ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
ダウンロード
ブラウザよりも高速アクセス!
 

H-Iロケット

索引 H-Iロケット

H-Iロケット(えいちわん-・えいちいち-)は、宇宙開発事業団 (NASDA) と三菱重工業がN-IロケットとN-IIロケットに続いて開発し、三菱重工業が製造した人工衛星打上げ用液体燃料ロケットである。.

70 関係: おりづる (人工衛星)きく5号ひまわり4号じんだいふじ1号ふじ2号ふよう1号あじさい (人工衛星)さくら3号aさくら3号b宇宙開発事業団三菱重工業人工衛星低軌道ペイロードフェアリングマクドネル・ダグラスロケットエンジンの推進剤ブラックボックスピギーバック衛星デルタロケットアマチュア衛星アメリカ合衆国エキスパンダーサイクルケロシンコンポジット推進薬もも1号bゆり3号aゆり3号b固体ロケットブースター国産化率種子島宇宙センター炭素繊維強化プラスチック静止衛星静止軌道航空宇宙技術研究所通信衛星H-IIロケットIHIIHIエアロスペースLE-5LE-7N-IロケットN-IIロケット気象衛星液体燃料ロケット液体酸素液体水素日産自動車慣性航法装置1975年...1981年1982年1983年1984年1986年1987年1988年1989年1990年1991年1992年2月11日2月19日2月7日8月13日8月25日8月27日8月28日9月16日9月6日 インデックスを展開 (20 もっと) »

おりづる (人工衛星)

おりづる(英: Deployable Boom and Umbrella Test - DEBUT)は日本の人工衛星。伸展展開機能実験ペイロード。主に空力傘の展開・収納実験を目的に開発された試験衛星で、多面体に、傘がついた様な形状をしている。 1990年2月7日、もも1号bと共にH-Iロケット6号機によって種子島宇宙センターより打ち上げられた。 このような傘は将来的に低軌道静止衛星や月・惑星探査機のエアロブレーキ装置として使われる可能性がある。.

新しい!!: H-Iロケットとおりづる (人工衛星) · 続きを見る »

きく5号

きく5号(Engineering Test Satellite - V、ETS-V)は宇宙開発事業団 (NASDA) が打ち上げた人工衛星(技術試験衛星)である。.

新しい!!: H-Iロケットときく5号 · 続きを見る »

ひまわり4号

ひまわり4号 (GMS-4) は、宇宙開発事業団 (NASDA) が打ち上げた静止気象衛星である。.

新しい!!: H-Iロケットとひまわり4号 · 続きを見る »

じんだい

じんだい(磁気軸受フライホイール実験装置、Magnetic Bearing Flywheel Experimental System - MABES)は日本の人工衛星。磁気軸受フライホイール実験装置の無重量下での実験を行った。日本の人工衛星としては珍しい、旧NAL(航空宇宙技術研究所、現・JAXAの航空技術部門 他)による制作である。現在も軌道上にあり、その後の移管により、現在はJAXA所属である。 1986年8月13日、日本の宇宙機打上げでは初であったピギーバックの相乗りペイロードとして、本務衛星の「あじさい」と、もう1機の相乗りペイロードで日本のアマチュア無線組織によるアマチュア衛星(JAMSAT)の1号機である「ふじ1号」とともに、NASDAのH-Iロケット1号機の打上げで、種子島宇宙センターより打ち上げられた。 2段目に分離機構無しで取り付けられた、いわゆる「構体ペイロード」であった。二次電池を搭載していたが、太陽電池などの充電機構は持っておらず、所期の目的である磁気軸受フライホイール実験装置の無重量下での実験の後、システムはシャットダウンされ、運用は終了した。実験終了後の軌道の変更等は特に行わなかったため、(H-Iロケット1号機の2段目ともども)低軌道を2017年現在も周回している。 名前の由来は、本機の研究・開発・制作の主体であったNALの近所にある深大寺(じんだいじ)。.

