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ILLIAC II

索引 ILLIAC II

ILLIAC II(イリアック・ツー)は、1962年に開発されたイリノイ大学のコンピュータである。.

22 関係: メルセンヌ数トランジスタドナルド・ギリース命令パイプライン命令セットイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校エミッタ結合論理キャッシュメモリコンピュータ磁気ドラムメモリ磁気コアメモリ相磯秀夫除算 (デジタル)IBM 7030ILLIAC IILLIAC IIIILLIAC IVORDVAC情報処理学会浮動小数点数1960年1962年

メルセンヌ数

メルセンヌ数(メルセンヌすう、)とは、2の冪よりも 小さい自然数、すなわち ( は自然数)の形の自然数のことである。これを で表すことが多い。2進数表記では、 桁の となる。 が素数ならば もまた素数であるが、逆は成立しない。素数であるメルセンヌ数をメルセンヌ素数(メルセンヌそすう、)という。 なお、「メルセンヌ数」という語で、 が素数であるもののみを指したり、さらに狭くメルセンヌ素数を指す場合もある。.

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トランジスタ

1947年12月23日に発明された最初のトランジスタ(複製品) パッケージのトランジスタ トランジスタ(transistor)は、増幅、またはスイッチ動作をさせる半導体素子で、近代の電子工学における主力素子である。transfer(伝達)とresistor(抵抗)を組み合わせたかばん語である。によって1948年に名づけられた。「変化する抵抗を通じての信号変換器transfer of a signal through a varister または transit resistor」からの造語との説もある。 通称として「石」がある(真空管を「球」と通称したことに呼応する)。たとえばトランジスタラジオなどでは、使用しているトランジスタの数を数えて、6石ラジオ(6つのトランジスタを使ったラジオ)のように言う場合がある。 デジタル回路ではトランジスタが電子的なスイッチとして使われ、半導体メモリ・マイクロプロセッサ・その他の論理回路で利用されている。ただ、集積回路の普及に伴い、単体のトランジスタがデジタル回路における論理素子として利用されることはほとんどなくなった。一方、アナログ回路中では、トランジスタは基本的に増幅器として使われている。 トランジスタは、ゲルマニウムまたはシリコンの結晶を利用して作られることが一般的である。そのほか、ヒ化ガリウム (GaAs) などの化合物を材料としたものは化合物半導体トランジスタと呼ばれ、特に超高周波用デバイスとして広く利用されている(衛星放送チューナーなど)。.

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ドナルド・ギリース

ドナルド・ブルース・ギリース(Donald Brouce Gillies、1928年10月15日 - 1975年7月17日)は、カナダの数学者にして計算機科学者であり、ゲーム理論、コンピュータの設計、ミニコンピュータのプログラミング環境などの業績で知られている。.

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命令パイプライン

命令パイプライン(Instruction pipeline)は、コンピュータなどのデジタル電子機器で命令スループット(単位時間当たりに実行できる命令数)を向上させる設計技法の1つで、命令レベルの並列性を高める1技法。 命令パイプラインのあるプロセッサは、命令の処理を独立して実行できる工程(ステージ)に分割する。各工程は、前の工程の出力を自身の入力とし、自身の出力を次の工程の入力とするように相互接続されている。このような構成で各工程を並列化し、全体としての処理時間を大幅に削減する。.

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命令セット

命令セット(めいれいせっと、instruction set)は、コンピュータのハードウェアに対して命令を伝えるための言葉の語彙。.

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イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校

イリノイ大学システムは、アーバナ・シャンペーン校、シカゴ校、スプリングフィールド校から構成されるが、一般に「イリノイ大学」という場合、アーバナ・シャンペーン校を指すことが多い。アーバナ・シャンペーン校は、イリノイ大学システムの中核たる旗艦校(Flagship)である。米国東部の名門私立大学群をアイビーリーグと称することから派生した、公立の名門校群であるパブリック・アイビーの一つ。2016年現在、U.S. NewsのTop Public Schoolsランキングでは第11位。 Academic Ranking of World Universities では、2010年、世界第25位を獲得。特に工学系の専攻は、世界第4位にランクされた。LED(発光ダイオード)やMosaicは、イリノイ大学における著名な発明の例である。コンピューターサイエンスの強みは特筆に価し、ビル・ゲイツ氏は2004年2月のスピーチで、マイクロソフト社は、同大学のコンピュータ・サイエンス学科の卒業生を最も多く採用したことに触れた。 Youtubeの設立者であるスティーブ・チェンも同校工学部コンピューター・サイエンス専攻の出身である。.

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エミッタ結合論理

Motorola ECL 10,000 シリーズの基本ゲート回路図Original drawing based on William R. Blood Jr. (1972). ''MECL System Design Handbook'' 2nd ed. n.p.: Motorola Semiconductor Products. 1. エミッタ結合論理(エミッタけつごうろんり、Emitter-coupled logic, ECL)は、単一入力のバイポーラトランジスタ差動増幅回路を駆使して高速性を実現した論理回路の実現方式のひとつで、汎用ロジックICファミリもある。エミッタ電流を制限することでトランジスタが飽和することを防ぎ、ベース領域のキャリア蓄積をさせない為、高速性を保つ。エミッタを結合した対の2つの脚の間で電流を操るため、ECLを current-steering logic (CSL)、current-mode logic (CML)、current-switch emitter-follower (CSEF) logicと呼ぶこともある。 ECLではトランジスタを非飽和領域内で動作させ、入出力電圧のLO/HIの差は小さく(0.8V)、入力インピーダンスが高く、出力抵抗は低い。結果としてトランジスタは素早く状態遷移でき、ゲート遅延が小さく、ファンアウト能力が高い。さらに出力が相補的である(YとYのように常に反対の出力がある)ために余分なインバータを挿入する必要がなく、回路全体の伝播遅延も短縮できる。ECLの欠点は、常に電流が流れ続けるため電力消費が大きく、発熱量も多いという点である。 エミッタ結合論理と等価な回路をFETで構成したものを ソース結合FET論理(source-coupled FET logic、SCFL)と呼ぶ。 ECLの変種として全ての信号経路やゲート入力が差動形となっているものがあり、DCS (differential current switch) 論理と呼ぶ。.

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キャッシュメモリ

ャッシュメモリ は、CPUなど処理装置がデータや命令などの情報を取得/更新する際に主記憶装置やバスなどの遅延/低帯域を隠蔽し、処理装置と記憶装置の性能差を埋めるために用いる高速小容量メモリのことである。略してキャッシュとも呼ぶ。コンピュータは以前から記憶装置や伝送路の性能が処理装置の性能に追いつけず、この差が全体性能に対するボトルネックとされてきた(ノイマンズ・ボトルネック)。そしてムーアの法則に基づく処理装置の加速度的な高性能化により現在ではますますこの差が拡大されている。キャッシュメモリは、記憶階層の観点からこれを解消しようとするものである。 主に、主記憶装置とCPUなど処理装置との間に構成される。この場合、処理装置がアクセスしたいデータやそのアドレス、状態、設定など属性情報をコピーし保持することで、本来アクセスすべき記憶装置に代わってデータを入出力する。通常はキャッシュメモリが自動的にデータ保存や主記憶装置の代替を行うため、基本的にCPUのプログラムなど処理装置側がキャッシュメモリを意識する必要はない。 キャッシュの一般的な概念はキャッシュ (コンピュータシステム)を参照のこと。.

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コンピュータ

ンピュータ(Computer)とは、自動計算機、とくに計算開始後は人手を介さずに計算終了まで動作する電子式汎用計算機。実際の対象は文字の置き換えなど数値計算に限らず、情報処理やコンピューティングと呼ばれる幅広い分野で応用される。現代ではプログラム内蔵方式のディジタルコンピュータを指す場合が多く、特にパーソナルコンピュータやメインフレーム、スーパーコンピュータなどを含めた汎用的なシステムを指すことが多いが、ディジタルコンピュータは特定の機能を実現するために機械や装置等に組み込まれる組み込みシステムとしても広く用いられる。電卓・機械式計算機・アナログ計算機については各項を参照。.

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磁気ドラムメモリ

磁気ドラムメモリ(じき-、Magnetic Drum Memory)は、1932年、オーストリア ウィーンの技術者グスタフ・タウシェク(en)が発明した記憶装置である。.

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磁気コアメモリ

磁気コアメモリ(じきこあめもり)は、小さなドーナツ状のフェライトコアを磁化させることにより情報を記憶させる記憶装置。 コンピュータの初期世代ではよく使われた。原理的に破壊読み出しで、読み出すと必ずデータが消えるため、再度データを書き戻す必要がある。破壊読み出しだが、磁気で記憶させるため、不揮発性という特徴がある(ただし、電源投入時のノイズ等で内容が破壊されうるので、設計次第で揮発性メモリのように扱われる)。 縦方向、横方向、さらに斜め方向の三つの線の交点にコアを配置する。縦横方向でアドレッシングを行ない、斜め方向の線でデータを読み出す。.

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相磯秀夫

磯 秀夫(あいそ ひでお、1932年3月3日 - )は、日本の工学者。東京工科大学理事、慶應義塾大学名誉教授。.

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除算 (デジタル)

数値的(ディジタル)な除算アルゴリズムはいくつか存在する。それらのアルゴリズムは、低速な除算と高速な除算の2つに分類できる。低速な除算は反復する毎に最終的な商を1桁ずつ生成していくアルゴリズムである。回復型、不実行回復型、非回復型、SRT除算などがある。高速な除算は最初に商の近似値から出発して徐々に正確な値に近づけていくもので、低速な除算よりも反復回数が少なくて済む。ニュートン-ラプソン法とゴールドシュミット法がこれに分類される。 以下の解説では、除算を Q.

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IBM 7030

IBM 7030 保守コンソール。''Musée des arts et métiers''(パリ)所蔵 IBM 7030 保守コンソール。''Musée des arts et métiers''(パリ)所蔵 IBM 7030は、IBMの最初のスーパーコンピュータ構築の試みであり、ストレッチ(Stretch)の名でも知られている。1号機は1961年、ロスアラモス国立研究所に納入された。 当初の価格は1350万ドルとされたが、当初の野心的な性能見積もりを達成できず 778万ドルにせざるを得なかった。また、事前に契約していた顧客以外への販売を行わなかった。7030は当初予定したよりも性能が悪かったが、LARCを上回ってはおり、1961年から1964年まで世界最高速のコンピュータの地位を守った。1964年に世界一になったのはCDC 6600である。.

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ILLIAC I

ILLIAC I(イリアック・ワン、Illinois Automatic Computer、イリノイ自動計算機)は、イリノイ大学で1952年に開発された初期のコンピュータであり、教育研究機関が自前で開発して所有した最初のコンピュータでもある。 ILLIAC I はプリンストン高等研究所(IAS)の数学者ジョン・フォン・ノイマンが編集したノイマン・アーキテクチャーに基づいている。当時の他のコンピュータとは異なり、ILLIAC I と ORDVACコンピュータは完全互換性があり、同じソフトウェアが動作した。約 2800本の真空管で構成され、大きさは長さ3m、幅0.6m、高さ2.6m、重さは4.5tである。ILLIAC Iは当時としては非常に高性能で、1956年のベル研究所に存在した全コンピュータの能力を合わせても、1台の ILLIAC I に敵わなかった。 真空管の寿命は約1年で、概算すると1日数本の真空管がダメになる勘定である。そのため、予防的保守としてマシンを毎日シャットダウンし、怪しい真空管をその時に交換する、という運用がされていた。マシンは ILLIAC II が使用可能になった 1962年に現役を退いた。.

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ILLIAC III

ILLIAC III(イリアック・スリー)は、1966年、イリノイ大学が開発したSIMD型パターン認識用コンピュータである。 ILLIAC III の当初の仕事は核子を検出するための泡箱実験でイメージ処理をすることであった。後に生物学関連のイメージ処理にも活用された。 1968年、このマシンは火災で焼失している。木製作業台の上の可変変圧器がショートしたことが原因であった。1970年代初めに再建され、中核部である Pattern Articulation Unit という並列処理部分は実装できている。さらにいくつかの拡張の試みもなされたが、プロジェクトは結局中止となった。 が一貫してこのプロジェクトのリーダーであった。 File:ILLIAC III IMG 4178.jpg|ILLIAC III の回路基板 File:ILLIAC III IMG 4177.jpg|ILLIAC III の回路基板 File:ILLIAC III IMG 4176.jpg|ILLIAC III の回路基板.

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ILLIAC IV

ILLIAC IV 回路基板群のクローズアップ ILLIAC IV(イリアック・フォー)は、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の一連の研究から生み出された最後のコンピュータである。パターソン&ヘネシーは本機を「間違いなく、スーパーコンピューター・プロジェクトの歴史上で最も不名誉なものであろう。」としている。ILLIAC IV の設計の鍵は、256 プロセッサによる高い並列性で、後にSIMDと呼ばれる、同時に多数のデータセットを処理することを指向していた。マシンは十年の開発期間を経て1975年に完全に稼働した。.

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ORDVAC

ORDVAC ORDVAC(Ordnance Discrete Variable Automatic Computer、オードヴァック)は、イリノイ大学がアバディーン性能試験場の弾道学研究室のために開発した初期のコンピュータのひとつである。ジョン・フォン・ノイマンが開発したIASアーキテクチャに基づくもので、このアーキテクチャがフォン・ノイマン・アーキテクチャとして知られるようになった。イリノイ大学の電子技術者たちはこのデザインを最初に実装し、ORDVAC を完成させた。ORDVAC は世界初のコンパイラが開発されたコンピュータでもある。ORDVAC は1951年春からアバディーン性能試験場で運用を開始した(EDVACと同じ場所である)。用途はアメリカ陸軍のための弾道計算である。.

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情報処理学会

一般社団法人情報処理学会(じょうほうしょりがっかい、英称:Information Processing Society of Japan、略称:IPSJ)は、情報処理分野を取り扱っている学会である。日本学術会議協力学術研究団体。1960年に設立され、2010年7月1日に社団法人から一般社団法人へ移行した。.

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浮動小数点数

浮動小数点数(ふどうしょうすうてんすう、英: floating point number)は、浮動小数点方式による数のことで、もっぱらコンピュータの数値表現において、それぞれ固定長の仮数部と指数部を持つ、数値の表現法により表現された数である。.

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1960年

アフリカにおいて当時西欧諸国の植民地であった地域の多数が独立を達成した年であることに因み、アフリカの年と呼ばれる。.

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1962年

記載なし。

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