。.

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北中米カノン的合法正教会主教会議

北中米カノン的合法正教会主教会議(ほくちゅうべい - てきごうほうせいきょうかいしゅきょうかいぎ、Assembly of Canonical Orthodox Bishops of North and Central America、正式名称:Episcopal Assembly of North and Central America"Assembly of Bishops"も"Episcopal Assembly"も、いずれも「主教会議」と日本語訳できる。本項では敢えて訳し分けを行っていない。なお「主教会議」は、正教会では「聖シノド」が該当する場合があるが、聖シノドは独立正教会および自治正教会において首座主教によって主宰される主教会議であり、本項で扱っている組織は該当せず、さらに組織名にも「シノド」(synod)の単語は含まれて居ない。)とは、北中米におけるカノン的正教会の全教区の主教達によって構成される組織。.

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北米聖公会

北米聖公会(The Anglican Church in North America (ACNA))は、キリスト教の教派で、聖公会の伝統を守る。アングリカン・コミュニオンのメンバーではないものの、ナイジェリアとウガンダの聖公会とはフル・コミュニオンの関係にある。アメリカ合衆国とカナダの28の教区からなる。 2008年12月4日にイリノイ州で教会の規則を作成し、2009年6月22日に批准。 北米聖公会は同性愛を認める米国聖公会とカナダ聖公会のリベラルに抗して、保守的キリスト教の神学的立場から形成された。 2009年6月22日に創立大会が行われる。福音派の指導者リック・ウォレンとアメリカ正教会の首座主教ヨナ・パフハウゼンが説教した。.

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ミハイル1世 (コンスタンディヌーポリ総主教)

ミハイル1世キルラリオス(Μιχαήλ Α΄ Κηρουλάριος, Michael I Cerularius, 1000年頃 - 1059年)は、正教会のコンスタンディヌーポリ総主教(在位:1043年 - 1059年)。「ミハイル」は中世以降変化したギリシャ語・現代ギリシャ語の読みを反映した転写で、古典ギリシャ語の再建音風の転写をすれば、ミカエル1世ケルラリオスもしくはミカエール1世ケールーラリオスとなる。ミカエル・ケルラリオスとも表記される。.

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マンハッタン宣言

マンハッタン宣言 キリスト者の良心の呼び掛け(マンハッタンせんげん キリストしゃのりょうしんのよびかけ、Manhattan Declaration: A Call of Christian Conscience)は、アメリカ合衆国の保守的福音派、カトリック教会内の保守派、北米聖公会、正教会の指導者152名(発表前日時点)が署名し2009年11月20日に発表されたキリスト教の宣言 。進行中の政治および社会的論議を念頭におきつつ、同性結婚や人工妊娠中絶を容認する法制度へ反対するキリスト教、プロライフの立場を再確認し、市民的不服従を通じて積極的にこの立場へ参画することを呼びかけている 。.

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マイカル・ジャッジ

マイカル・ジャッジ(Mychal Judge, O.F.M., 1933年5月11日 - 2001年9月11日、Michael Fallon Judge, マイケル・ファーロン・ジャッジとも)は、フランシスコ会の修道士、カトリックの司祭。ニューヨーク市消防局のチャプレン(教会でなく社会組織に使える司祭)であった。2001年のアメリカ同時多発テロ事件のさなか、世界貿易センタービルでの職務中に殉職し、事件における最初の死者として認定されている。.

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ハリストス復活

ハリストス復活(ハリストスふっかつ)とは、正教会の復活大祭期間中の挨拶。日本正教会による訳語。イイスス・ハリストス(イエス・キリストの現代ギリシャ語・スラヴ語・ルーマニア語等における発音・転写)の復活を信徒同士で共に記憶する挨拶である。 「ハリストス復活!」と信徒の一方が挨拶すると、信徒のもう一方が「実に復活!」(じつにふっかつ!)と答える。復活大祭(パスハ)の奉神礼では主教・司祭と信徒の間で繰り返し用いられると共に、復活祭期の間は信徒の間でこの挨拶が用いられる。その場に参祷している多くの外国人信徒の為に、教会が所在する地域の言語以外の言語で呼びかけ・応答が行われる事もある。 正教会のほか、非カルケドン派・東方典礼カトリック教会の信徒も用いる。また、少数の西方教会信徒も使う事がある。 こうした挨拶・習慣を表す"Paschal greeting"は「パスハの挨拶」とも訳し得るが、日本正教会でこうした表記を用いる事はあまり無い。.

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ハワイの正教会

ハワイの正教会(Orthodox Church in Hawaii)はアメリカ合衆国ハワイ州における正教会に関して扱っている。.

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バレンタインデー

バレンタインデー()、または、聖バレンタインデー(セイントバレンタインデー、)は、2月14日に祝われ、世界各地でカップルの愛の誓いの日とされる。元々269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日だと、主に西方教会の広がる地域において伝えられていた。.

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メキシコ関係記事の一覧

メキシコ関係記事の一覧(メキシコかんけいきじのいちらん)は、Wikipediaに収録のメキシコ関係記事の一覧である。.

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ユリウス暦

ユリウス暦(ユリウスれき、、、)は、共和政ローマの最高神祇官・独裁官・執政官ガイウス・ユリウス・カエサルにより紀元前45年1月1日から実施された、1年を365.25日とする太陽暦である。もともとは共和政ローマおよび帝政ローマの暦であるが、キリスト教の多くの宗派が採用し、西ローマ帝国滅亡後もヨーロッパを中心に広く使用された。 ローマ教皇グレゴリウス13世が1582年、ユリウス暦に換えて、太陽年との誤差を修正したグレゴリオ暦を制定・実施したが、今でもグレゴリオ暦を採用せずユリウス暦を使用している教会・地域が存在する。グレゴリオ暦を導入した地域では、これを新暦(ラテン語: Ornatus)と呼び、対比してユリウス暦を旧暦と呼ぶことがある。 なお、天文学などで日数計算に用いられるユリウス通日があるが、これはユリウス暦とは全く異なるものである。.

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ルムニク・ヴルチャ

ルムニク・ヴルチャ(Râmnicu Vâlcea、Rîmnicu Vîlcea)は、ルーマニアのヴルチャ県にある都市。古い歴史的な区分ではオルテニアに入る。.