新しい!!: H-Iロケットとじんだい · 続きを見る »

ふじ1号

ふじ1号(Fuji-OSCAR 12、JAS-1/FO-12(Japan Amateur Satellite-one))は、1986年8月13日に種子島宇宙センター(TNSC)から打ち上げられた人工衛星で、日本のアマチュア無線組織として初のアマチュア衛星である。打上げの本務衛星は、測地実験衛星(EGS)「あじさい」で、日本における宇宙機の打上げにおいて初のピギーバック打上げであった。なお、他にもう1機の相乗りがあり、磁気軸受フライホイール実験装置 (MABES)「じんだい」が構体ペイロードとして打ち上げられた。.

新しい!!: H-Iロケットとふじ1号 · 続きを見る »

ふじ2号

ふじ2号(Fuji-OSCAR 20、JAS-1b/FO-20(Japan Amateur Satellite))は、1990年2月7日に種子島宇宙センター(TNSC)から打ち上げられた人工衛星である。ふじ1号の機能を継承するアマチュア衛星で、当初はJAS-1のエンジニアリングモデルとして製作された機体を再整備のうえ打ち上げたもの。本衛星は海洋観測衛星1号‐b(MOS-1b)「もも1号b」打ち上げ時のピギーバック衛星として、伸展展開機能実験ペイロード(DEBUT)と同時に打ち上げられている。.

新しい!!: H-Iロケットとふじ2号 · 続きを見る »

ふよう1号

ふよう1号(JERS-1:Japanese Earth Resources Satellite-1)は、宇宙開発事業団 (NASDA) が打ち上げた地球観測衛星である。.

新しい!!: H-Iロケットとふよう1号 · 続きを見る »

あじさい (人工衛星)

あじさいは日本の測地実験衛星(Experimental Geodetic Satellite、略称:EGS)である。高精度測地ミッションの確立を目標とし、1986年8月13日にH-Iロケットにより打ち上げられた。光線を反射する鏡を持つのみの、コマンドの受信機能などは持たないという意味で完全にパッシブな宇宙機であり、追跡と測地などに関するデータ及び後述するスピンレートなど宇宙科学・工学に関係するデータの継続といった業務となるが、現在も軌道上にあるため運用中扱いとなっている。.

新しい!!: H-Iロケットとあじさい (人工衛星) · 続きを見る »

さくら3号a

さくら3号a (CS-3a) は、宇宙開発事業団 (NASDA) が打ち上げた静止通信衛星である。.

新しい!!: H-Iロケットとさくら3号a · 続きを見る »

さくら3号b

さくら3号b (CS-3b) は、宇宙開発事業団 (NASDA) が打ち上げた静止通信衛星である。.

新しい!!: H-Iロケットとさくら3号b · 続きを見る »

宇宙開発事業団

宇宙開発事業団(うちゅうかいはつじぎょうだん)は、日本の宇宙開発を担う目的で日本政府が設立した特殊法人である。英文名称:National Space Development Agency of Japan, NASDA(ナスダ)。根拠法は「宇宙開発事業団法(廃止)」で、設立日は1969年(昭和44年)10月1日である。旧科学技術庁所属。1964年(昭和39年)4月に科学技術庁内に設置された宇宙開発推進本部が発展して発足した。2003年(平成15年)10月1日、航空宇宙技術研究所 (NAL) ・宇宙科学研究所 (ISAS) と統合し、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 (JAXA) に改組された。.

新しい!!: H-Iロケットと宇宙開発事業団 · 続きを見る »

三菱重工業

三菱重工業株式会社(みつびしじゅうこうぎょう、)は、三菱グループの三菱金曜会及び三菱広報委員会に属する日本の企業。.

新しい!!: H-Iロケットと三菱重工業 · 続きを見る »

人工衛星

GPS衛星の軌道アニメーション 人工衛星(じんこうえいせい)とは、惑星、主に地球の軌道上に存在し、具体的な目的を持つ人工天体。地球では、ある物体をロケットに載せて第一宇宙速度(理論上、海抜0 mでは約 7.9 km/s.

