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XボソンとYボソン

索引 XボソンとYボソン

Xボソン(X boson)とYボソン(Y boson)は、素粒子物理学における仮説上の素粒子である。 ジョージとグラショウの SU(5) 大統一模型で導入される新たな相互作用を媒介するゲージ粒子である。 まとめてXボソンとも呼ばれる。 XボソンとYボソンはスピン1のベクトルボソンである。 両者はウィークアイソスピンの下で2重項を為し、ウィークハイパーチャージは ±5/6 である。 従ってXボソンは ±4/3、Yボソンは ±1/3 の電荷をもつ。 XボソンとYボソンはそれぞれにカラーの下で3重項を為し、クォークと結合する。 XボソンとYボソンの質量は 1015GeV 程度であると推定されている。.

29 関係: 反粒子大統一理論弱アイソスピン弱超電荷ハワード・ジョージバリオンバリオン数レプトンレプトン数ボース粒子ダウンクォークベクトルアップクォークカイラリティクォークゲージ粒子シェルドン・グラショースピン角運動量B-L素粒子素粒子物理学質量色荷電子ニュートリノ電荷陽子陽電子XY

反粒子

反粒子(はんりゅうし)とは、ある素粒子(または複合粒子)と比較して、質量とスピンが等しく、電荷など正負の属性が逆の粒子を言う。特に陽電子や反陽子などの反レプトンや反バリオンをさす場合もある。 反粒子が通常の粒子と衝突すると対消滅を起こし、すべての質量がエネルギーに変換される。逆に、粒子反粒子対の質量よりも大きなエネルギーを何らかの方法(粒子同士の衝突や光子などの相互作用)によって与えると、ある確率で粒子反粒子対を生成することができ、これを対生成と呼ぶ。.

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大統一理論

大統一理論(だいとういつりろん、grand unified theory, GUT)とは、電磁相互作用、弱い相互作用と強い相互作用を統一する理論である。幾つかのモデルが作られているが、未完成の理論である。 電磁相互作用と弱い相互作用の統一は電弱統一理論(ワインバーグ=サラム理論)としてシェルドン・グラショウ、スティーヴン・ワインバーグ、アブドゥ・サラムにより完成されている。.

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弱アイソスピン

弱アイソスピン (じゃくあいそすぴん、weak isospin) は、弱い相互作用が働く素粒子のみが持つ量子数である。 弱アイソスピンの量は弱い力との相互作用のしやすさ(荷量)でもあるため、弱荷とも呼ばれる。これは、強い相互作用に対する色荷、電磁相互作用に対する電荷、および重力相互作用に対する質量に当たる。.

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弱超電荷

弱超電荷 (weak hypercharge) は、素粒子物理学において、電弱相互作用のゲージ群 SU(2)×U(1) の U(1) 部分に対応する量子数である。 弱超電荷は標準模型の範囲内において保存する。 YW と表記され、対応するゲージ群はしばしば U(1)Y と書かれる。.

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ハワード・ジョージ

ハワード・ジョージアイ(Howard Georgi, 1947年1月6日 - )はアメリカ合衆国の理論物理学者。1974年にグラショウと素粒子の相互作用に関する大統一理論を提案した。 カリフォルニア州のサンバーナーディーノに生まれ、1967年にハーバード大学を卒業、エール大学で学位をえた。ハーバード大学で研究を続け、1980年からハーバード大学教授である。1995年にアメリカ物理学会からJ・J・サクライ賞、2000年にICTPのディラック賞を受賞した。.

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バリオン

バリオン(baryon)とは、3つのクォークから構成される亜原子粒子である。素粒子物理学の標準模型では、ハドロンの一種である。重粒子(じゅうりゅうし)とも言う。.

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バリオン数

バリオン数(バリオンすう)NBは、粒子の性質を表す量子数の一つである。.

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レプトン

レプトン(λεπτο).

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レプトン数

レプトン数 (lepton number) は、粒子の性質を表す量子数の一つである。.

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ボース粒子

ボース粒子 (ボースりゅうし) とは、スピン角運動量の大きさが\hbarの整数倍の量子力学的粒子である。ボソンまたはボゾン (Boson) とも呼ばれ、その名称はインドの物理学者、サティエンドラ・ボース (Satyendra Nath Bose) に由来する。.

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ダウンクォーク

ダウンクォーク (down quark, 記号:d) は、物質を構成する主要な素粒子の一つで、第一世代のクォークである。.

