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XFY-1 (航空機)

索引 XFY-1 (航空機)

XFYは、アメリカ海軍が計画しコンベア社で製作した垂直離着陸戦闘機である。1950年の仕様に基いてロッキードXFVと競作された。愛称はポゴ(Pogo。ホッピングのことでありポゴはそれの商標)。 アリソンのターボプロップエンジンと2重反転プロペラを用いる設計で、デルタ翼と機体の上下の大きな垂直尾翼からなる十字形の機体の後端に車輪をつけて、機体を立たせた状態から垂直に離陸するいわゆるテールシッター型構想であった。 XFY-1は飛行船格納庫で繋留テストを繰り返した後、1954年8月に屋外垂直上昇飛行テストを行い、11月に垂直上昇から水平飛行への移行を行った。デルタ翼形式は、当時のコンベア社が積極的に採用していたものであるが、急激に失速しないという長所があり、垂直離陸から水平飛行への転換の際に有利に働き、この形式の垂直離着陸機の翼形としてはぴったりであった(直線翼のロッキードXFV-1は結局、垂直離陸から水平飛行への転換はできなかった)。 1955年に計画は中止された。この形式の垂直離着陸では、パイロットは着陸時に地面が見えないため、着陸が非常に困難なものとなり、この問題解決の見込みが全く立たなかった。また、既に超音速機の時代に入っており、亜音速にも届かないこの機体では、同時代の戦闘機に及ばないのが明白であることからである。.

16 関係: 垂直離着陸機平方メートルロッキードフォッケウルフ トリープフリューゲルホッピングアメリカ海軍コンベアターボプロップエンジンC450 (航空機)艦上戦闘機艦載機鉄腕アトムX-13 (航空機)XFV-1 (航空機)戦闘機2重反転プロペラ

垂直離着陸機

垂直離着陸機(VTOL機、Vertical Take-Off and Landing、ブイトール機、ヴィトール機)はヘリコプターのように垂直に離着陸できる飛行機である。 回転翼機であるヘリコプターは慣例的に垂直離着陸機(VTOL機)には含めない。.

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平方メートル

平方メートル(へいほうメートル、square metre)は、計量法および国際単位系 (SI) における面積の単位である。1平方メートルは、「辺の長さが一メートルの正方形の面積」と定義される。 日本では、メートルを「米」と書くことから、「平方米」を略して平米(へいべい、へーべー)と略したり発音される場合もある。ただし計量法では、「平米」の表記も「へいべい」、「へーべー」の読みも認められていない。 平方メートルの単位記号は、mである。大文字によるMは用いることはできない。 1平方メートルは以下に等しい。.

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ロッキード

ッキード トライスター ロッキード(Lockheed Corporation)は、アメリカ合衆国の航空機メーカーで主に軍用機を製造していた。マーティン・マリエッタ社と合併し、現在はロッキード・マーティンである。.

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フォッケウルフ トリープフリューゲル

トリープフリューゲル(Triebflügel)は、第二次世界大戦末期、フォッケウルフ社が設計を始めたジェット戦闘機である。.

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ホッピング

ホッピング(Hopping)とは「飛び跳ねる」という英語。日本ではポゴ(Pogo)を指すことがある。.

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アメリカ海軍

アメリカ海軍(アメリカかいぐん、United States Navy、略称:USN)は、アメリカ合衆国が保有する海軍である。.

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コンベア

ンソリデーテッド・ヴァルティ・エアクラフト(The Consolidated Vultee Aircraft Corporation)は、コンベア(Convair)として知られ、かつて存在したアメリカ合衆国の航空機メーカーである。その後ジェネラル・ダイナミクスに買収されその一部門として旅客機を製造していた。.

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ターボプロップエンジン

ターボプロップエンジン(Turboprop Engine)とはガスタービンエンジンの1形態で、そのエネルギー出力の大部分をプロペラを回転させる力として取り出す機構を備えたエンジンである。ターボプロップエンジンは主に小型、あるいは低亜音速の航空機用動力として利用されるが、中には最大速度が500ノット (925 km/h) に達するような高速機においても適用例がある。.

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C450 (航空機)

C450 コレオプテール(C450 Coléoptère)は、1950年代にフランスのSNECMAで開発されたVTOL実験機である。 名称の"コレオプテール"はフランス語で甲虫を意味する語である。.