新しい!!: H-Iロケットと人工衛星 · 続きを見る »

低軌道

低軌道 (ていきどう、英語: low orbit) は、人工衛星などの物体のとる衛星軌道のうち、中軌道よりも高度が低いもの。 地球を回る低軌道を地球低軌道 (low Earth orbit、LEO) と言う。LEOは、地球表面からの高度2,000km以下を差し、これに対し、中軌道(MEO)は2,000 kmから36,000 km未満、静止軌道(GEO)は36 000 km前後である。地球低軌道衛星は、約27400 km/h(約8 km/s)で飛行し、1回の周回に約1.5時間を要する(高度約350 kmの例)。 大気のある天体では、低軌道より低い軌道は安定せず、大気の抵抗で急激に高度を下げ、やがては大気中で燃え尽きてしまう。 低軌道は、地球に接近しているという点で、次のような利点がある。.

新しい!!: H-Iロケットと低軌道 · 続きを見る »

ペイロードフェアリング

ペイロードフェアリング(Payload fairing)は、打上げ用ロケットを構成する重要な要素の一つで、ロケットの先端部分の部品である。.

新しい!!: H-Iロケットとペイロードフェアリング · 続きを見る »

マクドネル・ダグラス

マクドネル・ダグラス(米国式で"マクダネル・ダグラス"とも読む)(McDonnell Douglas )は、かつてのアメリカの大手航空機製造会社である。.

新しい!!: H-Iロケットとマクドネル・ダグラス · 続きを見る »

ロケットエンジンの推進剤

ットエンジンの推進剤(ロケットエンジンのすいしんざい)の記事では、ロケットエンジンないしロケットによる打上げのシステムにおける推進剤(プロペラント)に関する事項について述べる。.

新しい!!: H-Iロケットとロケットエンジンの推進剤 · 続きを見る »

ブラックボックス

ブラックボックス (Black box) とは、内部の動作原理や構造を理解していなくても、外部から見た機能や使い方のみを知っていれば十分に得られる結果を利用する事のできる装置や機構の概念。転じて、内部機構を見ることができないよう密閉された機械装置を指してこう呼ぶ。.

新しい!!: H-Iロケットとブラックボックス · 続きを見る »

ピギーバック衛星

ピギーバック衛星(ピギーバックえいせい)とは大型ロケットの打ち上げ余剰能力を活用して、主衛星とともに打ち上げられる人工衛星の事である。「ピギーバックペイロード」、「相乗り衛星」とも呼ばれる。 単独で衛星を打ち上げるよりも、費用が安くすむことが利点である。.

新しい!!: H-Iロケットとピギーバック衛星 · 続きを見る »

デルタロケット

デルタ (Delta) ロケットは、アメリカ合衆国で開発・運用されている人工衛星打ち上げ用中型ロケット。40年以上の長きに渡って改良を加えつつ打上げが継続されている。最新のデルタIVシリーズは第1段が新設計された大型ロケットであり、2002年に初飛行し、2004年12月にはHeavyコンフィギュレーションの機体が初飛行した。.

新しい!!: H-Iロケットとデルタロケット · 続きを見る »

アマチュア衛星

アマチュア衛星(アマチュアえいせい)は、政府機関や商業衛星サービス企業による一般的な通信衛星に対し、個人的な趣味の団体や、大学の研究室などが自ら製作する通信衛星で、アマチュア無線の周波数帯を用いて通信を行うものをいう。 1961年という宇宙開発の黎明期に打ち上げられたオスカー1号以来、約70機もの実績がある。.

新しい!!: H-Iロケットとアマチュア衛星 · 続きを見る »

アメリカ合衆国

アメリカ合衆国(アメリカがっしゅうこく、)、通称アメリカ、米国(べいこく)は、50の州および連邦区から成る連邦共和国である。アメリカ本土の48州およびワシントンD.C.は、カナダとメキシコの間の北アメリカ中央に位置する。アラスカ州は北アメリカ北西部の角に位置し、東ではカナダと、西ではベーリング海峡をはさんでロシアと国境を接している。ハワイ州は中部太平洋における島嶼群である。同国は、太平洋およびカリブに5つの有人の海外領土および9つの無人の海外領土を有する。985万平方キロメートル (km2) の総面積は世界第3位または第4位、3億1千7百万人の人口は世界第3位である。同国は世界で最も民族的に多様かつ多文化な国の1つであり、これは多くの国からの大規模な移住の産物とされているAdams, J.Q.;Strother-Adams, Pearlie (2001).

