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SI組立単位

索引 SI組立単位

SI組立単位(エスアイくみたてたんい、SI derived unit)は、国際単位系 (SI) の基本単位を組み合わせて作ることができる単位である。基本単位の冪乗の乗除だけで作ることができる組立単位は「一貫性のある組立単位」と言い、国際単位系は全ての組立単位が一貫性のある組立単位である、「一貫性のある単位系」である。 ラジアンとステラジアンは、以前は補助単位とされていたが、1995年の国際度量衡総会(CGPM)において、補助単位という区分は廃止すること、この2つの単位は無次元の組立単位として解釈することが決議された。.

109 関係: 加速度力 (物理学)力のモーメント吸収線量密度屈折率一貫性 (単位系)平方メートル仕事 (物理学)仕事率体積応力圧力メートル毎秒メートル毎秒毎秒モル体積ラジアンラジアン毎秒ルーメンルクスワットボルト (単位)ボルト毎メートルヘルツヘンリーパスカルパスカル秒テスラ (単位)ファラドニュートンニュートンメートルベクレル周波数アンペア毎メートルインダクタンスウェーバエネルギーエントロピーオームカンデラ毎平方メートルカーマ (物理学)カタール (単位)ガンマ線キログラム毎立方メートルクーロンクーロン毎キログラムグレイ (単位)コンダクタンスシーベルトジュール...ジーメンスステラジアンセルシウス度冪乗光束国際単位系国際度量衡総会磁場磁束磁束密度立体角立方メートル等価線量粘度無次元量熱容量熱伝導率熱量熱流束照射線量照度物理単位面積静電容量表面張力補助単位角加速度角度角速度誘電率質量流量輝度 (光学)起電力酵素電場電圧電荷電荷密度電束密度電気伝導率電気抵抗電流密度速さ速度透磁率SI基本単位X線毎メートル比容積比熱容量波数濃度放射強度放射照度放射輝度放射能放射束1995年 インデックスを展開 (59 もっと) »

加速度

加速度(かそくど、acceleration)は、単位時間当たりの速度の変化率。速度がベクトルなので、加速度も同様にベクトルとなる。加速度はベクトルとして平行四辺形の法則で合成や分解ができるのは力や速度の場合と同様であるが、法線加速度、接線加速度に分解されることが多い。法線加速度は向きを変え、接線加速度は速さを変える。 速度を v とすれば、加速度 a は速度の時間 t についての微分であり, と定義される。 平面運動を極座標(r,θ)で表した場合、動径方向・角方向成分はそれぞれ となる。 一般に「減速度(げんそくど)」と言われるのは、負(進行方向と反対)の加速度の事である。また、進行方向を変える(曲がる)のは、進行方向とは異なる方向への加速度を受けるという事である。 遠心力による加速度を遠心加速度という。 物体に加速度がかかることと、力が加わることとは等価である。(運動の第2法則) ちなみに、加速度の単位時間当たりの変化率は、加加速度あるいは躍度とよばれる。.

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力 (物理学)

物理学における力(ちから、force)とは、物体の状態を変化させる原因となる作用であり、その作用の大きさを表す物理量である。特に質点の動力学においては、質点の運動状態を変化させる状態量のことをいう。広がりを持つ物体の場合は、運動状態とともにその形状を変化させる。 本項ではまず、古代の自然哲学における力の扱いから始め近世に確立された「ニュートン力学」や、古典物理学における力学、すなわち古典力学の発展といった歴史について述べる。 次に歴史から離れ、現在の一般的視点から古典力学における力について説明し、その後に古典力学と対置される量子力学について少し触れる。 最後に、力の概念について時折なされてきた、「形而上的である」といったような批判などについて、その重要さもあり、項を改めて扱う。.

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力のモーメント

力のモーメント(ちからのモーメント、moment of force)とは、力学において、物体に回転を生じさせるような力の性質を表す量である。力の能率(ちからののうりつ)とも呼ばれる。また、明らかな場合は単にモーメントと呼ばれることもある。とくに機械などで固定された回転軸をもつ場合、その回転軸のまわりの力のモーメントをトルク()またはねじりモーメントと呼ぶ。 単位として通常はニュートンメートル(N m)が用いられる。.

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吸収線量

吸収線量(きゅうしゅうせんりょう、absorbed dose)とは、放射線の照射によって単位質量あたりの物質が吸収するエネルギー量を言う。吸収線量の単位はグレイ(Gray、記号:Gy)が用いられる。 吸収線量は、その定義として物質の定めが無い。そのため取り扱う問題に応じて物質を定める必要がある。良く用いられるのは、臓器吸収線量(物質が人体の臓器)と空気吸収線量(物質が空気)である。.

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密度

密度(みつど)は、広義には、対象とする何かの混み合いの程度を示す。ただし、科学において、単に密度といえば、単位体積あたりの質量である。より厳密には、ある量(物理量など)が、空間(3 次元)あるいは面上(2 次元)、線上(1 次元)に分布していたとして、これらの空間、面、線の微小部分上に存在する当該量と、それぞれ対応する体積、面積、長さに対する比のことを(それぞれ、体積密度、面密度、線密度と言う)言う。微小部分は通常、単位体積、単位面積、単位長さ当たりに相当する場合が多い。勿論、4 次元以上の仮想的な場合でも、この関係は成立し、密度を定義することができる。 その他の密度としては、状態密度、電荷密度、磁束密度、電流密度、数密度など様々な量(物理量)に対応する密度が存在する(あるいは定義できる)。物理量以外でも人口密度、個体群密度、確率密度、などの値が様々なところで用いられている。密度効果という語もある。.

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屈折率

屈折率(くっせつりつ、)とは、真空中の光速を物質中の光速(より正確には位相速度)で割った値であり、物質中での光の進み方を記述する上での指標である。真空を1とした物質固有の値を絶対屈折率、2つの物質の絶対屈折率の比を相対屈折率と呼んで区別する場合もある。.

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一貫性 (単位系)

一貫性(いっかんせい)のある組立単位とは、その単位系における基本単位の冪乗の、1以外の比例定数を含まない積である組立単位のことである。基本単位以外の全ての単位が一貫性のある組立単位である単位系を「一貫性のある単位系」と言う。「一貫性のある」は「コヒーレント(coherent)な」とも言い、一貫性のことを「コヒーレンス(coherence)」とも言う。 一貫性の概念は、19世紀中頃にケルヴィン卿ウィリアム・トムソンやジェームズ・クラーク・マクスウェルらによって発展し、によって奨励された。この概念はまず、1873年と1875年に、CGS単位系(メートル法)とFPS単位系(ヤード・ポンド法)に導入された。1960年の国際単位系(SI)は、一貫性のある単位系として設計された。.

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平方メートル

平方メートル(へいほうメートル、square metre)は、計量法および国際単位系 (SI) における面積の単位である。1平方メートルは、「辺の長さが一メートルの正方形の面積」と定義される。 日本では、メートルを「米」と書くことから、「平方米」を略して平米(へいべい、へーべー)と略したり発音される場合もある。ただし計量法では、「平米」の表記も「へいべい」、「へーべー」の読みも認められていない。 平方メートルの単位記号は、mである。大文字によるMは用いることはできない。 1平方メートルは以下に等しい。.

