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カトリック教会

索引 カトリック教会

カトリック教会(カトリックきょうかい、)は、ローマ教皇を最高指導者として全世界に13億人以上の信徒を有する、キリスト教最大の教派。その中心をローマの司教座(聖座、ローマ教皇庁)に置くことから、ローマ教会、ローマ・カトリック教会とも呼ばれる。

目次

  1. 370 関係: 助祭原理主義原罪ちくま文庫偽史みすず書房十字軍単意論司祭司教司教座聖堂叙階同性愛堅信大司教大主教大シスマ大正大浦天主堂天主天球の回転について女性差別奇跡妊娠中絶婚姻の秘跡孤児院学問の自由学者実体守護聖人宗教右派宗教改革対抗宗教改革小高毅崇敬不思議のメダイ両性説中世ヨーロッパ中国天主教愛国会主の祈り主日七十人訳聖書世俗世界観三位一体平成久野桂一郎人工授精府主教五つのソラ... インデックスを展開 (320 もっと) »

  2. プロライフ

助祭

助祭(じょさい、)はキリスト教における教会職務のひとつで、ギリシャ語のδιάκονος(奉仕者の意)を語源とする。カトリック教会では、司祭につぐ職位。正教会では「輔祭」の訳語を、聖公会などプロテスタントでは「執事」という訳語を用いている。 ラテン語ではdiaconusといい、トリエント公会議では「聖職位階の上位」であったが、第2バチカン公会議ではそれまで存在した副助祭、祓魔師、読師、守門という四つの下級叙品が廃止されたため、現代では「聖職位階の下位」(『教会憲章』29項)となっている。 第二バチカン公会議以来、助祭を司祭への通過点や、ミサなどの典礼における単なる「司祭の補助」と見なすのではなく、助祭として固有の職務を再確認する方向に進んでいる。これに伴い司祭には叙階されず、既婚者もなりうる終身助祭 (permanent deacon) の制度が復活し、最近では日本でも登場し始めている。

見る カトリック教会と助祭

原理主義

原理主義(げんりしゅぎ、fundamentalism、ファンダメンタリズム)は、主に以下の意味で使用されている。

見る カトリック教会と原理主義

原罪

ミケランジェロの『原罪と楽園追放』 原罪(げんざい、original sin, peccatum originaleカトリック大辞典 II, p172 昭和42年)は、キリスト教内の西方教会において最も一般的な理解では、アダムとイヴから受け継がれた罪のこと。

見る カトリック教会と原罪

ちくま文庫

ちくま文庫(ちくまぶんこ)は、株式会社筑摩書房が発行している文庫レーベル。1985年(昭和60年)12月より刊行が開始された。フォーマットならびに基本的な装幀は安野光雅がデザインした。

見る カトリック教会とちくま文庫

偽史

偽史(ぎし、)とは、事実でない、まがいものの歴史のことである。

見る カトリック教会と偽史

みすず書房

株式会社みすず書房(みすずしょぼう)は、哲学、科学、心理学、現代史、西洋史、社会学などの専門書を中心にした出版活動を行う学術出版社である。旧社名は美篶書房。

見る カトリック教会とみすず書房

十字軍

第1回十字軍によるアンティオキア攻囲戦 十字軍(じゅうじぐん、cruciata、croisade、crusade)とは、中世に西欧カトリック諸国が聖地エルサレムをイスラム教諸国から奪還することを目的に派遣した遠征軍のことである。 一般には、上記のキリスト教勢力による対イスラム遠征軍を指すが、キリスト教異端に対する遠征軍(アルビジョア十字軍)や北欧や東欧の非キリスト教圏に対する征服戦争(北方十字軍)などにも「十字軍」の名称は使われている。 実態は必ずしも「キリスト教」の大義名分に当て嵌まるものではなく、中東に既にあった諸教会(正教会・東方諸教会)の教区が否定されてカトリック教会の教区が各十字軍の侵攻後に設置されたほか、第4回十字軍や北方十字軍などでは、正教会も敵として遠征の対象となっている。また、目的地も必ずしもエルサレム周辺であるとは限らず、第4回以降はイスラム最大勢力であるエジプトを目的とするものが多くなり、最後の十字軍とされることもある第8回十字軍は北アフリカのチュニスを標的としている。

見る カトリック教会と十字軍

単意論

単意論(たんいろん、Μονοθελητισμός, Monothelitism)もしくは単意説(たんいせつ)とは、キリストの人格にはただ1つの意志があるのみとする説。

見る カトリック教会と単意論

司祭

司祭(しさい、Priest、Sacerdos, Presbyter、Ιερέας, Πρεσβύτερος)とは、キリスト教における聖職者の位階の一つ。正教会、東方諸教会、カトリック教会、聖公会に存在する。 プロテスタントには、「万人祭司」の教理により司祭がおらず、指導者(教役者、教職者)として牧師がいる。

見る カトリック教会と司祭

司教

司教(しきょう、Episcopus, bishop)は、カトリック教会の位階の一つで、ある司教区(教区)を監督する聖務職のこと。 正教会や聖公会などではこれに相当するのは「主教」と呼び、福音主義(ルター派)教会やメソジストでは「監督」と呼ぶ。 なお、カトリック教会でも中国語・朝鮮語は訳語に「主教」を採用している(例:天主教台湾地区主教団)。

見る カトリック教会と司教

司教座聖堂

司教座聖堂(しきょうざせいどう)は、カトリック教会の教区の中心となる教会の聖堂のこと。カテドラル()、大聖堂とも呼ばれる。 東方教会や聖公会で司教座聖堂に相当するものは、日本語では「主教座聖堂」と呼ばれる。ただし正教会においては、大聖堂と主教座聖堂は、必ずしも同義ではない。

見る カトリック教会と司教座聖堂

叙階

叙階(じょかい)とは、キリスト教カトリック教会の秘跡(サクラメント)の一つで聖職者を任命すること。 正教会では神品機密(叙聖)に相当。聖公会では聖職者按手(叙任)に相当するが、聖奠ではなく聖奠的諸式に位置づけられる。プロテスタント教会では按手礼に相当するが、サクラメントとは位置づけられていない。

見る カトリック教会と叙階

同性愛

同性愛(どうせいあい)、ホモセクシュアリティ(Homosexuality)ホモセクシャリティとも表記。は、男性同士または女性同士の間での性愛や、同性への性的指向を指す。同性愛の性質を持っている人のことを同性愛者(どうせいあいしゃ)、ホモセクシュアル(Homosexual)ホモセクシャルとも表記。という。ホモセクシャルの略語であるホモが主に男性同性愛者に対して使われる場合があるが、差別的に使われてきた歴史的文脈から蔑称だとする考えもある。 本項では同性愛の一般概要について記す。「日本における同性愛」は同項を参照。

見る カトリック教会と同性愛

堅信

堅信(けんしん、Χρίσμα, Confirmatio, Confirmation (or Chrismation), Konfirmation, Миропомазание)とは、キリスト教の一部教派において、信者が洗礼を受けた後、一定の儀礼において聖霊の力、ないし聖霊の恵みを受けるとされる概念。 キリスト教の教派のうち、正教会、東方諸教会、カトリック教会、聖公会、および一部のプロテスタント(ルター派教会など)で行われる『キリスト教大事典』394頁、教文館、昭和48年 改訂新版第2版。プロテスタントには堅信の概念が存在しない教派も多い。「堅信」は概念を指す名称であり、「堅信礼」または「堅信式」は儀式を指す名称である。正教会では傅膏機密が概念に相当し、儀礼の名称が「聖洗礼儀」である。

見る カトリック教会と堅信

大司教

大司教の紋章 大司教(だいしきょう、Archiepiscopus)は、カトリック教会の聖職者位階司教の範疇に属する聖務職。正教会と聖公会では大主教に相当する。他言語のほとんどでは区別せず、たとえば英語ではともにアーチビショップ(archbishop)である。カトリックの教会行政では特定の司教に与えられる栄誉称号であるが、聖職者としては司教と同様の位階ながらもしばしば他の司教を超える大きな権限を享有した。 カトリック教会の教会法において4種類に分類される。

見る カトリック教会と大司教

大主教

大主教(だいしゅきょう、、ギリシア語: Αρχιεπίσκοπος (archepiskopos) )または大司教は、キリスト教の役職のひとつで、主教または司教の中で権威の高い位として用いられる称号。日本の正教会、ルター派、聖公会で「大主教」を用い、日本のカトリック教会は大司教を使う。

見る カトリック教会と大主教

大シスマ

大シスマ(だいシスマ)。

見る カトリック教会と大シスマ

大正

大正(たいしょう)は、日本の元号の一つ。 明治の後、昭和の前。大化以降229番目、245個目南北朝時代の北朝の元号を除くか含めるかによる。の元号である。大正天皇の在位期間である1912年(大正元年)7月30日から1926年(大正15年)12月25日まで。 日本の元号として初めて、元年から最終年である15年までの全期間グレゴリオ暦が用いられた。日本史の時代区分上では、元号が大正であった期間をという。本項ではこの時代についても記述する。

見る カトリック教会と大正

大浦天主堂

大浦天主堂(おおうら てんしゅどう)は、長崎県長崎市にあるカトリックの教会堂である「天主教」は、かつて使われたカトリック教会の漢字表記で、中華人民共和国では現在もそう表記される。。江戸時代幕末の開国後、1864年(元治元年)に竣工した。日本に現存するキリスト教建築物としては最古である。正式名は日本二十六聖殉教者聖堂。その名のとおり日本二十六聖人に捧げられた教会堂で、殉教地である長崎市西坂に向けて建てられている。 1953年(昭和28年)、国宝に指定された。また、2007年(平成19年)にユネスコの世界遺産(文化遺産)暫定リストへ掲載が決まり、2018年(平成30年)に登録が決まった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する文化財の1つである。

見る カトリック教会と大浦天主堂

天主

天主(てんしゅ)。

見る カトリック教会と天主

天球の回転について

『天球の回転について』(てんきゅうのかいてんについて、Nicolai Copernici Torinensis De revolutionibus orbium coelestium, Libri VI、英語訳: On the Revolutions of the Heavenly Spheres by Nicolaus Copernicus of Torin 6 Books)は、1543年に出版されたニコラウス・コペルニクスの地動説を主張した著書である。 1512年から行われた第5ラテラン公会議においては、教会暦の改良についても議論された。このとき意見を求められたものの、1年の長さと月の運動の知識が不十分であったため問題の解決ができなかったことを認識したコペルニクスが、太陽系の構造を根本から考えなおしたものである。1539年にゲオルク・レティクスがコペルニクスの弟子となりコペルニクスの手稿を読み、レクティスの天文学の師のヨハネス・シェーナーに概要を送り、1540年に Narratioとして出版された。Narratioの評判とレクティスの強い勧めにより『天球の回転について』の出版にコペルニクスは同意し、彼の死の直前に出版された。

見る カトリック教会と天球の回転について

女性差別

女性差別(じょせいさべつ)とは、女性に対する性差別である。男尊女卑(だんそんじょひ)とも呼ばれる。対義語は男性差別という。女性差別撤廃を目指す思想や運動をフェミニズムという。

見る カトリック教会と女性差別

奇跡

奇跡(奇蹟、きせき、miracle)は、人間の力や自然法則を超え、神など超自然のものとされるできごと。基本的には宗教および信仰と結びついていることが多い。 奇跡という表現はどちらかと言うとキリスト教などを中心として用いられる用語で、それに相当するような内容を仏教や神道では「霊験」(れいげん)と言い、たとえば「霊験あらたか」などと表現する。

見る カトリック教会と奇跡

妊娠中絶

妊娠中絶(にんしんちゅうぜつ、abortion)とは、妊娠の持続中断や子宮内容の排出を意味する。自然妊娠中絶と人工妊娠中絶とに分けられるが、基本的には後者を指す場合が多い。 中絶時期からは妊娠24週未満の場合を流産(自然妊娠中絶)、娩出後も生存可能な24週から37週未満の場合を早産と呼ぶ。流産の場合には子宮内の胎児は生命保持不可能な状態での娩出であり、人工妊娠中絶はこの期間内に行われ、人工流産・人工中絶とも呼ばれる。 妊娠中絶の時期により、妊娠12週(3ヶ月)以後から6か月までの死児の出産を「死産」と表記する。避妊ミスをした際に性交後72時間以内の緊急避妊薬(アフターピル)服用も中絶と呼ぶ場合もあるが、実際には妊娠後も中絶出来る「中絶薬」とは別である。

見る カトリック教会と妊娠中絶

婚姻の秘跡

婚姻の秘跡(こんいんのひせき)とは、カトリック教会の結婚であり、七つの秘跡の一つである。結婚の秘跡とも呼ばれるようにもなり、カトリック教会のカテキズムの日本語版では「結婚の秘跡」と書かれている。(以下、ここでは「結婚の秘跡」と表記する)。

見る カトリック教会と婚姻の秘跡

孤児院

孤児院(こじいん、 または children's house)は、親や世話してくれる近親者のない子供、孤児を収容し、養護するための施設である。 日本においては、かつては1929年(昭和4年)4月2日公布、1932年(昭和7年)1月1日施行の救護法第6条に「本法ニ於テ救護施設ト称スルハ養老院、孤児院其ノ他ノ本法ニ依ル救護ヲ目的トスル施設ヲ言フ」と法令で定められた用語であったが、救護法は1946年(昭和21年)10月1日に失効し、同様の施設については1948年(昭和23年)1月1日施行の児童福祉法によって「養護施設」、1998年(平成10年)4月1日施行の同法改正によって「児童養護施設」と改称されている。

見る カトリック教会と孤児院

学問の自由

学問の自由(がくもんのじゆう、)は、自由権の一種であり、研究・講義などの、真理探究のための活動において、他者からの干渉や制限を受けない自由。

見る カトリック教会と学問の自由

学者

学者(がくしゃ)とは、学問の研究や教授を専門職とする人、または、学問のある人、豊富な知識のある人。一般に博識な人や物知りな人物に対しても用いられる。一般には研究者(けんきゅうしゃ)と同義の言葉と扱われる。学問の専門家。

見る カトリック教会と学者

実体

実体(じったい、,, )は、古代ギリシアから使われている古典的な哲学用語。文脈によって様々な意味をもつが、基本的には「真に存在するもの」を意味する。

見る カトリック教会と実体

守護聖人

ヨーロッパの守護聖人 守護聖人(しゅごせいじん、ラテン語:patronus)は、キリスト教の伝統的な信仰の一つで、特定の職業・活動や国、地域などを、ゆかりのある聖人(あるいは天使)がそのために取りなし、守っているという思想。カトリック教会および正教会でよく見られる信仰である。

見る カトリック教会と守護聖人

宗教右派

アメリカ合衆国における宗教右派(しゅうきょううは、Religious right)は、主にキリスト教を信仰する保守的勢力の総称である。対義語は宗教左派。 自分たちの保守的信仰理解と価値観とを政治に反映するために積極的に行動する人々ではあるが、様々な党派があり、統一された思想がある訳ではない。ここでは、アメリカ合衆国大関(2005)、p.16の宗教右派であるキリスト教右派(キリストきょううは、Christian right)について触れる。

見る カトリック教会と宗教右派

宗教改革

ティンダルの殉教 フスの殉教 神はわがやぐら キリスト教綱要 宗教改革(しゅうきょうかいかく、Protestant Reformation)とは、16世紀(中世末期 - 近世)の西方キリスト教世界における教会体制上の革新運動である。贖宥状に対するルターの批判がきっかけとなり、以前から指摘されていた教皇位の世俗化、聖職者の堕落などへの信徒の不満と結びついて、旧教(ローマ・カトリック教会)から新教の分離へと発展した。 新教として、プロテスタントにはルターによるルター教会、チューリッヒのツヴィングリやジュネーヴのカルヴァンなど各都市による改革派教会などが成立した。この他にアナバプテスト(今日メノナイトが現存)など急進派も、当時は力を持っていた。また、後述の通り、ヘンリー8世によって創始されたイングランド国教会はプロテスタント諸派とは成立背景を異にし、教義や典礼もカトリックに近い。

見る カトリック教会と宗教改革

対抗宗教改革

対抗宗教改革(たいこうしゅうきょうかいかく)は、16世紀のトリエント公会議を頂点としたカトリック教会内の改革刷新運動のこと。かつては反宗教改革という語が用いられていたが、近年の研究の結果、改革運動は宗教改革より以前に始まっていたことがわかり、カトリック改革とも呼ばれるようになってきている。

見る カトリック教会と対抗宗教改革

小高毅

小高 毅(おだか たけし、1942年11月5日『キリスト教年鑑2015年版』790頁。 - )は、日本のカトリック教会司祭、神学者。

見る カトリック教会と小高毅

崇敬

崇敬(すうけい、veneration)とは、一般的に「崇め敬うこと」を意味する。ユダヤ教、ヒンズー教、イスラム教、仏教など、すべての主要宗教の各教派の信者によって、正式または非公式に、聖人の崇敬が実践されている。 キリスト教では、崇敬は正教会、カトリック教会、東方典礼カトリック教会などの教派によって実践されている。カトリック教会においては、本来の信仰対象である三位一体の神、すなわち「父なる神」と「御子イエス・キリスト」と「聖霊」に対する崇拝と区別して、人間である聖母マリアや聖人たちに使用する用語・概念である。

見る カトリック教会と崇敬

不思議のメダイ

不思議のメダイ(ふしぎのメダイ、Médaille miraculeuse、Miraculous Medal)は、聖母マリアの出現を目撃したフランスのカトリック修道女カトリーヌ・ラブレ(カタリナ・ラブレ日本のカトリック教会では、カトリーヌ・ラブレのことを慣習的にカタリナ・ラブレと呼ぶことが多く、この名でよく知られている。参照: 女子パウロ会)が、聖母マリアによって示されたお告げとイメージをもとにデザインしAnn Ball, 2003 Encyclopedia of Catholic Devotions and Practices ISBN 0-87973-910-X page 356Mark Miravalle, 1993, Introduction to Mary ISBN 978-1-882972-06-7, pages 190-191、金細工師のアドリアン・ヴァシェットが製作したメダル(médaille。

見る カトリック教会と不思議のメダイ

両性説

両性説(りょうせいせつ, Δυοφυσιτισμός, Dyophysitismus, Dyophysitism)または両性論(りょうせいろん)は、キリスト教用語で、キリストが神性と人性を持つという考え方。イエス・キリストをどう理解するかというキリスト論の発展の歴史の中で生み出され、議論された。

見る カトリック教会と両性説

中世ヨーロッパ

中世ヨーロッパ; ヨーロッパ史の時代区分; 分野 *。

見る カトリック教会と中世ヨーロッパ

中国天主教愛国会

中国天主教愛国会(ちゅうごくてんしゅきょうあいこくかい、Chinese Patriotic Catholic Association、略称: CPA、CPCAまたはCCPA)は、本部を中華人民共和国北京市後海柳蔭街14号に置く、中国政府に公認された、しかし、バチカンからは独立した、カトリックを称する教会である。中国政府による宗教管理組織という評価を受けることが多い。中国天主教主教団と併せて中国カトリックの“一会一団”と呼称される。 その下にカトリック聖職者を養成する中国天主教神哲学院がある。司教団の下に編集組織が設けられ、雑誌『中国天主教』と聖書、宗教書などを編集、出版している。

見る カトリック教会と中国天主教愛国会

主の祈り

エルサレムにある'''主の祈りの教会'''に掲げられているギリシャ語の「主の祈り」 主の祈り(しゅのいのり、Κυριακή προσευχή、Oratio Dominica または冒頭句を取って 、Lord's Prayer)は、キリスト教の最も代表的な祈祷文である。「主祷文」(しゅとうぶん)とも。日本ハリストス正教会では「天主經」(てんしゅけい、天主経)と呼ばれる。 イエス・キリスト自身が弟子たちに教えたと新約聖書に記されている祈祷文であり、キリスト教のほぼすべての教派で唱えられている。

見る カトリック教会と主の祈り

主日

主日(しゅじつ)とは、キリスト教で日曜日を指していう言葉である『キリスト教大事典 改訂新版第9版』教文館、1988年。「主の日」「聖日」とも呼ばれる。主イエス・キリストの復活の日であることから、主の日としてこのように呼ぶ。安息日と同一視されることもあるが、教派によって解釈は異なり、正教会やカトリック教会では元々の安息日は土曜日であるとして、主日とは区別している。

見る カトリック教会と主日

七十人訳聖書

七十人訳聖書(しちじゅうにんやくせいしょ、Septuaginta、「70」の意。LXXと略す)は、ヘブライ語からの現存する最古のギリシア語翻訳である。キリスト教ではほぼ旧約聖書と同義(厳密には宗派で定義が異なる。本項の#構成とテキストを参照)、ユダヤ教では外典とされる。

見る カトリック教会と七十人訳聖書

世俗

世俗(せぞく、英語:Secularity セキュラリティ)とは、「世俗的」(英語:secular セキュラー)であること。政教分離を経て、国家と宗教が分離している状態。 日本語で「世俗」は、「世間一般に見られるさま」「俗世間」「世の中の風俗・習慣」などを意味する。ここでは、Secularityの訳語としての世俗について説明する。

見る カトリック教会と世俗

世界観

世界観(せかいかん、、)とは、世界を一体的に意味づける見方広辞苑第六版【世界観】。一般に、人生観より広い範囲を包含し、単なる知的な理解にとどまらず、より情意的な評価を含むものであり、情意的な面、主体的な契機が重要視される平凡社『哲学事典』。 現代の日本では、漫画、アニメ、テレビゲームなどフィクション作品の舞台となる世界の設定という意味で誤用されることが多いが、人によってはフィクション作品の世界そのもの、あるいは作風や雰囲気といった意味で使う場合もある。

見る カトリック教会と世界観

三位一体

date。

見る カトリック教会と三位一体

平成

上皇) 新元号「平成」を発表する当時の内閣官房長官・小渕恵三(竹下改造内閣/1989年1月7日) 2012年(平成24年)に竣工した東京スカイツリー は、日本の元号の一つ。 100円硬貨 昭和の後、令和の前。大化以降231番目、247個目南北朝時代の北朝の元号を除くか含めるかによる。の元号。明仁(第125代天皇)の在位期間である1989年(平成元年)1月8日明仁が即位したのは昭和天皇崩御の時点である1989年(昭和64年)1月7日午前6時33分であり、同日中に新天皇の署名により「元号を改める政令 (昭和六十四年政令第一号)」が公布され、新元号に改元されたのは同政令の附則の施行期日の定めに基づき、即位の翌日の1月8日午前0時である。

見る カトリック教会と平成

久野桂一郎

久野桂一郎(くの けいいちろう、1910年 - 1990年)は、日本の翻訳家、鉄道官僚。 東京に生まれる。東京大学法学部卒業し国鉄に入社。青函船舶鉄道管理局長ほかを務めた。

見る カトリック教会と久野桂一郎

人工授精

人工授精(じんこうじゅせい、英:Artificial insemination)とは、人為的に採取した雄の精液を雌の生殖器内に注入し受胎を試みることをいい、家畜や水産動物などの繁殖や品種改良のためや、不妊症対策としてヒトに対して用いられる。 人為的に精子を女性の生殖器内部に注入し女性の体内において授精、受胎させる方法を人工授精、精子と卵子を体外に取り出して人為的に結合・受精させ、受精卵をふたたび女性の子宮内に戻して妊娠・出産させる方法を体外受精または人工受精と呼ぶ。「授精」とは雌の生殖器内に精子を授けることで、それが精子と卵子の融合である「受精」に必ずしも繋がるわけでもない。

見る カトリック教会と人工授精

府主教

コンボスキニオン(チョトキ)と呼ばれる、正教会での数珠状の祈りの用具。リヤサを着用している。 府主教(ふしゅきょう、Μητροπολίτης, Митрополит, metropolitan)は、キリスト教のうちで正教会の主教品の位階の一つで、日本正教会の訳語。カトリック教会の管区大司教、あるいは首都大司教に相当する。

見る カトリック教会と府主教

五つのソラ

五つのソラ(いつつのソラ、英語:five solae)は、プロテスタント宗教改革と改革神学者たちの神学を要約したラテン語の語句である。「ソラ」は「〜のみ」を意味するラテン語である。

見る カトリック教会と五つのソラ

使徒

使徒(しと)は、狭義にはイエス・キリストの12人の高弟を指すが、それに近い弟子(パウロ、七十門徒など)にもこの語が用いられることがある。原義は、重要な役割を果たしたキリスト教の宣教者(「神から遣わされた者」)および、その宣教者の総称である。 原語のギリシア語は ἀπόστολος (apostolos) で、「遣わされた者」である。転じて「使者」「使節」をも指す。このギリシア語は、キリスト教文書以外にも出てくるものであるが、キリスト教文書の日本語訳の際だけ「使徒」という専門語を当てて訳すため、両者の単語間には齟齬がある。この点では、他の西洋語も、ギリシア語の形を踏襲しているものの、事情はさして変わらない(apostolus、apôtre、Apostel、apostleなど)。なお、「使徒」という訳語は、漢訳聖書から継いだものである。