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ロシアによるアメリカ大陸の植民地化

アによるアメリカ大陸の植民地化(ロシアによるアメリカたいりくのしょくみんちか、Russian colonization of the Americas)は、ロシア帝国が主に北アメリカ大陸太平洋岸の領有権を主張した1732年から1867年まで行われた。ロシアは北アメリカの天然資源の交易(特に毛皮交易)を行い、これを海路および陸路を通じてロシアに運ぶために、遠征隊を後援し、植民事業を維持した。併せて開拓地や防衛のための前進基地を維持した。植民地は主に今日のアラスカ州に設立され、ハワイ州やカリフォルニア州北部に達した者もいた。しかし1867年、アメリカ合衆国がロシアのツァーリからの申し出を受け容れ、アラスカのロシア植民地を720万ドルで購入した。アラスカ購入と言われる。これによって北アメリカにおけるロシア帝国の植民地経営は終わった。.

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ロシア人

ア人.

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ロシア正教会

ア正教会(ロシアせいきょうかい、Русская Православная Церковь、Russian Orthodox Church)は、正教会に属するキリスト教の教会であり、数多くある独立正教会の一つである。 正教会は一カ国に一つの教会組織を具えることが原則だが(ロシア正教会以外の例としてはギリシャ正教会、グルジア正教会、ルーマニア正教会、ブルガリア正教会、日本正教会など。もちろん例外もある)、これら各国ごとの正教会が異なる教義を信奉している訳ではなく、同じ信仰を有している。 教派名は「正教」「正教会」であり、「ロシア正教」「ロシア正教会」は主にロシア連邦・近隣地域を管轄する一教会組織名である。 本項では日本正教会による訳語を断りなく用いる場合がある。 17世紀の奉神礼改革に反対し古い奉事方法を守ったために主流派ロシア正教会から追放された古儀式派は、自らこそが正統なロシア正教会だとしている。.

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ヴァラーム修道院

ヴァラーム修道院(ロシア語:Валаамский монастырь、フィンランド語:Valamon luostari)はモスクワ総主教庁が直轄する、正教会の修道院である。ロシア連邦カレリア共和国にあり、ヨーロッパ最大の湖であるラドガ湖にある、ヴァラーム島に所在する。 修道院には5つの優れた男声合唱団がおり、世界各地を訪れて行われた演奏会による収入は修道院の建物の復興に用いられている。録音された歌唱の一部は修道院のウェブサイトで聴く事が出来る。.

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ヘイル、シーザー!

『ヘイル、シーザー!』(原題:Hail, Caesar!)は、2016年公開のアメリカ合衆国の映画。コーエン兄弟監督のコメディ映画。.

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パニヒダ

パニヒダ(Μνημόσυνο, Панихи́да, Memorial service (or panikhída))は正教会において永眠者の為に行われる奉神礼。永眠した人が神の国に安住するために祈り、かつ永眠した人の信仰を受け継いで共に永遠の国に与れるよう祈願するものである『正教要理』170頁 - 171頁、日本ハリストス正教会教団 1980年。 埋葬式もパニヒダも未信徒(正教徒でない者)の為には通常行われないが、未信徒の永眠者の為には「異教人パニヒダ」がある - 日本正教会公式サイト。 通夜の祈りとして行われたり、永眠者の死後一定の時期に適宜行われたり、さらに暦の上で定められた日に行われたりする。 「正教会のレクイエム」と呼ばれるケースが正教会の聖歌を扱う市販のCD等で散見されるが、パニヒダはカトリック教会・聖公会のレクイエムとは形式は全く異なるものであり、適切な表現ではない。.

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ビューフォート (サウスカロライナ州)

ビューフォート(Beaufort、 ) は、アメリカ合衆国サウスカロライナ州南部のビューフォート郡で最大の都市であり、同郡の郡庁所在地である。1711年に認証された都市であり、サウスカロライナ州ではチャールストンに次いで2番目に古い都市である。2010年国勢調査での人口は12,361 人だった。ヒルトンヘッドアイランド・ブラフトン・ビューフォート大都市圏の主要都市である。都市圏人口は2014年の推計で20万人を超えている。 ビューフォートはシー諸島とサウスカロライナ・ローカントリーの中心にあるポートロイヤル島に位置している。その自然の景観の良さに加え、南北戦争以前の建築を保存することで歴史的な性格を保持していることで著名である。市内にアメリカ海兵隊ビューフォート航空基地があることに加え、アメリカ海兵隊の補給施設のあるパリス島やアメリカ海軍病院が近くにあることから、軍事施設の多さでも知られている。 ビューフォート市は新聞「ニューヨーク・タイムズ」で取り上げられ、雑誌「サザン・リビング」では「最良の南部の小さな町」に、「アメリカン・スタイル」では「芸術の目的となる小都市25傑」に、「ナショナル・ジオグラフィック・アドベンチャー」からは「アドベンチャーの町50傑」に挙げられてきた。 サウスカロライナ州の直ぐ北に隣接するノースカロライナ州にも同じ綴りの町があるが、同町の発音はボーフォートである。.

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ティーホン (モスクワ総主教)

モスクワの聖ティーホン(Св., 1865年1月31日(旧暦1月19日) - 1925年4月7日)は、モスクワ総主教であり正教会で崇敬される聖人(表信者・新致命者)。俗名はヴァシーリイ・イヴァノヴィチ・ベラヴィン(Василий Иванович Беллавин)。 モスクワ総主教座がピョートル1世により1721年に廃止され、聖務会院制が敷かれていたロシア正教会に、ロシア地方公会によってモスクワ総主教座が1917年に復活した際、復興されたモスクワ総主教座に最初に着座した。ロシア革命以降、ボリシェヴィキ政権(ソビエト連邦)による宗教弾圧への対応と教会の守護に苦心し、苦難の中に致命した。 アメリカ合衆国での教区を管轄して教区の発展に尽力した経歴もあることから、現代アメリカの正教会でも重要な聖人として崇敬されている高橋保行『迫害下のロシア教会』(66頁から67頁)教文館、1996年 ISBN 4764263254 (アメリカ正教会)。.

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フィラレート (モスクワ府主教)

フィラレート(Филарет、1782年12月26日 コロムナ – 1867年12月1日 旧暦を新暦に換算した日付)は、ロシア正教会の神学者であり府主教、詩人。1821年から1867年までの長きに亘ってモスクワ府主教位にあった。正教会において聖人であり、記憶日は11月19日(ユリウス暦を使用する正教会では12月2日に相当)である。 父親が輔祭(のち司祭)である家庭に生まれた。俗名はヴァシーリイ・ミハイロヴィチ・ドゥロズドフ(Васи́лий Миха́йлович Дроздо́в)。 モスクワ至聖三者神学校を1803年に卒業すると、ギリシャ語・ヘブライ語の教授に就任。その後レトリック、弁論術の教授も勤めた。至聖三者聖セルギイ大修道院では詩作についても講じた。1808年に修道士となり、フィラレートの修道名を受ける。 1808年に修道輔祭、1809年には修道司祭に叙聖される。1811年、掌院に昇叙。1812年にはサンクトペテルブルク神学大学の教授となる。1817年に主教に叙聖、1821年にはモスクワ大主教となり、1826年にはモスクワ府主教となる。以降永眠までその任にあった。在任中、アラスカのインノケンティがアレウト語翻訳書を出版するのを支援している。 創世記の註解や、カテキズム、教会史、教会法に関わるものなど200を超える著作がある。またロシア語訳聖書の翻訳に関わった。それまではロシア正教会には教会スラヴ語訳聖書があるのみだった(ただし現代でもロシア正教会における奉神礼には教会スラヴ語訳聖書が使われている)。 優れた説教家とも評される。『正教訓蒙』(カテキズム:正教要理のこと)は1886年10月に三井西面により日本語訳されている。 詩作にも才能を発揮し、アレクサンドル・プーシキンとの対話形式の作品が知られている。.