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仕事 (物理学)

物理学における仕事(しごと、work)とは、物体に加わる力と、物体の変位の内積によって定義される物理量である。エネルギーを定義する物理量であり、物理学における種々の原理・法則に関わっている。 物体に複数の力がかかる場合には、それぞれの力についての仕事を考えることができる。ある物体 A が別の物体 B から力を及ぼされながら物体 A が移動した場合には「物体 A が物体 B から仕事をされた」、または「物体 B が物体 A に仕事をした」のように表現する。ただし、仕事には移動方向の力の成分のみが影響するため、力が物体の移動方向と直交している場合には仕事はゼロであり、「物体 B は物体 A に仕事をしない」のように表現をする。力が移動方向とは逆側に向いている場合は仕事は負になる。これらの事柄は変位と力のベクトルの内積として仕事が定義されることで数学的に表現される。すなわち仕事は正負の符号をとるスカラー量である。 仕事が行われるときはエネルギーの増減が生じる。仕事は正負の符号をとるスカラー量であり、正負の符号は混乱を招きやすいが、物体が正の仕事をした場合は物体のエネルギーが減り、負の仕事をした場合には物体のエネルギーが増える。仕事の他のエネルギーの移動の形態として熱があり、熱力学においては仕事を通じて内部エネルギーなどの熱力学関数が定義され、エネルギー保存則が成り立つように熱が定義される。 作用・反作用の法則により力は相互的であるが、仕事は相互的ではない。物体 B が物体 A に力を及ぼしているとき、物体 B は物体 A から逆向きで同じ大きさの力を及ぼされている。しかし物体 B が物体 A に仕事をするときに、物体 B は物体 A から逆符号の仕事をされているとは限らない。例えば、物体が床などの固定された剛な面の上を移動するとき、床と物体との間の摩擦抗力により、床は物体に仕事をするが、床は移動しないため、物体は床に仕事をしない。.

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仕事率

仕事率(しごとりつ)とは工率(こうりつ)やパワー()とも呼び、単位時間内にどれだけのエネルギーが使われている(仕事が行われている)かを表す物理量である。「動力性能」という語があるが、その場合これを指すことが多い。.

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体積

体積(たいせき)とは、ある物体が 3 次元の空間でどれだけの場所を占めるかを表す度合いである。和語では嵩(かさ)という。.

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応力

応力(おうりょく、ストレス、stress)とは、物体連続体などの基礎仮定を満たすものとする。の内部に生じる力の大きさや作用方向を表現するために用いられる物理量である。物体の変形や破壊などに対する負担の大きさを検討するのに用いられる。 この物理量には応力ベクトル と応力テンソル の2つがあり、単に「応力」といえば応力テンソルのことを指すことが多い。応力テンソルは座標系などを特別に断らない限り、主に2階の混合テンソルおよび混合ベクトルとして扱われる(混合テンソルについてはテンソル積#テンソル空間とテンソルを参照)。応力ベクトルと応力テンソルは、ともに連続体内部に定義した微小面積に作用する単位面積あたりの力として定義される。そのため、それらの単位は、SIではPa (N/m2)、重力単位系ではkgf/mm2で、圧力と同じである。.

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圧力

圧力(あつりょく、pressure)とは、.

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メートル毎秒

メートル毎秒(メートルまいびょう、記号m/s)は、国際単位系(SI)における速さ又は速度の単位である国際単位系では、「速さ」、「速度」の単位としているが、日本の計量法では、「速さ」の単位としており、「速度」の単位とはしていない。。1メートル毎秒は、「1秒間に1メートルの速さ」と定義される。なお、速さと速度の違いについては、速度#速度と速さを参照のこと。 単位記号は、m/s である。m/sec としてはならない。 日常会話では「秒速何メートル」とも表現する。また、風速は日本では通常メートル毎秒で測るが、「毎秒」を省略して「風速何メートル」と表現することが多い。 1メートル毎秒は、以下に等しい。.

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メートル毎秒毎秒

メートル毎秒毎秒(メートルまいびょうまいびょう、記号: m/s2、m/秒2)は、国際単位系 (SI) における加速度の単位である。 1メートル毎秒毎秒は、1秒間に1メートル毎秒 (m/s) の加速度と定義されている。CGS単位系で対応する単位はガル (Gal) であるが、SI では加速度の単位に固有の名称はつけられていない。なお、.

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モル体積

モル体積とは単位物質量(1 mol)の原子または分子が標準状態で占める体積である。モル質量÷密度でも求められる。 気体分子のモル体積は気体の状態方程式で議論され、1 molの気体分子の体積は、気体の種類によらずほぼ一定である。気体の種類による違いは実在気体の状態方程式(ファンデルワールスの状態方程式など)の係数の違いになる。理想気体のモル体積Vm はその状態方程式より、種類によらず V_\mathrm&.

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ラジアン

ラジアン(radian、記号: rad)は、国際単位系 (SI) における角度(平面角)の単位である。円周上でその円の半径と同じ長さの弧を切り取る2本の半径が成す角の値と定義される。.

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ラジアン毎秒

ラジアン毎秒(ラジアンまいびょう、記号: rad/s)は、国際単位系(SI)における角速度・角周波数の単位である。 ラジアン毎秒は、1秒間に1ラジアンの角速度・角周波数と定義される。ラジアンの定義から、1回転毎秒(1ヘルツ)は ラジアン毎秒となる。.

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ルーメン

ルーメン(、記号: lm)は、光束の単位である。国際単位系(SI)の単位の一つであるが、これとは別の定義によるANSIルーメン(アンシルーメン)もある。.

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ルクス

ルクス(lux、略記号:lx)とは、国際単位系 (SI) における照度の単位である。SI組立単位「ルーメン毎平方メートル」(lm/m2)に与えられた固有の名称であり、日本の計量単位令では「1平方メートルの面が1ルーメンの光束で照らされるときの照度」と定義されている。 luxという名称は、ラテン語で光を意味する語からとられたものである。人名に由来するものではないので、単位記号は全て小文字である。英語では単数形・複数形ともluxと書く。1889年に作られた単位で、1948年の第9回国際度量衡総会 (CGPM) で国際単位系に採用された。.

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ワット

ワット(watt, 記号: W)とは仕事率や電力、工率、放射束、をあらわすSIの単位(SI組立単位)であるJIS Z 8203:2000 国際単位系 (SI) 及びその使い方。.

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ボルト (単位)

ボルト(volt、記号:V)は、電圧・電位差・起電力の単位である。名称は、ボルタ電池を発明した物理学者アレッサンドロ・ボルタに由来する。 1ボルトは、以下のように定義することができる。表現の仕方が違うだけで、いずれも値は同じである。.