新しい!!: H-Iロケットとアメリカ合衆国 · 続きを見る »

エキスパンダーサイクル

フルエキスパンダーサイクルの模式図。ノズルと燃焼室から熱を受け取った推進剤でターボポンプを駆動する。 エキスパンダーサイクル(expander cycle)とは二液推進系ロケットエンジンの動作サイクルの1つである。燃料蒸気を作用気体としてターボポンプを駆動し、液体燃料と酸化剤を燃焼室に送りロケットの推進を実現する、蒸気機関と内燃機関の複合サイクルエンジンである。.

新しい!!: H-Iロケットとエキスパンダーサイクル · 続きを見る »

ケロシン

トラック サターンVの打ち上げ ケロシン(kerosene)とは、石油の分留成分の1つである。およそ沸点150 - 280℃、炭素数10 - 15、密度0.79 - 0.83のものである。ナフサ(ガソリンの原料)より重く、軽油より軽い。 ケロシンを主成分として、灯油、ジェット燃料、ケロシン系ロケット燃料などの石油製品が作られる。灯油は成分的にはほぼケロシンだが、日本では灯油をケロシンと呼ぶことはまれで、ケロシンといえばジェット燃料やロケット燃料のことが多い。 英語では、keroseneのほかkerosineとも綴り、また、coal oilともいう。中国語では、「煤油」や俗に「火水」という。日本のモービル石油のスタンドや灯油の貯蔵施設にある給油機には英語のKerosineが書かれている。また、英国と南アフリカではparaffin(パラフィン)とも呼ぶ。.

新しい!!: H-Iロケットとケロシン · 続きを見る »

コンポジット推進薬

ンポジット推進薬(コンポジットすいしんやく、Composite Propellant)は、燃料と酸化剤が混合後も不均質になっている不均質系推進薬のうち、酸素を含んだ微粒子と炭化水素系ポリマーからなる推進薬である。 代表的なものとして酸化剤には過塩素酸アンモニウム、燃料にはHTPB(末端水酸基ポリブタジエン)がある。過塩素酸アンモニウムは燃焼時に大量の塩化水素が生じるなど発射後に毒性が強いガスが多量に拡散する問題を抱えており、代替品の開発が急がれている。.

新しい!!: H-Iロケットとコンポジット推進薬 · 続きを見る »

もも1号b

もも1号b(MOS-1b:Marine Observation Satellite-1b) は、宇宙開発事業団 (NASDA) が打ち上げた海洋観測衛星。地球観測衛星である。もも1号の姉妹機である。.

新しい!!: H-Iロケットともも1号b · 続きを見る »

ゆり3号a

ゆり3号a (BS-3a) は、宇宙開発事業団 (NASDA) が打ち上げた静止放送衛星である。.

新しい!!: H-Iロケットとゆり3号a · 続きを見る »

ゆり3号b

ゆり3号b (BS-3b) は、宇宙開発事業団 (NASDA) が打ち上げた静止放送衛星である。平成3年(1991年)8月25日にH-Iロケット8号機で種子島宇宙センターから打ち上げられ、静止位置東経110度の静止軌道に投入された。 ゆり2号 (BS-2) を引き継ぎ、沖縄・小笠原などの離島を含む日本全土への一般家庭向け直接衛星放送 (DBS) サービスをおこなうことを目的とした。兄弟機ゆり3号aの太陽電池の一部に不具合が見つかったため、それを補完する役割があった。 1997年に新放送衛星のBSAT-1aが打ち上げられ、ゆりシリーズは3号bで最後となった。ゆりでは地球・月と重なる「食」現象により深夜を中心に放送休止が生じたが、新衛星では解消された。.

新しい!!: H-Iロケットとゆり3号b · 続きを見る »

