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IBM 700/7000 series

索引 IBM 700/7000 series

IBM 700/7000シリーズ(アイビーエムななひゃく・ななせんシリーズ)はIBMの1950年代~1960年代前半の大型コンピュータのシリーズである。700系は真空管を主に、7000系はトランジスタを主に使用している。.

16 関係: メインフレームワードマシントランジスタキャラクタマシン真空管IBMIBM 1400IBM 701IBM 702IBM 7030IBM 704IBM 7070IBM 709IBM 7090System/360System/370

メインフレーム

IBM 704 メインフレーム メインフレーム(mainframe)は、主に企業など巨大な組織の基幹業務用などに使用される、大型コンピュータを指す用語。汎用コンピュータ、汎用機、汎用大型コンピュータ、大型汎用コンピュータ、ホストコンピュータ、大型汎用計算機 などとも呼ばれる。対比語は時代にもより専用機、分散コンピュータ(オープン系システム)など。.

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ワードマシン

ワードマシン(ワード指向マシン)とは、メモリのアドレス付けがバイト等の小さめの単位ではなく、12ビット、16ビット、36ビット等のワード単位で(ワードアドレッシング)、ワード単位の演算を得意とするコンピュータのこと。System/360でバイトマシンが標準になる前は、科学技術計算用のコンピュータにはワードマシンが多かった。これに対し、字単位の処理を得意とするコンピュータをキャラクタマシンと言う。 代表的なコンピュータとしては、以下がある。.

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トランジスタ

1947年12月23日に発明された最初のトランジスタ(複製品) パッケージのトランジスタ トランジスタ(transistor)は、増幅、またはスイッチ動作をさせる半導体素子で、近代の電子工学における主力素子である。transfer(伝達)とresistor(抵抗)を組み合わせたかばん語である。によって1948年に名づけられた。「変化する抵抗を通じての信号変換器transfer of a signal through a varister または transit resistor」からの造語との説もある。 通称として「石」がある(真空管を「球」と通称したことに呼応する)。たとえばトランジスタラジオなどでは、使用しているトランジスタの数を数えて、6石ラジオ(6つのトランジスタを使ったラジオ)のように言う場合がある。 デジタル回路ではトランジスタが電子的なスイッチとして使われ、半導体メモリ・マイクロプロセッサ・その他の論理回路で利用されている。ただ、集積回路の普及に伴い、単体のトランジスタがデジタル回路における論理素子として利用されることはほとんどなくなった。一方、アナログ回路中では、トランジスタは基本的に増幅器として使われている。 トランジスタは、ゲルマニウムまたはシリコンの結晶を利用して作られることが一般的である。そのほか、ヒ化ガリウム (GaAs) などの化合物を材料としたものは化合物半導体トランジスタと呼ばれ、特に超高周波用デバイスとして広く利用されている(衛星放送チューナーなど)。.

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キャラクタマシン

ャラクタマシン(キャラクタ指向マシン)は、8ビット未満(多くの場合)のサイズの「キャラクタ」で文字を表現し(キャラクタ (コンピュータ)#初期のコンピュータを参照。以下「字」とする)、主記憶が字単位でアドレス付けされている(キャラクタアドレッシング)か4字ないし6字程度を1ワードとしていて、(ワード単位の演算を得意とするワードマシンに対し)字単位の処理を得意とするコンピュータである。 System/360でバイトマシンが一般的になるより前の、事務処理用コンピュータにはキャラクタマシンが多かった。以下ではSystem/360より後のキャラクタマシンについて述べる。 メインフレーム(現代のものではACOS-6)やミニコンピュータ(PDP-10など)の1ワード.

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真空管

5球スーパーラジオに使われる代表的な真空管(mT管) 左から6BE6、6BA6、6AV6、6AR5、5MK9 ここでは真空管(しんくうかん、vacuum tube、vacuum valve)電子管あるいは熱電子管などと呼ばれるものについて解説する。.

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IBM

IBM(アイビーエム、正式社名: International Business Machines Corporation)は、民間法人や公的機関を対象とするコンピュータ関連製品およびサービスを提供する企業である。本社はアメリカ合衆国ニューヨーク州アーモンクに所在する。世界170カ国以上で事業を展開している。.

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IBM 1400

IBM 1400シリーズはSystem/360以前の1960年代前半にIBMが世界的に販売した商用コンピューター・シリーズであり、IBMとしてはトランジスターを使った第2世代の中型コンピューターで、磁気コアメモリを使っている。具体的な機種はIBM 1401、IBM 1410、IBM 1440などが販売されて、コンピューター内部ではBCDコード(二進化十進法)が使われたのが特徴である。 日本では、特にIBM 1440が電子計算機の輸入制限時代に日本IBMにより国産化されて、日本でも多量に利用された。.

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IBM 701

IBM 701は、1952年に発表されたIBMの初の商用コンピュータ。主に科学技術計算用につくられたプログラム内蔵方式の大型コンピュータ。IBMは現在、IBM 701を最初のメインフレームと呼んでいる。.

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IBM 702

IBM 727磁気テープ装置(5台並んでいる)、IBM 732磁気ドラム装置、IBM 727磁気テープ装置(5台ある)、IBM 712カード読み取り装置、IBM 722カード穿孔器、IBM 756カード読み取り制御装置、IBM 758カード穿孔制御装置、である。 IBM 702は、1953年に発表されたIBMのビジネス用途のコンピュータ。.