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ボルト毎メートル

ボルト毎メートル(ボルトまいメートル、記号: V/m)は、電界の強さ(電界強度・電場強度または単に電界・電場ともいう)の単位である。 電界とは、空間中に電荷が存在することによって引き起こされる電位の勾配のことであり、電界の強さは単位長さ当たりの電位によって示される。ボルト毎メートルは、電位の単位ボルト(V)を長さの単位メートル(m)で除したものである。 日本の計量単位令では、上記のような定義ではなく、「毎メートル真空中において1クーロン(C)の電気量を有する無限に小さい静止している帯電体に働く力が1ニュートン(N)である電界の強さ」(N/C)と定義されている。J.

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ヘルツ

ヘルツ(hertz、記号:Hz)は、国際単位系 (SI) における周波数・振動数の単位である。その名前は、ドイツの物理学者で、電磁気学の分野で重要な貢献をしたハインリヒ・ヘルツに因む。.

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ヘンリー

ヘンリー(henry、記号:H)はインダクタンスの単位である。国際単位系 (SI) では組立単位となっている。名称は、アメリカ合衆国の物理学者ジョセフ・ヘンリーから付けられた。ヘンリーは、イギリスのマイケル・ファラデーとほぼ同時期に、それとは独立に電磁誘導を発見した。.

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パスカル

パスカル (pascal、記号: Pa) は、圧力・応力の単位で、国際単位系 (SI) における、固有の名称を持つSI組立単位である。「ニュートン毎平方メートル」とも呼ばれる。 1パスカルは、1平方メートル (m2) の面積につき1ニュートン (N) の力が作用する圧力または応力と定義されている。その名前は、圧力に関する「パスカルの原理」に名を残すブレーズ・パスカルに因む。.

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パスカル秒

パスカル秒(パスカルびょう, 記号:Pa·s)は、SIにおける粘度の単位である。 1パスカル秒は、流体内に1メートル(m)につき1メートル毎秒(m/s)の速度勾配があるとき、その速度勾配の方向に垂直な面において速度の方向に1パスカル(Pa)の応力が生ずる粘度(Pa/((m/s)/m).

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テスラ (単位)

テスラ(tesla、記号: T)は、磁束密度の単位である。 その名称はニコラ・テスラにちなむ。1960年の国際単位系 (SI) 導入の際、それまでのCGS単位系に基づくガウスをSIに基づくものに置き換えるために定められた。.

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ファラド

ファラド(farad、記号:F)は、コンデンサ(キャパシタ、蓄電器)などの静電容量の単位(SI組立単位)である。名称はマイケル・ファラデーに由来するもので、ファラッドともいわれる。なお、同じくマイケル・ファラデーに由来するファラデーという単位があるが、これは電荷の単位である。.

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ニュートン

ニュートン(newton、記号: N)は、 国際単位系 (SI)における力の単位。1ニュートンは、1kgの質量を持つ物体に1m/s2の加速度を生じさせる力。名称は古典力学で有名なイギリスの物理学者アイザック・ニュートンにちなむものである。.

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ニュートンメートル

ニュートンメートル(newton metre、記号:N m, N·m)は、国際単位系 (SI) における力のモーメント(トルク)の単位である。 1ニュートンメートルは、「ある定点から1メートル隔たった点にその定点に向かって直角方向に1ニュートンの力を加えたときのその定点のまわりの力のモーメント」(計量単位令による)と定義されている。 ニュートンメートルは、ジュール(エネルギー、仕事のSI単位)と次元的に等しい。しかし、エネルギーや仕事をニュートンメートルで表すと混乱を招くため(力のモーメントはエネルギーではない)、ニュートンメートルは力のモーメントの単位としてのみ使用すべきである。 ニュートンメートルという単位は、分野によってはよく使われる割には名称が長いので、アメリカの一部の人は "newton meter"(meterはmetreのアメリカ綴り)を略して "neuter" と呼んでいる(かばん語も参照)。.

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ベクレル

ベクレル(英語:becquerel、記号: Bq)とは、放射性物質が1秒間に崩壊する原子の個数(放射能)を表す単位である1992年(平成4年)11月18日政令第357号「計量単位令」。SI組立単位の1つである。。 たとえば、ある放射性物質について8秒間に原子が370個だけ崩壊するのであれば、その放射性物質の放射能は46.25ベクレル(Bq)370(個) ÷ 8(秒).

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周波数

周波数(しゅうはすう 英:frequency)とは、工学、特に電気工学・電波工学や音響工学などにおいて、電気振動(電磁波や振動電流)などの現象が、単位時間(ヘルツの場合は1秒)当たりに繰り返される回数のことである。.

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アンペア毎メートル

アンペア毎メートル(アンペアまいメートル)は、磁場の強さの単位である。1アンペア毎メートルは、磁場の方向に沿って1メートル隔てた二点間の起磁力が1アンペア(アンペア回数)である磁場の強さと定義される。 CGS単位系の磁場の強さの単位であるエルステッド(Oe)との換算は、 となる。.

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インダクタンス

インダクタンス(inductance)は、コイルなどにおいて電流の変化が誘導起電力となって現れる性質である。誘導係数、誘導子とも言う。インダクタンスを目的とするコイルをインダクタといい、それに使用する導線を巻線という。.

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ウェーバ

ウェーバ(weber, 記号:Wb)は磁束の単位で、SI組立単位の一つである。ドイツの物理学者ヴィルヘルム・ヴェーバーにちなんで命名された。 SI基本単位で表すと Wb.

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エネルギー

ネルギー(、)とは、.

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エントロピー

ントロピー(entropy)は、熱力学および統計力学において定義される示量性の状態量である。熱力学において断熱条件下での不可逆性を表す指標として導入され、統計力学において系の微視的な「乱雑さ」「でたらめさ」と表現されることもある。ここでいう「でたらめ」とは、矛盾や誤りを含んでいたり、的外れであるという意味ではなく、相関がなくランダムであるという意味である。を表す物理量という意味付けがなされた。統計力学での結果から、系から得られる情報に関係があることが指摘され、情報理論にも応用されるようになった。物理学者ののようにむしろ物理学におけるエントロピーを情報理論の一応用とみなすべきだと主張する者もいる。 エントロピーはエネルギーを温度で割った次元を持ち、SIにおける単位はジュール毎ケルビン(記号: J/K)である。エントロピーと同じ次元を持つ量として熱容量がある。エントロピーはサディ・カルノーにちなんで一般に記号 を用いて表される。.

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オーム

ーム()は、インピーダンスや電気抵抗(レジスタンス)、リアクタンスの単位である。国際単位系 における組立単位のひとつである。 名称は、電気抵抗に関するオームの法則を発見したドイツの物理学者、ゲオルク・ジーモン・オームにちなむ。記号はギリシャ文字のオメガ ('''Ω''') を用いる。これは、オームの頭文字であるアルファベットのO(オー)では、数字の0(ゼロ)と混同されやすいからである(なお、オームの名前をギリシャ文字で表記するとΓκέοργκ Ωμとなる)。 電気抵抗を表すための単位は、初期の電信業務に関連して経験的にいくつか作られてきた。1861年にが、質量・長さ・時間の単位から組み立てた実用上便利な大きさの単位としてオームを提唱した。オームの定義はその後何度か修正された。.