見る カトリック教会と使徒

使徒信条

使徒信条(しとしんじょう、Symbolum Apostolicum, Apostles' Creed)は、キリスト教のうち、西方教会(カトリック教会、聖公会、プロテスタント)における基本信条のひとつ。使徒信経(しとしんきょう)とも。ラテン語原文の冒頭の語をとってクレド(Credo) とも呼ばれる。東方を含む世界公会議での承認は受けていない。 なお、東方教会(正教会、東方諸教会)では使用されない。東西両教会で使用されるという意味でより広く使われる基本信条には、ニケヤ信条(ニカイア・コンスタンティノポリス信条)がある。

見る カトリック教会と使徒信条

使徒継承

使徒継承(しとけいしょう、apostolic succession)は、キリスト教においてイエス・キリストの直弟子である十二使徒に直接に連なりその教えを継承するという信念をいう。使徒継承であることを使徒継承性という。日本語の慣行としては、使徒継承の語自体は主にカトリック教会の用語として使われ、正教会では用いられない。正教会ではたんに「使徒の」ということを好む(例:「使徒の教会」)。カトリック教会でも、使徒継承の語は、通常は「使徒的」(しとてき)と訳されるapostolicus(αποστολική(apostolike)に由来)の訳語として使われることもある。

見る カトリック教会と使徒継承

作業

作業 (さぎょう、occupation) とは、日々の生活で行われ、名付けられている一群の活動と課題であり、個人と文化によって価値と意味があたえられたものである。

見る カトリック教会と作業

復古カトリック教会

復古カトリック教会(ふっこカトリックきょうかい、Altkatholische Kirche, Old Catholic Church)は、1870年の第1バチカン公会議で決定された教皇不可謬説などに反対し、ローマ・カトリック教会から分離して成立したキリスト教の教派。おもに1870年代にローマ・カトリック教会から離れた、ドイツ語圏のカトリック教会から構成された。 オランダ・南ドイツ・スイス・オーストリアなど中欧圏を中心に信者がいるほか、アメリカなどにも教会がある。古カトリック教会とも。また同教会の運動・主張を指す場合、復古カトリック主義とも呼称される。初期の著名な指導者にドイツの神学者ヨハン・イグナツ・フォン・デリンガーがいる『キリスト教大事典 改訂新版』911頁、教文館、昭和52年 改訂新版第四版。

見る カトリック教会と復古カトリック教会

信徒使徒職

信徒使徒職(しんとしとしょく 英語:The Lay Apostolate)とは、カトリック教会の一般信徒の活動に対する定義である。一般信徒も洗礼と堅信の秘跡によって社会の福音化のために派遣された使徒であるとし、全ての一般信徒が、イエス・キリストから任命され、派遣された使徒でもあるとするものである。これにより、聖職者、修道者以外の一般信徒も、積極的に布教・奉仕等の教会活動に参加するものとする。これは、カトリック教会の第2バチカン公会議 (1962年~1965年)で採決された「信徒使徒職教令」に基づく。

見る カトリック教会と信徒使徒職

修道女

修道女(nun )とは、女性の宗教的共同体の一員であり、典型的には僧院の中で清貧・貞潔・従順の誓願の下に生活するThe Oxford English Dictionary, vol X, page 599.。修道女の共同体は、仏教、キリスト教、ジャイナ教、道教など、多数の宗教的伝統に存在する。 仏教の伝統における女性修行者は比丘尼として知られ、男性修行者の比丘に対して八敬法を誓う。尼は大乗仏教で最も多いが、最近では他の宗派でも広まっている。 キリスト教において修道女やシスターとして知られる女性宗教者は、カトリック・正教会・聖公会・ルーテル教会などの教派で見られる。この2語は混同して用いられることが多いが、「修道女」が歴史的には盛式誓願を立て、僧院や修道院で祈りと観想の生活を送るのに対し、「シスター」は単式誓願を立て、教育や医療などの分野における祈りの活動と慈善事業に生きる。例としては、1212年にフランシスコ会の中に設立された聖クララ修道会や、1950年にマザー・テレサによって最も貧しい人々のために設立された慈愛の宣教者たちがある。

見る カトリック教会と修道女

修道会

修道会(しゅうどうかい)は、キリスト教の西方教会における会(組織)。カトリック教会においては教皇庁の認可を受けて、誓願を済ませ、共同生活をする。会員は「修道者」(特に男性は「修道士」、女性は「修道女」)と呼ばれる。 なお、東方諸教会・正教会・聖公会・ルター派にも修道院制度は存在するが、前二者の東方教会には修道会制度は存在しない。

見る カトリック教会と修道会

修道院

イスラエルにあるカトリック教会のトラピスト修道院 シナイ山にある正教会の聖カタリナ修道院 カラー写真。 パドゥーラ修道院(イタリア、カトリック教会) グレゴール・ヨハン・メンデル。修道士であると共に、遺伝学の研究も行った 修道院(しゅうどういん、Abbey)は、キリスト教において修道士がイエス・キリストの精神に倣って祈りと労働のうちに共同生活(修道生活)をするための施設。 男子修道院と女子修道院とがあり、いずれにおいても修道士・修道女は独身を守る。いくつかの修道院の集まった修道院群のことを、大修道院と呼ぶ。修道院を有する教派としては、東方諸教会、正教会、カトリック教会、聖公会、ルーテル教会がある。ルーテル教会を除き、プロテスタントには極めて僅かな例外を除いて修道院は無い。

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地動説

地動説の図 地動説(ちどうせつ)とは、宇宙の中心は太陽であり、地球はほかの惑星とともに太陽の周りを自転しながら公転しているという学説のこと。宇宙の中心は地球であるとする天動説(地球中心説)に対義する学説である。太陽中心説「Heliocentrism」ともいうが、地球が動いているかどうかと、太陽と地球のどちらが宇宙の中心であるかは異なる概念であり、地動説は「Heliocentrism」の訳語として不適切だとの指摘もある。聖書の解釈と地球が動くかどうかという問題は関係していたが、地球中心説がカトリックの教義であったことはなかった。地動説(太陽中心説)確立の過程は、宗教家(キリスト教)に対する科学者の勇壮な闘争というモデルで語られることが多いが、これは19世紀以降に作られたストーリーであり、事実とは異なる。

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地獄 (キリスト教)

地獄(じごく、hell)ではキリスト教における地獄について詳述する。 旧約聖書や新約聖書まで、地獄に関する内容が数十箇所に現れる。ギリシャ語聖書の記事中に、「地獄」と訳されることがある語彙は、「ゲヘンナ」(γεεννα、現代ギリシャ語ではゲエンナ)と「ハデース」(ᾍδης、現代ギリシャ語ではアディス)の2種類がある。欽定訳聖書(英語)においては "hell" がいずれに対しても訳語として用いられていて訳し分けられていない。日本語訳聖書においては、この2種類はギリシャ語原文に従って訳し分けられる傾向がある。 最終的な永遠の地獄(ゲヘナ)と、不信仰な死者が最後の審判を待つ黄泉(ハデス)は区別されている。

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地球

地球(ちきゅう、The Earth)は太陽系の惑星の1つ広辞苑 第五版 p. 1706.。水星、金星に次いで太陽から3番目に近いため太陽系第3惑星と言われる。表面に水、空気中に酸素を大量に蓄え、人類を含む多種多様な生命体が生存することを特徴とする惑星である。

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北アイルランド

北アイルランド(きたアイルランド、Northern Ireland、Tuaisceart Éireann、アルスター・スコットランド語: Norlin Airlann)は、イギリスの一部であり、カントリー、州、領土、地域と様々に表現される。 北アイルランドは、アイルランド島の北東部に位置し、南と西にアイルランド共和国と国境を接している。2021年の人口は1,903,175人で、アイルランド島の人口の約27%、英国の人口の約3%を占めている。 1998年に制定された北アイルランド法により設立された北アイルランド議会(所在地にちなんでストームントと呼ばれている)は、様々な権限のある政策を担当しているが、それ以外の分野はイギリス政府が担当している。北アイルランドは、いくつかの分野でアイルランド共和国と協力している。

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北方十字軍

北方十字軍(ほっぽうじゅうじぐん)あるいはバルト十字軍は、カトリック教徒の王国であるデンマーク、スウェーデン、ポーランドvon Güttner-Sporzyński, Darius (2014). Poland, Holy War, and the Piast Monarchy, 1100-1230. Turnhout: Brepols. p. 188.

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ペトロ

ペトロ (שִׁמְעוֹן בַּר־יוֹנָה、Πέτρος、古典ラテン語:Petrus)(生年不明 - 67年?)は、新約聖書に登場する人物で、イエス・キリストに従った使徒の一人。初代ローマ教皇とされる。シモン・ペトロ、ペテロ、ケファともいわれる。聖人の概念をもつキリスト教諸教派(正教会・東方諸教会・カトリック教会・聖公会・ルーテル教会)において聖人とされ、その記念日(聖名祝日)は6月29日(ユリウス暦を使用する正教会では7月12日に相当)である。 カトリック教会においては「使徒の頭」、正教会においてはペトルと呼ばれ、パウロ(パウェル)と並んで首座使徒の一人と捉えられている。

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ミサ

ミサ(, )は、カトリック教会においてパンとぶどう酒を聖別して聖体の秘跡が行われる典礼(祭儀)。司教または司祭が司式し、信者全体が捧げるものとして位置づけられており新要理書編纂特別委員会/編、日本カトリック司教協議会/監修(2003年)『カトリック教会の教え』197頁、カトリック中央協議会、ISBN 9784877501068、カトリック教会で最も重要な典礼儀式である。 カトリック教会における他の典礼や、キリスト教の他教派における礼拝(公祈祷)一般をまとめて「ミサ」と呼ぶ事例がマスメディアや書籍などで散見されるがこれは誤りである及川信『オーソドックスとカトリック―どのように違うのか歴史と多様性を知る』 第二部 三「ミサではないのに」 139頁 - 140頁、サンパウロ ISBN 9784805612279。「ミサ」とは、本項で詳述するカトリック教会における聖体の秘跡にかかる典礼だけを指す語彙である『キリスト教大事典 改訂新版』1033頁、教文館、昭和52年 改訂新版第四版。カトリック教会のミサは、正教会では聖体礼儀に、聖公会およびプロテスタントでは聖餐式に相当する。なお、カトリック教会以外(正教会およびプロテスタント教会)では「ミサ」という表記は全く使われない。教派や祈祷の種別を問わない場合は「礼拝」という表現を使うのが無難である。                       ミサの様式は世界共通で、大多数の地域のカトリック教会で「ラテン典礼」と呼ばれる様式によって行われ、『開祭』『ことばの典礼』『感謝の典礼』『閉祭』という四つの部分で構成される。

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ミサ曲

ミサ曲(ミサきょく)は、カトリック教会のミサ(感謝の祭儀)に伴う声楽曲。 カトリック教会においては、聖体拝領を伴うミサは、教会の典礼儀式の中で最も重要なものである。典礼文の歌唱は、東西分裂前に発する伝統を有する(ただし、こんにちの東方教会の奉神礼で用いられる形式・祈祷文は、西方教会各教派のものとは大きく異なる)。正教会の聖体礼儀に対して「ミサ」の語が誤用される場合があるが、正教会自身が「ミサ」との呼称を聖体礼儀に対して用いる事はない及川信『オーソドックスとカトリック―どのように違うのか歴史と多様性を知る 第二部 三「ミサではないのに」』139頁 - 140頁、サンパウロ ISBN 9784805612279。

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マリア崇敬

マリア崇敬(マリアすうけい、devotion to Maryネメシェギ、荒木関 2009, p. 813.)とは、イエス・キリストの母マリアに仲介者ラテン語: Mediatrix. 仲介者マリア。として神三位一体の神。「父なる神」と「御子イエス・キリスト」と「聖霊」のこと。への執り成しを願うことを中核とする宗教概念。また、その表現や行事などを指す。古代からの伝統によって東方正教会およびカトリック教会において共有されている概念である。聖母崇敬(せいぼすうけい)ともいう。

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マルティン・ルター

マルティン・ルター(Martin Luther 、1483年11月10日 - 1546年2月18日)は、ドイツの神学者、教授、聖職者、作曲家。聖アウグスチノ修道会に属する。 1517年に『95ヶ条の論題』をヴィッテンベルクの教会に掲出したことを発端に、ローマ・カトリック教会から分離しプロテスタントが誕生した宗教改革の中心人物である。

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マルタ

マルタ共和国(マルタきょうわこく、、)、通称マルタ(Malta)は、南ヨーロッパの共和制国家。イギリス連邦および欧州連合(EU)の加盟国で、公用語はマルタ語と英語、通貨はユーロ、首都はバレッタである。1964年にイギリスから独立し、2004年に欧州連合(EU) に加盟した。地中海中央部の複数の島からなる小さな島国で、人口は約44万人。いわゆるミニ国家の一つ。

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マロン典礼カトリック教会

マロン典礼カトリック教会(マロンてんれいカトリックきょうかい、、、)は、レバノンを中心に信者を擁するアンティオキア派の伝統に属するキリスト教東方典礼カトリック教会の一派。マロン派(まろんは)とも呼ばれる。マロンーアンティオキア総大司教の司教座は、レバノンのに置かれている。名前の由来は、4 - 5世紀のアンティオキアで活動した聖マールーン(聖マロン、:en:Maron)に由来するといわれる。レバノン国内では人口のおよそ3割程度を占め、古くから重要な政治ポストを占める最大宗派であり、大統領がマロン派から選出される慣行を持つなど、国内外の政治・経済両面において大きな影響力を持つ。また、その歴史的経緯などから、同じカトリックが多数派であるフランスとは緊密な関係にある。

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マンハッタン宣言

マンハッタン宣言 キリスト者の良心の呼び掛け(マンハッタンせんげん キリストしゃのりょうしんのよびかけ、Manhattan Declaration: A Call of Christian Conscience)は、アメリカ合衆国の保守的福音派、カトリック教会内の保守派、北米聖公会、正教会の指導者152名(発表前日時点)が署名し2009年11月20日に発表されたキリスト教の宣言。進行中の政治および社会的論議を念頭におきつつ、同性結婚や人工妊娠中絶を容認する法制度へ反対するキリスト教、プロライフの立場を再確認し、市民的不服従を通じて積極的にこの立場へ参画することを呼びかけている。

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マクシミリアン・ロベスピエール

マクシミリアン・フランソワ・マリー・イジドール・ド・ロベスピエール(Maximilien François Marie Isidore de Robespierre, 1758年5月6日 - 1794年7月28日)は、フランス革命期で最も有力な政治家であり、代表的な革命家。 ロベスピエールは国民議会や国民公会で代議士として頭角をあらわし、共和主義が勢力を増した8月10日事件から権勢を強め、1793年7月27日に公安委員会に入ってからの約一年間はフランスの事実上の首班として活躍した。9月25日、内憂外患の中でロベスピエールが希望していた国民公会からの完全な信任(独裁権)が、公安委員会の議決を経て認められた。

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マソラ本文

マソラ本文(マソラほんぶん、ほんもん、Masoretic Text)とは、ユダヤ教社会に伝承されてきたヘブライ語聖書(旧約聖書)のテキストをいう。ヘブライ語のマソラ(מסורה)とは伝統の伝達のことを示す語である。 ユダヤ教の成立以後にそれぞれの時代ごとにソーフェリーム、タンナイーム、アモライーム、(Masorete)などと呼ばれる宗教的指導者であり宗教学者でもあるグループがさまざまな編集を加えたものである。

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マタイによる福音書

『マタイによる福音書』(マタイによるふくいんしょ、Κατά Ματθαίον Ευαγγέλιον Kata Matthaion Euangelion、Evangelium Secundum Mattheum)は、新約聖書におさめられた四つの福音書の一つである。 伝統的に『マタイによる福音書』が新約聖書の巻頭に収められ、以下『マルコによる福音書』、『ルカによる福音書』、『ヨハネによる福音書』の順になっている。呼び方としては『マタイの福音書』、『マタイ福音』、『マタイ伝』などがあり、ただ単に『マタイ』といわれることもある。日本ハリストス正教会では『マトフェイに因る聖福音』または『マトフェイによる福音書』という。

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チェコ

、通称チェコは、中央ヨーロッパにある共和制国家。首都はプラハである。 国土は東西に細長い六角形に近い形をしており、北はポーランド、東はスロバキア、南はオーストリア、西はドイツと国境を接する。

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ネストリウス

ネストリウス(ラテン語: Nestorius, Νεστόριος、381年? - 451年?)は、シリアのアンティオキア学派に属するコンスタンティノープル大主教この時代コンスタンティノープルに総主教制は成立していなかった。(在位:428年 - 431年)。 428年にコンスタンティノープルの大主教となったが、イエス・キリストの神性と人性を区別し、イエス・キリストの母マリアは神の母(聖母)ではないとする説を説いた。そのため、431年のエフェソス公会議でネストリウスの説は異端とされ、国外追放となり、エジプトへ移った。なおネストリウスの説は451年のカルケドン公会議において改めて異端とされた。 ネストリウスが異端認定された後、ネストリウス派とも呼ばれる東シリア教会はペルシャ、インド、中国まで拡大し、中国では景教と呼称されるまでになった。

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ネストリウス派

サウジアラビア東部州ジュバイルにあるネストリウス派の教会跡 ネストリウス派(Nestorianism, Νεστοριανισμός)、または東シリア教会は、古代キリスト教の教派の1つ。コンスタンティノポリス総主教ネストリオスにより説かれたキリスト教の一派で、東方教会(東方諸教会)に含まれる。431年のエフェソス公会議において異端認定され、排斥された。これにより、ネストリウス派はサーサーン朝ペルシア帝国へ亡命し、7世紀ごろには中央アジア・モンゴル・中国へと伝わった。唐代の中国においては景教と呼ばれる。のちにはイラクを拠点とする一派アッシリア東方教会などが継承した。 ネストリウス派の見解。キリストの神格と人格が分離している Hogan, ''Dissent from the Creed''.

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ハンガリー

ハンガリー(Magyarország)は、中央ヨーロッパの共和制国家。西にオーストリア、スロベニア、北にスロバキア、東にウクライナ、ルーマニア、南にセルビア、南西にクロアチアに囲まれた内陸国。首都はブダペストである。基本的には中欧とされるが、歴史的には東欧に分類されたことがある。 国土の大部分はなだらかな丘陵で、ドナウ川などに潤される東部・南部の平野部には肥沃な農地が広がる。

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バチカン

バチカンとは、バチカン市国とカトリックの総本山の総称である。国家としてのバチカン市国(バチカンしこく、Status Civitatis Vaticanae、Stato della Città del Vaticano)は、1929年にラテラノ条約により独立国となった南ヨーロッパに位置する国家で、その領域はローマ市内にある。国土面積は世界最小である(0.44km²)ただし、バチカンは国際連合に加盟していないため、国際連合加盟国に限る場合はモナコが国土最小国に該当する。。ヴァチカンやバティカン、ヴァティカン、ヴァティカーノとも表記される。

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バルト海

3月のバルト海北部のボスニア湾は一部氷結している(衛星写真)。 バルト海(バルトかい)は、北ヨーロッパに位置する地中海。ヨーロッパ大陸とスカンディナビア半島に囲まれた海域である。ユーラシア大陸に囲まれた海域と説明されることもある「バルト海」『新版 地学事典』p.1046。 西岸にスウェーデン、東岸は、北から順にフィンランド、ロシア、エストニア、ラトビア、リトアニア、南岸は、東から西にポーランド、ドイツ、デンマークが位置する。 ドイツやスウェーデンではそれぞれ「東海」を意味する「オストゼー」(Ostsee)、「エステンション」(Östersjön)と呼ばれる。 日露戦争の日本海海戦におけるバルチック艦隊もこの海に由来している。

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ポルトガル

ポルトガル共和国(ポルトガルきょうわこく、República Portuguesa)、通称ポルトガルは、南ヨーロッパのイベリア半島に位置する共和制国家。首都はリスボン。ユーラシア大陸最西端の国である。北と東にスペインと国境を接し、国境線の総延長は1,214kmに及ぶ。西と南は大西洋に面している。ヨーロッパ大陸部以外にも、大西洋上にアゾレス諸島とマデイラ諸島を領有している。

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ポルトガルによるアメリカ大陸の植民地化

ポルトガルによるアメリカ大陸の植民地化(ポルトガルによるアメリカたいりくのしょくみんちか)では、大航海時代におけるポルトガル王国の植民活動のうち、新世界における活動について説明する。 ポルトガル王国は、15世紀のヨーロッパ人の世界探検において先駆的な国であった。1494年のトルデシリャス条約によって、新世界はスペインとポルトガルの領域に分けられた。ポルトガルの植民地は南アメリカの一部(主に現在のブラジル)を占めたが、現在のカナダに当たる北アメリカへの入植は失敗に終わった。

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ポーランド

ポーランド共和国(ポーランドきょうわこく、 ジェチュポスポリタ・ポルスカ )、通称ポーランド(、ポルスカ)は、中央ヨーロッパに位置する共和制国家。欧州連合(EU)、北大西洋条約機構(NATO)の加盟国。首都はワルシャワ。 北はバルト海に面し、北東はロシアの飛地カリーニングラード州とリトアニア、東はベラルーシとウクライナ、南はチェコとスロバキア、西はドイツと国境を接する。

見る カトリック教会とポーランド

ポーランド・カトリック教会

ワルシャワ ヴロツワフ スタルガルト ポーランド・カトリック教会(ポーランド・カトリックきょうかい、英語:The Polish Catholic Church)は、ユトレヒト・ユニオン、ポーランド公会議、世界教会協議会(WCC)に属しているポーランドのカトリック教会である。ローマ・カトリック教会(いわゆるカトリック教会)には属していない。 なおその名称に反し、ポーランドの多数派教会ではない。ポーランドで最も一般的な信仰はバチカン管轄下のローマ・カトリックである。

見る カトリック教会とポーランド・カトリック教会

メキシコ

メキシコ合衆国(メキシコがっしゅうこく、)、通称メキシコは、北アメリカ南部に位置する連邦共和制国家。北にアメリカ合衆国と南東にグアテマラ、ベリーズと国境を接し、西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に面する。首都はメキシコシティ。 メキシコの人口は2020年時点で1億2,893万人であり、スペイン語圏においてはもっとも人口の多い国である。国内総生産(GDP)は、中南米地域においてはブラジルに次いで第2位に位置する。人口は増加傾向であり、2019年統計で日本を抜いて世界10位となった。

見る カトリック教会とメキシコ

メキシコ高原

メキシコ高原(メキシコこうげん、)は、メキシコ中央北部の大部分を占めている起伏の激しい台地である。標高は平均で1800メートル(6000フィート)で、総じて北から南に向かって高くなっている。メキシコ高原の東には東シエラマドレ山脈が、西には西シエラマドレ山脈がある。

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モナコ

モナコ公国日本外務省の表記。「モナコ大公国」や「モナコ王国」と訳す場合もある。(モナコこうこく、プランシポテ・ドゥ・モナコ、)、モナコ()は、イタリアのリグーリア州に隣接するコート・ダジュールに位置する西ヨーロッパの主権都市国家、ミニ国家である。北、東、西はフランスと国境を接し、南は地中海に面している。

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ユーロ

ユーロ(記号: €; コード: EUR)は 、欧州連合(EU)加盟27か国のうち20か国で公式に導入されている通貨である。ユーロが主要通貨として使われる国・地域はユーロ圏またはユーロゾーンとして知られており、2019年時点で約3億4,300万人の市民が暮らしている。補助単位はセントで、1ユーロは100セントに相当する。またユーロの補助単位としてのセントを特に別の通貨の補助単位としてのセントと区別するときにはユーロセントと呼び、ユーロセントの硬貨にも「EURO CENT」と表記されている。 世界経済においては国際通貨(ハード・カレンシー)の一つとして扱われており、外国為替市場でアメリカ合衆国ドル(米ドル)に次いで2番目の規模と取引をされている通貨である。

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ユダヤ人

ユダヤ人(ユダヤじん、יהודים、Jews、Djudios、ייִדן)は、ユダヤ教の信者(宗教集団)またはユダヤ教信者を親に持つ者によって構成される宗教信者のこと。原義は狭義のイスラエル民族のみを指した。由来はイスラエル民族のひとつ、ユダ族がイスラエルの王の家系だったことからきている。 ヨーロッパでは19世紀中ごろまでは、イスラエル民族としての用法以外には主としてユダヤ教の信者というとらえ方がなされていたが、近代的国民国家が成立してからは宗教的民族集団としてのとらえ方が広まった。ハラーハーでは、ユダヤ人の母親から生まれた者、あるいは正式な手続きを経てユダヤ教に入信した者がユダヤ人であると規定されている。

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ヨハネ・パウロ2世 (ローマ教皇)