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IBM 7030

IBM 7030 保守コンソール。''Musée des arts et métiers''(パリ)所蔵 IBM 7030 保守コンソール。''Musée des arts et métiers''(パリ)所蔵 IBM 7030は、IBMの最初のスーパーコンピュータ構築の試みであり、ストレッチ(Stretch)の名でも知られている。1号機は1961年、ロスアラモス国立研究所に納入された。 当初の価格は1350万ドルとされたが、当初の野心的な性能見積もりを達成できず 778万ドルにせざるを得なかった。また、事前に契約していた顧客以外への販売を行わなかった。7030は当初予定したよりも性能が悪かったが、LARCを上回ってはおり、1961年から1964年まで世界最高速のコンピュータの地位を守った。1964年に世界一になったのはCDC 6600である。.

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IBM 704

NASAの IBM 704 (1957) LLNL.) IBM 704はIBMが1954年4月に発表したコンピュータ。浮動小数点数演算ハードウェアを量産機として世界で初めて採用した。704 は IBM 701 のアーキテクチャと実装を大幅に強化したもので、互換性はない。.

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IBM 7070

IBM7070は、1958年に発表された十進方式中間データ処理システムである。 IBM700/7000シリーズの一部であり、それまで真空管であった部分をトランジスタ化したIBM初のプログラム内蔵方式である。 「トランジスタ化した IBM 650」としてアップグレードパスを提供するよう設計されており、IBM 650やIBM 705の後継として期待されていたが、IBM 7070とIBM 650との命令において互換性を持つように設定されていなかったことや、古いプログラムを実行するためにシミュレータが必要なこと、IBM 705のグレードアップ版としても発売されたもののIBM 705の文字セットを完全に表すことができなかったことなど非互換性が多かったため、完全な互換性を持つIBM 7080への転換が推進された。 また、IBM 7070シリーズでは、5者択2符号を用いてコード化し、文字は2桁のコードを用いて表され、データは十進10桁で保存されており、CPUの速度は約27KIPSであった。 このシリーズでは後にIBM 7072(1960年)とIBM 7074(1961年)が発表されて、その後徐々にIBM System/360(1964年発表)に置き換えられていった。.

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IBM 709

IBM 709 の制御パネル(コンピュータ歴史博物館) IBM 709はIBMが1958年8月に発表した初期のコンピュータシステムのひとつ。IBM 704 の改良版である。IBM 709 では、入出力のオーバーラップ機能、間接アドレス指定、十進数命令などが追加されている。ワード長は36ビットで、アドレス空間は32Kワードであり、1秒間に42,000回の加減算または5000回の乗算が可能とされていた。 オプションのハードウェアエミュレータで IBM 704 のプログラムを実行することができた。これは初の商用エミュレータである。レジスタとよく使われる 704 命令が709のハードウェア上でエミュレートされた。複雑な 704 命令は 709 のソフトウェアでエミュレートされている。 709は真空管を使っている。709をトランジスタ化したのが IBM 7090 で、1959年11月に登場した。 バッチ処理OSの FORTRAN Assembly Program は、709向けに開発されたのが最初である。.

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IBM 7090

IBM 7090は、IBMの科学技術計算用第二世代トランジスタ版メインフレームであり、真空管ベースの IBM 709 の後継マシンである。最初の7090は1959年11月に稼動。1960年、典型的なシステム価格は290万ドルで、レンタルでは月額63,500ドルであった。 ワード長は36ビットで、アドレス空間は32Kワード。基本メモリサイクルは2.18μ秒。IBM 7030 (Stretch) プロジェクトから生じた IBM 7302 磁気コアメモリ記憶装置を流用している。 7090は709の6倍の性能で、レンタル料は半分だった。.

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System/360

フォルクスワーゲンで使われているSystem/360 System/360(S/360、システム/360、システムさんろくまる)は、IBMが1964年4月7日(日本では翌4月8日)に発表したメインフレーム コンピュータのシリーズである。1965年から1977年まで出荷された。あらゆる用途をカバーするファミリを形成し、小型から大型まで、商用から科学技術計算まで使われた。コンピュータ・アーキテクチャの確立により、IBMは互換性のある設計で様々な価格のシステムをリリースすることができた。最上位機種以外は命令セットをマイクロプログラム方式で実装しており、8ビットのバイト単位のアドレス指定、十進数計算、浮動小数点数計算などを備えている。.

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System/370

IBM System/370 (S/370、システム/370、しすてむさんななまる)は、1970年6月30日にIBMがSystem/360ファミリの後継として投入したメインフレームのシリーズ名であり、そのアーキテクチャ名でもある。 顧客の移行が容易に行えるよう System/360 との互換性を保ちつつ、性能を向上させている。System/360 と比較したときの新たな機能としては、2プロセッサ構成の標準化、仮想記憶の完全サポート、128ビット浮動小数点演算などである。なお、これらが全て最初の発表時に挙げられていたわけではない(詳細は後述)。 本稿ではSystem/370シリーズに加えて、後続のシリーズ(30x0、4300、9370)と、その後続シリーズ中に採用された拡張アーキテクチャのSystem/370-XA、ESA/370、ESA/390についても記述する。.

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