固体ロケットブースター

固体ロケットブースター(こたいロケットブースター、Solid rocket booster, SRB)は、固体燃料ロケットエンジンによるブースターである。多くの打上げロケットのシステムが固体ロケットブースターを使用している。固体ロケットブースターを持つロケットとして、日本のH-IIAロケット (SRB-A)、ヨーロッパのアリアン5、アメリカのアトラス V(オプションで追加可能)、NASAのスペースシャトルなどがある。スペースシャトルシステムはこの種のブースターとしては最大の「スペースシャトル固体燃料補助ロケット (SRB)」を2本使用する。 固体ロケットブースターの利点は液体ロケットブースターと比較して遥かに大きな推力が得られ、推進剤を低温に保つ為の冷凍機や断熱材が不要な事である。液体燃料ロケットを主エンジンとする打上げシステムに固体燃料ロケットブースターを加える事により、液体燃料の量を減らし、打上げ時のロケットの総重量を減らす事が出来る。これは多段化の一種と捉えることができる。 ブースターにより打上げシステムの性能を向上させる例として(基本的な議論は液体でも変わらないが、固体の例としては)、アリアン4のブースター無しの構成であるAR40が静止トランスファ軌道までのペイロード2175 kgに対し、4基の固体ブースターを追加したAR44Pでは3465 kgまで向上している。スペースシャトルのSRBの推進剤の重量はそれぞれ約である。.

新しい!!: H-Iロケットと固体ロケットブースター · 続きを見る »

国産化率

国産化率(こくさんかりつ)とは、ある構造物や製品を製造する際、どのぐらいの割合で製造当事国が関与したかを評価者の採用した定義に基づいて定量化した指標である。自動車産業などの一般産業で様々に使用される他、航空宇宙産業、軍需産業、原子力発電所の建設などで使われることが多い。.

新しい!!: H-Iロケットと国産化率 · 続きを見る »

種子島宇宙センター

子島宇宙センター(たねがしまうちゅうセンター、英語:Tanegashima Space Center 、略称:TNSC)は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が鹿児島県の種子島に設置、運用している、大型ロケットの射場である。略称がTSCでないのは、同じJAXAの筑波宇宙センター(TKSC)と区別するためである。.

新しい!!: H-Iロケットと種子島宇宙センター · 続きを見る »

炭素繊維強化プラスチック

CFRP成形用炭素繊維 CFRPで作られたレースカー ドライカーボンを加熱するためのオートクレーブ装置 炭素繊維強化プラスチック(たんそせんいきょうかプラスチック、carbon fiber reinforced plastic, CFRP)は、強化材に炭素繊維を用いた繊維強化プラスチックである。母材には主にエポキシ樹脂が用いられる。単にカーボン樹脂やカーボンとも呼ばれる。 炭素繊維強化プラスチックは高い強度と軽さを併せ持つ。ゴルフクラブのシャフトや釣り竿などのスポーツ用途から実用化が始まり、1990年代から航空機、自動車などの産業用に用途が拡大しており、建築、橋梁の耐震補強など、建設分野でも広く使われている。 製造法の違いからドライカーボンとウェットカーボンの2種類に大別される。ドライカーボンは炭素繊維と母材(マトリクス)をあらかじめなじませてある部材(など)を型に貼り込んでいったものを真空バッグを使用して気圧を利用しながら加熱し圧着し硬化させる。積層プリプレグやプリプレグとハニカム材との密着性を確保するためオートクレーブを使用する場合が多い。生産工程の多くが手作業であり準備・施工にも時間がかかり、オートクレーブや類する設備が必要なことから、従来は高価でも極限の性能が求められる用途の場合のみ利用されたが、近年ではプリプレグ貼り込みがハンドレイアップよりも容易であることも影響し、スマートフォンケースやモバイルPCの外装など小サイズな製品が増加している。脱オートクレーブ成形法やマイクロ波による加熱など、新たな製造法により成形費用は低減しつつある。 ウェットカーボンは、通常のFRPと同じく・インフュージョン・RTMなどの工法で作られる。RTMやインフュージョン工法でのウェットカーボン製品は機械自動化による大量生産が可能で、自動車などに使われている。.

新しい!!: H-Iロケットと炭素繊維強化プラスチック · 続きを見る »

静止衛星

静止衛星(せいしえいせい)とは、赤道上空の高度約35,786kmの円軌道(静止軌道)を、地球の自転周期と同じ周期で公転している人工衛星のことを指す。.