ヨハネ・パウロ2世(羅:Ioannes Paulus II, 伊:Giovanni Paolo II, 1920年5月18日 - 2005年4月2日)は、ポーランド出身の第264代ローマ教皇(在位:1978年10月16日 - 2005年4月2日)。ヨハネス・パウルス2世、ヨアンネス・パウルス2世とも表記される。本名はカロル・ユゼフ・ヴォイティワ(Karol Józef Wojtyła)。

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ヨハネス・ケプラー

ヨハネス・ケプラー(Johannes Kepler、1571年12月27日 - 1630年11月15日)は、ドイツの天文学者。天体の運行法則に関する「ケプラーの法則」を唱えたことでよく知られている。理論的に天体の運動を解明したという点において、天体物理学者の先駆的存在だといえる。また数学者、自然哲学者、占星術師という顔ももつ。

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ヨーロッパ

ヨーロッパ(ポルトガル語・ )は六大州の一つ。漢字表記は欧羅巴であり欧州(おうしゅう)とも呼ぶ。省略する場合は欧の一字を用いる。 ヨーロッパの原風景の一つであるイギリスの世界遺産ダラム城とダラム大聖堂。 国連による世界地理区分。

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ラトビア

ラトビア共和国(ラトビアきょうわこく、Latvijas Republika)、通称ラトビアは、北ヨーロッパの共和制国家。面積約6.5万 km2、人口約189万人(2021年1月時点)、首都はリガ 日本国外務省(2022年7月7日閲覧)。フィンランド、エストニア、リトアニアなどとともにバルト海東岸に位置する国の一つである。北隣のエストニア、南隣のリトアニアを含めたバルト三国 日本国外務省(2022年7月7日閲覧)は1940年にソビエト連邦に占領・併合され、ソ連崩壊に伴い独立「回復」を宣言した(ラトビアは1990年5月)。2004年に北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)に加盟、2014年に通貨ユーロ導入。2016年に経済協力開発機構(OECD)加盟国となった。

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ラテラノ条約

ラテラノ条約(ラテラノじょうやく、Patti Lateranensi、Lateranensia Pacta/Lateranorum Pacta)は、1929年2月11日にローマ教皇庁がファシスト政権下のイタリア王国と締結した政教条約である。同年6月7日に文書が交換されて発効。

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ラテンアメリカ

ラテンアメリカ(Latinoamérica, América Latina, América Latina, Latin America, Amérique latine)は、アングロアメリカに対する概念で、アメリカ大陸の北半球中緯度から南半球にかけて存在する独立国及び非独立地域を指す総称である。 ここでの「ラテン」という接頭語は「イベリア(系)の」という意味であり、これらの地を支配していた旧宗主国が、ほぼスペインとポルトガルであったことに由来している。 多くの地域がスペイン語、ポルトガル語、フランス語などのラテン系言語を公用語として用いており、社会文化もそれに沿ったものであったことから名付けられた。

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ラテン語

は、インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派ラテン・ファリスク語群の言語の一つ。漢字表記は拉丁語・羅甸語で、拉語・羅語と略される。 元はイタリア半島の古代ラテン人によって使われ、古代ヨーロッパ大陸(西部および南部)やアフリカ大陸北部で広範に話され、近代まで学術界などでは主要言語として用いられた。

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ラテン文字

ラテン文字(ラテンもじ、、、ラテンアルファベット)とは、ラテン語や英語などの子音か、または母音の表記に用い、アルファベットに類する文字である。元来、ラテン語の文字であり、古代ラテン人つまり、広義のローマ人が用いたことからローマ文字(ローマもじ)、ローマ字(ローマじ、、)とも呼ばれる。今日、人類社会で最も使用者人口が多い文字である。なお日本語においてローマ字といえば、転じて日本語のラテン文字による転写を指すことが一般である。

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リヴォニア

1619年当時のポーランド・リトアニア連合とリヴォニア。濃い灰色の部分がリヴォニア公国 17世紀後半のリヴォニア。中・北部がスウェーデン・バルト帝国、南部がポーランド・リトアニア連合 リヴォニア(Livonia)は、現在のラトビアの東北部(ヴィドゼメ地方)からエストニアの南部にかけての地域の名称。また、リボニアやドイツ語風にリーフラント(Livland)ともいう。 この地にはフィン・ウゴル系(ウラル語系)とされるリヴォニア語を話すリーヴ人が住んでいたが、現在では人口数百人程度の少数民族となっている。ドイツ騎士団の植民やバルト人・フィン人等との混血により、激減したとされる。現在、住民はほぼバルト系ラトビア人とロシア人で占める。

見る カトリック教会とリヴォニア

リトアニア

リトアニア共和国(リトアニアきょうわこく、Lietuvos Respublika)、通称リトアニア(Lietuva)は、北ヨーロッパの共和制国家国連の分類でリトアニアは北ヨーロッパの国。「地図:国連の分類によるヨーロッパの区分け」。首都はヴィリニュス。フィンランド、エストニア、ラトビアなどとともにバルト海東岸に位置する国の一つである。バルト三国の中では最も南に位置する。ソビエト連邦の崩壊に伴い独立を回復後、2004年に欧州連合(EU)そして北大西洋条約機構(NATO)に加盟、通貨は2015年よりユーロ導入、2018年に経済協力開発機構(OECD)に加盟した。

見る カトリック教会とリトアニア

リヒテンシュタイン

リヒテンシュタイン公国(リヒテンシュタインこうこく、Fürstentum Liechtenstein)、通称リヒテンシュタインは、西ヨーロッパの立憲君主制国家。スイスとオーストリアに囲まれた国であり、ミニ国家の一つである。首都はファドゥーツ。欧州自由貿易連合(EFTA)加盟国。

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リベラル・カトリック教会

リベラル・カトリック教会(リベラル・カトリックきょうかい、Liberal Catholic Church)とは、カトリシズムの形態をとり、使徒継承を主張する教会のうち、神智学と転生を受容する教会。ローマの教皇を中心とするカトリック教会とはコミュニオン関係にない独立カトリック教会である。

見る カトリック教会とリベラル・カトリック教会

リガ湾

リガ湾(リガわん)は、バルト海の東、ラトビアとエストニアの間にある湾。 国際水路機関 (IHO) はリガ湾の範囲を「ラトビア北西岸のLyser Ort とサーレマー島の南端を結ぶ線、さらにサーレマー島の北端とヒーウマー島の南端を結ぶ線、そしてヒーウマー島の北端とエストニア北西岸のSpithami を結ぶ線に囲まれた海域」と定義している。 面積は約18000km2、水深は最大54m。 サーレマー島の南の海峡はイルベ海峡、サーレマー島・ヒーウマー島とエストニア本土に囲まれている支湾はVäinameri海と呼ばれる。 リガ湾沿岸の主な都市はラトビアの首都リガ、エストニアのリゾート地パルヌ。注ぐ河川はダウガヴァ川など。

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ルクセンブルク

ルクセンブルク大公国(ルクセンブルクたいこうこく、、、)、通称ルクセンブルクは、西ヨーロッパに位置する立憲君主制国家である。議院内閣制の大公国。首都はルクセンブルク市。 南はフランス、西と北はベルギー、東はドイツに隣接している。また、ベルギー、オランダの2か国とあわせてベネルクスとも呼ばれる。

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レバノン

レバノン共和国(レバノンきょうわこく、)、通称レバノンは、中東のレバントに位置する共和制国家。首都はベイルート。北と東ではシリアと、南ではイスラエルと国境を接し、西には地中海を挟んでキプロスがある。

見る カトリック教会とレバノン

ロンドン

ロンドン(London )は、イギリスおよびこれを構成するイングランドの首都。イングランドの9つの地域(リージョン)のひとつ。 イギリスやヨーロッパ域内で最大の都市圏を形成している。ロンドンはテムズ川河畔に位置し、2000年前のローマ帝国によるロンディニウム創建が都市の起源である。ロンディニウム当時の街の中心部は、現在のシティ・オブ・ロンドン(シティ)に相当する地域にあった。シティの市街壁内の面積は約1平方マイル(2.6km2)あり、中世以来その範囲はほぼ変わっていない。少なくとも19世紀以降、「ロンドン」の名称はシティの市街壁を越えて開発が進んだシティ周辺地域をも含めて用いられている。ロンドンでは市街地の大部分がコナベーションにより形成されている。

見る カトリック教会とロンドン

ローマ

ローマ(伊/Roma、英/Rome)は、イタリアの首都。欧州有数の世界都市であり、ラツィオ州の州都。

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ローマ問題

ローマ問題(ローマもんだい、伊:Questione romana, 英:Roman Question)は、1861年から1929年にかけてのイタリア王国とローマ教皇庁の間におきた政治的な問題。

見る カトリック教会とローマ問題

ローマ教皇庁

152x152ピクセル ローマ教皇庁(ローマきょうこうちょう、)は、使徒ペトロに由来するとされる使徒継承教会の首長としての地位の継承者として存続するカトリック教会の聖座(使徒座)の(統治)機関のこと(Can. 360 CIC 1983)。また、ローマ教皇の下に全世界のカトリック教会を統率する組織であり、国際法上の主権実体として外交使節の派遣や大使館の設置も行う(バチカン市国基本法第二条)。現在の所在地はローマのバチカンであり、バチカン市国という世界最小の主権国家の中に置かれている。 かつて教皇は世俗の領主のように自らの領地(教皇領)を持っており、事実上国家と同様に独立した行政権を領地内で行使していたが、19世紀末のイタリア統一運動の中で失っている。

見る カトリック教会とローマ教皇庁

ロザリオ

ロザリオ ロザリオ ロザリオ(rosário、rosarium)は、カトリック教会において聖母マリアへの祈り(アヴェ・マリア)を繰り返し唱える際に用いる数珠状の祈りの用具、およびその祈りのことである。 ロザリオの祈りは、カトリック教会における伝統的な祈りで、「アヴェ・マリア」を繰り返し唱えながら福音書に記されているイエス・キリストの主な出来事を黙想していく祈りである 女子パウロ会が、ミサなどの典礼行為ではなく、私的な信心業として伝わるものである。 基本となる祈り方(数え方)が定められていて、珠の数・形状もそれに沿って作られている。

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ワイン

ワイン(vin、wine、vino、Wein)とは、主としてブドウの果汁を発酵させたアルコール飲料(酒)である。葡萄酒(ぶどうしゅ)とも。通常、単に「ワイン」と呼ばれる場合には、ブドウ以外の他の果実の果汁を主原料とする酒は含まない。日本の酒税法では「果実酒」に分類されている。また、日本語での「酒」と同じく、欧州語においてはアルコール飲料(特に果実酒)全体を指す場合もある。 ワインは日常的に飲まれるアルコール飲料でありながら、ギリシャ神話やローマ神話、キリスト教において重要な役割を果たす神聖な存在でもある。また、外観や香りや味わいを鑑賞する嗜好品としても高い地位を獲得しており、食文化を牽引する存在の一つとなっている。長期熟成に耐えうることから、近年ではコレクションや投資の対象としても大きな注目を集めている。

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ヴィエンヌ公会議

ヴィエンヌ公会議(ヴィエンヌこうかいぎ)は、1311年にリヨンに近い都市ヴィエンヌ(現在のフランス南部のイゼール県)で行われたキリスト教の公会議。教皇クレメンス5世によってフランス王フィリップ4世の強い影響下において実施され、テンプル騎士団の解散を命令。

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ボストン・グローブ

ボストン・グローブ(The Boston Globe) は、マサチューセッツ州ボストンにおいて最大の部数を発行するアメリカ合衆国の日刊新聞。ボストンにはもう一つの日刊新聞、ボストン・ヘラルド(Boston Herald)がある。

見る カトリック教会とボストン・グローブ

トリエント・ミサ

聖変化した御血が入ったカリスを奉挙する。荘厳ミサ トリエント・ミサ(Tridentine Mass)は、1570年に定められて以降1970年ごろまで全世界のカトリック教会で共通して用いられたミサの様式。式文のほとんどがラテン語で、「ピオ5世ミサ」(Mass of Saint Pius V)、「伝統的ラテン語ミサ」、「聖伝のミサ」(Traditional Mass)などと呼ばれることもある。 1970年以降、第2バチカン公会議の精神に従って新たに定められた各国語によるミサ形式(「パウロ6世ミサ」とも呼ぶ)が用いられるようになり、トリエント・ミサが行われる機会は少なくなったが、一部の教会やグループが教皇庁と所属司教からの許可を得てトリエント・ミサを行っている場合がある。

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トリエント公会議

Santa Maria Maggiore, Trentoで開催されたトリエント公会議 トリエント公会議(トリエントこうかいぎ、, )は、教皇パウルス3世によって1545年3月15日にトリエント(現在のイタリア共和国トレンティーノ=アルト・アディジェ州トレント)で召集され、1563年12月4日にピウス4世のもとで第25総会を最後に終了したカトリック教会の第19回公会議。トレント公会議(とれんとこうかいぎ、)とも。 諸事情により多くの会期が断続的に行われたが、プロテスタントの宗教改革に対するカトリック教会の姿勢を明確にし、対抗宗教改革といわれるカトリック教会の刷新と自己改革の原動力となった。

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トーラー

トーラー(תּוֹרָה、torah)は、ユダヤ教の聖書(タナハ)における最初の「モーセ五書」のこと(成文トーラー)。また、それに関する注釈を加えてユダヤ教の教え全体を指す場合もある。 トーラーはヘブライ語で書かれており、「教え」という意味を持つ。 ラビ・ユダヤ教においては二重のトーラーという観念があり、口伝トーラーのことも意味する。

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ヘブライ語

ヘブライ語(ヘブライご、ヘブライ語:, Lingua Hebraea)は、アフロ・アジア語族のセム語派に属する北西セム諸語の一つ。ヘブル語、ヒブル語とも呼ばれる。 この言語の名称には揺れがあり、日本語の「ヘブライ語」やドイツ語(Hebräische Sprache)やイタリア語(Lingua ebraica)などは、ギリシア語(εβραϊκή γλώσσα)やラテン語(Lingua Hebraica)での呼び名に由来する。一方、英語(Hebrew language)やフランス語(Hébreu)での言語名はヘブライ語自体における呼称(עברית)に由来する。 日本では、日本のほとんどの大学で語学講義名を「ヘブライ語」とするなど「ヘブライ語」が主流であるが、「ヘブル語」や「ヒブル語」が用いられる場合がある。

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ブラジル

ブラジル連邦共和国(ブラジルれんぽうきょうわこく、República Federativa do Brasil)、通称ブラジルは、南アメリカに位置する連邦共和制国家。首都はブラジリア。 南米大陸で最大の面積を占め、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、ペルー、コロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナと国境を接しており、南米諸国で接していないのはチリとエクアドルだけである。東は大西洋に囲まれている。また、大西洋上のフェルナンド・デ・ノローニャ諸島、トリンダージ島、マルティン・ヴァス島、サンペドロ・サンパウロ群島もブラジル領に属する。その国土面積は日本の約22.5倍で、アメリカ合衆国よりは約110万km2小さいが、ロシアを除いたヨーロッパ全土より大きく、インド・パキスタン・バングラデシュの三国を合わせた面積の約2倍に相当する。

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プロライフ

プロライフ()は、胎児の生命を尊重する立場で、生命の誕生を受胎(受精)を契機と考えて、妊娠継続や出産すると母体の生命に重大な危険が及ぶ場合と、胎児に致命的な異常がある場合以外の人工妊娠中絶を殺人とみなし、中絶せずにプロライフNPOや養親などへ養子に出すことを主張している。 人工妊娠中絶に反対する考え方を意味し、中絶容認派である「プロ・チョイス(選択)」と賛否が五分五分に二分しているアメリカ合衆国では、避妊ピルと養子縁組制度利用が普及している。

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プロテスタント

は、宗教改革運動を始めとして、カトリック教会(または西方教会)から分離し、特に広義の福音主義を理念とするキリスト教諸教派を指す。日本ではカトリック教会(旧教)に対し、「新教」(しんきょう)ともいう。この諸教派はナザレのイエスをキリスト(救い主)として信じる宗教「キリスト教」『宗教学辞典』東京大学出版会、1973年、146頁。「キリスト教」『大辞泉』増補・新装版、小学館、1998年、第一版、714頁。「」デジタル大辞泉、小学館、コトバンク。である。イエス・キリストが、神の国の福音を説き、罪ある人間を救済するために自ら十字架にかけられ、復活したものと信じる。「父なる神」と「その子キリスト」と「聖霊」を唯一の神(三位一体・至聖三者)として信仰する。

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パラグアイ

パラグアイ共和国(パラグアイきょうわこく、、)、通称パラグアイは、南アメリカ中央南部に位置する共和制国家である。東と北東をブラジル、西と北西をボリビア、南と南西をアルゼンチンに囲まれている内陸国である。首都はアスンシオン。 なお、パラグアイの国旗はデザインが表と裏とで異なっている(パラグアイの国旗を参照)。

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パレスチナ

パレスチナの衛星写真 旧国際連盟イギリス委任統治領パレスチナ。当初は現在のヨルダンも含む範囲であった パレスチナ(فلسطينラテン文字転記:Filasṭīn、仮名文字転記:フィラスティーン、口語(現地方言)発音:Falasṭīn(ファラスティーン)、פלשתינהラテン文字転記:Palestina、仮名文字転記:パレスティナ)は、西アジアの地理的地域であり、通常はイスラエル、ヨルダン西部の一部、ヨルダン川西岸地区、ガザ地区を含むと考えられている。

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パン

オオムギとエンバクのパン パン(麺麭、pão、パンウン)とは、典型的には小麦粉やライ麦粉といった穀物粉に水、酵母、塩などを加えて作った生地を発酵により膨張させた後、焼く事でできあがる膨化食品で、世界の広い地域で主食となっている。肉類や野菜類などを挟んだもの(サンドウィッチ)も盛んに食べられている。甘いおやつ用のパン(菓子パン)もある。

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パウロ6世 (ローマ教皇)

パウロ6世(Paulus VI、1897年9月26日 - 1978年8月6日)は、第262代ローマ教皇(在位:1963年6月21日 - 1978年8月6日)。カトリック教会の聖人。パウルス6世とも表記される。本名はジョヴァンニ・バッティスタ・モンティーニ(Giovanni Battista Montini)。 第2バチカン公会議をヨハネ23世から引き継いで全うし、その理念の実施を促進した。

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ヒエロニムス

エウセビウス・ソポロニウス・ヒエロニムス(Eusebius Sophronius Hieronymus, 347年頃 - 420年9月30日)は、キリスト教の聖職者・神学者。聖書のラテン語訳であるウルガータ訳の翻訳者として知られる。四大ラテン教父のひとりであり、正教会・非カルケドン派・カトリック教会・聖公会・ルーテル教会で聖人とされる。カトリック教会では1295年に教皇ボニファティウス8世によって4大教会博士の1人と公認された。ヒエロニュムスとも表記される。日本ハリストス正教会での呼称は克肖者イエロニムである。

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ピウス12世 (ローマ教皇)

フランツ・フォン・パーペン(左から2人目)と教皇ピウス12世(右から3人目) ピウス12世(Pius XII、1876年3月2日 - 1958年10月9日)は、第260代ローマ教皇(在位:1939年3月2日 - 1958年10月9日)。本名はエウジェニオ・マリア・ジュゼッペ・ジョヴァンニ・パチェッリ(Eugenio Maria Giuseppe Giovanni Pacelli)。ピオ12世とも表記される。

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フランシスコ (ローマ教皇)

フランシスコ(Franciscus、Francesco、1936年12月17日 - )は、第266代ローマ教皇(在位: 2013年3月13日 - )。就任は3月19日であり、この日にサン・ピエトロ広場において就任ミサを執り行った。史上初のイエズス会出身のローマ教皇である。

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フランシスコ会

フランシスコ会(フランシスコかい、Ordo Fratrum Minorum、Order of Friars Minor)またはフランチェスコ会(フランチェスコかい)は、13世紀のイタリアで、アッシジのフランチェスコによってはじめられたカトリック教会の修道会の総称であり、広義には第一会(男子修道会)、第二会(女子修道会)、第三会(在俗会)を含む。現在、その活動は全世界にわたっている石井(2004)「フランシスコ会」。 狭義には男子修道会、すなわち男子修道士による托鉢修道会である第一会に相当する3つの会のことを指し、特にそのなかの主流派である改革派フランシスコ会のみを指すこともある。この3つの会はいずれも「小さき兄弟会」Ordo Fratrum Minorum (OFM) の名を冠している。また、イングランド国教会系の聖公会でもフランシスコ会が組織されている。

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フランス

フランス共和国(フランスきょうわこく、)、通称フランス()は、西ヨーロッパに位置する共和制国家。首都はパリ 日本国外務省(2022年12月7日閲覧)。フランス・メトロポリテーヌ(本土)のほか、フランス植民地帝国の名残で世界各地にフランスの海外県・海外領土が点在する。独立した旧フランス領諸国とはフランコフォニー国際機関を構成している。 フランス本土は、北は北海、イギリス海峡、大西洋(ビスケー湾)に、南は地中海に面する。陸上では、東はベルギー、ルクセンブルク、ドイツ、スイス、イタリアと、西ではピレネー山脈でスペイン及びアンドラと国境を接するほか、地中海沿岸にミニ国家のモナコがある。 国際政治や安全保障、経済、文化において世界的な影響力を持つ民主主義の大国、先進国の一つである。

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フランス革命

フランス革命(フランスかくめい、Révolution française, French Revolution )とは、フランス王国で1789年7月14日から1795年8月22日にかけて起きた市民革命。フランス革命記念日(パリ祭)はフランス共和国の建国記念日でもあり、毎年7月14日に祝われている。 フランス革命を代表とするブルジョア革命は、封建制的な残留物(身分制度や領主)を一掃し、。

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フィリピン

フィリピン共和国(フィリピンきょうわこく、フィリピン語/Republika ng Pilipinas、Republic of the Philippines、スペイン語: República de Filipinas) 通称フィリピンは、東南アジアに位置する立憲共和制国家。7641の島々がある島国であり、そのうち有人島に暮らす総人口は1億人を超える。首都はルソン島にあるマニラ市またはマニラ首都圏。 最大の都市はルソン島では人口が一位で旧首都のケソン市、ビサヤ諸島では大都市のセブ市、ミンダナオ島では面積が大きいダバオ市である。

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フィリオクェ問題

フィリオクェ問題(フィリオクェもんだい)とは、ニカイア・コンスタンティノポリス信条の解釈・翻訳を巡る問題である。 キリスト教の神学上、最大の論争のひとつで、カトリック教会と正教会の分離、いわゆる大シスマ(東西分裂)の主因となった。

見る カトリック教会とフィリオクェ問題

フィレンツェ公会議

フィレンツェ公会議(フィレンツェこうかいぎ)は1430年代にイタリアで(初めはフェラーラで1438年から、フィレンツェで1439年から)開催されたキリスト教(カトリック)の公会議。バーゼル公会議(1431年 - )が教皇派と公会議派に分裂し、教皇派らはイタリアに移転し、公会議派はバーゼル(スイス)に留まった。イタリアでは主に東方正教会とローマ・カトリック教会の再合同について議論された。 バーゼルでの会期をあわせてバーゼル公会議あるいはバーゼル・フェラーラ・フィレンツェ公会議と呼んだり、公会議の後半会期にあたるフェラーラからフィレンツェ、ローマで行われた会期をフェラーラ・フィレンツェ公会議などと呼ぶこともある。

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フェミニスト

#リダイレクトフェミニズム。

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ドイツ

ドイツ連邦共和国(ドイツれんぽうきょうわこく、Bundesrepublik Deutschland、Federal Republic of Germany)、通称ドイツ(Deutschland)は、中央ヨーロッパおよび広義の西ヨーロッパ「中西欧」と括られることもある。再統一前の東ドイツ(ドイツ民主共和国)は、政治的にはソ連の衛星国として東側諸国の一員であり、地理的には東欧(東ヨーロッパ)に分類されることが多かった。に位置する連邦共和制国家である。

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ニューヨーク・タイムズ

ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市に本社を置くニューヨーク・タイムズ・カンパニーが発行している高級日刊新聞紙。アメリカ合衆国内での発行部数はUSAトゥデイ(162万部)、ウォール・ストリート・ジャーナル(101万部)に次いで第3位(48万部)。

見る カトリック教会とニューヨーク・タイムズ

ニカイア信条

ニカイア信条(ニカイアしんじょう、)はニカイア信経(ニカイアしんきょう)ともいい、325年に作られたキリスト教の基本信条である。後にニカイア・コンスタンティノポリス信条に改定され、これが東方教会・西方教会問わず広範に用いられたことから、原ニカイア信条(げんニカイアしんじょう)とも呼ばれる。なおその他、使徒信条もキリスト教の基本信条として広く使われる。