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艦上戦闘機

艦上戦闘機(かんじょうせんとうき)とは、航空母艦から、発艦する戦闘機のことを指す。略して「艦戦」(かんせん)ともいう。.

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艦載機

ドニー」とスーパーマリンウォーラス(1940年) 艦載機(かんさいき)は、軍艦に搭載され、かつそこから運用可能な航空機のこと。広義には、艦船に搭載される全ての航空機(水上機を含めた飛行機、ヘリコプター)を指す。 大日本帝国海軍では、航空母艦に搭載される航空機を艦上機と呼び、他の艦船(戦艦、巡洋艦、水上機母艦、潜水艦など)に搭載される水上機を艦載機と称していた。ただし厳密な区別がなされていたわけではなく、本来は艦上機とすべきものを艦載機と表現している場合も多かった。.

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鉄腕アトム

『鉄腕アトム』(てつわんアトム、日本での英題はMighty Atom)は、手塚治虫のSF漫画作品及び同作を原作としたテレビアニメ、特撮テレビ番組の作品名、並びに作品内の主人公である架空のロボットの名称である。テレビアニメ版で使用された主題歌の曲名でもあり、同シリーズゲームのタイトル名にもなっている。.

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X-13 (航空機)

ライアン X-13A-RY バーティジェット (Ryan X-13 Vertijet)は、アメリカ合衆国ので開発された垂直離着陸(VTOL)の実験機である。ライアン社での社内モデル名はモデル69。初飛行は1955年。このプロジェクトの目的は純粋なジェットエンジンのみでの垂直離陸、ホバリング、水平飛行への移行、垂直着陸を実証するためであった。.

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XFV-1 (航空機)

XFV-1はアメリカ海軍のためにロッキード社が試作したテイルシッター型垂直離着陸戦闘機。「サーモン」というニックネームが伝えられている が、正式なものではない。1951年に海軍から示された仕様に基づき、コンベア社のXFY-1と競作された。XFY-1は垂直離着陸および水平飛行への転換に成功したが、XFV-1は行うことができなかった。.

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戦闘機

F-15 戦闘機(せんとうき、英:fighter aircraft, あるいは単にfighter)とは敵対する航空機との空対空戦闘を主任務とする軍用機。現在では空対空戦闘にとどまらず、場合によっては対地攻撃や対艦攻撃、爆撃などの任務を行う場合もある。なお、地上や洋上の目標の攻撃を主任務とするのが攻撃機である。 フランス空軍のローラン・ギャロスが1915年モラーヌ・ソルニエ Lの中心線に固定銃を装備したことで思想が生まれ、ドイツによるフォッカー アインデッカーの量産によって、固定銃を装備して敵の航空機を撃墜する機体として登場した。時代が進むにつれて技術の発達、戦訓により戦闘機の任務は多様化し、技術的、思想的にも違いが生まれていった。また、高い運動性を持つため、特殊飛行の公演にも利用される。 世界で最も生産された戦闘機はドイツのBf109の約35,000機。ジェット機最多はソビエト連邦のMiG-15の約15,000機(超音速機ではMiG-21の約10,000機)。日本最多生産機は零式艦上戦闘機の約10,000機。 英語では「Fighter」だが、1948年以前のアメリカ陸軍航空軍では「pursuit aircraft (追撃機)」と呼ばれていた。戦闘機の命名方法については軍用機の命名規則を参照。また、兵器を搭載できる航空機全般を指して戦闘機と呼ぶ場合があるが、その意味での戦闘機は軍用機を参照。.

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2重反転プロペラ

An-70輸送機の2重反転プロペラ 2重反転プロペラまたは二重反転プロペラ(2じゅうはんてんプロペラ, contra-rotating propellers: CRP)とは、2組のプロペラを同軸に配置し、各組を相互に逆方向に回転させるもの。機体や船体にかかるカウンタートルクを相殺できる、1組では流れのねじれとして損失となるエネルギーが、相殺により無くなることで効率が向上する、などの利点がある。英名を略してコントラペラとも呼ばれる。飛行機(動力航空機)では固定翼の各種プロペラ機のプロペラや回転翼機の回転翼に、また飛行船のプロペラなどでの採用例もある。ヴィークル類では他に船舶などの水中で使われるスクリュープロペラにも採用例は多い。その他各種のヴィークル類のプロペラや、その他の機器のファン・インペラ等にもある。.

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