新しい!!: H-Iロケットと静止衛星 · 続きを見る »

静止軌道

'''静止軌道''' 静止軌道(せいしきどう、geostationary orbit)は、対地同期軌道 (geosynchronous orbit) の一種で、(赤道面を基準面として)軌道傾斜角0度、離心率ゼロ(真円)、自身の公転周期 = 母星の自転周期(地球とその衛星の場合、23時間56分)という軌道である。この軌道を回る衛星は惑星の赤道上を自転と同期して移動し、地上からは天空の一点に止まっているように見えるため、通信衛星や放送衛星によく用いられている。GEO(geosynchronous equatorial orbit (対地同期赤道上軌道) 、また地球のそれの場合は geostationary earth orbit (対地静止軌道) )と略されることもある。静止軌道の(人工)衛星を静止衛星という。.

新しい!!: H-Iロケットと静止軌道 · 続きを見る »

航空宇宙技術研究所

航空宇宙技術研究所(こうくううちゅうぎじゅつけんきゅうしょ、通称:航技研、National Aerospace Laboratory of Japan, NAL)は、総理府(現内閣府)科学技術行政協議会により1955年(昭和30年)に設立された日本の研究所。当初は「航空技術研究所」の名称で設立され現在存在する「海上・港湾・航空技術研究所」とは(近所ということ以外は)無関係である。、8年後の1963年(昭和38年)に科学技術庁(現文部科学省)「航空宇宙技術研究所」と改称された。 省庁再編により2001年(平成13年)1月1日より「文部科学省航空宇宙技術研究所」となったが、独立行政法人化により同年4月1日より「独立行政法人航空宇宙技術研究所」と組織が変更された。2003年(平成15年)10月1日に文部科学省宇宙科学研究所(ISAS)、特殊法人宇宙開発事業団(NASDA)と統合され、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が発足し現在に至る。.

新しい!!: H-Iロケットと航空宇宙技術研究所 · 続きを見る »

通信衛星

通信衛星(つうしんえいせい、communications satellite)とは、マイクロ波帯の電波を用いた無線通信を目的として、宇宙空間に打ち上げられた人工衛星である。CSやCOMSAT(コムサット)などと略される。その出力が大きく、使用目的が人工衛星から直接放送するものを放送衛星(BSまたはDBS)という。.

新しい!!: H-Iロケットと通信衛星 · 続きを見る »

H-IIロケット

H-IIロケット(エイチツーロケット、エイチにロケット)は、宇宙開発事業団 (NASDA) と三菱重工が開発し、三菱重工が製造した人工衛星打上げ用ロケット。日本の人工衛星打ち上げ用液体燃料ロケットとしては初めて主要技術の全てが国内開発された。.

新しい!!: H-IロケットとH-IIロケット · 続きを見る »

IHI

株式会社IHI(アイ・エイチ・アイ、英:IHI Corporation)は、東京都江東区豊洲に本社を置く、重工業を主体とする日本の製造会社。 旧社名は石川島播磨重工業株式会社(いしかわじまはりまじゅうこうぎょう、Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd,)。2007年7月1日付をもって、従来略称として用いてきたIHIを正式社名に変更した(「H」はHarimaではなくHeavy IndustriesのH)。.

新しい!!: H-IロケットとIHI · 続きを見る »

IHIエアロスペース

株式会社IHIエアロスペース(IHI AEROSPACE CO., LTD.)は、日本のロケット飛翔体の総合メーカー。現在は株式会社IHIの子会社であるが、日産自動車株式会社宇宙航空事業部が母体である。 主として固体燃料ロケット(ロケットモーター)技術を応用し、各種宇宙用ロケットの開発及び防衛用ロケットの開発と製造を行っている。.

新しい!!: H-IロケットとIHIエアロスペース · 続きを見る »

LE-5

LE-5エンジン展示モデル LE-5は宇宙開発事業団(NASDA、現宇宙航空研究開発機構JAXA)が航空宇宙技術研究所(NAL)や三菱重工業(MHI)、石川島播磨重工業(現IHI)と共に開発したロケットエンジンである。.

新しい!!: H-IロケットとLE-5 · 続きを見る »

LE-7

LE-7(名古屋市科学館 2006年) LE-7エンジンは、宇宙開発事業団(NASDA)が航空宇宙技術研究所(NAL)、三菱重工業、石川島播磨重工業と共に開発したH-IIロケットの第1段用液体ロケットエンジン。日本初の第1段用液体ロケットエンジンである。 現在は、LE-7の設計を元にコストダウンと信頼性向上を図ったLE-7AエンジンがH-IIAロケットおよびH-IIBロケットの一段目に使用されている。.