見る カトリック教会とニカイア信条

ニカイア・コンスタンティノポリス信条

ニカイア・コンスタンティノポリス信条(ニカイア・コンスタンティノポリスしんじょう、)は、381年の公会議で定められたキリスト教の基本信条で、東方・西方両教会で広く用いられている。 長い名称なので、単に「ニカイア信条」(ニケア信条、ニケア信経、)略称する人も多いが、ニカイア信条(原ニカイア信条)は、ニカイア・コンスタンティノポリス信条とは末尾が異なる別の(先の)信条である。

見る カトリック教会とニカイア・コンスタンティノポリス信条

ニコラウス・コペルニクス

ニコラウス・コペルニクス(ラテン語名: Nicolaus Copernicus、ポーランド語名: ミコワイ・コペルニク 、1473年2月19日 - 1543年5月24日)は、ポーランド出身の天文学者。 晩年に『天球の回転について』を著し、当時主流だった地球中心説(天動説)を覆す太陽中心説(地動説)を唱えた。これは天文学史上最も重要な発見とされる(ただし、太陽中心説をはじめて唱えたのは紀元前三世紀のサモスのアリスタルコスである)。また経済学においても、貨幣の額面価値と実質価値の間に乖離が生じた場合、実質価値の低い貨幣のほうが流通し、価値の高い方の貨幣は退蔵され流通しなくなる (「悪貨は良貨を駆逐する」) ことに最初に気づいた人物の一人としても知られる。

見る カトリック教会とニコラウス・コペルニクス

ホセマリア・エスクリバー

聖ホセマリア・エスクリバー・デ・バラゲル(Josemaría Escrivá de Balaguer、1902年1月9日 - 1975年6月26日)はスペイン生まれのローマ・カトリック教会の聖人。オプス・デイ属人区の創立者。2002年、教皇聖ヨハネ・パウロ2世によって列聖された。聖人としての記念日は帰天日の6月26日である。遺体は平和の聖マリア教会に安置されている。

見る カトリック教会とホセマリア・エスクリバー

ベルギー

ベルギー王国(ベルギーおうこく、、、)、通称 ベルギーは、西ヨーロッパに位置する連邦立憲君主制国家。隣国のオランダ、ルクセンブルクと合わせてベネルクスと呼ばれる。 首都ブリュッセル首都圏地域は欧州連合(EU)の主要機関の多くが置かれているため「EUの首都」とも言われており、その通信・金融網はヨーロッパを越えて地球規模である。憲法上の首都は、19の基礎自治体からなるブリュッセル首都圏の自治体のひとつ、ブリュッセル市である。

見る カトリック教会とベルギー

初代教会

初代教会(しょだいきょうかい)は、教会史における初代のキリスト教会を指すキリスト教の用語である。ここでは新約聖書、教父文書、信条、信仰告白においてあらわされ、キリストの教会、教派において共有される見解のみ記述する。他の学問的理解については原始キリスト教を参照。

見る カトリック教会と初代教会

アメリカ大陸

アメリカ大陸周辺の世界地図 アメリカ大陸(アメリカたいりく、)とは、南アメリカ大陸と北アメリカ大陸をあわせた呼称。両アメリカや新大陸、アメリカ州(よく離島を含める)などとも言う。 南北に分かれた二大陸であるが、両者はパナマ地峡で接続しているため、まとめて超大陸と見なすこともできる。なお、広くアメリカ州(米州)と言うときには、カリブ海やカナダ北部の島々・海域をも含める場合が多い。 「アメリカ」は、イタリアの探検家アメリゴ・ヴェスプッチの名から付けられた。詳細はアメリカ州を参照。

見る カトリック教会とアメリカ大陸

アメリカ先住民

アメリカ先住民、アメリカインディアン、インディアン、インディオ。

見る カトリック教会とアメリカ先住民

アメリカ正教会

アメリカ正教会(アメリカせいきょうかい、Orthodox Church in America、略称OCA)とはアメリカ合衆国、カナダ、メキシコを管轄する独立正教会で、アラスカがロシア帝国領のころロシア正教が1794年に伝えられたことに起源を持つ。本部は聖ニコラス大聖堂(ワシントンD.C.

見る カトリック教会とアメリカ正教会

アリウス派

アリウス派(アリウスは、コイネー: Ἀρειανισμός)は、アレクサンドリアの司祭、アリウス(古典ギリシア語表記でアレイオスΆρειος、Arius…古典ギリシア語再建音からは「アレイオス」、現代ギリシア語からは「アリオス」、ラテン語からは「アリウス」と転写し得る。、250年頃 - 336年頃)とその追随者の集団を指す。この派の名前は、この教義を提唱したアリウスの名前に由来している。325年に開かれた第1ニカイア公会議においてニカイア派(アタナシオス派)と対峙し、ニカイア派を主導するアレクサンドリアの主教アレクサンドロスによって弾劾・破門されたが、アリウス派はゲルマン人への布教により、教団としてはその後も200年ほど存続した。

見る カトリック教会とアリウス派

アルビジョア十字軍

アルビジョア十字軍(アルビジョアじゅうじぐん、フランス語:Croisade des Albigeois, オック語:Crosada dels Albigeses, 1209年 - 1229年)は、1209年、南フランスで盛んだった異端アルビ派(カタリ派と同義、南フランスの都市アルビからアルビ派と呼ばれた)を征伐するために、ローマ教皇インノケンティウス3世が呼びかけた十字軍。アルビジョワ十字軍とも。 他の十字軍と同様、宗教的理由と領土欲の両方により主に北フランスの諸侯を中心に結成されたが、南フランス諸侯の反撃の中で次第に領土戦争の色合いが強まり、最終的にはフランス王ルイ8世が主導して王権の南フランスへの伸張に利用された。独自の文化を誇った南フランスはこの十字軍によって起こされた20年に渡る戦乱が原因で荒廃し、フランス王の支配下に入ることにより北フランス文化の流入を受けることになる。

見る カトリック教会とアルビジョア十字軍

アルゼンチン

アルゼンチン共和国(アルゼンチンきょうわこく、República Argentina)、通称アルゼンチンは、南アメリカ南部に位置する連邦共和制国家。位置は南米大陸から見ると南西側に位置しており、西と南にチリ、北にボリビア・パラグアイ、北東にブラジル・ウルグアイと国境を接し、東と南は大西洋に面する。ラテンアメリカではブラジルに次いで2番目に領土が大きく、世界全体でも第8位の領土面積を擁する。首都はブエノスアイレス。 チリとともに南アメリカ最南端に位置し、国土の全域がコーノ・スールの域内に収まる。国土南端のフエゴ島には世界最南端の都市ウシュアイアが存在する。アルゼンチンはイギリスが実効支配するマルビナス諸島(英語ではフォークランド諸島)の領有権を主張している。また、チリ・イギリスと同様に南極の一部に対して領有権を主張しており、アルゼンチン領南極として知られる。

見る カトリック教会とアルゼンチン

アレクサンドリア教会

アレクサンドリア教会はエジプトのアレクサンドリアにおかれるキリスト教の教会。古代5主教座のひとつ。アレクサンドレイア教会とも。

見る カトリック教会とアレクサンドリア教会

アンナ (マリアの母)

アンナ(Anna)は聖母マリアの母親。正教会・カトリック教会・聖公会では聖人として崇敬される。アンナという名前は、ヘブライ語の名前 Hannah のギリシア語表記である。 新約外典「ヤコブによる原福音」による伝承では、アンナと夫のヨアキムには長く子供がなく、二人が老齢となってから初めて子供を授かることを天使から告げられた。これを受けてアンナは子供を神に捧げることを約束した。アンナとヨアキムは、エルサレム神殿のお陰でマリアを授かったと信じており、やがて、3歳に達したマリアをエルサレム神殿に奉献した。

見る カトリック教会とアンナ (マリアの母)

アンドラ

アンドラ公国(アンドラこうこく)、通称アンドラは、ヨーロッパ西部のピレネー山脈中に位置する立憲君主制国家。首都はアンドラ・ラ・ベリャ。

見る カトリック教会とアンドラ

アングリカン・コミュニオン

アングリカン・コミュニオン(Anglican Communion)は、カンタベリー大主教座とのフル・コミュニオン関係にあり、カンタベリー大主教座の重要性を認める諸教会によって構成された聖公会の諸教会の集まり。

見る カトリック教会とアングリカン・コミュニオン

アングロ・カトリック

アングロ・カトリック()は、英国国教会カトリック、カトリック聖公会主義などとも呼ばれ、英国国教会におけるさまざまなカトリックの遺産と独自性を強調する聖公会内の人々、信念、実践から成り立っている。 アングロ・カトリックという用語は19世紀初頭に造られたが、聖公会でカトリック的性質を強調する運動はそれ以前にも存在していた。アングロ・カトリック主義の歴史に特に影響を与えたのは、17世紀のカロライン・ディバイン(Caroline Divines)と呼ばれた神学者たちで、17世紀と18世紀のジャコバイト臣従宣誓拒否運動、1833年にオックスフォード大学で始まったオックスフォード運動で、 このため「カトリックの復活」として知られる英国国教会歴史の期間を呈した。

見る カトリック教会とアングロ・カトリック

アヴェ・マリア

アヴェ・マリア(Ave Maria)は、ラテン語で直訳すると「こんにちは、マリア」または「おめでとう、マリア」を意味する言葉。 転じて、この一文に始まるカトリック教会の聖母マリアへの祈祷を指す。この祈りは教会によって伝えられるが、典礼行為ではなく、私的な信心業として伝わるものである。 この祈祷のための教会音楽や、祈祷文を歌詞にした音楽作品なども意味し、グレゴリオ聖歌は元より様々な楽曲が存在する。

見る カトリック教会とアヴェ・マリア

アッシリア東方教会

アッシリア東方教会(アッシリアとうほうきょうかい、ܥܕܬܐ ܩܕܝܫܬܐ ܘܫܠܝܚܝܬܐ ܩܬܘܠܝܩܝ ܕܡܕܢܚܐ ܕܐܬܘܪ̈ܝܐ、)は、サーサーン朝を経由して唐代の中国に渡り景教となった、古代のネストリウス派(東方教会()とも呼ばれる)の流れを継承し、東方諸教会に分類されるキリスト教の教派のひとつである。アッシリア教会、アッシリア東方使徒教会、東方アッシリア教会とも。アッシリア正教会と呼ばれることもあるが、当該教会は「オーソドックス(Orthodox:正教)」に類する自称を用いないのでこの呼称は誤りである。 三位一体論を支持していないと誤解されることがあるが、三位一体論(ニカイア・コンスタンティノポリス信条)は認めている。

見る カトリック教会とアッシリア東方教会

アフリカ

国連による世界地理区分 衛星画像 NASA) 南部アフリカ アフリカ(、)は、広義にはアフリカ大陸およびその周辺のマダガスカル島などの島嶼・海域を含む地域の総称で、大州の一つ。漢字表記は阿弗利加であり阿州(阿洲、あしゅう)とも呼ぶ。省略する場合は「阿」を用いる。

見る カトリック教会とアフリカ

アイルランド

アイルランド(、Ireland)は、北西ヨーロッパに位置し、北大西洋のアイルランド島の大部分を領土とする共和制国家。代替的な記述でアイルランド共和国(アイルランドきょうわこく、、Republic of Ireland)としても知られる憲法上の正式名称は「アイルランド」であり、「アイルランド共和国」ではない。。首都はダブリン。 人口490万人のうち約4割がダブリン近郊に住んでいる。主権国家であり、北アイルランド(イギリス領)とのみ陸上で国境を接している。大西洋に囲まれており、南にはケルト海、南東にはセント・ジョージ海峡、東にはアイリッシュ海がある。単一国家であり、議会共和制である。立法府は、下院であるドイル・エアラン()、上院であるシャナズ・エアラン()、そして選挙で選ばれた大統領()から構成されている。

見る カトリック教会とアイルランド

アイザック・ニュートン

サー・アイザック・ニュートン(Sir Isaac Newton、ユリウス暦:1642年12月25日 - 1727年3月20日この日付はグレゴリオ暦では、1643年1月4日および1727年3月31日となる。詳細はニュートンの生年とガリレオの没年についてを参照。)はイングランドの自然哲学者、数学者、物理学者、天文学者、神学者である。 主な研究業績としては、現在「ニュートン力学」とも称される古典力学や微積分法の創始があげられる。物質にはたらく力として万有引力の考え方を提唱し、これは天文学を含む古典力学において長く中核的な役割を果たすことになった。現在の国際単位系 (SI)における力の計量単位であるニュートン(newton単位のニュートンの英語表記は、newton と小文字で始める。

見る カトリック教会とアイザック・ニュートン

アジア

アジアを中心とする地域の衛星写真 アジア(英語, ラテン語, ギリシャ語) は、世界の大州の一つ。現在では一般的にヨーロッパを除くユーラシア大陸全般を指すが、政治的・経済的な立場の違いにより、さまざまな定義がなされる場合がある。漢字表記は亜細亜で、亜州(亜洲、あしゅう)とも呼ぶ。省略する場合は亜の一字を用いる。 古代メソポタミアのアッカド語 “ 出る ” が語源で、本来は “東、東方” を意味する言葉である。現在の一般的な定義は、ヨーロッパの人たちから見た東・西の区分を反映したものになっている。

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アステカ

アステカ(Azteca、: Aztēcah)は、1428年頃から1521年までの約95年間北米のメキシコ中央部に栄えたメソアメリカ文明の国家。メシカ(古典ナワトル語: mēxihcah )、アコルワ、テパネカの3集団の同盟によって支配され、時とともにメシカがその中心となった。言語は古典ナワトル語(ナワトル語)。

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インカ帝国

インカ帝国(インカていこく、Imperio Inca、Tawantinsuyu(タワンティン・スウユ))は、南アメリカのペルー、ボリビア(チチカカ湖周辺)、エクアドルを中心にケチュア族が築いた帝国。文字を持たない社会・文明であった。首都はクスコ。 世界遺産である15世紀のインカ帝国の遺跡「マチュ・ピチュ」から、さらに千メートル程高い3,400mの標高にクスコがある。1983年12月9日、クスコの市街地は世界遺産となった。 前身となるクスコ王国は13世紀に成立し、1438年のパチャクテク即位による国家としての再編を経て、1533年にスペイン人のコンキスタドールに滅ぼされるまで約200年間続いた。最盛期には、80の民族と1,600万人の人口をかかえ、現在のチリ北部から中部、アルゼンチン北西部、コロンビア南部にまで広がっていたことが遺跡および遺留品から判明している。

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イングランド国教会

イングランド国教会(イングランドこっきょうかい、Church of England, C of E)は、16世紀(1534年)のイングランド王国で成立したキリスト教会の名称で、世界に広がる聖公会(アングリカン・コミュニオン)のうち最初に成立し、その母体となった教会。 英国国教会(えいこくこっきょうかい)、イギリス国教会(イギリスこっきょうかい)、イングランド教会(イングランドきょうかい)、または聖公会内部では英国聖公会(えいこくせいこうかい)とも呼ばれる。 聖公会(アングリカン・チャーチ、英:Anglican Church)という名称は、アングリカン・コミュニオン(Anglican Communion)全体の日本語訳であると同時に、イングランド国外におけるイングランド国教会の姉妹教会の名称の日本語訳である。

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イエス・キリスト

200px イエス・キリスト(Ίησοῦς Χριστός、יְהוֹשׁוַּע、 Iesus Chrestus、漢字:耶蘇基督または耶蘇(日本語読み:やそ))は、ギリシア語で「キリストであるイエス」、または「イエスはキリストである」という意味。なお、イエス・キリストがキリスト教を創始したとされる人物である意を有するのは事実であり、本項では、ナザレのイエスについてのキリスト教における観点とその他について述べる。

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イエズス会

イエズス会(イエズスかい、)は、カトリック教会の男子修道会。1534年にイグナティウス・デ・ロヨラを中心として、フランシスコ・ザビエル、ピエール・ファーブルら7人によって創設され、1540年にローマ教皇パウルス3世により承認された。草創期から世界各地への宣教に積極的に取り組み、日本に初めてカトリックをもたらした。なおイエズスは、中世ラテン語による (イエス・キリスト)の古くからのカトリックの日本語表記である。 会の略称はS.J.であり、中国や古くの日本では「イエス」の漢訳が耶穌であることから耶穌会(やそかい)やジェズイット (Jesuit) 教団とも呼ばれた。 16世紀の宗教改革の時代に、フランス・モンマルトルの礼拝堂で、イグナティウス・デ・ロヨラとその学友によって「エルサレムへの巡礼」や「清貧と貞節」等の誓いが立てられたのが、その始まりである。

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イタリア

イタリア共和国(イタリアきょうわこく、)、通称イタリア()は、南ヨーロッパに位置する共和制国家。首都はローマ。 北はスイスとオーストリア、西はフランス、 東はスロベニアと国境を接している。南は地中海が位置しており、アルバニア、アルジェリア、クロアチア、ギリシャ、リビア、マルタ、モンテネグロ、スペイン、チュニジアとを共有している。また、国土には独立国であるバチカンとサンマリノが存在している。

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イタリアの警察

イタリアの警察(イタリアのけいさつ)について解説する。イタリアにおける法執行機関・警察機構は、所属の異なる複数の機関が、場合によっては重複する分野を管轄するなど複雑である。歴史的経緯もあり、国家レベルの警察組織のみでもカラビニエリ(国家憲兵)・国家警察(文民警察)・財務警察・監獄警察の4つが設置されている。その他に、地方自治体の警察組織として、県レベルの地方警察 (Polizia Provinciale)、コムーネレベルの自治体警察 (Polizia Municipale) がある。歴史的にはカラビニエリが1814年創設と最も古く、規模も大きい。以下で説明するように、任務や管轄などが重複する複数の組織が併存し、複雑な構成となっているが、制服や車両の配色はそれぞれ違うため、所属部署は一目で確認できる。

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ウルガタ

ウルガタ(Vulgata)は、editio Vulgata(「共通訳」の意)の略で、カトリック教会の標準ラテン語訳聖書のこと。1545年に始まったトリエント公会議においてラテン語聖書の公式版として定められた。伝統的にヒエロニムスによる翻訳とされるが、実際にはより複雑な成立過程をたどっている。

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ウクライナ東方カトリック教会

ウクライナ国内で最も有名なウクライナ・カトリック教会、聖ユーラ大聖堂。 ウクライナ東方カトリック教会(Українська греко-католицька церква ウクライィーンスィカ・グレーコ・カトルィーツィカ・ツェールクヴァ (УГКЦ)、The Ukrainian Greek Catholic Church (UGCC))は、キリスト教の一派で、カトリック教会と完全な一致を保ちながら独立自治の立場にある東方典礼カトリック教会(帰一教会、東方カトリック教会)の一つ。ウクライナ・ギリシア・カトリック教会ともいう。この場合の「ギリシア」は、典礼様式と伝統がビザンティン典礼であることを指し、ラテン典礼の「ローマ」カトリック教会とは区別され、典礼は正教会と同じ形式によって行う。

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エルナン・コルテス

初代バジェ・デ・オアハカ侯爵エルナン・コルテス・デ・モンロイ・イ・ピサロ(Hernán Cortés de Monroy y Pizarro, 1485年-1547年12月2日)は、スペインのコンキスタドール。メキシコ高原にあったアステカ帝国を征服した。 1992年から2002年のユーロ導入までスペインで発行されていた最後の1,000ペセタ紙幣の表面に肖像が使用されていた。

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エフェソの信徒への手紙

『エフェソの信徒への手紙』(エフェソのしんとへのてがみ)は、新約聖書中の一書。伝承では紀元62年ごろ、ローマで獄中にあった使徒パウロが小アジアのエフェソ(エフェソス)のキリスト者共同体にあてて書いたものであるという。 この伝承が本当なら『コロサイの信徒への手紙』(コロサイ書)や『フィレモンへの手紙』(フィレモン書)と同じ時期に書かれたことになる。現代では文献学の見地から本書簡の著者がパウロであるかどうかは疑問を持たれているが、聖書学者ウィリアム・バークレーはたとえパウロの名を借りたものだとしても『エフェソ書』は「使徒書簡の女王」といえるほどのものだと言っている。日本語では『エペソ人への手紙』、『エペソ人への書』、『エフェソ信徒への手紙』、『エフェソ書』などと表記されることもある。また脚注などでは、とりわけ章節を伴う出典参照において、しばしば「エペソ」「エフェソ」等と略記される。

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エフェソス公会議

エフェソス公会議 エフェソス公会議(エフェソスこうかいぎ、Concilium Ephesinum)は、431年にエフェソス(現・トルコ共和国セルチュク郊外)で行われたキリスト教の公会議。正教会の一員である日本ハリストス正教会では第三全地公会と称される。

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エキュメニズム

エキュメニズムまたはエキュメニカル運動(エキュメニカルうんどう、Ecumenism, Ecumenical movement)は、分裂したキリスト教の諸教派を一致させようとする運動を指す語である。また、キリスト教相互のみならず、より幅広くキリスト教を含む諸宗教間の対話と協力を目指す運動のことを指すこともある。 エキュメニカル運動の根本的なアイディアは、全てのキリスト者が多くのことを共有しており、「共通の遺産」があることである。例えば、聖書、恩寵の生活と諸徳、共通の祈りと他の霊的な恵みなどが挙げられる。

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オランダ

オランダ(,, Nederlân, Hulanda)は、西ヨーロッパに位置する立憲君主制国家。東はドイツ、南はベルギーと国境を接し、北と西は北海に面する。ベルギー、ルクセンブルクと合わせてベネルクスと呼ばれる。憲法上の首都はアムステルダム(事実上の首都はデン・ハーグ)。 カリブ海のアルバ、キュラソー、シント・マールテンと共にオランダ王国を構成している。それ以外にも、カリブ海に海外特別自治領としてBES諸島と呼ばれる、ボネール島、シント・ユースタティウス島、サバ島がある。 オランダは世界において、報道の自由、経済的自由、人間開発指数、クオリティ・オブ・ライフの最上位国の一つである。2019年では、世界幸福度報告では世界第5位、一人あたりGDPでは世界第7位、人間開発指数で10位であった。

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オートノミー

オートノミー(Autonomy、Autonomie、自律、自主權)とは、元々「自分で自分に自身の法を与える者」という古代ギリシア語に由来する概念で、一般に、自主(性)・自律(性)・主体(性)・自治・自治権・自主権・自己決定権などを意味し、政治・道徳・哲学・心理学・医学・宗教・法・人事・人権など幅広い分野において、複数のそしてそれぞれ異なる、または複合的な意味をもつ基礎概念である。 日本の医療の分野では、「患者の自主権・自己決定」の文脈においてしばしばオートノミーを「自律性」と誤訳した上で「患者が自分を律して自己規制すること」などと「患者の権利を否定」するような正反対の意味で誤用されている。さらに、日本医師会においては海外文書の翻訳文において「患者のオートノミーは自律性」と訳しながらも「医師のオートノミーはオートノミー」とカタカナ表記で翻訳し、「オートノミー」の訳を意図的に異なるものにしている(後述)という現象も見受けられているので、注意が必要である。

見る カトリック教会とオートノミー

オーストリア

オーストリア共和国(オーストリアきょうわこく、、)、通称オーストリアは、中央ヨーロッパに位置する連邦共和制国家。首都はウィーン。 西側はリヒテンシュタイン、スイスと、南はイタリアとスロベニア、東はハンガリーとスロバキア、北はドイツとチェコと隣接する。基本的には中欧とされるが、歴史的には西欧や東欧に分類されたことがある。

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オプス・デイ

オプス・デイ (羅語:Opus Dei) は、キリスト教のローマ・カトリック教会の組織のひとつ、属人区である。カトリック信者が世俗社会での自らの職業生活を通して、自己完成と聖性を追求することを目的にしており、仕事や家庭生活など、日常生活のあらゆる場面において、キリストと出会うように援助する組織。創立者は、聖ホセマリア・エスクリバー(1902年-1975年)である。 本部庁舎は、ローマ市ヴィアレ・ブルノ・ブオッツィ75番(Viale Bruno Buozzi 75)に位置する。

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オセアニア

国連による世界地理区分 オセアニア()または大洋州(たいようしゅう)は、六大州の一つ。太平洋上の大陸、島嶼の地域を指し、一般的な解釈では、16か国(オーストラリア連邦、キリバス共和国、クック諸島、サモア独立国、ソロモン諸島、ツバル、トンガ王国、ナウル共和国、ニウエ、ニュージーランド、バヌアツ共和国、パプアニューギニア独立国、パラオ共和国、フィジー共和国、マーシャル諸島共和国、ミクロネシア連邦)、および25の保護領(右国数欄参照)を指す。 また、最も広く解釈すると太平洋上のすべての島国を指して使われ、この場合日本、台湾、フィリピン、インドネシアまで含まれる。

見る カトリック教会とオセアニア

カルデア典礼カトリック教会

カルデア典礼カトリック教会(カルデアてんれいカトリックきょうかい、Chaldean Catholic Church; シリア語(シリア文字セルトー体): ܥܕܬܐ ܟܠܕܝܬܐ ܩܬܘܠܝܩܝܬܐ, ʿīdtha kaldetha qāthuliqetha; الكنيسة الكلدانية al-Kanīsa al-kaldāniyya; translation)は、東方諸教会ネストリウス派・アッシリア東方教会(/カルデア典礼)の流れを汲む東方典礼カトリック教会の1つ。

