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Call Level Interface

索引 Call Level Interface

Call Level Interface(CLI)とは、The Open Groupが開発したSQLベースのデータベース管理システムのためのデ・ファクト標準のAPIである。1990年代初めに開発され、C言語とCOBOLについてのみ定義された。Call Level Interface は C や COBOL のプログラムが DBMS に対して SQL クエリをどのように送り、返ってきたレコードセットをアプリケーションがどのように扱うべきかを一貫性を持って定義している。 このインタフェースは The Open Group のオープン・アプリケーション標準である Common Application Environment の一部である。これは複数のベンダーが開発したプログラムが効率的に相互運用できることを目的としていた。SQL/CLI は、SQLデータベースにアクセスするための実装非依存の国際標準である。クライアント-サーバツール群はダイナミックリンクライブラリを通して容易にデータベースにアクセスでき、各種クライアント-サーバツールがサポートされている。 CLI 標準は Open Database Connectivity (ODBC) 仕様の基盤となり、ODBC はベンダーを越えた透過的なデータベースアクセスを可能とした。ODBC の現在のバージョンは ODBC 3.52 で、これには後述するようにISOとX/Openの標準規格からも機能が導入されている。.

14 関係: マイクロソフトレコードセットデ・ファクトデータベース管理システムアプリケーションプログラミングインタフェース国際標準化機構C言語COBOL米国国家規格協会Open Database ConnectivitySQLThe Open GroupX/Open1990年代

マイクロソフト

マイクロソフト()は、アメリカ合衆国ワシントン州に本社を置く、ソフトウェアを開発・販売する会社である。1975年4月4日にビル・ゲイツとポール・アレンらによって設立された。.

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レコードセット

レコードセット(英: Recordset)とは、データベースのレコード(行)の集まりから成るデータ構造であり、基本表から得られる場合と、表へのクエリの結果として得られる場合がある。 各種プラットフォームに共通してこの概念が存在するが、特にマイクロソフトの Data Access Objects (DAO) と ActiveX Data Objects (ADO) でよく使われる。レコードセット・オブジェクトにはフィールドコレクションとプロパティコレクションが含まれる。任意の時点で、レコードセット・オブジェクト内の1つのレコードを現在レコードとして参照することができる。.

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デ・ファクト

デ・ファクト(de facto、 ディーファクトウ)とは、「事実上の」という意味を表す、ラテン語表現に由来する言葉。政府、技術標準、言語などについて、法令上や規格上でなく、慣習的に標準化されている状態を表すのに使用される。対義語は、 「法令上の」という意味の de jure (デ・ジュリ)。.

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データベース管理システム

right データベース管理システム(データベースかんりシステム、DBMS; )とは、コンピュータのデータベースを構築するために必要なデータベース運用、管理のためのシステム、およびそのソフトウェアのことである。データベースマネジメントシステムとも呼ばれる。.

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アプリケーションプログラミングインタフェース

アプリケーションプログラミングインタフェース(、)とは、広義の意味ではソフトウェアコンポーネントが互いにやりとりするのに使用するインタフェースの仕様である。 APIには、サブルーチン、データ構造、オブジェクトクラス、変数などの仕様が含まれる。APIには様々な形態があり、POSIXのような国際規格、マイクロソフトのWindows APIのようなベンダーによる文書、プログラミング言語のライブラリ(例えば、C++のStandard Template Libraryやなど)がある。 商業的に使われる狭義の意味ではOSやミドルウェアやWebサービス等サービスを利用するアプリケーション(Application)を作成する(Programming)ためのインターフェース(Interface)である。こちらの意味ではサービスから提供されないStandard Template Libraryなど言語の標準ライブラリーは含まない。 APIはApplication Binary Interface (ABI) とは異なる。APIはソースコードベースだが、ABIはバイナリインタフェースである。例えば、POSIXはAPIだが、Linux Standard Base (LSB) はABIである(LSBはいろいろな規定の集合なので、正確には「LSBには、ABIにまで踏み込んでいる部分もある」)。.

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国際標準化機構

国際標準化機構(こくさいひょうじゅんかきこう、International Organization for Standardization)、略称 ISO(アイエスオー、イソ、アイソ)は、各国の国家標準化団体で構成される非政府組織である。 スイス・ジュネーヴに本部を置く、スイス民法による非営利法人である。1947年2月23日に設立された。国際的な標準である国際規格(IS: international standard)を策定している。 国際連合経済社会理事会に総合協議資格(general consultative status)を有する機関に認定された最初の組織の1つである。.

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C言語

C言語(シーげんご)は、1972年にAT&Tベル研究所のデニス・リッチーが主体となって開発したプログラミング言語である。英語圏では単に C と呼んでおり、日本でも文書や文脈によっては同様に C と呼ぶことがある。.

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COBOL

COBOL(コボル)は、1959年に事務処理用に開発されたプログラミング言語である。名前は「Common Business Oriented Language」(共通事務処理用言語)に由来する。.

