3 関係: アジ化カリウム、アジ化銅(I)、アジ化鉛(II)。
アジ化カリウム
アジ化カリウム(Potassium azide)は、KN3の化学式を持つ化合物である。アジ化水素のカリウム塩であり、結晶は正方晶を作る。水酸化カリウムとアジ化水素との反応によって得られ、熱するか紫外線を照射するとカリウムと窒素ガスに分解する。重金属のアジ化物とは異なり、衝撃には敏感ではないが、急速に加熱すると爆発する。 土壌の硝化阻害剤として働くことが知られている。また、加熱分解によって金属カリウムと窒素に分解することから、純粋なカリウムを製造するために利用される。.
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アジ化銅(I)
アジ化銅(I)(アジかどう(I)、copper(I) azide)は、組成式が CuN3 の無機化合物の一つ。220で発火する。 アジ化ナトリウム(NaN3)と硫酸銅(II)(CuSO4)を含む水溶液に亜硫酸水素カリウム(KHSO3)を入れるとアジ化銅(I)の白色沈殿を生成する.
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アジ化鉛(II)
アジ化鉛(II)(あじかなまり に、lead(II) azide)とは鉛のアジ化物で、爆薬として使用される。現在では DDNP への移行が進みあまり使用されなくなっているが、DDNP に比べて熱に強いため耐熱雷管などには現在でも起爆薬として使用されている。実際に雷管に使用する場合には着火性を良くする為にトリシネートやテトラセンを混合する。 近年では鉛による環境汚染の問題から忌避されるようになり、使用されなくなりつつある。.
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