見る カトリック教会とカルデア典礼カトリック教会

カルケドン信条

カルケドン信条(カルケドンしんじょう)とは、キリスト教の信条の一つ。カルケドン公会議によって定められ、カトリック教会、正教会、プロテスタント教会(特に長老派・改革派教会における正統派)の間で承認されている。 カルケドン信条・カルケドン公会議によってまとめられた定式が目指したのは、三位一体論をめぐる論争の終結ではなく(三位一体論はこれまでの公会議で既に決着済であった)、キリスト論におけるアンティオキア神学とアレクサンドリア神学の総合であった。

見る カトリック教会とカルケドン信条

カルケドン公会議

カルケドン公会議(カルケドンこうかいぎ)は、451年10月8日から11月1日まで小アジアのビティニアの都市カルケドン(コンスタンティノポリスの対岸、現在のトルコ共和国イスタンブール市のアジア側にあるカドゥキョイ地区)において行われたキリスト教の公会議。東ローマ皇帝マルキアヌス(Marcianus)によって召集され、議長はコンスタンディヌーポリ総主教のアナトリオス(Anatolios)が務めた。キリストに神性と人性の両方があることを確認。正教会の一員たる日本ハリストス正教会では第四全地公会ともいう。

見る カトリック教会とカルケドン公会議

カトリック (概念)

カトリック(ギリシア語::katholikos、catholicus、katholiek、Catholic)とは、公同、普遍、普公とも訳される、カトリック教会の概念の一つ。教会論の中で、豊富な歴史と、いくつかの意味がある。公同を奉じる主義思想は カトリシズムと呼ばれる。 単に「カトリック」の語彙を以てローマ・カトリック教会を指す用例も多いが、これは誤りではないものの、「カトリック(普遍性)」を自認・自称する教派はローマ教皇を首長とするローマ・カトリック教会だけではない上に、「カトリック」の語彙は教派名にとどまらない概念を指し示す普通名詞・形容詞であるため、文脈によっては普通名詞・形容詞として用いられている場合に注意が必要である。

見る カトリック教会とカトリック (概念)

カトリック中央協議会

カトリック中央協議会(Catholic Bishops' Conference of Japan)は、日本カトリック司教協議会(カトリック教会法に基づく常設組織)の法人としての名称。宗教法人としては包括宗教法人である。 宗教法人法の公布および施行(1951年)に伴い、1952年(昭和27年)に現在の名称で法人登録した。所在地は東京都江東区潮見2-10-10。 近くには、「蟻の町のマリア」で知られるカトリック潮見教会がある。 2022年2月14日より、会長は東京教会管区大司教・東京大司教のタルチシオ菊地功大司教が、副会長は横浜司教のラファエル梅村昌弘司教が務めている。いずれも司教協議会の同名ポストと兼務になっており、任期は2025年度の定例司教総会開始時まで。

見る カトリック教会とカトリック中央協議会

カトリック正義と平和協議会

カトリック正義と平和協議会(カトリックせいぎとへいわきょうぎかい)は、日本のカトリック教会の組織。略称は正平協。なお、本記事においては同組織を正平協として言及する。

見る カトリック教会とカトリック正義と平和協議会

カトリック教会

カトリック教会(カトリックきょうかい、)は、ローマ教皇を最高指導者として全世界に13億人以上の信徒を有する、キリスト教最大の教派。その中心をローマの司教座(聖座、ローマ教皇庁)に置くことから、ローマ教会、ローマ・カトリック教会とも呼ばれる。

見る カトリック教会とカトリック教会

カトリック教会のカテキズム

カトリック教会のカテキズム(カトリックきょうかいのカテキズム、、、略称:CCC)は、教皇ヨハネ・パウロ2世によって公布された、ローマ・カトリック教会とローマに連なる21の東方典礼カトリック教会の教理(教え)の、公式な説明である。1992年にフランス語版が発行され (その分量は優に900ページを超えていた)、 英語を含む他の多くの言語に訳されている。最初のフランス語版が幾つかの点で修正されて、1997年にラテン語規範版が発行され 、これが日本語に翻訳されて2002年7月31日にカトリック中央協議会から出版されている。 その後2005年には、『カトリック教会のカテキズム』の「忠実かつ確実な要約」として『カトリック教会のカテキズム 要約(コンペンディウム)』が教皇ベネディクト16世によって公布され、日本語版も2010年に出版されている。

見る カトリック教会とカトリック教会のカテキズム

カトリコス

カトリコス(Καθολικος, Католикос, Catholicos)は、東方教会(正教会、東方諸教会、東方典礼カトリック教会)における主教(司教)の位の一つ。 "Καθολικος"(古典再建音一例: カトリコス、現代ギリシア語転写一例: カソリコス)は、新約聖書時代のギリシア語でも現代ギリシア語でも「一般的な」といった意味をもつ形容詞でもあり、さらには公同の教会に言及する際などにも用いられる語彙であるが、本項では東方教会における職位を扱う。

見る カトリック教会とカトリコス

カトリシズム

カトリシズム(Catholicismus、Catholicism)は、本来はカトリック教会における普遍的(コモンセンス)・同教会の理念・信仰・礼拝・実践であるカトリック(公同(こうどう)、catholicus、Catholic、katholiek)を奉じる主義・思想のことである。

見る カトリック教会とカトリシズム

カテキズム

カテキズム (catechism)は、キリスト教の教理をわかりやすく説明した要約ないし解説の事で、伝統的には洗礼や堅信礼といったサクラメントの前に行われる入門教育(catechesis)で用いられる。文体は問答形式をとることが多い。 カテキズムは歴史的にはもともとギリシャ・ローマの秘教会(英語版)、とくにミトラ教において秘密の教えを授ける為に用いられていたが、キリスト教においても類似の体裁のものを用いるようになった。 κατηχισμός カテーキズモス は、動詞 κατηχέω カテーケオー に由来する。κατηχέω は κατά カタ(下へ)と ηχέω エーケオー(音がする・響く)から構成される語で、文字通りには「下へ向かって鳴る」だが、 「(口頭で)教える・知らせる」という意味になる。

見る カトリック教会とカテキズム

カタリ派

Occitan cross''La vie quotidienne des cathares du Langudoc'', René Nelli. カタリ派(カタリは、Cathares)は、10世紀半ばに現れ、フランス南部とイタリア北部で活発となったキリスト教色を帯びた民衆運動。

見る カトリック教会とカタリ派

ガリレオ・ガリレイ

ガリレオ・ガリレイの肖像がデザインされている2000リラ紙幣 ガリレオ・ガリレイ(Galileo Galilei、ユリウス暦1564年2月15日 - グレゴリオ暦1642年1月8日)は、イタリアの自然哲学者、天文学者、数学者 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「ガリレイ」小学館『日本大百科全書』(ニッポニカ)、「ガリレイ」。 近代科学的な手法を樹立するのに多大な貢献をし、しばしば「近代科学の父」と呼ばれる。また天文学分野での貢献を称えて「天文学の父」とも呼ばれる。 最初は医学をピサ大学で学んだが、ユークリッドやアルキメデスの本を読むうちに数学や力学へと関心が移った。そのうち学資不足となり、大学を途中で去った ものの、比重や重心の研究などで頭角を現し、1589年~1591年にはピサ大学の数学講師、1592年~1610年にはパドヴァ大学の数学(および天文学などの)教授として勤務。

見る カトリック教会とガリレオ・ガリレイ

キリシタン

キリシタン(吉利支丹、切支丹、吉利施端、吉悧翅段、截支丹、吉利翅丹、Cristão, 古いポルトガル語: Christan)は、日本人のキリスト教徒を指す。戦国時代から江戸時代、更には明治の初めごろまで使われていた日本語(古語口語)である。 江戸時代以降の当て字である『切死丹』『鬼理死丹』には侮蔑の意味が込められており、蔑称として使われてきた。

見る カトリック教会とキリシタン

キリシタン大名

キリシタン大名(キリシタンだいみょう、吉利支丹大名)は、戦国時代から江戸時代初期にかけてキリスト教に入信し、洗礼を受けた大名のことである。

見る カトリック教会とキリシタン大名

キリスト教

キリスト教(キリストきょう、Χριστιανισμός、Christianitas、Christianity)は、イエスを救い主(キリスト、メシア)として信仰する宗教「キリスト教」『宗教学辞典』東京大学出版会、1973年、146頁。「キリスト教」『大辞泉』増補・新装版、小学館、1998年、第一版、714頁。「」デジタル大辞泉、小学館、コトバンク。。キリスト教では、イエスが神の国の福音を説き、罪ある人間を救済するために自ら十字架にかけられ、復活したものと信じる。ほとんどのキリスト教派は、「父なる神」と「その子キリスト」と「聖霊」を唯一の神(「三位一体」)として信仰する。基督教とも表記される。 2020年時点で、世界における信者数(キリスト教徒)は23億8200万人ほどで、世界人口に占める比率は約31%であり全ての宗教の中で最も多い。

見る カトリック教会とキリスト教

キリスト教諸教派の一覧

キリスト教諸教派の一覧(キリストきょうしょきょうはのいちらん)は、キリスト教の諸教派(宗派)を、歴史的・教義的に関係するもので分類した一覧である。 また、各教派に所属する個々の教会組織・教団についても掲載する。

見る カトリック教会とキリスト教諸教派の一覧

ギリシャ人

ギリシャ人(ギリシャじん、ギリシア語:Ἕλληνες 現代ギリシア語, Hellēnes古代ギリシア語)は、バルカン半島周辺およびキプロスに出自を持ち、ギリシャ語を母語とする民族である。国民としてのギリシャ人(ギリシャ共和国の国籍を有するもの)にはアルーマニア人、アルバニア人、トルコ系、国外からの移住者も含まれる。

見る カトリック教会とギリシャ人

ギリシャ正教

教派の関係。正教会(東方正教会・ギリシャ正教)は灰色(東西教会の分裂前)および青色(東西教会の分裂後)で表されている。 は、キリスト教の教派・教会組織を指す言葉。

見る カトリック教会とギリシャ正教

ギリシア語

(Ελληνικά、または Ελληνική γλώσσα)は、インド・ヨーロッパ語族ヘレニック語派(ギリシア語派)に属する言語。 単独でヘレニック語派(ギリシア語派)を形成する。 ギリシャ共和国やキプロス共和国、イスタンブールの居住区などで使用されており、話者は約1200万人。 また、ラテン語とともに学名や各分野の専門用語にも使用されている。 漢字に転写し希臘語、さらにそれを省略し希語などと記される なお、ヘブライ語(希伯来語)も希語と省略しうるが、現状、希語は、もっぱらギリシア語の意味で使われる。。 諸地域における共通言語の一つとして3000年以上もの間、日常言語、あるいは文学作品や公式記録、外交文書の言語として重要な役割を果たしている。

見る カトリック教会とギリシア語

クリスチャントゥデイ

クリスチャントゥデイ(英語:Christian Today、略称:CT)は、2002年創業のキリスト教メディアで、世界的ネットワークを有するオンライン新聞。

見る カトリック教会とクリスチャントゥデイ

クロアチア

クロアチア共和国(クロアチアきょうわこく、)、通称クロアチアは、南ヨーロッパ、バルカン半島にある共和制国家である。首都はザグレブ。。--> 本土では西にスロベニア、北にハンガリー、東にボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビアと国境を接している。南はアドリア海に面し、対岸はイタリア、飛び地のドゥブロヴニクでは東にモンテネグロと接している。 ユーゴスラビアを構成していたが、1991年に独立した。

見る カトリック教会とクロアチア

グレゴリオ聖歌

グレゴリオ聖歌(グレゴリオせいか、グレゴリアン・チャント、Gregorian Chant)は、西方教会の単旋律聖歌(プレインチャント)の基軸をなす聖歌で、ローマ・カトリック教会で用いられる、単旋律、無伴奏の宗教音楽。

見る カトリック教会とグレゴリオ聖歌

コラボレーション

本阿弥光悦 書・俵屋宗達 下絵 『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』(部分)/書の達人にして美のカリスマである光悦と、謎の天才絵師・宗達による、日本美術史上の記念碑的共同作品。琳派の黎明期に創出された一大共同作品である。「コラボレーション」という語がなかった時代のものであるが、今日そのように表現されることが多い。 コラボレーション()は、「共に働く」「協力する」の意味で、「共演」・「合作」・「共同作業」・「利的協力」を指す語である。日本語ではコラボと略されることが多い。

見る カトリック教会とコラボレーション

コロンビア

コロンビア共和国(コロンビアきょうわこく、)、通称コロンビアは、南アメリカ北西部に位置する共和制国家である。東にベネズエラ、南東にブラジル、南にペルー、南西にエクアドル、北西にパナマと国境を接しており、北はカリブ海、西は太平洋に面している。南アメリカ大陸で唯一、太平洋と大西洋の2つの大洋に面した国である。首都はボゴタ。 コロンビアは非常に多様な環境と文化、民族(88の部族と200の言語集団)を持つ国であり、ヨーロッパからの入植者、アフリカ人の奴隷の末裔、ヨーロッパ人が渡来する前からの先住民族が混在している。ヨーロッパ、中東、アジアからの移民が19世紀から20世紀の間に多く移住した。 コロンビアでは1960年代から政府軍、左翼ゲリラ、極右民兵の三つ巴の内戦が50年以上も続いている。

見る カトリック教会とコロンビア

コンキスタドール

コンキスタドール()とは、スペイン語で「征服者」を意味するが、とくに15世紀から17世紀にかけてのスペインのアメリカ大陸征服者、侵略者を指す。

見る カトリック教会とコンキスタドール

コンクラーヴェ

コンクラーヴェとは、「教皇選挙」を意味する言葉で、全カトリック教会の最高司祭たるローマ教皇を枢機卿による投票で選出する手続きのことである。日本のカトリック中央協議会ではコンクラーベと表記する。Conclave とはラテン語で “cum clavi”(鍵がかかった)の意である。 このシステムは、カトリック教会の歴史の中で何世紀もかけて、他国の干渉を防止し秘密を保持するため練り上げられてきたものである。

見る カトリック教会とコンクラーヴェ

コンスタンツ公会議

コンスタンツ公会議(コンスタンツこうかいぎ)は、1414年から1418年にかけて神聖ローマ帝国内のコンスタンツ司教領で開催されたカトリック教会の公会議。3人の対立教皇を廃し、一人の正統なローマ教皇を立てることで教会大分裂(シスマ)を終結させた。またジョン・ウィクリフと、その影響を受けたヤン・フスを有罪とした。コンスタンツ公会議は教皇権が失墜した中で、公会議主義者が主導した唯一の公会議となった。

見る カトリック教会とコンスタンツ公会議

コンスタンティノープル包囲戦 (1204年)

1204年のコンスタンティノープル包囲戦(コンスタンティノープルほういせん)は、同年4月8日から13日にかけて、ビザンツ帝国の首都コンスタンティノープルを第4回十字軍が包囲し、陥落させた戦いである。征服されたコンスタンティノープルは十字軍の略奪破壊を受けた。これによりビザンツ帝国は一時的に滅亡し、西欧から来た十字軍騎士たちによるラテン帝国が建国され、フランドル伯が初代皇帝ボードゥアン1世としてハギア・ソフィア大聖堂で戴冠した。 この包囲戦の後、ビザンツ帝国の旧領は十字軍諸侯の国家やビザンツ貴族による亡命政権によって分割された。後の1261年、こうした亡命政権の一つニカイア帝国がコンスタンティノープルを奪回してラテン帝国を滅ぼし、ビザンツ帝国を復活させた(パレオロゴス朝)。しかしこれ以降帝国の勢力は領土的にも経済的にも衰退を続け、最終的に1453年の包囲戦でオスマン帝国に滅ぼされた。

見る カトリック教会とコンスタンティノープル包囲戦 (1204年)

コプト典礼カトリック教会

コプト典礼カトリック教会(الكنيسة القبطية الكاثوليكية; Ecclesia Catholica Coptorum Coptic Catholic Church)は東方典礼カトリック教会の特定教会の一つ。を用いるキリスト教の一派。カトリック教会とフル・コミュニオンの関係にあり、典礼にコプト語を用いる。なお、同じ典礼を用いるおよびはゲエズ語を使用している。総大司教座はに置かれ(カイロ郊外)、現在のはである(在位:2013年 - )。の信徒数は18万7320名。

見る カトリック教会とコプト典礼カトリック教会

シノド

シノド、シノドス「」『朝日新聞』夕刊2023年4月27日8面(2023年5月1日閲覧)(ギリシャ語:Σύνοδος、英語:Synod)とは、キリスト教の教会が、教義や管理上の問題を話し合うために催す会議や組織を指す言葉。

見る カトリック教会とシノド

スペイン

スペイン王国(スペインおうこく、)、もしくはスペイン国(スペインこく、)、通称スペイン()は、南ヨーロッパのイベリア半島に位置し、同半島の大部分を占める議会君主制国家。首都はマドリード。スペイン本土以外に、西地中海のバレアレス諸島やアルボラン海のアルボラン島、大西洋のカナリア諸島、北アフリカの飛地領土のセウタとメリリャを有しており、モロッコ沿岸部にもいくつか領土がある(プラサス・デ・ソベラニア)。 西にポルトガル、南にイギリス領ジブラルタル、北東にフランスとアンドラ、アフリカ大陸にあるセウタとメリリャではモロッコと陸上国境を接する。

見る カトリック教会とスペイン

スペインによるアメリカ大陸の植民地化

スペインによるアメリカ大陸の植民地化(スペインによるアメリカたいりくのしょくみんちか)では、15世紀から17世紀におけるスペインによる新大陸の征服活動および植民地化活動について説明する。

見る カトリック教会とスペインによるアメリカ大陸の植民地化

スペイン人

スペイン人(スペインじん、el pueblo español)は、ヨーロッパ南西部のイベリア半島の国家スペインの国籍保持者もしくはその住民。 スペイン国家の住民を表す用語として、los pueblos de España(スペイン国家の諸民族)なる表現もしばしば用いられる。

見る カトリック教会とスペイン人

スロバキア

スロバキア共和国(スロバキアきょうわこく、、通称スロバキア)は、中央ヨーロッパの共和制国家。首都はブラチスラヴァで、北西にチェコ、北にポーランド、東にウクライナ、南にハンガリー、南西にオーストリアと隣接する。

見る カトリック教会とスロバキア

スロベニア

スロベニア共和国(スロベニアきょうわこく、Slovenija: )、通称スロベニアは、中央ヨーロッパに位置する国。首都はリュブリャナ柴、ベケシュ、山崎、p.16。主要なヨーロッパの文化や交易の交差路である。

見る カトリック教会とスロベニア

スプーン

スプーン()とは、小さくて浅いボウル状の部分と比較的長い取っ手を組み合わせた、食事用あるいは調理用の道具。匙(さじ)ともいう。

見る カトリック教会とスプーン

スイス

スイス連邦(スイスれんぽう、、、)、通称スイスは、中央ヨーロッパに位置する連邦共和制国家。歴史によって、西欧に分類されることもある。 ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、リヒテンシュタインに囲まれた内陸に位置し、国内には多くの国際機関の本部が置かれている。首都はベルンで、主要都市にはチューリッヒ、ジュネーヴ、バーゼル、ローザンヌなどがある。永世中立国であるが、欧州自由貿易連合に加盟しているほか、バチカン市国の衛兵はスイス傭兵が務めている。日本語表記のスイスはフランス語名に由来している。

見る カトリック教会とスイス

サンマリノ

サンマリノ共和国(サンマリノきょうわこく、Repubblica di San Marino)、通称サンマリノは、イタリア半島の中東部に位置する共和制国家。首都はサンマリノ市。国土の周囲は全てイタリアで囲まれた内陸国で、国土の面積は61.2平方キロメートル(日本の東京都世田谷区や十和田湖(青森県・秋田県)とほぼ同じ)で、世界で5番目に小さなミニ国家である。また、現存する世界最古の共和国と考えられており、同国もそれを誇りとしている 駐日サンマリノ共和国大使館(2022年9月3日閲覧)。1700年間、一度も戦争をしたことがない。 欧州連合(EU)には加盟していない。

見る カトリック教会とサンマリノ

サン・ピエトロ大聖堂

サン・ピエトロ大聖堂(サンピエトロだいせいどう、イタリア語:)は、バチカン市国南東端にあるカトリック教会の総本山。サン・ピエトロは「聖ペテロ」の意で、キリスト教の使徒聖ペテロのイタリア語であるサン・ピエトロに由来する。セントピーター寺院、聖ペテロ大聖堂などと表記されることもある。 カトリック教会の伝承によれば、サン・ピエトロ大聖堂はもともと使徒ペトロの墓所を祀る聖堂とされ、キリスト教の教会建築としては世界最大級の大きさを誇る。床面積2万3,000m2。北に隣接してローマ教皇の住むバチカン宮殿、バチカン美術館などがあり、国全体が『バチカン市国』としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。

見る カトリック教会とサン・ピエトロ大聖堂

サクラメント

サクラメント(sacrament、sacramentum)は、キリスト教において神の見えない恩寵を具体的に見える形で表すことである。それは様々な儀式の形で表されている。 ただし現在のキリスト教においては教派によってその指し示す内容、さらには日本語訳として用いられる表現も異なっている。例えば、カトリック教会では秘跡、聖公会では聖奠(せいてん)、プロテスタント教会では礼典、正教会では機密と呼ばれる。 ラテン語に由来するSacrament(サクラメント)は、西方教会では一般的な用語であるが、正教会ではギリシア語のμυστήριον(ミスティリオン)や、これを語源とする英語のMystery(ミステリー)などが用いられる。

見る カトリック教会とサクラメント

ゆるしの秘跡

山形県鶴岡市にある鶴岡カトリック教会天主堂の告解場 オランダ・北ブラバント州にある伝統的な告解場。 ゆるしの秘跡(ゆるしのひせき、Sacramentum Poenitentiae et Reconciliationis, Sacrament of Penance and Reconciliation)は、カトリック教会の秘跡(サクラメント)の一つで、洗礼以後に犯した罪のゆるしを与える秘跡のこと。かつては悔悛の秘蹟や告解と呼ばれていた。 正教会の「痛悔機密」に相当するが、その理解については一定程度の違いがある。聖公会では聖奠的諸式とされる「個人懺悔」(「懺悔」もしくは「告解」とも)に相当する。

見る カトリック教会とゆるしの秘跡

啓蒙思想

啓蒙思想(けいもうしそう、Enlightenment、Lumières、Aufklärung)とは、理性による思考の普遍性と不変性を主張する思想。その主義性を強調して啓蒙主義(けいもうしゅぎ)ともいう。ヨーロッパ各国語の「啓蒙」にあたる単語を見て分かるように、原義は「光」あるいは「光で照らすこと」である、平凡社。。自然の光(lumen naturale)としての理性を自ら用いて超自然的な偏見を取り払い、人間本来の理性の自立を促すという意味である。 時代的に先行するルネサンスを引き継ぐ側面もあり、科学革命や近世哲学の勃興とも連動し、一部重複もするが、一般的には専ら(経験論的)認識論、政治思想・社会思想や倫理学、文芸活動などを指すことが多い。

見る カトリック教会と啓蒙思想

公同の教会

公同の教会(Καθολική Εκκλησία、Ecclesia Catholica、Catholic Church)とは、キリスト教の概念である。「教会がどこに行っても同じ教会である」という普遍性を表すが、その意味するところについては教派によって様々な解釈の違いがある。自派教会を普遍的な教会とみなして自己言及として用いられる場合や、教派を超えた(エキュメニズム的な)意味合いを見出す解釈まで様々である。

見る カトリック教会と公同の教会

公会議

公会議(こうかいぎ、Οικουμενικές σύνοδοι, Concilium Oecumenicum, Ecumenical council)とは、キリスト教において全世界の教会から司教(主教)等の正規代表者が集まり、教義・典礼・教会法などについて審議決定する最高会議『キリスト教大辞典』(660頁、教文館、昭和48年改訂新版第二版)。

見る カトリック教会と公会議

共同訳聖書

共同訳聖書(きょうどうやくせいしょ)は、エキュメニズムの流れを受けで世界各国でカトリック教会とプロテスタント諸派の共同作業により各国語に翻訳された聖書のことである。第2バチカン公会議以降、各国で取り組まれている。

見る カトリック教会と共同訳聖書

典礼

典礼(てんれい)とは、定まった儀式・儀礼あるいはこれを司る役である。通常はキリスト教(カトリック教会)のそれを指すことが多いが、釈奠典礼とも呼称される儒教の祖孔子を祀る儀礼である釈奠なども一般に典礼と呼ばれる。 本項目ではカトリック教会における典礼、すなわち公的礼拝およびその様式について解説するが、媒体によってはカトリック教会に限定されない術語として「典礼」が用いられる場合もあるため、キリスト教の他教派のものについても部分的に解説する。

