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D中間子

索引 D中間子

D中間子(D meson)は、チャームクォークを含む最も軽い粒子である。弱い相互作用を研究するためにしばしば用いられる。ストロングD中間子(Ds)は、1986年以前は、F中間子と呼ばれていた。.

24 関係: 半減期不変質量弱い相互作用チャームチャーム (量子数)チャームクォークボトムネスパリティパイ中間子アイソスピンウィークボソンストレンジネスストレンジクォーク光子光速CP対称性の破れ電子ボルトK中間子SLAC国立加速器研究所X(3872)Z+(4430)標準模型欧州原子核研究機構

半減期

半減期(はんげんき、half-life)とは、ある放射性同位体が、放射性崩壊によってその内の半分が別の核種に変化するまでにかかる時間を言う。.

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不変質量

不変質量 (invariant mass) は、ローレンツ変換によって関連付けられた全ての基準系で不変になるような、系の固有の質量である。不変質量は、系が全体として静止しているときの、系の全エネルギーを光速の二乗で割った値と等しい。 静止質量 (rest mass)、固有質量 (proper mass)、内在質量 (intrinsic mass)、または単に質量 (mass) とも言う。.

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弱い相互作用

弱い相互作用(よわい そうごさよう、)とは、素粒子の間で作用する4つの基本相互作用の内の一つである。弱い核力、あるいは単に弱い力とも呼ばれる。この相互作用による効果として代表的なものにベータ崩壊がある。電磁相互作用と比較して、力が非常に弱いことからこの名がついた。.

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チャーム

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チャーム (量子数)

チャーム (charm) Cは、粒子の性質を表すフレーバー量子数である。チャームは、粒子を構成するチャームクォーク の数と反チャームクォーク の数の差として定義される: 慣習として、フレーバー量子数の符号は対応するフレーバーのクォークが持つ電荷の符号と一致する。電荷 を持つチャームクォークの場合は、チャーム を持つ。反チャームクォークは、反対の電荷、およびフレーバー量子数 を持つ。 全てのフレーバーに関係する量子数と同様に、チャームは強い相互作用および電弱相互作用において保存するが、弱い相互作用の下では保存しない(CKM行列を参照)。クォーク一つだけの崩壊を含む一次の弱い崩壊では、チャームは1 だけ変化する。一次過程は(二つのクォークの反応を含む)二次過程よりも一般的であるので、これは弱い崩壊の近似的な"選択則"として用いることができる。.

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チャームクォーク

チャームクォーク(charm quark、記号:c)は、物質を構成する主要な素粒子の一つで、第二世代のクォークである。.

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ボトムネス

ボトムネス (bottomness) B′は、粒子の性質を表すフレーバー量子数の一つである。ビューティ (beauty) とも呼ばれる。ボトムネスは、粒子を構成する反ボトムクォークの数 (n) とボトムクォークの数 (n) として定義される: 慣習により、ボトムクォークは−1のボトムネスを持ち、反ボトムクォークは+1のボトムネスを持つ。この慣習では、クォークのフレーバー量子数の符号はクォークの電荷 (Q) の符号と同じとする。ボトムクォークの場合は、Q.

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パリティ

パリティ (parity) とは等価性の観念または等価性を維持する機能のこと。いくつかの異なった定義がある。.

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パイ中間子

パイ中間子(パイちゅうかんし、π–meson)は、核子を相互につなぎ原子核を安定化する引力(強い相互作用)を媒介するボソンの一種である。パイ粒子、パイオン(Pion)とも呼ぶ。 当時大阪大学の講師であった湯川秀樹が、その存在を中間子論で予言した。ミュー粒子が1936年に初めて発見された当時、ミュー粒子はこの役割を担う粒子であるとされたが後に強い相互作用を行わないことが判明し、1947年に荷電パイ中間子、1950年に中性パイ中間子が発見され、これらが湯川秀樹の予言した粒子であることが明らかとなった。 その線量分布の特性から負電荷のパイオンはスイスやカナダ・アメリカでがん治療に用いられた。.

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アイソスピン

アイソスピン (isospin) は、ハドロンの持つ量子数の一つである。 クォークモデルの確立により、アイソスピンもクォークへと拡張されている。.

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ウィークボソン

ウィークボソン (weak boson) は素粒子物理学において、弱い相互作用を媒介する素粒子である。弱ボソンとも言う。 ウィークボソンはスピン1のベクトルボソンで、WボソンとZボソンの二種類が存在する。Wボソンは陽子の約80倍、Zボソンは約90倍と他の素粒子に比べて大きな質量をもち、ごく短時間のうちに別の粒子に崩壊してしまうという特徴を持つ。 Wボソンは電荷 ±1 (W+,W−)をもち、両者は互いに反粒子の関係にある。 Zボソンは電荷 0 で、反粒子は自分自身である。 1968年に理論で存在が予言され、1983年に欧州合同原子核研究所にてその存在が確認された。.

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ストレンジネス

トレンジネス (strangeness) S は、素粒子の性質を表す量子数の一つである。.

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ストレンジクォーク

トレンジクォーク(strange quark、記号:s)は、物質を構成する主要な素粒子の一つで、第二世代のクォークである。.

