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ヨーイング

索引 ヨーイング

ヨーイング (yawing) とは、乗り物など前後・左右・上下が決まった物体が、上下を軸として(つまり、水平面内で)回転すること。ヨー (yaw) とも。なお、左右を軸にした回転がピッチング (pitching) またはピッチ (pitch)、前後を軸にした回転がローリング (rolling) またはロール (roll) である。 主に、航空機、自動車、船舶、鉄道車両について言うことが多い。 飛行機がヨーイングを制御する(ヨーイングする、またはヨーイングを抑える)には、方向舵(ラダー)を使う。ただし、ラダーのみで旋回を行った場合は、横滑りの危険が生じる。実際に飛行機が旋回を行う場合は、旋回方向へのローリング、そして機体が傾いた状態からはピッチングを併せて行うのが通常である。そのため飛行機の旋回においては、ローリング、ヨーイング、ピッチングの3動作が全て関わる事になる。 鉄道車両のヨーイングについては蛇行動を参照。.

20 関係: 加速度左右上下乗り物ローリングピッチングオイラーの運動方程式スリップ (航空)スピンステアリング前後回転飛行機航空機自動車鉄道車両蛇行動方向舵

加速度

加速度(かそくど、acceleration)は、単位時間当たりの速度の変化率。速度がベクトルなので、加速度も同様にベクトルとなる。加速度はベクトルとして平行四辺形の法則で合成や分解ができるのは力や速度の場合と同様であるが、法線加速度、接線加速度に分解されることが多い。法線加速度は向きを変え、接線加速度は速さを変える。 速度を v とすれば、加速度 a は速度の時間 t についての微分であり, と定義される。 平面運動を極座標(r,θ)で表した場合、動径方向・角方向成分はそれぞれ となる。 一般に「減速度(げんそくど)」と言われるのは、負(進行方向と反対)の加速度の事である。また、進行方向を変える(曲がる)のは、進行方向とは異なる方向への加速度を受けるという事である。 遠心力による加速度を遠心加速度という。 物体に加速度がかかることと、力が加わることとは等価である。(運動の第2法則) ちなみに、加速度の単位時間当たりの変化率は、加加速度あるいは躍度とよばれる。.

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左右

この写真の場合、1, 2, 3, 4, 5がある方向が右、7, 8, 9, 10, 11がある方向が左となり、6と12は左右の区別の内に含まれない。 左右(さゆう、ひだりみぎ)とは、六方位(六方)の名称の一つで、横・幅を指す方位の総称。絶対的な方向ではなく、おのおのの観測者にとって、上(同時に下)と前(同時に後)の方向が定まった時に、そしてその時初めて、その観測者にとっての左と右の方向が決まる。前後、上下とは直角に交差し、左と右は互いに正反対である。 アナログ時計に向かって、7 から 11 までの文字盤がある方向を左(ひだり)、1 から 5 までの文字盤がある方向を右(みぎ)という。あるいは南を下、北を上とした時、東の方向が右、西の方向が左となる。 左右の概念は、また鏡像関係にある二つの存在を区別するためにも援用される。.

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上下

上下(じょうげ、うえした)とは、六方位(六方)の名称の一つで、高さ・深さを指す方位の概念を表す言葉である。.

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乗り物

乗り物 乗り物(のりもの、vehicle)とは、人を乗せて移動するもの大辞泉「乗り物」。馬車、籠、汽車、電車、自動車、船、飛行機、人力車 等々の総称。語としては「乗り物」で交通機関を指すことも。 英語の「vehicle ヴィーィクル」の語源は、フランス語の「véhicule ヴェイキュール」が17世紀に英語に入ったものであり、さらにその語源はラテン語の「vehiculum ウェヒクルム」であり、これは「vehere ウェヘレ」(「運ぶ」)という動詞の派生語である。ドイツ語の「ファールツォイク」(Fahrzeug)でも総称であるが、生物を含まない、道具としての「乗り物」を指す。なお vehicle は、さらにはヒトが乗れないため「乗り物」ではない無人機(:en:Uncrewed vehicle)を含む移動する機器類一般(の、どれか)を、指す場合もある。 「輸送機器」「輸送(用)機械」などといった類義語もあるが、これらの語はしばしば、ヒトの移動を目的とする「乗り物」よりもむしろ貨物が移動することに焦点があてられている。.