見る カトリック教会と典礼

典礼言語

典礼言語(てんれいげんご、liturgical language, sacred language)とは、日常的には用いられず、宗教行為などでのみ用いられる言語のこと。その宗教の教典と不可分な関係にある。世界中の多くの宗教が、程度の差こそあれ、典礼言語を保有している。

見る カトリック教会と典礼言語

現代 (時代区分)

時代区分の、現代史(げんだいし、、)とは、世界の歴史における時代区分で、現在進行している時代、歴史のことである。平たく言えば「現在の時代」ではない。通例では、対象とする分野における体制や状態が、現在と同じ形に変化した時点以後の時代を指す。時系列の「先史、古代、中世、近世、近代、現代」という時代区分の最後である。

見る カトリック教会と現代 (時代区分)

理性

理性(りせい、λόγος、ratio、raison、reason、Vernunft)とは、人間に本来的に備わっているとされる知的能力の一つである。言い換えれば推論(reasoning)能力である。知識・認識や判断の源泉として、この理性に依拠する態度を理性主義と言う。

見る カトリック教会と理性

理性の祭典

ノートルダム大聖堂は理性信仰の宗教施設になった 理性の祭典(りせいのさいてん、Fête de la Raison、 Festival of Reason)とは、フランス革命期の1793年11月10日以降、フランス共和国のパリのノートルダム大聖堂を中心にフランス全土で開催された祭典。ジャコバン派独裁のなか、同派のなかでジャック・ルネ・エベールを中心とするグループ(エベール派)の主導でおこなわれ、きわめて無神論的性格の強いものであったプライス(2008)pp.168-172。

見る カトリック教会と理性の祭典

神の母

神の母(かみのはは、、テオトコスもしくはセオトコスと転写)とは、キリスト教の用語でイエス・キリストの母マリア(聖母マリア)に対する称号。 マリアが神の母であるとは、キリストの神的位格(υπόστασις)を生む母であることを意味し、キリストを神の本性(φύσις)において生んだ母という意味ではないとしている。ここでいう位格(自立存在ともいわれる)とは、他の存在に依存することなく存在するものをいう。アレクサンドリアのアタナシオスはマリアをロゴス(λόγος:神の御言葉)の母と称していた。つまり、マリアは神の位格のひとつロゴス(子なる神、神子:かみこ)の母であるとの意味である。 これに対して、コンスタンディヌーポリ総主教のネストリオスは、この称号を否定して人的位格を生んだクリストトコス(Χριστοτόκος:救世主(Χριστός)を産む者(τόκος))という新たな称号を提唱し、聖人ではあるが神の母ではないと主張した。この争いを調停するため、エフェソス公会議が召集され、ネストリオスの教義は異端と宣告され、マリアが神の母であることが宣言された。

見る カトリック教会と神の母

神学者

神学者(しんがくしゃ)は、神学の学者のことである。 通例、単に「神学者」と言えばキリスト教神学を学ぶ者を指し、イスラーム神学(カラーム)など他宗教の神学を学ぶ者については「イスラーム神学者」などの表現が使われる事が多い。 正教会では聖人の称号としても用いられるが、「神学者」の称号を持つ聖人は4名のみである。

見る カトリック教会と神学者

神学校

神学校(しんがっこう、英語:seminary)とは、主にキリスト教の唯一神(神学または宗教学)について学び、次世代の教役者を養成・訓練するための教育機関を指す言葉である。ユダヤ教やイスラム教にも似た教育施設があることもあり、宗教・宗派によっては、神学校に類した教育機関に聖書学校や宣教師訓練学校などがある。また、神学校の理念や目的について、諸宗教・諸教派ごとに微妙にニュアンスが異なっている。

見る カトリック教会と神学校

神性

神性(しんせい、, )とは、「神の性質。神としての性質」や「こころ。精神」を指す言葉。

見る カトリック教会と神性

禁書目録

禁書目録(きんしょもくろく、Index Librorum Prohibitorum)とは16世紀から20世紀の半ばまでカトリック教会によって作成された書物のリストで、カトリック教会と信徒に対して危険を及ぼすとみなされた書物が掲載された。禁書目録の目的は信徒を、非道徳あるいはカトリック信仰を脅かす書物から守ることにあった。禁書目録は単に出版後の本だけを対象としていたわけではなく、カトリック信徒が著作を行うときはあらかじめ検閲を受けさせることも習慣として行われた。

見る カトリック教会と禁書目録

福音書

福音書(ふくいんしょ、Εὐαγγέλιον, ラテン語・Evangelium, Gospel)は、キリスト教の聖典の核心である、イエス・キリストの言行録である。通常は新約聖書におさめられた福音書記者による四つの福音書(マタイによる福音書、マルコによる福音書、ルカによる福音書、ヨハネによる福音書)を意味する。その他にトマスによる福音書などがあるが、それらは正典として認められなかった外典文書である。 日本正教会では福音経(ふくいんけい)とも呼ばれる。これは福音書を、奉神礼において詠まれる祈祷書(経典)の一つでもあると捉える考えに基づいている。

見る カトリック教会と福音書

福者

福者(ふくしゃ、(男性形), beāta, Blessed)は、カトリック教会において、死後その徳と聖性を認められた者に与えられる称号。この称号を受けることを列福という。その後、さらに列聖調査がおこなわれて聖人に列せられることもある。

見る カトリック教会と福者

秘跡

秘跡(ひせき、μυστηριον、sacramentum、sacrament, サクラメント)は、カトリック教会の用語で、教会で執り行われるキリストの神秘を目に見える形で現在化する特別な儀礼。「イエス・キリストによって制定され、教会にゆだねられた、神の恵みを実際にもたらす感覚的しるし」のことカトリック教会のカテキズムより。(『カトリック教会のカテキズム 要約(コンペンディウム)』137頁、カトリック中央協議会 ISBN 978-4-87750-153-2 )。かつては「秘蹟」とも書かれていた。 秘跡は、プロテスタントでは「聖礼典・礼典(せいれいてん、れいてん)」、正教会では「機密(きみつ)」、聖公会では「聖奠(せいてん)」などと邦訳し、日本では教派によって訳語もその意味も異なっている場合がある。

見る カトリック教会と秘跡

第1バチカン公会議

第1バチカン公会議(だい1バチカンこうかいぎ、Concilium Vaticanum Primum)は、ローマ・バチカンのサン・ピエトロ大聖堂において、1869年12月8日から1870年10月20日の4会期にわたって行われた、カトリック教会の20回目の公会議。

見る カトリック教会と第1バチカン公会議

第1ラテラン公会議

第1ラテラン公会議(だいいちラテランこうかいぎ)は、1123年3月18日から27日にかけてローマのサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂に隣接していたラテラノ宮殿で行われたカトリック教会の公会議。ヴォルムス協約の承認を求めた教皇カリストゥス2世によって召集された。第1ラテラノ公会議とも表記される。 この西方地域で初めて行われた普遍公会議は、すべて東方で行われた古代の公会議や正教会が承認する公会議と性格を異にし、教皇権の伸張にともない、西方教会においては公会議が、ローマ教皇を中心に教会のさまざまな問題を討議し解決するための場となったことを示している。以降、西方教会が承認する公会議はすべて西方で開催された。

見る カトリック教会と第1ラテラン公会議

第1リヨン公会議

第1リヨン公会議(だいいちリヨンこうかいぎ)は、1245年6月28日から、リヨン(現フランス南東部)の司教座聖堂(カテドラル)で行われたカトリック教会の公会議。フリードリヒ2世を弾劾すべく、教皇インノケンティウス4世が召集した。

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第1ニカイア公会議

第1ニカイア公会議を画いたイコン。アリウスが下方の闇に画かれ断罪されている。(メテオラ・大メテオロン修道院所蔵) ニカイア公会議(ニカイアこうかいぎ、ニケア、ニケーアとも)は、325年5月20日から6月19日まで小アジアのニコメディア南部の町ニカイア(現:トルコ共和国ブルサ県イズニク)で開かれた、キリスト教史における最初の全教会規模の会議。これを公会議という。正教会の一員たる日本正教会での訳語では全地公会であり、本会議は第一全地公会と呼ばれる。

見る カトリック教会と第1ニカイア公会議

第1コンスタンティノポリス公会議

第1コンスタンティノポリス公会議(だい1コンスタンティノポリスこうかいぎ)は、381年にコンスタンティノポリス(現トルコ、イスタンブール)で行われた二回目のキリスト教の公会議。正教会の一員たる日本ハリストス正教会では第二全地公会ともいう。

見る カトリック教会と第1コンスタンティノポリス公会議

第1回十字軍

中世の写本に描かれた第1回十字軍のエルサレム攻撃 第1回十字軍(だいいっかいじゅうじぐん、1096年 - 1099年)は、1095年にローマ教皇ウルバヌス2世の呼びかけにより、キリスト教の聖地エルサレムの回復のために始められた軍事行動。クレルモンにおける教会会議の最後に行われた聖地回復支援の短い呼びかけが、当時の民衆の宗教意識の高まりとあいまって西欧の国々を巻き込む一大運動へと発展した。 十字軍運動においては、一般に考えられているような騎士たちだけではなく一般民衆もエルサレムへ向かった。彼らは戦闘の末にイスラム教徒を破って、同地を1099年7月15日に占領した。そして、エルサレム王国など「十字軍国家」と呼ばれる一群の国家群がパレスティナに出現した。西欧諸国が初めて連携して共通の目標に取り組んだという点で、十字軍運動は欧州史における重大な転換点となった。そしていわゆる「十字軍」を名乗った運動で当初の目的を達成することができたのは、この第1回十字軍が最初で最後となる。

見る カトリック教会と第1回十字軍

第2バチカン公会議

第2バチカン公会議(だい2バチカンこうかいぎ、、1962年-1965年)は、ローマ教皇ヨハネ23世のもとで開かれ、後を継いだパウロ6世によって遂行されたカトリック教会の公会議である。 この会議では、公会議史上初めて世界五大陸から投票権を持つ参加者 (公会議教父) が集まり、まさに普遍公会議というにふさわしいものとなった。教会の現代化()をテーマに多くの議論がなされ、以後の教会の刷新の原動力となるなど、第2バチカン公会議は20世紀のカトリック教会において最も重要な出来事であり、現代に至るまで大きな影響力をもっている。

見る カトリック教会と第2バチカン公会議

第2ラテラン公会議

第2ラテラン公会議(だいにラテランこうかいぎ)は、1139年4月3日から8日にかけてローマのサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂に隣接していたラテラノ宮殿で行われたカトリック教会の公会議。対立教皇アナクレトゥス2世によって引き起こされた問題を解決するため、教皇インノケンティウス2世によって召集された。100人以上の司教が参加し、大修道院長などを加えると参加者は数百人にも上った。第2ラテラノ公会議とも表記される。

見る カトリック教会と第2ラテラン公会議

第2リヨン公会議

第2リヨン公会議(だい2リヨンこうかいぎ)は、1274年にリヨン(現在のフランス南東部の都市)で行われたキリスト教の公会議。十字軍の派遣、正教会との和解、教皇選挙(コンクラーヴェ)制度の見直しが話し合われた。イスラム教徒への対抗上招かれたクビライの使節が参加していたことが、後にフランシスコ会員ジョヴァンニ・ダ・モンテコルヴィーノが大都へ赴いて中国に初めてカトリックを伝えるきっかけとなった。

見る カトリック教会と第2リヨン公会議

第2ニカイア公会議

第2ニカイア公会議(第七全地公会)のイコン。 第2ニカイア公会議(だい2ニカイアこうかいぎ)は、787年に小アジアのニカイア(ニケア)で開かれたキリスト教の公会議。第7回世界公会議、第七全地公会ともいう。正教会とカトリック教会の両方が有効性を認める最後の公会議であり、聖像破壊運動および聖像破壊論者を否定した。公会議のセッションは7回あったが、10月4日に行われた5回目で、聖像破壊勢力はユダヤ人とサラセン人とマニ教信者の三者から生まれたものと結論された。

見る カトリック教会と第2ニカイア公会議

第2コンスタンティノポリス公会議

第2コンスタンティノポリス公会議(だい2コンスタンティノポリスこうかいぎ)は、553年に東ローマ帝国の首都コンスタンティノポリス(現在のトルコ・イスタンブール)で行われたキリスト教の公会議。 正教会の日本ハリストス正教会では、第五全地公会という。ローマ皇帝ユスティニアヌス1世の政治的思惑によって開催され、「三章問題」(en)を討議して、これを排斥した。

見る カトリック教会と第2コンスタンティノポリス公会議

第3ラテラン公会議

第3ラテラン公会議(だい3ラテランこうかいぎ)は、1179年3月にローマのサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂に隣接していたラテラノ宮殿で行われたカトリック教会の公会議。神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ1世との対立によって引き起こされた問題を解決するため、教皇アレクサンデル3世によって召集された。第3ラテラノ公会議とも表記される。

見る カトリック教会と第3ラテラン公会議

第3コンスタンティノポリス公会議

第3コンスタンティノポリス公会議(だい3コンスタンティノポリスこうかいぎ)は、680年~681年にかけて東ローマ帝国の首都コンスタンティノポリスで行われたキリスト教の公会議。 正教会の日本ハリストス正教会では、第六全地公会という。 単性論の変形説である単意論を排斥。ローマ教皇ホノリウス1世を断罪。

見る カトリック教会と第3コンスタンティノポリス公会議

第4ラテラン公会議

第4ラテラン公会議(だいよんラテランこうかいぎ)は、1215年にローマのサン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂に隣接するラテラノ宮殿で行われたカトリック教会の代表による公会議。第4ラテラノ公会議とも表記される。

見る カトリック教会と第4ラテラン公会議

第4コンスタンティノポリス公会議

第4コンスタンティノポリス公会議(だい4コンスタンティノポリスこうかいぎ)は、869年10月5日から870年2月28日まで東ローマ帝国の首都コンスタンティノポリスで開催されたキリスト教の公会議。867年に罷免された前コンスタンティノポリス総主教のフォティオスを断罪。

見る カトリック教会と第4コンスタンティノポリス公会議

第4回十字軍

第4回十字軍(だい4かいじゅうじぐん)は、インノケンティウス3世によって呼びかけられ、1202年から1204年までフランスの諸侯とヴェネツィアを中心として行われた十字軍。当初の目的であった聖地には向かわず、キリスト教国の東ローマ帝国を攻略し、首都・コンスタンティノポリスを陥落させ、略奪・殺戮の限りを尽くしたため、最も悪名の高い十字軍として知られる。 東ローマ帝国を一旦滅亡させたため、この地域のキリスト教国家の力を削ぎ、後のオスマン帝国による東ヨーロッパの大部分の支配の伏線のひとつとなった。通常は1453年のコンスタンティノープル陥落をもって東ローマ帝国が滅亡したとされるが、この第4回十字軍で東ローマは実質的に滅亡したと見る歴史家もいる。

見る カトリック教会と第4回十字軍

第5ラテラン公会議

第5ラテラン公会議(だい5ラテランこうかいぎ Concilium Lateranense Quintum)は1512年から1517年にかけて行われたキリスト教(カトリック教会)の公会議。周囲の圧力によってやむなく開催の運びとなったが、結果的に有意義な内容の議論が行われず、カトリック教会は自己改革のチャンスを逸し、宗教改革運動を招くことになった。第5ラテラノ公会議とも表記される。

見る カトリック教会と第5ラテラン公会議

第二正典

第二正典(だいにせいてん、Deuterocanonical books)とは、旧約聖書の中でカトリック教会では正典とするが、プロテスタントでは正典とせず外典や偽典として扱われている書物のこと。聖公会は正典と同格の文書として受け容れるが、教義の源泉とすることは禁じている。

見る カトリック教会と第二正典

総大司教

総大司教(そうだいしきょう)は、カトリック教会において最高の裁治権をもつ司教職。

見る カトリック教会と総大司教

総主教

総主教(そうしゅきょう、πατριάρχης, ロシア語・ブルガリア語等: Патриарх, Patriarch)は、東方教会(正教会、東方諸教会)における最高位聖職者であり、主教品の最上位。正教会においては特定の独立正教会の首座主教に付与される称号(首座主教であっても総主教ではない主教が正教会には居る)。敬称は"His Holiness(聖下)"。 総主教の管轄する教区・教会・事務局・総主教邸は総主教庁(Patriarchate)と呼ばれる。

見る カトリック教会と総主教

組織 (社会科学)

社会科学におけるは、共通の目標を有し、目標達成のために協働を行う、何らかの手段で統制された複数の人々の行為やコミュニケーションによって構成されるシステム日常語では組織を、それに関係する集団として考えるが以下ではバーナードらの定義に基づいた議論を行う。のことである。

見る カトリック教会と組織 (社会科学)

病者の塗油

現在では「病者の塗油」が正式な用語であるが、1600年ごろの絵画であり、当時は臨終の者に行われる場合が多かったことに鑑み、キャプションは「終油の秘蹟」とした。 病者の塗油(びょうしゃのとゆ、unctio infirmorum、anointing of the sick)は、カトリック教会における七つの秘跡の一つ。

見る カトリック教会と病者の塗油

生命

生命(せいめい、)とは、シグナル伝達や自立過程などの生物学的現象を持つ物質を、そうでない物質と区別する性質であり、恒常性、組織化、代謝、、適応、に対する反応、および生殖の能力によって記述的に定義される。自己組織化系など、の多くの哲学的定義が提案されている。ウイルスは特に、宿主細胞内でのみ複製するため定義が困難である。生命は大気、水、土壌など、地球上のあらゆる場所に存在し、多くの生態系が生物圏を形成している。これらの中には、極限環境微生物だけが生息する過酷な環境もある。 生命は古代から研究されており、エンペドクレスは唯物論で、生命は永遠の四元素から構成されていると主張し、アリストテレスはで、生物には魂があり、形と物質の両方を体現していると主張した。生命は少なくとも35億年前に誕生し、その結果、へとつながった。これが、多くの絶滅種を経て、現存するすべての種へと進化し、その一部は化石として痕跡を残している。また、生物を分類する試みも。現代の分類は、1740年代のカール・リンネによる二名法から始まった。

見る カトリック教会と生命

男性

男性(だんせい、 Άνδρας、man)は、女性と対比されるヒト(人間)の性別。男の人。 一般的に「男性」という語は成人の男性に対して使うことが適当とされる。小児の場合は「男の子」や「男児」と言う呼称になる。

見る カトリック教会と男性

無原罪の御宿り

無原罪の御宿り(むげんざいのおんやどり、Immaculata Conceptio Beatae Virginis Mariae)とは、聖母マリアが、神の恵みの特別なはからいによってフスト・ゴンサレス 著、鈴木浩 訳『キリスト教神学基本用語集』244頁、教文館 (2010/11)、ISBN 9784764240353、原罪の汚れと穢れを存在のはじめから一切受けていなかったとする、カトリック教会における教義である新要理書編纂特別委員会/編、日本カトリック司教協議会/監修(2003年)『カトリック教会の教え』106頁 - 107頁、カトリック中央協議会、ISBN 9784877501068。無原罪懐胎(むげんざいかいたい)とも言う。

見る カトリック教会と無原罪の御宿り

異端

異端(いたん、heresy)とは、正統との対比で生ずる概念である。 下記はその辞書的な定義である。

見る カトリック教会と異端

煉獄

煉獄(れんごく、Purgatorium)とは、カトリック教会の教義で、この世の命の終わりと天国との間に多くの人が経ると教えられる清めの期間『カトリック教会の教え』(159頁)、カトリック中央協議会 ISBN 9784877501068。『カトリック教会のカテキズム』では、「神の恵みと神との親しい交わりとを保ったまま死んで、永遠の救いは保証されているものの、天国の喜びにあずかるために必要な聖性を得るように浄化(清め)の苦しみを受ける人々の状態」と説明する『カトリック教会のカテキズム 要約(コンペンディウム)』(124頁)、カトリック中央協議会 ISBN 9784877501532。 正教会やプロテスタントなどキリスト教の他の教派では、後述するように煉獄の存在を認めていない。

見る カトリック教会と煉獄

片岡弥吉

片岡 弥吉(かたおか やきち、1908年1月12日 - 1980年2月21日)は、日本の日本史学者。 長崎県生まれ。日本大学卒業。カソリック教徒として長崎でのキリスト布教史、キリシタン研究で知られる。1964年『浦上四番崩れ』で日本エッセイストクラブ賞受賞。1951年純心女子短期大学助教授、後に教授、副学長。 実娘のSr.片岡千鶴子、Sr.片岡瑠美子は各・長崎純心聖母会の修道女で、前者は長崎純心学園理事長ほか、後者は長崎純心大学学長ほかを務めた。他に多くの子女がいる。

見る カトリック教会と片岡弥吉

独立カトリック教会

独立カトリック教会(どくりつカトリックきょうかい、)は、カトリックの伝統を保持して「カトリック教会」を自認・自称するが、ローマ教皇座(ローマ・カトリック教会)と相互承認していない教派・教会の総称。 19世紀に第1バチカン公会議の決定に反対してローマ・カトリック教会から分かれた復古カトリック教会をはじめ、そこから分かれたいくつかの教派、また20世紀初頭にアメリカのポーランド系移民により分かれたポーランド・カトリック教会などアメリカで設立された複数の教派などがある。

見る カトリック教会と独立カトリック教会

独身

独身(どくしん, Single, Unmarried person)は、未婚あるいは配偶者との離婚・死別により寡婦・寡夫になった者。婚姻関係がない状態またはその者(独身者)のこと。なお「未婚」は結婚経験がなく独身の状態またはその者(未婚者)を指し、配偶者と離別または死別して独身となった場合は「未婚」ではないため、「独身」と「未婚」は同義ではない。

見る カトリック教会と独身

隠れキリシタン

隠れキリシタン(かくれキリシタン)は、日本の江戸時代に江戸幕府が禁教令を布告してキリスト教を弾圧した後も、密かに信仰を続けたキリスト教徒(キリシタン)信者である。以下の2つに分けられ、かつては両者を区別しなかったが、現代では前者を「潜伏キリシタン」と呼ぶことも多い。

見る カトリック教会と隠れキリシタン

避妊

避妊(ひにん、Birth control/Fertility control/Contraception/Anticonception)は、望まない妊娠を防ぐこと。また、その手法やそれに使う医薬品や器具を使用することである。避妊の計画や準備、避妊の利用を家族計画、産児制限(family planning)と呼ぶ。 避妊は古代から行われており、20世紀になってから効果的で安全な避妊手法が利用できるようになった。 一部の人々は避妊を倫理的、宗教的、または政治的に望ましくないことだと考え、避妊手段へのアクセスを制限したり阻止したりしている。

見る カトリック教会と避妊

聖変化

聖変化(せいへんか、、、、)は、カトリック教会のミサや正教会の聖体礼儀において、パンとぶどう酒がイエス・キリストの体(聖体・聖体血)に変化すること。

見る カトリック教会と聖変化

聖座

フレームなし 聖座(せいざ、Sancta Sedes, Santa Sede, Holy See)は、ローマ・カトリック教会の用語で、ローマ教皇が持つ使徒ペトロに由来するとされる使徒継承教会の首長として最高かつ普遍で正統な権威及び職権であり(Can. 313及び333 CIC 1983)、バチカン市国の三権を掌握し(第一条)、国際法上は主権実体として扱われる。また、外交使節もバチカン市国基本法第二条(バチカン市国の憲法は主権国家であるバチカン市国の国交、外交に関する一切の事項に関する権限は教皇が唯一これを行使すると規定する)に基づき聖座(教皇)が教皇庁を通して主権実体として派遣する。カトリック教会においてこの権威は、首位権および不可謬性が成り立つとされている(Can.

