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第二次戦略兵器制限交渉

索引 第二次戦略兵器制限交渉

第二次戦略兵器制限交渉(だいにじせんりゃくへいきせいげんこうしょう、Strategic Arms Limitation Talks 2、SALT II)は、アメリカ合衆国とソビエト連邦との間で行われた、互いの核兵器の数を制限する交渉、およびその結果締結された軍備制限条約のこと。 冷戦期において、米ソ両国は核兵器の開発・生産競争を行っていた。1972年に調印された第一次戦略兵器制限交渉(SALT I)の協定においては、両国の弾道ミサイル保有数の上限が定められていた。 この第二次交渉においては、第一次交渉に加え核兵器の運搬手段(ICBM、戦略爆撃機、SLBM)の数量制限と、複数弾頭化(MIRV)の制限が盛りこまれた。 1979年6月18日、両国はウィーンで条約に調印したものの、ソ連のアフガニスタン侵攻を理由としてアメリカ議会の批准拒否により、そのまま1985年に期限切れになった。 Category:アメリカ合衆国の条約 Category:ソビエト連邦の条約 Category:核軍縮 Category:軍縮条約 Category:アメリカ合衆国の国際関係 (1945年-1989年) Category:米ソ関係 Category:1979年の条約 no:Salt-avtalene.

14 関係: 大陸間弾道ミサイル弾道ミサイルアメリカ合衆国アメリカ合衆国議会アフガニスタン紛争 (1978年-1989年)ウィーンソビエト連邦第一次戦略兵器制限交渉MIRV核兵器核兵器運搬手段潜水艦発射弾道ミサイル1972年1979年

大陸間弾道ミサイル

ミニットマンIII 大陸間弾道ミサイル(たいりくかんだんどうミサイル、intercontinental ballistic missile、略称:ICBM)は、有効射程が超長距離で北アメリカ大陸とユーラシア大陸間など、大洋に隔てられた大陸間を飛翔できる弾道ミサイル。大陸間弾道弾(たいりくかんだんどうだん)とも称する。アメリカ合衆国やソビエト連邦間では、戦略兵器制限条約(SALT)により、有効射程が「アメリカ合衆国本土の北東国境とソ連本土の北西国境を結ぶ最短距離である5,500km以上」の弾道ミサイルと定義された。.

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弾道ミサイル

弾道ミサイル(だんどうミサイル、ballistic missile)は、大気圏の内外を弾道を描いて飛ぶ対地ミサイルのこと。弾道弾とも呼ばれる。弾道ミサイルは最初の数分の間に加速し、その後慣性によって、いわゆる弾道飛行と呼ばれている軌道を通過し、目標に到達する。.

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アメリカ合衆国

アメリカ合衆国(アメリカがっしゅうこく、)、通称アメリカ、米国(べいこく)は、50の州および連邦区から成る連邦共和国である。アメリカ本土の48州およびワシントンD.C.は、カナダとメキシコの間の北アメリカ中央に位置する。アラスカ州は北アメリカ北西部の角に位置し、東ではカナダと、西ではベーリング海峡をはさんでロシアと国境を接している。ハワイ州は中部太平洋における島嶼群である。同国は、太平洋およびカリブに5つの有人の海外領土および9つの無人の海外領土を有する。985万平方キロメートル (km2) の総面積は世界第3位または第4位、3億1千7百万人の人口は世界第3位である。同国は世界で最も民族的に多様かつ多文化な国の1つであり、これは多くの国からの大規模な移住の産物とされているAdams, J.Q.;Strother-Adams, Pearlie (2001).

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アメリカ合衆国議会

アメリカ合衆国議会(アメリカがっしゅうこくぎかい、United States Congress)は、アメリカ合衆国の連邦政府の立法府である。連邦議会(Congress)とも呼ばれ、アメリカ合衆国憲法の第1条により定義される。上院及び下院の二院制であるアメリカ合衆国憲法 第1条及び修正第14条、修正第17条。なお、解散はない。.

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アフガニスタン紛争 (1978年-1989年)

アフガニスタン紛争(1979年 - 1989年)では、アフガニスタンで断続的に発生している紛争のうち、1978年に成立したアフガニスタン人民民主党政権に対するムジャーヒディーンの蜂起から、1979年にソビエト連邦が軍事介入、1989年に撤退するまでの期間を扱う。 日本のマスメディアでは、ソ連軍の侵攻以降の局面はアフガニスタン侵攻などと呼ばれる事も多い。ソ連・アフガン戦争と呼んだ場合、アフガニスタンの反政府組織や義勇兵とソ連軍の間で発生した戦闘を指す。ソ連軍のアフガニスタン国内での戦闘は、1979年の出兵から1989年の完全撤収まで約10年に及んだ。 ソ連側は1万4000人以上が戦死、アフガン側はその数倍の戦死者を出す結果となった。.