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カンデラ毎平方メートル

カンデラ毎平方メートル(カンデラまいへいほうメートル、記号; cd/m²)は、国際単位系(SI)における輝度の単位である。 1カンデラ毎平方メートルは、1平方メートルの平面光源の光度がその平面と垂直な方向において1カンデラであるときの、その方向における輝度と定義される。 国際単位系においては固有の名称はつけられていないが、この単位にはニト(nit, 記号: nt)という別名がある。ニトは、ラテン語で「輝き」を意味するnitorに由来する。 Category:光の単位 Category:SI組立単位.

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カーマ (物理学)

ーマ(kerma)は、放射線量の一種で、電荷を持たない放射線(ガンマ線、中性子線等)が、人体や物体に与える影響の指標となる量で、グレイを計量単位とする。原子力発電所等の環境基準や放射線機器の性能評価で利用する。.

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カタール (単位)

タール(katal 、Katal 、記号: kat)は、国際単位系(SI)における酵素活性(触媒活性)の単位である。酵素やその他の触媒の活性を表すのに用いられる。 1カタールは、モル毎秒(mol/s)と定義される。1秒につき1モルの基質の化学反応を促進する触媒は、1カタールの酵素活性を有している。.

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ガンマ線

ンマ線(ガンマせん、γ線、gamma ray)は、放射線の一種。その実体は、波長がおよそ 10 pm よりも短い電磁波である。 ガンマ線.

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キログラム毎立方メートル

ラム毎立方メートル(キログラムまいりっぽうメートル、記号:kg/m³, kg m-3)は、国際単位系(SI)及び計量法における密度の単位である。1キログラム毎立方メートルは、1立方メートルにつき1キログラムの密度と定義される。 水の最大密度は、3.984 ℃において 999.974 95 kg/m³である。 他の密度の単位との換算は以下のようになる。.

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クーロン

ーロン(、記号C)は、電荷のSI単位である。クーロンという名称は、フランスの物理学者、シャルル・ド・クーロンの名にちなむ。.

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クーロン毎キログラム

ーロン毎キログラム(クーロンまいキログラム、記号:C/kg)は、照射線量の単位である。1キログラムの乾燥空気に作用したときに1クーロンの二次電子を発生する照射線量と定義される。 CGS静電単位系での照射線量の単位はesu/3に等しいレントゲン (R) であり、この2つは標準状態の乾燥空気の密度を用いて と換算される(近似記号は、真空中の光速度を3.00m/sと近似したことによる)。.

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グレイ (単位)

レイ (gray、記号:Gy) とは、放射線によって人体をはじめとした物体に与えられたエネルギーを表す単位を言う。吸収線量1992年(平成4年)11月18日政令第357号「計量単位令」またはカーマの単位として主に用いられる。 医療の現場における被治療者の被曝線量を表す臓器吸収線量の単位などに用いられる。.

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コンダクタンス

ンダクタンス (conductance) とは、回路における電流の流れやすさのこと。すなわち、直流回路では電気抵抗の逆数、交流回路ではインピーダンスの逆数の実数部。記号 G。単位ジーメンス(記号 S )、またはモー(記号\mho )。電気伝導力とも言う。.

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シーベルト

ーベルト(sievert、、、記号:Sv)とは、生体の被曝による生物学的影響の大きさ(線量当量1992年(平成4年)11月18日政令第357号「計量単位令」、dose equivalence・等価線量、equivalent dose)を表す単位である。SI単位の一つである。 単位として Sv は大きすぎるため、mSv(ミリシーベルト、10-3Sv)やμSv(マイクロシーベルト、10-6Sv)などが用いられる。.

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ジュール

ュール(joule、記号:J)は、エネルギー、仕事、熱量、電力量の単位である。その名前はジェームズ・プレスコット・ジュールに因む。 1 ジュールは標準重力加速度の下でおよそ 102.0 グラム(小さなリンゴくらいの重さ)の物体を 1 メートル持ち上げる時の仕事に相当する。.

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ジーメンス

ーメンス(siemens, 記号: S)は、コンダクタンス・アドミタンス・サセプタンスの単位で、SI組立単位の一つである。 その名はドイツの物理学者ヴェルナー・フォン・ジーメンスにちなむ。1971年の第14回国際度量衡総会(CGPM)において、ジーメンスをSI組立単位に導入することが採択された。 コンダクタンスは電気抵抗の逆数であり、ジーメンスは電気抵抗の単位オーム (Ω) の逆数として定義される。日本の計量単位令では「1アンペアの直流の電流が流れる導体の二点間の直流の電圧が1ボルトであるときのその二点間の電気のコンダクタンス」と定義している。 ジーメンスを他の単位で表すと以下のようになる。.

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ステラジアン

テラジアン(steradian、記号: sr)は、国際単位系 (SI) における立体角の単位である。平面角のラジアンに対応する。立体角の単位には、もう一つ平方度がある。.

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セルシウス度

ルシウス度(セルシウスど、、記号: )は、温度の単位である。その単位の大きさはケルビンと同一である。国際単位系 (SI) では、次のように定義されている『国際単位系(SI)』2.1.1.5 熱力学温度の単位(ケルビン)、pp.24-25。 すなわち、「セルシウス度」()は単位の名称であり、ケルビンの大きさに等しい温度間隔を表す。一方、「セルシウス温度」()は量の名称であり、(ケルビンで計った値と273.15だけ異なる)温度の高さを表す。しかし、一般にはこの違いが意識されず、混同されることが多い。.

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冪乗

冪演算(べきえんざん、英: 独: 仏: Exponentiation)は、底 (base) および冪指数 (exponent) と呼ばれる二つの数に対して定まる数学的算法である。通常は、冪指数を底の右肩につく上付き文字によって示す。自然数 を冪指数とする冪演算は累乗(るいじょう、repeated multiplication) に一致する。 具体的に、 および冪指数 を持つ冪 (power) は、 が自然数(正整数)のとき、底の累乗 で与えられる。このとき は の -乗とか、-次の -冪などと呼ばれる。 よく用いられる冪指数に対しては、固有の名前が与えられているものがある。例えば冪指数 に対して二次の冪(二乗) は の平方 (square of) あるいは -自乗 (-squared) と呼ばれ、冪指数 に対する三次の冪 は の立方 (cube of, -cubed) と呼ばれる。また冪指数 に対して冪 は であり の逆数(あるいは乗法逆元)と呼ばれる。一般に負の整数 に対して底 が零でないとき、冪 はふつう なる性質を保つように と定義される。 冪演算は任意の実数あるいは複素数を冪指数とするように定義を拡張することができる。底および冪指数が実数であるような冪において、底を固定して冪指数を変数と見なせば指数函数が、冪指数を固定して底を変数と見れば冪函数がそれぞれ生じる。整数乗冪に限れば、行列などを含めた非常に多種多様な代数的対象に対してもそれを底とする冪を定義することができるが、冪指数まで同種の対象に拡張するならばその上で定義された自然指数函数と自然対数函数を持つ完備ノルム環(例えば実数全体 や複素数全体 などはそう)を想定するのが自然である。.