見る カトリック教会と聖座

聖人

聖人(せいじん/しょうにん、※呉音:しょうにん、漢音:せいじん)とは、一般的に、徳が高く、人格高潔で、生き方において他の人物の模範となるような人物を指す。主に特定の宗教・宗派の中での教祖や高弟、崇拝・崇敬対象となる過去の人物をさすことが多い。 そして最も優れ、徳の高い聖人のことを大聖(たいせい)仏の尊称・大聖主・高位の菩薩を指す大聖(だいしょう)、如来を指す大聖(たいしょう)とは区別。(漢語林より)という。

見る カトリック教会と聖人

聖伝

聖伝あるいは聖伝承(せいでん、Sacred Tradition, Holy Tradition)は、キリスト教における伝承のこと。カトリック教会、正教会、東方諸教会では重要視される。 聖伝の位置づけについてはカトリック教会と正教会の間に違いがある。前者は「聖書と聖伝」と並び称すのに対して、後者は「聖伝の中に聖書が含まれる」と捉える。 他方、プロテスタントでは位置付けが異なり伝統と訳すが、伝統をどこまで認めるかには幅があり、純粋に聖書のみを主張する者も居れば、逆にカトリック教会に近い伝統主義の者などもいる。

見る カトリック教会と聖伝

聖体

聖体(せいたい)とは、カトリック教会、正教会、東方諸教会などキリスト教諸教派において、ミサや聖体礼儀で拝領、礼拝するために聖別されたパンを指す。イエス・キリストの体の実体として信じられている。 聖別によってパンとぶどう酒(ワイン)がキリストの体と血の実体に変化することを聖変化という。聖変化が典礼中のどの時点で行われるかについては、教派によって神学的見解が異なる。

見る カトリック教会と聖体

聖体賛美式

聖体賛美式(聖体降福式、ベネディクションとも)とは、顕示された聖体を礼拝するカトリック教会での儀式。

見る カトリック教会と聖体賛美式

聖化

聖化(せいか、Sanctification、動詞形ではsanctify)とは、神の聖霊に満たされたものとして「聖なるものとされる」状態またはその過程を意味する。 聖化という概念は、ユダヤ教や特にキリスト教をはじめとする宗教の間に広く存在する。特別な目的のために分けられたものを指すこともあるが、キリスト教神学で最もよく使われるのは、救いの時点で始まり、信者の生涯を通じ、神によって信者にもたらされる変化に関するものである。多くのキリスト教では、この過程は天国で初めて完成すると考えられているが、現世で完全な聖化が可能であると考える人もいる。列聖(canonization)と混合されることがある。

見る カトリック教会と聖化

聖ピオ十世会

聖ピオ十世会(せいピオじっせいかい、、Fraternité sacerdotale Saint-Pie-X、、略称:SSPX) は、カトリック教会の伝統主義を主張する団体である。1970年にフランスのマルセル・ルフェーブル大司教によって創立された。同会は1970年11月にフランソワ・シャリエール司教によって、6年期限の仮認可を得たものの、1975年に新任の司教によって取り消され、1988年には教皇の許可を得ない司教聖別を行ったことから創立者を含む司教ら6名が教皇庁から破門される事態となった。その後2009年に破門は取り消され、教皇庁との関係修復に向けて現在交渉中である。2015年、教皇フランシスコは、「誰も排除しない」として、いつくしみの聖年期間中の聖ピオ十世会司祭のゆるしの秘跡を有効とする声明を出した。

見る カトリック教会と聖ピオ十世会

聖公会

聖公会(せいこうかい)、国際的な名称としては アングリカン・チャーチ(Anglican Church, Anglican Episcopal Church, Anglicanism)は、イングランド国教会(Church of England)の系統に属するキリスト教の教派。 聖公会は自らを、西方教会におけるカトリック教会とプロテスタントの中間として位置づけ、そのことから「中道(Via Media)」の教会であると自認している。 世界各地にある聖公会の諸教会の世界的連合を、アングリカン・コミュニオン(Anglican Communion)という。 「聖公会」という漢語名称は「使徒信経」および「ニケヤ信経」に出てくる「聖なる公同の教会」(holy catholic Church)に由来し、非公式には19世紀中葉から香港・中国で使われ始め、正式には1887年から日本聖公会で、その後中華聖公会・大韓聖公会でも用いられるようになった名称である。

見る カトリック教会と聖公会

聖務日課

聖務日課(せいむにっか、ラテン語:officium divinum, Liturgia horarum)は、カトリック教会などで行われる典礼の一つ。毎日行われる。カトリック教会では第2バチカン公会議まで全世界でラテン語で唱えられており、聖職者や修道者などによるものという位置づけであったが、典礼改革によってすべての信徒による祈りとしての位置づけに改められ、使用される言語はラテン語だけでなく、各言語に拡大した。1973年にカトリック中央協議会から刊行された日本語版聖務日課書は『教会の祈り 新しい聖務日課』と題されている。

見る カトリック教会と聖務日課

聖職者

Таджуддин, Талгат Сафич(ムフティー、イスラームの指導者)、アレクシイ2世(モスクワ総主教、正教の指導者) 聖職者(せいしょくしゃ、κλῆρος、clerus、clergy, cleric)とは、宗教上の聖職に就いている人。(宗教的に)人々を導き、教える役割を果たしている人のことである。対義語は、平信徒。

見る カトリック教会と聖職者

聖遺物

label。

見る カトリック教会と聖遺物

聖餐

聖餐(せいさん)とはイエス・キリストの最後の晩餐および、後にその再現として執行してきた典礼的会食をいう。「エウカリスト」(ユーカリスト)の日本語訳。「聖餐」はおもに西方の教派で使われる訳語だが、カトリック教会では「聖体祭儀」、「聖体の秘跡」と呼ばれる。日本の聖公会、プロテスタント教会などでは「聖餐式」と呼ばれる。正教会では「聖体礼儀」、「聖体機密」「領聖」と呼ばれる。「主の晩餐」の語はいずれの教派でも使われる。

見る カトリック教会と聖餐

聖母の被昇天

聖母の被昇天(せいぼのひしょうてん、Assumption of Mary)とはカトリック教会の用語で、聖母マリアがその人生の終わりに、肉体と霊魂を伴って天国にあげられたという信仰、あるいはその出来事を記念する祝日(8月15日)のこと。1950年、当時のローマ教皇ピオ12世のエクス・カテドラ宣言によって正式に教義とされた。 キリストが自らの力で能動的に「昇天」(ascensione、アッシェンシオーネ)したのに対し、聖母マリアは聖霊の力で受動的に昇天したので、「被昇天」(assunzione、アッスンツィオーネ)と呼称する。

見る カトリック教会と聖母の被昇天

聖母マリア

聖母マリア(せいぼマリア、מִרְיָם,, ܡܪܝܡ,, Μαρία, )は、イエス・キリスト(ナザレのイエス)の母、ナザレのヨセフの妻。ヨアキムとアンナの娘とされている。 「聖母(せいぼ)」はカトリック教会、聖公会で最も一般的称号である。おとめマリア、処女マリア、神の母マリアとも。 正教会の一員である日本ハリストス正教会では生神女マリヤ(しょうしんじょマリヤ)の表現が多用される。 この記事ではキリスト教におけるマリアのみについて取り上げる。

見る カトリック教会と聖母マリア

聖書

聖書(せいしょ、ביבליה、βιβλία、biblia)とは、キリスト教、ユダヤ教で教典、正典とされる書物。イスラム教でも教典とされている。

見る カトリック教会と聖書

非カルケドン派正教会

非カルケドン派正教会久松英二 『ギリシア正教 東方の智』7頁 講談社選書メチエ (2012/2/10) ISBN 9784062585255(ひカルケドンはせいきょうかい、Non-Chalcedonian Orthodox Churches)とは、カルケドン公会議(第四全地公会議)の決議を不服として成立した諸教会(アルメニア使徒教会、コプト正教会、シリア正教会など)の総称。 「非カルケドン派」の名称により、コンスタンティノープル総主教を名誉的なトップとし「ギリシャ正教」とも呼ばれる正教会及びカトリック教会(カルケドン派)と区別される。 他にも様々な呼び名があり、オリエンタル・オーソドックス(オリエント正教、Oriental Orthodox"The Blackwell Dictionary of Eastern Christianity" Wiley-Blackwell; New edition (2001/12/5), p169 - p170, ISBN 9780631232032)、非カルケドン派教会(Дохалкидонские церкви)、古東方教会(Древневосточные Церкви)、古オリエント教会(Chiese orientali antiche, Altorientalische Kirchen)等と呼ばれる。

見る カトリック教会と非カルケドン派正教会

補佐司教

補佐司教(ほさしきょう、episcopus auxiliaris, auxiliary bishop)は、カトリック教会の教区において、その司牧上必要があると思われる場合に、司教の要請によって1名または数名置くことができる、当該教区の司教を補佐する司教のことをいう。

見る カトリック教会と補佐司教

西方典礼

西方典礼(せいほうてんれい)は、以下の2つについて言及される。

見る カトリック教会と西方典礼

西方教会

とは、キリスト教を大きく二つに分類した際に、東方教会と対置される教会の総称。西ヨーロッパで発達したローマ・カトリック教会およびそこから派生した聖公会、プロテスタント諸教派のことを指す。この東西の区分は、現在の教会の地理的な位置ではなく、歴史的な起源からなされるものである。東方典礼カトリック教会は完全にローマ・カトリック教会の一員であるが、基本的に東方教会に分類される。

見る カトリック教会と西方教会

首座主教

首座主教(しゅざしゅきょう、Προκαθήμενοι /, Primate, Примас / )とは、キリスト教の聖職者の役職のひとつである。正教会に属する日本ハリストス正教会および聖公会に属する日本聖公会などで用いられる用語である。 英語表記は "Primate" が一般的だが、アングリカン・コミュニオンのうち、スコットランド聖公会と歴史上その流れを汲んだ米国聖公会では "Presiding Bishop" と呼ぶ。聖公会には「総裁主教」(そうさいしゅきょう)との表記もある。

見る カトリック教会と首座主教

言論の自由

言論の自由(げんろんのじゆう、Freedom of speech)は、検閲を受けることなく自身の思想・良心を表明する自由を指す。自由権の一種である。

見る カトリック教会と言論の自由

詩篇

『詩篇』または『詩編』(しへん、, Βίβλος Ψαλμός, Psalms)は、旧約聖書に収められた150篇の神(ヤハウェ)への賛美の詩。英語では p を発音せずに「サーム」と発音する。()及び Ψαλμός(psalmos)は讃歌という意味である。 文語訳聖書では「詩篇」と表記し、口語訳聖書、新改訳聖書もそれを引き継いでいるが、新共同訳聖書、聖書協会共同訳聖書では「詩編」と表記している。日本ハリストス正教会では聖詠と呼ぶ。

見る カトリック教会と詩篇

語源学

語源学(ごげんがく、etymologia、etymology)とは、ある語について、何に由来するのか、あるいはいつ借用されたのか、意味や形がどのように変化したのかを探る学問である。言語学の中では主要な分野ではなく、また一つ一つの語の由来を探ることは学問的に重視されていないが、その成果は言語の系統を調べる比較言語学で利用される。

見る カトリック教会と語源学

高教会派

高教会派(こうきょうかいは、)またはハイチャーチとは、教会論や典礼や神学において形式を重んじて、「近代化」に反対する信仰とその実施を指す。さまざまな教派について使われる言葉だが、もともと聖公会(イギリス国教会)で使わ始めた言葉なので、そこで使われることが多く、一般人にはカトリック教会に関連した儀式を使っていると感じられる。 高教会派の反対は低教会派またはロウチャーチ(Low church)である。現代のメディアは低教会派を「福音主義的」、高教派を「アングロ・カトリック的」と結びつけるが、必ずしも同等ではない。高教会派も低教会派も、こうした正式な組織がある訳ではなく、また自由神学的なリベラル教会派(ブロードチャーチ Broad church)という分類もある。

見る カトリック教会と高教会派

資金洗浄

資金洗浄(しきんせんじょう、money laundering、マネー・ロンダリング)とは、規制薬物取引、盗品などの贓物(ぞうぶつ)取引、身代金、詐欺、違法賭博、脱税、粉飾決算、裏金、偽札などの犯罪行為によって得た現金(汚い資金)から、出所を消し(汚れを洗い流し)、正当な手段で得た資金と見せかける(綺麗に見せかける)ことである。捜査機関や司法機関による口座凍結、差押、摘発、徴税等を逃れる目的で行う。犯罪資金を資金洗浄せずに使用した事が切っ掛けで、犯罪者が検挙されることがある。 アル・カポネやマイヤー・ランスキーが(三段階の)資金洗浄を草分けた。段階は順に、預入、分別、統合である尾崎寛 「」 安全保障貿易情報センター 2008年3月22日。分別は電子送金をふくむ。2009年に国連薬物犯罪事務所が報告した数値によると、犯罪収益は全世界国内総生産の3.6%を占め、2.7%(1.6兆USドル)が資金洗浄されている。

見る カトリック教会と資金洗浄

贖宥状

贖宥状(しょくゆうじょう、indulgentia)とは、16世紀にカトリック教会が発行した罪の償いを軽減する証明書。免償符(めんしょうふ)、贖宥符(しょくゆうふ)とも呼ばれる。 また、日本においては免罪符(めんざいふ)とも呼ばれ、「罪のゆるしを与える」意味で、責めや罪を免れるものや、行為そのものを指すこともある。しかし、「免罪符」という翻訳は誤訳であるとカトリックは表明している。

見る カトリック教会と贖宥状

霊魂

霊魂(れいこん、anima、Ψυχή)は、肉体とは別に精神的実体として存在すると考えられるもの。肉体から離れたり、死後も存続することが可能と考えられ、体とは別にそれだけで一つの実体をもつとされる、非物質的な存在デジタル大辞泉 「霊魂」。人間が生きている間はその体内にあって、生命や精神の原動力となっている存在、個人の肉体や精神をつかさどる人格的・非物質的な存在、感覚による認識を超えた永遠の存在と考えられている。

見る カトリック教会と霊魂

胚性幹細胞

マウスES細胞:緑の部分が小型のES細胞の塊であり、周りの細胞はフィーダー細胞 胚性幹細胞(はいせいかんさいぼう、embryonic stem cells)とは、動物の発生初期段階である胚盤胞期の胚の一部に属する内部細胞塊より作られる幹細胞細胞株のこと。英語の頭文字をとって、ES細胞(イーエスさいぼう、ES cells)と呼ばれる。体細胞より作られる人工多能性幹細胞(iPS細胞)とは異なる。 生体外にて、理論上すべての組織に分化する分化多能性を保ちつつ、ほぼ無限に増殖させることができるため、有力な万能細胞の一つとして再生医療への応用が期待されている。またマウスなどの動物由来のES細胞は、体外培養後、胚に戻し、発生させることで、生殖細胞を含む個体中の様々な組織に分化することができる。また、その高い増殖能から遺伝子に様々な操作を加えることが可能である。このことを利用して、相同組換えにより個体レベルで特定遺伝子を意図的に破壊したり(ノックアウトマウス)、マーカー遺伝子を自在に導入したりすることができるので、基礎医学研究では既に広く利用されている。

見る カトリック教会と胚性幹細胞

胎児

胎子(たいじ、胎児、fetus)とは、生物学上は胎生の動物の母体の中で胚が器官原基の分化が完了してから出産までの成長中の子を指す。ヒトの胎子を特に胎児という。

見る カトリック教会と胎児

自然言語

自然言語(しぜんげんご、natural language)とは、言語学や論理学、計算機科学の専門用語で、「英語」・「中国語」・「日本語」といった「○○語」の総称。つまり普通の「言語」のこと。人間が意思疎通のために日常的に用いる言語であり、文化的背景を持っておのずから発展してきた言語。 対義語は「人工言語」「形式言語」、すなわちプログラミング言語や論理式など。

見る カトリック教会と自然言語

酵母

酵母(こうぼ)またはイースト(yeast)は、広義には生活環の一定期間において栄養体が単細胞性を示す真菌類の総称である。 狭義には、食品などに用いられて馴染みのある出芽酵母の一種''Saccharomyces cerevisiae''(サッカロミセス・セレビシエ、英読み: サカロウマイシーズ・セレヴィシエ、羅読み: サッカロミュケス・ケレウィシアエ)を指し、一般にはこちらの意味で使われ、酵母菌と俗称されている。

見る カトリック教会と酵母

逮捕

逮捕(たいほ、)とは、犯罪に関する被疑者の身体的拘束の一種。 逮捕の意味は各国での刑事手続の制度により大きく異なる。英米法における逮捕は裁判官に引致するための制度であり、日本法では勾留請求は逮捕とは異なる新たな処分とされているから、英米法の逮捕と日本法の逮捕とは全く制度を異にする。日本法における逮捕は捜査官のいる場所への引致である。

見る カトリック教会と逮捕

枢機卿

枢機卿(すうききょう、すうきけい、、)は、カトリック教会における教皇の最高顧問である。重要な案件について教皇を直接に補佐する「枢機卿団」を構成すると同時に、個々の枢機卿は教会全体にかかわる日常的な職務について教皇を助ける。 正式な称号は「聖なるローマ教会の枢機卿」 で、枢機卿(カーディナル)という言葉自体はラテン語の「Cardo(カルド。

見る カトリック教会と枢機卿

恩寵 (キリスト教)

本項目では、キリスト教における恩寵(おんちょう、χάρις, Gratia, the divine grace, Благодать)、すなわち神の人間に対する働きかけ出典・引用元:『キリスト教大事典』(54頁・188頁・189頁、昭和48年、教文館)、神の人類に対する慈愛を意味する出典・引用元A.リチャードソン編、J.ボウデン編、古屋 安雄監修、佐柳 文男訳 『キリスト教神学事典』(35頁・36頁・75頁・76頁、1995年、教文館)ISBN 4-7642-4029-7概念につき扱う。恩恵、聖寵、神の恵み、恵みとも表記される。 キリスト教の伝統においては、生の変革をも意味することとなっていった。

見る カトリック教会と恩寵 (キリスト教)

来世

古代エジプトにおける死後の世界が描かれたパピルス 来世(らいせ、らいしょう)あるいは後世(ごせ、ごしょう)は、今世(今回の人生)を終えた後に、魂が経験する次に来る人生を指す概念。また、動物においては全体集合魂に帰一し、新たな個体が月の生理に従い生み出されるだけで来世は人間のようには存在しない。 神道においては常世(黄泉)のことを指す。仏教では「三世」のひとつ (「前世、現世、来世」のこと。仏教以外においては人生に焦点を当てた「過去生、現在生、未来生」という表現もある)。

見る カトリック教会と来世

東ローマ帝国

東ローマ帝国(ひがしローマていこく)またはビザンツ帝国ただし、標準ドイツ語発音では「ビュツァンツ」に近い。また、現代ドイツ語では地名ビュザンティオンは Byzantion,帝国の呼称としては Byzantinisches Reich(ビュツァンティニッシェス・ライヒ) が用いられるのが一般的である。、ビザンティン帝国、ギリシア帝国、ギリシャ帝国は、東西に分割統治されて以降のローマ帝国の東側の領域、国家である。ローマ帝国の東西分担統治は3世紀以降断続的に存在したが、一般的には西暦395年以降の東の皇帝の統治領域を指すなお、当時の国法的にはローマ帝国が東西に「分裂」したという事実は存在せず、当時の人々は東ローマ帝国と西ローマ帝国とを合わせて一つのローマ帝国であると考えていた。

見る カトリック教会と東ローマ帝国

東ティモール

東ティモール民主共和国(ひがしティモールみんしゅきょうわこく、)、通称東ティモールは、アジア(東南アジア)地域に位置する共和制国家。首都はディリ。 島国であり、小スンダ列島にあるティモール島の東半分とアタウロ島、ジャコ島、飛地オエクシで構成されている。南方には、ティモール海を挟んでオーストラリアがあり、それ以外はインドネシア領東ヌサ・トゥンガラ州(西ティモールを含む)である。 1999年8月30日に国連の主導で独立についてのを実施。インドネシアの占領から2002年5月20日に独立した(国際法上はポルトガルから独立)。21世紀最初の独立国である。ポルトガル語諸国共同体加盟国。

見る カトリック教会と東ティモール

東アジア

東アジア(ひがしアジア、East Asia)は、アジアの東部にあたる国々を指す地域区分である。東亜などとも呼ばれる。北西からモンゴル高原、中国大陸、朝鮮半島、台湾列島、日本列島などを含む。

見る カトリック教会と東アジア

東西教会の分裂

東西教会の分裂(とうざいきょうかいのぶんれつ)は、キリスト教教会が、ローマ教皇を首長とするカトリック教会(西方教会)と、東方の正教会とに二分されたことをいう。 この東西教会の分裂は、多くのシスマ(分裂)の中でも史上最大規模だったことから大シスマとも呼ばれる14世紀から15世紀の西方教会において対立教皇が乱立した教会大分裂を指して使われることも多い。。

見る カトリック教会と東西教会の分裂

東方典礼カトリック教会

東方典礼カトリック教会(とうほうてんれいカトリックきょうかい、、、)は、正教会や東方諸教会で用いられる典礼を使いながら、ローマ教皇権を認めてカトリック教会の教義を受け入れ、ローマ・カトリック教会とフル・コミュニオン関係にあるキリスト教の諸教会の総称。

見る カトリック教会と東方典礼カトリック教会

東方諸教会

東方諸教会(とうほうしょきょうかい、東方正統教会・東方キリスト教などとも)は、西ヨーロッパからみて東方に位置する地域で主に信仰されているキリスト教の諸教派のうち、正教会(ギリシャ正教)にもカトリック教会にも帰属しない教会の総称である。東方教会に分類される。 「東方諸教会」には、エフェソス公会議で既に分かれた(つまり「非エフェソス」であって「非カルケドン」ではない)ネストリウス派の流れを汲むアッシリア東方教会が含まれる用例(この場合、非カルケドン派+アッシリア東方教会=東方諸教会)と、アッシリア東方教会を含まず非カルケドン派正教会と同義として扱う場合がある。 日本では東方正統教会等と呼んでいる事例がある。

見る カトリック教会と東方諸教会

東方教会

は、中東・ギリシャ・アナトリア・東ヨーロッパに広がり成長したキリスト教諸教派(ギリシャ正教・東方正教会とも称される正教会および東方諸教会)の総称。広義の意味では東方正教会と東方諸教会をも含んだ意味で用いられるが、「東方教会」が正教会(ギリシャ正教)を指している場合もある。 西方教会と対比する意味での東方教会は、いわゆる東方正教会(ギリシャ正教)とその他の東方諸教会とに大別される。

見る カトリック教会と東方教会

正典

正典(せいてん、Canon, カノン)とは、ある宗教において公式に信者が従うべき基準として確立されている文書をいう。経典(けいてん)とも。正典で無いものは外典と呼ばれる。この項目では宗教的な正典全般について述べる。

見る カトリック教会と正典

正統教義

正統教義(せいとうきょうぎ、orthodoxy)・正統主義(せいとうしゅぎ)とは、異端(Heresy)の対義語である。 多くの場合、キリスト教に関係して用いられる。

見る カトリック教会と正統教義

正教会

Σημειώσεις από τις παραδόσεις τού καθηγητού Ι. Δ. Ζηζιούλαより)。 正教会(せいきょうかい、Ορθόδοξη Εκκλησία、Православие、Orthodox Church)は、ギリシャ正教もしくは東方正教会(とうほうせいきょうかい、Eastern Orthodox Church)とも呼ばれる、キリスト教の教会(教派)の一つ。 日本語の「正教」、英語名の"Orthodox"(オーソドックス)は、「正しい讃美」「正しい教え」を意味するギリシャ語のオルソドクシア "ορθοδοξία" に由来する。正教会は使徒継承を自認し、自身の歴史を1世紀の初代教会にさかのぼるとしている『正教会の手引き』8頁 - 11頁。

見る カトリック教会と正教会

母音

母音(ぼいん、vowel)は、言語を発音するときの音声、即ち発声器官を使って発する音の一種である。普通は声帯の震えを伴う有声音であり、ある程度の時間や声を保持する持続音である。 英語の vowel から V と略して表されることもある。子音(consonant、C)とは対立概念である。なお半母音は一般には子音へ分類される。

見る カトリック教会と母音

民衆十字軍

民衆十字軍(みんしゅうじゅうじぐん、People's Crusade)または農民十字軍(のうみんじゅうじぐん、Peasant's Crusade)、貧者十字軍(ひんじゃじゅうじぐん、Pauper's Crusade)は、第1回十字軍の一部として1096年に起こった西ヨーロッパの庶民たちによる大規模な聖地巡礼運動。 初期の十字軍では、諸侯や騎士らによる軍事行動と、社会の熱狂で生まれた巡礼運動は不可分であり、十字軍部隊には武器を持たない群集多数も付き従っていた。中には諸侯に従わない民衆らによる巡礼団が勝手に出発することもしばしばだった。十字軍末期にも少年十字軍や羊飼い十字軍などさまざまな民衆十字軍が登場しているが、この時期はすでに社会一般の巡礼熱も冷め諸侯らも巻き込んだ運動とはなりえなかった。

見る カトリック教会と民衆十字軍

洗礼

は、キリスト教の入信に際して行われるサクラメント(大辞林)(秘跡。

見る カトリック教会と洗礼

朝日新聞

大阪本社) 1944年5月27日の海軍記念日式典。頭上にはためく朝日新聞社の社旗が見える。 有楽町マリオン)の社屋が見える。 中之島にある朝日新聞大阪本社(朝日新聞社の登記上本店) 中央区築地にある朝日新聞東京本社 栄にある朝日新聞名古屋本社 北九州市小倉北区リバーウォーク北九州にある朝日新聞西部本社 福岡市博多区博多駅前にある朝日新聞福岡本部 朝日新聞(あさひしんぶん、The Asahi Shimbun)は、大阪府大阪市に登記上の本店を置く朝日新聞社が編集・発行する日本の新聞である。日刊、全国紙。

