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Dwm (ウィンドウマネージャ)

索引 Dwm (ウィンドウマネージャ)

dwm (Dynamic Window Manager) は、X Window System上で動作し、最小主義を標榜する動的タイル型ウィンドウマネージャ。その外見はwmiiに似ているが、中身はより、そして非常にシンプルである。シンプルであるためにdwmは純粋にC言語で記述され、あらゆる設定インタフェースを持たない。設定変更はソースコードを修正し、コンパイルすることで適用される。プロジェクトのガイドラインによりソースコードが2,000行を越えてはならないとされており、ユーザが設定するオプションはすべて1個のヘッダファイルに含まれている。 初期のバージョンでは、標準入力を画面上端のステータスバーに任意で表示することができたが、後にxsetrootで設定されるルートウィンドウ名を使用するようになった。これはしばしば他のデスクトップ環境における通知エリアのような情報表示用に使用される。このステータスバーは、同じくdwmの開発者により作成されたテキスト型アプリケーションランチャdmenuによって補完される。dwmはマウス追随型フォーカスモデルを採用しており、フォーカスを示すウィンドウ枠以外の装飾を持たない。.

19 関係: Awesomeヘッダファイルデスクトップ環境フォーカス (GUI)ウィンドウマネージャタイル型ウィンドウマネージャC言語Extended Window Manager HintsFreedesktop.orgFreeTypeHaskellLuaMicrosoft Windows VistaMIT LicenseUnix系X Window SystemXウィンドウマネージャXineramaXmonad

Awesome

awesome(オーサム)は、X Window System上で動作する動的タイル型ウィンドウマネージャ。CおよびLua言語で開発されている。その開発はdwmからフォークして始まり、超小型かつ高速であること、フロート配置、タイル配置、およびそれらの複合といった複数のレイアウトをサポートすることを目指している。awesomeは他の多くのタイル型ウィンドウマネージャと同様に、利用者がマウスを使わずに生産的にウィンドウ管理を行うことができるよう努めている。また、Pangoマークアップ言語やD-Busもサポートしている。 フォークした当初はjdwmと呼ばれていたが(“J”はawesomeの開発者であるJulien Danjouの頭文字)、2007年9月にGitリポジトリが用意されたときにawesomeとされた。それはアメリカのコメディドラマ『How I Met Your Mother』のキャラクターBarney Stinsonが使っていたフレーズにちなんでいる。awesomeウィンドウマネージャは2007年9月20日にdwmのメーリングリスト上で公式にアナウンスされた。.

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ヘッダファイル

ヘッダファイル(Header file)は、特にC言語やC++でのプログラミングで使われるファイルであり、一般にソースコード形式をしていて、コンパイラが別のソースファイルの一部として自動的に展開して使用する。一般にヘッダファイルは、ソースファイルの先頭部分に書かれたディレクティブによってインクルード(その場に内容を展開)される。インクルードファイル(Include file)とも。 ヘッダファイルには、サブルーチンや変数やその他の識別子の前方宣言が含まれていることが多い。複数のソースファイルで宣言する必要のある識別子を1つのヘッダファイルに置き、必要に応じて個々のソースファイルがそのヘッダファイルをインクルードする。 C言語やC++では、標準ライブラリ関数はヘッダファイルで宣言されている。詳しくは、標準Cライブラリと標準C++ライブラリを参照されたい。.

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デスクトップ環境

デスクトップ環境(デスクトップかんきょう、)またはデスクトップマネージャ (desktop manager) は、グラフィックディスプレイ等の画像を表示するシステムを持つコンピュータのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)として、デスクトップメタファと呼ばれるタイプのインタラクションシステムが実現された環境であり、それを提供するコンピュータ・プログラム群を指すこともある。そのような用法は、UNIXではCommon Desktop Environment(CDE)で広まった。 アイコン、ウィンドウ、ツールバー、フォルダ、背景画像、デスクトップウィジェットなどといったものから成るウィンドウ、アイコン、メニュー、ポインタをまとめてWIMPと称する。.