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光束

光束(こうそく、)とは、ある面を通過する光の明るさを表す物理量である。SI単位はルーメン(記号: lm)、またはカンデラステラジアン (記号: cd sr)が用いられる。光束は人間の感じる量を表す心理物理量のひとつである。 光源を囲う面を貫く光束は全光束と呼ばれる。ランプの仕様は全光束によって表すことが多い。.

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国際単位系

国際単位系(こくさいたんいけい、Système International d'unités、International System of Units、略称:SI)とは、メートル法の後継として国際的に定めた単位系である。略称の SI はフランス語に由来するが、これはメートル法がフランスの発案によるという歴史的経緯による。SI は国際単位系の略称であるため「SI 単位系」というのは誤り。(「SI 単位」は国際単位系の単位という意味で正しい。) なお以下の記述や表(番号を含む。)などは国際単位系の国際文書第 8 版日本語版による。 国際単位系 (SI) は、メートル条約に基づきメートル法のなかで広く使用されていたMKS単位系(長さの単位にメートル m、質量の単位にキログラム kg、時間の単位に秒 s を用い、この 3 つの単位の組み合わせでいろいろな量の単位を表現していたもの)を拡張したもので、1954年の第10回国際度量衡総会 (CGPM) で採択された。 現在では、世界のほとんどの国で合法的に使用でき、多くの国で使用することが義務づけられている。しかしアメリカなど一部の国では、それまで使用していた単位系の単位を使用することも認められている。 日本は、1885年(明治18年)にメートル条約に加入、1891年(明治24年)施行の度量衡法で尺貫法と併用することになり、1951年(昭和26年)施行の計量法で一部の例外を除きメートル法の使用が義務付けられた。 1991年(平成3年)には日本工業規格 (JIS) が完全に国際単位系準拠となり、JIS Z 8203「国際単位系 (SI) 及びその使い方」が規定された。 なお、国際単位系 (SI) はメートル法が発展したものであるが、メートル法系の単位系の亜流として「工学単位系(重力単位系)」「CGS単位系」などがあり、これらを区別する必要がある。 SI単位と非SI単位の分類.

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国際度量衡総会

国際度量衡総会(こくさいどりょうこうそうかい)は、メートル条約に基づき、世界で通用する単位系(国際単位系)を維持するために、加盟国参加によって開催される総会議。この会議は他の2つの機関(国際度量衡委員会(CIPM)及び国際度量衡局(BIPM))の上位機関と位置づけられる。開催は4年(当初は6年)に1度パリで行われる。フランス語の「Conférence générale des poids et mesures」に従い、英語圏においても、CGPMを頭字語とする。 2003年の総会には51の加盟国と新たな10の准加盟国が参加した。2005年現在、准加盟国は17か国になっている。2011年10月に第24回国際度量衡総会が開催され、キログラムの再定義などが焦点となった。 第25回総会は1年前倒しで、2014年11月に開催されたが、キログラムの再定義を含むSIの再定義は、2018年開催予定の第26回総会へ延期されることとなった(新しいSIの定義を参照)。.

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磁場

磁場(じば、Magnetic field)は、電気的現象・磁気的現象を記述するための物理的概念である。工学分野では、磁界(じかい)ということもある。 単に磁場と言った場合は磁束密度Bもしくは、「磁場の強さ」Hのどちらかを指すものとして用いられるが、どちらを指しているのかは文脈により、また、どちらの解釈としても問題ない場合も多い。後述のとおりBとHは一定の関係にあるが、BとHの単位は国際単位系(SI)でそれぞれWb/m², A/m であり、次元も異なる独立した二つの物理量である。Hの単位はN/Wbで表すこともある。なお、CGS単位系における、磁場(の強さ)Hの単位は、Oeである。 この項では一般的な磁場の性質、及びHを扱うこととする。 磁場は、空間の各点で向きと大きさを持つ物理量(ベクトル場)であり、電場の時間的変化または電流によって形成される。磁場の大きさは、+1のN極が受ける力の大きさで表される。磁場を図示する場合、N極からS極向きに磁力線の矢印を描く。 小学校などの理科の授業では、砂鉄が磁石の周りを囲むように引きつけられる現象をもって、磁場の存在を教える。このことから、磁場の影響を受けるのは鉄だけであると思われがちだが、強力な磁場の中では、様々な物質が影響を受ける。最近では、磁場や電場(電磁場、電磁波)が生物に与える影響について関心が寄せられている。.

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磁束

磁束(じそく、英語:magnetic flux、磁気誘導束とも言う)とは、その場における磁界の強さと方向を、1(Wb)を1本とした線の束で表したものである。.

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磁束密度

磁束密度(じそくみつど、)とは、文字通り磁束の単位面積当たりの面密度のことであるが、単に磁場と呼ばれることも多い。磁束密度はベクトル量である。 記号 B で表されることが多い。国際単位系 (SI)ではテスラ (T)、もしくはウェーバ毎平方メートル (Wb/m2)である。.

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立体角

立体角(りったいかく、solid angle)とは、二次元における角(平面角)の概念を三次元に拡張したものである。 平面上における角とは、平面上の同一の点(角の頂点)から出る二つの半直線によって区切られた部分のことをいい、この2半直線の開き具合を角度という。角度は、角の頂点を中心とする半径 1の円から、2半直線が切り取った円弧の長さで表すことができる。 これに対し、空間上における立体角とは、空間上の同一の点(角の頂点)から出る半直線が動いてつくる錐面によって区切られた部分のことをいい、この錐面の開き具合を角度という。角度は、角の頂点を中心とする半径 1の球から錐面が切り取った面積の大きさで表すことができる。 立体角の計量単位には次の2つがある。.

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立方メートル

立方メートル(りっぽうメートル、cubic metre)は、計量法、国際単位系 (SI) の体積の単位である。 1 立方メートルは、 辺の長さが 1 メートル (m) の立方体の体積である。.

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等価線量

等価線量(とうかせんりょう、)とは、放射線防護のための人体の各臓器の被曝線量を表す線量概念を言う。放射線を被曝した人体組織の臓器吸収線量に放射線加重係数を乗じたものとして定義され、単位はシーベルト(記号:Sv)が用いられる。 ただし、等価線量は放射線防護量であるので、あくまで確率的影響のリスク制限に用いるためのものである。そのため、同じく臓器の被曝でも、確定的影響を問題とするような場合は臓器吸収線量(Gy)が用いられる。.

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粘度

粘度(ねんど、Viskosität、viscosité、viscosity)は、物質のねばりの度合である。粘性率、粘性係数、または(動粘度と区別する際には) 絶対粘度とも呼ぶ。一般には流体が持つ性質とされるが、粘弾性などの性質を持つ固体でも用いられる。 量記号にはμまたはηが用いられる。SI単位はPa·s(パスカル秒)である。CGS単位系ではP(ポアズ)が用いられた。 動粘度(後述)の単位として、cm/s.

