ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
インストール
ブラウザよりも高速アクセス!
 

りょうけん座矮小銀河II

索引 りょうけん座矮小銀河II

りょうけん座矮小銀河II(Canes Venatici II Dwarf Galaxy)は、りょうけん座の方角にある矮小楕円体銀河である。2006年にスローン・デジタル・スカイサーベイのデータから発見された。太陽からは約15万パーセク離れており、約130km/sの速度で向ってきている。楕円形(軸比 ~ 2:1)で、光が半減する半径は約74パーセクである。 りょうけん座矮小銀河IIは、銀河系の伴銀河では最も小さく最も暗いものの1つであり、合計の光度は太陽光度の約8000倍(絶対等級は約-4.9)であり、典型的な球状星団よりもずっと暗い。しかし、質量は250万太陽質量もあり、質量光度比は約340である。質量光度比の大きさは、かみのけ座矮小銀河IIは暗黒物質に占められていることを意味する。 りょうけん座矮小銀河IIを構成する恒星は、120億歳以上の古い恒星が多い。金属量は、ととても低く、重元素の量が少なくとも太陽の150分の1以下であることを示している。この銀河の恒星は、恐らく宇宙でも最初期に形成されたものである。現在は、りょうけん座矮小銀河IIの中で星形成は行われていない。また、これまで中性水素原子は検出されておらず、存在するとしても上限は14000太陽質量である。.

1 関係: 天文学に関する記事の一覧

天文学に関する記事の一覧

天文学に関する記事の一覧(てんもんがくにかんするきじのいちらん)は、天文学に関連する記事を集める所です。目的および使い方等は案内をご覧ください。記事の更新状況は、サイドバーの ""かMediaWiki:recentchangeslinked(天文学に関する記事の一覧)をクリックしてください。.

新しい!!: りょうけん座矮小銀河IIと天文学に関する記事の一覧 · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »