6 関係: ツベルクリン、インターフェロン、インターフェロンγ遊離試験、BCG、結核菌、T-SPOT。
ツベルクリン
ツベルクリン皮膚検査 ツベルクリン(tuberculin)とは、結核菌感染の診断に用いられる抗原である。しかし、結核菌や非結核性抗酸菌吉岡明彦、 岡山医学会雑誌 Vol.120 (2008) No.3 P.285-289, に感染した場合のほかBCG接種の結果、この抗原に対して陽性反応が起きることが多いため、BCG接種が行われている地域では結核の感染診断手法としては用いられない。.
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インターフェロン
インターフェロン(、略号:IFN)とは動物体内で病原体(特にウイルス)や腫瘍細胞などの異物の侵入に反応して細胞が分泌する蛋白質のこと。ウイルス増殖の阻止や細胞増殖の抑制、免疫系および炎症の調節などの働きをするサイトカインの一種である。 医薬品としては、ウイルス性肝炎等の抗ウイルス薬として、多発性骨髄腫等の抗がん剤として用いられている。.
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インターフェロンγ遊離試験
インターフェロンγ遊離試験(インターフェロンガンマゆうりしけん、Interferon gamma release assay:IGRA)とは、結核菌感染の検査方法の一つ。 結核菌特異抗体に対するINF-γを用いて結核菌を調べる検査であり、ツベルクリン反応と比較して、BCG、非結核性抗酸菌症の影響をうけない特異度の高い検査である。現在日本では以下の2つが保険認可されている。.
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BCG
チールニールセン染色) BCG(Bacille de Calmette et Guérin の略、カルメット・ゲラン桿菌)とは、ウシ型結核菌()の実験室培養を繰り返して作製された細菌、および、それを利用した結核に対するワクチン(BCGワクチン)のこと。本来は前者にあたる細菌そのものを指す語であったが、一般社会や医学分野では後者を単に「BCG」と呼ぶことが多い。以下、本項では前者を「BCG」、後者を「BCGワクチン」と表記する。.
結核菌
結核菌(けっかくきん、Mycobacterium tuberculosis、ヒト型結核菌)は、ヒトの結核の原因となる真正細菌。1882年、細菌学者ロベルト・コッホにより発見された。ヒトの病原菌としては、コッホの原則に基づいて病原性が証明された最初のものである。グラム陽性桿菌である抗酸菌の一種であり、細胞構造や培養のための条件など多くの点で他の一般的な細菌と異なる。特に、ミコール酸と呼ばれる特有の脂質に富んだ細胞壁を持つため消毒薬や乾燥に対して高い抵抗性を有する。保菌者の咳やくしゃみなどの飛沫、あるいはそれが乾燥したものを含むほこりなどから空気感染して、肺胞マクロファージの細胞内に感染し、肺結核をはじめとする各種の結核の原因となる。.
T-SPOT
T-SPOT.TB(ティー・スポット.ティービィー)は結核の血液検査, interferon-gamma release assays(IGRAs)のひとつ。.
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