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ウォブラー症候群

索引 ウォブラー症候群

ウォブラー症候群(うぉぶらーしょうこうぐん、wobbler syndrome)とは椎骨あるいは靱帯の変形により頸髄が圧迫されることを原因とする馬や犬の症候群。症状は運動失調、虚弱、左右対称性の神経学的症状(後肢の左右への動揺)である。歩様検査およびX線撮影、必要に応じて脊髄造影を行い診断する。消炎鎮痛を用いた内科療法による症状の軽減が認められるが、成馬で治療効果が乏しいことが多く、外科的処置を検討する必要がある。外科的処置として椎弓切除術、椎体固定術、関節突起固定術などがある。.

6 関係: 失調ミエログラフィー靭帯頸髄X線撮影椎骨

失調

失調(しっちょう)とは、医学用語で、ある機能が調節を失うこと。様々な機能について用いられ、複数の英語またはラテン語の訳語になる。運動失調、自律神経失調症、統合失調症など語尾に用いられることが多い。これに対して単に失調という場合は、英語の ataxia の訳語運動失調と同義に用いられることが最も多いが、incontinence(または incontinentia)の訳語として、失禁と同義に用いられることもある。 運動が円滑に行われるためには多くの筋肉の協働、協調が必要だが、その協調を欠いた状態が失調と呼ばれる。個々の筋肉の力は正常であるが運動は拙劣にしか行えなくなる。大脳性失調、小脳性失調の他、平衡感覚が損なわれた前庭性失調、深部感覚が損なわれた脊髄性失調がある。.

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ミエログラフィー

ミエログラフィー(myelography)は脊髄腔の形状・交通性を診断するための臨床検査である ミエログラフィー。脊髄腔造影検査とも称される。.

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靭帯

靭帯(じんたい、羅: ligamentum; 英: ligament)は、強靭な結合組織の短い束で、骨と骨を繋ぎ関節を形作る。主成分は長いコラーゲンの線維である。靭帯には関節の可動域を制限する働きもある。なお、骨と骨格筋を繋ぐのは靱帯ではなく腱である。なお、靭帯に関する学問は「靭帯学」(syndesmology)である。 関節包靭帯は関節包の一部となって関節を包み、機械的な強度を増すのに役立っている。関節包外靭帯は骨と骨の剥離を防ぎ、関節を安定させる役割を持っている。 靭帯には若干の弾性があり、張力がかかると次第に伸びていく。脱臼した場合、できるだけ早期に整復する必要があるのは、一つにはこのためである。治療が遅れると靭帯が伸び過ぎ、関節の強度が落ち、習慣的な脱臼の元になる。.

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頸髄

または頚髄(けいずい、cervical spinal cord)は脊髄のうち最も高位の部位であり、頭側は延髄に連続し尾側は胸髄に続く。頚髄下位は胸髄よりも径が大きくこの部分を頚膨大と呼ぶ。ここに上肢の筋群を支配するための二次運動ニューロンの核群があり、灰白質(脊髄前角)が大きいためである。 頚髄の神経髄節は8つあり(C1からC8と呼ぶ)、それぞれから1対の脊髄神経が出ている。主に頚部の表在感覚や呼吸筋群そして上肢の筋・表在感覚を支配している。また頭頚部を支配する交感神経もここから出る。 頸髄損傷を起こした場合は節のレベルによって運動麻痺や感覚障害の度合いが異なる。.

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X線撮影

X線撮影(エックスせんさつえい)は、エックス線を目的の物質に照射し、透過したエックス線を写真乾板・写真フィルム・イメージングプレート・フラットパネルディテクターなどの検出器で可視化することで、内部の様子を知る画像検査法の一種である。 医療のほか、空港の手荷物検査などの非破壊検査に利用されている。X線の発見者であるヴィルヘルム・レントゲンに因み、レントゲン撮影または単にレントゲンとも呼ぶ。医療従事者は を略して X-P ともいう。.

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椎骨

椎骨(ついこつ)または脊椎骨(せきついこつ、英:vertebra)は、脊椎の分節をなす個々の骨のこと。縦一列に並んでおり、ヒトの場合上から順に頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙椎5個、尾椎4個の33個存在するが、仙椎および尾椎はそれぞれ癒合しており、仙骨および尾骨と呼ばれる。その他の独立した椎骨は、それぞれの部位の第何番目の骨と命名されている。.

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