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無次元量

無次元量(むじげんりょう、dimensionless quantity)とは、全ての次元指数がゼロの量である。慣習により無次元量と呼ばれるが無次元量は次元を有しており、指数法則により無次元量の次元は1である。 無次元数(むじげんすう、)、無名数(むめいすう、)とも呼ばれる。 無次元量の数値は単位の選択に依らないので、一般的な現象を特徴付けるパラメータとして数学、物理学、工学、経済など多くの分野で広く用いられる。このようなパラメータは現実には物質ごとに決まるなど必ずしも操作可能な量ではないが、理論や数値実験においては操作的な変数として取り扱うこともある。.

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熱容量

熱容量(ねつようりょう、heat capacity)とは、系に対して熱の出入りがあったとき、系の温度がどの程度変化するかを表す状態量である。 単位はジュール毎ケルビン(J/K)が用いられる。.

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熱伝導率

熱伝導率(ねつでんどうりつ、thermal conductivity)とは、温度の勾配により生じる伝熱のうち、熱伝導による熱の移動のしやすさを規定する物理量である。熱伝導度や熱伝導係数とも呼ばれる。記号は などで表される。 国際単位系(SI)における単位はワット毎メートル毎ケルビン(W/m K)であり、SI接頭辞を用いたワット毎センチメートル毎ケルビン(W/cm K)も使われる。.

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熱量

熱量(ねつりょう)とは、物体間を伝わる熱や、燃料や食品の持つ熱を、比較したり数値で測ったりできるもの(=量)として捉えたもの。 単位はジュール(栄養学関係ではカロリー)が使われる。.

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熱流束

熱流束(ねつりゅうそく、Heat flux)とは、流束のひとつで、単位時間に単位面積を横切る熱量である。単位には W/m2 が用いられる。フーリエの法則によれば、熱流束は熱の流れる方向の温度勾配に比例する。その比例係数を熱伝導率(ρ:ロー)という。.

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照射線量

照射線量(しょうしゃせんりょう、英語:exposure)は、乾燥空気に対する電離能力で定義されたX線やγ線の線量(放射線の作用とその影響の因果関係を定量的に論ずるとき、原因の大きさを記述する量)である。照射線量は、自由空気電離箱(free air chamber)で測定される量を1928年に国際的な共通単位として導入した最も歴史のある線量である。現在では、X線やγ線が「仮想的に」乾燥空気に作用したときに発生する二次電子を、「仮想的に」乾燥空気で満たされた空間に放ったとき生成する電離電荷量とX線やγ線が作用した仮想的な空気の質量との比で定義される。1962年以降の照射線量は、X線やγ線と空気の仮想的な相互作用を考えるため、空気中以外の場所(たとえば、水中や真空中)でも定義でき、線量を定義する場所で二次電子平衡が成立するか否かにも影響されない量として定義されている。.

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照度

照度 照度(しょうど、)とは、物体の表面を照らす光の明るさを表す物理量である。 照度は人間の感じる量を表す心理物理量のひとつである。 国際単位系(SI)における単位はルクス(記号: lx)またはルーメン毎平方メートル(記号: lm m)が用いられる。照度は光束発散度と同じ次元を持つが、光束発散度は平面状の光源の指標であり、照度は照射された側の指標を表す。.

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物理単位

物理単位(ぶつりたんい)とは、種々の物理量を表すための単位である。.

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面積

面積(めんせき)とは、平面内の、あるいは曲面内の図形の大きさ、広さ、の量である。立体物の表面の面積の合計を特に表面積(ひょうめんせき)と呼ぶ。.

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静電容量

静電容量(せいでんようりょう、)は、コンデンサなどの絶縁された導体において、どのくらい電荷が蓄えられるかを表す量である。電気容量(でんきようりょう、)、またはキャパシタンスとも呼ばれる。.

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表面張力

表面張力(ひょうめんちょうりょく、)は、表面をできるだけ小さくしようとする性質のことで、界面張力の一種である。 界面とは、ある液体や固体の相が他の相と接している境界のことである。このうち、一方が液体や固体で、もう一方が気体の場合にその界面を表面という。.

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補助単位

補助単位(ほじょたんい)は物理単位の区分の一種であるが、この言葉には、2通りの全く異なる意味がある。.

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角加速度

角加速度(かくかそくど、angular acceleration)は、角速度の変化率を意味する。単位はSI単位系ではラジアン毎秒毎秒 (rad/s2) で、または度毎秒毎秒 (deg/s2) が用いられることもある。数式中の記号はギリシア文字のαで表されることが多い。.

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角度

角度(かくど、measure of angle, angle)とは、角(かく、angle)の大きさを表す量・測度のことである。なお、一般の角の大きさは、単位の角の大きさの実数倍で表しうる。角およびその角度を表す記号としては ∠ がある。これは角記号(かくきごう、angle symbol)と呼ばれる。 単に角という場合、多くは平面上の図形に対して定義された平面角(へいめんかく、plane angle)を指し、さらに狭義にはある点から伸びる2つの半直線(はんちょくせん、ray)によりできる図形を指す。平面角の角度は、同じ端点を持つ2つの半直線の間の隔たりを表す量といえる。2つの半直線が共有する端点は角の頂点(かくのちょうてん、vertex of angle)と呼ばれ、頂点を挟む半直線は角の辺(かくのへん、side of angle)と呼ばれる。また、直線以外の曲線や面などの図形がなす角の角度も、何らかの2つの直線のなす角の角度として定義される。より広義には、角は線や面が2つ交わって、その交点や交線の周りにできる図形を指す。線や面が2つ交わって角を作ることを角をなすという。ここでいう面は通常の2次元の面に限らず、一般には超平面である。 角が現れる基本的な図形としては、たとえば三角形や四角形のような多角形(たかくけい、polygon)がある。特に三角形は平面図形における最も基本的な図形であり、すべての多角形は三角形の組み合わせによって表現することができる。また、他にも単純な性質を多く持っているため、様々な場面で応用される。有名なものは余弦定理(よげんていり、law of cosines)や、三角形の辺の比を通じて定義される三角関数(さんかくかんすう、trigonometric function)などがある。余弦定理と三角関数は、三角形の角と辺の間に成り立つ関係を示したもので、これらの関係を利用して、三角形の辺の長さからある角の大きさを求めたり、大きさが既知の角から辺の長さや長さの比を求めることができる。このことはしばしば三角形の合同条件(さんかっけいのごうどうじょうけん、congruence condition of triangles)としても言及される。 物理学など自然科学においては、量の次元が重要な役割を果たす。例えば、辺の長さや弧の長さは物理量として「長さ」の次元を持っているが、国際量体系において、角度は辺の長さの比などを通じて定義される無次元量であるとしている。角度が無次元であることは、直ちに角度が単位を持たないことを意味しない。例えば角度を表す単位としてはラジアン(らじあん、radian)や度(ど、degree)が有名である。ラジアンと度の換算は以下の式によって示される。 また、ラジアンで表された数値は単位なしの数として扱うことができる。 角度に関連する物理学の概念として、位相(いそう、phase)がある。位相は波のような周期的な運動を記述するパラメーターであり、その幾何学的な表現が角度に対応している。位相も角度と同様にラジアンが単位に用いられる。 立体的な角として立体角(りったいかく、solid angle)も定義されているが、これは上記の定義には当てはまらない。その大きさは単に立体角と呼ばれることが多く、角度と呼ばれることはほとんどない。 以下、本項目においては平面角を扱う。.

