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L6 ウォンバット

索引 L6 ウォンバット

英陸軍で使用されたウォンバット(ダックスフォード帝国戦争博物館蔵) L6ウォンバット (Weapon Of Magnesium, Battalion, Anti-Tank) とは、イギリス陸軍が使用していた120mm無反動砲である。制式名称にある Magnesium の字句は、砲身を軽量化するために採用されたマグネシウム合金を意味する。対戦車用の粘着榴弾と、対人用の散弾(フレシェット弾)を射撃することができた。また砲身の上に照準補助用の12.7mmスポッティングライフル1挺を備えた。ヴィジラントやミランといった対戦車誘導ミサイルが登場してからも、本砲はワルシャワ条約機構軍との想定交戦距離に適合したこと、また有線誘導ミサイルでは障害物が多い市街戦での運用に難があったことから、1980年代まで使用され続けた。.

13 関係: 対戦車ミサイルミラン (ミサイル)マグネシウム合金ワルシャワ条約機構ヴィジラント (ミサイル)フレシェット弾ダックスフォード帝国戦争博物館イギリス陸軍スポッティングライフル冷戦粘着榴弾無反動砲雪上車

対戦車ミサイル

トライカー装甲車(ストライカーATGM)から発射されるTOW。有線誘導方式のため、発射機とミサイルがケーブルでつながっている 対戦車ミサイル(たいせんしゃミサイル、anti-tank missile, ATM)は、戦車を攻撃するために用いられるミサイルである。対戦車誘導ミサイル(anti-tank guided missile, ATGM)、対戦車誘導兵器(anti-tank guided weapon, ATGW)とも呼ばれる。 日本の防衛省(自衛隊)においては対戦車誘導弾(たいせんしゃゆうどうだん)と呼称し、MAT(missile anti-tank)の略号を与えている。これはATMを「アトム」と読み得る(実際の「核」の意味で書かれるアトムは「ATOM」である)ため、核兵器を使用しているとの誤解を避けることを目的として、敢えて語順を変更したものである。.

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ミラン (ミサイル)

ミラン(Milan)は、第2世代の対戦車ミサイルである。1962年に開発が始められ、1971年に完成、1972年からの採用である。名称の「Milan」は歩兵用軽対戦車ミサイルを意味するフランス語「missile d´infanterie léger antichar」に由来する。 フランスと西ドイツ(当時)の協同開発だが、ライセンス生産はイギリスのブリティッシュ・エアロスペースのほかスペインとインドでも行われている。 誘導は半自動指令照準線一致誘導方式で、発射機を目標に照準することで誘導される。MIRA赤外線照準装置により、夜間での射撃も可能である。歩兵が運用するほか、車載型もある。.

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マグネシウム合金

マグネシウム合金(マグネシウムごうきん)は、マグネシウムを主成分とする合金である。エレクトロン、ダウメタルとも呼ばれる。 鉄などの「重い」金属が利用されていた多くの分野で、部品をマグネシウムに置き換えて軽量化することにより、省エネルギーや事故防止、使用感や安全性の向上などが可能となった。プラスチックと比べてリサイクルしやすいのも利点である。これはアルミニウム合金とも共通する事柄であるため、コストや研究の面である種の競合が起こっている。 マグネシウムの結晶は異方性があり、室温付近では(0001)面と(0012)面にしか滑らない。このため、再結晶温度以下での成形となる冷間加工はほとんど不可能であり、圧入鋳造成形(ダイカスト)、半溶解状態での射出成形(チクソモールディング)、鍛造とプレス加工を合わせた成形(プレスフォージング法)などが用いられている。2005年の資料によると、これらのシェアは60%、35%、5%程度となっている。 旋盤加工時等のマグネシウム合金の切屑は引火すると高温で燃え、燃焼時に水をかけると爆発する危険性があるために、一般的な消火器では消火できない。切粉はまめに清掃し不燃質の蓋のできる容器に収め、消火用の乾燥砂(簡易消火用具参照)を準備する等、細心の注意を払う必要がある。ただし近年になって不燃性のマグネシウム合金が開発されたため、この欠点が大きく解決する可能性がある。.

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ワルシャワ条約機構

加盟国 ワルシャワ条約機構(ワルシャワじょうやくきこう、Организации Варшавского договора/Варшавский договор, Układ o Przyjaźni, Współpracy i Pomocy Wzajemnej/Układ Warszawski, Warsaw Treaty Organization/Warsaw Pact Organization)は、冷戦期の1955年、ワルシャワ条約に基づきソビエト社会主義共和国連邦を盟主とした東ヨーロッパ諸国が結成した軍事同盟。「友好協力相互援助条約機構」(Договор о дружбе, сотрудничестве и взаимной помощи)が正式名。.

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ヴィジラント (ミサイル)

ヴィジラント (Vigilant) は、イギリス陸軍で使われた対戦車ミサイル。クレバイト (Clevite) という名称でアメリカ海兵隊も採用し、アメリカでライセンス生産された。.

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フレシェット弾

フレシェット弾の子弾。およそ1~1.3インチ(2.5~3.3cm)の長さ フレシェット弾(英:flechette)は、主に対人攻撃に用いられる小型の翼を持った矢のような形状の銃弾およびそれらを子弾として多数内蔵した砲弾。フランス語でダーツを意味する fléchette に由来し、矢弾と呼ばれることもある。.

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ダックスフォード帝国戦争博物館

ダックスフォード帝国戦争博物館 (Imperial War Museum Duxford) は、イギリスのダックスフォードにある航空博物館・戦争博物館。.

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イギリス陸軍

イギリス陸軍の非儀式用旗 イギリス陸軍(イギリスりくぐん、British Army)は、イギリス連合王国(United Kingdom)の陸軍。現在では、海軍、空軍と共にイギリス軍を構成している。.

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スポッティングライフル

ポッティングライフル(Spotting rifle)、またはスポットライフルは、火砲の照準器として用いられる小口径銃である。これを用いて対象の火砲と類似した弾道の曳光弾を射撃する事により、対象の火砲の弾道を予測して照準を行う。.

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冷戦

ワルシャワ条約 (WT) 加盟国朱色.

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粘着榴弾

粘着榴弾(ねんちゃくりゅうだん)は、戦車の主砲などに使用されるホプキンソン効果を利用した砲弾の一種。英語ではHESH(High Explosive Squash Head)またはHEP(High Explosive Plastic)と呼ばれる。弾頭部分が装甲にへばり付くように潰れて起爆するまでの様子が和名の由来であり、あくまでも粘着性がある訳ではない。.

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無反動砲

無反動砲(むはんどうほう、recoilless rifle)は、作用反作用の法則を利用して発射時の反動を軽減し、駐退復座機構や頑丈な砲架を省略した砲である。ごく一部で「不反衝砲」という訳語が当てられたこともある。.

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雪上車

雪上車(せつじょうしゃ)は、無限軌道を装着して雪上もしくは氷上を走行する自動車。積雪地における人員や物資の輸送に用いられる。.

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