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ニコライ (日本大主教)

ニコライ(修道誓願前の姓:カサートキン、Николай (Касаткин), 1836年8月1日(ロシア暦) - 1912年2月16日(グレゴリオ暦))は日本に正教を伝道した大主教(肩書きは永眠当時)。日本正教会の創建者。正教会で列聖され、亜使徒の称号を持つ聖人である。 「ロシア正教を伝えた」といった表現は誤りであり(後述)、ニコライ本人も「ロシア正教を伝える」のではなく「正教を伝道する」事を終始意図していた牛丸康夫『日本正教史』22頁、日本ハリストス正教会教団府主教庁 (1978/05) ASIN B000J8IFP0。 ニコライは修道名で、本名はイヴァーン・ドミートリエヴィチ・カサートキン(Иван Дмитриевич Касаткин)。日本正教会では「亜使徒聖ニコライ」と呼ばれる事が多い。日本ではニコライ堂のニコライとして親しまれた。 神学大学生であった頃、在日本ロシア領事館附属聖堂司祭募集を知り、日本への正教伝道に駆り立てられたニコライは、その生涯を日本への正教伝道に捧げ、日露戦争中も日本にとどまり、日本で永眠した。.

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アメリカ合衆国の宗教

アメリカ合衆国の宗教では、アメリカ合衆国における宗教について扱う。アメリカ社会は大部分が世界中の国々から流入してきた人々で構成されているため、複数の宗教コミュニティが存在する。その中でも1番信徒数が多いとされるのは、ユダヤ教とキリスト教である。.

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アメリカ合衆国の現代キリスト教

アメリカ合衆国の現代キリスト教(アメリカがっしゅうこくのげんだいキリストきょう)では、アメリカ合衆国における現代キリスト教について述べる。キリスト教およびキリスト教の歴史については別項を参照。 アメリカ合衆国のキリスト教の歴史(en)も参照。 アメリカ合衆国では、国民の約80%がキリスト教徒であり、かつプロテスタントの比率が高く、多数のプロテスタント教派が存立し、同一地域内で多様なキリスト教信仰がみられることに特徴がある。.

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アメリカ合衆国の福音派

アメリカ合衆国の福音派(アメリカがっしゅうこくのふくいんは)について記述する。.

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アラスカのインノケンティ

アラスカのインノケンティ(Innocent, Инноке́нтий、1797年8月26日 - 1879年3月31日)は、正教会の主教であり聖人(成聖者)。アメリカ正教会の黎明期に重要な聖人であるほか、米国聖公会でも聖人として扱われている。 アレウト語(Aleut language)の表記法も考案し翻訳を行いつつアラスカとシベリアへの宣教を行った事から、「北米の亜使徒 」「アラスカとシベリアの光照者 」との称号が付される事がある。晩年にはモスクワ府主教も務めた 。 同名人物との区別の際、地名・尊称のほか、姓であるヴェニアミノフ(Вениаминов)も用いられる。 日本の函館を訪れた事があり、日本で初めて主教祈祷による聖体礼儀を行った人物でもある。また、日本の亜使徒聖ニコライとニコライエフスクと函館で会っており、ニコライに日本語学習に専心するよう指導した(後述)牛丸康夫『日本正教史』26頁 - 32頁、正教会、1978年。.

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アレクサンドル・グレチャニノフ

アレクサンドル・ティホノヴィチ・グレチャニノフ (Alexander Grechaninov Александр Тихонович Гречанинов, 1864年10月25日 カルーガ - 1956年1月3日 ニューヨーク)はロシア人作曲家。 商人の父親の意に逆らって1881年にモスクワ音楽院に入学し、ピアノを学ぶかたわら、セルゲイ・タネーエフとアントン・アレンスキーに対位法、和声法、フーガ、楽式論を師事。1890年にペテルブルク音楽院に編入して、作曲をリムスキー=コルサコフに師事した。1896年に作曲家として成功を収めてモスクワに帰郷。さしあたって典礼音楽や舞台音楽の作曲で活躍し、童謡や合唱曲などで名声を得る。創作活動のかたわら、グネーシン音楽大学などで教鞭を執っていたが、1917年のロシア革命に国を追われてプラハやパリ、ロンドンを転々とした。1939年に戦火を逃れてアメリカ合衆国に向かい、1940年よりニューヨークに定住。1940年代後半にアメリカ市民権を得た。 5つの交響曲を残しており、そのうち第1番はリムスキー=コルサコフの指揮で初演された。4つの弦楽四重奏曲や2つのピアノ三重奏曲、ヴァイオリン・ソナタ、チェロ・ソナタ、クラリネット・ソナタ、ピアノ・ソナタに加えて、バラライカのためにもソナタを作曲している。合唱曲や器楽曲のほかに、歌劇もいくつか残した。ウラディーミル・レビコフに似て、音楽史におけるグレチャニノフの立場は過渡的である。初期作品はチャイコフスキーや国民楽派(とりわけボロディン)の影響を受けており、同世代のヴァシリー・カリンニコフに似た作風を示しているが、後年の作品、とりわけ亡命後の作品は、後輩ロシア人作曲家のストラヴィンスキーやプロコフィエフのモダニズムから、多少の影響を受けている。 渡米を前に完成させた力作《ミサ・エキュメニカ》においては、エキュメニカル運動を支持し、ロシア人ながらもカトリック教会の典礼にのっとり、グレゴリオ聖歌に加えてユダヤ教の賛歌をも利用している。 一方で、ロシア正教会の伝統的旋律と和声を活かした正教会聖歌も作曲しており、その膨大な数に上る正教会聖歌作品はロシア正教会のみならず、ブルガリア正教会、アメリカ正教会などでも用いられている。特に聖金口イオアン聖体礼儀に曲付けしたものとしては4つの作品があり、作曲時期が半世紀に亘る4作品それぞれに曲の傾向が異なっている。1番はチャイコフスキーの影響が濃厚であり、2番はソロと合唱の掛け合いがある。3番には器楽伴奏が付けられ、無伴奏声楽で行われる正教会の奉神礼で使用される機会は無い。3番まではいずれの曲においても高い技巧が要求されるものであった。こうしたグレチャニノフの聖金口イオアン聖体礼儀の作曲も、4番においてはシンプルさ、ロシア聖歌の伝統、奉神礼での実用性を考慮したものが完成している。.