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フォーカス (GUI)

フォーカス(Focus)は、グラフィカルユーザインタフェース (GUI) で現在入力を受け付けるよう選択されているコンポーネントを示す概念である。キーボード入力またはクリップボードのペーストは、その時点でフォーカスを持っているコンポーネントに送られる。 この概念は、テキスト環境でのカーソルに似ている。しかし、GUIでは同時にマウスカーソルも関係してくる。マウスを動かすとマウスカーソルも動くが、フォーカスは変化しない。フォーカスは通常、マウスボタンのクリックでフォーカスを付与するコンポーネントを指定することで変更する。多くのデスクトップ環境では、キーボードからもフォーカスを変更できる。一般に「タブ」キーを押す毎に順次フォーカスを付与されるコンポーネントが変わっていき、「シフト」+「タブ」で逆順に変化していく。状況によっては、矢印キーでフォーカスを動かす場合もある。.

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ウィンドウマネージャ

ウィンドウマネージャ()は、グラフィカルユーザインタフェースのウィンドウシステムにおけるウィンドウの配置や外観を管理するシステムソフトウェア。多くのウィンドウマネージャはデスクトップ環境の一部として動作するよう設計されている。これらは、例えばグラフィックハードウェア、ポインティングデバイス、あるいはキーボードなどを制御する下層のグラフィカルシステムとともに動作する。ほとんどウインドウマネージャは、ウィンドウシステムとウインドウマネージャを明確に区別して設計されていない。ウィンドウメタファーを使用するあらゆるグラフィカルオペレーティングシステムは、実際の機能要素が異なっていようとも、なんらかのウィンドウを管理する。WindowsやMacintoshのようにオペレーティングシステムの機能としてウィンドウマネージャが存在するものもあるが、X Window Systemは、そのものはあくまでサーバ / クライアントの環境を構築するだけであり、その上で機能するアプリケーションは持たない。そのため、X上で機能するさまざまなウィンドウマネージャが開発され、リリースされている。.

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タイル型ウィンドウマネージャ

Ionウィンドウマネージャ。画面が3つのタイルに分割されている。 タイル型ウィンドウマネージャ(英: tiling window manager)はウィンドウマネージャの一種で、画面を互いにオーバーラップしない領域に分割してウィンドウを表示する。デスクトップメタファーを完全に実現するためにウィンドウなどのオブジェクトのオーバーラップを許す、より一般的な座標ベースの技法とは正反対である。.

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C言語

C言語(シーげんご)は、1972年にAT&Tベル研究所のデニス・リッチーが主体となって開発したプログラミング言語である。英語圏では単に C と呼んでおり、日本でも文書や文脈によっては同様に C と呼ぶことがある。.

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Extended Window Manager Hints

Extended Window Manager Hints は NetWM や Net WMとしても知られ、ウィンドウマネージャに対する X Window System の標準である。ウィンドウマネージャ、ユーティリティやアプリケーション間の相互作用、つまりデスクトップ環境全体のすべての部分を定義している。Inter-Client Communication Conventions Manual (ICCCM) の機能範囲を拡張している。.