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角速度

運動学において、角速度(かくそくど、angular velocity)は、ある点をまわる回転運動の速度を、単位時間に進む角度によって表わした物理量である。言い換えれば角速度とは、原点と物体を結ぶ線分、すなわち動径が向く角度の時間変化量である。特に等速円運動する物体の角速度は、物体の速度を円の半径で割ったものとして与えられる。従って角速度の量の次元物理学などの文献においては、文脈上紛れがない限り、単に「次元」と呼ばれる。は、通常の並進運動の速度とは異なり速度の次元は長さ L に時間 T の逆数を掛けた L⋅T−1 である。、時間の逆数 T−1 となる。.

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誘電率

誘電率(ゆうでんりつ、permittivity)は物質内で電荷とそれによって与えられる力との関係を示す係数である。電媒定数ともいう。各物質は固有の誘電率をもち、この値は外部から電場を与えたとき物質中の原子(あるいは分子)がどのように応答するか(誘電分極の仕方)によって定まる。.

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質量流量

質量流量(しつりょうりゅうりょう、mass flow rate)とは、単位時間当たりに与えられた面を通過する物質の質量である。その次元は質量を時間で割ったもので、単位には国際単位系では「キログラム毎秒」が、アメリカでは「スラグ毎秒」または「ポンド毎秒」が用いられる。通常 \dot m というシンボルで表される。.

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輝度 (光学)

輝度(きど、)とは、光源の明るさを表す心理物理量のひとつである。平面状の光源における概念であるため、通常は点光源とみなせるもの(星など)では考慮しない。.

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起電力

起電力(きでんりょく、electromotive force, EMF)とは、電流の駆動力のこと。 または、電流を生じさせる電位の差(電圧)のこと。単位は電圧と同じボルト (Volt, V) を用いる。 起電力を生み出す原因には、電磁誘導によるもの(発電機)、熱電効果(ゼーベック効果)によるもの(熱電対)、 光電効果(光起電力効果)によるもの(太陽電池)、化学反応によるもの(化学電池)などがある。 これらのうち、本項では化学反応によるもの、すなわち化学電池の起電力について主に記述する。.

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この記事では量(りょう、)について解説する。.

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酵素

核酸塩基代謝に関与するプリンヌクレオシドフォスフォリラーゼの構造(リボン図)研究者は基質特異性を考察するときに酵素構造を抽象化したリボン図を利用する。 酵素(こうそ、enzyme)とは、生体で起こる化学反応に対して触媒として機能する分子である。酵素によって触媒される反応を“酵素的”反応という。このことについて酵素の構造や反応機構を研究する古典的な学問領域が、酵素学 (こうそがく、enzymology)である。.

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電場

電場(でんば)または電界(でんかい)(electric field)は、電荷に力を及ぼす空間(自由電子が存在しない空間。絶縁空間)の性質の一つ。E の文字を使って表されることが多い。おもに理学系では「電場」、工学系では「電界」ということが多い。また、電束密度と明確に区別するために「電場の強さ」ともいう。時間によって変化しない電場を静電場(せいでんば)または静電界(せいでんかい)とよぶ。また、電場の強さ(電界強度)の単位はニュートン毎クーロンなので、アンテナの実効長または実効高を掛けると、アンテナの誘起電圧 になる。.

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電圧

電圧(でんあつ、voltage)とは直観的には電気を流そうとする「圧力のようなもの」である-->。単位としては, SI単位系(MKSA単位系)ではボルト(V)が使われる。電圧を意味する記号には、EやVがよく使われる。 電圧は電位差ないしその近似によって定義される。 電気の流れに付いては「電流」を参照の事。.

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電荷

電荷(でんか、electric charge)は、素粒子が持つ性質の一つである。電気量とも呼ぶ。電荷の量を電荷量という。電荷量のことを単に電荷と呼んだり、電荷を持つ粒子のことを電荷と呼んだりすることもある。.

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電荷密度

電荷密度(でんかみつど、charge density)は、単位体積当たりの電荷の分布量(体積密度)。電荷を担うものとしては電子や原子核、イオンのような粒子(素粒子や正孔などを含む)であったり、仮想的に一様に分布する電荷のような場合(→参照:ジェリウムモデル)もある。 金属や半導体では、電荷密度は0と近似できる。 実験的にはX線回折実験による構造解析から得られた結果を最大エントロピー法などを使って実空間での電子の電荷分布(→電子密度に相当)が求まる。また中性子回折実験の結果から同様な手法により原子核の密度が求まる。.

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電束密度

電束密度(でんそくみつど、)は、電荷の存在によって生じるベクトル場である。 電気変位()とも呼ばれる。電場の強度は電荷に力を及ぼす場であり、電束密度とは由来が全く異なる場であるが、真空においては普遍定数により結び付けられてその違いが現れない。誘電体を考える場合には両者の違いが現れるが、誘電体を真空における電荷の分布であると考えることで、電束密度をあらわに用いる必要はなくなる。SIにおける単位はクーロン毎平方メートル(記号: C m)が用いられる。.

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電気伝導率

電気伝導率(でんきでんどうりつ、electrical conductivity)とは、物質中における電気伝導のしやすさを表す物性量である。導電率(どうでんりつ)や電気伝導度(でんきでんどうど)とも呼ばれる。理学系では「電気伝導率」、工学系では「導電率」と呼ばれる傾向がある。また、『学術用語集』では「電気伝導率」が多く、次いで「電気伝導度」である。 農学分野において肥料濃度の目安として用いられるが、この場合は英語の頭文字をとり、「EC濃度」もしくは単に「EC」と呼ぶことが多い。 なお、英語の は電気伝導度と訳されることがあるが、標準的な用語はコンダクタンスである。 電気伝導率は物質ごとに値が異なる物性量である。金属の電気伝導率は非常に大きいが水晶などの絶縁体では電気伝導率は非常に小さい。例えば、金属である銀は銀の電気伝導率は であるが、ガラスでは S/m から S/m である。.

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電気抵抗

電気抵抗(でんきていこう、レジスタンス、electrical resistance)は、電流の流れにくさのことである。電気抵抗の国際単位系 (SI) における単位はオーム(記号:Ω)である。また、その逆数はコンダクタンス と呼ばれ、電流の流れやすさを表す。コンダクタンスのSIにおける単位はジーメンス(記号:S)である。.

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電流密度

電流密度(でんりゅうみつど)は、単位面積に垂直な方向に単位時間に流れる電気量(電荷)のことであり、電気量についての流束である。単位としては A/m² が用いられる。電気導体に電界 E が与えられたときの電流密度 J は、 である。ここに比例定数 σ は電気伝導率 あるいは導電率(conductivity)といい、単位は S/m である。電気伝導率の逆数 ρ.