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アレクサンドル・シュメーマン

アレクサンドル・シュメーマン(Alexander Schmemann、1921年9月13日エストニア、1983年12月13日米国)は、主に米国で活躍した正教会の神学者・長司祭。現代正教神学の代表的存在の一人とされているA.シュメーマン著 松島雄一訳『世のいのちのために 正教会のサクラメントと信仰』207頁 - 210頁、新教出版社 2003/02/05 ISBN 4400321207。.

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イベリアのアンティム

イベリアのアンティム(聖アンティモス、,, 17世紀半ば - 1716年9月14日)は、ルーマニアの神学者、また芸術家であり、ルーマニア教史における大立者である。この時代における最も教養ある人物の一人であり、ギリシャ語、ルーマニア語、古代スラブ語をはじめとして数多くの言語を操ることができ、また、神学、文学、自然科学に精通し、さらに芸術家でもあった。とりわけグルジアのカリグラフィーによって知られる。.

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イエス・キリスト

イエス・キリスト(紀元前6年から紀元前4年頃 - 紀元後30年頃、Ίησοῦς Χριστός、יְהוֹשֻׁעַ/יֵשׁוּעַ הַמָּשִׁיחַ, )は、ギリシア語で「キリストであるイエス」、または「イエスはキリストである」という意味である。すなわち、キリスト教においてはナザレのイエスをイエス・キリストと呼んでいるが、この呼称自体にイエスがキリストであるとの信仰内容が示されているX.

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ウァレンティヌス

ウァレンティヌス(Valentinus, ? - 269年ごろ)、あるいはヴァレンタイン (Valentine) は、3世紀頃のキリスト教の聖職者。正教会・カトリック教会・聖公会・一部ルーテル教会で聖人とされている。 記念日は2月14日カトリック教会では、第2バチカン公会議の典礼改革の時、史実の上で実在が明らかでない聖人たちを典礼暦から整理した。その際、2月14日のヴァレンティヌスの記念日が取り除かれ、現在では公式には祝日として祝われていない。。 西ヨーロッパ:西方教会においてはこの聖人への崇敬が基になってバレンタインデーの習慣が定着したが、東方教会には恋人とウァレンティヌスを結びつける習慣は生まれなかった。記念日・記憶日なども教派により異なっている。.

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エルモゲン (モスクワ総主教)

モスクワ総主教エルモゲン(Патриарх Московский, Ермоген, 1530年頃 - 1612年2月17日)は、第二代モスクワ総主教。ゲルモゲン(Гермоген)とも。正教会において聖人。 前任のイグナティイを第二代として、第三代モスクワ総主教と数えられることもある。.

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エヴァンジェリカル・オーソドックス教会

ヴァンジェリカル・オーソドックス教会(Evangelical Orthodox Church, 略称"EOC")は、東方教会の伝統を採用していったキリスト教の福音派プロテスタント、特にキャンパス・クルセード・フォー・クライストの学生宣教師機関に起源を持つ組織であり、後に大半が正教会に合流する事になった運動体である。 「オーソドックス」即ち「正教」と名乗っているが、当初は使徒継承を有していない福音主義プロテスタントの運動体であり、他の正教会からは正教会と認められていなかった。しかしながら東方奉神礼(東方典礼)の導入過程で正教会と交流していく中、使徒継承の必要性の認識に至り、やがて大半の構成員が正教会に合流する事となった。 なお正教会に合流しなかった残存するエヴァンジェリカル・オーソドックス教会は2011年1月現在も、正教会とは独立した組織として少数ながら存続している。.

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エホバの証人

ホバの証人を設立したチャールズ・テイズ・ラッセル(1911年撮影) ウォーウィックの世界本部 エホバの証人(エホバのしょうにん、Jehovah's Witnesses)はキリスト教系の新宗教。ものみの塔聖書冊子協会などの法人が各国にあり、ほぼ全世界で活動しており、「神の王国」という国境なき世界政府の確立を支持している。聖書は主に新世界訳聖書を使用している。また、キリスト教主流派が重要視する基本信条を否定しているため、主流派から異端とされている- ローマ教皇庁による2008年4月の公式見解。エホバの証人をプロテスタントのセクト(異端)としている。- アメリカ正教会「正教会のキリスト教徒と異端者」 。一般的には熱心な伝道活動を行うこと、輸血を拒否すること、戦争に参加しない事などで知られている「三大異端」に言及。- 伊藤正孝、市雄貴『血を拒む「エホバの証人」--異端の輝きと悲惨』朝日ジャーナル:第27巻第27号(1985),p22.

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エクザルフ

ルフ(Экзарх, exarch)とは、正教会の主教の役職・称号。総主教の使節としての役割を果たす他、独自の教区(エクザルフ教区, exarchate)を持つ場合もある。総主教代理と表記されることもある。 原語であるἔξαρχος(エグザルホス「エグザルホス」…現代のコンスタンディヌーポリ総主教庁やギリシャ正教会といった、現代ギリシャ語を用いる正教会でも用いられる語彙であるため、現代ギリシャ語転写に則った。後述の通り、古典ギリシャ語再建音では「エクサルコス」となる。、英語・ロシア語風表記としてはエクザルフ)は、上述の主教の役職・称号としての用法の他に、東ローマ帝国時代の「総督」「地方大守」等と訳される職も指していた。日本語以外の言語では、東ローマ帝国の総督職と、正教会における主教としてのエクザルフとを、原語からの転写を基にした同じ言葉で言い表す事が多い。.

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カイサリアのバシレイオス

イサリアのバシレイオス(カエサレアのバシリウス)(Βασίλειος Καισαρείας, Basilius Caesariensis, 330年頃 - 379年)は、ギリシャ教父、4世紀の最も重要なキリスト教神学者の一人である。カイサリア(現在のカイセリ)の主教(司教)を勤めたことからこの名があり、大バシレイオス(Μέγας Βασίλειος, Άγιος Βασίλειος ο Μέγας, ラテン語: Basilius Magnus)とも呼ばれる。聖人の概念を持つ全ての教派で、聖人として崇敬されている。三位一体論の形成など異端反駁の一方、正教会で用いられる聖体礼儀の奉神礼文を整備したことでも知られる。日本正教会での正式な称号を伴った呼び名は「我が聖神父カッパドキヤのケサリヤの大主教大ワシリイ」。バシル、聖バシルとも。.