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ローリング

ーリング (rolling) とは、乗り物など前後・左右・上下が決まった物体が、前後の軸に対して回転(あるいは傾斜)すること。単にロール (roll) ともいい、船舶では横揺れという。なお、左右の軸まわりの回転がピッチング (pitching) またはピッチ (pitch)で、上下軸まわりの回転がヨーイング (yawing) またはヨー (yaw)と呼ぶ。 特に、航空機、船舶、自動車について言うことが多く、ロール量は角度で表される。ロール方向の動きに制限の少ない航空機では、90度、180度、360度ロールなども可能である。機体の中心軸の回転運動成分をローリング、その回転角度をロール角という。なお、路面、線路の傾き(カント)や、二輪車で車体を傾ける操作など、ロール方向の傾斜をバンク(bank)と呼ぶこともある。.

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ピッチング

ピッチング (pitching) とは、乗り物など前後・左右・上下が決まった物体が、左右を軸として(いわゆる「上下に」)回転すること。ピッチ (pitch) とも。なお、前後を軸にした回転がローリング (rolling) またはロール (roll)、上下を軸にした回転がヨーイング (yawing) またはヨー (yaw) である。 主に、航空機や船舶について言うことが多い。.

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オイラーの運動方程式

力学において、オイラーの運動方程式(オイラーのうんどうほうていしき)とは剛体の回転運動を表す式である。 一般に、トルク と角運動量 の関係は、剛体の回転中心、または剛体の重心を原点とする慣性系においては次のような表式となる。 剛体に固定された座標系における角運動量 と、剛体の角速度ベクトル を使うとこの式は以下のように表される。 慣性主軸座標系では主慣性モーメント によって と表せることを使い、これを成分ごとに分解して整理すると、以下の式になる。.

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スリップ (航空)

リップは航空機がその前面からの気流に対して相対的に横方向へ偏移する航空力学的状態。滑り(すべり)とも呼ばれる。.

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スピン

ピン (spin)は、英語で自転を指す語。糸などの繊維を紡ぐことも意味する。 スピン(Spin).

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ステアリング

テアリング(英語:steering)とは、乗り物の進行方向を任意に変えるためのかじ取り装置のこと。日本語の専門用語では「操舵装置」という。 小型船舶から、自転車、オートバイ、自動車から戦車にいたる陸上の車両まで広く使用されている。 以下では自動車で使われるステアリング機構とステアリング・ホイール(ハンドル)について説明する。.

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前後

背中はヒトの体の後側にある 前後(ぜんご、まえうしろ)とは、六方位(六方)の名称の一つで、縦や奥行を指す方位の総称。この内、進む方向を前(まえ)、これと対蹠に退く方向を後(うしろ)という。 古くは「まへ」「しりへ」とも呼ばれた。「へ」は方向を指し、「まへ」は目の方向、「しりへ」は背の方向である。.

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回転

回転(廻転、かいてん、rotation)は、大きさを持たない点または大きさを持つ物体が、ある点を中心としてあるいは直線を軸として、あるいは別の物体の周りを回る運動。この点を回転中心、この直線を回転軸という。回転中心や回転軸が回転する物体の内部にある場合を特に自転というときもある。まさに運動している状態を指す場合も、運動の始状態から終状態への変化や移動を指す場合もある。前者の意味を強調したい場合は回転運動ということもある。 転じて、資金などの供給・サービス業の客の出入りなどをこう称する場合がある。.

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飛行機

飛行機(ひこうき、airplane, aeroplane, plane)とは、空中を飛行する機械である航空機のうち、ジェットエンジンの噴射もしくはプロペラの回転から推力を得て加速前進し、かつ、その前進移動と固定翼によって得る揚力で滑空及び浮上するものをいう平凡社『世界大百科事典』23巻1988年版 p.409-417【飛行機】 項目執筆担当木村秀政・導入部p.409-410。 「飛行機」という表現は、森鴎外が「小倉日記」1901年(明治34年)3月1日条に記したのが初出だとされる。.