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ベクトル

ベクトル()またはベクター() ベクトルは Vektor に由来し、ベクターは vector に由来する。物理学などの自然科学の領域ではベクトル、プログラミングなどコンピュータ関係ではベクターと表記される、という傾向が見られることもある。また、技術文書などではしばしばJIS規格に準拠する形で、長音を除いたベクタという表記が用いられる。 は「運ぶ」を意味するvehere に由来し、18世紀の天文学者によってはじめて使われた。 ベクトルは通常の数(スカラー)と区別するために矢印を上に付けたり(例: \vec,\ \vec)、太字で書いたりする(例: \boldsymbol, \boldsymbol)が、分野によっては矢印も太字もせずに普通に書くこともある(主に解析学)。 ベクトル、あるいはベクターに関する記事と用法を以下に挙げる。.

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アップクォーク

アップクォーク (up quark, 記号:u) は、物質を構成する主要な素粒子の一つで、第一世代のクォークである。.

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カイラリティ

イラリティ (chirality) は、ある現象とその鏡像が同一にはならないような性質である。掌性ともいう。数学におけるも参照のこと。粒子のカイラリティは、そのスピンによって定義することができる。2つのカイラリティの間の対称性変換はパリティ変換と呼ばれる。 1957年に呉健雄らによって行われた、コバルト60の原子核の弱い崩壊に対する実験は宇宙のパリティ対称性の破れを実証した。.

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クォーク

ーク(quark)とは、素粒子のグループの一つである。レプトンとともに物質の基本的な構成要素であり、クォークはハドロンを構成する。クオークと表記することもある。 クォークという名称は、1963年にモデルの提唱者の一人であるマレー・ゲルマンにより、ジェイムズ・ジョイスの小説『フィネガンズ・ウェイク』中の一節 "Three quarks for Muster Mark" から命名された 。.

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ゲージ粒子

ージ粒子(ゲージりゅうし、gauge boson)とは、素粒子物理学において、ゲージ相互作用を媒介するボース粒子の総称である。 特にその相互作用がゲージ理論で記述されている素粒子間において、(仮想粒子として)ゲージ粒子の交換により力が生じる。 標準模型においては、電磁相互作用を媒介する光子、弱い相互作用を伝えるウィークボソン、強い相互作用を伝えるグルーオンの3種類がある。 また重力相互作用もゲージ理論で記述されていると考えられており、これを伝える重力子がある。.

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シェルドン・グラショー

ェルドン・グラショー(Sheldon Lee Glashow, 1932年12月5日 – )は、アメリカ合衆国の物理学者。ボストン大学の、数学と物理学の教授である。.

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スピン角運動量

ピン角運動量(スピンかくうんどうりょう、spin angular momentum)は、量子力学上の概念で、粒子が持つ固有の角運動量である。単にスピンとも呼ばれる。粒子の角運動量には、スピン以外にも粒子の回転運動に由来する角運動量である軌道角運動量が存在し、スピンと軌道角運動量の和を全角運動量と呼ぶ。ここでいう「粒子」は電子やクォークなどの素粒子であっても、ハドロンや原子核や原子など複数の素粒子から構成される複合粒子であってもよい。 「スピン」という名称はこの概念が粒子の「自転」のようなものだと捉えられたという歴史的理由によるものであるが、現在ではこのような解釈は正しいとは考えられていない。なぜなら、スピンは古典極限 において消滅する為、スピンの概念に対し、「自転」をはじめとした古典的な解釈を付け加えるのは全くの無意味だからであるランダウ=リフシッツ小教程。 量子力学の他の物理量と同様、スピン角運動量は演算子を用いて定義される。この演算子(スピン角運動量演算子)は、スピンの回転軸の方向に対応して定義され、 軸、 軸、 軸方向のスピン演算子をそれぞれ\hat_x,\hat_y,\hat_z と書き表す。これらの演算子の固有値(=これら演算子に対応するオブザーバブルを観測したときに得られる値)は整数もしくは半整数である値 を用いて、 と書き表せる。値 は、粒子のみに依存して決まり、スピン演算子の軸の方向には依存せずに決まる事が知られている。この を粒子のスピン量子数という。 スピン量子数が半整数 になる粒子をフェルミオン、整数 になる粒子をボゾンといい、両者の物理的性質は大きく異る(詳細はそれぞれの項目を参照)。2016年現在知られている範囲において、.

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B-L

ネルギー物理学において、B − L ("BマイナスL") は、バリオン数 (B) とレプトン数 (L) の差である。.

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素粒子

物理学において素粒子(そりゅうし、elementary particle)とは、物質を構成する最小の単位のことである。基本粒子とほぼ同義語である。.