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カザンの生神女

16世紀の複製画 カザンの生神女(Каза́нская ико́на Бо́жией Ма́тери、カザンの聖母とも Our Lady of Kazan)とは、ロシア正教会で最も有名な生神女マリヤのイコンの一つ。カザン市を護り、援ける者としての生神女を描いている。複製画はカトリック教会でも尊ばれている。.

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キリスト教用語一覧

リスト教用語一覧(キリスト教きょうようごいちらん)では、キリスト教に関係する用語の一覧を示す。 アギア・ソフィア大聖堂(イスタンブール) INDEX あ い う え お か き く け こ さ し す せ そ た ち つ て と な に ぬ ね の は ひ ふ へ ほ ま み む め も や ゆ よ ら り る れ ろ わ 英数字 一覧記事.

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キリスト教諸教派の一覧

リスト教諸教派の一覧(キリストきょうしょきょうはのいちらん)は、キリスト教の諸教派(宗派)を歴史的教義的に関係するものをまとめて一覧する。また、各教派に所属する個々の教会組織・教団についても掲載する。.

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シリアのイサアク

ニネヴェの主教・シリアの克肖者イサアク(Ο Όσιος Ισαάκ ο Σύρος Επίσκοπος Νινευί, Преподобный Исаак Сирин, епископ Ниневийский, The Monk Isaac the Syrian, Bishop of Ninevah)は、7世紀(生没年の詳細は不詳)の間に生きたネストリウス派教会の主教・修道士。出生地はペルシャ湾西岸、現在のカタール梶原史朗 『同情の心』 p.8。言語はシリア語。正教会で聖人。記憶日は1月28日(ユリウス暦表.

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ジョナ (全アメリカ府主教)

ョナ(修道誓願前の姓:パフハウゼン、Jonah (Paffhausen)、1959年 - )は、アメリカ正教会の主教。2008年から2012年まで、アメリカ正教会の首座主教たる府主教であった。ヨナは日本正教会ではイオナとも表記される。.

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ジョン・メイエンドルフ

ョン・メイエンドルフ(John Meyendorff, 1926年 - 1992年)は、正教会の神学者・長司祭。教会実務においてはアメリカ正教会で渉外局長を務め、神学者としては聖ウラジーミル神学院で教授・学監を務めた。 メイエンドルフは俗名をイヴァン・フェオフィロヴィチ・フォン・メイエンドルフ男爵(Иван Феофилович барон фон Мейендорф)として、1926年、フランスのヌイイ=シュル=セーヌで亡命ロシア人の貴族の家に生まれた。フランス在住時代には名はジャン(Jean)で通っていた。 フランスで神学校を卒業。1958年にはフランスで博士号を取得している。フランス在住時代、神学校で教会史の助教授を務めていた。 正教の司祭に叙聖され、1959年にニューヨークの聖ウラジーミル神学院の教会史・聖師父学の教授に着任した。他大学でもビザンティン史を講じ、各種学会で議長を務めるなど、その活躍は同神学院にとどまらない。ノートルダム大学からは名誉博士号を授与された。 グリゴリオス・パラマス関連の翻訳・研究書をはじめとして、多くの著作があり、フランス語、イタリア語、オランダ語、ギリシャ語、スペイン語、セルビア語、ドイツ語、日本語、フィンランド語、ポーランド語、ロシア語など、多くの言語に翻訳されている。 1991年にはモスクワ総主教アレクシイ2世から第二等聖ウラジーミル勲章を受章した。 1992年6月30日に学長職を引退。1992年7月22日に永眠した。.

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サワ2世 (セルビア大主教)

聖サワ2世(Свети Сава II、1268年から1271年の間に永眠)は、正教会の聖人であり、セルビア正教会の大主教。「サワ」は日本正教会における表記であり、セルビア語からは聖サヴァ2世とも表記し得る。 初代セルビア王ステファン・ネマニッチの子であり、初代セルビア正教会首座主教であるサワ(1世)の甥である。叔父と同様、謙虚な人柄が伝えられている (アメリカ正教会のページ) 。 1266年にセルビア大主教に着座。教会の指導に愛を以て献身したと伝えられる。永眠年については諸説あり、1268年、1269年、1271年といった年号が伝えられている。記憶日は2月8日(ユリウス暦使用教会では2月21日に相当)。不朽体はコソヴォのペーチにある。.

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傅膏機密

傅膏機密(ふこうきみつ、Χρίσμα, Миропомазание, Chrismation)は正教会の七つの機密のひとつ。聖洗礼儀と呼ばれる奉神礼において、洗礼機密の直後に、聖膏を塗ることで執行される。 洗礼機密と傅膏機密を含む聖洗礼儀の構成は、4世紀のギリシャ教父であるイェルサリムの聖キリル(エルサレムの聖キュリロス)が著した『啓蒙者の為の機密講話』(Catecheses mystagogicae)に言及されており、洗礼機密と傅膏機密が連続して行われる事は当時から現代の正教会に至るまで変わらない伝統として保持されている。 カトリック教会・聖公会での堅信に相当するが、カトリック教会・聖公会における幼児洗礼の場合には、堅信は信仰の自覚ある者に成長してから洗礼と別に行なわれるのが一般的であるが、正教会の傅膏機密は幼児洗礼の場合にも、洗礼機密に引き続き行なわれる(現代の西方教会では成人洗礼の場合、洗礼と堅信を同時に行うことも珍しくない)。.

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八端十字架

ノヴォシビルスクでの十字行。先導する八端十字架とイコン。先頭の少年が持つのは至聖三者のイコン。 八端十字架(はったんじゅうじか、Eight-pointed Cross)は、ロシア正教会・ウクライナ正教会で頻繁に用いられ、ブルガリア正教会、セルビア正教会などのスラヴ系正教会でよく用いられる十字・十字架である。アメリカ正教会、フィンランド正教会、日本正教会でも広く用いられている。また、古儀式派でも頻繁に用いられる。すなわち、ロシアだけで使われている十字では無いため、ロシア十字(Russian Cross)といった通称は、あまり正確な呼び名ではない(後述)。ただし、ギリシャ正教会をはじめとしたギリシャ系の正教会ではあまり使われない。 「八端十字架」の名称は8箇所の先端部分が存在することに由来する。 この十字のみが正教会の十字と言う訳ではなく、他にもギリシャ十字などが正教会で多用される。 以下、正教会に関わる本項では日本正教会の訳語を断りなく用いる場合がある。.

