宇治郷 (神戸市)と角川日本地名大辞典
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宇治郷 (神戸市)と角川日本地名大辞典の違い
宇治郷 (神戸市) vs. 角川日本地名大辞典
宇治郷(うじのごう)は、兵庫県神戸市のかつてあった地名である。現在では、宇治川にその地名を残す。 八部郡宇治郷は、和名類聚抄(承平年間(931年 - 938年)編纂)摂津国八田部郡の郷の1つとして、奈良期から平安期に見える郷名。 「宇治」の名の初出は天平十九年(747)の『法隆寺伽藍縁起并流記資財帳』とされる。Wikipedia会下山より、"『法隆寺伽藍縁起并流記資財帳』には、「雄伴郡宇治郷宇奈互丘」あるいは、「宇奈五丘」(うなごおか)の名で記載されている。・・なお、雄伴郡は、淳和天皇の時代、天皇の諱である「大伴」(おおとも)に発音が近いことから、八部郡(やたべぐん)と改名された。仁徳天皇の妃八田皇女の名代が付近にあったためとも言われている。改名当初は八田部郡と書いた。"とある。 なお、「行基年譜」には、「行基が天平2(730)年に宇治郷に船息院と尼院を建てた」とある。また、天平15(743)年に「大輪田船息 在摂津国兎原郡宇治」(後の大輪田泊であろう)とある。船息院は、大輪田船息と関係しているのであろう。 P69 2013年11月 著者 大国正美 神戸新聞総合出版センター ISBN 9784343006035. 『角川日本地名大辞典』(かどかわにほんちめいだいじてん)は、角川書店の出版による日本の地名辞典である。 著者は「角川日本地名大辞典」編纂委員会で、委員長を務めた竹内理三は本書を制作する目的として「民族遺産としての地名を将来に伝えること」、現代の地名を収録したことについては「現代の社会生活上の必要を満たし、地域の現状を歴史として後世に伝えること」としている(それぞれ本書冒頭の「編纂のことば」より引用)。.
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