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ウィーン

ウィーン(標準Wien〈ヴィーン〉、Wean〈ヴェアン〉、Vienne〈ヴィエンヌ〉、Vienna〈ヴィエナ〉)は、オーストリアの首都。2017年1月1日時点の人口は186万7582人。都市単独で一つの連邦州であり、ヨーロッパ有数の世界都市である。位置は、北緯48度12分5秒、東経16度22分38秒。第一次世界大戦まではオーストリア=ハンガリー帝国の首都としてドイツを除く中東欧の大部分に君臨し、さらに19世紀後半まではドイツ連邦や神聖ローマ帝国を通じて形式上はドイツ民族全体の帝都でもあった。クラシック音楽が盛んで過去にモーツァルトやベートーヴェン、シューベルトなど、多くの作曲家が活躍したことから「音楽の都」・「楽都」とも呼ばれる。.

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ソビエト連邦

ビエト社会主義共和国連邦(ソビエトしゃかいしゅぎきょうわこくれんぽう、Союз Советских Социалистических Республик)は、1922年から1991年までの間に存在したユーラシア大陸における共和制国家である。複数のソビエト共和国により構成された連邦国家であり、マルクス・レーニン主義を掲げたソビエト連邦共産党による一党制の社会主義国家でもある。首都はモスクワ。 多数ある地方のソビエト共和国の政治および経済の統合は、高度に中央集権化されていた。.

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第一次戦略兵器制限交渉

一次戦略兵器制限交渉(だいいちじせんりゃくへいきせいげんこうしょう、Strategic Arms Limitation Talks 1、SALT I)は、アメリカ合衆国とソビエト連邦との間で行われた、互いの核兵器の数を制限する交渉、およびその結果締結された軍備制限条約のこと。 冷戦期において、米ソ両国は核兵器の開発・生産競争を行っていた。しかし、軍備増強に歯止めが必要となったことから、両国は核兵器運搬手段に関しての制限交渉を行うこととなった。1969年よりヘルシンキで交渉が開始された。1972年5月に交渉は妥結し、モスクワで調印が行われた。 ただし、これは両国の保有する弾道ミサイルの数量を追認し、追加を行わない軍備管理を規定したのみで、核弾頭のMIRV化、その数量などに対する制限はなく、ミサイル数もソ連の方が多いものであった。.

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MIRV

ウェジェリン島に落下する再突入体 MIRV(Multiple Independently-targetable Reentry Vehicle, マーヴ)は、ひとつの弾道ミサイルに複数の弾頭(一般的に核弾頭)を装備しそれぞれが違う目標に攻撃ができる弾道ミサイルの弾頭搭載方式である。.

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核兵器

核兵器(かくへいき、nuclear weapon)は、核分裂の連鎖反応、または核融合反応で放出される膨大なエネルギーを利用して、爆風、熱放射や放射線効果などの作用を破壊に用いる兵器の総称。原子爆弾、水素爆弾、中性子爆弾等の核爆弾(核弾頭)とそれを運搬する運搬兵器で構成されている。 核兵器は生物兵器、化学兵器と合わせてNBC兵器(又はABC兵器)と呼ばれる大量破壊兵器である。一部放射能兵器も含めて核兵器と称する場合があるが、厳密には放射能兵器を核兵器に分類するのは誤りである。 核兵器は、人類が開発した最も強力な兵器の一つであり、その爆発は一発で都市を壊滅させる事も可能である。そのような威力ゆえに、20世紀後半に配備数が増えるにつれ核戦争の脅威が想定されるようになり、単なる兵器としてだけではなく、国家の命運、人類の存亡にも影響するものとして、開発・配備への動きのみならず、規制・廃棄の動きなど様々な議論の対象となってきた。また、実戦使用されたのがアメリカ合衆国による、第二次世界大戦における二発(広島・長崎)のみであり、使用ではなく、主に配備による抑止力として、その意義が評価されている側面を持つ。 核兵器は核分裂を主とする原子爆弾と核融合を主とする水素爆弾の大きく二つに分類される。原子爆弾は大威力化に限界があり、水素爆弾の方が最大威力は大きくすることができる。また、兵器の形態としても、開発当初は大型航空爆弾のみであったが、プルトニウム型の場合高度な製造技術を必要とする反面、小型化が可能でありミサイルや魚雷の弾頭、砲弾までも様々なものが開発されている。.

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核兵器運搬手段

核兵器運搬手段 (Nuclear weapons delivery) とは、核兵器を対象近くまで運ぶ技術ないしはシステムである。.

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潜水艦発射弾道ミサイル

潜水艦発射弾道ミサイル(せんすいかんはっしゃだんどうミサイル、submarine-launched ballistic missile, SLBM)は、射程に限らず潜水艦から発射する弾道ミサイルを指す。現用兵器は全て核弾頭を装備する戦略兵器であり、爆撃機および大陸間弾道ミサイルと並ぶ主要な核兵器運搬手段である。.

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1972年

協定世界時による計測では、この年は(閏年で)閏秒による秒の追加が年内に2度あり、過去最も長かった年である。.

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1979年

記載なし。

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SALT IISALT-IISALT2第二次戦略兵器制限条約

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