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字母

索引 字母

字母(じぼ、letter)とはアルファベット表記における書記素である。アブジャド、アブギダでもあらわれる。字母は文字と一致する場合もあるが、文字体系、言語、民族によっては、文字より小さい単位を字母とみなす場合もあり、補助的な記号(ダイアクリティカルマークなど)を字母に含めない場合もある。 Category:文字 Category:媒体 Category:アルファベット.

9 関係: ダイアクリティカルマークアルファベットアブギダアブジャド記号言語民族文字書記素

ダイアクリティカルマーク

ダイアクリティカルマーク()または発音区別符号(はつおんくべつふごう)は、ラテン文字等の文字で、同じ字形の文字であるが、発音が区別されるべき場合に文字に付される記号のこと。あえて日本語の文字で似た概念を探せば、濁点と半濁点に相当するであろう。満州文字における圏点もこれに類似したものといえる。.

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アルファベット

アルファベット(alphabet)は、ひとつひとつの文字が原則としてひとつの子音または母音という音素をあらわす表音文字の一種であり、また、それを伝統的な配列で並べたものをいう。「アルファベット」という語は、ギリシア文字の最初の2文字 α, β の読み方である「アルファ」(ἄλφα)、「ベータ」(βήτα)に由来する。 日常語において「アルファベット」という単語は主にヨーロッパ系の言語の文字一覧を表すが、学術的には後述する定義を満たしさえすればヨーロッパ系の言語でなくともよい。また、文字一覧はどの言語習得においても初期に学ぶことであるから、「学習の初歩」を意味することもある。 なお、英語の「alphabet」という単語は日常語においてもヨーロッパ系言語に限らない文字一覧を表す。たとえばハングルはKorean alphabetと呼ばれる。 日本においては「アルファベット」の語は、世界でもっとも広く通用している代表的なアルファベットであるラテン文字(ローマ字)の代名詞としても定着しており、一方で(歴史的経緯により)「ローマ字」の語を日本語のラテン文字化に限定する用法も一般的である。 形式言語とオートマトンの理論の用語では、その対象とする文字列や文などに現れる要素(終端記号)を「アルファベット」という。これは、一般的な用語のアルファベットとだいたい同様に文字のことを指すこともあるが、文字というよりは語にあたる「トークン」のことである場合もある。詳細は、アルファベット (計算機科学) の記事を参照。.

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アブギダ

アブギダ(abugida。アルファシラバリー alphasyllabary、シラビックス syllabics とも)は、文字体系の分類のひとつ。子音の符号(書記素)だけを書くと、子音にある決まった母音が続くものとして読む。その母音をなくしたいときや、ほかの母音を続けたいときは、補助的な符号を使うなどしてそのことを明示するのが普通である。デーヴァナーガリーなどの、インド語派で用いられるブラーフミー系文字のさまざまな文字体系をはじめとして、現在世界で用いられる文字体系のおよそ半数はアブギダである。.

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アブジャド

アブジャド(abjad。時に子音文字または単子音文字 consonantary とも)とは、文字体系の分類のひとつ。ひとつの子音に対し、通常ひとつの音素文字をもつ。アブジャドは、子音のみを基本的な書記素で表し、母音はそうしないという点で、アルファベットと異なる。アブジャドはまた、母音の音を音韻論的に暗示し、表記体系にはニクダーやハラカのような母音マークがあるものの、必ず書かなければならないというわけではないという点で、アブギダとも異なる。アブギダでは、母音をダイアクリティカルマーク、字のわずかな変形、独立した書記素などによって必ず付加する。特別な記号を使って随伴母音を脱落させることで、子音だけを明示できるアブギダもある。音節文字では、書記素で完全な音節を表示する。 アブジャドおよびアブギダという用語はピーター・T・ダニエルズの創案になるものである。.

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記号

記号(きごう、Sign)とは、情報伝達や思考・感情・芸術などの精神行為の働きを助ける媒体のことである。狭義には、文字やマーク、絵など、意味を付された図形を指すが、広義には表現物、ファッションや様々な行為(およびその結果など)までをも含む。.

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言語

この記事では言語(げんご)、特に自然言語について述べる。.

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民族

民族(みんぞく)とは一定の文化的特徴を基準として他と区別される共同体をいう。土地、血縁関係、言語の共有(母語)や、宗教、伝承、社会組織などがその基準となるが、普遍的な客観的基準を設けても概念内容と一致しない場合が多いことから、むしろある民族概念への帰属意識という主観的基準が客観的基準であるとされることもある。また、日本語の民族の語には、近代国民国家の成立と密接な関係を有する政治的共同体の色の濃い nation の概念と、政治的共同体の形成や、集合的な主体をなしているという意識の有無とはかかわりなく、同一の文化習俗を有する集団として認識される ethnic group(ジュリアン・ハクスリーが考案)の概念の双方が十分区別されずに共存しているため、その使用においては一定の注意を要する。 .

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文字

文字(もじ)とは、言葉・言語を伝達し記録するために線や点を使って形作られた記号のこと。文字の起源は、多くの場合ものごとを簡略化して描いた絵文字(ピクトグラム)であり、それが転用されたり変形、簡略化されたりして文字となったと見られる。.

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書記素

書記素(しょきそ、grapheme)とは、書記言語において意味上の区別を可能にする最小の図形単位をいう。口頭言語における音素に相当する。字素(じそ)、文字素(もじそ)、図形素(ずけいそ)ともいう。文字のほか、数字などの記号、あるいはそれらを構成する基本的要素を指す。 音素文字では、基本的には単一の書記素が単一の音素に対応する。しかし実際には、複数の書記素が単一の音素に対応する場合(例えば、英語の k, c → )や、逆に単一の書記素が複数の音素に対応する場合(c →, )があるほか、連続する複数の書記素が単一の音素に対応する場合(sh → 、ph → など)や、単一の書記素が連続する複数の音素に対応する場合(x → )もある。 異なる字が同じ書記素を表す場合、「異書記」または「異字」(allograph)という。例えば大文字と小文字、ひらがなとカタカナ、あるいはギリシア文字やアラビア文字で語中での位置によって字形が変わる場合がある。これらは便宜的に区別して用いられるが、区別せずに用いても理解できないわけではない。 1つの文字が複数の書記素から構成される文字体系も多い。この場合には書記素に当たる図形単位を字母と呼ぶことが多い。例えば漢字の偏旁や、ハングルの字母(音素を表す)は、一般には複数を組み合わせて1つの字を構成する。数字では、ローマ数字でI (1) とV (5) からIV (4) を構成する例がある。 また、基本書記素(字母)に特殊記号(これも書記素である)をつけて文字を構成する例は非常に多い。例えば日本語の濁音字(ガ)は、基本書記素(カ)と濁点を組み合わせたものである。音素文字でも、例えば基本書記素にアクセント記号やウムラウトなどの記号(ダイアクリティカルマーク)をつけて別の文字とする例は多い。 子音あるいは特定の音節を表す基本字母に、母音を表す特殊記号を付加して(あるいは字形を変形して)一般の音節を表記する体系をアブギダと総称し、これにはインド系の諸文字やエチオピアのゲエズ文字などがある。 スペイン語ではch、ll、rrといった連字(つまり2つの書記素からなる)を1文字として扱っていたが、現在は2文字としている。さらに印刷などのために複数の文字を続けて合字とする例もある。ドイツ語のßももとは合字であるが、現在は単一文字と考えられている。Wは合字ではなく、VまたはUと区別するために作った文字である。 *.

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