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M20 (ミサイル)

索引 M20 (ミサイル)

M20はフランス海軍が運用していた潜水艦発射弾道ミサイル。ル・ルドゥタブル級原子力潜水艦向けのものであり、各艦に16基搭載されていた。 M2ミサイルの改良型であり、1977年から配備が開始された。2段式固体燃料ロケットとなっていた。弾頭は単弾頭であったが、M2より熱核弾頭へ更新されている。後継のMIRV化されたM4ミサイルへの更新が1985年より開始され、1991年には退役した。.

12 関係: ル・ルドゥタブル級原子力潜水艦フランス海軍M2 (ミサイル)M4 (ミサイル)MIRVTN 60 (核弾頭)TN 61 (核弾頭)核弾頭核出力潜水艦発射弾道ミサイル1977年1985年

ル・ルドゥタブル級原子力潜水艦

ル・ルドゥタブル級原子力潜水艦 (Les Sous-marin nucléaire lanceur d'engins Classe Le Redoutable) は、フランス海軍の戦略ミサイル原子力潜水艦(仏 sous-marin nucléaires lanceurs d'engins, SNLE、英 SSBN)。5隻が建造され、2003年のランドンターブルの退役を持って全て退役した。.

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フランス海軍

フランス海軍(フランスかいぐん、Marine nationale、MN)はフランスが保有する海軍。 第二次世界大戦での教訓から独自の軍事体制を維持しており、戦略核や空母などを保持している。また、海外に植民地があることから、小型の艦艇を警備用として太平洋・インド洋・カリブ海などの海外領土に展開している。海軍司令部はパリの総司令部、ブレストの大西洋艦隊司令部、トゥーロンの地中海艦隊司令部及びシェルブールの英仏海峡小艦隊司令部が存在する。.

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M2 (ミサイル)

M2はフランス海軍が運用していた潜水艦発射弾道ミサイル(英 SLBM/仏 MSBS)。ル・ルドゥタブル級原子力潜水艦向けであり、艦には16基搭載できた。 フランスは、独自の核戦力として、潜水艦発射弾道ミサイルの開発を行っており、1971年にフランス初のSLBMとして、M1ミサイルの配備が開始された。このM1ミサイルを原型に、改良型としてM2ミサイルが開発されている現代の兵器総集 月刊 丸 別冊,P278,潮書房,1978年。M1は2段式固体燃料ロケットであり、M2では2段目がRita IIロケットエンジンに更新・改良され、射程が伸びている。1973年に試射が開始され、1974年より配備が開始された。 弾頭は単弾頭であり、M1と同じく、MR41核分裂弾頭(ブースト付 核出力500kt)。後継となるM20ミサイルも、M2の改良型であるが、弾頭が熱核弾頭となっている。M20への更新は1977年より開始されている。.

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M4 (ミサイル)

M4 M4はフランス海軍が運用していた潜水艦発射弾道ミサイル(仏 MSBS,Mer Sol Balistique Strategique)フランス海軍の戦後戦略とその潜水艦部隊,日野景一,世界の艦船,1992年9月号,P98-101。ル・ルドゥタブル級原子力潜水艦向けのミサイルであり、一隻あたり16基搭載できる。.

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MIRV

ウェジェリン島に落下する再突入体 MIRV(Multiple Independently-targetable Reentry Vehicle, マーヴ)は、ひとつの弾道ミサイルに複数の弾頭(一般的に核弾頭)を装備しそれぞれが違う目標に攻撃ができる弾道ミサイルの弾頭搭載方式である。.

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TN 60 (核弾頭)

TN 60はフランスが開発した核弾頭。フランス海軍が運用していた潜水艦発射弾道ミサイル・M20向けであり、M20には単弾頭として搭載された。フランス初の熱核弾頭であり、核出力は1.2Mt。1968年から開発が進められ、ムルロア環礁などで核実験が行われた。1976年から生産が開始されている。M20ミサイルに搭載され、1977年から配備が開始されたが、同年には軽量化などの改良がなされたTN 61が開発されたために、それに更新され配備は短期間で終了した。なお、弾頭部はある程度の地中貫通能力を有し、対核戦力攻撃にも用いられると推測されていた。.

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TN 61 (核弾頭)

TN 61はフランスが開発した核弾頭。フランス海軍が運用していた潜水艦発射弾道ミサイル・M20およびフランス空軍の中距離弾道ミサイルSSBS S3向けである。どちらのミサイルにも単弾頭として搭載された。M20向けには1976年よりTN 60が製造されていたが、1977年には軽量化が図られた改良型であるTN 61が開発され、弾頭は順次更新されている。熱核弾頭であり、核出力は1.2Mt。S3向けには1980年から配備が開始された。M20向け70発及びS3向け20発合わせて90発が生産されている。 M20の配備は1991年で終了し、S3も1996年で終了し、それによりTN 61も配備から外されている。M20潜水艦発射弾道ミサイルの後継としてM4 (ミサイル)ミサイル・TN 70核弾頭の組み合わせが開発・配備されている。.

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核弾頭

核弾頭(かくだんとう、nuclear warhead)とは、モジュール化された核兵器のことであり、ミサイルや魚雷などの弾頭として用いられているもののことである。.

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核出力

核出力(かくしゅつりょく、Nuclear (weapon) yield)は、核兵器の爆発の威力を示す尺度である。核兵器が爆発する際に放出するエネルギー量を示すものであり、通常これに等しいエネルギーを得るために必要なトリニトロトルエン (TNT) の質量で表される。.

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潜水艦発射弾道ミサイル

潜水艦発射弾道ミサイル(せんすいかんはっしゃだんどうミサイル、submarine-launched ballistic missile, SLBM)は、射程に限らず潜水艦から発射する弾道ミサイルを指す。現用兵器は全て核弾頭を装備する戦略兵器であり、爆撃機および大陸間弾道ミサイルと並ぶ主要な核兵器運搬手段である。.

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1977年

記載なし。

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1985年

この項目では、国際的な視点に基づいた1985年について記載する。.

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