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Mark 46 (核爆弾)

索引 Mark 46 (核爆弾)

Mark46およびW46はアメリカ合衆国が開発していた核爆弾および核弾頭。ロスアラモス国立研究所が開発していた。実験兵器TX-46として試験されていたが、1958年に開発中止となり、その設計はB53/W53に改良されることとなった。 熱核弾頭であり、Mark 46の直径は37インチ、W46は35-40インチで設計されていた。1958年にハードタックI作戦(Operation Hardtack I)として核実験が行なわれたが、2度は不完全核爆発を起こした。3度目は成功し、8.9Mtの核出力を記録している。 核弾頭としては、PGM-11 レッドストーン弾道ミサイル、SM-62 スナーク巡航ミサイルのほか、B-58爆撃機の搭載兵器とする構想もあった。 Mark46.

17 関係: 巡航ミサイル不完全核爆発弾道ミサイルハードタック作戦ロスアラモス国立研究所アメリカ合衆国B-58 (航空機)B53 (核爆弾)爆撃機PGM-11 (ミサイル)SM-62 (ミサイル)核弾頭核出力核爆弾水素爆弾1958年6月28日

巡航ミサイル

巡航ミサイル(じゅんこうミサイル、cruise missile)は、飛行機のように翼とジェットエンジンで水平飛行するミサイルである。.

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不完全核爆発

不完全核爆発(ふかんぜんかくばくはつ fizzle)とは、核兵器本来の爆発力が発揮されない形の核爆発。未熟核爆発、過早核爆発(pre-detonation)もしくは早期爆発、早発とも言う。典型的にはプルトニウムを使用した爆縮型の核爆発装置での未熟な技術レベルで起こることが多いと考えられている。 核兵器は精密機械であり、適正量の正確に整形された核物質や中性子反射材、均質な火薬などの全てを正しい位置に設置してまったく問題が生じないように配置する必要がある。もしも核弾頭が爆縮型の場合は少なくとも爆縮レンズの火薬を1000分の1秒以下の誤差で同時に点火し、均等にプルトニウムを爆縮させなければならない。爆薬に温度勾配が生じてはならない。これらのプロセスに1つでもミスがあると、爆縮に問題が生じ設計された核爆発規模に比べて小さな核爆発で終わってしまう。 核弾頭にニュートリノのビームを照射する事によって、この不完全核爆発(pre-detonation)を人為的に誘発させ、核兵器を無力化する事が、原理的には可能ではないか?とする議論がある。(ハンス・ベーテ、菅原寛孝等).

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弾道ミサイル

弾道ミサイル(だんどうミサイル、ballistic missile)は、大気圏の内外を弾道を描いて飛ぶ対地ミサイルのこと。弾道弾とも呼ばれる。弾道ミサイルは最初の数分の間に加速し、その後慣性によって、いわゆる弾道飛行と呼ばれている軌道を通過し、目標に到達する。.

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ハードタック作戦

ハードタックI、及びII作戦は、アメリカ合衆国が1958年に実施した72回(Iで35回、IIで37回)に及ぶ核実験である。一時的な核実験の停止期間中に、米国の兵器研究機関は多数の新しいデザインの核兵器を開発した。これらの新しい核兵器をテストするため、ハードタックI、及びII作戦は実施された。まずハードタックI作戦は、太平洋核実験場のビキニ環礁、エニウェトク環礁、及びジョンストン島で行われた。 続いてハードタックII作戦はネバダ核実験場で行われたが、並行して秘密実験であるアーガス作戦が南大西洋で同年9月に実施された。ハードタックII作戦では、主に低核出力の地下核実験が行われたが、17回の安全性確認のための実験も行われた。 全てのハードタックI作戦でははしけが使われ、全てのハードタックII作戦は地下で行われた。これらの詳細を以下に示す。.

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ロスアラモス国立研究所

アラモス国立研究所(ロスアラモスこくりつけんきゅうじょ、Los Alamos National Laboratory, LANL)は、アメリカ合衆国ニューメキシコ州ロスアラモスに、第二次世界大戦中の1943年に、マンハッタン計画の中で原子爆弾の開発を目的として創設されたアメリカの国立研究機関である。現所長は、チャールズ・マクミラン (Charles McMillan)。.