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Freedesktop.org

freedesktop.org(フリーデスクトップドットオルグ。fd.o(エフディードットオー)などと略されることもある)は、Unix系のシステムの環境のデスクトップ環境(もっぱらX Window Systemを利用する)の、相互運用性の向上と共通基盤技術の整備を目指したプロジェクトである。CDEのライセンスが、しがらみのため自由になるのに時間を要していた(2012年に至ってやっとLGPLv2となったが、もはやほとんどニュースにならなかった)ために乱立気味であったUnix系のデスクトップ環境において、無用な重複と、混乱を招くだけの無用な差異を無くすことなどが主な目的である。2000年3月、ハヴォック・ペニントンが設立した。 開発などはユーザの視点で行われている。KDEとGNOMEに代表される各デスクトップ環境を統一した唯一の環境、といったようなものを作る、というような目的ではなく、各開発フレームワーク間の差異(非本質的な)がユーザから見えないようにすること、などといった共通化を目的としている。また、特にGNOMEとKDEは、このプロジェクトと密接に連携している。Xfceも、4.0版以降では準拠とした。 2006年に、デスクトップ環境の共通インタフェースを集めたPortland 1.0 (xdg-utils) をリリースしている。 かつてX Desktop Groupと名乗っていたため、"XDG" という省略形も、ディレクトリ名などあちこちにいまだによく使われている。.

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FreeType

FreeType(フリータイプ)は、フォントエンジンを実装したライブラリである。フォントラスタライズを中心に、フォント関連の様々な操作をサポートしている。 FreeType はあくまでもフォント関連のライブラリであって、テキストのレイアウトやグラフィックスの処理(色付きテキストのレンダリングなど)といった上位の API は提供しない。また、フォントの編集や追加も出来ない。しかし、フォントファイルの内容へのアクセスについて一様で扱いやすいユーザインタフェースを提供することで、テキスト処理なども容易になる。 TrueType、Type1フォント、OpenTypeなどのフォント形式をサポートしている。 FreeType のライセンス形態は、GNU General Public License または BSD License に似た独自のライセンスである。従って、このライブラリは商用か否かに関わらず、任意のプロジェクトで使用可能である。ライセンスファイルに記された作者は David Turner、Robert Wilhelm、Werner Lembergである。 SFML(英語版)などの他のライブラリでも使用されている。.

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Haskell

Haskell(ハスケル)は非正格な評価を特徴とする純粋関数型プログラミング言語である。名称は数学者であり論理学者であるハスケル・カリーに由来する。.

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Lua

Lua(ルア)は、リオデジャネイロ・カトリカ大学の、主としてDepartment of Computer Science(コンピュータ科学科)and・or Computer Graphics Technology Group (Tecgraf) に属する、Roberto Ierusalimschy, Waldemar Celes, Luiz Henrique de Figueiredo らによって設計開発されたスクリプト言語およびその処理系の実装である。 手続き型言語として、また、プロトタイプベースのオブジェクト指向言語としても利用することができ、関数型言語、データ駆動型としての要素も併せ持っている。 Luaという名前は、ポルトガル語の月に由来する。.

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Microsoft Windows Vista

Windows Vista (ウィンドウズ ビスタ)は、マイクロソフトが2006年にリリースした、Windowsシリーズに属するパーソナルコンピュータ用のオペレーティングシステム(OS)である。.

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MIT License

MIT License(エム・アイ・ティー ライセンス)は、マサチューセッツ工科大学を起源とする代表的なソフトウェアライセンスである。X11 LicenseまたはX Licenseと表記されることもある。MIT LicenseはGPLなどとは異なり、コピーレフトではなく、オープンソースであるかないかにかかわらず再利用を認めている。BSDライセンスをベースに作成されたBSDスタイルのライセンスの一つである。MIT Licenseは、数あるライセンスの中で非常に制限の緩いライセンスと言える。 X Window System (X11) などのソフトウェアに適用されている。また、2015年3月には、GitHubで最も使われているオープンソースライセンスはMIT Licenseであるという調査結果も出ている。.

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Unix系

複数のUnix系システム間の関連図 Unix系(ユニックスけい、ユニックスライク)とは、Unixに類似した振る舞いをするオペレーティングシステム (OS) を指す用語である。その判断基準や範囲には複数の議論がある。.

