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OCA-DLR小惑星サーベイ

索引 OCA-DLR小惑星サーベイ

OCA-DLR小惑星サーベイ(OCA-DLR Asteroid Survey :ODAS)は、フランスのコートダジュール天文台(Observatoire de la Cote d'Azur:OCA)とドイツのドイツ航空宇宙センター(Deutschen Zentrum fur Luft- und Raumfahrt:DLR)が共同で行った小惑星探査である。1996年に開始され、1999年まで行われた。国際天文学連合の国際的な地球近傍天体の探査計画の一環として行われた。 調査は毎月、月の明るさが暗い15日間に行われた。ニース天文台の90cmシュミット式望遠鏡にCCDカメラを装着し、自動プログラムで小惑星の探査が行われた。708個の小惑星と1つの新しい彗星がこの探査で発見された。発見された小惑星のうち5個が地球近傍天体であり、8個が火星横断小惑星であった。1999年からはUDAS(Uppsala Astronomical Observatory und DLR für Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt)やアジアーゴDLR小惑星サーベイに引き継がれた。.

6 関係: 地球近傍天体ドイツ航空宇宙センターニース天文台アジアーゴDLR小惑星サーベイシュミット式望遠鏡国際天文学連合

地球近傍天体

地球近傍天体(ちきゅうきんぼうてんたい、英語:Near-Earth object NEO)とは、地球に接近する軌道を持つ天体(彗星、小惑星、大きい流星体)の総称。また、天体と言っても太陽系小天体が該当することから地球近傍小天体とも呼ばれる。地球に接近することから衝突の危険性を持つ反面、地球からの宇宙船が容易に到達しやすく(月よりはるかに少ない速度増分 (ΔV) で済むものもある)、今後の科学的調査と商業開発において重要になると考えられている。.

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ドイツ航空宇宙センター

ドイツ航空宇宙センター(ドイツこうくううちゅうセンター、Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt、略称DLR)はドイツ連邦共和国の航空技術および宇宙開発を担う政府機関。 ケルンを本拠とし、ベルリンやボンなど13つの都市に計29の施設を持ち、約5,700名の職員が働く, ドイツ航空宇宙センター。新型ロケット技術の開発、地球観測用衛星支援システムの開発と利用、衛星通信分野における宇宙の商業的利用の促進などといった活動を通じて、航空宇宙の知識を新たな技術へと発展させていくことを目的としている宇宙情報センター『』、宇宙航空研究開発機構。ドイツの宇宙開発予算の70%は欧州宇宙機関 (ESA) へ拠出されており、ESAにはフランスに次いで多額の拠出をしている。.

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ニース天文台

ニース天文台(Observatoire de Nice)はフランスのニースのモン・グロ (Mont Gros) の頂上にある天文台である。1879年に銀行家のRaphaël Bischoffsheimによって設立された。シャルル・ガルニエの設計により建築され、メインドームはギュスターヴ・エッフェルが設計した。 1888年に使用が開始された76-cm (30-inch) 屈折望遠鏡は当時の世界最大の望遠鏡であったが、翌年リック天文台の36-inch (91-cm) 反射望遠鏡に世界一の座を譲った。 1988年にCERGA (Centre de recherches en géodynamique et astrométrie) と統合されコートダジュール天文台となった。.

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アジアーゴDLR小惑星サーベイ

アジアーゴDLR小惑星サーベイ(Asiago-DLR Asteroid Survey:ADAS)は特に地球近傍天体を中心に彗星、小惑星を探査したプロジェクトである。イタリアのパドヴァ大学の天文学部と、ドイツ航空宇宙局(DLR: Deutschen Zentrum für Luft- und Raumfahrt)の共同プロジェクトとして1999年後半に始められた。 イタリア北部のアジアーゴの近くのチーマ・エカール・アジアーゴ天文台のシュミット望遠鏡を使って探査は行われた。主要な観測者はパドヴァ大学のCesare Barbieriとドイツ航空宇宙局のGerhard Hahnである。5個の特異小惑星、2個の火星横断小惑星を含む多くの小惑星を発見した。.

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シュミット式望遠鏡

光路図 シュミット式望遠鏡(シュミットしきぼうえんきょう、Schmidt telescope)は反射屈折望遠鏡の一形式である。明るく広い写野を得られ、中心部から周辺部までかっちりピントが合い『増補天体写真テクニック』pp.54-55。、1988年時点で吉田正太郎は「微光天体の掃天に必要不可欠で、天体観測における世紀の大発明」と評している。 主鏡は球面鏡で、絞りを球心位置に置いて非点収差とコマ収差を除去、四次関数で表される非球面の薄いレンズを置いて球面収差を除去し、収差がほとんどない『天体望遠鏡ガイドブック』pp.194-195「天体用ビジュアルシステム」。スチグマートなので極めてシャープである。像面は主鏡の球心と同一位置に球心を持つ凸球面になる像面湾曲があるため、写真乾板やフィルムは湾曲させなければならない。鏡筒は焦点距離の約2倍の長さになってしまうため、かなり大きめの架台が必要になる。また補正板の口径が大きくなってくると色収差が増大しシャープな像を得られる波長域が狭くなるため、口径1メートル(以降m)級の大型望遠鏡では補正板を2枚構成の色消しにしてあるものもある。 望遠鏡という言葉には「接眼レンズを通じて観察する」という印象があり、これは写真撮影専用であるシュミット式の実情には合わず「シュミットカメラ」と呼ばれることも多いが、天文学者はシュミット式望遠鏡と呼ぶ。.

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国際天文学連合

国際天文学連合(こくさいてんもんがくれんごう、英:International Astronomical Union:IAU)は、世界の天文学者で構成されている国際組織である。国際科学会議 (ICSU) の下部組織となっている。恒星、惑星、小惑星、その他の天体に対する命名権を取り扱っている。その命名規則のために専門作業部会が設けられている。 IAUは天文電報の発行業務にも関わっており、スミソニアン天体物理観測所が運営している天文電報中央局 (Central Bureau for Astronomical Telegrams; CBAT) について支援している。 IAUは1919年に多くの団体を統合して設立された。最初の会長にはフランスのバンジャマン・バイヨーが選出された。 2009年現在、会員として、10,145人の天文学者などの個人会員と64の国家会員が所属している。 Headquarter(本部)の事務局は、フランスのパリのBd Arago(アラゴ通り)にある。総会はさまざまな国において開催されている。→#総会.

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