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アメリカ合衆国

アメリカ合衆国(アメリカがっしゅうこく、)、通称アメリカ、米国(べいこく)は、50の州および連邦区から成る連邦共和国である。アメリカ本土の48州およびワシントンD.C.は、カナダとメキシコの間の北アメリカ中央に位置する。アラスカ州は北アメリカ北西部の角に位置し、東ではカナダと、西ではベーリング海峡をはさんでロシアと国境を接している。ハワイ州は中部太平洋における島嶼群である。同国は、太平洋およびカリブに5つの有人の海外領土および9つの無人の海外領土を有する。985万平方キロメートル (km2) の総面積は世界第3位または第4位、3億1千7百万人の人口は世界第3位である。同国は世界で最も民族的に多様かつ多文化な国の1つであり、これは多くの国からの大規模な移住の産物とされているAdams, J.Q.;Strother-Adams, Pearlie (2001).

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B-58 (航空機)

B-58とは、コンベア社が開発しアメリカ空軍に制式採用された戦略爆撃機で、愛称はハスラー(Hustler;博打打ち)である。.

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B53 (核爆弾)

B53の背面(国立アメリカ空軍博物館所蔵) B53は、アメリカ合衆国が配備していた核爆弾(水素爆弾)である。メガトン級の核出力を有する戦略目的の核爆弾であり、W53核弾頭も同等の弾頭を使用している。キューバ危機により米ソの対立が深まった時期に生産され、冷戦の象徴とも称された。.

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爆撃機

撃機(ばくげきき)は、より多くの爆弾類を搭載し強力な破壊力を持たせた航空機であり、搭載量が小さいものは攻撃機と呼ばれる。 爆撃機の代表的な任務は前線後方の戦略目標(司令部、生産施設、発電所など)の破壊である。爆撃機の大きな特徴は大量の爆弾類を一度に投下することで大きな破壊力を有していることである。ただ核兵器のような大量破壊兵器を使用する場合にはこういった搭載量は必ずしも必要なくなり、爆撃機部隊を維持するコストもかかるため一定規模の爆撃機部隊を有しているのは2017年時点でアメリカ合衆国、ロシア、中華人民共和国だけである。.

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PGM-11 (ミサイル)

PGM-11 レッドストーン (Redstone) は、アメリカ合衆国の初期の短距離弾道ミサイル (SRBM) である。アメリカ陸軍とヴェルナー・フォン・ブラウンらのチームによって開発され、後に人工衛星やマーキュリー計画の有人宇宙船を打ち上げるロケットとして転用された。名称は、アメリカ陸軍のレッドストーン兵器廠にちなむ。.

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SM-62 (ミサイル)

SM-62 スナーク SM-62(愛称スナーク)はアメリカ空軍が運用していた大陸間巡航ミサイルである。 スナークとはルイス・キャロルの詩、『スナーク狩り』(原題:The Hunting of the Snark (An Agony in 8 Fits))に登場する架空の生物の名である(開発計画において並行検討された“ブージャム”(Boojum)の名も、ルイス・キャロルの詩に由来する)。.

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核弾頭

核弾頭(かくだんとう、nuclear warhead)とは、モジュール化された核兵器のことであり、ミサイルや魚雷などの弾頭として用いられているもののことである。.

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核出力

核出力(かくしゅつりょく、Nuclear (weapon) yield)は、核兵器の爆発の威力を示す尺度である。核兵器が爆発する際に放出するエネルギー量を示すものであり、通常これに等しいエネルギーを得るために必要なトリニトロトルエン (TNT) の質量で表される。.

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核爆弾

核爆弾(かくばくだん、nuclear bomb)は、核兵器の一種で、核分裂連鎖反応や核融合反応を利用した爆弾。現在では、特に航空機から投下される自由落下型核兵器を指して核爆弾の用語が使用される。.

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水素爆弾

1952年11月1日、人類初の水爆実験であるアイビー作戦 水素爆弾(すいそばくだん、hydrogen bomb)または熱核兵器(ねつかくへいき、thermonuclear weapon)は、重水素の熱核反応を利用した核兵器を言う。水爆(すいばく)。.

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1958年

記載なし。

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6月28日

6月28日(ろくがつにじゅうはちにち)は、グレゴリオ暦で年始から179日目(閏年では180日目)にあたり、年末まであと186日ある。誕生花はクチナシ、ツルハナナス。.

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