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航空機

航空機(こうくうき、aircraftブリタニカ百科事典「航空機」)は、大気中を飛行する機械の総称である広辞苑 第五版 p.889「航空機」。.

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''アメリゴ・ヴェスプッチ'' 船(ふね、舟、舩)とは、人や物をのせて水上を渡航(移動)する目的で作られた乗り物の総称である広辞苑 第五版 p.2354「ふね【船・舟・槽】」。 基本的には海、湖、川などの水上を移動する乗り物を指しているが、広い意味では水中を移動する潜水艇や潜水艦も含まれる。動力は人力・帆・原動機などにより得る。 大和言葉、つまりひらがなやカタカナの「ふね」「フネ」は広範囲のものを指しており、規模や用途の違いに応じて「船・舟・槽・艦」などの漢字が使い分けられている。よりかしこまった総称では船舶(せんぱく)あるいは船艇(せんてい)などとも呼ばれる(→#呼称参照)。 水上を移動するための乗り物には、ホバークラフトのようにエアクッションや表面効果を利用した船に近いものも存在する。また、水上機や飛行艇のように飛行機の機能と船の機能を組み合わせた乗り物も存在し、水上機のフロートや飛行艇の艇体は「浮舟」(うきぶね)と表現される。 なお、宇宙船や飛行船などの水上以外を航行する比較的大型の乗り物も「ふね」「船」「シップ」などと呼ばれる。これらについては宇宙船、飛行船などの各記事を参照のこと。また舟に形状が似ているもの、例えば刺身を盛る浅めの容器、セメントを混ぜるための容器(プラ舟)等々も、その形状から「舟」と呼ばれる。これらについても容器など、各記事を参照のこと。.

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帆船の舵 スクリューの後方に配された舵。大型船。金属製。 舵(かじ、rudder ラダー)とは、主に船舶の進行方向を自在に定めるための機構、およびその操作部を指す。 水中の板そのものを舵と呼ぶと同時に、船の操縦者である「操舵手」が操作する輪状の操作部も舵、または「操舵輪」と呼ばれる。操舵手が舵を操作することを「操舵」と呼ぶ。 船舶にならい、航空機や自動車などでも進行方向を変える操作を「操舵」と呼んだり、その機構を同じく「舵」と呼ぶ場合がある。それらの多様な操向に関しては、動翼やステアリングを参照のこと。.

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自動車

特殊作業車の例(ダンプカー) 自動車(じどうしゃ、car, automobile)とは、原動機の動力によって車輪を回転させ、軌条や架線を用いずに路上を走る車のこと。.

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鉄道車両

鉄道車両(てつどうしゃりょう)は線路またはそれに準じる軌道の上を走行する車両である。.

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蛇行動

蛇行動(だこうどう)は鉄道車両における自励振動現象である。主として直線部を高速で走行するときに、車体や台車、車軸などが垂直軸まわりの回転振動(ヨーイング)を起こす現象であり、上から見て蛇がくねって進むような運動をするため蛇行動と呼ばれる。発生した場合、乗り心地の悪化、軌道や台車・車体への損傷、影響が大きい場合は脱線事故を引き起こすこともあり、とりわけ高速化にあたっては本現象への対策が重要である。 また、本稿では蛇行動を抑制するヨーダンパ等の機構についても解説する。.

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方向舵

方向舵(ほうこうだ、英語:rudder)は飛行機の操縦に用いる動翼の一つである。ラダーとも呼ばれる。垂直尾翼後部にある翼型の可動部分であり、機体の重心を貫く上下軸を中心とした動きを制御する。簡単に言うと、左右の首振り運動(ヨーイング)を起こしたり止めたりすることに使う。主翼の補助翼と併用して、定常釣り合い旋回をする。 操縦感覚という比較的評価のしにくい性能にかかわる部分であるため、垂直尾翼まわりは設計者の個性がでる。中島飛行機の小山技師の設計による戦闘機の方向舵は一貫して下ふくれの上下通しの方向舵が採用されていて、迎え角の大きい時の操縦性の確保を狙ったとされている。.

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