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光明週間

光明週間(こうめいしゅうかん、Διακαινήσιμος εβδομάδα, Светлая седмица, Bright Week)もしくは光明週(こうめいしゅう)とは、復活大祭の後に続く1週間を指していう、正教会暦における期間。 復活の喜びと永遠の生命の賜物の満ち溢れる期間とされるトマス・ホプコ著・イオアン小野貞治訳『正教入門シリーズ2 奉神礼』60頁、西日本主教区(日本正教会)。復活祭期は復活大祭から升天祭前日まで設定されており、光明週間は復活祭期の始まりの週である。 復活大祭、光明週間月曜日、光明週間火曜日、光明週間水曜日、光明週間木曜日、光明週間金曜日、光明週間土曜日の、計7日間で構成される『正教会暦 2009年』日本ハリストス正教会教団。正教会では復活大祭についてイースターよりもパスハという呼称が好まれること、日本語表記「光明週間月曜日」が存在することなどから、これにつき「イースターマンデー」といった表記は日本正教会では用いられない。 また光明週間は不禁食週間(ふきんしょくしゅうかん)と位置づけられ、斎 (ものいみ)は行われず、ご馳走を食べ、神の恵みに感謝する。不禁食週間としては他に、大斎の前にある「税吏とファリセイの主日」に続く週、降誕祭の期間などがある。 光明週間中、普段は奉神礼で定められた場面以外では閉ざされているイコノスタシスの門が開け放たれる。ただし光明週間であっても、門を勝手に必要なく出入りすることは(未信徒はもとより、正教徒であっても、さらに至聖所に普段仕えている教衆であっても)許されない。日本正教会においては通例、門扉を開けた上で、花瓶などを使って花などが門に置かれ、勝手に出入りしないよう示す。 光明週間には、復活大祭と同様の聖体礼儀をはじめとした奉事が毎日行われ、十字行が毎日繰り返される奉事例(ティピコン)がある(但し大規模な修道院を除き、日本正教会を含め多くの街の教会では、この奉事例通りに奉神礼を執行しているものは極めて稀である)。 聖体礼儀、婚配機密、時課、パニヒダ・埋葬式・永眠者のためのリティヤといった永眠者の記憶のための諸奉神礼などの公祈祷はもとより、私祈祷に至るまで様々な祈りにおいて、光明週間を含む復活祭期の間パスハの讃詞などが歌われ、復活が特に記憶されることとなっている。.

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(かみ)は、信仰の対象として尊崇・畏怖  されるもの。 一般的には「古代ギリシア語:Θεός テオス、ラテン語:deus、Deus デウス、英:god、God」にあたる外来語の訳語として用いられるが、これらの意味と日本語における「神」は厳密には意味が異なるとされる。詳細は下記を参照。また、英語において、多神教の神々はGodではなく、頭文字を小文字にしてgod、複数形:gods、もしくはdeity、複数形:deitiesと区別する。.

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米州カノン的合法正教会常設主教会議

米州カノン的合法正教会常設主教会議(Standing Conference of the Canonical Orthodox Bishops in the Americas, 略称: SCOBA)は正教会の教会組織。カノン上合法な正教会組織間の協力関係を促進する事を目指し、米州における教育・慈善・宣教活動の情報交換機関として活動していた。 SCOBAのメンバーは南北アメリカにある正教会の大主教・府主教・主教達から構成された。これらの主教品が管轄する教区はギリシャ正教の古い総主教庁であるコンスタンディヌーポリ総主教庁(全地総主教庁、トルコ・イスタンブール)、アンティオキア総主教庁(シリア・ダマスカス)、アレクサンドリア総主教庁(エジプト)、エルサレム総主教庁、さらにモスクワ総主教庁、およびこれらとキノニア関係にある諸教会と、相互にキノニア関係にあった。これら諸教会とキノニア関係を保ちつつも、SCOBAには所属していない教会組織・教区(例えば在外ロシア正教会)も存在した。 米州カノン的合法正教会常設主教会議は北中米カノン的合法正教会主教会議に継承され、発展的に解消された。.

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生神女庇護祭

生神女庇護祭(しょうしんじょひごさい)は、正教会で祝われる祭の一つであり、日本正教会で用いられる訳語である。生神女は、日本正教会で最も頻繁に用いられる聖母マリアの称号であり、しばしば「生神女マリヤ」という呼称が用いられる。 ユリウス暦を採用する正教会では現行の暦上の10月14日に祝われ、グレゴリオ暦に近い修正ユリウス暦を使用する正教会では現行の暦上の10月1日に祝われる。日本正教会では現行の暦上の10月14日に祝われている。.

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異端

端(いたん、heresy あるいは heterodoxy)とは、.

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独立正教会

立正教会(どくりつせいきょうかい、Αυτοκεφαλία, Автокефалия, Autocephaly(Autocephalous Church))とは、ヒエラルキーを有する教会、特に正教会と非カルケドン派の教会において、その最高位の主教がより上位の主教に対して報告を行わない教会の地位形態をいう。.

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聖体礼儀

聖体礼儀(聖體禮儀、せいたいれいぎ、,, )は正教会で最も主要な機密である聖体機密を含む、最も重要な奉神礼。 正教会において聖体礼儀は、「教会それ自体の真の本質であるたったひとつの共同の機密」「天上と地上の神の共同体としての教会の本質の一つの機密的現れ」「ハリストスの神秘的な『からだ』」「ハリストスの『花嫁』としての教会のかけがえのない機密的啓示」であるとされる。それゆえ場合によっては、単に「祈りの一つ」「機密の一つ」と捉えることを否定するのみならず、「最大の祈祷」「最高の祈祷」という表現すら(祈祷という枠組みにとどまらないのでそうした表現をさらに越えると捉えられることから)不適当であるとされることすらある。 イイスス・ハリストス(イエス・キリストのギリシャ語読み)自身により、機密制定の晩餐(最後の晩餐)において制定されたとされる。 聖体機密のみならず神品機密も聖体礼儀において行われる。 聖体礼儀をはじめとする奉神礼は教会の聖伝であり、正教会である限り聖体礼儀の構造への恣意的な変更は認められない。 聖体にかかる礼拝という点ではカトリック教会のミサ、聖公会およびプロテスタントにおける聖餐式に相当するが、正教会の聖体礼儀とカトリック教会のミサとは形式は全く異なるものであり、聖体礼儀をミサと呼ぶのは誤りである。.