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光子

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光速

光速(こうそく、speed of light)、あるいは光速度(こうそくど)とは、光が伝播する速さのことであるニュートン (2011-12)、pp. 24–25.。真空中における光速の値は (≒30万キロメートル毎秒)と定義されている。つまり、太陽から地球まで約8分20秒(8分19秒とする場合もある)、月から地球は、2秒もかからない。俗に「1秒間に地球を7回半回ることができる速さ」とも表現される。 光速は宇宙における最大速度であり、物理学において時間と空間の基準となる特別な意味を持つ値でもある。 現代の国際単位系では長さの単位メートルは光速と秒により定義されている。光速度は電磁波の伝播速度でもあり、マクスウェルの方程式で媒質を真空にすると光速が一定となるということが相対性理論の根本原理になっている。 重力作用も光速で伝播することが相対性理論で予言され、2002年に観測により確認された。.

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CP対称性の破れ

CP対称性の破れとは、物理学、特に素粒子物理学において、CP対称性に従わない事象のことである。 CP対称性の破れは1964年に中性K中間子の崩壊の観測から発見され、ジェイムズ・クローニンとヴァル・フィッチはその功績により1980年にノーベル物理学賞を受賞した。現在も、理論物理及び実験物理で積極的な研究が行なわれている分野の一つとなっている。 現在の宇宙では、物質が反物質よりもはるかに多い。 宇宙の歴史の中でこの非対称性を生成するためにはCP対称性の破れが必要条件であり、 サハロフの三条件のひとつとして知られている。.

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(びょう、記号 s)は、国際単位系 (SI) 及びMKS単位系、CGS単位系における時間の物理単位である。他の量とは関係せず完全に独立して与えられる7つのSI基本単位の一つである。秒の単位記号は、「s」であり、「sec」などとしてはならない(後述)。 「秒」は、歴史的には地球の自転の周期の長さ、すなわち「一日の長さ」(LOD)を基に定義されていた。すなわち、LODを24分割した太陽時を60分割して「分」、さらにこれを60分割して「秒」が決められ、結果としてLODの86 400分の1が「秒」と定義されてきた。しかしながら、19世紀から20世紀にかけての天文学的観測から、LODには10−8程度の変動があることが判明し和田 (2002)、第2章 長さ、時間、質量の単位の歴史、pp. 34–35、3.時間の単位:地球から原子へ、時間の定義にはそぐわないと判断された。そのため、地球の公転周期に基づく定義を経て、1967年に、原子核が持つ普遍的な現象を利用したセシウム原子時計が秒の定義として採用された。 なお、1秒が人間の標準的な心臓拍動の間隔に近いことから誤解されることがあるが偶然に過ぎず、この両者には関係はない。.

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電子ボルト

物理学において、電子ボルト(エレクトロンボルト、electron volt、記号: eV)とはエネルギーの単位のひとつ。 素電荷(そでんか)(すなわち、電子1個分の電荷の符号を反転した値)をもつ荷電粒子が、 の電位差を抵抗なしに通過すると得るエネルギーが 。.

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K中間子

K中間子(ケーちゅうかんし、、ケーオン)は、1947年にジョージ・ロチェスターとクリフォード・バトラーにより宇宙線の中から発見された中間子の一つ。霧箱の中でV字の飛跡を残す「奇妙な粒子」として発見された。1964年には中性K中間子の崩壊過程でCP対称性の破れが初めて観測され、この業績でジェイムズ・クローニンとヴァル・フィッチは1980年のノーベル物理学賞を受賞した。.

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SLAC国立加速器研究所

タンフォード大学構内にあるSLACの入り口 線形加速器内部の様子 3kmにも及ぶ線形加速器を上空から望んだ航空写真 SLAC国立加速器研究所(スラックこくりつかそくきけんきゅうじょ、SLAC National Accelerator Laboratory)は、1962年にスタンフォード大学によりカリフォルニア州メンローパークに設立された国立研究所。電子の線形加速器によって高エネルギー物理学(high-energy physics)の実験を行っている。アメリカ合衆国エネルギー省(DOE)が所有し、同省との契約のもとスタンフォード大学が運営する、GOCO(Government Owned, Contractor Operated)形式の国立研究所である。 最近では、円形加速器によってシンクロトロン輻射(synchrotron radiation)の実験研究を行う部門(スタンフォード・シンクロトロン放射光施設、SSRL)もある。スタンフォード線形加速器センター(Stanford Linear Accelerator Center;SLAC)として設立されたが、2008年に現在の名称に変更された。 素粒子物理学の分野の人たちは、SLACを「スラック」と発音している。.

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X(3872)

X(3872) とは、粒子の1つである。D0中間子とD*0中間子という2個の中間子が結合した中間子分子と考えられており、それと仮定されたものの中では世界で初めて発見された。.

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Z+(4430)

Z+(4430) とは、粒子の1つ。D*+中間子とD0*中間子が強い相互作用で結びついた内部構造を有していると推定され、未発見である中間子分子であることが期待されている。.

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標準模型

標準模型(ひょうじゅんもけい、、略称: SM)とは、素粒子物理学において、強い相互作用、弱い相互作用、電磁相互作用の3つの基本的な相互作用を記述するための理論のひとつである。標準理論(ひょうじゅんりろん)または標準モデル(ひょうじゅんモデル)とも言う。.

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欧州原子核研究機構

欧州原子核研究機構(おうしゅうげんしかくけんきゅうきこう、) は、スイスのジュネーヴ郊外でフランスと国境地帯にある、世界最大規模の素粒子物理学の研究所である。.

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