新しい!!: H-IロケットとLE-7 · 続きを見る »

N-Iロケット

N-Iロケット(エヌイチ - )は、宇宙開発事業団(NASDA)と三菱重工業が米国のデルタロケットの技術や構成要素を基に開発し、三菱重工業が製造した日本初の人工衛星打ち上げ用液体燃料ロケット。.

新しい!!: H-IロケットとN-Iロケット · 続きを見る »

N-IIロケット

N-IIロケット(N-2ロケット)は、宇宙開発事業団(NASDA)と三菱重工業が米国のデルタロケットの技術や構成要素を基に開発し、三菱重工業が製造した人工衛星打上げ用液体燃料ロケット。.

新しい!!: H-IロケットとN-IIロケット · 続きを見る »

気象衛星

気象衛星(きしょうえいせい)とは、気象観測を行う人工衛星である。衛星軌道上から観測を行うことにより、広域の気象状況を短時間に把握することができる。.

新しい!!: H-Iロケットと気象衛星 · 続きを見る »

液体燃料ロケット

液体燃料ロケット(えきたいねんりょうロケット)は、液体の燃料と酸化剤をタンクに貯蔵し、それをエンジンの燃焼室で適宜混合して燃焼させ推力を発生させるロケットである。単に液体ロケットとも呼ばれる。人工衛星の姿勢制御エンジンなど一部には過酸化水素やヒドラジンのように自己分解を起こす推進剤を触媒等で分解して噴射する、簡単な構造の一液式のものもある。 液体燃料は一般的に燃焼ガスの平均分子量が小さく、固体燃料に比べて比推力に優れているうえ、推力可変機能、燃焼停止や再着火などの燃焼制御機能を持つことができる。また、エンジン以外のタンク部分は単に燃料を貯蔵しているだけなので、特に大型のロケットでは構造効率の良いロケットが製作できる。一方、燃焼室や噴射器、ポンプなどの機構は複雑で小型化が困難なので、小型のロケットでは同規模の固体ロケットに比べて構造効率は悪化する。また、推進剤の種別によっては、腐食性や毒性を持ち貯蔵が困難であったり、極低温なため断熱や蒸発したガスの管理、蒸発した燃料の補充などで取り扱いに難があるものもある。.

新しい!!: H-Iロケットと液体燃料ロケット · 続きを見る »

液体酸素

液体酸素(えきたいさんそ)とは、液化した酸素のこと。酸素の沸点は−183℃、凝固点は−219℃である。製鉄や医療現場の酸素源やロケットの酸化剤として利用され、LOX (Liquid OXygen)、LO2のように略称される。有機化合物に触れると爆発的に反応することがある。.

新しい!!: H-Iロケットと液体酸素 · 続きを見る »

液体水素

液体水素用タンク 液体水素(えきたいすいそ)とは、液化した水素のこと。沸点は-252.6℃で融点は-259.2℃である(重水素では、沸点-249.4℃)。水素の液化は、1896年にイギリスのジェイムズ・デュワーが初めて成功した。.

新しい!!: H-Iロケットと液体水素 · 続きを見る »

日産自動車

日産自動車株式会社(にっさんじどうしゃ、Nissan Motor Co., Ltd.)は、神奈川県横浜市に本社を置く日本の大手自動車メーカー。通称とブランド名は日産(Nissan)。北アメリカやヨーロッパなどの50か国では高級車ブランドのインフィニティ(Infiniti)、また新興国向けには低価格ブランドのダットサン(Datsun)を展開する。 フランスのルノー、三菱自動車工業と共に、ルノー・日産・三菱アライアンスを形成している。また三菱自動車工業の筆頭株主でもある。アライアンスの2017年の世界販売台数は約1061万台で世界首位。.

新しい!!: H-Iロケットと日産自動車 · 続きを見る »

慣性航法装置

慣性航法装置(かんせいこうほうそうち、Inertial Navigation System, INS)は、潜水艦、航空機やミサイルなどに搭載される装置で、外部から電波による支援を得ることなく、搭載するセンサ(慣性計測装置、Inertial Measurement Unit, IMU、Inertial Navigation Unit; INU, Inertial Guidance Unit; IGU, Inertial Reference Unit; IRUなども使用される)のみによって自らの位置や速度を算出する。慣性誘導装置(Inertial Guidance System, IGS)、慣性基準装置(Inertial Reference System, IRS)などとも呼ばれる。.