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聖マクシモス

聖マクシモス(580年頃 - 662年8月13日、Μάξιμος ο Ομολογητής, Maximus Confessor, Maximus the Confessor)は、キリスト教の神学者であり修道士。正教会・カトリック教会・聖公会・ルーテル教会で聖人。マクシムス、マクシム、マキシモス、マキシムとも転写される。 ギリシア教父の一人に数えられる。 各言語のΟμολογητής・Confessorの部分は、日本正教会では表信者、日本のカトリック教会では証聖者と訳される。正教会では克肖表信者聖マクシムとも呼ばれ『諸聖略伝 二月』7 - 12頁、日本ハリストス正教会府主教庁 (平成元年5月22日発行)カトリック教会では証聖者マクシモスと呼ばれる。 学問研究者によっては教派色をさけるため、告白者マクシモスと訳されることもある。 単意論への反駁で知られる。.

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聖ニコライ聖堂

聖ニコライ聖堂は、ニコライの名を持つ聖人を記憶するキリスト教の聖堂。「ニコライ」はブルガリア語・ロシア語・ベラルーシ語・ドイツ語等における転写であり、ギリシャ語でのニコラオス、ルーマニア語でのニコラエ、英語でのニコラス等に相当する。「聖ニコライ聖堂」との転写を用いる場合、正教会の優勢な地域で主に用いられるブルガリア語・ロシア語のものが多いことから、正教会の聖堂が多い。 ギリシャ語圏での聖堂は「聖ニコラオス聖堂」、ルーマニア語圏での聖堂は「聖ニコラエ聖堂」、英語圏での聖堂は「聖ニコラス聖堂」となるが、本項ではこれらも併せて扱う。 ミラ・リキヤの奇蹟者聖ニコライが記憶されている事が多いが、他の聖ニコライが記憶されている場合もある。.

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聖ニコラス大聖堂 (ワシントンD.C.)

ワシントンD.C.の聖ニコラス大聖堂は、アメリカ正教会の首座主教:全アメリカおよびカナダ府主教・ワシントン大主教の座所である、首座主教座大聖堂である。コンスタンティン・ホワイトが1998年から主任司祭として大聖堂に奉職している。.

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聖シノド

聖シノド(Σύνοδος, Свяще́нный Сино́д Holy Synod)とは正教会における、教会を管掌する組織の一種である。首座主教によって主宰され、通常メンバーたる主教達によって構成され、首座主教は主教達に対して説明責任を有する。聖シノド(Holy Synod)は組織それ自体の公式名称として使用され、しばしば単にシノド(Synod)と呼ばれる、メンバーによる実際の会合とは区別される。またローマ・カトリック教会でも東方典礼カトリック教会における教会会議も聖シノドと呼ばれる。.

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聖金口イオアン聖体礼儀

聖金口イオアン聖体礼儀(せいきんこうイオアンせいたいれいぎ、Η Θεία Λειτουργία του Χρυσοστόμου, Литургия Иоанна Златоуста, The Divine Liturgy of St.)は、正教会における聖体礼儀の種類のひとつ。日本正教会による訳語。金口イオアン聖体礼儀・金口イオアンの聖体礼儀・金口聖体礼儀等とも表記される。 なお、一般に見受けられる『聖ヨハネ・クリュソストモスの典礼』『聖ヨハネス・クリソストムスの典礼』等といった表記は誤訳である(後述)。 4世紀のキリスト教の聖人、金口イオアン(Ιωάννης ο Χρυσόστομος:イオアンニス オ フリソストモス)によって編纂された聖体礼儀であるためにこの名がある。.

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首座主教

首座主教(しゅざしゅきょう、Προκαθήμενοι, Primate, Примас)とは、キリスト教の聖職者の役職のひとつである。正教会に属する日本ハリストス正教会、および聖公会に属する日本聖公会などで用いられる用語である。 英語表記は "Primate" が一般的だが、アングリカン・コミュニオンのうち、スコットランド聖公会と歴史上その流れを汲んだ米国聖公会では "Presiding Bishop" と呼ぶ。聖公会には「総裁主教」(そうさいしゅきょう)との表記もある。.

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高橋保行

イオアン高橋保行(たかはし やすゆき、イオアンは聖名:1948年 - )は、正教会の長司祭、神学者、歴史家。 東京都生まれ。1972年、聖ウラジミール神学大学院卒業。1974年、東京復活大聖堂司祭に叙聖される。1993年から東京女子大学講師として教鞭をとった。また日本ハリストス正教会の聖職者養成機関である東京正教神学院でも講師を務めた。後にアメリカ合衆国に渡り、2008年6月現在アメリカ正教会で司祭職を務めている。.

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露米会社

露米会社(ろべいかいしゃ。Russian-American Company、Российско-американская компания)は、極東と北アメリカでの植民地経営と毛皮交易を目的とした、ロシア帝国の国策会社・勅許会社である。1799年、パーヴェル1世から、官僚・外交官のニコライ・レザノフへの勅許により成立した。.

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葬儀

葬儀(そうぎ)あるいは葬式(そうしき)とは、人の死を弔うために行われる祭儀、葬制の一部である。.

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至聖三者大聖堂

至聖三者'''」 至聖三者聖セルギイ大修道院内にある至聖三者大聖堂。1422年から1423年に建設された。 至聖三者大聖堂(しせいさんしゃだいせいどう、英語:Holy Trinity Cathedral、ロシア語:Троицкий собор トローイツキイ・サボール)とは、至聖三者を記憶する正教会の大聖堂。当記事では非カルケドン派のものも含めた世界各地に存在する至聖三者大聖堂の一覧を掲載する(下方)。大聖堂のみならず、修道院や通常の聖堂にも至聖三者を記憶する「至聖三者修道院」「至聖三者聖堂」「至聖三者教会」は数多くあり、当記事の一覧でも若干扱う。 「至聖三者」とは「三位一体の神」を意味する日本正教会の用語である。「三位」「一体」それぞれの語は日本正教会でも忌避されないが、「三位一体」のようにセットで用いられる事は日本正教会ではまれであり、「三位一体聖堂」「三位一体大聖堂」といった表記は日本正教会では用いられない。単に「聖三者」とも奉神礼では呼ばれるが、修道院や聖堂の名には「至聖三者」を用いる慣例がある。 トロイツキー大聖堂もしくはトロイツキー聖堂とも呼ばれるが、これはロシア語で「至聖三者」(Троица)を意味する形容詞"Троицкий"をそのまま片仮名で転写したものである。したがって、非スラヴ語圏の正教会(グルジア正教会、ルーマニア正教会、ギリシャ正教会など)の至聖三者大聖堂には、トロイツキー大聖堂との呼称は滅多に使われない。.