見る カトリック教会と朝日新聞

朝日新聞出版

株式会社朝日新聞出版(あさひしんぶんしゅっぱん、Asahi Shimbun Publications Inc.)は、日本の出版社。朝日新聞社の子会社。

見る カトリック教会と朝日新聞出版

最後の審判

最後の審判(さいごのしんぱん、Last Judgement)とは、ゾロアスター教およびアブラハムの宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラーム教)が共有する終末論的世界観であり、世界の終焉後に人間が生前の行いを審判され、天国か地獄行きかを決められるという信仰である。特にキリスト教においては「怒りの日」と同義に扱われる。

見る カトリック教会と最後の審判

昭和

は、日本の元号の一つ。 1958年(昭和33年)に竣工した東京タワー。 大正の後、平成の前。大化以降230番目、246個目南北朝時代の北朝の元号を除くか含めるかによる。の元号である。昭和天皇の在位期間昭和天皇は父・大正天皇の病状を受け1921年(大正10年)11月25日に「摂政宮」に就いている。 である1926年(昭和元年)12月25日から1989年(昭和64年)1月7日まで昭和天皇は1989年(昭和64年)1月7日午前6時33分に崩御し、皇太子明仁親王(現・上皇)が同時刻に直ちに皇位継承。同日中に元号を改める政令が新天皇の署名によって公布され、同政令の附則の施行期日の定めに基づき、昭和は同日午後12時を以て幕を閉じ、翌1月8日午前0時を以て平成と改元された。

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浦上四番崩れ

浦上四番崩れ(うらかみよばんくずれ)は、現在の長崎市の浦上地区で江戸時代末期から明治時代初期にかけて起きた大規模な隠れキリシタン(キリスト教徒。当時のキリスト教は禁教であり犯罪行為であった)の摘発事件である。長崎で江戸時代中期から4度にわたって発生したキリシタン弾圧事件浦上崩れの4度目。

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新しいミサ

新しいミサ(あたらしいみさ、、、)とは、カトリック教会において第2バチカン公会議(1962年-1965年)後の1969年に発布された、新しい典礼様式によるミサである。ノブス・オルド・ミサ、あるいは教皇パウロ6世が発布したので「パウロ6世のミサ(英・Mass of Paul VI)」とも言う。

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新共同訳聖書

『聖書 新共同訳』(せいしょ しんきょうどうやく、)は、聖書の日本語訳の一つ。カトリックとプロテスタントの共同により訳され、日本聖書協会が出版している。より新しい、似た背景の聖書翻訳に、聖書 聖書協会共同訳がある。。-->。

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新約聖書

『新約聖書』(しんやくせいしょ、ギリシア語: Καινή Διαθήκη、ラテン語: Novum Testamentum、New Testament)は、1世紀から2世紀にかけてキリスト教徒たちによって書かれた文書で、『旧約聖書』とならぶキリスト教の正典。また、イスラム教でもイエス(イーサー)を預言者の一人として認めることから、その一部(福音書に相当するもので現在読まれているものとは異なり、アラビア語で「インジール」と呼ばれる)が啓典とされている。『新約聖書』には27の書が含まれるが、それらはイエス・キリストの生涯と言葉(福音と呼ばれる)、初代教会の歴史(『使徒言行録』)、初代教会の指導者たちによって書かれた書簡からなっており『ヨハネの黙示録』が最後におかれている。現代で言うところのアンソロジーにあたる。「旧約聖書」を『ヘブライ語聖書』、「新約聖書」を『ギリシア語聖書』と呼ぶこともある。内容的にはイエスが生まれる前までを旧約聖書、イエス生誕後を新約聖書がまとめている。

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日本

日本国(にほんこく、にっぽんこく、Japan)、または日本(にほん、にっぽん)は、東アジアに位置する民主制国家。首都は東京都。 全長3500キロメートル以上にわたる国土は、主に日本列島北海道・本州・四国・九州の主要四島およびそれに付随する島々。および南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島などの弧状列島により構成される。大部分が温帯に属するが、北部や島嶼部では亜寒帯や熱帯の地域がある。地形は起伏に富み、火山地・丘陵を含む山地の面積は国土の約75%を占め、人口は沿岸の平野部に集中している。国内には行政区分として47の都道府県があり、日本人(大和民族・琉球民族・アイヌ民族現代、アイヌにルーツをもつ日本国民のうち、アイヌ語を話す能力もしくはアイヌとしてのアイデンティティーを持っている者は少数である一方、近年は政策的にアイヌ文化の復興と発展のための活動が推進されている。

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日本におけるカトリック教会

この項目では日本におけるカトリック教会(にっぽん、にほんにおけるカトリックきょうかい)について概説する。

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日本二十六聖人

日本二十六聖人(にほんにじゅうろくせいじん)は、1597年2月5日(慶長元年12月19日)豊臣秀吉の命令によって長崎で磔の刑に処された26人のカトリック信者。日本でキリスト教の信仰を理由に最高権力者の指令による処刑が行われたのはこれが初めてであった。この出来事を「二十六聖人の殉教」というが、西洋諸国では「聖パウロ三木と仲間たち」とも呼ばれる。26人は後にカトリック教会によって聖人の列に加えられたため、彼らは「日本二十六聖人」と呼ばれることになった。カトリック典礼上の記念日は2月5日である(なお、西洋では2月6日)。キリシタンの迫害は徳川氏(江戸幕府)にも引き継がれ、後年に京都の大殉教や元和の大殉教が引き起こされている。

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日本ハリストス正教会

函館ハリストス正教会復活聖堂 聖マトフェイ聖堂 は、キリスト教の教会。自治独立が認められている正教会所属教会のひとつである。ハリストスは「キリスト」の意(こうした独自の表記・翻訳については後述する)。英語表記は"Orthodox Church in Japan"である(略号はOCJ)。 通称・略称として日本正教会とも呼ばれる。1970年以前、自治正教会となっていなかったころにも、日本の正教会は日本人正教徒およびロシア人正教徒から「日本正教会」と呼ばれていた。 正教会は一カ国に一つの教会組織を置くことが原則だが(日本正教会以外の例としてはギリシャ正教会、ロシア正教会、ルーマニア正教会など。もちろん例外もある)、これら各国ごとの正教会が異なる教義を信奉しているわけではなく、同じ信仰を有している。

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日本聖公会

日本聖公会(にっぽんせいこうかい、Nippon Sei-Ko-Kai, NSKK/The Anglican Episcopal Church in Japan)は、キリスト教の一教派・聖公会(アングリカン・コミュニオン)の構成団体のひとつ。

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日本聖書協会

一般財団法人日本聖書協会(にほんせいしょきょうかい、, 略称: JBS)は、主に日本語訳聖書などを出版する聖書協会である。日本キリスト教協議会に加盟している。

見る カトリック教会と日本聖書協会

日本語

日本語(にほんご、にっぽんご)は、日本国内や、かつての日本領だった国、そして国外移民や移住者を含む日本人同士の間で使用されている言語。日本は法令によって公用語を規定していないが、法令その他の公用文は全て日本語で記述され、各種法令において日本語を用いることが規定され、学校教育においては「国語」の教科として学習を行うなど、事実上日本国内において唯一の公用語となっている。 使用人口について正確な統計はないが、日本国内の人口、及び日本国外に住む日本人や日系人、日本がかつて統治した地域の一部住民など、約1億3,000万人以上と考えられている。統計によって前後する場合もあるが、この数は世界の母語話者数で上位10位以内に入る人数である。

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日本語訳聖書

日本語訳聖書(にほんごやくせいしょ)は、キリスト教などの聖典である聖書を日本語に翻訳したものである。聖書の日本語訳は、16世紀半ばのキリスト教伝来時から各教派により行われ、近現代には聖書学者らによる個人訳なども多数公刊されている。

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日曜日

日曜日(にちようび)または日曜(にちよう)は、土曜日と月曜日の間にある週の1日。カレンダーでは赤色で表記される例が比較的多い。

見る カトリック教会と日曜日

旧約聖書

旧約聖書(きゅうやくせいしょ、Old Testament)は、ユダヤ教およびキリスト教の正典である。「旧約聖書」は『新約聖書』も正典とするキリスト教による呼び方で、ユダヤ教では「旧約聖書」と呼ばず、正式の名は『律法(トーラー)、預言書(ネビイーム)と諸書(ケスビーム)』で、日常的にはその頭文字をとって『タナハ』あるいは読誦を意味する「ミクラー」と呼ぶ。『旧約聖書』は原則としてヘブライ語で記載され、一部にアラム語で記載されている。 イスラム教では「タウラー」(トーラー、律法)と「ザブール」(詩篇)を啓典としてその正統性を認めている。

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教会

教会(きょうかい)。

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教会 (キリスト教)

キリスト教における教会(きょうかい、、、)とは、ギリシャ語の「エクレシア(ἐκκλησία=国のために召集された集会)」の訳語で、「人々の集い」の意味から転じ、キリスト教においては神の呼びかけで人が集まるという意味(教会の字にある宗教の意味の「教え」は入っていない)となる。この語は「公同の教会」、または単位となる信仰共同体を指す意味で使われ、プロテスタントの教会ではキリスト教会(キリストきょうかい)という呼称・名称もよく使われる。また、「エクレシア」の訳語ではないが、信仰共同体である教会が所有する宗教施設(教会堂)を指す意味および名称として使われる場合もある。

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教会会議

教会会議(きょうかいかいぎ、synodもしくはcouncil)とは、教会の会議。通常はキリスト教教会が、教義や管理上の問題を話し合うために催す会議を指す。 公会議は教会全体の会議であるため(あるいはより正確には、会議の参加者たちを教会全体であるとみなす者が集めた会議であるため)にそう呼ばれる。

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教会ラテン語

教会ラテン語(きょうかいラテンご、Latina Ecclesiastica)は、カトリック教会で典礼言語およびバチカン公用語として用いられるラテン語である。

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教会論

教会論(きょうかいろん)とは、教会についての議論である。この「教会(Church、Εκκλησια)」は、イエス・キリストによって贖われた人々の総称であり、また、そのような人々の地域的な交わりを指す。 * Category:キリスト教神学 Category:組織神学。

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教会論のいくつかの側面に関する問いに対する回答

教会論のいくつかの側面に関する問いに対する回答(きょうかいろんのいくつかのそくめんにかんするといにたいするかいとう、)は、ローマ教皇庁教理省が2007年7月10日に発表した文書である。原文はラテン語で、各国語に翻訳されている。 それによると、第2バチカン公会議によってカトリック教会に関する教えは変化しておらず、「キリストは唯一の教会を地上に設立し、この教会は、ペトロの後継者と彼と交わりのある諸司教によって治められているカトリック教会のうちに存在する」としてカトリック教会が唯一の教会であるとしている。また、使徒継承のある東方教会(正教会など)は『部分教会すなわち地方教会』ではあるが、ローマ司教であるローマ教皇との交わりにないために部分教会としての条件の一部を欠いており、さらに16世紀の宗教改革から生まれたキリスト教共同体(プロテスタント)は、使徒継承による司祭職の秘跡を欠くため「カトリックの教えによれば、固有の意味で『教会』と呼ぶことはできない」としている。

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教会法

教会法(きょうかいほう、ius ecclesiasticum、Ecclesiastical law、Kirchenrecht)は、広義においては、国家のような世俗的権力が定めた教会に関する法と教会が定めた法を包括した概念であるが、狭義においては、キリスト教会が定めた法のことをいい、世俗法(ius civile)と対比される概念である。最狭義においては、カトリック教会が定めた法のことをいい、カノン法(ius canonicum、Canon law、Kanonisches Recht)ともいう。以下では主に最狭義のカノン法について解説する。

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教会憲章

『教会憲章』(きょうかいけんしょう、ラテン語:Lumen Gentium)は、カトリック教会の公会議である第2バチカン公会議で決議された文書の一つ。多くの公会議文書の中でもっとも重要なものである憲章はこの『教会憲章』を含めて四つである。本文書は公会議における投票で賛成2151票、反対5票で可決され、教皇パウロ6世の認可を受けて1964年11月21日に公布された。 カトリック教会の公文書のつねとして、『教会憲章』も正文であるラテン語本文冒頭の二語をとって愛称としている。それが「ルーメン・ジェンツィウム」(Lumen Gentium) であり、直訳すると「諸民族の光」である。

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教区

教区(きょうく、、)とは、宗教組織が行政や布教活動などのために地域ごとに設定する単位。 カトリック教会のdioceseは司教区、聖公会のdioceseは主教区と訳されることもある。

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教区司祭

教区司祭(きょうくしさい)は、カトリックの聖職者で、司教の管理下で活動する司祭の総称。または、在俗司祭ともいう。 修道会の司祭と違い、修道会総長(会長)の人事的、行政的管轄には入らず、修道誓願も立てない為、人事権や行政権は、司教の管轄下にある。

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教皇

教皇(きょうこう、pontifex - Wiktionary(en)、Papa、Πάπας Pápas、pontiff - Wiktionary(en))は、カトリック教会の最高位聖職者の称号。 一般的にはカトリック教会のローマ司教にして全世界のカトリック教徒の精神的指導者であるローマ教皇(ローマきょうこう)を指す。バチカン市国の元首。教皇の地位は「教皇位」あるいは「教皇座」と呼ばれる。また「聖座」ラテン語: Sancta Sedes.あるいは「使徒座」ラテン語: Sedes Apostolica.という用語も使われる。「聖座」と「使徒座」は中世の教会法学者たちによって形成された概念で、第一に教皇を指すが、広義においては教皇庁をも指す。

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教皇不可謬説

教皇不可謬説(きょうこうふかびゅうせつ)は、カトリック教会において、ローマ教皇が「信仰および道徳に関する事柄について教皇座(エクス・カテドラ)から厳かに宣言する場合、その決定は聖霊の導きに基づくものとなるため、正しく決して誤りえない」という教義のこと。 教皇不可謬が教義として正式に宣言されたのは1870年の第1バチカン公会議においてであるが、その思想自体には初代教会以来の長い歴史的な伝統がある。カトリック神学において教皇不可謬性は教会のもつ四つの不可謬性(後述)のうちの一つとして考えられ、思想的に発展させられてきた。教皇不可謬の教義をめぐってはカトリック教会の内外で多くの議論が行われてきた。

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教皇首位説

教皇首位説(きょうこうしゅいせつ)とは、ローマ・カトリック教会の教理のひとつで、教会の規律と統治に関する問題および信仰と道徳に関する教義の問題の裁治権は、教皇の持つ使徒座の権威に首位があるという説。特に公会議よりも首位があるという説を意味し、公会議が優越するという公会議主義を否定する。また、殊に最高裁判官としての使徒座による判決は再審査できない。 この説は、フェラーラ・フィレンツェ公会議(バーゼル公会議、1431 - 45年)で確定され、第1バチカン公会議(1869-70年)で追認された。この際、後者に反発するグループが復古カトリック教会を形成した。 この説は、マタイによる福音書16章18、19節などを根拠として主張されている。この聖句の解釈を巡っては、カトリック教会とプロテスタント諸教会との間で見解が分かれている。

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教父

教父(きょうふ、Εκκλησιαστικοί Πατέρες、Patres Ecclesiae、Kirchenväter、Church Fathers)とはキリスト教用語で古代から中世初期、2世紀から8世紀ごろまでのキリスト教著述家のうち、とくに正統信仰の著述を行い、自らも聖なる生涯を送ったと歴史の中で認められてきた人々をいう。また、その思想を教父哲学という。 正教会の聖師父(せいしふ)にほぼ相当するが、聖師父は教父より時代的に広い範囲、すなわち、古代から近現代の正教会思想家にも適用される。なお、「聖師父」の語と概念は稀にカトリック教会関連の出版物にも見られ、正教会特有の概念ではない。 これとは異なる言葉の訳語としての用例(#その他の用例)もあるが、本項では上述した正統信仰の著述を残した人々について詳述する。

見る カトリック教会と教父

教条主義

教条主義(きょうじょうしゅぎ、dogmatism、ドグマティズム)は、教義や教条(ドグマ)を重んじる傾向を指す用語。

見る カトリック教会と教条主義

教文館

株式会社教文館(きょうぶんかん、)は、日本の東京都中央区銀座4丁目に所在する出版社・書店。

見る カトリック教会と教文館

書簡 (新約聖書)

書簡(しょかん、Επιστολή / 複数形: Επιστολές, Epistula / 複数形: Epistularum, Epistle / 複数形: Epistles)、使徒書簡、または手紙(新共同訳聖書)は、キリスト教の新約聖書の後半を占める、使徒(キリストの弟子)たちが書いた手紙形式の文書をいう。また、使徒書と呼ばれる、あるいはそのカテゴリーに含まれる場合がある。 全体で21文書のうち、パウロが書いたとされる14の手紙を「パウロ書簡」、残りの7つの手紙を「公同書簡」と呼ぶ。パウロ書簡のうち、テモテへの手紙一・二、テトスへの手紙の3つの書簡を「牧会書簡」と呼ぶ分類も行われている。

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性的虐待

性的虐待(せいてきぎゃくたい)とは、上下の発生する関係性において、上位の者がその力を濫用もしくは悪用して、下位の者の権利・人権を無視して行う、性的な侵害行為のことである。性虐待(せいぎゃくたい)ともいう。略語としては性虐(せいぎゃく)という言葉もある。広義には強姦、セクシャルハラスメントなどが含まれる。 一般には児童性的虐待を指すことが少なくないが、実際には性的虐待ならば児童のみならず高齢者、配偶者(内縁関係を含む)、障害者に対するものについても認識されている。さらに、人間のみならずペットや家畜などの動物に関しても用いられる。

見る カトリック教会と性的虐待

1600年

400年に一度の世紀末閏年(16世紀最後の年)である100で割り切れるが、400でも割り切れる年であるため、閏年のままとなる(グレゴリオ暦の規定による)。。

見る カトリック教会と1600年

1948年

この項目では、国際的な視点に基づいた1948年について記載する。

見る カトリック教会と1948年

1969年

この項目では、国際的な視点に基づいた1969年について記載する。

見る カトリック教会と1969年

1972年

協定世界時による計測では、この年は(閏年で)閏秒による秒の追加が年内に2度あり過去最も長かった年である。 この項目では、国際的な視点に基づいた1972年について記載する。

見る カトリック教会と1972年

1973年

この項目では、国際的な視点に基づいた1973年について記載する。

見る カトリック教会と1973年

1987年

この項目では、国際的な視点に基づいた1987年について記載する。

見る カトリック教会と1987年

1992年

この項目では、国際的な視点に基づいた1992年について記載する。

見る カトリック教会と1992年

1994年

この項目では、国際的な視点に基づいた1994年について記載する。

見る カトリック教会と1994年

2000年

400年ぶりの世紀末閏年(20世紀最後の年)である100で割り切れるが、400でも割り切れる年であるため、閏年のままとなる(グレゴリオ暦の規定による)。。西暦2000年代最初の年でもありミレニアムとも呼ばれ、Y2Kと表記されることもある。 この項目では、国際的な視点に基づいた2000年について記載する。

見る カトリック教会と2000年

2002年

この項目では、国際的な視点に基づいた2002年について記載する。

見る カトリック教会と2002年

2004年

この項目では、国際的な視点に基づいた2004年について記載する。

見る カトリック教会と2004年

2007年

この項目では、国際的な視点に基づいた2007年について記載する。

見る カトリック教会と2007年

2010年

この項目では、国際的な視点に基づいた2010年について記載する。

見る カトリック教会と2010年

2012年

この項目では、国際的な視点に基づいた2012年について記載する。

見る カトリック教会と2012年

2013年

この項目では、国際的な視点に基づいた2013年について記載する。

見る カトリック教会と2013年

21世紀

21世紀(にじゅういっせいき)とは、西暦2001年から西暦2100年までの100年間を指す世紀。3千年紀における最初の世紀である。

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3月28日

3月28日(さんがつにじゅうはちにち)は、グレゴリオ暦で年始から87日目(閏年では88日目)にあたり、年末まであと278日ある。

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参考情報

プロライフ

ローマンカトリック、ローマ・カトリック教会、ローマカトリック、ローマカトリック教会、ローマ教、ロマ教、カトリック、カトリック教、旧教 別名。

使徒使徒信条使徒継承作業復古カトリック教会信徒使徒職修道女修道会修道院地動説地獄 (キリスト教)地球北アイルランド北方十字軍ペトロミサミサ曲マリア崇敬マルティン・ルターマルタマロン典礼カトリック教会マンハッタン宣言マクシミリアン・ロベスピエールマソラ本文マタイによる福音書チェコネストリウスネストリウス派ハンガリーバチカンバルト海ポルトガルポルトガルによるアメリカ大陸の植民地化ポーランドポーランド・カトリック教会メキシコメキシコ高原モナコユーロユダヤ人ヨハネ・パウロ2世 (ローマ教皇)ヨハネス・ケプラーヨーロッパラトビアラテラノ条約ラテンアメリカラテン語ラテン文字リヴォニアリトアニアリヒテンシュタインリベラル・カトリック教会リガ湾ルクセンブルクレバノンロンドンローマローマ問題ローマ教皇庁ロザリオワインヴィエンヌ公会議ボストン・グローブトリエント・ミサトリエント公会議トーラーヘブライ語ブラジルプロライフプロテスタントパラグアイパレスチナパンパウロ6世 (ローマ教皇)ヒエロニムスピウス12世 (ローマ教皇)フランシスコ (ローマ教皇)フランシスコ会フランスフランス革命フィリピンフィリオクェ問題フィレンツェ公会議フェミニストドイツニューヨーク・タイムズニカイア信条ニカイア・コンスタンティノポリス信条ニコラウス・コペルニクスホセマリア・エスクリバーベルギー初代教会アメリカ大陸アメリカ先住民アメリカ正教会アリウス派アルビジョア十字軍アルゼンチンアレクサンドリア教会アンナ (マリアの母)アンドラアングリカン・コミュニオンアングロ・カトリックアヴェ・マリアアッシリア東方教会アフリカアイルランドアイザック・ニュートンアジアアステカインカ帝国イングランド国教会イエス・キリストイエズス会イタリアイタリアの警察ウルガタウクライナ東方カトリック教会エルナン・コルテスエフェソの信徒への手紙エフェソス公会議エキュメニズムオランダオートノミーオーストリアオプス・デイオセアニアカルデア典礼カトリック教会カルケドン信条カルケドン公会議カトリック (概念)カトリック中央協議会カトリック正義と平和協議会カトリック教会カトリック教会のカテキズムカトリコスカトリシズムカテキズムカタリ派ガリレオ・ガリレイキリシタンキリシタン大名キリスト教キリスト教諸教派の一覧ギリシャ人ギリシャ正教ギリシア語クリスチャントゥデイクロアチアグレゴリオ聖歌コラボレーションコロンビアコンキスタドールコンクラーヴェコンスタンツ公会議コンスタンティノープル包囲戦 (1204年)コプト典礼カトリック教会シノドスペインスペインによるアメリカ大陸の植民地化スペイン人スロバキアスロベニアスプーンスイスサンマリノサン・ピエトロ大聖堂サクラメントゆるしの秘跡啓蒙思想公同の教会公会議共同訳聖書典礼典礼言語現代 (時代区分)理性理性の祭典神の母神学者神学校神性禁書目録福音書福者秘跡第1バチカン公会議第1ラテラン公会議第1リヨン公会議第1ニカイア公会議第1コンスタンティノポリス公会議第1回十字軍第2バチカン公会議第2ラテラン公会議第2リヨン公会議第2ニカイア公会議第2コンスタンティノポリス公会議第3ラテラン公会議第3コンスタンティノポリス公会議第4ラテラン公会議第4コンスタンティノポリス公会議第4回十字軍第5ラテラン公会議第二正典総大司教総主教組織 (社会科学)病者の塗油生命男性無原罪の御宿り異端煉獄片岡弥吉独立カトリック教会独身隠れキリシタン避妊聖変化聖座聖人聖伝聖体聖体賛美式聖化聖ピオ十世会聖公会聖務日課聖職者聖遺物聖餐聖母の被昇天聖母マリア聖書非カルケドン派正教会補佐司教西方典礼西方教会首座主教言論の自由詩篇語源学高教会派資金洗浄贖宥状霊魂胚性幹細胞胎児自然言語酵母逮捕枢機卿恩寵 (キリスト教)来世東ローマ帝国東ティモール東アジア東西教会の分裂東方典礼カトリック教会東方諸教会東方教会正典正統教義正教会母音民衆十字軍洗礼朝日新聞朝日新聞出版最後の審判昭和浦上四番崩れ新しいミサ新共同訳聖書新約聖書日本日本におけるカトリック教会日本二十六聖人日本ハリストス正教会日本聖公会日本聖書協会日本語日本語訳聖書日曜日旧約聖書教会教会 (キリスト教)教会会議教会ラテン語教会論教会論のいくつかの側面に関する問いに対する回答教会法教会憲章教区教区司祭教皇教皇不可謬説教皇首位説教父教条主義教文館書簡 (新約聖書)性的虐待1600年1948年1969年1972年1973年1987年1992年1994年2000年2002年2004年2007年2010年2012年2013年21世紀3月28日