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速さ

物理学の運動学における速さ(はやさ、speed)は、速度ベクトルの大きさを指す用語である。各時刻の位置が特定できるような何らかの'もの'があって、その'もの'が時間とともに移動していく場合に、その(道のりとしての)移動距離が時間的に増していく変化のすばやさ(変化率)を表す量である。速度が一定の場合は、単位時間あたりの移動距離であると考えてよい。.

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速度

速度(そくど、velocity)は、単位時間当たりの物体の位置の変化量である。.

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透磁率

透磁率(とうじりつ、magnetic permeability)または導磁率(どうじりつ)は、磁場(磁界)の強さ H と磁束密度 B との間の関係を B.

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SI基本単位

国際単位系では7つの基本単位が定められている。これをSI基本単位(エスアイきほんたんい)という。これらの基本単位はSIの前身であるメートル法において、一つの量に対して数ある大きさの単位が存在する状況から、一つの量に対して一つの単位に一本化する、という事を目的として選ばれたものである。 SI基本単位は操作的定義 (operational definition) によって定義されている。SI基本単位はSI単位の基本となる単位であり、他の単位(SI組立単位)は、全てSI基本単位(および他のSI組立単位)の組み合わせにより定義される。次元解析により、全てのSI単位はSI基本単位の組み合わせにより表現することができる。 SI基本単位は、以下の7つである。これらの単位は、次元的に独立している。単位の定義は、それぞれの項目を参照のこと。 以下の2つの基本単位には、その定義の中に基本単位ではない単位が含まれている。しかし、それらの単位も基本単位に由来するものであり、循環定義ではない。.

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X線

透視画像。骨と指輪の部分が黒く写っている。 X線(エックスせん、X-ray)とは、波長が1pm - 10nm程度の電磁波のことを言う。発見者であるヴィルヘルム・レントゲンの名をとってレントゲン線と呼ばれる事もある。放射線の一種である。X線撮影、回折現象を利用した結晶構造の解析などに用いられる。.

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毎メートル

毎メートル(まいメートル)は、長さの逆数の次元の物理量を測るSI単位である。1メートルあたり無次元量が1あることを示す。 長さのマイナス1乗の次元を持つさまざまな物理量を測るのに使われる。これらのいくつかには毎メートルやその10の累乗倍に専用の組立単位名があるが、毎メートルと同義ではなく、他の物理量を表すのに使うことはできない。 SI接頭辞をつける場合は、たとえばkmはキロ毎メートルではなく毎キロメートルと読み、1キロメートルあたり無次元量が1あること、つまり1/1000毎メートルを意味する。.

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比容積

比容積、または比体積、比容とは、単位質量の物質が占める容積のことである。国際単位系 (SI) では立方メートル毎キログラム(m3/kg)を単位として使用する。密度の逆数である。.

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比熱容量

比熱容量(ひねつようりょう、英語:specific heat capacity)とは、圧力または体積一定の条件で、単位質量の物質を単位温度上げるのに必要な熱量のこと。単位は J kg−1 K−1 もしくは J g−1 K−1 が用いられる。水の比熱容量(18℃)は、1 cal g−1 K−1.

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波数

波数(はすう、wavenumber, wave-number)とは、波の個数のことで、物理化学および分光学の分野では が、波動力学では が記号として用いられる。 国際単位系における単位は毎メートルであるが、電磁波の波数の場合はCGS単位系の毎センチメートルを使う場合があり、カイザーという固有名称もある。.

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濃度

濃度(のうど)は、従来、「溶液中の溶質の割合を濃度という、いろいろな表し方がある。質量パーセント濃度、モル濃度等」(日本化学会編 第2版標準化学用語辞典)と定義されている。しかし、濃度をより狭く「特に混合物中の物質を対象に、量を全体積で除した商を示すための量の名称に追加する用語」(日本工業規格(JIS))『JISハンドブック 49 化学分析』日本規格協会;2008年と定義している場合がある。 後者に従えば「質量モル濃度」と訳されているMolarityは「濃度」ではない。しかし、MolarityやMolalityにそれぞれ「質量モル濃度」「重量モル濃度」等「~濃度」以外の訳語は見られない。.

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放射強度

放射強度(ほうしゃきょうど、)とは、点状の放射源からある方向へ時間あたりに放射される放射エネルギーを表す物理量である。 放射束を放射源から見た立体角で微分することにより得られる。SIにおける単位はワット毎ステラジアン(記号: W sr)が用いられる。 放射強度は方向によって変化する。例えばアンテナから放射される放射束は、アンテナの形状と方向によって密度が大きく異なり、角度によって放射強度が変わる。 また、放射強度は放射源がその広がりに比べて遠方にあり、点状とみなすことができるようなときに有用な量である。例えば星などの天体にも適用される。これに対して放射源の広がりを考慮するときは放射輝度を用いる。.

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放射照度

放射照度(ほうしゃしょうど、)とは、物体へ時間あたりに照射される、面積あたりの放射エネルギーを表す物理量である。 放射束を物体の表面積で微分することにより得られる。 SIにおける単位はワット毎平方メートル(記号: W m)が用いられる。天文学ではCGS単位系のエルグ毎平方センチメートル毎秒(記号: erg cm s)がよく用いられる。 放射発散度は同じ単位を持つが、放射発散度は放射源の指標であり、放射照度は照射される対象の指標である。.

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放射輝度

放射輝度(ほうしゃきど、)とは、放射源の表面上の点からある方向へと放出される放射束を表す物理量である。英語名のままラディアンスとも呼ばれる。放射輝度は、放射束の立体角と放射源表面の投影面積による微分として定義される。拡散源からの放射と、拡散面からの乱反射の両方に用いられる。 SIにおける単位はワット毎平方メートル毎ステラジアン(記号: W sr m)が用いられる。.

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放射能

放射能(ほうしゃのう、radioactivity、activity)とは、放射性同位元素が放射性崩壊を起こして別の元素に変化する性質(能力)を言う。なお、放射性崩壊に際しては放射線の放出を伴う。 放射能は、単位時間に放射性崩壊する原子の個数(単位:ベクレル )で計量される。 なお、ある元素の同位体の中で放射能を持つ元素を表す場合は「放射性同位体」、それらを含む物質を表す場合は「放射性物質」と呼ぶのが適切である。.

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放射束

放射束(ほうしゃそく、)とは、ある面を時間あたりに通過する放射エネルギーを表す物理量である。SI単位はワット(記号: W)が用いられる。 放射源を囲う面を通り抜ける全放射束は放射源の仕事率()に等しい。放射源が電流によるものであれば、損失がなければ、消費電力と等しく、放射電力(ほうしゃでんりょく、)とも呼ばれる。 一般的には電磁波に対して放射束の概念を用いることが多いが、エネルギーの放射であれば放射束の概念を用いることができて、音波や粒子線の放出に対しても放射束を考えることができる。.

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1995年

この項目では、国際的な視点に基づいた1995年について記載する。.

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SI誘導単位ジュール毎キログラム

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