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至聖三者大聖堂 (シカゴ)

の至聖三者大聖堂(しせいさんしゃだいせいどう、 Holy Trinity Cathedral, Chicago)は、アメリカ正教会中西部主教区の、至聖三者を記憶する大聖堂である。20世紀で最も影響力のあった建築家の一人ルイス・サリヴァンが手がけた数少い教会堂のうちの一つ。 1903年に聖別され、1976年にアメリカ合衆国国家歴史登録財 、1979年にシカゴの歴史的建造物に指定 。.

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連祷

連祷(れんとう、ἐκτένεια, Ектения, Ektenia)とは、正教会における公祈祷(礼拝)の重要な構成要素の一つ。 輔祭(輔祭がいない場合は司祭)と詠隊(聖歌隊)が歌い交わす形式を採る。.

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OCA

OCA.

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正教会の教会機構一覧

正教会の機構一覧は世界各地に広がる各正教会の一覧である。 例外はあるものの、正教会の組織は国名もしくは地域名を冠した組織を各地に形成するのが基本である。コンスタンディヌーポリ総主教庁、アレクサンドリア総主教庁、アンティオキア総主教庁、エルサレム総主教庁、ロシア正教会、セルビア正教会、ルーマニア正教会、ブルガリア正教会、グルジア正教会、ギリシャ正教会、日本正教会などは個別の組織名であって教会全体の名ではない。いずれの地域別の教会組織も、正教として同じ信仰を有している。教会全体の名はあくまで正教会であり、「ロシア正教に改宗」「ルーマニア正教に改宗」といった表現は誤りである。.

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正教会暦

正教会暦(せいきょうかいれき、Ορθόδοξο εορτολόγιο, Православный календарь, Eastern Orthodox liturgical calendar)とは、正教会で用いられる暦。正教徒の送る信仰生活における一定の生活様式の習得と保持といった役割や高橋 p210、正教会の生活における「時の成聖」の役割を担うほか、常に起きるかつて起きた出来事の今日的現実化をもたらすアルフェエフ、高松 p95。 正教会暦に従い奉神礼が構成される。聖書の読む箇所、聖人や出来事の記憶日、主要な年間の祭日に関連する祭日・斎日(ものいみび)のルールにも関わっている日本ハリストス正教会教団が毎年発行している『正教会暦』にも、聖書の読む箇所、聖人や出来事の記憶日、主要な年間の祭日に関連する特別な祭日・斎日が記載されている。これは他国の暦も同様である。。正教会暦は9月1日に始まるユリウス暦を使用する正教会における正教会暦上の「9月1日」は、21世紀現在のグレゴリオ暦では9月14日に相当する。。 正教会暦は、復活大祭(パスハ)を中心とする周期を構成する動暦と、日にちで固定されている不動暦とで構成される高橋 p211。そのうち、祭日については、動暦に属するものは移動祭日(Moveable Feasts)、不動暦に属するものは固定祭日(Fixed Feasts)と呼ぶ。移動祭日は全て復活大祭に関わるものであり、復活大祭に応じて年毎に祝われる月日が変わる。他方、固定祭日は毎年同じ月日に祝われるものであるホプコ、小野 p39。 聖人を記憶する祭などは、絶えず増補がなされている。正教会において正教会暦は固定化したものではなく、生きた聖伝を構成している。.

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永遠の記憶

ヴァの手を取り人々を地獄から引き上げる情景。他、小さく左上に、十字架上のハリストス受難の光景、ハリストス埋葬、空の墓が描かれている。 永遠の記憶(Αιωνία η μνήμη, 教会スラヴ語: Вечная память, Memory Eternal)とは、正教会における祈祷文。 埋葬式、パニヒダ、永眠者のためのリティヤなどの末尾に詠隊によって歌われるほか、永眠した者の霊の安息を神に願い祈る際に、「永遠の記憶」と単独で用いられる。その対象は正教徒に限定されず、正教徒では無い永眠者の霊の安息を祈る「異教人のパニヒダ」の末尾でも「永遠の記憶」が歌われる。.

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日本のキリスト教史

日本のキリスト教史(にほんのキリストきょうし)では、日本におけるキリスト教の歴史とその展開について述べる。日本の宗教全般については日本の宗教を、世界のキリスト教の歴史については、キリスト教の歴史を参照のこと。.

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日本ハリストス正教会

函館ハリストス正教会復活聖堂 聖マトフェイ聖堂 日本ハリストス正教会(にほんハリストスせいきょうかい)は、キリスト教の教会。自治独立が認められている正教会所属教会のひとつである。ハリストスは「キリスト」の意(こうした独自の表記・翻訳については後述する)。英語表記は"Orthodox Church in Japan"である(略号はOCJ)。 通称・略称として日本正教会とも呼ばれる。1970年以前、自治正教会となっていなかったころにも、日本の正教会は日本人正教徒およびロシア人正教徒から「日本正教会」と呼ばれていた。 正教会は一カ国に一つの教会組織を置くことが原則だが(日本正教会以外の例としてはギリシャ正教会、ロシア正教会、ルーマニア正教会など。もちろん例外もある)、これら各国ごとの正教会が異なる教義を信奉しているわけでは無く、同じ信仰を有している。 19世紀後半(明治時代)に、ロシア正教会の修道司祭聖ニコライ(のち初代日本大主教)によって正教の教えがもたらされ、これがその後の日本ハリストス正教会の設立につながった。聖ニコライによって建立されたニコライ堂(東京復活大聖堂)、函館の復活聖堂、豊橋の聖使徒福音記者マトフェイ聖堂は、国の重要文化財。 本項では日本ハリストス正教会で用いられている用語を断りなく用いることがある。.

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教理

教理(きょうり、doctrina, doctrine、ドクトリン)は、宗教上の教え。ここではキリスト教における「教理」(doctrine)の語義とその指す内容とを、おもに教派別に扱う。「教義」(dogma)と同義の場合もあれば、異なる意義を持つ場合もある。キリスト教における「教理」の語義は、教派や時代によって異なっている。 近年のキリスト教関連の著作物では、dogmaに「教義」を、doctrineに「教理」を当てているが、日本の和英辞典では特に使い分けをしていないものもある。本項では、訳語「教理」「教義」が、"doctrine" "dogma" に対応して使い分けられている用例を中心に概念整理をした上で、各教派における理解につき詳述する。.

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晩課

晩課(ばんか)とは、正教会の晩の奉神礼、およびカトリック教会の晩の典礼をいう。英語の"Vespers"に対応する、両教派に共通する訳語であるが、教派によって構成はかなり異なっている。音楽作品についてはラテン語("Vesperae")からそのまま転写してヴェスペレと呼ばれる事がある。 東西教会の別を問わず、教会暦は日没を一日の区切りとするため、いずれの教派においても、日没後に行われる晩課は、一日の初めの時課となる。 聖公会での夕の礼拝(Evening Prayer)に相当する。.

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