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米国国家規格協会

米国国家規格協会(べいこくこっかきかくきょうかい、)は、アメリカ合衆国の国内における工業分野の標準化組織であり、公の合意形成のためにさまざまな規格開発を担っている。 略称はANSI(アンシ、アンジ、アンシー)。訳は米国国家標準協会とも。また、元は旧称 (ASA) の訳だった米国規格協会・米国標準協会とも呼ばれる。本部はワシントンD.C.にあるが、事務局はニューヨークにある。 電子工業会 (EIA)、電気通信工業会 (TIA) などの国内規格作成団体による仕様を承認し、ANSI規格とする。 ANSI規格は、日本の日本工業規格 (JIS) に相当するとされる。ただし、政府(大臣)が制定する規格であるJISと違い、ANSI規格を制定するのは政府から独立した私的な非営利組織のANSIである。 国際標準化機構 (ISO) 設立メンバーであり、ISO、国際電気標準会議 (IEC)、国際認定フォーラム (IAF) にアメリカ代表として参加している。アメリカの国内規格機関ではあるが、ISO等の規格に先だって決まることも多く、ANSI規格がISO規格になることも多い。また、製造業における国際標準化団体としてIPC (エレクトロニクス)があるが、ANSIの標準開発組織として正式に認可されている。ASCIIの文字コード規格 (X.34) が、ISO646になるなどの例がある。.

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Open Database Connectivity

Open Database Connectivity (ODBC) は、関係データベース管理システム (RDBMS) にアクセスするための共通インタフェース (API)である。 データへのアクセスを統一化することを目的としており、たとえばクライアント/サーバ型ではないMicrosoft Accessの管理するデータベースファイル (MDB) や、そもそもRDBMSではないCSVファイルへのアクセスなども、それに対応するODBCドライバがあれば、他の一般的なデータベースへのアクセスするのと同様な方法で利用することが可能になる。 ODBCは、主にWindows上で利用されることが多いが、Linux、UNIXなどで利用されるケースもある。.

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SQL

SQL(エスキューエルよりデジタル大辞泉、IT用語がわかる辞典を参照、シークェル、シーケルよりDBM用語辞典を参照)は、関係データベース管理システム (RDBMS) において、データの操作や定義を行うためのデータベース言語(問い合わせ言語)、ドメイン固有言語である。エドガー・F・コッドによって考案された関係データベースの関係モデルにおける演算体系である、関係代数と関係論理(関係計算)にある程度基づいている。 データベース言語の国際標準としてのSQLは何かの略語ではない。 SQLは、シークェル と読まれることもある。これは、SQLの元となったデータベース言語が、IBMが開発したRDBMSの実験実装であるSystem Rの操作言語「SEQUEL (Structured English Query Language)」であったことが由来である。 SQLに対しては、関係代数と関係論理に忠実に準拠していないとして批判する意見がある(The Third Manifesto - クリス・デイト、ヒュー・ダーウェン)。.

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The Open Group

The Open Group とは、オープンでベンダーに依存しないIT標準と認証の開発を多様な分野で進め、IT標準を通じたビジネス目標の達成を可能にするためのグローバルコンソーシアムである。 1996年に、X/OpenとOpen Software Foundation (OSF) が合併して生まれた。The Open Group はUNIXの商標管理団体であり、POSIX標準を拡張した公式のUNIXの定義であるSingle UNIX Specificationの策定でも知られている。.

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X/Open

X/Open Company, Ltd. は、ヨーロッパのいくつかのUNIXシステム製造業者が1984年に設立したコンソーシアムであり、情報技術分野のオープン標準の確立と振興を目的としていた。特に当初の目的は、UNIX系のオペレーティングシステムの唯一の仕様を定義することで、それによってアプリケーションの相互運用性を高め、ソフトウェア移植のコストを削減しようとしていた。当初のメンバーは、Bull、ICL、シーメンス、オリベッティ、ニクスドルフであった(頭文字をとって BISON とも)。フィリップス、エリクソンがほどなく参加し、その時点で X/Open という名称となった。 X/Open は策定した仕様を X/Open Portability Guide (XPG) の名前で公表した。第1版では基本的なオペレーティングシステムのインタフェースをカバーし、最初の結成から1年以内に発表にこぎつけている。第2版は1987年で、初期化、端末インタフェース、プロセス間通信、C言語、COBOL、FORTRAN、Pascal、SQL、ISAM などもカバーしている。これらの多くは、既存の国際標準を参照しているだけである。 1988年に出た XPG3 では、POSIX のオペレーティングシステム仕様をカバーすることに注力している。このバージョンが最もよく使われ、その後にも影響を与えた。 1990年までに、X/Open は21の企業や団体が参加するようになった。当初の5社以外は以下の通り.

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1990年代

1990年代(せんきゅうひゃくきゅうじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)1990年から1999年までの10年間を指す十年紀。この項目では、国際的な視点に基づいた1990年代について記載する。.

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