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X Window System

GNOME 2.28 KDE 4.x Xfce 4.6 X Window System(エックスウィンドウシステム、別称:「X11」・「X」など→名称については後述)とは、ビットマップディスプレイ上でウィンドウシステムを提供する表示プロトコルである。リファレンス実装として X.Org Server があり、標準ツールキットとプロトコルを提供し、Unix系オペレーティングシステム (OS) やOpenVMSなどでのグラフィカルユーザインタフェース (GUI) を構築するのに使われる。他の多くの汎用OSにも移植されている。.

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Xウィンドウマネージャ

Xウィンドウマネージャ()は、X Window Systemにおけるウィンドウマネージャ。 Microsoft Windows や macOS など、ウィンドウシステムないしOSとウィンドウマネージャが比較的に一体となっているシステムとは異なり、独立したプロセスで実行されるなど分離度が高いつくりになっている。.

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Xinerama

Xinerama は Linux などの Unix系 OS で動作する X サーバの拡張であり、複数のディスプレイが大きな単独のディスプレイのように振る舞うことができるようになる。それにより、複数のモニター上に表示される大きなデスクトップを X Window System が使えるようになる。この拡張は XFree86/X.Org X11 リリース 6 バージョン 4.0 から存在する。.

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Xmonad

xmonad は X Window System 上で動く タイル型ウィンドウマネージャ である。このウィンドウマネージャは、関数型プログラミング言語Haskellで書かれている。 2007年3月に開発が始まったxmonadは、dwm、larswm、StumpWM等、他のタイル型ウィンドウマネージャと同様に、マウスを使わずに生産的にウィンドウを制御することを可能にすることを目指している。 xmonad は、Arch Linux、Debian、Ubuntu、Gentoo、FreeBSD、NetBSD、OpenBSD等、多くのUnix系OSで利用可能である。 xmonadは、元々dwmのクローンであったが、今では、ワークスペース毎のレイアウト、タイリングリフレクション、状態の保存、レイアウトのミラーリング、GNOME上でのサポート、ステータスバー等、dwmでは利用できない機能をサポートしている。 実行中に、設定ファイルを変更しリロードすることで、カスタマイズ可能である。 xmonadの特徴は、他のタイル型ウィンドウマネージャへ影響を与えている。例えば、dwm は urgency hooks という機能を xmonad から取り入れたり、バージョン4.8 で Xinerama をサポートし、 xmonadの機能である Fibonacci レイアウトを可能している。 他のウィンドウマネージャのエミュレーションやFibonacci レイアウトのような普通ではないレイアウトアルゴリズム等、xmonadのコアシステムの拡張は活発なコミュニティで実装されており、ライブラリとして利用可能である。 マウスを使う必要をなくすことに加えて、xmonadのバージョン0.7では、開発においてsemi-formal methodとプログラム導出を多く使うことで、信頼性の向上と、コード量を1200行以下にすることを可能にした。例えば、ウィンドウマネージャの特性(ウィンドウフォーカスの振舞いなど)はQuickCheckを用いて検査される。 xmonadは、Haskellで書かれた初めてのウィンドウマネージャであることに加えて、 次の点においても、一般的ではない。 それは、zipper データ構造を、フォーカスを自動で扱うのに使ったことである。 これは、パターンマッチを用いていることを考慮すると安全であることが証明されており、さらなる信頼性の向上に寄与している。 開発者は次のように述べている。"xmonad は X Window System 用のタイル型ウィンドウマネージャであり、Haskellによって実装し、設定を行い、動的に拡張可能である。xmonadの実装は、副作用に支配されるソフトウェアを、純粋関数型データ構造や、表現力の高い型システム、高度な静的検査、特性に基いたテストを利用した Haskell から予想されるように、正確で効率的に開発可能であることを示している。加えて、我々はHaskellをアプリケーションの設定や拡張を行う言語でもあると考える。" xmonadの実装は、Haskell の特徴や、Xlib や xft の Haskell バインディング に加えて、QuickCheck、パターンガードのようなGHC拡張、モナド、モナド変換、zipper、Cabalライブラリ、等のさまざまなツールを利用している。.

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