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素粒子物理学

素粒子物理学(そりゅうしぶつりがく、particle physics)は、物質の最も基本的な構成要素(素粒子)とその運動法則を研究対象とする物理学の一分野である。 大別して素粒子論(素粒子理論)と素粒子実験からなる。また実証主義、還元主義に則って実験的に素粒子を研究する体系を高エネルギー物理学と呼ぶ。 粒子加速器を用い、高エネルギー粒子の衝突反応を観測することで、主に研究が進められることから、そう命名された。しかしながら、現在、実験で必要とされる衝突エネルギーはテラ電子ボルトの領域となり、加速器の規模が非常に大きくなってきている。将来的に建設が検討されている国際リニアコライダーも建設費用は一兆円程度になることが予想されている。また、近年においても、伝統的に非加速器による素粒子物理学の実験的研究が模索されている。 何をもって素粒子とするのかは時代とともに変化してきており、立場によっても違い得るが標準理論の枠組みにおいては、物質粒子として6種類のクォークと6種類のレプトン、力を媒介する粒子としてグルーオン、光子、ウィークボソン、重力子(グラビトン)、さらにヒッグス粒子等が素粒子だと考えられている。超弦理論においては素粒子はすべて弦(ひもともいう)の振動として扱われる。.

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質量

質量(しつりょう、massa、μᾶζα、Masse、mass)とは、物体の動かしにくさの度合いを表す量のこと。.

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色荷

色荷(しきか)は、強い相互作用を記述する量子色力学に関連するチャージである。 カラーチャージ(Color charge)、或いは単にカラー、色とも呼ばれる。 強い相互作用を受けるクォークと強い相互作用を媒介するグルーオンがカラーを持つ。.

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電子ニュートリノ

電子ニュートリノ(electron neutrino)は、素粒子標準模型における第一世代のニュートリノである。レプトンの三世代構造において、同じく第一世代の荷電レプトンである電子と対をなすため、電子ニュートリノと名付けられた。 ベータ崩壊の過程で運動量とエネルギーが喪失するという現象から、1930年にヴォルフガング・パウリによって予測され、1956年にフレデリック・ライネスとクライド・カワンによって最初に検出された 。.

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電荷

電荷(でんか、electric charge)は、素粒子が持つ性質の一つである。電気量とも呼ぶ。電荷の量を電荷量という。電荷量のことを単に電荷と呼んだり、電荷を持つ粒子のことを電荷と呼んだりすることもある。.

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陽子

陽子(ようし、())とは、原子核を構成する粒子のうち、正の電荷をもつ粒子である。英語名のままプロトンと呼ばれることも多い。陽子は電荷+1、スピン1/2のフェルミ粒子である。記号 p で表される。 陽子とともに中性子によって原子核は構成され、これらは核子と総称される。水素(軽水素、H)の原子核は、1個の陽子のみから構成される。電子が離れてイオン化した水素イオン(H)は陽子そのものであるため、化学の領域では水素イオンをプロトンと呼ぶことが多い。 原子核物理学、素粒子物理学において、陽子はクォークが結びついた複合粒子であるハドロンに分類され、2個のアップクォークと1個のダウンクォークで構成されるバリオンである。ハドロンを分類するフレーバーは、バリオン数が1、ストレンジネスは0であり、アイソスピンは1/2、超電荷は1/2となる。バリオンの中では最も軽くて安定である。.

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陽電子

陽電子(ようでんし、ポジトロン、英語:positron)は、電子の反粒子。絶対量が電子と等しいプラスの電荷を持ち、その他の電子と等しいあらゆる特徴(質量やスピン角運動量 (1/2))を持つ。.

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X

X は、ラテン文字(アルファベット)の24番目の文字。小文字は x。 ギリシア文字の Χ(キー/ヒ/カイ)に由来するが、ラテン文字としての発音は、/ks/ がギリシア西方方言でΧと書かれたことによる。標準ギリシャ語の Χ の音写には ch や kh が用いられる。なお、ギリシア文字の Ξ(クシー)の音写に X が使われることがある。キリル文字の Х(ハー)と同系である。 英語では X で始まる単語は最も少ない。 その他の用法の X については、当項内の「Xの意味」の節や「関連項目」の節を参照のこと。.

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Y

Yとは、ラテン文字(アルファベット)の 25 番目の文字である。小文字は y 。U, V, W とともにギリシア文字の Υ に由来し、キリル文字の У は同系の文字である。Υ の別形に由来する F とも同系といえる。 漢字の「丫」と形状が似ているが、全く別の文字である(南丫島を「南Y島」と書くのは誤植)。.

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