新しい!!: H-Iロケットと慣性航法装置 · 続きを見る »

1975年

記載なし。

新しい!!: H-Iロケットと1975年 · 続きを見る »

1981年

この項目では、国際的な視点に基づいた1981年について記載する。.

新しい!!: H-Iロケットと1981年 · 続きを見る »

1982年

この項目では、国際的な視点に基づいた1982年について記載する。.

新しい!!: H-Iロケットと1982年 · 続きを見る »

1983年

この項目では、国際的な視点に基づいた1983年について記載する。.

新しい!!: H-Iロケットと1983年 · 続きを見る »

1984年

この項目では、国際的な視点に基づいた1984年について記載する。.

新しい!!: H-Iロケットと1984年 · 続きを見る »

1986年

この項目では、国際的な視点に基づいた1986年について記載する。.

新しい!!: H-Iロケットと1986年 · 続きを見る »

1987年

この項目では、国際的な視点に基づいた1987年について記載する。.

新しい!!: H-Iロケットと1987年 · 続きを見る »

1988年

この項目では、国際的な視点に基づいた1988年について記載する。.

新しい!!: H-Iロケットと1988年 · 続きを見る »

1989年

この項目では、国際的な視点に基づいた1989年について記載する。.

新しい!!: H-Iロケットと1989年 · 続きを見る »

1990年

この項目では、国際的な視点に基づいた1990年について記載する。.

新しい!!: H-Iロケットと1990年 · 続きを見る »

1991年

この項目では、国際的な視点に基づいた1991年について記載する。.

新しい!!: H-Iロケットと1991年 · 続きを見る »

1992年

この項目では、国際的な視点に基づいた1992年について記載する。.

新しい!!: H-Iロケットと1992年 · 続きを見る »

2月11日

2月11日(にがつじゅういちにち)は、グレゴリオ暦で年始から42日目にあたり、年末まであと323日(閏年では324日)ある。.

新しい!!: H-Iロケットと2月11日 · 続きを見る »

2月19日

2月19日(にがつじゅうくにち)はグレゴリオ暦で年始から50日目にあたり、年末まであと315日(閏年では316日)ある。.

新しい!!: H-Iロケットと2月19日 · 続きを見る »

2月7日

2月7日(にがつなのか)はグレゴリオ暦で年始から38日目に当たり、年末まであと327日(閏年では328日)ある。.

新しい!!: H-Iロケットと2月7日 · 続きを見る »

8月13日

8月13日(はちがつじゅうさんにち)はグレゴリオ暦で年始から225日目(閏年では226日目)にあたり、年末まであと140日ある。.

新しい!!: H-Iロケットと8月13日 · 続きを見る »

8月25日

8月25日(はちがつにじゅうごにち)はグレゴリオ暦で年始から237日目(閏年では238日目)にあたり、年末まであと128日ある。.

新しい!!: H-Iロケットと8月25日 · 続きを見る »

8月27日

8月27日(はちがつにじゅうななにち、はちがつにじゅうしちにち)は、グレゴリオ暦で年始から239日目(閏年では240日目)に当り、年末まであと126日ある。.

新しい!!: H-Iロケットと8月27日 · 続きを見る »

8月28日

8月28日(はちがつにじゅうはちにち)はグレゴリオ暦で年始から240日目(閏年では241日目)にあたり、年末まであと125日ある。.

新しい!!: H-Iロケットと8月28日 · 続きを見る »

9月16日

9月16日(くがつじゅうろくにち)はグレゴリオ暦で年始から259日目(閏年では260日目)にあたり、年末まであと106日ある。.

新しい!!: H-Iロケットと9月16日 · 続きを見る »

9月6日

9月6日(くがつむいか)は、グレゴリオ暦で年始から249日目(閏年では250日目)にあたり、年末まであと116日ある。.

新しい!!: H-Iロケットと9月6日 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

H-I

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »